二次創作小説(紙ほか)
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- 日常日和。5
- 日時: 2023/05/29 17:39
- 名前: 桜 (ID: NH1RGN1H)
おかげさまで日常日和。も5という節目で新しく迎えることができました。ここに至るまで色々と混乱があり悩みもしましたが、考えた末にこの先に何があってもこれまでの続きを執筆したいという気持ちで新スレッドに至れました。色んな意味で変わる場合もあり混乱はすると思いますが、私は私で頑張りたいと思いますのでご存じの桜サイドやこれまでに出てきた新たなサーヴァント達も含めてどうぞよろしくお願いします!
「目次」
「短編」
The Reverse Night>>1-5
聖夜怪盗☆シークレット>>6-7
デンジャー☆スクランブル>>33-36
僕もまた、運命に導かれて>>37-38
うちの護衛のママ侍さん>>39-42
とある雪月花の羽根。>>43-44
「針音ノ時計塔のアリア」
時の輝きよ>>45-47
赤の中のモアイさま>>48-50
青の上のウォーターシティ>>51-54
白の下のバトルロワイヤル>>55-57
黄の外の太陽・・・?>>58-60
その呪文の続きには>>61-66
「誰か」の世界にとってのピース>>67-71
ここに。>>72-76(更新)
「前後編」
かけがえのない「君」>>26-28>>29-32
「風花月夜伝〜友情よりも、忠義よりも〜」
第一の巻:逆光降臨>>8-10
第二の巻:御一行様之旅珍道中>>11-12
第三の巻:恋せよ浪漫、忍の花に>>13-15
第四の巻:変わりはしないもの>>16-18
第五の巻:生きとし、生ける者。>>19-20
第六の巻:揺るぎない、どうしても。>>21-22
最終の巻:音が導く先>>23-25
- 時の輝きよ(その3) ( No.47 )
- 日時: 2023/04/13 23:52
- 名前: 桜 (ID: BmxuFWGD)
タママ「ったく、モー公の奴、自分の住むマンションで重要な話があるってなんなんだ・・・;」
その翌日、タママはモードレッドから呼び出しを受けており、彼女達が住む白金のマンションに向かっていた。いつものようにフロントマンが通してくれた後に当のモードレッドが玄関で出迎えてくれた。
モードレッド「よぉ、タママ!今日はオレがパンプキンパイ作ったんだ。食べるか?」
タママ「?まあこの前のやつは美味しかったからいいか」
タママはモードレッド作のパンプキンパイを食す。彼女はまだあいりに出迎えられたばかりの時に自分の真名を初めて言った後にパンプキンパイを食べたことでよほど美味しかったのか元から好んでいるジャンクフードと同様に大好物になった。なのでパンプキンパイや他のカボチャ料理のみ作れるようだ。
タママ「美味しいっ!」
モードレッド「そりゃあオレはパンプキンパイを始めとしたカボチャ料理しか作れんからな。・・・なあ、タママ」
モードレッドはタママの目を見ながら何かを話した。
モードレッド「オレはしばらくは長期の調査に行かなきゃならんでな。まあ例の腐れ縁の奴も含む知り合いらも一緒なんだがな」
タママ「そうか・・・じゃあ・・・待ってて・・・やる・・・か・・・ら・・・」
モードレッド「お前が待つ必要ねーよ。オレは・・・」
モードレッドが答える前に眠ってしまったようだ。どうやらあのパンプキンパイには睡眠薬を盛っていたらしい。
モードレッド「チッ・・・言う前に眠っちまったか・・・クルーク達には内緒で連れて行くと言おうとしたんだが・・・まあこれでもいいか」
モードレッドは原型の今はすやすやと眠っているタママを抱き抱えながら向こうの部屋へ向かっていった。
その翌日の旅立ち当日の深夜の午前1時、クルーク一行がハートビート・クロックタワーに向かうことを知らないスマブラ屋敷ではメタナイトが例の新世界での手配人物である白い兜を被った騎士(モードレッド)の詳細を未だに掴めずに難航していた。
