二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 短編小説 *BSR Fate*
- 日時: 2014/04/21 17:22
- 名前: ☆Milk☆ (ID: EM3IpZmD)
こんにちは!
題名とか親レスとかが色々変っちゃってごめんなさい(汗)
前は主にバサラとバサラクロスオーバー専用でしたが最近fateが増えてきたためfateも題名に加えちゃいました←
そんな感じに意味が行方を失った短編小説始まります
ごゆっくりどうぞ
※リクエスト受け付けてます。長くなりそうなリクエストや、あまりに抽象的なリクエストはバッサリ無視いたしますので悪しからず。
※荒らし、チェンメ、悪コメはご遠慮ください
※バサラは主に伊達軍、fateは槍兵と弓兵を偏愛してます
※私のオリジナル小説、『僕と家族と愛情と』とリンクしてる時も多々。
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- Re: 短編小説 *BSR Fate* ( No.402 )
- 日時: 2014/11/23 15:22
- 名前: ナル姫 (ID: MKBom4Aq)
−−今聞いてどうするのですか?
……別に、どうということもない。
−−そうですか? まぁ、お答えしましょう。
−−私の姿を見たでしょう?
……火傷……?
−−えぇそうです、私は神に裏切られ、家族を失い火傷を負った、それも全身に。だからですよ。
……貴女の信仰していたのが何の神だかは知らないが……キリスト教では、ルシファーが人に火を与え、人は文明を得た。それと同時に、火の脅威にも晒された。
−−火は、恐ろしいだけです。
環境破壊による温暖化も、結局は人間がやったことだ。全てはそこに、火と水があったから。
−−それが何か? 本当に、罪な生き物です、人間とは。
でも、火がなければ、文明がなければ、貴女は生まれていなかった。
貴女の愛する家族に会えなかった。
おいしいご飯も、暖かい家も、服も、何もない。
−−……黙りなさい。それを失ったのも、火のせいです。
……生まれなければ、何も始まらない。火事の後、貴女が助かったのは医療科学が進んだおかげだ。文明が貴女を救った。なのに火を恨むのか?
−−……黙れ。
……それに、何度も言うようだが……信じる者は、救われる。
……!
−−……どうかしましたか?
……声が……聞こえる……。
『…………れ、デ……………………が……負………まう……………もし死………………たら、……はっ……』
泣いてる……?
−−やれやれ、ようやく声が聞こえましたか。彼女の声が。
……*****?
……だがまだ俺は、彼女を思い出せない。
−−よく言います。是が非でも思い出しなさい。私を弁論で負かす威勢があるのなら、まぁ大丈夫でしょう。
……何でそんなことが分かる。
−−だって私は、本物ではありませんから。
……最初から最後まで、貴女はわけがわからないな。
−−褒め言葉ですね。さぁ、裁判は始まってますよ。目覚めなさい。
「ひっく……う、ふぇっ……」
彼の目に、いつも通りぼやけて白い天井が目に入った。それと、端っこに……懐かしいような、毎日見ていたような、綺麗な金色の髪、黒い修道服。
「ディルムッド……」
あぁ、そうだ、彼女は、彼女の名は。
「…………ある、とりあ……?」
「!」
ばっと彼女は顔をあげた。そしてうっすらと目を開ける彼を見る。
「……泣いて……いるのか……?」
「っ……! ディルムッドッ!!」
我を忘れて抱きしめた。
「よかった……よかったディルムッドっ……! 大丈夫かディルムッド、どこも悪くないか? あ、いや、どこも悪くないことはないと思うんだが……」
その時、トイレに行っていた吉継とクーが戻ってきた。
「ヒッ、目を覚ましよったわ」
「おぉー! よかったなローザ!」
「え、えっと……?」
「刑事のお二人だ。色々協力してくれたんだぞ」
ついていけないディルムッドにアルトリアが言う。
「気にすんなよ。ディルムッド・オディナ。ゆっくり休んでほしいのは山々なんだが、お前が目覚めないうちに裏で色々あって裁判が始まってる。今日は被告人質問の日だ。それで今、お前は圧倒的に不利になってる。ネットでは十三年前の事件、お前の両親が死んだのはお前が真犯人に祭り上げられてる。このままじゃ最悪お前は死刑だ。辛いだろうが頼む、車手配するから裁判所に向かってくれ!」
