コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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魔界の姫と白竜・黒竜
日時: 2014/08/15 16:15
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

悪魔と人間の日常を描いた騒ぎがありながらもアクションあり、シリアスあり、コメディありというエキサイティングな小説です。最後の最後まで読んでいただけたらうれしいです。

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Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(507) ( No.506 )
日時: 2016/09/12 23:04
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

しかし、こちらとて桜姫をあきらめるわけにはいかない。
けれども、相手は百鬼夜行の主だ。
ならば、どうすればいいかなんて分かりきったこと。
その主を超えていくまで。
大阪城では、幾多の豪傑や多くの姫君たちが集っていた。
豪傑の1人が生き胆を食われていく。
口を伝って生き胆が食われていく。
そして、その豪傑はあっけない最期を遂げてしまった。
そんな中、怖気づいた姫君が逃げようとした。
しかしながら、それもむなしく家臣に止められ、生き胆を食われていった。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(498) ( No.507 )
日時: 2016/09/13 22:18
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

桜姫もそれを見て自分もここで最期を迎えるのか…
そうあきらめていたその時だった。
侵入者が現れたことで城内は大騒ぎ。
こちらには3万もの兵力があるのだが、それを一気に蹴散らされるというありさま。
そして現れたのがぬらりひょんだった。
後に続く盟友たち。
陽の百鬼夜行の軍勢が現れた。
しかし、京都妖怪も負けてはいない。
京都妖怪の切り込み隊長、熊童子が先頭きってぬらりひょんの首を狙う。
しかし、物の数ではなく、熊童子はあっさり一刀両断された。
続く各部隊たち。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(499) ( No.508 )
日時: 2016/09/14 22:19
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

互いに対峙するのは、しょうけらVS首無、鬼童丸VS狒々、茨木童子VS雪女、狂骨VS鎌鼬、鞍馬天狗VS牛鬼という様子。
もちろん、ぬらりひょんも用があるのは九尾の狐。
桜姫を返してもらうため。
しかし、相手は尻尾が12本。
転生した数だけ増えていく厄介な尻尾。
それゆえにぬらりひょんは手も足も出せずにいた。
しかしながら、あの刀がどういうものかは知らずに手を付けた。
その刀は敵の妖力を破る刃だった。
要は、対妖怪用の片根で、もともとは桜姫の護身用に作られた妖刀だった。
それがどういうわけか彼の手に渡った。
それでもって、激しく押される中でぬらりひょんは桜姫への思いを語る。
そして、ついにその時がやってきた。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(500) ( No.509 )
日時: 2016/09/15 22:15
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

そのぬらりひょんの力の真価が発揮された。
鏡花水月…それは人に自分がその場にいるのにもかかわらず、姿を幻影の中に消す力だ。
まさに鏡に映る花、水に浮かぶ月。
ぬらりくらりと変幻自在に幻影を見せる。
それこそがぬらりひょん。
そして、急接近し九尾の狐にの懐に切り込んだ。
九尾の狐はそれを察知し刀を手から弾いた。
それを再び手にするぬらりひょん。
尻尾が1本襲い掛かろうとしていた時、彼は狐の顔を切り裂いた。
傷口から、妖力がどんどん抜けていく。
それを追い、天守閣の屋根に這い上がろうとする九尾の狐。
さて、大阪の城下…
大阪城に妖が出入りしている噂が本当だということが伝わった。
この世の終わりを嘆く人々。
そんな中、ある黒づくめの男がこのことをあの方に報告しようとしていた。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(501) ( No.510 )
日時: 2016/09/20 22:18
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

その頃、ぬらりひょんは下っ端妖怪の相手をしている暇はなかった。
こちらは九尾の狐を打ち取らねばならない。
階大を駆け上がり、店主の屋根にやっとの思いで這い上がったその時、かなりおぞましく、恐ろしく、不気味な妖気に触れた。
九尾の狐だった。
いくら仮に敵の見方の生き胆を100個集めようがすべて回復するかなんてわからない。
あれほどの妖気を失ったのだから。
九尾の1本がぬらりひょんの胸元に襲い掛かろうとした時だ。
ある呪文が聞こえてくる。
それが蘆屋一族最強の陰陽術、破軍。
これまでの当主の幽霊を式神として召喚する技だ。
九尾の動きは封じられた。


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