二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 短編小説 *BSR Fate*
- 日時: 2014/04/21 17:22
- 名前: ☆Milk☆ (ID: EM3IpZmD)
こんにちは!
題名とか親レスとかが色々変っちゃってごめんなさい(汗)
前は主にバサラとバサラクロスオーバー専用でしたが最近fateが増えてきたためfateも題名に加えちゃいました←
そんな感じに意味が行方を失った短編小説始まります
ごゆっくりどうぞ
※リクエスト受け付けてます。長くなりそうなリクエストや、あまりに抽象的なリクエストはバッサリ無視いたしますので悪しからず。
※荒らし、チェンメ、悪コメはご遠慮ください
※バサラは主に伊達軍、fateは槍兵と弓兵を偏愛してます
※私のオリジナル小説、『僕と家族と愛情と』とリンクしてる時も多々。
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- Re: 短編小説 *戦国BASARA* 【コメを!!リクを!!】 ( No.268 )
- 日時: 2012/08/29 14:39
- 名前: ナル姫 (ID: qdRUsJvl)
ナルバサ
「ここが…枯葉の里…」
冷たい風の吹く里。紅葉しきった葉が、地面にカサカサと音を立てて落ちていく。どうしようもなく、虚しい雰囲気だ。それに、今まで来たどの里よりも活気がない。
「…窓もカーテンも閉まってる…どうなってんだってばよ」
「…」
コスモは黙りこくっている。自分の店が金を返せないせいで、里の住民まで被害に遭っているとは言えないだろう。
「…俺んちのせいだろうな」
「政宗?」
「…里にまで手ェ出してんだろ、大方」
「えぇ…」
「兎に角、おばちゃんちは何処だってばよ?」
「この先をずっとまっすぐ…そしたら十字路に突き当たって、そこを右にまっすぐ行けばいいの」
「じゃぁ、行くか」
サスケの声を合図に三人は歩き出した。
少ししたら十字路に着く。そこを右に、まっすぐ。また暫く歩いて、コスモの店らしきものが見え始めた。確かに店は大きく、ゴージャス感があふれる。
その前に、何人かの武装した大人がいた。
「あきはらコスモ!居んのは分かってんだ!早く出てきやがれ!伊達家に金返せよ!!」
「いい加減にしろ!早く出てこねぇと殺すぞコラァ!」
そこに政宗が歩み寄った。
「お、おい!」
「政宗さん!?」
金取りたちは気付いていない。何人かのうち一人の腕を政宗は掴んだ。
「あぁ!?てめぇ邪魔……!」
「?どうし……!」
「…何をやっている、お前たち」
「ま、政宗様…!?」
最上に追い出された忍びを責める時のような、冷たい眼差しに、ナルトは息を呑む。
「あ、その、我らは…」
「お、おい!お前ら!何を言っているんだ!伊達政宗は伊達家から逃げ出して、義姫様から殺人命令が出ているはずだろう!殺すぞ!」
「させるかぁああ!!」
男達にナルトがタックルする。
「グアッ」
「この餓鬼!」
「政宗は第七班のメンバーだ!テメェらには渡さねぇってばよ!」
- Re: 短編小説 *戦国BASARA* 【コメを!!リクを!!】 ( No.269 )
- 日時: 2012/09/01 13:46
- 名前: ナル姫 (ID: oxfV1uL3)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=12796
僕愛の定行のイメージソング
『やさしくなりたい』替え歌
詳しくは参照
宛もなく歩いて 遠くの地で出逢う 貴方が生きている 眩しい瞳で
光の後ろ側 私を縛る過去 懐かしのあの日は 今雨の中に
優しくなりたい、優しくなりたい
怒鳴るばかりじゃ 怯えるばかりじゃ
愛なき家庭に生まれた私も 貴方と居たい 貴方と笑いたい
愛なき家庭に生まれたからこそ 強くなりたい 優しくなりたい
賽子転がして一の目が出たけど 双六の文字は「振り出しに戻る」
貴方は言うのでしょう「お前らしいよね」と
「一つ進めたなら良かったんじゃないか?」
強くなりたい、強くなりたい
我慢ばかりじゃ 逃げてるばかりじゃ
愛なき家庭に生まれた私も 貴方に逢えた 幸せになれた
愛なき家庭に生まれたからこそ 強くなりたい 優しくなりたい
助けてもらった 今度は私が
守ってみせましょう 必ず貴方を
愛なき家庭に生まれた私も 貴方に逢えた 幸せになれた
愛なき家庭に生まれたからこそ 強くなりたい 優しくなりたい
生まれた家庭を忘れた訳じゃない 笑っていたい 優しくなりたい
- Re: 短編小説 *戦国BASARA* 【コメを!!リクを! ( No.270 )
- 日時: 2012/09/08 18:41
- 名前: ナル姫 (ID: j69UoPP8)
『かくれんぼしようよ』
一体誰だ、そんなことを言い出したのは。…成実だったな、多分。
≪前≫にもずいぶんやったかくれんぼ。何故か大人になってからも俺たち三人はかくれんぼばかりやっていた気がする。運が悪い奈津が、いっつも鬼になって、俺たちは必死になって隠れた。…だがそれも最初のうち。段々隠れるqualityが低くなったのを覚えている、特に俺は。
「…えー…」
「いいじゃんやろうよ!」
前世の記憶がない成実はどうしても譲らない。俺としてはもう飽きるほどやったんだけど。
「…わかったよ…」
「やった!じゃんけんしよう!」
「「「さいしょはぐー!じゃんけんぽん!!」」」
どうせまた奈津が鬼だろ…って…アレ?