「は、はぁ……?」
あれこれしているうちに車が用意され、さすがにまだ歩く力はなく車椅子も用意された。車の中で色々食べろと言われるも食欲もなく、ウイダーだけでも飲めと言われて少しずつ飲んでいた。
「……というかあの、俺病院の服のままなんですが……」
「問題ねぇよ法廷に行くだけで奇跡だ……良いか、実感もねぇと思うし起きたばかりで脳も働かねぇと思うが、お前は殺人犯だ」
「ネットでも随分叩かれておるぞぉ、裁判が始まる前は庇っていたのも多かったがなぁ、ヒヒッ」
言いながらスマホを渡してきた吉継からスマホを受けとる。記事を読み、だんだん眉間に皺が寄せられた。
「何でこんな……」
「相手の弁護士とそのバックが巧妙でな。まぁお前が全てを正直に告白すれば済む話だ。シートベルト締めろよ、飛ばすぜ!」
「加害者、お前は被害者に何を言われた?」
「……」
「何も答えられないではないか。くくっ、何も資料がないのだから当然か?」
アンデルセンがニヤリと笑いながら晴久を覗き込む。そして言った。
「裁判長、加害者は何も言うことがないようですので、終わりにしましょう。懲役百年を求刑します。とは言え、加害者は寝たきりの状況ですので、治り次第刑務所に入れるということで……」
「失礼しますッ!!」
バンッと扉を開け、オレンジの髪に緑の服の青年が入ってきた。
「どうした、ロビン?」
「かっ、加害者が……ディルムッド・オディナが目を覚ましたと連絡が! こちらに向かっています!」
「!!」
一瞬、時が止まった。睦美とアンデルセンは憎々しい顔をして歯を悔い縛り、エミヤと尼子はこれ以上ないくらいのガッツポーズをする。
「……どうだ、アンデルセン……やり直しのようだぞ」
「……はっ……計算したとしか思えんタイミングだな」
暫くして、車椅子のディルムッドが法廷所へ入った。アルトリアに支えられて立ち上がる。
「……御迷惑を、おかけしました」
まず睦美に、次に尼子に、そして裁判官達に頭を下げる。
「……では、御本人に質問させてもらおうか。ディルムッド・オディナ。お前は被害者に何を言われた?」
「記憶は、曖昧ですが……神は、無意味だと言われました。神の救いは人々にとっての救いではない、と……ゲホッ……神の子イエス、アッラー、ゼウス、仏……全て、等しく信じる所か唾棄すべきだ、と……けほっ……救いなんてものはないと。不平等という平等、偶像だけがあると、黙示録の方が、救いようがあると」
「……全ては被害者の女の持論ではないか。そんなものに激昂したのか?」
「……神は救ってくださいます……それが虚無だとは、そんな言葉、持論だろうがっ……なんだろうが、聞きたく、なかった……」
「……辛そうだな、立たなくて良い座れ」
「……すみません」
再び座る。予想より行きすぎた神の侮辱。確かに信者にとっては酷い言葉だ。相手が繊細で狂的な信者なら、なおさら。
「世間ではお前の信仰を疑う声があるが」
「……何故」
「十三年前の事件の真相を、お前が誰にも告白しなかったからだ」
「……」
あぁ、何だ、それでか、とディルムッドは苦笑した。眉を潜めるアンデルセンに顔を向けた。
「確かに……『人』には誰にも話しませんでした。母の気持ちが無駄になる気がしました……しかし、イエス・キリストの像の前で、私は全てを告白しました」
- Re: 短編小説 *BSR Fate* ( No.403 )
- 日時: 2014/11/23 15:42
- 名前: ナル姫 (ID: JFBEfYhr)
「……言い訳にしかならない。何故人に言わない!」
「……だから、母のことを考えたのです」
「今ここで言えと命じれば言うのか!?」
「……そうですね、隠してももう無意味ですし……ならば、全てお話しましょう、あの日、何があったのか……」
ディルムッドは目をつぶった。晴久はようやく見た『ディルムッド・オディナ』という人物の、意外としっかりした態度から目を離せなくなっていた。
