コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 魔界の姫と白竜・黒竜
- 日時: 2014/08/15 16:15
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
悪魔と人間の日常を描いた騒ぎがありながらもアクションあり、シリアスあり、コメディありというエキサイティングな小説です。最後の最後まで読んでいただけたらうれしいです。
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- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(437) ( No.446 )
- 日時: 2016/06/13 22:55
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
結局、チェーザレ奪還を阻止した露。
さて、僕も脱出しにトロッコで急行していた。
それによって、大魔王との戦いも本格的になる道を僕は歩んでいた。
この戦いでカルロス3世は怒るだろう。
何しろEXEが失われることで、SAFARIが生産できなくなるからだ。
僕や青竜院兄弟が集結し、海軍までもいる。
クリスティーネやダビドにとっては分が悪い。
僕の存在を知っているものは、魔界でも少なからずいるだろうからだ。
けど、実力は少しずつ大魔王のもとに飛ぶ。
結果、大魔王が人間界に攻撃してくるだろう。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(438) ( No.447 )
- 日時: 2016/06/14 21:26
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
ダビドたちは僕らの姿を見てはっとした。
僕に加えて、青竜院兄弟や海軍の第15番隊が勢ぞろいしたからだ。
こんな大軍とまともに戦っても、命が足りないと判断したのだろうかな。
ここはまず引き上げて、また作戦を練り直そうと思った。
僕はというと…
「なんだ?あいつら」
「敵ですか?味方ですか?」
零も澪に尋ねた。
「…敵ね」
澪ははっきりそう断言した。
ファナは奪還できたとはいえ、チェーザレまでは奪還できなかったダビドは、いったん国に戻って、体勢を立て直す旨をカルロス3世に申し上げた。
カルロス3世の了解を受けると、高速で逃げていった。
「何だったんだろうな…あれ」
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(439) ( No.448 )
- 日時: 2016/06/14 21:46
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
さて、タンク島の戦いが終わったところで、今の状況を振り返ってみよう。
僕は、今大魔王の手先と戦っている。
大魔王の護衛役をこちらに入れ込んだ今、大魔王は青竜の派閥がいない。
青竜がいない今、白虎寺・朱雀門・玄武塔の3つの家が大魔王側の一族だ。
大魔王は、冥界だけじゃなく人間界にも攻撃を仕掛けている。
だが、人間界に自ら攻め込むことで自分の魔力が制限されるのはきつい。
だから、魔界の手先のものを派遣することで少しずつ侵略していくのだ。
けれど、僕という障壁が立ち上がった。
今や快進撃を遂げていた魔界軍が足踏みを始めている。
そこで、大魔王は新たなる手を考えた。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(440) ( No.449 )
- 日時: 2016/06/14 23:34
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
僕を何かと事件に巻き込ませることで僕を疲れ果てさせ、体力もなくして骨抜きにするという考えだ。
けれど、当然この手にも弱点はある。
いつ、僕が骨抜きになるかが分からないということだ。
しかも魔界軍はなかなか他国を攻めれば勝利できるものをなぜか日本から攻撃する。
ゆくゆくは、京都に魔界の都を作る計画もあるらしい。
計画の内容は人間を滅ぼし、魔界の冷厳な軍事国家を作るつもりなんだろう。
でも、どうせならアメリカもしくは中国を攻めればいいはず。
何しろ、アメリカ・中国には多くの金がある。
その金を奪っちゃえばあっちのものなのに。
いったいなんでだろう?
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(441) ( No.450 )
- 日時: 2016/06/15 22:20
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
でも、人間界でも激震が走るような事態が始まろうとしていた。
変態クラスの3年4組が魔界と手を結べと言われた。
でも、彼らは僕の友人だ。
やすやすと僕らのことを見捨てるわけがない。
その結果いろいろ考えた末に、僕にもつかず大魔王にもつかない中立の姿勢を構えた。
とはいっても好意的な中立だ。
万が一の時は僕と手を組んで戦うとも言っていた。
それはそれでいいのだけれど、問題は星空先輩の取り巻きだ。
星空先輩ではなく、僕の妹・杏香が31代目を継ぐことが面白くなくて、大魔王につこうとしているのだ。
それによって星空先輩をつかせて自分たちが実権を握るつもりなのだろう。
要するに、星空先輩はただのお飾りという状況になってしまうだろう。
星空先輩は先輩でその心の闇に打ち勝つべく僕の誕生日前後に恐山へ修行に出て妖刀作りに励んでいるという。
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