複雑・ファジー小説

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新任の養護教諭、香先生
日時: 2016/09/04 13:39
名前: 奈々化 (ID: G/k9CtSQ)

 こんにちは  または久しぶりな方もいるかもしれませんね。

 奈々化です。パソコンの調子がいいので、このたび再開することにしました。

 さて、同じ題名ではだめだということで、似ている題名で書かせていただくことにしました。内容も頭からまったく変えてしまったので、前作の小説の内容は忘れてください。
 
 また保健室ネタ?!と思われるかもしれません……ですが、またこれから宜しくお願いいたします。


Re: 保健室にいる香先生 ( No.10 )
日時: 2016/08/02 08:47
名前: 奈々化 (ID: G/k9CtSQ)

 「クシュン!」

 香は家の外に出た直後、くしゃみをした。と、その反動で前のめりになり、転びそうになった。 それを見た小学校の低学年のらしき男子児童が、香を指さし「げらげら」と笑った。

 (耐えろ、自分。 相手は小学生なんだ。 クソ、花粉症のばか!)

 香はその子にかまわず、背を向けてとっとと歩き出した。が、まだ笑い声が聞こえる。 まあ所詮男なんて、大人になって働くまでずっと子供のようなものだ。 

 (ここは耐えるしか……って、なんか泣き声が……。)

 香はチロッと後ろを振り向いた。すると、さっきまでげらげら笑っていた男の子が母親らしき人に怒られていた所だった。母親は手に帽子を持っていた。男の子の忘れものらしい……。きっと、香を指さしながら笑っていたことに怒ってくれているのだろう。

 (お母様、ありがとうございます)と、香は心の中で一礼した。

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 花たちは、新任の先生について予想し合っていた。

 は「私、優しい先生ならだれでもいいなー」

 み「あんた、ホント欲ないね。 私はイケメン・独身・二十二歳の男性教師に今年こそ期待してるけど……」

 は「欲だらけ……」

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 どうも、奈々化です。
 早くも読者が40人突破してて嬉しく思います。

 ですが……このno.10の小説の内容で男性を

 「まあ所詮男なんて、大人になって働くまでずっと子供のようなものだ」などと叩いてしまってごめんなさい。

 もし、カチンと来てしまったら、遠慮なく私を叩いてくれてかまいませんので……

 香先生の視点でこれからもきつい言葉が出てくるかもしれません。とは、言い訳になるかもしれません。 本当にごめんなさい。




Re: 保健室にいる香先生 ( No.11 )
日時: 2016/08/02 08:48
名前: 奈々化 (ID: G/k9CtSQ)

 えっと……誰からも叩かれていないということに、私はほっとしていいのでしょうか???

 そして、またまた読者の方が増えていて。そちらは素直に嬉しく思います。ありがとうございます。

 では、とりあえず小説の続きを……

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 花たちは、こんな調子で学校の校門前まで来た。だが、校庭にある桜の木が満開に咲いているのを見て、三年目にも関わらず二人して見とれていた。いや、三年目だからこそ、一・二年前とは違う感動がこみあげていた。

 み「今年も、満開だー」

 は「うん、晴れてよかったね」

 み「よーーし、残りの一年、楽しむぞー」

 そう言って,美羽は桜の木に向かって拳を突き上げて叫んだ。花はそんな美羽を見て、恥ずかしさと何となく微笑ましい感情に包まれた。

Re: 保健室にいる香先生 ( No.12 )
日時: 2016/08/02 08:52
名前: 奈々化 (ID: G/k9CtSQ)

 事務員放送 ”ピンポンパーン”

 「池林校長先生、池林校長先生、応接室でお客様がお待ちです」

 い「お、もういらっしゃいましたか。 では、行きましょう。柴田教頭」

 し「はい!」

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応接室にて

 い「いやいや横田先生、お待たせして申し訳ございません」

 池林は、何とも優しそうな顔を、香に向けた。柴田は、汗を拭きとりながら、池林の後に続き応接室へ入ってきた。

 か「いえ、今入ってきたばかりですので……」

 い「そうですか。 あ、どうぞ遠慮なくこちらに座ってください」

 か「はい、では」

 香がソファに腰かけた後、事務員が飲み物を三人分持ってきた。香は「どうも」と軽く会釈した。と、柴田が「あっちー」というのが聞こえた。

 か「だ、大丈夫ですか?!!」

 い「お気になさらず。彼、猫舌なだけですから」

 し「お、お騒がせいたしました……」

 か「あ、いえ」(しかし、この温度で? いや、単に私が熱いのに慣れているのか)

 香はお茶を「ズズッ」っとすすった。その湯呑みを置いたところで、「では」と池林が口を開いた。

 い「こちらの紙袋には新一年生の名前、中学校三年生までの健康状態、といった具合に新一年生に関する資料がありますので、保健室で大事に保管してください」

 か「はい。じゃあ、その紙袋にはいったい何が?」

 し「それは、もう一人の新任の先生の物です」

 柴田は応接室の時計を見上げて「そろそろ約束の時間でしたよね?校長先生?」

 い「そうですね……」

 し「まさか、校長先生に顔出しせずに、直接体育館に?」

 い「いいえ、ちゃんと伝えましたよ。 一度応接室に横田先生と集まってもらうと」

 し「ならいいのですが」

 い「そうでした、横田先生! 確か白衣は初めて養護を担当した学校で貰ったそうですね」

 か「あ、はい。 このかばんの中にあります」

 い「そうですか。 あと、カウンセラーの資格もお持ちだとか」

 か「ええ、一応取りました」

 し「ほー」と柴田が感心したその時、 ”ガチャ”っと扉が開いた。

 そこにはスーツを着た、香のよく知る人物が立っていた。

Re: 保健室にいる香先生 ( No.13 )
日時: 2014/07/28 18:19
名前: るぅあ (ID: GDWSGe53)

題名が少しおかしい気がします。
「保健室にいる香先生」だと、表現は
合っているのですが音が悪いです。
「保健室の香先生」の方がいいと思います。
題名に拘りがあるのでしたら、ごめんなさい。

Re: 保健室にいる香先生 ( No.14 )
日時: 2014/07/28 21:04
名前: 奈々化 (ID: ODwEOXCF)


 るうあさん、コメントありがとうございます。

 えっと、〜りとあるのが読めないのですが、わたし、以前ここで「保健室の香先生」という題名で書かせてもらっていたんです。

 no.1にも書いてある通り、同じ題名での投稿がだめということで、何とかおかしくなくいい題名がつけられないものかな?と思った結果、こんな題名をつけてしまいました……。

 題名って変えられるんですか?

 だとしたら、もっといい題名にしたいのですが……


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