「あの日、父と母の離婚が成立しました。しかし、俺がどちらの親につくか、話がついていなかった。俺は父から虐待を受けていたので、母と答えました。しかし父は怒りました。父は、俺をストレスを発散するための道具としか俺を見ていなかった。俺のことが嫌いとか、そういうのは何もなかった。ただ、当たれる何が欲しかったのです。俺の返答に怒った父は、俺の首を絞めました。ですが、突然力が抜けて、何かと思ったら、母が父を刺したのです……警察は、父が母を刺したと決定しましたが……違います。母が、父を殺したのです」
「だが、指紋は……!」
「母は手袋をつけて、指紋がつかないようにしましたから。父の心臓を後ろから一気に刺した後、母はそれの処理を始めました。包丁の柄に、父の指紋をつけて、あたかも自殺したように、仰向けにして、前から後ろへ心臓を貫いたように包丁を立てました」
淡々と語られる十三年前の悲劇。今でもあの日を気味が悪いほど良く覚えているのは、彼があの日を一日たりとも忘れたことがない証拠だった。
「母はもう一本包丁を持ってきて、それにも父の指紋をつけました。そして、俺の目の前で、教会へ逃げろと、私が死んだらゴム手袋を私の手から抜いて、川へ捨てろ、父が殺したのだと思わせてしまえと言い残し、俺の目の前で自殺しました。俺は訳がわからなかった……けれど、母の言った通りにしなければという想いが働き、手袋を抜いて、川に捨て、教会へ逃げました。おかげでまぁ、母の目論見通り警察は父が犯罪を起こしたと判断したわけです」
「……お前の母はお前を愛してなどいなかっただろう! それなのに母の言いなりになったのか!」
「……まぁ、確かに、愛してはくれませんでしたね……でもどうでもよかった、そんなことは」
「は……?」
「だって、殺されるよりはましですから」
当然ではないか、そう言いたげな優しい笑みに、その場にいた誰もが思った−−狂ってる。
「……それだけですか? 他に質問は?」
あぁ、駄目だ。目が覚めても覚めなくても同じことだ。この男は狂っている。その精神を救ってくれるのはイエス・キリストの教えだけ。
この男に刑は言い渡せない−−そう思った時だった。
「……何か、変な顔していらっしゃいますが、何にせよ俺は人殺しです。どうか、刑を」
「ま、待ってくれ!」
晴久が立ち上がった。
「?」
「俺は、お前の弁護士の尼子晴久だ。俺からも聞きたいことがある!」
「あぁ、貴方が……御迷惑をおかけして申し訳ございません」
「構わねぇよそんなこと……なぁ、お前にとってのキリスト教って何だ!? 寂しさを紛らわすためのものか? 本当に救ってくれると思ってるのか!?」
キョトン、と言う顔をした後に。
「……どちらもです。寂しいから、救いが欲しい。だから、信じる」
言いきった後に、我慢していたのに限界が来たように咳込みはじめた。アルトリアは一礼した後、車椅子を押して法廷所から出た。
全てを知る病人がいなくなった法廷で、静かな空間だけが広がっていた。
「判決を言い渡す」
数日後、漸く判決が言い渡された。ディルムッドは、幼い頃から精神異常であり、また、事件に関しては同情の余地がある。また、精神障害が治った訳ではなく入院もまだ必要との判断がなされ、刑は実質ないに等しかった。それでは罪悪感が消えないとディルムッド自身言い返したが、自分の身を一番に考えろと言われ、裁判は終わった。どちらも、上の裁判へ持っていくつもりもなくなってしまっていた。
数ヶ月後−−。
「良かったな、無事退院できて」
「……済まない」
「気にするな、私は嬉しいぞ」
「……神父様にも、申し訳ないことをした……これでは、教会へ来る人も少ないだろう? 何か俺、狂ってるとかネットで騒がれてたし……」
「はは……まぁな。でも、実は前より教会へ来る人多いんだ。ディルムッドの話を聞きたいって」
「は……は?」
「ふふ、何でだろうな……皆、心に傷を抱えた人が、話を聞きたいって。神父様ではなく、ディルムッドが言いと言って聞かないんだ」
「……俺その人たちの何なんだ?」
「ディルムッドこそ、神のような存在だと思っていそうだよな」
「やめてくれ……ただでさえ刑がなくてちょっとなんか……あれなのに」
ばつが悪そうな顔をする。そしてふと顔をあげると。
「あ……」
「……来たんだ。まぁ来ると思ったけど……教授のお墓参り」
「橘様……」
「退院おめでとう……ネレオ、だっけ?」
「はい……申し訳ございません、橘様」
