二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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短編小説 *BSR Fate*
日時: 2014/04/21 17:22
名前: ☆Milk☆ (ID: EM3IpZmD)

こんにちは!
題名とか親レスとかが色々変っちゃってごめんなさい(汗)

前は主にバサラとバサラクロスオーバー専用でしたが最近fateが増えてきたためfateも題名に加えちゃいました←
そんな感じに意味が行方を失った短編小説始まります

ごゆっくりどうぞ


※リクエスト受け付けてます。長くなりそうなリクエストや、あまりに抽象的なリクエストはバッサリ無視いたしますので悪しからず。
※荒らし、チェンメ、悪コメはご遠慮ください
※バサラは主に伊達軍、fateは槍兵と弓兵を偏愛してます
※私のオリジナル小説、『僕と家族と愛情と』とリンクしてる時も多々。

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Re: 短編小説 *戦国BASARA* 【コメを!!リクを! ( No.258 )
日時: 2012/08/12 10:44
名前: ナル姫 (ID: mysRRkjQ)

久し振りのナルバサ


「私…お金持ちに見えますでしょう?でもこれは仮の姿…」
「…どう言うことだ?」
「あきはら家と言えば火の国でも有名な金持ち…だよな?」

政宗が口を出す。コスモが頷いた。

「でもそれは…バックがいるからですの」
「バック?」
「…貴方は幼いから、まだ知らないね」

コスモを政宗を見つめた。政宗の頭上に疑問符が浮かぶ。

「伊達家とあきはら家は繋がっている」
「なッ…嘘だ!!そんな話聞いてねぇ!!」
「いえ…事実よ。元々小さな呉服屋を営んでいたあきはら家に伊達が目を付けて、伊達から金を頂く代わりにあきはらは伊達の傘下に入った」

サスケが怪訝そうな顔をした。

「なぜ伊達はそんなことをした。損するのは伊達の方だろう」
「…有名になるまで金は貸すから、有名になったら貸した分だけ金を返せと言われていたのよ…でも当主が変わって、倍額で返せと言ってきたの…」

政宗は動けずにいた。そうか。だからあきはら家は、有名になったから金を返して、金が無くなって…。

「当主が変わったって事は、先代の晴宗様が話を持ち出して、現当主の輝宗様が借金を倍額に…」
「違う」

サクラの声を、政宗が遮った。

「借金を倍額にしたのは…俺の母…義なんだろ?」
「…えぇ」
「ど、どう言うことだってばよ!?」
「…ッ」
「おい…政宗…」
「父上は…


とっくに死んでんだよ…!!」

Re: 短編小説 *戦国BASARA* 【コメを!!リクを!!】 ( No.259 )
日時: 2012/08/13 14:48
名前: ナル姫 (ID: memccPfd)

その場が凍ったようだ。

『とっくに死んでる』…?
政宗の父親が…?

冷静に対処したのはサスケだった。

「…訳お話してもらおうか」
「…父上は、階段から足を滑らせて、大怪我したんだ。致命傷で…悶え苦しみながら死んでいったよ。それだけならまだ世間に公表できた。でも…後から暗殺されたって言われるようになって、父上が死んだ事は愚か、怪我したことすら世間に言える状況ではなかった」
「暗殺って…」
「権力に取り憑かれた母上が父上を排除しようとしたって言われていた。足を滑らせた階段は、普段は電気が付いているはずなのにその日だけ消えてた。母上が態と消したんじゃないかって…言う奴らがいた」
「…だが何故だ。父親が死んだなら、お前が後を継ぐのが道理だろ」
「言ったろ。母上は権力に取り憑かれたって。…それに俺と母上は此奴の所為で不仲だ」

政宗は眼帯の上から自分の右目に触れる。

「母上を疑う奴らを、あの人は徹底的に弾圧して、排除した。…俺も身の危険を感じて、家臣の一人と木ノ葉隠れまで逃げてきたんだ」

それが、彼に起こった全てだった。

「…ってことはまさか政宗…さっきの忍は…」
「…伊達家に使える忍だろうな。金が払えないあきはらのおばちゃんと、家から逃げ出した俺を追ってるんだろう。俺は母上がしたことも、父上がしたことも知らなかったから、本当にそうなるか分からねぇけど…捕まれば、おばちゃんは多分連れて行かれて拷問。…俺はこの場で殺される」

聞いてナルトは、さっき自分がしたことの重大さに初めて気づいた。あそこで自分が彼を助けなければ、彼は身内に殺されたことになるのだ。

「…取り敢えず、任務をしねぇと何もできねぇ。おばちゃんを枯葉の里まで連れていこうぜ話はそれからだってばよ」

ナルトの顔を見たサクラが頷く。

「そうよね」
「まぁ、任務だしな」
「だから政宗、おばちゃん!そんな顔しなくて大丈夫だってばよ!この任務が片付いたら、政宗んちに突入だ!」

Re: 短編小説 *戦国BASARA* 【コメを!!リクを! ( No.260 )
日時: 2012/08/14 17:46
名前: ナル姫 (ID: ChJEPbqh)

