コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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魔界の姫と白竜・黒竜
日時: 2014/08/15 16:15
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

悪魔と人間の日常を描いた騒ぎがありながらもアクションあり、シリアスあり、コメディありというエキサイティングな小説です。最後の最後まで読んでいただけたらうれしいです。

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Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(235) ( No.241 )
日時: 2015/07/23 22:31
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

僕は戦いの後・・・・
京都市宇治川のほとり、伏見区淀の河川敷に佇んでいた。
「熊本」
「ん?」
「すまなかった」
「どうして」
「俺たち変態すぎて女子に痴漢だなって思われることやってばかりだったよな」
「そうか。それでどうした」
「でも、ボスに再会してよく分かったよ」
「何を?」
「俺たちは紳士であれる事さ」
「・・・」
「だから、俺のこと、悪友じゃなくて親友だって認めてくれないか?」
「当然よ!」
僕はいつの間にかこぶしを交わしていた。
その僕らと宇治川の水を夕日が照らしていた。
この煌きは美しいものだった。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(236) ( No.242 )
日時: 2015/07/27 22:16
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

9月になっても京都の蒸し暑さは続く。
そんな後半に僕の誕生日がある。
体育祭では3位に入賞できて、まあよしとしたのだけれど、9月24日は僕の誕生日なのだ。
普通は家族が祝ってくれるんだけど、僕は違う。
僕は2年前から1人暮らしを始めてるので誕生日を祝ってくれるのは同級生かそこらだ。
だけど今年はこの2年間とはどうやら違う誕生日を迎えそうだ。
なんか今年はとことんにぎやかな誕生日になりそうだな。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(237) ( No.243 )
日時: 2015/07/27 22:28
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

「この9月24日は僕だけじゃない・・・麗魅・瑠璃たちにとっての15歳の誕生日か・・・しかも人間界で迎える初めての誕生日・・・・なんだよな」
「おい、カレンダーを見てどうした?」
しずくが後ろに突っ立っていた。
「え!?雫!!何でここに!?」
「9月24日は零の誕生日だからな・・・・」
「そうか・・・・」
「だろう?お前らは祝われるのか・・・年に1度の誕生日だし、本気だそうか」
「・・・・・・・そりゃそうだな」
もうこいつの本気は誰にも止められそうにもない。
「どうかした?」
霙がこの部屋を訪れた。
「ん?それは・・・ぼくらの誕生日が近づいてきてるから・・・」
「零の誕生日なのか?」
「ん?まあそうだけど・・・」
「そうか熊本、あんたも9月24日誕生日のようだな?」
え?
何で知ってるの?
「そりゃいやでも、分かるさ。雫兄貴が本気出すのは誕生日以外考えられっこないから・・・」
「・・・・」
そういうことなんだ・・・
「というわけであたしも手伝おうか?ああなったら誰も雫兄貴を止められやできないからな・・・当然ハックにもな」
あの常識人であるハックでも止められない!?
相当本気出すと僕だろうが絶対無理だな。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(238) ( No.244 )
日時: 2015/07/29 22:05
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

9月の16日・・・
僕らの誕生日の準備が始まった。
僕らには15歳の誕生日だ。
ハックも僕の目をまじまじと見る。
もうこれはどうすると問いかけてるようだ。
どうも処置なしと対応したいけれど、それが表現できないのが残念なんだよな。
あと残り8日。
僕の誕生日は近い。
皆にLINEで報告しようかな・・・・
ってあ、もう皆知ってるはずだよな。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(239) ( No.245 )
日時: 2015/07/29 22:13
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

僕の誕生日は前々から話したように9月24日だってことは話したよね。
でもその日は双子姫、瑠璃・麗魅の誕生日であるのだ。
9月16日の19時・・・
まあ皆知ってるはずなんだから僕らは僕の家で待機することにした。
せっかくのサプライズを邪魔したらしゃれにならないでしょ?
だから僕らは9月24日まで待機するんだ。
後の皆飾りつくりやプレゼント購入をするんだ。
料理は9月24日を待たなきゃいけないんだけどな。


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