逃走中~勇気と頭脳で問題都市に立ち向かえ~
作者/ ヨーテル ◆I.1B0IMetU

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プルルルル…プルルルル…
フェイト「もしもし…」
ゆうやん「あ、フェイトさんですか!?アンケート、誰に入れました?」
フェイト「ま、またその質問…?えっと、私はアクセラレータに入れたよ」
ゆうやん「アクセラレータですか…ありがとうございます!」
フェイト「これ…何のための質問なんだろう」
質問の意図に、気づいていない…
日南六町「やっぱり逃走中は怖いな…ハンターっていつの間にか近くにいるからな…」
ハンターは、神出鬼没。いつ、どこから現れるのかわからない。
日南六町「とと…行ってる傍からハンターが近くにいる…あれ、回収員か?」
果たして、日南六町が見たのはハンターか、回収員か…
ハンター「……!」
日南六町が見たのは、ハンター…
日南六町「やばっ!追ってきてる!ってことはハンターかよ!」
作者さんの反応力で、すぐに逃げる日南六町。しかし…
日南六町「は、速い!追いつかれて…うわあ!」
ポンッ
日南六町 ゲーム残り時間
確保 残り33人 100:00
日南六町「何もせずに終わった…悔しい~!あ、でも捕まったのが100分丁度だ。って、そんな偶然いらねえし…」
偶然に愛された、作者さん…
フラット「ええっ!日南六町さん確保!?」
KAME3「作者さんでも、逃走中は厳しいんですね…」
他の作者さんにも、衝撃が走る…!
~牢獄~
日南六町「捕まった…」
キャロ「2ndステージでも、さっそく作者さんが捕まったか~」
初春「復活チャンスとかないんですかね?」
はやて「う~ん。あったらええけど、逃走者の数が数やしなあ…」
ルイージ「復活したい復活したい復活したい復活したい復活したい復活したい復活したい復活したい」
魔理沙「欲望ダダ漏れになってるんだぜ…」
レナ「話変わるけど、誰が逃げ切ると思う?」
久「まだ始まったばかりだから何とも言えないけど…やっぱりアカギあたりが妥当なんじゃないかしらね」
上条「アカギか…あいつは逃走者一の狂気を持ってるんじゃないか?」
スネーク「そうだな…アカギと同等の狂気を持つ者など、そうはいないだろう」
ゆみ「逃走成功しそうな人物…意外なところで言えば、やはり天江か?満月の夜の天江は、最早人を超越した存在…すなわち、神の領域にたどり着きそうなオーラを放つ」
アリス「残念だけど…今日満月じゃないわよ。満月は昨日」
ネス「そうか!雨のせいで一日休憩を入れたから…」
ゆみ「……やはり天江はだめかもな」
全員(おい…)
・・・・・・
沙都子「気を付けませんと…」
真夜中の道を、慎重に歩く沙都子。
結城「あ、沙都子ちゃん!」
その近くに、竜崎のクラスメイト、結城秋子…
沙都子「結城さん…あなたは通報者ではありませんわよね?」
結城「うん、違うよ。というより、さっきから作者さんたちが電話してくるんだけど…しかも4人の人から」
沙都子「電話の内容を聞くに、あのアンケートのトップが通報者らしいですわね。気付くのが遅れてしまいましたわ…」
結城「私たちは、今から票集めても無理だろうから、通報者は作者さんに任せようか」
沙都子「そうですわね」
通報者について話す2人。その近くに…
通報者「結城秋子、北条沙都子、健康ランド裏口付近にいます」
通報者…
沙都子「…!なんか、人の気配が…」
通報者(……!)
慌てて身を隠す通報者。そんな中、やってきたのは…
ハンター「……!」
もちろんハンター…
結城「来たよ!」
沙都子「まずいですわっ!ここは別れましょう!」
ハンターの姿を見て、逃げる2人。ハンターが追ったのは…
結城「こっちなの!?」
結城だ…全力で逃げるが、ここは一本道。結城がハンターにかなうわけがない。よって…
ポンッ
結城秋子 ゲーム残り時間
確保 残り32人 98:45
結城「う~もう終わりか…」
沙都子「ハンターは、結城さんの方を追ったようですわね…」
安堵する沙都子。確かに、ハンターは追ってきていない。しかし、沙都子を追うものが1人…
通報者「北条沙都子、ラーメン屋付近にいます」
通報者だ…
その通報を受け、結城を確保したハンターが引き返す!
沙都子「う…嘘!?また来てますわっ!」
沙都子、ハンターに気付くも…
沙都子「きゃあ!」ポンッ
小学生が、2度もハンターを撒けるはずもなかった…
北条沙都子 ゲーム残り時間
確保 残り31人 98:10

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