パー、パー…グー…。
「まさがおに!」
「げーッ」
「よし!逃げろー!」
仕方なしに俺はその場に屈んで数を数え出した。貸しきりの公園。隠れる場所は沢山ある。
「…きゅう、じゅう。もういいかい?」
「もういいヨ!」
片仮名表記の『よ』に少し苛ッと来たが我慢しろ俺。
俺は公園で二人を探し始めた。
___
『はぁ?隠れん坊?』
『おう!久し振りにやろうぜ!』
『ったく、ふざけんなよ。次期国主のすることじゃねぇ』
『こんな時だけ若様ぶるなよ』
『な…奈津…テメェ…』
容赦なく吐き出された言葉に折れ、結局やることになった隠れん坊。
…これが、三人でやる最後の隠れん坊だとは誰が予想しただろう…?
だから君には、気付いていたよと、言って欲しかったのに。
簡単に、大きな杉の木の後ろに隠れた。と言うより、腰を下ろした状態に近い。端から、俺に隠れる気はなかった。当然幼馴染みには直ぐバレる。
『…政宗、見っけ』
『早いな』
俺と一緒に隠れた恋心も、君はきっと見つけてしまっていた。とっくの昔に見付けていたのに、気付かない振りだっただろ?
『ちゃんと隠れろよ』
『面倒』
最初は神様だけが知ってたこの気持ちを、君が見つけるのにそう時間は掛からなかった。
一度感情を捨てた俺の、心を隠す隠れん坊。
___
結局奈津は記憶をなくし、俺の気持ちにも気付いてない。だからせめて俺は
君を一番に見つけたいんだ。
「なつ、みっけ」
「はやいよ〜…」
…≪前≫はよく、見付かると舌打ちをしたのに、いつの間にかその癖も消えて。でもその癖さえ、俺は大好きだった。
「で、おまえはいつまでそこにかくれてんだ?」
ジャングルジムの近くにある木に話しかける。残念そうに成実が現れた。
「…なんでわかったの」
「こうどうぱたーん、ばればれ」
「ちぇ、かえるか」
「まだだ」
「「え?」」
俺の突然の声に、二人が驚いて俺を見た。
「まだ、ごじになってない」
あと5分。
二人の顔がみるみる輝いて。
「うん!」
「じゃあつぎはなっちゃんおにね!」
「わかった!」
しゃがんだ奈津を背に、走り出す。滑り台の下に隠れた。
「もういいかい?」
「もういいよ」
俺の心は待ってるよ。
君が見つけてくれる日を。
何となく遠くて、まだ幼いけど
この想いは本物だよ。
だから早く見付けてね。
『初恋のかくれんぼ』
- Re: 短編小説 *戦国BASARA* 【コメを!!リクを!!】 ( No.271 )
- 日時: 2012/09/09 23:37
- 名前: 明星陽炎 (ID: 4jvpIusd)
>姫様
おううふ…陽炎のライフがZeroになりました…
やだもうなんで姫が書くとこんなに可愛いんだろう、政宗の綺麗すぎる恋心に涙がでそうになりました
あれだね、年齢食うと涙腺緩くなるのね!実感してきたわほんと…
滾ってきたので頑張って二人を綺麗にくっつけたいです!
…とはいいつつまたギャグ書くんでしょうがw
では!とっても可愛い僕らを毎度ながらほんっとうにありがとうございました!!
勿論また来ますよ!ええ!!
- Re: 短編小説 *戦国BASARA* 【コメを!!リクを! ( No.272 )
- 日時: 2012/09/10 07:58
- 名前: ナル姫 (ID: ajFjTcav)
ふふふ、妄想の塊ですよ、これ。
何だろう、最近クールじゃなくなる筆頭。どうしましょう。
こんなしか書けませんが宜しければまた是非!
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