作「童話パロディーシリーズその参は、『あかずき」
政「stop」
作「ん?」
幸「いつの間にかようなシリーズが…」
作「今だ」
政「そこ正直に言うなら最初に嘘つくなよ!!参じゃないよ!!これは壱だよ!!」
作「分かったよ壱にするよ。で、まあ壱は『白雪姫』です」
政「snow white?」
幸「てゆうかさっき『あかずき』まで言っていたのは一体…」
作「何の話かな?兎に角、レッツスタート!」


白雪姫…市
王様…信長(出番なし)
継母…濃姫
鏡…光秀
小人1…幸村
小人2…政宗
小人3…元親
小人4…元就
小人5…慶次
小人6…佐助
小人7…小十郎
王子…長政

昔々あるお城に、白雪姫というそれはそれは美しい姫がすんでいました。しかし彼女の母は彼女が生まれた直ぐ後に死に、王である父親も死んでしまいました。そして彼女は、新しい母親と暮らすことになったのです。
白雪姫の継母は、不思議な変態要素の混じった鏡を持っていました。彼女は鏡の前で、いつもこう言いました。
「光秀、この世で一番美しいのは誰かしら?」
「フフフ…勿論帰蝶…貴方に決まっていますよ…!!あぁ、美しい…!食べてしまいたいくらい…!」
「いい加減にしないと割るわよ」
彼女は自分が美しいと言われることで満足していました。
一方で白雪姫は成長し、どんどん美しくなりました。そしてある日。
「光秀、この世で一番美しいのは誰かしら?」
「…帰蝶…が良いのですが、残念ながら白雪姫が今は一番でしょうか?」
「なっ…なんですって!?」
継母は、怒って姫を城から追い出してしまいました。
白雪姫はトボトボと一人、森の中をさ迷いました。
「酷いわ濃姫様……でも、そうね、白雪が悪いの…白雪が全部悪いんだわ…」
「…アンタ、何?」
「!?」
突然の声に驚き振り向くと、底には右目に包帯をした小人がいました。
「白雪は…あの城のお姫様だったの…でも追い出されちゃって…」
「…行くとこねぇなら家につれていってやるが…」
「良い、の?」
「Ah」
「ありがとう…白雪、嬉しい…」
「えぇ…ちょ、泣くなよ…」
こうして彼女は小人と一緒に家にいきました。




「…」
「…んだよ、その顔」
「貴方様は誰をお連れになって…」
「白雪姫だ!」
「ヘェ♪可愛いじゃない」
「歓迎するぜ!」
「フン、家が狭くなるわ」
「慶次殿ッ破廉恥でござる!!」
「旦那、反応遅い」
「シャラーップ!!一度静かにしやがれ!こいつ、城から捨てられたらしいんだ。可哀想だろ?だからこの家で過ごさせる。you see?」
「良いぜ」
「大歓迎ってね」
「そうそう♪歓迎するよ」
「フン…まあ、良い」
「左様な理由があるならば!」
「小十郎、異論はねぇな?」
「…仕方のないお方だ」

こうして彼女は小人と暮らすことになりました。


→続く

Re: 短編小説 *戦国BASARA* 【コメを!!リクを! ( No.261 )
日時: 2012/08/15 09:32
名前: ナル姫 (ID: ajFjTcav)

続き

一方、城では白雪姫が死んだと高を括っていた継母が、鏡の前で問いました。
「さあ光秀、問うわよ。この世で一番美しいのは誰かしら?」
「まだ白雪姫です。あの人生きてますよ帰蝶」
「なんですって!!!?」
「なんか小人に助けられて元気です」
「お…おのれ白雪ッ…!!」
こうして継母は、白雪が暮らす家を鏡から(拷問して)聞き出し、林檎売りに変装してそこへ行きました。その際、毒リンゴを持っていきました。




一方、白雪姫は幸せな生活を送っていました。
「政宗殿ッ佐助ッ朝餉は何でござるか!?」
「オムレツだよ。一寸静かにしててね〜」
(こいつ今…暗に真田に邪魔だっていったな…)

「では仕事に行ってくる」
「宝石沢山採ってくるよ〜」
「俺のお宝だァァァァ!!」
「邪魔ぞ。真田、早くせぬか」
「今行きまする!!」
夕方になると、彼等は沢山の宝を持って帰って来るのでした。

