二次創作小説(映像)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

短編小説 *BSR Fate*
日時: 2014/04/21 17:22
名前: ☆Milk☆ (ID: EM3IpZmD)

こんにちは!
題名とか親レスとかが色々変っちゃってごめんなさい(汗)

前は主にバサラとバサラクロスオーバー専用でしたが最近fateが増えてきたためfateも題名に加えちゃいました←
そんな感じに意味が行方を失った短編小説始まります

ごゆっくりどうぞ


※リクエスト受け付けてます。長くなりそうなリクエストや、あまりに抽象的なリクエストはバッサリ無視いたしますので悪しからず。
※荒らし、チェンメ、悪コメはご遠慮ください
※バサラは主に伊達軍、fateは槍兵と弓兵を偏愛してます
※私のオリジナル小説、『僕と家族と愛情と』とリンクしてる時も多々。

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97



Re: 短編小説 *BSR Fate* ( No.357 )
日時: 2014/09/21 23:24
名前: ナル姫 (ID: OP8rm8tJ)

「あー面倒臭い面倒臭い。全く、どうしてこうも面倒臭い……例えるならそう……蝿みたいな奴らが多いんだ? この戦争は蟲でも飼育してるのか?」
「この我を蝿呼ばわりとは良い度胸だな雑種が! 貴様など生かしておく価値もない!!」
「騎士を蟲と嗤うか、死神!」
「ふふん、随分でかい態度だのぉ死神?」
「そりゃァ神様だしなァ? 何だ、何もできない人間の前でペコペコしてろって?」
 これはどうしたことだろう。セイバーとランサーが戦っていた所にライダーが割り込み、ライダーの挑発にアーチャーが乗っかり、そこに物見遊山でもするつもりか、キャスターであろう死神が現れたのだ。アイリスフィールやウェイバー、切嗣やケイネスは声を出せずに唖然としていた。
 英霊とそのマスター達の視線が死神に集中する。一度も刃を交えていないが、それでも勘で分かる−−こいつは、危険だ。
 セイバーとしては、今すぐこの場で、放てるものならエクスカリバーを放ってしまいたかった。だが、先程の戦いで左手の腱を斬られており、その必殺奥義は放てない状態にあった。
「……アーチャー、ライダー、ランサー、まずはあの死神を倒す。異存はあるまいな?」
「フン、雑種、貴様が手を下すまでもない。我が宝物によって塵にしてくれるわッ!!」
 言いながらアーチャーがキャスターのいる倉庫へ無数の武器を放った。だが、気配は消えない。
「はっ! 見事な数だ、だが数で勝とうってんなら止めときな」
 ガラガラと音を立てて武器が地に落ちる。そのうちの一つはランサーの近くに刺さった。
「あの数の武器を、全て弾いたのか……!?」
「ふむぅ、あの鎌が厄介なようだのぅ」
 セイバーに続きライダー。確かに、鎌には魔力が纏われていた。紫色の、禍々しい魔力が。