「良いよ、もう……本当に、教授のせいで壊れちゃったんだっていうのは、分かったし……小さい頃、大変だったみたいだし」
ディルムッドが苦笑する。
「……ねぇ、私もいつか教会行っていい?」
「え?」
「ノーフレンズ伊達と元親の野郎が、予定が出来ていけねーって、今日の墓参りドタキャンしてさ、傷付いた」
数秒止まって、くしゃりと笑う。
「いつでもお待ちしていますよ」
「やっとネットも静まったな」
「全く、世間とは不思議なモノよ、ヒヒッ」
「おいモトナリー、ヨシツグー、飲みもん買ってくるけど何がいいよ?」
「ん、あぁそうだな……ん、電話か。はい、もしもし…………はい、了解しました、むかいます……」
「何だよ」
「事件だ。行くぞ」
「マジかよ!? 休みねぇな訴えてやろうか!」
「尼子に頼むと良いぞクーよ」
「ふん、随分人気者になりやがりましたね……これで終わらせはしませんけどね」
「エミヤのかーちゃーん! クッキーちょうだーい!」
「誰が! 母ちゃんだ! 教会に何をしに来ているのだね!?」
「まぁまぁエミヤくん……あ、ローザ、ネレオ、帰ってきたのかい。お、橘様も一緒か」
「あ、ネレオ様だ!」
「ネレオ様! 私のされたことを聞いてください!」
「え、えぇ!? えっと、えっと……」
「あぁぁ押さないでください!」
「わ、わかりました! 一人ずつ! 一人ずつ!」
なんか、偉い人気者だね、本当に、という睦美の呟きに、アルトリアが苦笑する。
晴れていた。彼女の大嫌いな太陽が出ていた。スタンドグラスが美しく教会全体を照らし出す。
困りながらも満更でもなさそうな顔をするディルムッドに、仕方ない奴だ、とでも言いたそうな顔をする。
通り抜けた風が、柔らかく睦美の髪を撫でた。
- Re: 短編小説 *BSR Fate* ( No.404 )
- 日時: 2014/11/24 14:22
- 名前: ナル姫 (ID: A6nvNWRl)
ながーく続いたあの重苦しい空気を吹き飛ばそーぜギントン
蒼丸:幸運値高い子供ならではの特権を持つ元服済みの子供
成実:イケメンなのに基本苦労と受難しかやって来ない不憫
朝來:こんなの絶対おかしい状況にしか巻き込まれない不憫
定行:彼女がいなくて知能指数が無駄に高いよくキレる赤毛
青槍:今日のご飯も外道麻婆だった全裸王と教会にいる不憫
緑槍:今日も女しか寄って来ない助けて主超イケメンな不憫
信也:人間なら幸運普通に良いのに鯖化したら下がった不憫
尼子:ディルの主で公式では残念なイケメン足掻いても不憫
愛神:うん何て言うかとりあえず息子可愛いなっていう養父
臨也:イケメンだが日々幸運下がってきてる自覚がある不憫
赤弓:別にあれを倒してしまってからの自分がやられる不憫
成実「この不憫率なんだ!?」
信也「81%」
赤弓「計算早いな全くうれしくない情報ありがとう信也orz」
朝來「これは夢だ、夢なんだ……!」
定行「てかギントンって何ですか」
信也「めちゃギントン?」
臨也「めちゃイケ?」
赤弓「いや全くわからないのだが」
青槍「つか何この時空? 何?」
緑槍「色々俺のせいですよねすみません主すみません御子殿あああああ俺が芳殿を殺したせいで」
尼子「気にするな……あとお前また精神障害起こしてるからしっかりしろ」
愛神「安心するが良い何があろうと守るディルちゃんはな!」鶴の舞
青槍「てめぇオェングス他のは!?」
蒼丸「うっせぇな殴んぞ駄狗。とりあえず揃いましたー?」
青槍「なんか暴言が聞こえた!?」
蒼丸「と、臨也さんと信也さんは知ってる見たいですね!」
緑槍「……蒼丸殿、めちゃギントンとは何だ」
臨也「説明しよう! 『めちゃギントン』とは、フジテレビ系バラエティー番組の『めちゃ2イケてる!』で行われる、擬音を答えるゲームである! たとえばAさんが犬といえば、次のBさんはワンワンとリズムに乗って答える感じにゲームを進めるぞ! 同じものは何度言ってもok! たとえ無茶苦茶なこと言われても擬音は答えねばならず、リズムに乗ってない、答えられない、擬音が合ってないなどそんなことになったら罰ゲーム☆ 太ったオッサンがギュウキュウに乗ったトレインに乗せられたりなまはげに腹部をハリセンで叩かれたりするぞ!」
蒼丸「臨也さんだいせいかーい☆さーて、今回の罰ゲームは?」
