逃走中~勇気と頭脳で問題都市に立ち向かえ~
作者/ ヨーテル ◆I.1B0IMetU

24
ミッション終了まで 1分
キャロ「あと1分…!耐えればこの地獄の時間が終わる…!」
久「ここまで誰にも会えなかった。でも、私は自分の力で、この窮地を乗り切ってやる!」
ベストの発光を解除できていないのは、この2人。あと1分、耐えきれるか…!
ミッション終了まで 30秒
マリオ「あと30秒で、こんな天国の時間が終わってしまうのか…」
魔理沙「普段の逃走中に戻るだけだぜ。切り替えていこう!」
逆に、ベストの発光を解除出来た逃走者にとっては、逃走劇の再開となる…!
10
9
8
7
6
5
キャロ「よし…大丈夫!」
4
3
久「耐えきった…耐えきったわ!」
2
1
ミッション3終了!
・・・・・・
パッ!パッ!パッ!
ゆうやん「電気が…」
アリス「回復したわ…」
ミッション3が終了し、エリア内の電気が回復した…
竜崎「……なんか、腑に落ちないな」
竜王「どうした?」
竜崎「俺は、このミッションのために、主催者がこんな満月の深夜にゲームを開催したのだと思ったが…本当にそれだけなのか?この系統のミッションをやりたいなら、装置から音が出るミッションとか、いろいろ方法はあったはずだ」
カメラマン「そういえば、さっきスタッフのryoukiさんが、苦情がどうのこうのって騒いでましたよ」
竜崎「苦情が来るから、こんな深夜にゲームが開催されている…か。まあ、納得の理由だな」
竜王「そんなことより、ハンターがいる…」
ハンターを見つけた竜王。すかさず隠れる。
ハンター「……」
気付かれなかったようだ…
竜崎「危なかった…ありがとう」
竜王「いいってことよ」
魔理沙「電気が回復したら、見渡しがよくなったから、気を付けないといけないな…」
先ほどのミッション終了と同時に、マリオと別れた魔理沙。今は、一人ぼっちだ…
魔理沙「やべえ…ハンターだ…」
ハンターを見つけた魔理沙。暗闇の小学校の中に隠れる。しかし…
ハンター「……!」
見つかってしまった…!
魔理沙「やべえ!来た来た来た!」
幽霊の出そうな不気味な小学校を、魔法使いとアンドロイドが追いかけっこ。勝者は…
魔理沙「ぐはっ!」ポンッ!
アンドロイドだった…
霧雨魔理沙 ゲーム残り時間
確保 残り19人 24:10
魔理沙「悔しいぜ…こういうとき空を飛びたいよなあ…」
ネス、なのは、そして魔理沙等の特殊能力を使用できる逃走者は、当然ながらその力を封印されている。
空を飛びたくても、飛ぶことはできない…
プルルルル…プルルルル…
南郷「ああうるせえ…『小学校にて霧雨魔理沙確保 残り19人』」
アリス「魔理沙が捕まった…そして遂に、20人を切ってしまった…」
ミッション3が終了した。
それと同時に、逃走者の数は遂に20人を切った。
そしてこの後、驚愕のミッション4が発令される。
この試練を乗り越え、2ndステージに駒を進める者は何人いるのか…!

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