コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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魔界の姫と白竜・黒竜
日時: 2014/08/15 16:15
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

悪魔と人間の日常を描いた騒ぎがありながらもアクションあり、シリアスあり、コメディありというエキサイティングな小説です。最後の最後まで読んでいただけたらうれしいです。

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Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(487) ( No.496 )
日時: 2016/08/23 22:53
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

「ここは…修練場?」
「そうだ。実はというと俺たちは休暇中、ここで体を鍛えたりしているんだよな。いたずらのプラン作成とか」
「え?でも東京でやったほうが…」
「あそこはいろいろうるさいからな…どうせなら自然のあるところやろうっていうやつらがいてさ、それでちょうどいいところが遠野だったってわけ」
「そうなんだ…」
「遠野は、妖怪伝説が豊富だし、いたずらのプラン作成にはもってこいかなって…」
「やっぱり妖怪もあるんだ」
苦笑する僕。
「ま、俺たちはこの土地の風情が一番好きなんだけどさ」

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(488) ( No.497 )
日時: 2016/08/24 22:48
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

それで、僕は遠野にある大きな屋敷に案内された。
そこには、遠野妖怪の主である、赤河童が住んでいるという。
僕は屋敷の中に入り、部屋に通された。
「こいつが噂のぬらりひょんの血を引くものか…」
「でもこいつ人間の血も引いてるんだってよ」
「中途半端だなそれ」
多くの妖怪たちが、僕の陰口をこぞって囁いたりする。
「お前がぬらりひょんの末裔、熊本健太郎か」
「はい」
「お前の仲間たちや菊地殿と修行に努めてくれたまえ」
「はい、身に余る光栄です」
僕は深々と礼をした。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(488) ( No.498 )
日時: 2016/08/25 22:47
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

さて、僕は遠野の森で修練に励むこととなった。
もちろんみんなと一緒だ。
でも、それは京都にいる時では経験できないことだらけ。
洗濯をしたり料理を作ったり。
正直言って、これが修行になるのかとびっくりするようなものとかもある。
京都にいたときは普通にやっていたことなのに。
だけど、それでもみんなといれば乗り越えることはできるのだ。
それから10日間…
武道やら勉強やらもやっていた。
だけど、僕には病より恐ろしい奴が命を狙おうとしていた。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(490) ( No.499 )
日時: 2016/08/29 22:21
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

それはある日のことだった。
京都の陰の妖怪、土着の妖怪の1人がやってきた。
鬼童丸というもう高齢の妖怪だ。
1000年以上前に生まれた子の鬼は、安倍晴明と相対立し、これまでに戦いを挑んできた。
そして、源平の戦乱の時、急遽現れたメフィストという悪魔に仕えるようになった。
それでもって落ち着く場所を得た彼は、京都の闇の世界で暗躍して、メフィストの勢力を日本で広げていった。
でも、それは長くは続かなかった。
というのも、僕らの先祖がしでかしたのだ。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(491) ( No.500 )
日時: 2016/08/29 22:40
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

前書き 思えば2年かけて更新してきたこの小説も間もなく500話…
ぜひ、お気に入り登録してほしいです。
目次3 2学期〜修学旅行>>206->>493
それが慶長の間に起きたことだったのだ。
戦国時代から急激に西日本・東日本で勢力を伸ばした来たのが僕らのご先祖だ。
本拠地は岡山・山形・石川にあった。
この3つの派閥が同盟したのが僕らのご先祖なのだ。
彼らは自分たちが妖の主となるために九尾の狐を引きずり下ろしに団結したのだ。
大阪城に殴り込みに行く前のこと。
こんな事があったという。


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