朝來「来週のサザエさん的なノリで言わないでくれろくな予感がしない!」
尼子「……つか、さっきから気になってたんだが、この左手のドクロマーク何だ? 何かどっかで見たような……うおぅオディナ!? 顔真っ青だぞ!?」
蒼丸「気づきました? 気づきました?」
緑槍「ままま待ってくれ蒼丸殿! これは余りに残酷だ!」
蒼丸「英霊よ神話になれ!」
緑槍「もうなってる!」
青槍「……おい、嘘だろ……俺が知りうる限り最低の神だぜ、あれは」
愛神「来るか? 来るか?」
緑槍「ファインティングポーズ止めてください父上」
愛神「何で父上って呼ぶの!?」
赤弓「待ってくれ、私はあの男いまだに良く理解していないんだが」
臨也「俺は理解をあきらめた」
信也「嬲る方向で息子大好きな」
赤弓「いらない! 説明を欲していた訳ではないんだ信也!」
蒼丸「うっさいですよ? とりあえずとうじょードゥンさんです☆」
『やっぱりかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?』
死神「よぉ幸運E達! 今日は俺がミスしたらバッチリ内臓を抜き取ってやるからな★ 大丈夫だ神経は切らないから!」
定行「何が大丈夫なのか詳しく」
死神「うお赤毛つめてぇ絶対零度」
成実「属性炎のはずなんだけどな」
蒼丸「つまりそういうことなのだよ。まぁうだうだしてても始まらないのでやりましょー! 配列はあみだで決めた以下の通り☆」
成実→赤弓→蒼丸→愛神→朝來→青槍→信也→定行→臨也→緑槍→尼子→成実
尼子「いよっしゃぁぁぁぁぁぁぁオディナの後ろ貰ったぁぁぁぁぁぁぁ! まさかこいつに限って無茶苦茶なこ言わねぇ!」
緑槍「はい主!」
赤弓「……信用していいか、成実。君のことは何も知らないが」
成実「大丈夫、俺達は皆幸運Eだ」
朝來「なぁオディナ、お前のお父さん大丈夫? 大丈夫?」
緑槍「いつから大丈夫だと錯覚していた」
朝來「済まない私が悪かったorz」
信也「…………」
青槍「……安心しろ、無茶は言わないように努力する」
臨也「」頭抱え
定行「何ですかその反応」
蒼丸「つべこべ言うなやはじめっぞコラ。レッツ、ライドー!」
『レッツ、ライドー!』(過半数自棄)
めーちゃギントン
成実「犬!」
赤弓「わんわんわん、わんわんわん(何これ恥ずかしい)」
めーちゃギントン
赤弓「猫」
蒼丸「にゃーにゃーにゃー、にゃーにゃーにゃー!」
めーちゃギントン
蒼丸「尻」←
愛神「さわさわさわ。さわさわさわ」←
緑槍「おぃぃぃぃぃぃぃぃぃッ!!?」
めーちゃギントン
愛神「妖精」←
朝來「ふっ、ふわふわふわ、ふわふわふわ」Great!
めーちゃギントン
朝來「本」
青槍「ぺらぺらぺら、ぺらぺらぺら」
めーちゃギントン
青槍「うさぎ!」
信也「ぴょんぴょんぴょん、ぴょんぴょんぴょん」
めーちゃギントン
信也「馬」
定行「パカパカパカ、パカパカパカ」
めーちゃギントン
定行「はい」
臨也「はっ……肺? ちょ、ま」
蒼丸「臨也さん、アウトーーーーー!」
臨也「嘘でしょぉぉぉぉぉぉぉぉお!!?」
死神「さーて、どこ抜くかな? じゃぁ答えられなかった肺を四分の一くらいもらおうか」
臨也「ちょ、やめ、ぎゃ、いたたたたたたたた痛い痛い結構痛い!」
死神「じゃぁな、また呼べよ」
臨也「うおぉぉぉ……何これぇ……つか定行さん肺って何よ」
定行「? ……何って……あ、内臓の肺じゃなくて燃やした後の灰ですが」
臨也「!!?」
定行「ボロボロとかパラパラとかサラサラとかいえば良かったのでは」
臨也「もういやだ……」
蒼丸「あ、ちなみに内臓三回抜かれた人が負け。預かった内臓壊します」
『何ィィィィィィィィ!?』
蒼丸「次行きますよー、レッツ、ライドー!」
『レッツ、ライドー!』※過半数ry
めーちゃギントン
臨也「水」
緑槍「ごくごくごく、ごくごくごく」
めーちゃギントン
緑槍「砂」
尼子「サラサラサラ、サラサラサラ」
めーちゃギントン
尼子「パソコン」
成実「カタカタカタ、カタカタカタ」
めーちゃギントン
成実「弓」
赤弓「ぐさぐさぐさ、ぐさぐさぐさ?」
めーちゃギントン
赤弓「電卓」
蒼丸「カタカタカタ、カタカタカタ」
めーちゃギントン
蒼丸「三成さん!」←
愛神「イエヤスゥゥゥゥゥゥ! イエヤスゥゥゥゥゥゥ!」←擬音?
