二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 短編小説 *BSR Fate*
- 日時: 2014/04/21 17:22
- 名前: ☆Milk☆ (ID: EM3IpZmD)
こんにちは!
題名とか親レスとかが色々変っちゃってごめんなさい(汗)
前は主にバサラとバサラクロスオーバー専用でしたが最近fateが増えてきたためfateも題名に加えちゃいました←
そんな感じに意味が行方を失った短編小説始まります
ごゆっくりどうぞ
※リクエスト受け付けてます。長くなりそうなリクエストや、あまりに抽象的なリクエストはバッサリ無視いたしますので悪しからず。
※荒らし、チェンメ、悪コメはご遠慮ください
※バサラは主に伊達軍、fateは槍兵と弓兵を偏愛してます
※私のオリジナル小説、『僕と家族と愛情と』とリンクしてる時も多々。
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- Re: 短編小説 *戦国BASARA* 【コメを!!リクを! ( No.223 )
- 日時: 2012/07/17 15:10
- 名前: ナル姫 (ID: fCAUmeG6)
「なんて惨い殺し方…」
「また、通り魔…!?」
「いつまで続くんだ、一体…!」
「もうッ…もう嫌…!」
「誰か、助けてくだされッ…」
【からくり卍ばーすと 後編】
朝早く目が覚めた。片倉は仮眠を取っただけだというが、大丈夫の一点張りで睡眠をとろうとしなかった。
「じゃあ、行こうか」
「えぇ」
暫く歩くと噂の村についた。あちこちで煙が上がっている。死んだ人の火葬でもしているのだろう…。
「行ってみるか。村人に話を聞こう」
「は」
「すいません、あの…」
「ヒッ!?あ、あぁ、通り魔じゃなかった…」
「葬式を…してるんですね。これはやはり通り魔が?」
「はい…昨夜も三人殺されました…!」
もう、死体は人間であったことすら疑わせる程に惨く殺されていたそうだ。体は滅茶滅茶に刻まれ、白眼を剥いていて、裸体だったらしい。
「この国の…佐竹義重はなにもしないのか?」
「しています!してるんです!しかし…」
使わされた使者は、皆一様に無惨な結果となっていると言う。
「片倉、やはりこれは…」
婆娑羅か。そう思い片倉を見上げた。片倉は難しい顔をして農民に訊いた。
「村人の中で、通り魔を見たことがある奴は居るか?」
「居ますとも!見てしまったから死ぬかと思ったけど馬小屋に隠れたら助かったらしいですよ!案内しましょう!」
そう言って村人は僕達をとある家の前まで連れてきた。
その家の長男が、見たことがある人だった。僕と同い年くらいだった。
「僕は…夜中にやっと仕事が終わり、家に帰ろうとしました。丑三つ時くらいでした。誰かの気配を遠くに感じて…見てみたら、蒼い雷を纏った、刀を持った僕くらいの歳の人が、フラフラと歩いていて…怖くなって馬小屋に隠れました…そしたら、急に悲鳴が聞こえて…顔を除かせてみたら、人が殺されていました。結局その日は朝まで馬小屋で過ごして…見付からなかったのは、奇跡ですよ、本当…」
それから、たくさんの人に話を聞いた。やはり皆惨く殺されていて、家を壊された人もいると言う。
「やっぱり、婆娑羅かもな」
「そうですな…しかし政道様も婆娑羅は使えますし、勝てないことはないかと」
「…」
取敢えず僕らは丑三つ時まで待つことにした。
そして、その時刻がやって来た。
噂通り、ソレは突然、フラッと向こうの見えない闇の方から現れた。下を見ながら歩いている。僕は態と、ソイツから見える所に立った。すると。
突如顔を上げ、笑った。
凄い早さでこちらに向かってくる。確かに、雷を纏っていた。刀を取り出し、相手の刀を防いだ。僕らはお互い一旦引く。
「…刀を使えるとは、今までの奴とは違うな」
言ったかと思えば、又此方に向かってきた。
「風雷」
「crazy storm!」
南蛮語!?ぶつかった二つの雷は爆発を起こした。
「やるじゃねぇか」
暗闇に目が慣れたのか、暗くてよく見えなかったソイツの顔が、今はよく見える。
いつかどこかで、見たことがある気がした。
相手はそんな気がしないのか、又走り出して来た。僕もソレを刀で受け止める。僕らの顔は極限まで近付いている。
その、時。
『竺丸!早く!』
『兄上待ってよぉ!』
『泣くなよ、男だろ?』
『でも、兄上ぇ…』
『父上みたいになろうな、竺丸!』
『はい!』
『ずっと一緒にいましょうね、兄上!』
『当たり前だ!』
『なぁ竺丸!俺が家督継いだら、お前と一緒に天下取るんだぞ!』
『天、下?』
『そうだ!必ずだぞ!』
『…はい、兄上』
兄、上。
僕たちは又離れた。奴は頭を抱えて目を見開いている。今にも倒れてしまいそうだった。
「なッ…何だ、テメェ…?俺の、記憶に、入ってきやがる…!?」
「…記憶を、失っているんですか…?…兄上」
「あ、兄、だと…!?」
「…忘れてしまいましたか…?」
片倉は訳の分からないと言うような顔をしていた。
…出来ない。
大好きだった兄上。殺すなんて、僕には…。
<パンパンパンパンッ…>
—…え…?
