コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 魔界の姫と白竜・黒竜
- 日時: 2014/08/15 16:15
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
悪魔と人間の日常を描いた騒ぎがありながらもアクションあり、シリアスあり、コメディありというエキサイティングな小説です。最後の最後まで読んでいただけたらうれしいです。
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- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(398) ( No.406 )
- 日時: 2016/04/19 22:25
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
僕らが出会ったのは小さな竜だった。
「な、何なんだ?」
「竜…か?」
「な、何者じゃ御主たちは!」
「へ?ぼ、僕は…熊本健太郎だけど…」
「…それと、青竜院雹」
「せ、青竜院!?」
「え?青竜院を知ってるんだ」
「青竜院といえば…あいつの敵だったはず…」
「あいつって?」
「それはまだ言えん!」
「…そうか。変な質問とかしてごめんな…」
「拙者は…ここに来たのはたまたま船があったからだ。そこで見た子供たちはみんな親切にしてくれた…しかし拙者は気が立っていたため…」
彼は悔やんでいたかもしれない。
気が立っていたのかみんなの親切を拒否してしまったことを。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(399) ( No.407 )
- 日時: 2016/04/19 22:30
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
そんなある日だった。
彼はある一室にてある果物を見つけ、それを食べた。
それはすこぶるまずかったというが、誰かに気づかれぬよう、こっそり食べ、どこかへ逃げ去った。
その5〜6分後だった。
彼に変化が訪れたのは。
体が人間から竜になってしまったのだ。
鏡を見て自分の姿を見たときには本当にびっくりしたという。
「というわけなのだ…」
「そうか…竜人なんだ…」
「これ、どうやって元に戻せるのだ?」
「さあ、僕らは動物人間じゃないからねぇ…」
「拙者は子供たちにこのことを伝えたい!あいつは医者かと思うていたが…」
ある日、話を立ち聞きしてしまったのだ。
彼が5年後にはみんな死んでるっていう話を。
「平気で子供たちを死なせる悪い奴だと…」
やっぱり。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(400) ( No.408 )
- 日時: 2016/04/19 22:42
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
もし彼の言っていることが本当だとすれば、いろいろな事件が一本につながる。
まさかの形だ。
これでマスターを捕まえれば僕はもう二度と戻れない道を進むということになる。
マスターを捕まえれば当然誰かが怒る。
怒るのはバックについている人間だ。
だんだんバックの人間を怒らせればもしかすれば大魔王のもとにたどり着くかもしれない。
今はまさかだとは思われるが、これはあり得る話だ。
いつか、大魔王との全面対決という衝撃が待っている。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(401) ( No.409 )
- 日時: 2016/04/20 22:09
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
「…けどさぁ、ここからどうやって脱出しようか?」
「そういえばそうだったな」
伝えるも何も、まずここから脱出しないと始まらないわけだ。
「しっかりしろ…」
「!」
「どうしたんだ?」
「しっかりしろ……!」
「う…わぁぁぁぁ!!!」
彼が突然雲を発生させて空を飛び始めた。
「うわわっ!」
「空を飛んでる!?」
僕らが驚いている時…
澪たちはというと…
「あなたは…」
「青竜院澪ね」
「確かに私は青竜院澪だけど?」
「あなたたちごときにこの計画を邪魔させやしないわ。まったく、何一つ不自由ない生活をさせてるのにそれを奪おうだなんて愚かね」
「何言ってるの?」
「ヨハンナに反抗の意思を植え付けたのは誰?」
「なんですって!?ヨハンナは皆がこうなってるのを見てられなくて…」
澪が反論する。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(402) ( No.410 )
- 日時: 2016/04/20 22:18
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
彼女は何も言わず雪を降らせた。
「何!?これは…」
「そう…私は雪の力の持ち主…ただ先天的な雪女とは違うけどね」
「あたしがやる!」
「紗野ちゃん?」
「あたしが良くても雪女としての矜持が許さない!」
「いいわ、負けたら承知しないわよ!」
「はい!」
紗野は1人ファナに立ち向かうことになった。
さて、海軍中将『フレドリク・エリク』はというと…
基地長カールを見つけ出した。
「基地長…いや、海賊・カール!あいつらお前のことを親のように慕ってるはずだろう。こんな裏切りはないな…・」
「もう手遅れだ。あいつらにはもうすでに逢ってきた」
「!!何をした!」
「さあな」
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