コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 魔界の姫と白竜・黒竜
- 日時: 2014/08/15 16:15
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
悪魔と人間の日常を描いた騒ぎがありながらもアクションあり、シリアスあり、コメディありというエキサイティングな小説です。最後の最後まで読んでいただけたらうれしいです。
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- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(280) ( No.286 )
- 日時: 2015/09/25 22:26
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
さて、長野県軽井沢町・・・
「ようこそ静岡様」
「どうも熊本です」
「橋本です」
「阿蘇宮です」
ここは携帯の電源を入れての持込は禁止だから、シャットダウンしていくことになってる。
「よう、静岡」
「もしかして、ミステリー評論家の名古屋先生じゃないですか」
「君がまさか助っ人?」
「いや、環奈が助っ人さんで、僕らは単に付き合ってきただけで・・・」
「環奈?こんなクールでかわいい天使が?」
「そうですけど、あの探偵のそう孫でIQが175もある天才アイドルなんすよ」
「へえ、そいつは驚いた」
「ほへ?」
「そんな人と謎解き合戦できて光栄だよ」
「あなたは・・・?」
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(281) ( No.287 )
- 日時: 2015/09/27 22:35
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
「僕は『犬養裕也』。僕も山之内先生の隣人で皆さん同様家族ぐるみの付き合いでね・・・どういうわけか遺産相続候補者となったのでよろしく」
「犬養・・・ああ、この間の窃盗事件の犯人を暴いたお手柄大学生か!」
「でもこの状況・・・あの山岡先生が書かれたミステリー小説と同様の状況だなんて興奮します!」
「ふん!高々近所窃盗事件を解決した程度でいい気になるな!」
「何よあいつ・・・いやな人」
「しかも酔いすぎているのなぁ」
「それも最近あの人の原稿が20年前よりきれなくなってるって話も聞きましたけど・・・」
「確かにね。最近彼らしくないって言うか・・・・」
「離婚が応えたんじゃない?それも身から出たさびだけど」
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(282) ( No.288 )
- 日時: 2015/09/27 22:43
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
「あー!誰かと思えばあの死者の砂時計で有名の・・・」
「まさか、倉沢先生?」
「え?ここに来たのはあなたも、遺産相続候補?」
「その辺かしらね。山岡先生は私の師匠みたいなものだから・・・遺産なんかいらなくたって稼ぎだけで食べていけるっつーの」
「彼女一発屋で・・・」
「一発屋?どういうことです?」
「あの作品が大ヒットした後、後が続かなくなって・・・あれ最近盗作じゃないかってうわさもあって・・・」
「あ。そういうのネットで見たことがある」
「しかも最近交通事故やらかして。賠償金とかなんかで・・・」
「橋本さん?ひそひそ話はやめてくれる?事務所の社長に言いつけるわよ?」
「何でもありません・・・」
「あんたのマネージャーの『宇都井和哉』だって、株で大借金背負っちゃたしねぇ」
「うっ・・・・」
言うんじゃなかったと後悔する環奈。
すると・・・
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(283) ( No.289 )
- 日時: 2015/09/28 22:08
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
「いや!放してください名古屋先生!」
「どうしたんだね及川くん、君の背じゃ届かんだろう」
「だ、大丈夫です!私1人でも取れますって!」
及川美緒というメイドさんが相当嫌そうに抵抗している。
「あらら・・・ずいぶん酔っ払ってますね・・・」
「あれ、環奈は?」
「そういえば、見かけないな」
「いいじゃないか及川くん・・・さあ・・・」
「あっ」
僕は声を迂闊にも声を出してしまった。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(294) ( No.290 )
- 日時: 2015/09/30 22:08
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
けたたましい音ともにボトルが割れてしまった。
環奈が身を乗り出して
「すいません・・・名古屋先生にボトルを取って差し上げましょうと思ったんですけど・・・つい手が・・・」
丁寧そうに謝ればいいってもんじゃないよ。
あのバカ。
そう思ってたんだけれど、新手がやってきた。
どうも彼女は『天野瑞樹』といって絵本の挿絵を描いているんだとか。
え?
誰なんだ?
あの仮面をかぶった男は。
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