めーちゃギントン
愛神「我が子」←
緑槍「!?」
朝來「聖杯に呪いあれ! 聖杯に呪いあれ!」←擬音?
緑槍「!!?」
めーちゃギントン
朝來「七夕」
青槍「さーらさら、さーらさら」
- Re: 短編小説 *BSR Fate* ( No.405 )
- 日時: 2014/11/24 14:45
- 名前: ナル姫 (ID: ynZeEQwF)
めーちゃギントン
青槍「電車」
信也「ガタンゴトン、ガタンゴトン」
めーちゃギントン
信也「前世」
緑槍「!?」
定行「聖杯に呪いあれ! 聖杯に呪いあれ!」←擬音?
緑槍「俺でやるの止めてください!」
めーちゃギントン
定行「ティッシュ」
臨也「っ、ひらひらひら、ひらひらひら」Great!
めーちゃギントン
臨也「……半沢直樹」←抜かれたところ痛くて疲労
緑槍「(大丈夫か臨也ッ……!)倍返しだ! 倍返しだ!」←擬音?
めーちゃギントン
緑槍「ケータイ」
尼子「(生きろ折原ぁぁぁぁぁぁぁぁッ!)カチカチカチ、カチカチカチ」
めーちゃギントン
尼子「釘」
成実「(次ミスしたらリーチだぞ臨也ぁぁぁぁぁぁぁぁ!)トントントン、トントントン」
めーちゃギントン
成実「蜂」
赤弓「ぶーん、ぶーん」
めーちゃギントン
赤弓「雷」
蒼丸「ゴロゴロゴロ、ゴロゴロゴロ」
めーちゃギントン
蒼丸「骨」
愛神「ゴツゴツゴツ、ゴツゴツゴツ」
めーちゃギントン
愛神「愛」
朝來「っ……ラブ注入! ラブ注入!(何これ恥ずかしい)」←擬音?
めーちゃギントン
朝來「卓球」
青槍「うぇ? ぴ、ピンポン?」
蒼丸「クーさん、アウトーーーーー!」
青槍「げぇぇぇぇぇっ!!?」
死神「はっはっは! じゃぁそうだな、クー様からは……小腸を少しもらおうか」
青槍「ちょまぎゃぁぁぁぁぁぁっ!?」
死神「じゃぁな! さらば!」
緑槍「……御子殿何ですかピンポンって……」
青槍「な、何言えば良いんだよ……」
朝來「カンカンカンとかだろ」
青槍「 」ハッ……
蒼丸「つーか幸運Eが庇い合ってておもしろくないので三人一組作ってくださいそんでまた始めましょう。隣り合ってる人とは組まないように! あまった二人はその二人で」
『へ?』
蒼丸「とりあえず作ってください!」
愛神「ディルちゃ」
緑槍「御子殿ッ!」
青槍「おう!」
愛神「……」
青槍「えっと、オェングス……」
緑槍「エミヤ入らないか?」
愛神「!!?」
赤弓「い、良いのか……」
成実「ニート」
朝來「おう」
成実「蒼!」
蒼丸「はーい!」
尼子「し、しっかりしろ信也……大丈夫だ、多分」
信也「……」がっしり
尼子「……今日は味方だ、折原」
臨也「……ごめん」
愛神「では私と定行くんか」
定行「そうですね」
蒼丸「組めましたかね? そして残念だったな駄狗とノミ蟲がいるところ! お前らの内臓も道連れだ!!」
『何ィィィィィィィィッ!!?』
尼子「うごっ!? 何だこれ何!?」
死神「膵臓」
尼子「何そんな微妙な!」
信也「づっ……!!」
尼子「大丈夫か信也!?」
信也「い、いたっ……っ」
死神「大腸だ」
赤弓「う、嘘だろう……!? ぐぁっ!?」
死神「残念これが現実だ。胃」
赤弓「何ィ!? でかいところ来たな貴様っ……!」
緑槍「おい、ここまでできて何で一度も心臓が来ないんだよおい! おい!」
死神「つまりそういうことだ息子ォォォォォッ!! 左心室!」
緑槍「グァァァァァッ!!」
『ディルムッドォォォォォォッ!!』
緑槍「ゆっ……ゆる、さん……殺して……やる……!」ぜー、ぜー
尼子「それは死亡フラグだ生きろ!!」
死神「はっはっは! またな!」
蒼丸「つーわけでこれからは連帯責任です! まぁがんば☆」
『畜生ーーーーー!』
蒼丸「レッツ、ライドー!」
『レッツ、ライドー……』疲れた
めーちゃギントン
青槍「スリッパ」
信也「パタパタパタ、パタパタパタ」
めーちゃギントン
信也「包帯」
定行「くるくるくる、くるくるくる」
めーちゃギントン
定行「炎」
臨也「ぼーぼーぼー、ぼーぼーぼー」
めーちゃギントン
臨也「雀」
緑槍「っ……ちゅんちゅんちゅん、ちゅんちゅんちゅん」
めーちゃギントン
緑槍「雀……」疲労
尼子「ちゅんちゅんちゅん、ちゅんちゅんちゅん(生きろオディナぁぁぁぁぁぁぁぁ!)」
めーちゃギントン
尼子「(悪い成実っ……)ソ連!」
成実「ペレストロイカ! ペレストロイカ!(気持ちは分かるが負けられねぇ!)」←擬音?
