コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 魔界の姫と白竜・黒竜
- 日時: 2014/08/15 16:15
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
悪魔と人間の日常を描いた騒ぎがありながらもアクションあり、シリアスあり、コメディありというエキサイティングな小説です。最後の最後まで読んでいただけたらうれしいです。
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- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(245) ( No.251 )
- 日時: 2015/08/05 22:31
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
そして迎えし9月24日・・・
16時30分、僕は机の上の置手紙を見つけた。
その置手紙を読むと、こう書いてあった。
『18時30分、804号室に来て』
それだけだった。
あと、2時間もある。
その間ゆっくり遠回りして帰るとしよう。
さて、皆は準備の最終段階に向かっていた。
瑠璃はもう先に帰っているけれど805号室で待機してる。
当然、麗魅もだ。
18時30分から誕生日パーティーがある。
サプライズのある18時30分まで後1時間44分。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(246) ( No.252 )
- 日時: 2015/08/17 22:10
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
僕らの誕生日・・・9月24日17時45分・・・・
サプライズまで1時間をきった。
僕も帰宅ではなく待機することにした。
「遅いよ、今までどこほっつき歩いてたの?」
「ごめんごめん50分以上このあたりを回ってきただけだよ」
「そう、じゃあ許す」
麗魅も半分呆れ顔で許してくれた。
僕はやっぱり不器用だな・・・・
「サプライズか・・・どんなことになるんだろう・・・・」
「分からないわよ・・・」
「まあ楽しみよね」
「そうですよね」
「サプライズを待とうか・・・」
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(247) ( No.253 )
- 日時: 2015/08/17 22:20
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
さてついにやってきた18時29分・・・・
804号室のドアの前・・・・
「いよいよだな・・・」
「なんか楽しみ」
「早く開けたいですけど・・・まだ我慢します」
「そうしておこう」
18時30分。
瑠璃がドアを開けた。
中は真っ暗だ。
仕方ないので照明をつける。
パン!パン!!
クラッカーが鳴り響く。
「お誕生日おめでとう!!!」
皆のお祝いの言葉が充満した。
そうか・・・
この置手紙はこういうことだったんだ・・・
麗魅はもう嬉しさのあまり泣き出してしまってる。
料理はローストチキンやらハンバーグやらステーキやらいろいろずらりと並んでいる。
まさに豪邸の食事かなんかだ。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(248) ( No.254 )
- 日時: 2015/08/17 22:29
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
ちなみにこの料理は霖と澪の2人がかりで作ったものだ。
それに2人でこんな料理を作り上げるなんてすごいな。
何せ、大勢で祝う誕生日なんだから。
18時38分・・・
やばい!
僕の誕生日も5時間半もない。
「さ、そろそろ食べようか」
「そ、そうだね」
雪もいわれるがままの返事をした。
中央のケーキは直径70cmくらいはありそうだ。
こんなにでかいケーキは過去に見たこともない。
「ケーキのろうそくをさすよ」
霊が15を模ったろうそくをさした。
霄も9/24を模ったろうそくをさす。
「すごいすごい!誕生日らしくなった感じがする!!!」
「そうだな」
「それじゃあ・・・いっただきまーす!!」
「いっただきまーす!!!!!!!」
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(249) ( No.255 )
- 日時: 2015/08/18 22:41
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
19時、残り時間5時間。
皆あれほどあった筈の大量の食事が8割ほどなくなった。
「ここまで減ったんだし、ケーキのろうそくに火でもつけない?」
霊が突然言い出す。
「え?まだ食事が残ってるよ?」
霖が驚く。
「そうだよ、ケーキは最後でいいのに・・・」
「でもろうそくの火だけならいいじゃない」
「そこまで言うのなら、仕方ないな」
ろうそくの火がともった瞬間、消灯した。
霙がどこかで買ってきたマイクロフォンを手にする。
「はい、ついにやってきてまいりました熊本・姫さん・零の誕生日です!さあ、ろうそくの火を消してください!!」
ふーっ。
ろうそくの火が消えたのを確認すると電気がついた。
するとなんと霙は蝶ネクタイ姿になってる!?
いったいどういうことなんだ?
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