「貴様ッ! 俺の宝に何をした!?」
「何もしてねェよ、優秀な鎌で弾いただけさ」
「……にしても、おい、ランサー」
 ライダーの声にランサーが漸く顔をあげる。
「貴様先程から何押し黙っておる? 何かあれを倒す案でもないのか?」
「……それは……」
「ねェよなァ? 糞騎士様よ。アンタは俺にはぜぇったいに敵わねぇもんな?」
「戦ってみなければわからないではないか! 死神、余程貴様はランサーとの戦いに余裕があるようだな!」
「そもそも戦いにすらならねぇしな。俺にマークされている限りな」
「……マーク?」
 首を傾げたセイバーに、ランサーは奥歯を食いしばり、左の手の甲の鎧を外した。それをセイバーへ見せる。
「……!」
 そこには、黒い骸の柄が刻まれていた。
「何故、ランサーにこんなものが……? それにこれにはどんな効力が?」
「それは……その」
「ビシッと言えよ男ならよォ?」
 つまらないと言うように死神がランサーを急かす。言う覚悟が漸く出来たのか、重い口を開いた。
「……俺にこの印がある限り、俺はあいつには刃向かえない……アイツは……俺の心臓を握っているようなものだ」
「……!?」
「まァ、簡単に言えばな。細かく言うのは面倒だし……心臓だけじゃねェぞ? 内臓全てが俺の手中にある」
 場が混乱を始めた。ランサーのマスターであるケイネスでさえ、ランサーと死神の関連を知らなかった。
「雑種よ、何故貴様がランサーの生死を担っておる?」
「はっはっは! 面白いこというな金色! 実の息子の生死を俺が決めて何が悪い?」
「!!?」
 全員が顔をあげた。視線がランサーに集中する。ランサーはきつく死神−−実父を睨んでいた。
「んな顔するなよ?  事実じゃねぇの」
「ふざけるな! 貴様を父だと思った事など一度もないッ!」
「傷付くな。まァ俺もお前を子供だなんて思ってねぇけど。あれだ、嬲ると面白い」
 さらっと最低な事を口にする死神。それでもランサーが彼を斬ろうとしないのは、死神の力を誰よりも知っているからだった。
「おかしいわ。神の血を継いでいる者の目は赤いはずよ」
「あぁ、そうだよな。全く贅沢な奴だ。なァ? 俺の息子だーって言うのが嫌でわざわざ養父に目の色変えてもらうなんてな、我が儘な奴だ。性格と同じように甘い色だ」
「母さんを傷つけ、好き勝手人を殺し、私怨で幼い異父弟をお前は殺した……! そんな輩が父親だと!?」
「おお流石、優しい子だ。自分が虐待されたことはカウントしないのか。それと、俺は俺の好きなように狩るだけだぞ? あぁそうだ、それとお前、お前の嫁どうなったか知っているか?」
 一瞬、わけがわからない、というような顔を見せ、やがて口を開いた。
「……フィンの元へ戻ったのだろう……俺を追って自殺したという説もあるがな」
「天国へ行かず座に召されたお前は知らないよな、当然当然。うん、残念ながらどちらも不正解だ。教えてやろうか、愚かな女の最後をな」
 嫌な予感しかせず、冷や汗が流れた。
「……グラニアに、何をした……!?」

