コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 魔界の姫と白竜・黒竜
- 日時: 2014/08/15 16:15
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
悪魔と人間の日常を描いた騒ぎがありながらもアクションあり、シリアスあり、コメディありというエキサイティングな小説です。最後の最後まで読んでいただけたらうれしいです。
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- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(422) ( No.431 )
- 日時: 2016/05/26 23:54
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
「ご傷心のと超え終わるけど、そこをどいて!ガスから仲間を救いたいの!!」
澪だった。
「ハハハ、俺たちはたったいま大きな裏切りにあったんだ。俺たちは死ぬ。だがお前たちだって同じじゃないか!?こいつも尻尾を巻いて逃げたしている。俺たちは助かりっこないんだよ!」
自嘲的に警備兵たちはあきらめ顔でいう。
「ちょっと、あの熊本健太郎を侮辱するつもり?あの子がそういうような子供だったら私だっていくらか楽になれてたわよ…こっちは逃げちゃっていたはずなのに…でも最後の最後まで私たちを信じているから、こっちのほうが屈しちゃったわよ。だから最後の最後まで応えてあげるってのが仲間ってものでしょ!」
僕は踵を返してチェーザレに立ち向かう。
あの男は気に食わない。
「見てて、チェーザレは熊本君が一番嫌いな法の人間よ…彼は、絶対に金輪際許すつもりはないの!」
僕は刀を抜いて大きく振り上げる。
絶対に、この男は成敗してやる。
チェーザレは叫ぶ。
「そうだ…俺の部下にしてやっても…」
そんなこと、僕にとってはくそくらえだ。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(423) ( No.432 )
- 日時: 2016/05/27 22:07
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
僕は拒絶の意思の必殺の斬撃を一発与えてやった。
相手はガスとはいえ、かなり吹き飛んだ。
「ぐおあっ!!!」
重い一撃だったから、チェーザレは倒れた。
さてその頃、篤は雪と合流してファナに麻酔薬を注射した。
これならまた目覚めて暴れることはない。
彼女がカルロス3世のために死ぬこともできない。
これでファナに対する対策も万全だ。
一方カールはというと、体を切り刻まれてしまった。
「お前たちはカルロスの真の強さ、素性を知らない…それがお前たちにとって命取りになるだろう…教えてやれよ、フレドリク…この世界の真の恐怖を………」
ハックは口を開いた。
「僕の心配はどうでもいいよ。今は自分の身を案じてろ…じゃあな、大魔王の腹心、カール・ウルリヒ・ア・バイエルン…」
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(425) ( No.433 )
- 日時: 2016/05/27 22:44
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
今回のタンク島の事件によってカルロス3世はEXEを失った。
EXEがない状況になることはSafariも生産できなくなる。
つまり、原料を失った。
これによる怒りは計り知れない。
でも、僕にとってはまだ作戦の一環だ。
これでカルロス3世の鼻を明かして見せられる。
それによって今回の事件が大魔王への道が開かれる。
大魔王はSafariを得ることによって能力者を大量生産している。
これによって、大魔王は屈強なる軍を編成しているってわけだ。
ちなみに、魔界の徴兵制は人間界では考えられないもので、3歳から武術や砲術、剣術などを学び、軍に入ることが身に余る光栄なのだという。
そして、10歳から本格的な軍事訓練が行われる。
11歳から軍に入り、護衛などの役目を負うのだ。
けれどその護衛役は僕の手中に来てしまった。
しかも最強の青竜院なのだから、東の猛者を失ったという異なるのだ。
ちなみに魔界の名門は、白虎寺・朱雀門・玄武塔・青竜院という4つの家がある。
そのうち朱雀を除いて人間との混血化が進み、人間の容貌の悪魔が増えているのだそう。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(426) ( No.434 )
- 日時: 2016/05/31 00:03
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
朱雀・玄武・白虎・青竜の家は名門で、4つの軍閥が作られている。
以前にも、人間界を攻撃しようとした大魔王だけれど、大女神にそれを止められ、特殊な腕輪を魔界の連中ははめられた。
その腕輪は、人間界などのほかの世界に行ったとき、魔力を制限する力があるという。
要するに、人間界にいるときは悪魔は自由に魔力を発揮できないのだ。
当然、そのあとで生まれた悪魔もだ。
瑠璃が人間界に逃げているのは、大魔王の野心をくじくためだ。
その時、僕と出会った。
奇遇にも、僕と利害が一致した。
この戦いは、僕や瑠璃だけではなく、ほかのみんなまでもがっつり巻き込む可能性は少なからずある。
けれど、僕らがやらなけりゃ誰が大魔王の野心を止められるのか?
いや、やすやすと完遂されてしまうだろう。
それを阻止するために今戦っているんだ。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(427) ( No.435 )
- 日時: 2016/05/31 00:15
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
さて、こちらはジョン5世国王…
「そうか、熊本君がやってくれたのか……」
彼は今、この世界の夢を成就するための計画を立てていた。
平和のために、世界会議を開くことだ。
世界会議は3年前からずっと行われていなかった。
3年前、当時のある国の王、フェリペ7世が急遽失脚したことが原因で中止になった。
ジョン5世は当時、世界会議の議長を詰めていたので、彼は困惑した。
ルイ21世も驚いたことだろう。
この事件以降、世界会議は行われてこなかった。
それかというもの世界は混沌とするようになり、戦争や武器、闇商売が横行するようになった。
この事件には大魔王がかかわっているかもしれないだろう。
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