コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

魔界の姫と白竜・黒竜
日時: 2014/08/15 16:15
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

悪魔と人間の日常を描いた騒ぎがありながらもアクションあり、シリアスあり、コメディありというエキサイティングな小説です。最後の最後まで読んでいただけたらうれしいです。

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112



Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(180) ( No.186 )
日時: 2015/04/28 21:50
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

8月18日・・・
僕らは京都市西院に来ていた。
それはある人物に呼ばれたのだから。
「何だこの手紙?」
「やっと出会ったね・・・」
「え?」
「びっくりさせてごめん。俺は菊池英治って言うんだ。東京のとある中学校3年だ」
「お、お前・・・」
あの顔、間違いない!
2年前の夏休み、東京都葛飾区の扇大橋付近の廃工場に立てこもった少年たちだ。
あいつらは、テレビを使っていろいろやりたい放題し放題してたんだよな。
「でも、どうして京都に!?」
「それは、夏休みってわけで観光に来てただけさ」
「それはいいけど・・・」
「ところでお前は誰なんだ?」
「ぼ、僕は・・・熊本健太郎だけど」
「熊本?九州のか?」
「九州にそういう地名はあるけどそことは無関係。僕は京都府民だよ」
「そうか、誤解しちゃってごめん」
「そう誤解されやすいんだよな僕の名前」
「そうでもないんじゃないのか?」
またしても現れたのはその仲間たちだった。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(181) ( No.187 )
日時: 2015/05/06 23:06
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

はじめに 皆さん、遅くなってすいません。GW、楽しかったでしょうか?GWスペシャルが待っていますよ。みなさん、引き続きお願いします。
あらすじ 前回、菊池英治という少年に会った熊本健太郎。そこに仲間たちが現れて・・・・
僕は菊池英治の仲間たちと出会うのだ。
そのメンバーはというとつらつら紹介しよう。
まず、「ぼくら」がリーダーの相原徹あいはらとおる
喧嘩が(東日本?)最強で正義感も強いのが安永宏やすながひろし
医者の息子できざでちょっと嫌味(?)な柿沼直樹かきぬまなおき
将来の花火師で文字花火を成功させた立石剛たていしつよし
2年前の一人プロレスの実況中継者の天野司あまのつかさ
デブでどじだがイタリア料理を作るのがうまい日比野朗ひびのあきら
過保護なお母さんに振り回されてる(苦労してる)宇野秀明うのひであき
週一で秋葉原通いをしていて部屋は電気機械だらけの谷本聡たにもとさとる
秀才を超えて天才でおそらく京都大学はクリアできそうな中尾和人なかおかずと
母子家庭出身で東京大学志望の小黒健二おぐろけんじ
兄弟の俊郎としろうとペットのタローとの連携技がとりえの佐竹哲郎さたけてつろう
ほかの科目はからきしだが美術は誰にも負けない秋元尚也あきもとなおや
「ミスぼくら(?)」に選ばれそうな美人の中山ひとみ(なかやまひとみ)。
ひとみに負けず劣らずのおてんば娘の堀場久美子ほりばくみこ
「ぼくら」一の兄弟もちで(7人)面倒見のいい橋口純子はしぐちじゅんこ
そして、「ぼくら」の女子のなかでは割とおしとやかな朝倉佐織(あさくらさおり)。
という17人の在籍してるクラスは東中学校(東京都足立区)3年1組なのだ。
彼らの手でさばかれたあくは数知れずとのこと。
彼らと僕らが関わる事件が起きる日もそう遠くなさそうだ。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(182) ( No.188 )
日時: 2015/05/07 22:05
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

8月20日・・・・
僕はKTV関西テレビにいる。
それはなぜかって?
そう、それはこの世を風靡するあのアイドル、『静岡環奈かんな』という16歳のアイドルの恋人ということで出演してるんだ。
大人気コーナーの初恋大作戦で僕は彼氏っていうことでゲストとなったんだ。
ああ、緊張する。
そのときはハックたちの顔を見る。
(がんばれよ)
そんな顔だから、僕はほぐれてしまった。
そして、コーナーの時間がやってきた。
12時25分。
「この方でございます。どうぞ!!!」
幕が上がった。
「キャー!熊本君だー!!」
「うまいなぁ」
ハックも篤もいいぞという顔をしてる。
さてこちらは僕の家・・・・
「アイドルと知り合いだなんて、熊本君も顔広いんだね」
「そうですね」
澪と零が食事をしながらしゃべってる。
「熊本君てあのぬらりひょん23代目なんですよ」
「え?あの16代目ぬらりひょんの?」
「うん。ね?」
「うん」
僕も照れて応じた。
「へえ、すごいねこれ皆ねえ」
僕も調子乗ってしまってソファーを後ろに倒してしまった。
僕の家では、
「あちゃー」
「やると思いました」
「恥ずかしい・・・・」
まったく僕は直しながら思った。
やっぱり僕ってバカだなぁ。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(183) ( No.189 )
日時: 2015/05/07 22:28
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

さて、なんだかんだいろいろ恥ずかしいこともあったOAも終了したあとのこと・・・・
「急いで環奈さん!Aスタジオ待ちです」
アイドルの皆も合流した。
「環奈、早くライブに行こうよ!」
「皆、がんばってきなさい」
「あ、熊本君紹介するね。私のアイドル仲間のレボリューションズと事務所の社長の笛吹さん」
「熊本です」
「熊本君?あなたの話は環奈から結構聞かされてるよ。ものすごくおバカだけど頭いいんだって?」
「恥ずかしいってその話・・・」
「そうそう、磐田優菜ゆうなって子、社長の養女になるらしいって」
「え?それどういうこと?」
「それはね・・・」
環奈が説明してくれた。
13年前、6歳のときに両親が離婚してしまい、しかも6年前、中1のときにお父さんを失ってしまってからというもの、一人でがんばってきたんだ。
「へえ・・・」
「これで優菜にも、13年ぶりにお母さんといえる人物ができたんだって」
「そうか・・・そりゃよかったな。おめでとう。いってらっしゃい」
僕はそのとき知る由もなかった・・・
これが僕にとっての初に事件になることを。

Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(184) ( No.190 )
日時: 2015/05/07 23:49
名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)

そして22時・・・
僕は京都へ帰ったそのときだった。
霖は望恵の家からしょっちゅう連絡してくれてる。
僕・篤の家にはそれぞれ4人ずつ、そのほか8人は一人暮らしかぼくらの同級生の家に同居してる。
さて、大阪市では、とんでもない事件が起きていた。
なんと、優菜がマネージャーともども誘拐されてしまったのだ。
経緯はこうだ。
まず、21時35分。
MBS毎日放送のロケとかで移動することになった。
しかし、そのときだった。
1人準備が遅れた優菜がなんと、何者かに誘拐されてしまったのだ。
僕の知らないどこかへと・・・・
さて、何も知らない僕は朝7時15分、LINEで環奈の連絡を見た。
「え!?優菜が何者かに誘拐された!?」
僕はとっさに身支度朝食を済ますと、僕は外出しようとした。
それは篤も一緒だ。
「何かあったの?」
雪が尋ねた。
「ああ、人気アイドルユニットのレボリューションズを知ってる?」
「うん、ここ最近テレビに出ること多いから・・・」
「そのメンバーの1人、磐田優菜が誘拐されたんだよ!」
「え!?」
「それだから一大事なんだ」
「そう・・・じゃあいってらっしゃい」
「うん、絶対に優菜は僕らが助ける!」
そう誓いを立てて大阪へ向かうのであった。


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112



この掲示板は過去ログ化されています。