二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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短編小説 *BSR Fate*
日時: 2014/04/21 17:22
名前: ☆Milk☆ (ID: EM3IpZmD)

こんにちは!
題名とか親レスとかが色々変っちゃってごめんなさい(汗)

前は主にバサラとバサラクロスオーバー専用でしたが最近fateが増えてきたためfateも題名に加えちゃいました←
そんな感じに意味が行方を失った短編小説始まります

ごゆっくりどうぞ


※リクエスト受け付けてます。長くなりそうなリクエストや、あまりに抽象的なリクエストはバッサリ無視いたしますので悪しからず。
※荒らし、チェンメ、悪コメはご遠慮ください
※バサラは主に伊達軍、fateは槍兵と弓兵を偏愛してます
※私のオリジナル小説、『僕と家族と愛情と』とリンクしてる時も多々。

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Re: 短編小説 *戦国BASARA* ( No.1 )
日時: 2011/10/16 17:32
名前: ☆Milk☆ (ID: vOB0vHGS)

*夕日の絆* 〜幸村と佐助〜




「しゃしゅけ(佐助)ぇぇえええ!!!しゃしゅけはどこだぁああああ!!」
あぁ・・・またうるさい声出して・・・。
ったく、ほんとに弁丸様は・・・。信行さんはあんなに大人しいのに。誰の血を受け継いだんだか。
「あーーーー!!しゃしゅけぇ!」
「どうしたんですか?」
「虫!虫がぁ!」
はぁ?虫?あんた・・・将来戦国武将のくせして何を・・・。
「こっち!こっちにおったぞ!」
はいはいって言いながらも、俺様もう体力限界。
「はい、退治しましたよ。」
「有無!よくやったぞ!」
・・・なにこの・・・ちっちゃいのに上から目線で見られる悔しさ。
はぁ。もう・・・。最初は絶対やだって思ってたのに、いつの間にか俺様慣れてんじゃん。
まだ一ヶ月だってのに。



「佐助!!!佐助はどこだ!!!」
・・・なんで十年も経って成長しないかな・・・。
あーあ。体は動きたくないのに。だってまたどうせ団子買ってこいでしょ?
疲れるし。そもそも忍の仕事じゃないよそれ。
・・・でもなんでかなぁ。体が動いちゃうでしょ?
旦那はほんと危なっかしくてどじなんだから。
何かあったらどうしようって思っちゃうじゃん。
俺様の使命は旦那を守ることなんだよ?昌幸様に命じられてんだから。
「おお佐助!ここにおったか!」
「何さ、旦那。」
「夕日がすごく綺麗だ!これは見ないと損すると思ってな!」
・・・何、そんなこと?
お人好しも、相変わらずだ。
「旦那、そんなことで呼んだの?」
「そんなこととは何だ!佐助は俺の従者だろう!?」
「・・・まぁそうだけど・・・それで?」
「主人と従者が喜びを分かち合うのは普通ではないか!」
なんだこの人。
まぁ、そういうとこ嫌いじゃないけど。
「変なお武家様だねぇ。」
「へっ!?変とは何だ佐助!!!」

Re: 短編小説 *戦国BASARA* ( No.2 )
日時: 2011/10/16 17:53
名前: ☆Milk☆ (ID: vOB0vHGS)

*約束*   〜信長とお市〜





クソ親父が死んだ。

「兄様、兄様。」
妹の市が俺の袖を引っ張る。
「・・・なんだ、市。」
「兄様、父上のお墓に、粉投げたの?」
いろいろ言葉が間違っている。
だが真実だ。
「あぁ、投げた。」
クソだったが、いい奴だった。息子が言うのもどうかと思うが、本当にいい父親だった。
志なかばで死ぬとは思いもしなかった。
なんで死んじまった。
俺に家督を譲らないまま。
俺に好きなことをさせてくれた。嫌いなことはやらなくてよかった。
俺のことを理解してくれた。俺に家督を譲る方針を変えたことだってなかった。
「・・・兄様?」
市はしつこく俺の顔を覗いてくる。

「・・・兄様、泣いてるの・・・?」

「泣いておらん・・・。」

本当にクソオヤジだ。
俺とこんなに小さい妹を残して、逝きやがって。
「・・・父上、天下取れなかったね。」
「あぁ・・・そうだな。」
「父上の天下、見たかった。」
市、お前も、寂しいんだな。
「市。」
「なぁに?」
「俺が天下を取るぞ。あのクソ親父のかわりにな。」
「本当?約束?」
「無論だ。」


「俺は奥州筆頭伊達政宗!織田信長の首を取りに来たぜ!」
「某、真田源次郎幸村!織田信長!いざ尋常に勝負!!」


虫けら共が、邪魔しおって。
もう、市も覚えておらぬやもしれぬ。

『わかった、約束ね、兄様。』

市、お前に・・・我の天下を・・・。




『ゆーびきーりげんまん嘘ついたら針千本のーます!指切った!』


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