コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 魔界の姫と白竜・黒竜
- 日時: 2014/08/15 16:15
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
悪魔と人間の日常を描いた騒ぎがありながらもアクションあり、シリアスあり、コメディありというエキサイティングな小説です。最後の最後まで読んでいただけたらうれしいです。
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- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(265) ( No.271 )
- 日時: 2015/09/09 22:08
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
あの剣は、16世紀に安倍晴明の一族が作ったとされる由緒ある剣だ。
安倍一族はこの時代、蘆屋一族と合同するようになり、現在の蘆屋一族の血には、安倍一族の血も流れている。
これは安倍一族の女子が、蘆屋一族の男子に嫁いだから起きたことなんだ。
けれども狐の呪いは強く、この一族は嫡男、つまり長男が早世してしまうという呪いが会った。
だから傍流から実力あるものを当主に据えて現在まで至っている。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(266) ( No.272 )
- 日時: 2015/09/09 22:14
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
さて、そんな渦中に星空奈々は1996年10月13日、星空家の次女として生を受けた。
妖刀作成のエキスパートは陰陽師が1000人いても1人いるかいないかだったが、彼女はいたって優秀で、齢3歳で最初の妖刀を作成した。
また、彼女は信心深く心優しい性格で、人格者とし謳われていた。
そんな中、13にして二条城を任され、次期当主としての期待を一身に集めることとなる。
しかし・・・
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(267) ( No.273 )
- 日時: 2015/09/09 22:21
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
去年、驚くべきうわさが出てきた。
「本家の熊本杏香が破軍を召喚したぞ!!」
「・・・・!!」
「そ、それじゃあ、熊本杏香が次期当主と言うことなのか!?」
「うそだろ?」
「しかし、17代目が示した才ある者とは、破軍が使えるものということではないか。何しろ破軍なしでは九尾の狐は倒せないのだから・・・」
それ以降、彼女の虚無は増大していく。
「あれから1年、杏香はまだ子供、私には最強の槍がある。最強の術もある。私が九尾の狐を封じればいいのよ、破軍が使えなくてもね・・・」
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(268) ( No.274 )
- 日時: 2015/09/11 22:17
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
さてさて、誕生日も終わった9月29日。
学校もいつものように始まり、中間テストの日も迫っている。
今回はあの天才組、3年6組との勝負が控えている。
3年6組には学校内で有名な5人の天才がいる。
国語最強で生徒会の書記、天才詩人の『佐賀敦也』。
理科最強で中学の科学部部長の『唐津翔』。
数学最強の天才科学少女『佐世保亜里沙』。
英語最強で帰国子女の『松浦直美』。
社会最強で弁護士の息子『鹿島俊太郎』。
彼らは天才とされ、『五英傑』と呼ばれて恐れられている。
僕らは彼らに果たして勝てるのだろうか。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(269) ( No.275 )
- 日時: 2015/09/11 22:21
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
彼ら五英傑もまた、杏香を快く思っていないメンバーである。
もともと、彼らの推薦があって、星空奈々は二条城の守護者となれたのだ。
彼らはいわば彼女の側近みたいな存在だ。
しかし、熊本杏香が破軍を召喚したとなると、次期当主は当然杏香になる。
そうなると彼らにとっては厳しい。
中学1年の子供に先を越されたと焦るばかり。
けれども、彼女には最強の妖刀、最強の術を備えている以上、破軍は必要ないとした。
そう、自分たちが仕留める。
そういう覚悟を持って。
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