コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 魔界の姫と白竜・黒竜
- 日時: 2014/08/15 16:15
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
悪魔と人間の日常を描いた騒ぎがありながらもアクションあり、シリアスあり、コメディありというエキサイティングな小説です。最後の最後まで読んでいただけたらうれしいです。
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- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(491) ( No.491 )
- 日時: 2016/08/18 22:31
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
僕は、いや僕らは何事もなく修学旅行を楽しんだ。
けど、僕らが急にファンタジー世界に飛ばされたのはなぜだろう?
その理由を澪に聞いてみた。
「うーん、それはよくはわからないけれど、それぞれの世界にひずみができたからじゃないかな」
「ひずみ?」
「うん、魔界も展開もここ人間界もすべての世界の間には不干渉地帯があるんだけど、その不干渉地帯に魔界軍が攻めてきてるとしたら?」
「そっか」
瑠璃が手をたたいた。
「それじゃ道理でいきなり飛ばされたりするわけだ」
大魔王は青竜院を遅らせたが失敗した。
思い詰めて考えたのがこれだったのか。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(492) ( No.492 )
- 日時: 2016/08/19 23:36
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
11月…ついにやってきた文化祭。
小中高合同でやるのが毎年恒例になっている。
これは、第1回が始まった時からずっとそう。
ここはエスカレーター式の学校だけど、地域の子供たちがこぞって受験…いや志願してくるから、偏差値にどでかい差ができるのだ。
けれど、それでも洛西で人気が高いのは自由な校風。
小1〜高2までが出し物、縁日、模擬店やらをする。
高3でも、店を回るということは許されている。
他校の友人や家族でも、招待券があれば回れるのだ。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(484) ( No.493 )
- 日時: 2016/08/20 23:44
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
でも、3年3組のメンバーはというと思う存分楽しめたのだけど、1つ不安なことがあった。
それは、大魔王率いる魔界軍のことだ。
彼らの暗躍は現実に始まってしまってる。
その結果、みんなを巻き込むことになってしまったら…
そんなことを考えただけでも…ぞっとする。
でも、修学旅行以来何も起きてはいない。
けれど、これからも用心が必要なのは事実。
これからも、魔界軍の動向がどうなるのかはじっくり見ていくことにしよう。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(485) ( No.494 )
- 日時: 2016/08/22 00:01
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
前書き 何か物語のペースが速くなっている様子ですが、そこに関しては気に品でください。
そして、文化祭が終わったその日の夜…
午前1時を回った時だった。
あの少年少女たちがドアを開け、僕らを連れ去った。
それは真夜中の京都で起きたことだった。
しかも、こっそり秘密裏で行われたことで…
さて、そんなことも知らない僕らは目を覚ますと、森の中にいた。
スマホとか着替えとかご丁寧にバッグの中にある。
そうだ、スマホを起動してGPSで場所を確認すると、思いもよらない場所だった。
岩手県遠野市だった。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(486) ( No.495 )
- 日時: 2016/08/22 22:44
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
それににびっくりしていた時、何やら声がしてきた。
森の奥からだ。
僕は声をたどって出てみると、そこは修練場のようだった。
あそこには、2年前にとある廃工場に立てこもってあれこれしていた連中が鍛錬していた。
僕は心底びっくりしていた。
みんなこんなところで鍛錬していたのかと。
見とれていたその時、僕は英治に見つかった。
「ん?お前はあの時の…」
僕の顔を覚えていてくれていたんだ。
よかった。
「ようこそ。遠野へ」
「ようこそって言われても、みんなは?」
「あいつらなら、みんな寝ちまってる。俺たちの別荘で」
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