コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 魔界の姫と白竜・黒竜
- 日時: 2014/08/15 16:15
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
悪魔と人間の日常を描いた騒ぎがありながらもアクションあり、シリアスあり、コメディありというエキサイティングな小説です。最後の最後まで読んでいただけたらうれしいです。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(457) ( No.466 )
- 日時: 2016/07/20 22:01
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
さて、雫とハックは、霙と合流しにコロシアムに向かっていた。
その中で、ある1人の女性と出会った。
踊り子のイサベル・サルディアスと出会った。
あの魅力的な踊りは、通りすがるものの眼をそらす。
彼らはその素晴らしい踊りに目を奪われていた。
踊り終わるなり彼女は雫とハックに近寄った。
「あなたが…青竜院雫と青竜院雹ね?」
「え…いかにもそうですけど…」
何か不安な感じがしてきた。
「ちょっといらっしゃい」
そういわれるなり2人とも連れていかれた。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(458) ( No.467 )
- 日時: 2016/07/20 22:06
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
2人が連れていかれたのは、とある港から数キロ離れた倉庫だった。
「素晴らしい男たちと出会えて光栄よ」
「素晴らしい?」
「どうして?」
ハックと雫は疑問に思った。
「あなたたちがこの国を解放してくれるヒーローだから」
「ええ?」
「ん?今、なんて…」
「ヒーロー」
「おいおい、冗談じゃないぜ。俺たちは悪魔だ。それなのにヒーロー呼ばわりだなんて」
「熊本健太郎という少年とともに行動してるんでしょ?」
「そうだけど…」
「その人が、この国を解放する奇跡を起こしてくれるから」
「……つまり、あいつがこの国の解放者?」
余計わけのわからなくなってきそうな2人だった。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(459) ( No.468 )
- 日時: 2016/07/21 21:42
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
訳が分からなくなってしまった2人はついに核心に迫った。
「あのー、あなたは一体…誰なんですか?」
「私?私は旧王家の王女、イサベル・デ・クルキッチよ」
「つまり、元王女!?」
「そうね。もともと私は王家出身だからね」
「そうなんですか…」
「でも、復讐したいとは思いませんでした?」
「あったわよ。でも、私1人じゃ何もできないから…」
「…」
「そうだ。マリアにも会ってみたら?」
「マリア?」
「私の妹よ」
「今、どこにいるんです?」
「ころっしあむで、戦っているときじゃないかしら」
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(460) ( No.469 )
- 日時: 2016/07/21 21:49
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
さて、僕はというと…
フェルナンドという小人の青年に連れられてある駐屯所に向かった。
「長老。連れてきました。彼こそが僕らの希望です」
「希望…?この大人間がか?」
「はい。彼が熊本健太郎。彼女が青竜院澪です」
「初めまして。お会いできてうれしいです」
「熊本君と青竜院さんか。うわさはかねがねから聞いておったぞ。確か、タンク島を荒らしたんだっけな」
「はい」
「それなら心強い。君たちみたいな勇敢なるヒーローをわしは求めておったのだ」
僕らはヒーローと呼ばれることに何かこそばゆい感じが走った。
「そうだ。自己紹介がまだだったな。わしはパトリシオ・ソリアーノじゃ。よろしく」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(461) ( No.470 )
- 日時: 2016/07/22 21:46
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
さて、篤と霞は、工場の前にいた。
「すごく大きくそびえてるな…」
「…ここに結構多くの人々が働かされてるんだろうな…」
その工場の重々しい雰囲気にただ聳え立っていることしかできない。
あの工場にはSafariという人造の果実が栽培されている。
そこの地下にある港から出火して、海外の闇商人たちにいきわたっている。
当然、現実世界にも。
「何かうちらがしてやれることはないんかね…」
「あればいいんだけど」
ぽつりと篤がつぶやいた。
今から、探すつもりなのかもしれない。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112
この掲示板は過去ログ化されています。