メタナイト「一体どこにいるんだ!全くどこの誰もあの騎士の詳細を知らんとは!」
マルス「メタナイト。白い兜の騎士と言っても手がかりがそれだけじゃあね・・・;」
アイク「白い兜は今どき珍しいからな。重装兵でもない限りでな」
メタナイト「わかっている。だけど、私の知り合いの騎士と名乗っていたから私のカービィが興味を持ってしまったではないか!」
マルス「そっちなの!?」
すると、ドアを鳴らすような音がした。ドラメッドだ。
ドラメッド「邪魔するであるよ」
メタナイト「ああ、入れ」
ドラメッドが書類庫のある部屋に入った後にマルスは聞く。
マルス「やっぱり王ドラとキッドがまだ仲直りしてないの?その方法が知りたくて僕達の方にも」
ドラメッド「いや、それが。キッドが三日前から行方不明になってたんであーる!」
アイク「・・・何?」
衝撃の展開だった。キッドが三日前から失踪したのだ。ドラメッドが慌てながら言う。
ドラメッド「ドラミ殿がキッドと仲直りしようと思って大好物のどら焼きを持ってアメリカ西部時代に行ったら突然失踪したことが判明したであるよ!キッドが帰ってこなくてドラミ殿が泣いてたから吾輩らも必死に探してるであるが、喧嘩した相手の王ドラが腹を空かせたら帰ってくると言ってすぐに一人でどっかに行ったであーる!タママ殿も昨日から帰ってこないからそれでマタドーラが「テメェは血も涙もないのかよ!!?」ってそれで大喧嘩して今ドラケロ防衛隊がギスギスしてる状態であーる・・・;」
マルス「キミらすごい大喧嘩してるね・・・;王ドラも確かに悪いけど・・・;」
アイク「メタナイト、王ドラに会ったら叱ってやれよ」
メタナイト「・・・いや、今はいい(まさかあの騎士か・・・?」
一方、リップ達と共に旅立つトリスタンはリップの実家である夜明け前のアムールの前で自分達のコピー人形に自分達の留守の間はスマブラ屋敷の人達ともいるように託していた。
トリスタン「・・・頼みますよ」
リップ「トリスタンちゃん、行くよ!」
チャラ王「集合時間に遅れるぞ!」
トリスタン「はい」
そして集合時間に全員グレンの飛行船の前に着いた後、リデルが何やら何かを見て驚いていた。
リデル「食料も含めてたくさん物質があるようですね」
アイオーン「これはセレンが事前に用意した我らへの供物だ。あやつはオリオン達には内密に食料やスペアの歯車を含めた供物を定期的に捧げると約束した」
ラーマ「セレンの奴が・・・」
アイレーン「葉樹も戦いの面で情報収集などの支援を約束したのだ。適材適所がいなければ成り立たないからいい人事登用なのだ♪」
ハルトマン「俺達も女史には上手いこと伝えたから気付かれる心配ないよ」
レガムント「ところでモー公、そのキャリーケースは?」
モードレッド「ああ、オレの趣味の物が入ってるやつだ」
すると、ロージアが言う!
ロージア「グレンさんがそろそろ入り口の扉を開けます!」
ジャクリン「クルーク君、うちらに掛け声な!」
クルーク「いいのかい?」
しおん「なんだかんだで私達の一人一人に接してくれてるのはあなただから」
すると、クルークが先頭に立って掛け声で促す!
クルーク「目的の地はハートビート・クロックタワー。ボクの役目はこの時計のオルゴールをその場所に返すこと!傷を負うならまだしもなるべく死ぬなよ!たとえサーヴァントでも生きるために戦え!いざ出発ーーーーー!!!」
全員「おおおおおーーーーー!!!」
そして全員がグレンの飛行船に乗って旅立つ!しかし、その飛行船をどこからか見送るように見ている者がいた。その姿は擬人化姿のキッドに酷似しており、闇の雰囲気を纏う青年・・・
???「ふふふ・・・全ては、我らの計画通り・・・」
続く・・・
感想OK
- 赤の中のモアイさま(その1) ( No.48 )
- 日時: 2023/04/20 22:59
- 名前: 桜 (ID: YUZdXVbt)
今回は赤の色使いが待つイースター島での対決!
