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魔界の姫と白竜・黒竜
日時: 2014/08/15 16:15
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

悪魔と人間の日常を描いた騒ぎがありながらもアクションあり、シリアスあり、コメディありというエキサイティングな小説です。最後の最後まで読んでいただけたらうれしいです。

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Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(442) ( No.451 )
日時: 2016/06/15 22:59
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

それだけじゃない。
魔刀の漆黒の力によって、九尾の狐の暗躍が始まっているのだ。
現在、落ちているのは延暦寺と銀閣寺の結界。
そしてこの間、伏見稲荷大社の結界が落ちた。
この伏見稲荷大社の戦いによって、結界の守護者をはじめとする多くの陰陽師が戦死した。
桂離宮にも宣戦布告の予告状が出されている。
日は11月7日。
ここを落とせば急激に九尾の狐による進撃が始まるのだ。
九尾の狐は淀殿の側近として人間に化け、淀殿は狐の野心を一つも知らずに彼女を取り立てた。
淀殿はおろかにも、陰の妖怪たちを豊臣家の家臣に入れてしまった。
だが、急に起きてしまった16代目の襲撃事件。
これによって、淀殿は目を覚まして妖怪たちを罷免した。
だけれど、この2か月後に豊臣家は完全に滅んでしまった。
どっちみち豊臣家は大坂の陣で滅ぶ運命だったんだろう。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(443) ( No.452 )
日時: 2016/06/16 22:26
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

さて、話を戻して僕は海軍と別れた後、霙のもとに戻ることにした。
霙も奮闘する中、巨人戦士は何者かに吹き飛ばされた。
それは、世界ボクシングのチャンピオン『フランツ・アルブレヒト・ヴォン・ザクセン』だ。
優勝賞品を手に入れて、彼は強くなるつもりだという。
さて、こちらは中国のギャング、『王一家』。
現行18代目の『王隆基』。
そして側近で隆基の弟の『王元吉』。
17代目で隠居人となっているが、隆基と元吉の祖父、『王炎』。
以前、日本円にして12億円の懸賞金をかけられたその力はあらゆる猛者をも希薄だけで蹴散らしていく。
霙も彼らにも負けじと次々と闘志たちを蹴散らしていく。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(444) ( No.453 )
日時: 2016/06/16 22:36
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

早くも第3ブロックは35人となってしまった。
そんな中敗者たちが残した武器を回収しているものがいた。
そいつは追剥で懸賞金稼ぎの『ジャック・アルベール・シャルル・アレグレ』だ。
彼は日本でも名の知れた賞金稼ぎで、以前に仕留めたものの最大の懸賞金は日本円にして8億だという。
最初はたまたま出会った海賊の親分を暗殺し、懸賞金5000万円をいただいたことだった。
彼は青竜院・ぼくら3年3組連中の首も欲しているという。
だけれど、そいつは霙を見つけてしまった。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(445) ( No.454 )
日時: 2016/06/17 22:52
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

アレグレは霙を見つけるなり武器を次々と投げつけていく。
「ちょっ、お前何がしたいんだよ!」
「ふん、俺はお前たち青竜院のコンプリートを目指しているのさ!貴様はもちろん、青竜院零、青竜院澪…16人兄弟の首さ!」
「うわわっ、危なっかしい奴だな」
「俺は懸賞金稼ぎだからな、たとえ女だとしても手加減はないぞ?」
一方…
凶暴な兄弟がいた。
アレクサンドル・ドミトリエヴィチ・チェーホフとニコライ・チェーホフだ。
アレクサンドルは剣闘士にちび呼ばわりされたことに怒ってめちゃくちゃに殴り据えていた。
ニコライは兄のアレクサンドルをなだめている。
めちゃくちゃに殴り据えても、怒りは収まってはいなかった。
そんな時、元吉の奇襲が襲い掛かった。
アレクサンドルは、思いがけない手を打つことにした。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(447) ( No.455 )
日時: 2016/06/20 23:07
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

彼はジャケットの力を発揮した。
その巨体には似つかわしくない軟弱な性格のニコライ。
だがその人格を奪うことによってアレクサンドルの凶暴な力をいかんなく発揮することができる。
この力をもってチェーホフ兄弟は元吉をボコボコに打ち破った。
さて、霙はアレグレの攻撃をひらりひらりとかわす。
王炎にその攻撃が当たっていた。
「さっきからあたっているではないか!!」
王炎はアレグレを殴り飛ばした。
さて、チェーホフ兄弟は元吉の兄隆基と対峙した。
弟を打ち破った勢いに乗って兄も撃破しようという構えだ。


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