めーちゃギントン
成実「米!」
赤弓「もぐもぐもぐ、もぐもぐもぐ」
めーちゃギントン
赤弓「ハサミ」
蒼丸「ちょきちょきちょき、ちょきちょきちょき」
めーちゃギントン
蒼丸「イッキ!」
愛神「ゴクゴクゴク、ゴクゴクゴク」
めーちゃギントン
愛神「笑顔」
朝來「にっ、にこにこにこ、にこにこにこ」
めーちゃギントン
朝來「皿」
青槍「かちゃかちゃかちゃ、かちゃかちゃかちゃ」
めーちゃギントン
青槍「ブロッコリー」
信也「も、もぐもぐもぐ、もぐもぐもぐ」
めーちゃギントン
信也「ゲーム」
定行「ピコピコピコ、ピコピコピコ」
めーちゃギントン
定行「(潰してやるか←)深づめ」
臨也「っ……ずきずきずき、ずきずきずき(負けるか!)」Great!
定行
めーちゃギントン
臨也「(ごめんディルでも死にたくない!)がら紡」
緑槍「っ……!? っっ…………」
蒼丸「ディルさん、アウトーーーーー!」
緑槍「うわぁぁぁぁぁぁぁ何臨也ガラボウって!? ガラボウって何!?」
赤弓「【がら紡】落綿を原料とし、その他あらゆる布屑・糸屑を解きほぐして使い、太い特殊糸を製造する原始的な紡績。三河地方が中心地。水車紡績」
蒼丸「よって正解は『ガラガラガラ』です☆」
緑槍「知らねぇ!orz」
死神「ということで三人集まれ☆」
緑槍「うぅ、すみません、御子殿、エミヤ……」
青槍「安心しろ、臨也が悪い」
赤弓「許しがたい悪徳だ」
臨也「俺だって死にたくないんだ!!」
死神「じゃぁクー様は……腎臓でももらうかな、少し。エミヤとやらは肝臓だな。んでラブソンからは左心房!」
赤弓「待て私とクーはまだとにかくディルムッドの心臓が左半分ないのだがいたたたたた」
青槍「ぎゃぁぁいてぇぇぇぇ!!」
死神「キリシタンな餓鬼に毒殺されるよりましだろぉ?」
緑槍「何と比べてんだテメェうぐっ!? カハッ!?」吐血
尼子「オディナぁぁぁぁ!!?」
成実「わ、悪いけどあと一回クーかエミヤかディルムッド潰せばこの恐怖終了なんだよな……!?」
朝來「そういうことだ非常に申し訳ないけどな!」
愛神「させん! させんぞォォォ!」
定行「臨也様、成実様、朝來様の誰かが無理難題に近いものをだせば終わりです」
蒼丸「これで終わるかな?」
緑青赤「終わらせて貯まるか!」
蒼丸「レッツ、ライドー!」
『レッツ、ライドー……』
めーちゃギントン
緑槍「っ……ゴホッ」吐血
尼子「オディナ!?」
緑槍「さっ……さすがに、キツっ……」
蒼丸「あーあ、エミヤさんクーさんディルさん、辞世の句はいかがなさいます?」
赤弓「逃げるぞ」
青槍「立てるかディルムッド!?」
死神「逃がさん☆」
『ぎゃぁぁぁぁぁぁぁッ!!』
- Re: 短編小説 *BSR Fate* ( No.406 )
- 日時: 2014/11/26 17:29
- 名前: ナル姫 (ID: 3L6xwiot)
「木野定行にアサシン、君達の戦争参加を歓迎しよう」
両手を広げて仰々しく迎えてきた神父を、ジロリと赤毛は睨みつけた。そのうち溜息をつき、はいはいと面倒臭そうに返す。
「くくく、何か不満かね?」
「思い当たる節がないなら貴方の脳内はお花畑かと」
「まるで反抗期の中学生だな」
クツクツと愉快そうに笑う綺礼。何とでも言いなさいと定行は興味なさげだった。
実際、定行の綺礼に対する態度はまさに反抗期だった。初めて会った時は素直な子供だったと思うのだが、彼が十四歳の時、自分より七つ下の主に付いた時あたりから、段々と態度が悪くなった。それも、綺礼が定行の幼い主である政哉に興味と愉悦の瞳を持って接しているからなのだけれど。
「さて、アサシン、姿を見せてはくれないかね? 君を彼に渡したのは私だ」
「許可しますアサシン」
「はい」
現れたサーヴァントに、神父は目を細めた。
「なるほどなるほど、中々の妖艶美人と言ったところか。女性と縁のない君にはピッタリだと思うのだがどうかね?」
