コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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魔界の姫と白竜・黒竜
日時: 2014/08/15 16:15
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

悪魔と人間の日常を描いた騒ぎがありながらもアクションあり、シリアスあり、コメディありというエキサイティングな小説です。最後の最後まで読んでいただけたらうれしいです。

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Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(114) ( No.121 )
日時: 2014/12/02 18:42
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

さてこっちは何も知らないまま京都へ帰ってきた僕ら。
京都では体育祭実行委員が待ち構えている。
「何か嫌な予感が・・・」
「何?」
「あの体育祭実行委員が・・・」
「こ、こいつらが?」
「くっ・・・」
「逃げましょう!!」
零が叫ぶ。
「え?」
「相手は人間でましてや丸腰。こんな状況では私たちは弱いものいじめをしているようなもの。こんなのはごめんです」
「分かってるけど・・・」
「話はいいんです!!早く!!!!」
「分かったからとにかく逃げるぞ!!!」
改札口から八条通に出て国道1号線目指して逃げることにした。
あの体育祭実行委員は天才美少女が山のようにいる。
あいつらには絶対捕まりたくない。
捕まったら最後何をしでかすのか分かったもんじゃない。
僕らのおっかけっこが始まったのだ。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(115) ( No.122 )
日時: 2014/12/03 22:27
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

僕はと言うと・・・
高槻方面に逃げて早1時間。
僕は京都府長岡京市の勝竜寺にいる。
僕は篤と決死行が行っていた。
国道171号線の名神高速のガード下。
あいつらの目的は何かは知らないが、3年1・3組のアイデンティティ、つまり僕らは誰の配下に加わらないことは守りきらなければいけない。
僕は23代ぬらりひょん。
篤は7代目の弦殺師。
僕らの誇りは誰にも屈しない。
おや、誰の気配も感じなくなったようだ。
さて戻るとするか。
だけど・・・・・・・
やっぱり油断はできないんで京都には帰れっこない。
大阪方面に逃げ続けるとしよう。
ところが・・・・
大阪府島本町で出会ってしまった。
ニーソックス?
金髪碧眼?
十字架のピアス?
体育祭実行委員長?
最悪だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
よりによって油断しているところにこいつと出くわすなんてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!
いやいや、僕らは今人間としての姿。
ぬらりひょんの姿じゃなければ100%ばれっこない。
しかし・・・

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜 ( No.123 )
日時: 2014/12/04 22:56
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

「ふふふ・・・あなたよね?熊本健太郎って?」
や、やばい!
よりによって僕の名前を知っているのかこいつ!?
しかし僕は人間。
僕の人間の姿なんて分かるわけがない。
「熊本じゃないよ、人違いだって!」
「それでこっちがが阿蘇宮篤・・・」
「違う!阿蘇宮じゃないよ!」
しどろもどろに否定する僕ら。
だけど僕らの抵抗もそこまでだった。
「おーい、熊本に阿蘇宮!何でも金髪碧眼のとびきり美少女が訪ねて来たとか〜!!」
川内・・・お前なぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
「あ、あなたたちがまさか熊本健太郎に阿蘇宮篤!!?」
川内のバカのせいで僕らは熊本健太郎と阿蘇宮篤の身元がばれてしまった。
「あなたたちのお友達ももう捕まった。さあ、あなたの実力はどれ程かは知らないけど、こちらに協力しなさい」
「ちょぉぉぉぉぉっと待ったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!お前、熊本や阿蘇宮はどんな力がひめられているのかを知っているのか!?」
「おい、僕のスキルっていったいなんなんだ?」
「ふっ、お前が知る余地などない。そんなものはわれら変態軍団が知っていればいいだけのことだ」
「そろそろそろそろこちらの話を進めてもいいかしら?熊本君と阿蘇ミヤ君?私たちと一緒に来て!!」
「言っときますけど3年3組のアイデンティティは誰の配下にも加わらないんで。諦めて帰ってください」
あっさり断った。
あとがき 中途半端な終り方ですが時間の都合上、ここで一区切りつけたいと思います。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(117) ( No.124 )
日時: 2014/12/09 20:17
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

前回までのあらすじ
川内と体育祭準備委員長に見つかった熊本と阿蘇宮。
2人はそんな人材はないと冷たく断る。
ところが・・・

「おい熊本!親友に向かってその言い方はあまりにも冷たすぎるんじゃないのか?」
「熊本君?確かに私もあなたがどんな力があるのかは分からないけど、それでももう頼れる男子生徒はあなたしか残っていないのよ!」
2人して僕らに詰め寄る。
そんな時、スピーカーから放送が鳴った。
『川内くぅ〜ん?至急洛西学園都市に来なさぁ〜い?さもないと二度と校門を跨げない体にしてあげますよぉ〜?」
台詞に一部陰の気がこもった放送がした。
「ゲゲッ、やっべぇ〜!くそぉ、こんな時に……!おい、星空奈々!熊本は絶対渡さねぇからなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
変態軍団のボスは職員室へと向かうべく、廊下を猛ダッシュで駆けていった。
さて残るは僕ら5人・・・
「さて、邪魔者はいなくなったわね……これで思う存分勧誘することができるわ。さあ、熊本君?私たち体育祭準備委員に参加してくれない?」
「嫌です!!」
「忘れたのならもう一回言ってやりましょうか?3年3組は誰の配下にも加わらないって!!」
即答で僕らは答えた。
また女子3人は勧誘する。
「どうして?体育祭、成功させたいでしょ?」
「う・・・それは・・・・・・」
僕らは言いよどんでしまった。
体育祭楽しみにしているような発言をしている今、僕らはやっぱり嫌ですなんて言えやしない。
でも向こうは何があっても僕らは味方に引き入れたいらしい。
「そう、じゃあごめんなさい・・・」
「え?」
きょとんとすると僕は睡眠薬で寝かされた。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(118) ( No.125 )
日時: 2014/12/10 22:16
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

さてその頃僕が眠っている間・・・
「この子が…ぬらりひょん23代目?」
「そうよ」
「しかしこんな優男が23代目じゃこの先思いやられるぜ」
「まあまあ、そんなことは言わないの。とにかく私たちのあの場所へ連れて行きましょ」
このボーイッシュな女子は『北斗原涼子』と、さっきからずーっといたのが、『七星遥』なのだ。
こいつらは星空の腰巾着のような存在ということから北斗七星というあだ名をつけられているらしい。
由来は当然、彼女たちの名字なんだ。
「目撃者がいないうちにこの2人組を連れて行くわよ!」
「はい!」
「は〜い」
北斗は退屈そうに、七星は気合が入った返事だ。
しかしそれにしてもなん何だこの違いは・・・
そして1時間後・・・
僕は京都洛西学園都市にいた。
うわっ、全員捕まってるじゃん!
おっと、『御船逸塵いつじん』も捕まってる。
しかし僕らは大阪府の高槻前まで逃げたはず。
今京都にいるってことは・・・
あいつら・・・僕らを睡眠薬を飲ませて連れて来たってわけか。
ん?
篤?
芳大?
紗野?
海斗?
零?
皆ともにロープ?
うわっ!
皆はチェーン!!?
いったいどういうことだ!!??
なんなんだ?
あの女子8人は?
「ふふ、やっとお目覚めね?熊本健太郎君?」
金髪碧眼に、華奢な美女。
こ、こいつが星空奈々。
くぅっ。
嫌そうな目つきで睨んでもムダだった。
やわらかい感触が僕の右腕につけられる感じがした。
篤も目を丸くする。
これは!?
星空先輩の胸だ。
ヤバイ、どうすれば…


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