長編の序盤ということでオリキャラを含めて初登場キャラが多いのですが、実は初めての手法の試みだったり。まだまだ手繰り探りの状態ですが;
グレンの乗る飛行船に合意の下でクルーク一行が搭乗し、その飛行船で最初の赤の色使いが待つイースター島まで向かう中、船長のグレンは言う。
グレン「俺から事前に話しているが、部下の船員達は怖いというよりも遠巻きに見てるけれど、外の者には全く慣れてないんだ。心根の悪い連中ではないんだが・・・」
ゼオ「いや構わん。案内してくれるだけでもありがたいんでな」
グレン「あんた、まだ少年なのに随分と落ち着いてるね。舞台や戦いで慣れたんだな」
すると、とある少年少女がグレンに話しかけていた。
???「船長。この人達は以蔵さんと同様に悪い人じゃないよね?」
???2「見た目は不良っぽいけど大丈夫カ?」
グレン「ああ、大丈夫だ。根は意外としっかりしてる奴らだし」
ププル「・・・そちらの子達は?」
グレン「ああ、飛行船のパイロット見習いのライトと、この船の考古学者見習いのイサキ。ライトはポケモンのキモリのローレ、イサキはゲンガーのエニグマを手持ちにしてるんだ。どちらともパートナーよりも有能な2匹だよ」
ライト「もう!そんなことないよ船長っ。これでもちゃんと成長してるんですっ!」
すると、彼の後ろについてきていたライトのポケモンのキモリ♂のローレが言う。
ローレ「それでもまだまだドジなところは変わらないだろー?」
ライト「それはたまにやってしまうんだよー!!」
イサキ「ライト、こないだ間違えて運転を誤ったじゃないカ。まあ離陸失敗せずに済んだけどー」
すると、イサキの頭を軽く叩く音があった!彼女の手持ちのゲンガー♂のエニグマだ。
エニグマ「お前も人のこと言えないぞ。こないだミスやらかして船長にも叱られたのに」
イサキ「そ、それは伝言ミスダ!」
アイレーン「二人の手持ちポケモン達の方がしっかりしてるのだ」
ハンドレッコ「ちゃんと支えてくれる相棒ポケモンに恵まれてる方だね」
ペイペイン「これだったらアンダンテとも仲良くできそうですね」
そして今回の旅にまで付いてきてくれたそれぞれのポケモン達を全員モンスターボールから解放させ、ローレとエニグマと対面を果たした。
ステラ「よろしくー!」
リスト「オレだけでなくステラとも仲良くしてやってよ」
よぞら「これからよろしく」
ルト「よろしく」
サリー「挨拶ぐらいはしてあげるわ」
アンダンテ「よろしくねー」
グレン「流石物怖じしてないねー。人馴れならぬポケモン馴れしてるかな?」
モードレッド「いや、あと1匹はいるんだが・・・あれっ、シルク!?」
モードレッドがシルクを探す中、シルクは人見知りする故か運転室の棚の下に隠れていた。
クルーク「シルク?モーさんが探してるよ。多分根は悪いポケモンじゃないよ」
シルク「ちょっと怖いのやだ;」
クルーク「もー、シルクはー;モーさーん。シルク、ここにいるよー」
シルク「っ!?」
モードレッド「シルクー!人見知りだからと何でもかんでもすぐに隠れるな!!ちゃんといいポケモン達だからそんなそっけない態度取んなよ!」
シルク「だって今度は怖い人達ばかりだもん;」
すると、グレンがモードレッドのリオルのシルクを見て少し驚いた。
グレン「そ、それはリオルか!?あんたすげーな、野生のなんかじゃ全く見つけてねーんだよ!」
モードレッド「た・・、たまたまオレに懐いて慕ってるだけだよ」
トリスタン「貴方、まんざらでもありませんよね?なんかシルクと接する時に不器用ながらも優しく接してましたし」
モードレッド「トリ公ーーーーー!!!( °Д°#)」
揶揄して逃げていたトリスタンを、激怒して顔真っ赤になったモードレッドが追いかけて行った後に言う。
クルーク「グレンさん、ただ置かせてもらうのはあまり好まないので旅の間は飛行船でボク達に仕事を与えてくださいっ」
グレン「えっ!?あっ、でも俺に面と向かって頭を下げるやつ初めてだなぁ」
そして男子組Aはパイロット組、男子組Bは飛行船のメンテや点検などのシステム調整、女子組Aは厨房係、女子組Bは洗濯などの家事係を担当することになった。男子組も一部が厨房での料理作りも手伝うそうだ。
グレン「男子組Aは今クルー達から飛行船の運転術や方向の磁場解析などを教わりながら学んでもらうぜー」
クルーク「はーい」
ハッチン(クルークと同じグループ・・・!)