村人たちが
兄の後ろから
鉄砲を放った。
「やった!撃ったぞ!」
「コレで死んだ!」
遠くから聞こえる村人の声はあまり耳に入らなくて、唯、倒れた兄の姿を見ていた。我に返った僕は兄上に駆け寄った。
「兄上ッ!!」
顔を除き込むと、兄の顔は青白くて、かなり痩せこけていた。当然だ。捨てられたのだから。生きているのが奇跡だろう。
少しずつ、目が開いた。
「…思い…出せねぇ…」
「兄上…?」
「お前と…昔、した…約、束…」
涙が出た。
そうですよ、約束しましたよね。
…内容は忘れたみたいですけど。
「一緒に天下を取るですよ、兄上」
「…あぁ…そう、か……悪い、な…どうやら…俺には…無理みたいだ…」
そう言って。
「あ、兄上…?」
兄は目を瞑った。
「兄上、兄上ッ!」
ソレからもう二度と、目を覚まさなかったけど。
—五年後…
「なんと…政道殿、兄上がいらっしゃったのでござりまするか!」
「うんまぁ…死んじゃったけどな。…小さい頃、約束したんだ」
「なんと?」
「一緒に天下を取ろうって」
「そうでござりましたか…それで、天下を目指しているのでござりまするな」
「だから、幸村にも負けられないからな」
「そ、某とてお館様の為!負けるわけにはいかぬ!」
「アハハ!知ってるって」
「…兄上殿、天にて見守っておられましょうぞ」
「…うん」
眠らない村の真ん中に 現れてさ 抑えられないコノ衝動?
心の奥に隠れてる 剥き身の心を一寸取り出して欲しいよ…
just stay 時刻は丑三つ時 赤く赤く染まる欲を吐き出して
その刀抜いたら きれいな赤に染まる指
コワシテ タリナイヨ?タ リ ナ イ 満たされない過去の穴 脆い脆い脆いヒトなんて
所詮は嫌われた狂人 何の為に生きてるのって言うそれ教えてよ
偶然の重なりが引き起こす その宿命 別れを告げる為の運命
始めから全部決まってた? 勇気を振り絞り 刀を翳せば涙
just stay? 時刻は丑三つ時 目指すのは狂気の人
逃げたくなるその現実では 既に言葉は泡沫で
オネガイ オモイダシテス ベ テ 終わらない負の連鎖 キエロキエロキエロ闇全て
所詮は 悲しい侍 何が兄を殺したのって言うそれ教えてよ
コワシテ タリナイヨ?タ リ ナ イ 満たされない過去の穴 脆い脆い脆いヒトなんて
所詮は嫌われた狂人 何の為に生きてるのって言うそれ教えてよ
オネガイ オモイダシテス ベ テ 終わらない負の連鎖 キエロキエロキエロ闇全て
所詮は 悲しい侍 何が兄を殺したのって言うそれ教えてよ
- Re: 短編小説 *戦国BASARA* 【コメを!!リクを! ( No.224 )
- 日時: 2012/07/19 08:24
- 名前: ナル姫 (ID: a5oq/OYB)
蒼紅紫緑の幼少で
YUME日和
☆弁丸
★梵天丸
△弥三郎
▲松寿丸
△平和の鐘を鳴らす様に囁くのはお日様
★一緒においで木々の宴に 耳を澄ましましょう
☆小鳥や虫の音楽会 そよそよ風と散歩
▲大丈夫きっと 強くなる心
▲△光へと希望の道を
△☆平和な国をいい未来を 君の笑顔が見たいから 願いを掛けましょ 夢日和
▲★明日また幸せであるように
☆雲の形を見詰めては 青い青いこの空
▲風はどこへ帰って行くの? 鳥に尋ねましょう
△夕日の赤が笑顔照らし 伸びてく影とかけっこ
★見守ってるずっと光る三日月の
★☆優しさに抱かれてごらん
★▲闇を照らして夜の光 星で飾り付けしてあげる 明日も晴れるよ 夢日和
☆△その笑顔忘れずに いるなら
△大丈夫きっと強くなる心
光へと希望の道を
☆▲虹を結んで雨上がりに 君の笑顔へ贈り物を
△★願いを掛けましょ 夢日和
★△▲☆明日また幸せであるように
★明日また幸せであるように
- Re: 短編小説 *戦国BASARA* 【コメを!!リクを! ( No.225 )
- 日時: 2012/07/20 14:25
- 名前: ナル姫 (ID: ajFjTcav)
僕愛現代パロで短編小説
【金魚と綿飴】
