二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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短編小説 *BSR Fate*
日時: 2014/04/21 17:22
名前: ☆Milk☆ (ID: EM3IpZmD)

こんにちは!
題名とか親レスとかが色々変っちゃってごめんなさい(汗)

前は主にバサラとバサラクロスオーバー専用でしたが最近fateが増えてきたためfateも題名に加えちゃいました←
そんな感じに意味が行方を失った短編小説始まります

ごゆっくりどうぞ


※リクエスト受け付けてます。長くなりそうなリクエストや、あまりに抽象的なリクエストはバッサリ無視いたしますので悪しからず。
※荒らし、チェンメ、悪コメはご遠慮ください
※バサラは主に伊達軍、fateは槍兵と弓兵を偏愛してます
※私のオリジナル小説、『僕と家族と愛情と』とリンクしてる時も多々。

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Re: 短編小説 *戦国BASARA* ( No.38 )
日時: 2011/12/03 14:13
名前: ☆Milk☆ (ID: txYMsE4u)

月下美人  By 巡音ルカ

もう痛みは感じなく 忠義の意志を固めて
刃(は)の欠けた刀のまま 人斬る
竜のなく月の 光を感じて 人情を捨てることで 風が誘うまま

剣の音が 響く月夜に 木霊する泣き声 散るや命(ともしび) この刃で
斬り裂いて 月を背中に この刀手にして 涙枯らして
華やかに散り行くまま

屍と血を重ねて 刀に傷を残して 
もう戻れぬ昔見て 苦しむ
愛情が揺らぐ 貴女の愛しさ 虚しくも 悲しくも 愛した涙が

光散る 青い稲妻 炎と交えて 逃れられない 運命(さだめ)を背負い
戦場で 弱く 輝く 小さな命さえ 殺しきれずに
鮮やかに散り行くまま

影落ちた 心 光よ射し込め 暗い過去 思う度に
泡沫のごとく

悲しみの中で輝き 響き合う剣の音
欠けた刃で 人が斬れるなら

呪われし この世の中よ 忌まわしい戦の
終わりが来るなら この刃、投げ捨て

永遠に 続いてくなら 貴女に包まれて
愛し 愛され 華やかに散り行くまま

Re: 短編小説 *戦国BASARA* ( No.39 )
日時: 2011/12/04 15:53
名前: ☆Milk☆ (ID: CROAJ4XF)

全力少年  by スキマスイッチ

進まずに渋ってたら 置いてかれんだ
血で染まるあの場所に 覚悟を決めて向かう
汚れちまった僕の傷 薬などはない
染み付いた剣の術 上を目指していく
未熟者でも ここを守ることを決めたのに
呪文の様に 守れないとつぶやいてた

弱気な自分ぶっ壊して こぼれる涙取っ払って
とめどない 血と汗で 乾いた刃潤せ!
この場に立つ僕はきっと 全力で戦ってるんだ
乱世を潰すのは誰だ?

遊ぶこと忘れてたら 老いて枯れんだ
ここんとこは戦のみ 笑えなくなってる
刃のかけらに 輝いてたものが いっぱいあったろう?
大切なもの 全て忘れてしまう前に

遮る心ぶっ飛ばして まとわりつく過去かわして
とめどない 地と涙で 乾いた闘志潤せ!
この場にいる僕はきっと 全力で叫んでるんだ
進まなけりゃ 何も変わらない

澱んだ世界に 答えを見つけ出すのはもう 止めだ!
汚れた傷も 新しい光ですぐに 希望射してくる

弱気な自分ぶっ壊して こぼれる涙取っ払って
いつでも 頭にある 描いた夢の 未来
紛れも無く僕らずっと 全力で戦ってくんだ

乱世を潰すのは僕だ

視界はもう、澄み切ってる

Re: 短編小説 *戦国BASARA* ( No.40 )
日時: 2011/12/04 16:14
名前: ☆Milk☆ (ID: CROAJ4XF)

ノーボーイ・ノークライ  by STANCE

紅色の槍が折れるのを 俺はつっ立って ボーッと見ていた
敗北に 溺れるくらいなら 死んじまうほうがずっとマシだ
乱世を 切り開いて 人間なんて 大したもんじゃないと
明日なんて もういらないから 握った刃を隠すなよ
怖さに天下 売り飛ばす程まで 弱虫じゃないだろう?
若虎よ 心の槍を もう一度振れるのは 君だけだ

