コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 魔界の姫と白竜・黒竜
- 日時: 2014/08/15 16:15
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
悪魔と人間の日常を描いた騒ぎがありながらもアクションあり、シリアスあり、コメディありというエキサイティングな小説です。最後の最後まで読んでいただけたらうれしいです。
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- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(314) ( No.321 )
- 日時: 2015/11/12 22:04
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
現場に着てみれば、なんと倉沢先生の生首があった。
零もさすがに見てられないような顔をした。
「うぅ・・・」
これは・・・
もう彼にとっては犯人が分かったようなものだ。
「今度は何事ですか!」
「く、倉沢先生・・・」
「ついにソロとなったか・・・」
「そうでしょう?犬養さん?」
「!?」
え?
「やっと分かりましたよ。犯人『Conductor』の正体が」
「何ですって!?」
彼女の服についているのは・・・まさか!
「犬の毛ですよ」
しかも、彼の家の犬だとしたら納得行く。
けど・・・
あの推理はなんだったんだ?
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(315) ( No.322 )
- 日時: 2015/11/12 22:11
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
「そうですよね、犬養君?」
まあ、彼の家のことだ。
数匹か犬は飼っていたはずだ。
「飼い犬の毛は、飼い主が気づかないうちにこびりつくものですしね」
確かにそうだけど・・・
僕は犬に触ったことがないから分からない。
もしかしたらもみ合ってるうちにいつの間にか犬の毛が付着したんだろうな。
「ち、違う!犬の毛なんかで犯人だなんて決め付けないでくれ!!」
「そうだよ。それくらいの証拠で犯人扱いだなんてそんなこと・・・分からないのに・・・」
「何よりの証拠は君が生きていることです」
「じゃあ、倉沢先生が死んじゃった今、遺産相続候補は・・・彼1人・・・」
「そういうことです」
後は暗号を解き、遺書を読めば、彼に遺産が転がり込むってわけか。
もっともらしいね。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜 ( No.323 )
- 日時: 2015/11/13 09:05
- 名前: どあら (ID: /dOKRqFx)
Kさんノ太陽ノ奇跡夜ノ無かった土曜日13年8月と11年5月7月8pm月ノ超ミカ月
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(316) ( No.324 )
- 日時: 2015/11/15 22:09
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
くっ、この賭けは環奈の負けか・・・
でも、賭けといえば・・・
そういやジョーゼフに勝てばConductorは法の審判を受けることになり、負ければ・・・
ジョーゼフの裁きをくらう事になるだろうな・・・
はっ!
そんなこと考えてる暇はなかった!
彼はマジで殺されるという運命。
いったいどうすれば助けてやれるんだろうか・・・
いや、無理に違いない。
まあ、奇術まがいのトリックができそうな人は彼しかいないだろう。
そうやって罪を着せようとしたって考えられるからな。
あっ・・・
逃げる犬養さんをジョーゼフはナイフで一突き。
「・・・」
「そんな・・・」
「Conductorは死んでしまったのか・・・」
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(317) ( No.325 )
- 日時: 2015/11/16 22:06
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
犬養さんに駆け寄ろうとした。
けど、ジョーゼフ・・・いや、殺人経験の持ち主、ジェームズ・スミスは僕にナイフを向けた。
くそっ、これ以上近づけば僕もこのナイフで命を奪われる。
「今は止しましょう」
零が僕を制止する。
気持ちは分かるけど・・・
怜子が叫ぶ。
「早く、皆逃げよう!」
僕も仕方なく引き下がることになった。
これで遺産相続者はいなくなってしまった。
ロビーにバリケードを作って封鎖した。
けど、まさかこんな結末になってしまうなんてね・・・
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