弓弦(神様、こんなチャンスありがとうございます・・・!!)
クルーク&カーン&クー・フーリン&弓弦&岡田以蔵&アイオーン&坂本龍馬&ハッチン&パリス(+アポロン)&ゼオ・ウィグルゥ&トーマス・エジソン&フィン・マックール&ディルムッド・オディナ&ラーマが属する男子組Aはパイロット達から飛行船の運転術や方向の磁場解析などを教えてもらっていた。幸いにも差異はあるが飲み込みが早いために最初は距離があったパイロット達も少しずつ歩み寄る姿勢を見せていた。
ライト「グレン船長、これならばなんとか仲良くなれそうだね」
グレン「そうだなー。まあなんだかんだみんなワイワイとやってるし「ははは、ププルの婿の座は私に譲ってもらおうか!」パイロットの奴らも「おい、お前マスターのププルが泣いても殺すわ」歩み寄る「やめてくださいお二方!機材を壊されたら歩み寄ってきたパイロット達が怒られます!!」姿勢を見せて「私の発明がぁー!!」・・・まあこれぐらいは日常茶飯事だし可愛いもんだ」
ライト「以蔵さん、随分と賑やかな人達と友達になったね・・・;」
クルーク「すみませんホントごめんなさい後でキツく叱っておきますからOTL」
すると、クーが何かに気付いていた!
クー「そういえば、あんたもポケモンいんの?」
グレン「ああ。今見回りが終わる頃だがな・・・おーい、終わったなら出てこい」
すると、グレンのポケモンが今出てきた。キャプテンハットを付けたピチュー♀だ。
イヴェット「グレン、いぞーとこのお客さん達はー?」
パリス「ピチュー!?スマブラ屋敷にいるのとは別の個体のですが」
グレン「ああ、プチキャプテン・ピチューのイヴェットだ。俺が旅する前によく遊んでたら懐いてきてちまって手持ちにしたんだ」
以蔵「イヴェット!おまんも久々じゃの!」
イヴェット「いぞーさーん!(以蔵に抱きつく」
以蔵「おー、前よりも大きくなっちょるき」
以蔵とピチューのイヴェットが親しくしている様子を見ていた龍馬の考えをアイオーンが言う。
アイオーン「お竜が女子組Bにいるからお前が考えていることを我が当てよう。『あー、イヴェットちゃんいいなあ以蔵さん僕には未だにそんな顔向けてくれないのになあ羨ましいなあ』であろう?」
龍馬「うん(キッパリ)別にイヴェットちゃんみたいに以蔵さんに抱きつきたいとは思ってないしかと言って同じように親しいクルーク君にも嫉妬してるしかと言って殺したら以蔵さんにますます嫌われるし(by」
ラーマ「わかるが少し落ち着け;」
龍馬のジェラシーを見ていた弓弦とハッチンは逆のこと考えていた。
弓弦&ハッチン(全くめちゃくちゃ羨ましいぜ以蔵!!!)
