コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 魔界の姫と白竜・黒竜
- 日時: 2014/08/15 16:15
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
悪魔と人間の日常を描いた騒ぎがありながらもアクションあり、シリアスあり、コメディありというエキサイティングな小説です。最後の最後まで読んでいただけたらうれしいです。
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- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(383) ( No.391 )
- 日時: 2016/04/06 22:08
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
さて、こちらは海軍・・・
彼らはドラゴンという生物と相対していた。
そのドラゴンは、かなり強いほうの生物だった。
鉄を噛み砕くほどのあごの力はあるし、火は吹くし。
これだけ強けりゃ並大抵の海兵もかなうはずがなかった。
それでも彼らはかけていた。
最後の希望、海軍中将・カール・ウルリヒに。
その彼は海軍中将でもあり、基地長だからだ。
しかし、海兵たちは思っても見なかったに違いない。
まさか彼が裏切るという行動に出るなんて。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(384) ( No.392 )
- 日時: 2016/04/06 22:14
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
カール・ウルリヒは何を思ったのか必殺技を味方であるはずの海兵たちに仕掛けた。
体罰にしろ、彼の必殺技を食らえば命がいくつあっても足りないはず。
まさかの裏切りだった。
裏切りによって多くの海兵が必殺技の前に倒れていった。
その裏切りで海兵は次々と死んでいく。
最悪の事態が現実と化してしまったのだ。
皆予想だにしなかったに違いない。
まさか味方だと信じていた上司に裏切られるなんて。
この結果、67名の死者を出してしまった。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(385) ( No.393 )
- 日時: 2016/04/06 23:14
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
さて澪たちは・・・
B棟の1階にいた。
「私たちは手分けして子供たちを1箇所に集中させよう」
「そうすればあいつが子供たちを捜す手間が省けるな」
「でもあいつらは普通じゃないと思うぞ」
「どうして?」
「あいつら、正気を失って暴走しているはずだ」
「確かに」
翔貴もうなずく。
「どうすればあいつらを集中させられるんだろう?」
「いい手があるよ」
雪が現れた。
「私に任せて」
ヨハンナが自分の胸に手を当てた。
「どうもこの子がその子供たちをおとりとしてひきつけて集中させるって」
「え?そんなことしたら身の危険が降りかかるんじゃ・・・」
「安心して。雪も一緒に行くから」
「そうか」
こうしてみんな納得した。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(386) ( No.394 )
- 日時: 2016/04/11 22:18
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
その話が続く中…
零と霞はD棟へ向かった。
D棟にすべての謎が眠っている。
そう確信した2人は秘密のあるD棟に向かっていった。
僕とハックはC棟の方向だ。
ここの所長を拘束し、カードを得るのが僕らにとってやるべきことなんだ。
尤も、ここの所長の目的が何かはまだ知らないが。
B棟では多くの子供たちがキャンディを求めている。
禁断症状か何かの反応が出てしまったのだろう。
逃げる海兵。
追う裏切り者。
ガス充満まで刻一刻と近づいていた。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(387) ( No.395 )
- 日時: 2016/04/11 22:25
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
さて、Q-53への道は1本。
A棟はもうガスが充満している。
B棟では多くの人たちが逃走している。
子供たちもキャンディを求めて3階の一室に向かっている。
C棟へはも僕とハックが所長探しに向かっていた。
カードを得られれば、後戻りできない道を進むことになるだろう。
後戻りできない道は、いつしか乱世へと向かうことになるだろう。
D棟へも零と霞が個々の秘密情報を得ようとしていた。
これらのことは、すべて大事件への序章でもあったのだ。
僕らは、今その分岐点に立っていた。
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