コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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魔界の姫と白竜・黒竜
日時: 2014/08/15 16:15
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

悪魔と人間の日常を描いた騒ぎがありながらもアクションあり、シリアスあり、コメディありというエキサイティングな小説です。最後の最後まで読んでいただけたらうれしいです。

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Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(275) ( No.281 )
日時: 2015/09/16 22:24
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

はじめに 本編へ戻ります!
さてさて、9月29日・・・
大阪府高槻市・・・
高槻駅前にある小さな喫茶店で僕は勉強をしていた。
この喫茶店は7年前から何か考え事をしたり勉強をしようと思ったときに行く所だ。
たとえ五英傑でも僕の居場所と癖を知らない限り、ここまでは追いかけて来れまい。
けれど、僕はあいつらの行動パターンなんかお見通しなんだよね。
だってあいつらは僕が見つからないとき、いつもと言ってもおかしくないほど長岡天神駅に集合するんだよね。
さてと、今日の勉強は終えたわけだし、そろそろ帰ろう。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(276) ( No.282 )
日時: 2015/09/24 22:31
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

僕はいつもそういう遠出は時々するようなやつなんだ。
中2の夏休みのときは神戸三宮。
冬休みは奈良。
これまで使ったのはJRや私鉄くらい。
けれど、今年はどうやらそう簡単に遠出ができないようなんだ。
大魔王の脅威が今年に入ってからというもの蠢きはじめているのだから。
けれど僕はあのことを聞き出しに行かねばならない。
いったいあの時、何があったのか。
さっぱり僕はあの時は分からない。
けど、あの花が散る時期に・・・
あの黄色い花が散るときに確かに殺されていたのだ。
それはいったい誰だったんだろう・・・

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(277) ( No.283 )
日時: 2015/09/24 22:38
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

僕の学校生活が始まった。
けれども、僕には授業のことなんか耳に入ってこなくなりそうな気さえしてしまいそうだった。
大魔王が人間界へいつ侵攻するのか分からない。
もしかしたら明日かもしれないし、はたまた10年先のことになるかもしれないし・・・
けれど、大魔王の宿願は人間界をも支配すること。
そんなこと知ったら、大女神がどんなに怒るんだろうか・・・・
僕はそんなことばかりで頭がいっぱいだった。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(278) ( No.284 )
日時: 2015/09/25 22:07
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

さて、スーパーアイドル・静岡環奈は橋本環奈と改名して、改めてアイドルとしての成長を始めた。
けれど、マネージャーになぜか遺産相続の話が持ち上がった。
僕も呼んだことのある人気作品、ロシア人形殺人事件の作者のミステリー作家・山岡和夫の別荘を舞台に書いた本の中にはこんな句がある。
「人間には誰にも悟られたくない心の闇があり、その闇を偽善という仮面で隠している」
彼は10日前に病死し、数十億円という遺産を残した。
その素顔を知るものは、誰もいやしない。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(279) ( No.285 )
日時: 2015/09/25 22:18
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

大阪市梅田のある喫茶店・・・
環奈の曽祖父はかのスーパー名探偵だとか。
「じゃあ読むよ」
「分かった」
「どんな内容なんだ?」
「遺産相続・・・」
「この山岡和夫さんって言う人がこの間亡くなってね・・・マネージャーが相続人として選ばれたのよ」
「マジか!!」
篤が驚く。
「しかも・・それが何十億もあって・・・(笑)」
「ええ!!??10桁も!??」
僕も驚いた。
まさか何十億の遺産があるなんて。
「彼は隣人として家族同然の付き合いで、あの人、身よりもいなかったから、遺産をってもわるくないんだよ」
「相続人が、5人もいるんだろ?」
「そう。それにゲームがあって、制限時間内に長野県の軽井沢の別荘で暗号を解きなさいってやつ」
「どんな暗号?」
「どうかしたんですか?」
零と怜子、華凛が急に声をかけた。
「それがね・・・」
これまでの経緯を説明した。
「面白そうだな。やってみようか」
「そう、それはよかった」
僕も行くことになった。


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