すると、クルークは時折自分の持つあやクルが今スリープしている本を見ているのを見て察したカーンが聞く。
カーン「あやつはまだ休んでいるのか?」
クルーク「こないだの龍馬さんとの戦いの際の傷がまだ治ってなくて・・・」
一方、シグ&ジャガー&エージェント&シャルル=アンリ・サンソン&アレキサンダー&フルシュ&プロキオン&ブラック&チャラ王&トリスタン&レガムント&ハルトマン&アサト(新宿のアサシン)&武蔵坊弁慶(ベンちゃん)&ヤスが属する男子組Bはシステム調整に向かうために担当している技師がいるボイラー室を訪れていた。あまりにも職人中の職人らしい風景に全員が思わず惹かれる中、その技師を探していた。
エージェント「すいませーん。いますかー?」
アレク「イサキに聞いたらここだと言われたけれど」
チャラ王「どこだ?奥かな?」
すると、チャラ王は何か怖そうなヒゲの蓄えたおじさんを見つけた!
チャラ王「ぎゃあっ地上げ屋!!?」
???「地上げ屋じゃない;ここの技師だ!ん?お前らがグレンが言ってた奴らか?」
トリスタン「ええ、そうです。貴方の助手をして来いと言われたので」
???「そうか。まあ邪魔だけはしないようにな・・・」
すると、サンソンがシグとジャガーを連れて何かの部品を見つけていた。
サンソン「シグ殿、ジャガー。悪いと思ってるけどこれは設計図に記されたあの部品が必要だね。探して来てくれるかい?」
シグ「うん」
ジャガー「シグ、行くぞー」
すると、エージェントも何らかの発明品を見つけたのか興味津々で分析していた。
エージェント「あー、これはこれでいい発明品だが改良は出来そうだな」
ブラック「これはこの部品でやりやすいぞ」
プロキオン「替えの部品も必要そうだよー」
フルシュ「あっ、その部品は事前に見たのでそのしまってる場所知ってます!」
アレク「じゃあ、一緒に取りに行こう」
すると、レガムントもシステムを見て安全性をいち早く疑問点を挙げた。
レガムント「これはシステムとしてはいいのだが、安全性の強化は必要だ」
ハルトマン「侵入者発見システムの導入が必要だねー」
アサト「あ、ついでに音の発見値とか?」
ベンちゃん「音と統合して気配値も必要かと」
そして技師は何やら仕事を手伝ってくれるチャラ王とトリスタンとヤスを見た。
チャラ王「あっ、お前!部品の組み立てできるじゃんかよ!」
トリスタン「これでもプラモ作りとかフィギュア作りとかならできるのですよ」
ヤス「お前、意外と出来ることあんだな・・・」
技師はこの時に何かを感じ取った。いつも船員達から怖いと評されているが、人手が足りなかったのでちょうど助手を欲しがっていたこと、それを見かねたグレンが自分と引き合わせたエージェント達が自分が望むような有能なので旅の間だけでもこれを逃す手はないと。
???「全員採用だ」
エージェント「えっ?なんですか?」
???「いや?ああ、名前を言っておかなかったな。わしはこの飛行船の技術オルフェ・ベルガルドだ」
一方、リデル&ピュアクルvリップ&メルトリリス&ベリー&ロージア&ツキノ&うしお(牛若丸)&ほわん&ジャック・ザ・リッパー&ププル&女王メイヴ&ナーサリー・ライム&エレナ・ブラヴァツキーが属する女子組Aはキッチンをわざわざ綺麗に掃除した上で今日の仲間達に振る舞う夕飯の食事を作っていた。
リップ「わー、メルトちゃん足でパンの生地こねるの上手!」
メルト「手は特に感覚が不自由だけど」
ロージア「もー!事前に掃除しないなんて料理する前に大変なのよ〜!」
ツキノ「でも、こんなに美味しそうなのたくさんできるから早く食べたいのv」
うしお「魚ももうちょっと焼けますよー」
ジャック「魚かいたいする?」
ほわん「魚だけ解体するならいいよー」
