コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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魔界の姫と白竜・黒竜
日時: 2014/08/15 16:15
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

悪魔と人間の日常を描いた騒ぎがありながらもアクションあり、シリアスあり、コメディありというエキサイティングな小説です。最後の最後まで読んでいただけたらうれしいです。

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Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(467) ( No.476 )
日時: 2016/07/26 21:34
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

「それでもすごいじゃん!」
「まあ、それほどでも」
「それはよかったんですのよ。でも、こっちはこっちで何か退路がなくなってきそうですけど」
「え?何があったんだ?」
「それが…」
3人はチェーザレが子供たちを巨大化させる実験を行っていたこと。
それから世界を兵器まみれにさせようとしていたこと。
けどそれを健太郎が阻止したこと。
現在チェーザレは身柄を確保していること。
このことをつぶさに話した。
「そんなことがあったのか…あいつって、なんかきな臭いなと思ってたんだけど」
「そうなの?私たちもそう思ってたんだけど…」

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(468) ( No.477 )
日時: 2016/07/26 21:57
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

さて、雫はハックはイサベルと話をしていた。
「俺たち、ちょうどいいところだったんだよな」
「ああ、コロシアムに行こうかと思っていたんだよ」
「ありがとう。私もついて行っていいかしら?」
「もちろん」
3人はコロシアムに行くことになった。
一方、怜子は僕のことが心配になって、僕がいるという小人たちの情報を得て小人たちの住む村の前にいた。
「みんなは、まだ前国王を慕っているの?」
「前とは失礼な!現国王はフェリペ様1人ですよ!!」
「ごめんごめん、それでも、あの王位簒奪者は、何で国民人気があるの?」
「これですよ」
小人のマルガリータ・ロブレスは手を開け閉めした。
「何?その手の動き?」
「あいつは、それをやるだけでお金を呼び寄せているのよ」

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(469) ( No.478 )
日時: 2016/07/27 21:31
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

「どうやってお金を稼いでいるの?」
ついに怜子は核心を問う。
「それは、私たち小人を働かせてSafariを栽培し、世界中の闇商人たちに売りさばいてそれで金を設けているんですよ!けど、フェリペ様の時はあんなことしなかったのに…」
マルガリータはあの時のことを振り返る。
700年間支配していた先の王家がしたことは、この国の農業開発。
この開発の時に手を貸したのは小人たち。
つまりこの国の農業発展は小人たちのおかげとされ、国民たちから尊敬されていた。
だが、あのクーデター以降700年以上前の悲劇と同じになっている。
彼らはなんとかして前の王家を復活させたいのだ。
その時に渡りに船なことがあった。
それは僕が来たことだった。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(470) ( No.479 )
日時: 2016/07/28 22:31
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

それを何とかして利用しようかと思ったときに、僕が小人たちの村に迷い込んだ。
まさに僕という応援がいる。
これならフェリペ7世に王位を奪還できるかもしれない。
そう思っていた。
しかし、カルロス3世も相応なりに氾濫対策はしていた。
まず、難攻不落の立地条件にふさわしい場所に工場を建てた。
家臣には以前からの譜代を登用して自分の権力を盤石なものにした。
それだけじゃない。
直属の常備軍や特別部隊を計13000もかき集めた。
これなら彼は王位を守れると思っていた。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(471) ( No.480 )
日時: 2016/07/29 22:20
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

でも、僕がタンク島で見せた奇跡が、彼らの希望を呼び覚ました。
と、言うのも小人たちはこの10か月間掘り続けてきたトンネルを通り抜けて今人質にとらわれている小人の姫を連れ戻し、工場を破壊する計画がある。
けれど、壁の素材は頑丈で外からでは破壊できない。
だから彼らはトンネルを掘った。
内側から攻撃ができるように。
さて、雫たちはコロシアムに入り、マリアを探していた。
「ところで、マリアの特徴ってどんな感じなんだ?」
「うーん…髪を私より明るい茶色で白い鎧をまとってたわね…」
「…!?あれはもしかして…」


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