コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 魔界の姫と白竜・黒竜
- 日時: 2014/08/15 16:15
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
悪魔と人間の日常を描いた騒ぎがありながらもアクションあり、シリアスあり、コメディありというエキサイティングな小説です。最後の最後まで読んでいただけたらうれしいです。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(472) ( No.481 )
- 日時: 2016/07/29 22:28
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
ハックが見つけたのは白い鎧を身にまとった明るい茶髪の女性だった。
その人もハックの存在に気が付いた。
「マリア…マリアなの…?」
「お姉さま…いつ以来でしょうか…こうして会えるなんて…!」
マリアとイサベルは久闊を叙した。
お互い声を聴くのは去年以来初めてだった。
懐かしい会話。
あの日以来どこで何をしていたのか。
嬉しさが2人の心の中から溢れ出た。
2人もその状況をほのぼのと眺めていた。
間もなく、第4ブロックの試合が始まる。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(473) ( No.482 )
- 日時: 2016/08/01 22:06
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
第4ブロックの選手たちが集結しようとしている。
マリアに対してはそのスタイルからのファンが少なからずいる。
でも、一番孤高の剣闘士でもある。
というのも彼女と刃を交えようとする者は覇気で倒れてしまう。
それゆえにあえて敵する者がいない。
「マリア…」
イサベルは彼女が無事で帰ってくるのを祈っていた。
姉妹愛を感じるハックと雫。
さて、地下にある病理棟ではとんでもないことが起きていた。
これまでの敗者たちが次々と行方が分からなくなっていた。
それには、この国の闇が深くかかわっていた。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(474) ( No.483 )
- 日時: 2016/08/01 23:09
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
さて、僕は小人たちと討論をしていた。
どうすれば幾多の関門を突破できるかだ。
まず、催眠術の少女とおもちゃの力を持つ少女。
とくに後者はその力を得たことで子供の時からずっと力を使うことができるのだ。
洗脳しておもちゃ化する。
そうすることで労働者は忠実なる下僕となるのだ。
問題はどうすれば、あの2人を倒して工場を落とすのかということ。
2人とも年齢の割には強い。
この2人がいれば工場は初めて成り立っているようなもの。
フェルナンドたちはそこで頭を悩ませていた。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(475) ( No.484 )
- 日時: 2016/08/02 22:07
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
澪はふと、ある実を見つけた。
「何この植物?」
「ああ、それは世界一辛いといわれるトウガラシ、キャロライナ・リーパーです」
「どれくらい辛いの?」
「実は私たち小人が食べると100人中全員が気絶し、そのうちの23人が死にかけるくらいなんです」
「そんなに辛いなら、あの2人に食べさせたらどう?」
「なるほど、それなら2人とも気絶してもおかしくないですね」
「うん、それはいいけど、問題はどうやって食べさせるかってことね…」
「それですけどね…」
フェルナンドはあの2人の好きな食べ物がイチゴだということを教えた。
この中に紛れ込ませれば確実だと伝えた。
「そうね。それなら口に含ませれば気絶してしまうかも」
「これで私たちのものですね」
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(476) ( No.485 )
- 日時: 2016/08/03 23:12
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
マリアはあえて峰打ちで敵を海に落としている。
なぜなら彼女はもともと人殺しをすることが嫌な性分だった。
だからあえて剣をふるってもなお気絶させて幾多もの人々を蹴散らす。
けれども美しい優雅な振るいように人々は惹かれる。
けれども盾を使わずして剣1本でこんなに応戦できるのは彼女しかいない。
さて、ある剣闘士はまたある剣闘士に襲って剣を敵の血で染めていく。
また名もなき多くの剣闘士が海に落ち、闘魚の餌食になる。
または戦死するだけ。
それで凛と咲き誇るのマリアだ。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112
この掲示板は過去ログ化されています。