逃走中~勇気と頭脳で問題都市に立ち向かえ~

作者/ ヨーテル ◆I.1B0IMetU

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ミッション2が発令された。
ハンターボックスの横にあるレバーを下げれば、ハンター放出を阻止できる。
早速ハンターボックスを見つけた咲夜とレミリアだったが、封印する前にハンターに見つかってしまう…!

・・・・・・

レミリアと咲夜は、神社近くのハンターボックスを発見していた。しかし、ハンターが来たため、はなれざるを得なくなってしまった…

レミリア「なんてタイミングが悪いのかしら!」

咲夜「お嬢様、左です!」

十字路を左に曲がった2人。その先に、加治木ゆみ…

ゆみ「あれは…なんだ?」

突然のことに、動揺するゆみ。その横を、レミリアと咲夜の2人が通り抜ける。

ゆみ「…もしや、ハンターか!?」

ハンター「……!」

ゆみ、ハンターに気付くも時すでに遅し。ハンターのターゲットは、ゆみに変わる。

ゆみ「くっ…!」ポンッ




加治木ゆみ           ゲーム残り時間 

確保  残り26人        53:20


ゆみ「油断していた…」




竜崎「『神社付近にて、加治木ゆみ確保 残り26人』…か」

スライムマン「どんどん減ってるな…」




ゆうやん「ハンターボックスはどこだ…?」

ハンターボックスを探すゆうやん。その近くに、息を乱した2人が…

レミリア「えっと…誰だっけ?」

咲夜「逃走者のゆうやんです。何をしているの?」

ゆうやん「ハンターボックスを探してるんですが、見つからないんですよ…なんせエリアが広いですから」

レミリア「ああ、神社の近くにあったわよ。ハンターに追われたから、私たちは封印できなかったの…」

ゆうやん「ありがとうございます!行ってみます!」

ゆうやんは、神社付近のハンターボックスを止めに向かようだ…




赤坂「このミッションは、行けないね…」

圭一「そうですね…さっきのミッションで精根尽き果てました」

血を抜かれたことにより、動けない2人。ミッションには、向かいたくても向かえない…




竜崎「ハンターボックスは…無いか」

デパートの中にいる竜崎。ハンターボックスを探しているようだ。

竜王「お、竜崎だ!」

竜崎「確か作者の…竜王だったな」

竜王「ハンターボックスあった?」

竜崎「いや、見つけていない。デパートの中は俺がすべて探しておくから、外を回ってきてくれないか」

竜王「分かった、頑張って!」

竜崎「ああ、そっちもな」

どうやら、二手に分かれてハンターボックスを探すようだ。




一方その頃、1stステージ免除の32人は…

上条「いや~快適快適。何もせずに賞金がたまってくぜ」

リュカ「ネスが捕まっちゃったからな~僕が頑張らないと!」

極楽気分で休んでいた。

梨花「ふぁ~眠いのです…」

黒子「深夜ですからね…まったく、なんで昼間にやらないんですの!」

ヨーテル(スタッフ)「さあ?主催者が、どうしても深夜にやってほしいって。昼間だと、開催出来ない理由があるとかで…」

KAME3「主催者の都合ですか…」

ryouki(スタッフ)「はあ、そうらしいです」

アカギ「ククク…主催者の都合……ねぇ」

ヨーテル(スタッフ)「眠気覚ましにコーヒーはどうですか?」

魅音「あ、飲む飲む!もちろんブラックで!」

咲「じゃあ私も…ミルクでお願いします」

ヨッシー「じゃあ僕も!砂糖は7個入れてください!」

こうしてゆっくりできるのも、オープニングゲーム勝者の特権なのだ…