「あんまりにも泣くもんだから、俺が楽にしてやった、ちょっと無理矢理だが、味わった後にな」

Re: 短編小説 *BSR Fate* ( No.358 )
日時: 2014/09/21 23:29
名前: ナル姫 (ID: OP8rm8tJ)

 次の瞬間、そこにはもうランサーはいなかった。死神の目の前へ一瞬で駆ける。
「貴様ァァァァァァッ!!」
 蜜の瞳に怒りを一杯に込め、紅の槍を繰り出そうとした、時だった。
「『生死誘導権』」
 長い槍は届かず地面に落ちる。左の手の甲が光り、ランサーはその死神の前で膝と手を付いた。
「う、グッ……!」
「ランサーッ!」
『撤収だランサー! 戻ってこい! 今宵はもう良い!』
「無駄無駄、糞騎士のマスターよ。こいつはもう動く体力すらねぇだろうさ。よし取れた」
 すっ、とキャスターの手の平に現れたのは一つの心臓だった。
「ゆる、さなっ……グラニア、だけは……し、あわせ、に……っ」
「うるせぇな」
 言うと、死神はディルムッドを蹴り飛ばした。
「ランサーッ!」
 セイバーがランサーを受け止めようと走り出すが、間に合わない。代わりにライダーがチャリオットを走らせ、ランサーを受け止めた。
「坊主、ランサーを見ておれ」
「あ、あぁ……」
ウェイバーが返事をしたとき、ランサーが身を起こした。
「お、おいランサー、起きて大丈夫なのか?」
「あぁ……抜き取られる時は痛みが酷いが、な……アイツが心臓を潰さない限りは、平気だ……」
 しかしこれではランサーは戦えない。死神はいつでもランサーを殺せてしまう。
「最低な死神だなッ……! 待っていろランサー! 今すぐこの死神を……!」
「やめっ……セイバーッ!」
「風王……」
 セイバーが死神の背後に周り、攻撃を仕掛ける。だが、一瞬早く、死神はセイバーの首筋に鎌を回そうとした。
 高く金属音が響く。見ると、ランサーがセイバーの前に立ち、刃からセイバーを守っていた。
「ランサー! ここに来ては危険だ!」
「お前の方が危険だセイバー! お前はあの鎌の力を知らない!」
 ギチギチと槍と鎌が交わる。筋力は同等。だが何とかランサーが鎌を押し返す。だが、当然そうなれば、死神としては心臓を潰すのみだった。
「親に反抗するなよ、糞餓鬼」
 仮面の付いた顔から唯一見える口が歪み、楽しそうな声が漏れた。
「−−ッッ!!」
 胸部に激痛が迸る。
「ぐああああああっ!!」
 身を屈め、その場にしゃがみ込む。ガタガタと身体が震え、息すら出来ない。
「ランサー! ランサー!!」
「せい、ば……に……!」
 逃げるように伝えたいが声が出ない。伝えたところで、セイバーが逃げるはずもないのだが。セイバーはランサーの前に立ち、死神と向かい合った。
「お前さんが剣で攻撃して来たら、こいつの心臓を壊すかも知れないぜ?」
「クッ……!」
「で、来ないからこっちからって奴だ!」
 紫の魔力を纏う鎌を大きく振り翳す。セイバーは避けるが、頬に小さな傷ができる。ランサーが目を見開いた。
「せい……」
「案ずるなランサー、この程度の傷くらい……」
 言った瞬間、セイバーの手から透明の剣が落ちた。目を見開き、その場に崩れ落ちる。
「かっ、は……!?」
「セイバー!?」
 アイリスフィールが呼びかけるも、セイバーは苦しそうに悶えるだけだった。口から泡を吹き、がくがくと震え、やがて目から光が消えて動きが止まる。かと思えば、青い光にさらわれて消えた。

 最強のサーヴァント、かのアーサー王という英雄が敗退した瞬間だった。

「今、何が……?」
 ウェイバーが言う。ランサーは、その場にいたにも関わらずセイバーを守れなかった無力さに歯を軋ませた。
「ッ……貴様、貴様、貴様ぁッ!!」
「はっはっはっはっは! 騎士同士で戦いたかったってか? くはっ! 相も変わらず馬鹿だなァ糞騎士様。そんな夢が叶うとでも?」
 許せない。
 逃亡の果てに手に入れた、唯一愛した女性を凌辱の果てに殺され、騎士道という精神を持ち、正々堂々と決着をつけようと決意した、相見えるだけでも誉である黄金の剣を持つ王を殺された。
 許せない。倒したい。殺したい。渦巻く感情とは正反対に、身体全体に心臓の痛みの余韻がいまだ続き、動かなかった。
「貴様は、殺すッ……! 絶対、に……!」
「は、吠えてろ。さて、次に俺が気に入らないのは誰だ?」
「余よ」
 声をあげたのはライダー。側にいるウェイバーの顔が青ざめる。キャスターは強い。いや、強いどころの話ではない。簡単に人を殺せるというのに、ライダーが叶うのだろうか。
「清く正しい戦場の華を簡単に踏みにじり散らすのは、頂けんのぅ?」
「ほう? アンタはそういう人間か、征服王」
「うむ。しかも、息子の命を人質に取るとは……いけ好かん」
「アンタもうるせぇし面倒な性格してんなァおい? まぁ、良い。アンタを殺すのも楽しそうだ」
 ブン、と大鎌を振る。
「ランサー離れておれ。ゼウスの子らは荒い故な」
「止めろ、ライダー……」
 自分の心臓がそこにあるからではない。ライダーでさえ、こいつには敵わないと、ランサーは知っていた。

Re: 短編小説 *BSR Fate* ( No.359 )
日時: 2014/09/21 23:36
名前: ナル姫 (ID: OP8rm8tJ)