「うっせぇんですよ。悪かったですね縁がなくて。あとこれ男なので」
「くく、まぁ冗談だとも。それにしてもアサシン、君は随分マスターに順応に見えるが?」
「聞いてどうするんですか、そんなの」
「興味本位さ」
ニヤニヤと笑う綺礼に、嘘付けというような瞳を送る。この男は、私が令呪でアサシンを縛っていることを見抜いていると、定行は推測していた。そんなこと思いもしないアサシンは令呪の絶対服従という命令の下にあることを言うべきか言わないべきか迷っていた。
「まぁいい。絶対服従だとかそんな命令はオススメしないし、まさかやっていないとは思うが、サーヴァントに効くのなら使えば良い」
「やっぱり分かってんじゃねぇですかテメェ」
定行の行動を見抜いていた綺礼に、見抜かれていたことを想定していた定行。緊張感の中で、何だこの高度な会話、とアサシンは頭の隅でどうでもいいことを考えていた。
「まぁ、君と私の仲だ。願いを聞いて君の健闘を祈るだけでは締まりもないし、少し茶でもどうだ?」
「要りません」
「つれないな……まぁ、それが君だったな」
にしても、と綺礼は続ける。
「絶対服従とは……やる気がなさそうだった割には、君はサーヴァントを縛るのだな」
「……まぁ、やるからには徹底してやりますよ」
「さすが木野と言ったところか。君のそういうところは、君の父君によく似ているよ」
だからなんだ、と不機嫌そうな定行。父に似ているのは彼自身よく理解しているが、決して彼にとって褒め言葉ではない。というか、定行の他人に対して容赦も情けもないのは、彼の父というよりは木野宗家の血である。
「君の令呪は面白い形をしていたが、確かに呼び出されたのがこれでは仕方あるまいな。たしか……そうだ、逆さまのハートに縦線が入ったような模様だったか」
「そんなよくわからない例えを出さなくてもスペードという模様がこの世には存在しますから」
「くくくっ、それではつまらないだろう? 良いではないか、ハート」
「そんなに女に縁がないのを馬鹿にしたいんですかね」
「気にしているのかね? まぁそのうちできるさ、きっと君にも」
「アンタに馬鹿にされるのが気に食わないだけです」
良いから早く願い事を聞け帰らせろ、というオーラを全身から放つような定行。相手の神父は気付いているのだろうが、完全に無視している模様である。
「全く、いつからこんな性格になってしまったのやら……いや考えるまでもなかったな」
さもおかしそうに笑う黒。赤はその様子を不愉快そうに、アサシンはわけがわからず瞬きをしていた。
「さて、待たせたが……木野定行、君の願いを聞こうか」
「……願いはありません。ですが、やるならば勝ちます」
「万能機に対する願いがないとはつまらないな。聖杯でしか叶わないことでも良いではないか。……たとえばそれこそ、今の君に影響が及ぶだろうが、『あれ』をなかったことにするとかな」
−−ピッ、と神父の頬に赤が描かれた。垂れた鮮血を、綺礼は口元に笑みを浮かべて拭う。
「……その言葉、次言ったら殺す」
「短気なのも考え物だ」
殺気立った様子の定行は、綺礼の頬を切った、いつも持ち歩いているのであろう護身用のナイフを仕舞った。
「まぁ、君の健闘を祈ろう。君なら、きっと勝ち残れるさ」
ふん、と定行は神父に背を向けた。教会の出口へ向かう。
「行きますよ、アサシン」
「はっ」
空には大きな月が出ていた。青白い月明かりに照らされたマスターの髪は、紫っぽい色に見えた。
『あれ』とは何なのか聞きたいが、聞いたらきっと怒るのだろうと−−何となくそのことを予想しながら、アサシンは彼に無言でついて行った。
ギイッと閉まった教会の扉の向こうで、黒の神父がずっと笑ってこっちを見ているような気がした。
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