逃走中~勇気と頭脳で問題都市に立ち向かえ~
作者/ ヨーテル ◆I.1B0IMetU

19
1stステージ残り時間は、ついに40分を切った。
しかし、ハンターの脅威はまだなくならない…
残る25人の逃走者の中で、何人が1stステージを逃げ切るのか。
・・・・・・
その頃、エリアとなっている街全体に、異変が起こる…
プツッ!
ラーメン屋店主(演:ザフィーラ)「む?電気が落ちたぞ…」
コンビニ店長(演:藤田プロ)「停電か。これは困ったな…」
住人A(演:原村和)「うう…怖いです」ブルブル…
住人B(演:ティアナ)「早く電気ついてよ…」
問題都市というだけあって、こういった出来事はよく起きる。
そしてこれが、逃走劇にも深くかかわってくることになる…!
・・・・・・
藤田「うわっ!なにこれ、ベストが光りだしたんだけど…」
スバル「しかも、周りの家とか全部電気が消えてる!」
停電の代わりに、逃走者のベストが光りだした…
阪神「これだと、ハンターに見つかりやすくなるから…まずいな」
ベストが光っているせいで、ハンターから目立つ格好となってしまっている!
プルルルル…プルルルル…
竜王「来た!『ミッション3 現在、エリア内はゲーム残り時間25分まで停電中だ。そのため、君たちのベストを光らせて、非常灯代わりとさせてもらった』いや、それだとハンターに見つかる…」
スネーク「『しかし、それではハンターに見つかってしまう。ベストの光を消す為には、逃走者が1人1つずつ持ってるカードキーを、腕に付けられている装置に通せば消える。しかし、当然ながら通すカードキーは他人の物に限る』
鷲巣「『カードキーは1人1回しか使えないため、急いでミッションを遂行することをお勧めする』むう…急がねば」
ミッション3 ベストの発光を止めろ!
現在、エリア内が停電中のため、非常灯代わりとして逃走者のベストが光っている。
このままではハンターに見つかってしまうため、急いで発光を止めなければならない。
発光を止めるには、他の逃走者のカードキーを、自分の腕についてある装置に通さなければならない。
カードキーは、1人1回しか使用できない。
尚、停電はゲーム残り時間25分になると回復する。
・・・・・・
圭一「赤坂さん…」
赤坂「そうだね、早速やろう!」
シュッ!
ミッション1終了時から、ずっと同じ場所で休んでいた圭一と赤坂。そして…
咲夜「お嬢様、これは簡単ですね」
レミリア「そうね。早速クリア…と。歯ごたえないわね」
シュッ!
ミッション2で出会ってから、同じ場所にいた咲夜とレミリア。最後に…
阪神「よし、やろうか!」
美琴「そうね、こんなところで止まってられないわ!」
シュッ!
同じくミッション2で出会ってから、行動を共にする阪神と美琴。この6人がミッションクリアとなった。
前原圭一 赤坂衛 十六夜咲夜 レミリア・スカーレット 阪神政虎 御坂美琴 MISSION CLEAR
開始早々6人がミッションクリア。しかし、ここからは1人で行動している逃走者たちが、ミッションのために他の逃走者と出会わなければならない。
苦難のミッション3が今、始まった…

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