「行くぞ坊主!」
「うわぁぁぁッ!?」
 チャリオットが倉庫を破壊する。ランサーはバランスを崩し地面に叩きつけられる。起き上がる気力はないがそうダメージはなかった。だ倉庫はばらばらになり、死神の姿はないが、自分が生きているということは死神も無事であると言うことに相違ない。
「おー、凄い力だな、ゼウスとやらの牛は。こりゃぁうちのダグザ様にも匹敵するんじゃないのか?」
「……そりゃ、そう簡単にはいかぬわなぁ」
 自嘲気味に笑うライダーだが、その額には汗が滲んでいた。悔しくもある。自分の自慢の賜り物を、あの鎌一つで防いだとは思いたくない。しかも、傷一つないままで。
「さーて、じゃぁ次は俺からだな。安心しな、さっきの騎士王の嬢ちゃんみたいに魔力最大で殺してやるよ」
 弧を描いた口。額に滲んだ汗が、滴る。
 一度瞬きをした後、そこにもう死神はいない。だが背後に嫌な気配を感じた。
「……早すぎる、だろ……!」
 ライダーの背後にいるウェイバーが震える声で言う。ウェイバーな首に鎌があてがわれる。
「じゃァな、地獄で会おうぜ」
 大きく鎌が振られる。二人はほぼ同時に斬られた。ウェイバーは華奢なため、胴体が二等分されて。ライダーの身体にも鎌は深く傷をつけ、ほとんど痛みを感じることなく二人は絶命し、ライダーは座に還った。
「さてと、最後はアンタかい、金色? 楽しませてくれよ?」
「雑種と同じにするでないわ」
「ま、アンタが勝てることはないだろうけどな」
 ランサーは今のうちに、と上半身を起こして叫んだ。
「主ッ! セイバーのマスターッ! 逃げろッ!! 遠くに、出来るだけ遠くに逃げろッ!! ここにいたら確実に殺されるッ!!」
「あ、この馬鹿。無駄なアドバイスしてんなよ」
「あっ……!」
 心臓を握られ、再び地面に伏す。ひゅ、と言う音が呼吸する度に漏れた。ケイネスとアイリスフィール、切嗣も舞弥も逃げようとは思った、だがなぜか逃げられなかった。
「サテ、やろうか。来な、金色」
「ふん、その煩い口すぐに塞いでやるわッ!! 散れよ雑種ッ!!」
 高い金属音が鳴り響く。どれだけの武器を放っても余裕の表情で弾き続ける。
「俺にもターン寄越せっての」
 言うが早いか、大きな武器を弾くと、死神はアーチャーの目の前に現れた。
 赤い瞳が見開かれる。
「じゃぁな、金色」
 その鎧すら、鎌は簡単に裂いた。
「えー、残ったサーヴァントは……あぁ、マイラブソンとアサシンだけ? あ、あとバーサーカーか。何これ、聖杯戦争呆気ないな」
 ランサーは漸く立ち上がり、二等分されたウェイバーの死体を見つめた。こんなにも、こんなにも簡単に聖杯戦争が終わるなど、認めたくない。だが、相手は正真正銘の死神であり、父である。
 −−勝てない。
「……キャスター、あなたはどうやら本当に楽しみに来ただけのようね」
「あぁ、アンタはセイバーの……」
「何故、何故なの? 確かにこれはサーヴァント同士の殺し合よ。けれど、そのマスターまで殺す必要はあるの? それに貴方は、その殺しを確かに楽しんでいる」
「信じられねぇだろ? こんな俺の血を引いてる息子は騎士様なんだぜ。くはっ、俺は信じられねぇよ」
「ッ……ひど過ぎるわ! 息子までいたぶって……」
「口煩い女は嫌いだ。俺の嫁みたいでな」
 身が裂かれた。アイリスフィールは血を吐き出して地面に落ちた。
 死んでいく。沢山の人が、俺が、無力な、ばかりに、死んでいく。俺が、俺は、俺の、俺に、力があれば。
「さて、息子ぉ、お前は俺を倒すか?」
「……」
「おーっと悪い、選択なんか、出来なかったな」
 べしゃり、心臓が落とされる。前世、ディルムッドの幼い弟を圧死させたのと同じように、その足で死神は息子の心臓を踏み潰した。
 感傷に浸る間もなく、涙も流せないままに、その息子は倒れた。黒い煙りのようなものに包まれながら、槍使いは座へ還った。
 最後にひとすじだけ、涙を流して。
「さて、と……おいこら、まだいるだろ? 糞騎士様のマスター?」
『ッ……あぁ』
「何か俺に言うことは?」
『……』
 ケイネスは何も言わなかった。煩いの一言で殺されたサーヴァントとマスター。学習しないケイネスではない。だが、死神は最後の最後まで気まぐれだった。
「喋らないのはそれはそれで腹立つわ」
『ッ−−!』
 気付いた時には、もう遅い。ケイネスの身体も、ウェイバーとアイリスフィールと同じように二つに裂かれた。
 と、二方向からの銃弾。勿論、それも事前に察知され簡単に防がれたが。
「えーっと? まだ誰かいるのか? 二人か……ま、良いや。今は殺さないで……いや、うん、殺しておこうか」
 銃弾を放ったうちの一人、切嗣は感じた。
 −−殺される。
 塩辛い雫が、アイリスフィールが死んだ際目から零れた雫が口に入る。
「よぉ、どっかの誰かさん?」