炎の紅虎は言った 俺の刃を折ってみろ! 弱気な目をした奴には 関係ない話なんだ
炎の紅虎は言った 俺が叫んだこの声は 心の奥に潜んでた自由だ

解ろうとしないままずっと 心を閉ざした あの日の傷が
今もまだ 崩れそうな俺を 前に前に押し出しているんだろう
バラバラになるくらい 叫んでみたって 天下獲れるわけじゃないけど
何もせず 機会を待ってる アイツらみたいになりたくないんだ

雷子(らいこ)の蒼龍は言った どうしようもなくくだらない 
この素晴らしい奥州にたった今生きているから
雷子の蒼龍は言った この世に生まれてる意味を 決して忘れてしまわないように

炎の紅虎は言った 死ぬには早すぎるだろう? 皆が天下を狙ってる くだらないこの乱世で
雷子の蒼龍は言った 嵐くる この夜に 戦を終えようとしてるから

僕らが叫んだこの声は
天下人にだって消せないだろう




*雷子は、雷の子供という意味で作った造語です。
 多分こんな言葉無いです。

Re: 短編小説 *戦国BASARA* ( No.41 )
日時: 2011/12/14 17:30
名前: ☆Milk☆ (ID: EDEHNaGx)

↑人生ゲーム↓  By 初音ミク

刃の先は血が染み付いていて この手で出来ることは人を殺すこと
戦場に響く怒号だけ 剣の音と共に妙に聞こえてきた
躊躇している暇はないんだと 刀を握って走り出していった
血の飛沫が舞うこの場所で ただひたすらに剣を振り回している
気まぐれな侍の戦 こんな乱世なんて 汚れた地面さらに紅で染める

戦の風が僕らを誘う 流れてる血で操られる
侍は死体見つめながら 刃を振り回す

農民まで巻き込み戦して 聞こえてくる悲鳴も聞こえないフリで
終わったあと見た戦場は 赤黒い血を纏った死体が残る
今日もまた何処かで血が飛んで 死体が増える 毎日同じことの繰り返しで

負けたら殺されるこの命 自分の強さで左右される
そんなことも知らずに運命なんて 笑える話だね

勝ちも負けも 生きるも死ぬも 強さで決まる
この戦は何人死んでくの?

戦の風が僕らを誘う 流れてる血で操られる
侍は死体見つめながら 刃を振り回す

人を殺す快感覚え 人情、慈悲も全て捨てる
人は泰平の世界待つ あぁなんて滑稽なの

あぁなんて滑稽なの

Re: 短編小説 *戦国BASARA* ( No.42 )
日時: 2011/12/17 16:34
名前: ☆Milk☆ (ID: PRmCvUEV)

*魔性の子*   〜梵天丸と小十郎〜

「ねぇ小十郎。お団子食べたくない?」
可愛い顔して近づいてくる子供が一人。彼がこの間から面倒を見ている伊達家の嫡男・梵天丸である。
普段笑わない分、こういう甘え方をするとどうも可愛く見えてしまう。元々可愛い顔だが。しかし甘え方を本当によく知っている。・・・と、従者である小十郎は思った。
しかし、負けてはならない。教育しなければいけない。
「いけません梵天丸様。まだ写経が残っています。」
しかし諦める梵天丸ではない。
ふくれっ面になるのだから困る。
「いけません!写経を終えてからにしてください!」
すると今日はいつもと違う戦法を持ち出した。普段なら不本意ながら写経を始めるが今日は違う。
「・・・。」
泣きそうだ。ついに泣き落しを使い始めた主。
なんて顔だ。可愛いな。
誰の入れ知恵だ。誰なんだ。
うぅ・・・それにしても可愛い。末恐ろしい子だ。
しかしこちらにも義務がある。
「梵天丸様!男同士に泣き落しは通用しませ・・・。」
「梵天丸。」
・・・和尚様??なんでここに。
すると『お、使ってるな、泣き落し』とうい顔の和尚。
「・・・貴方か!!貴方の入れ知恵か!!」

和尚が小十郎からまさかの説教を食らったのは、また別の話☆


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