夏休みに良いことなんかない。特に高三の今年は受験勉強に忙しく遊ぶ暇などないだろう。…と、そんな政宗の心の内を察してか、彼の従兄が彼を連れていったのは夏祭り。何故つれてきたと理由を問えば、難しい顔してるからなーと陽気に返された。まあそれはどうでも良いとしよう。問題は。
「…成実」
「ん?」
「何故こいつまでいるのじゃ」
不満そうに向ける目線の先には小六程の男子。漆黒の髪を揺らして戸惑っているあたり、こいつに無理矢理連れてこられたにたぶん違いはない。
「二人だとつまんねぇしさ!」
橙の浴衣に明るい笑顔。そんな成実の本日の見た目に言葉が映える。何て安易な考えなんだ。深く溜息を吐きもう一度小学生…蒼丸を見れば、まだ困惑している顔で。
「…あの、僕帰りましょうか?」
「え!?何でだよ蒼!?居ろよ!!梵天丸!いても良いよな!?」
「…別に構わんが」
迷子にだけはなってくれるな、小さく告げると、蒼丸の代わりに成実。
「梵天丸じゃあるまいし迷わねぇよな?」
直後成実は政宗の鉄拳を後頭部に喰らう。
屋台がたくさん出ている。三人はかき氷食べたりしながら射的等にも興じた。
「ぼーん?」
「な、何じゃ!?」
「綿飴見すぎ」
「…」
疎外感を感じていた蒼丸も、そんな二人の会話を聞いていたら笑いを堪えきれずに、政宗に恥ずかしそうに少し睨まれることもしばしば。
そして成実の目当てが。
「金魚すくいだ!!」
子供のように声を挙げれば、蒼丸と政宗も振り返る。
「蒼、勝負だ!」
「えぇ…金魚ほしいですけど…」
「ハイハイ欲しいなら逃げない逃げない!おじさん!二人分ね!」
金を払って、二人は金魚をすくい始めた。…が。
「あッ」
思ったより直ぐ蒼丸の網が破れる。
「早!早いだろ蒼!!?」
「す、すいません…」
ふぅ、と息をついて政宗が蒼丸をどかす。
「儂がやる。成実、金を払え」
「えぇ…な、何で俺が」
「払え」
にっこりと青筋を浮かばせれば成実は即座に金を払った。
「負けはせん」
「此方の台詞だ」
不敵に笑う政宗の笑顔は、蒼丸にはそれはそれは新鮮で。紫の豊かに、とてもよく合う顔だった。
そして。
「グアッ破れた!」
「あっ…」
ほぼ二人同時に破れ、試合は終了。結果は、政宗が取った方が一匹多かった。
「負けたなら何かおごれ」
「テメッ金魚俺出したじゃねぇか!」
屋台のおじさんが金魚を袋にいれる。それを二人は受け取った。蒼丸が、政宗が取った金魚を見つめて、可愛いですねと漏らす。政宗はそんな蒼丸の顔と自分の金魚を交互に見て。
「…やる」
蒼丸に突き出した。
「え?でも…」
「儂には必要ない」
「でも、政宗様が取ったやつで…」
「良いから受け取らんか!」
そして蒼丸は気付く。政宗様、顔が真っ赤だ。きっと、こうやって金魚をあげると言うのも、恥ずかしくてどうしようも無いんだろうと。
「…ありがとうございます!!」
受け取った蒼丸は、満面の笑みで礼を言う。そのあと政宗に綿あめをおごって。
またそれをどこか嬉しそうに食べる政宗を、微笑ましく見つめるのだった。
- Re: 短編小説 *戦国BASARA* 【コメを!!リクを!!】 ( No.226 )
- 日時: 2012/07/20 16:24
- 名前: ささ 元鵠流 ◆w2tRc5MALM (ID: /6p31nq7)
- 参照: http://nicoviewer.net/sm16132656
お久しぶりです。
鵠流です。
憶えてるカナ・・・?
早速リク投下
[小説要望]
登場キャラ(マンツーマンなので二人がベストです):織田軍・・・明智w
ジャンル(恋愛テーマ・家族テーマなど):ギャグ?
時代(平成・戦国など):平成
目線(第三者あり):第三者
その他:取りあえず明智さんが出れば大丈夫ですw
よろしくでーす!
- Re: 短編小説 *戦国BASARA* 【コメを!!リクを! ( No.227 )
- 日時: 2012/07/20 18:43
- 名前: ナル姫 (ID: MK64GlZa)
もちろん覚えてるよ〜♪
明智さんか…使うの苦手ですが(いや、明智さん好きだけどね!)頑張りますよ
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