「あー面倒臭かった。人間はわからねぇなぁ、何であの目が死んでた男は泣いてたんだろ。あのセイバーとやらも綺麗過ぎて吐き気したわ。アーチャーはアーチャーで唯我独尊腹立つし、何も言わなかったあの金髪男も何だったんだ? あとショートカットの女は……目が死んでた男の仲間だろうけど、あいつら何だったんだろ。ライダーのマスターはうざかったな。ライダーも何だ、戦場の華だ? はっ、血濡れた華か、傑作だ。何だかんだ言って、やっぱり息子が一番恋しいものかねぇ。さて、殆ど全員殺しちゃった訳だし、こうなればもうあれだ、聖杯取りに行くか! うん、そうしよう! さーて、願いはどうしようかなっと。受肉してこの世に生きるのも面倒だし……つかもう本当、何もかも面倒だ、人間って奴が。じゃぁ人間を滅ぼす方向で……あぁそうだ」
 じゃり、と鎌が地面を擦る。

「世界滅亡……うん、良い願いだ」

 死神はどこかへ歩き出した。

Re: 短編小説 *BSR Fate* ( No.360 )
日時: 2014/09/23 23:36
名前: ナル姫 (ID: U0hMzT3c)

被害者対加害者
BAMのHopeful替え歌。所々変な英語が見つかる可能性あり

▽尼子
▼ディル

▽Oh-oh-oh
▼Yeah

▼Please help me God, I feel so alone
I'm so fool, how can I take it on my own
I've cried too many tears, yeah, writing this song
Trying to fit in, when am I helped?
I wake up every day, I remember bad dream
My adoptive father talk me with smile
Too scared to say, too scared to holler
but I know that he know my heart
▽I was just a kid, I didn't want no stress
My nerves are bad, my life's a mess
The gossips you tell me, they hurt real bad
I wanted to face my Mom
But she's very quick,I feel so trapped there's nowhere to turn
Don't wanna fight when I'm with you
So please Mom
Tell me what I've done
I know you aren't here
I'm livin' with my fellow

▼'Cause I'm hopeful, yes I am
Hopeful for today
Take this music and use it
Let it take you away
And be hopeful, hopeful
And He'll make a way
I know it ain't easy, but, that's okay
Just be hopeful

▽Why do you hate me but the colour on my skin?
Or whether I'm fat or whether I'm thin?
You call me a monster, you call me a fool
You aren't in my heart,have no interest
▼I wish I were a real child of my adoptive father
I'm shaking with death, I'm so scared inside
I hope I am a knight of my life
Why did you that thing and I'll die because of you