ある日…。
今日も小人たちは仕事に出掛けました。小人2と小人6(二人は朝食係だから)と白雪姫はお留守番です。
白雪姫がテーブルを拭いていると、誰かが戸を叩きました。
「Who?」
「見てくるね」
佐助が戸を開けて、暫く放心して、閉めました。
「誰だったんだよ!?何で閉めた!?」
「や…なんか怪しい人。フード被って全身真っ黒な服で篭に林檎入れてた」
佐助が言った瞬間、ドアを叩く音が酷くなりました。
「おい…怒ってるぞ彼奴…」
「…そうだね」
観念して佐助はドアを開けました。
「何の用?怪しい人」
「怪しい人って…私は只の林檎売りよ!」
「林檎売りがこんな怪しい格好しないでしょ!誰だよアンタ!!?」
「もー良いだろ猿。追い返せ」
「…と言う訳だから、帰ってよね」
佐助が勢いよくドアを閉めると、林檎売りは諦めて帰りました。この林檎売りこそ、白雪姫の継母でした。

翌日。
「あ、そだ、白雪ちゃん」
「何…?」
「今日俺様と竜の旦那も仕事行くけど、昨日のあの人が来てもドア開けちゃダメだよ」
「うん…分かった。…独眼竜、無理しないでね…死なないでね…」
「え…えぇ…何そのyell…?死なないけど…」
こうして皆仕事をしにいきました。


→続く

Re: 短編小説 *戦国BASARA* 【コメを!!リクを! ( No.262 )
日時: 2012/08/16 08:22
名前: ナル姫 (ID: 9IMgnv4t)

続き

「ハイホー!ハイホー!仕事が好きー♪」
「おい何歌ってんだテメェらは…」
「昨日仕事に行くときはこれを歌おうって皆で決めたんだ」
「何で!!!?」


一方、家の方では…。
また、戸を叩く音がしました。
「ハッ…開けちゃダメ、ドアを開けちゃダメなの…」
「ちょっと!いい加減入れてよ!昨日も追い返して!!」
「ダ、ダメ…言われたの」
「…そう」
その瞬間、ドアが滅茶苦茶に壊れてしまいました。そこには、昨日の人がいました。
「林檎、買ってくれないかしら?」
「ダメ…怪しいわ」
「怪しくない!普通の林檎よ!一口でいいから食べてごらんなさい!てゆうか買って貰わないと私家に入れてもらえないの!」
「え…可哀想…!」
てきとうな嘘にあっさり騙された不憫な白雪姫は、林檎を買ってあげました。
「いま食べてみて!美味しいわよ!」
押しに弱い白雪姫は、躊躇いながらも林檎を一口食べました。その瞬間。
白雪姫は、林檎の毒で死んでしまいました…。
「ふ…ふふふ…!やった!死んだわ!!これで私が美しい…!!」


その頃、小人たち。
「ゲホッガハッ」
「ま、政宗殿ーーー!!」
「おっおいどうした!?」
「何事ぞ」
「政宗様如何なさいました!?」
「血を吐いてる…!?も…もしかして独眼竜、持病が悪化して…」
「まことでござるか慶次殿!!?」
「てゆうか旦那持病あったんだ!!!?」
「俺が家まで運ぶ。お前らは心配するな」
「流石片倉殿!落ち着いておられる!!」
「落ち着くのは構わねぇが早く運ばねぇと死ぬぜそいつ!!」


そうして二人は家に帰りました。そこには…。
「うわああああなんか死んでるーーー!!白雪姫が死んでるーーー!!」

白雪姫が死んだ知らせを受けた小人たちは直ぐに家に戻りました。小人2はギリギリ現世に踏み留まりました。
「し、白雪殿ッ…!!何故…!!」
「畜生…何でだ!!」
「くっ…何故ぞ…!?」
「白雪ちゃん、純粋だから…きっとあの怪しい人に騙されて…!」
「白雪姫ちゃん…嘘だろ…」
「…残念だが…現実だ」
「おい白雪…ッ!!何でだよ…!?」

その時です。

「む…?貴様ら、何をしているのだ?」
「!!!!!」
「その格好!」
「その白馬!」
「そのお供!」
「王子様だ!!!!」
「…いや…王子だが…」
「こう言うのはお姫様が王子のkissで目ぇ覚ますんだよな!?」
「!!!?」
「王子殿!!お頼み申す!!」
小人の期待の目に押され、王子はお姫様に優しくキスをしました。すると…。

「う…皆…?」
「白雪姫!!」
「あ、貴方は…」
「なんと…貴様は美しい…私の妻とならぬか?」
「え…?でも…」
「白雪殿、某たちの事はお気にせず」
「アンタがしたいようにしな!」
「…その通りぞ」
「短い間だが…楽しかったぜ」
「お幸せに、ね♪」
「王子様、大切にしてね」
「もう捨てられたりすんじゃねぇぞ?you see?」
「…!!うんっ…!!」

こうして、白雪姫は、長政王子と末長く幸せに暮らしましたとさ☆
「…って、何で僕台本なのさ」
「竹中殿でござったのか!」
「アンタ台本だったのか」
「え…まさか誰も知らなかった?」


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