▽'Cause I'm hopeful, yes I am
Hopeful for today
Take this music and use it
Let it take you away
And be hopeful, hopeful
And He'll make a way
I know it ain't easy, but, that's okay
Just be hopeful

▽You beat me everyday
What am I from your view?
Maybe,I will forget your face
You are stiring my heart
▼I wrote this song for you to see
We couldn't been family, you and me
Dad,take a moment please
Every single day you would kill me

▽'Cause I'm hopeful, yes I am
Hopeful for today
Take this music and use it
Let it take you away
And be hopeful, hopeful
And He'll make a way
I know it ain't easy, but, that's okay
Just be hopeful
▼'Cause I'm hopeful, yes I am
Hopeful for today
Take this music and use it
Let it take you away
And be hopeful, hopeful
And He'll make a way
I know it ain't easy, but, that's okay
Just be hopeful

▽What I wear is all I have
We lost our home, I'm livin' from a bag
Yo my Mom, please hear
I don't want your love

Re: 短編小説 *BSR Fate* ( No.361 )
日時: 2014/09/24 07:41
名前: ナル姫 (ID: XHBF72bm)

上の奴の和訳というか意訳

▼神様お願いがあります 俺を助けてください
一人孤独を感じているけれど 俺は馬鹿だから
何をしたら良いか 何ができるか 分からないよ
この唄を書きながら沢山の涙を流したよ
僕は頑張ったよ 我慢もした いつか報われるはずだって
毎朝起きる だけどうなだれるんだ 悪夢を思い出すから
でも養父は俺に笑顔で話しかける 口に出すのが怖かった
無理をしてることなんてばれているけど
▽俺はただの小さな子供だった あんな気持ち望んでない
こんなの嫌だ ずたぼろな人生なんて
嫌な意味、響きを持った陰口は聞くだけで本当辛くなった
その度に『かあさん』と向き合おうと思った
でも『かあさん』は怒りっぽいから 俺の居場所は家にない
アンタの側にいて傷つけられたくない
なぁ『かあさん』 俺がアンタに何をした?
アンタはもうここにいない 俺は仲間と暮らしている

▼それでも希望は捨てないよ 今日だって希望はあるんだ
この歌を君に送るよ この歌が必要な君に
希望を持つことが簡単じゃないことくらい俺にも分かる
それでも捨てちゃダメなんだ いくら傷つけられても

▽何でアンタは俺を嫌う?
顔のせい? 体型のせい?
こうなりたくて生まれてきたわけじゃないのに
「化物」「醜い」
俺の心はアンタを失った
どうでも良くなったよ
▼俺が本当の養父の子供だったらなぁ
死に怯え、心は限界だよ
俺は死ぬときも騎士でありたいんだ
何であんなことした?
何でお前のせいで俺が死ぬんだよ?

▽それでも希望は捨てないよ 今日だって希望はあるんだ
この歌を君に送るよ この歌が必要な君に
希望を持つことが簡単じゃないことくらい僕にも分かる
それでも捨てちゃダメなんだ いくら傷つけられても

▽来る日も来る日もアンタは俺を殴った
アンタにとって俺は何なんだ?
いつか俺はアンタの顔も忘れそうだ
それでアンタは俺の心を掻き回す
▼アンタはちゃんとこの歌を聞いてるか?
家族と認め合えない俺達
『とうさん』、俺さえ殺そうとしたアンタのことだよ

▽それでも希望は捨てないよ 今日だって希望はあるんだ
この歌を君に送るよ この歌が必要な君に
希望を持つことが簡単じゃないことくらい僕にも分かる
それでも捨てちゃダメなんだ いくら傷つけられても
▼それでも希望は捨てないよ 今日だって希望はあるんだ
この歌を君に送るよ この歌が必要な君に
希望を持つことが簡単じゃないことくらい僕にも分かる
それでも捨てちゃダメなんだ いくら傷つけられても

▽僕はもう何も隠してないよ
ただ一つ持つこの鞄の中にも 幸せだった家もない
なぁ『かあさん』、聞いてくれよ
愛してくれとは言わないから


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97



この掲示板は過去ログ化されています。