すると、メイヴがププルをからかうかのように話しかける。
メイヴ「それにしてもゼオ、いつもいいわよねー。こんな美味しい料理食べてくれる嫁がいるから」
ププル「よ、嫁・・・っ!!(顔真っ赤」
※以下ププルの妄想
ゼオ「ププル・・・」
ププル「ま、待って!ゼオ、急に何言って・・・」
ゼオ「俺からのプロポーズを受け取らないの嫌か?なら言い直す。俺と結婚してくれないか?」
ププル「あ・・・う、うん。はい(顔真っ赤になってる」
ゼオ「ププル。調子はどうだ?」
ププル「うん。キミとのお腹の子もちゃんと育ってきてるし・・・」
ププル「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!(さっきよりも顔真っ赤で逃げ出した」
ナーサリー「ププル!?どうしたの!?」
ベリー「顔がイチゴみたいになってるー!?」
エレナ(メイヴがなんか揶揄して妄想したようね;まあうちのマスターはププル一途なことは誇らしいんだけど)
リデル(でも、ププルさんの気持ちはわかります。私もいつかアイオーンさんと・・・)
一方、アミティ&ラフィーナ&ルート&アリシア&白鳥姫子&しおん&乱麻&ホルミー&ジャクリン&BVL&沖田総司&マシマヒメコ&お竜&モードレッド&アタランテ&フランケンシュタインが属する女子組Bは料理以外での洗濯などの家事をこなしていた。
アミティ「洗濯あまりにも多いね」
ラフィーナ「まあ美しさを磨くための修行の一環くらいはなったんじゃなくてよ?」
アリシア「掃除もいつもサンソンがしてくれたからありがたさがわかるわ」
姫子「やっと桜田兄弟らにも恵まれたことはわかった気がしますわ;」
アイレーン「クルークとの未来のために花嫁修行とはいえ疲れたのだ〜・・・;」
ペイペイン「アイレーン様、ここからがファイトです!」
ハンドレッコ「メイド、マスターの最初のは聞いてないのかい?」
お竜「リョーマの正妻として洗濯をこなすべきだとメイヴに聞いた!」
沖田「変な入れ知恵ですよそれ;まあ女子なのに家事が全くダメでいつもダーオカに頼り切ってた乱麻さんもその心意気は見習うべきですが」
乱麻「OTL」
ヒメコ「ドンマイ;」
すると、同じく洗濯していたモードレッドもいつも日頃の家事をやってくれるシルクの有り難みがわかってきた。
モードレッド(そういえば、シルクは何も言わなくてもやってくれてたな・・・目的を果たしたらなんか好きそうなポフィン買おうかな・・・)
アタランテ「モードレッド。彼は連れてきたか?」
フラン「う」
しおん「まだ寝てる?」
モードレッド「ああ。明日には目を覚ますだろうがな・・・」
そしてその夜の夕食時、いつものごとく趣味のチェスを嗜んでいたグレンとオルフェは彼らのことについて雑談し合っていた。
グレン「それにしてもあんた珍しいなー。そういう一面があったのは意外だったぜ」
オルフェ「いや、彼らはちょいと騒がしいがみんないい子だよ。まあお前が可愛がってるライトとイサキに対してのと同じだろう」
グレン「あんた、昔からそうだったな!そんな怖いなりしてからかい上手なクソジジイで気付いたらいつも・・・」
オルフェ「チェックメイト」
グレン「!!?」
一方、かなりメシウマな今日の夕食を満足そうに食べ終わった後、クルークは用意された自室の寝床の天井の窓から星空を見ていた。
クルーク「こんな雲の中からでもこんな星空が見れるなんて思わなかったな。・・・あやクルも早く全快してこれを見れればいいけど」
そしてその翌日、彼ら一行が乗る飛行船はいよいよ最初の赤の色使いが待つイースター島に辿り着こうとしていた。みんな意欲十分のようだ。
今回は赤の色使いとの対決
- 赤の中のモアイさま(その2) ( No.49 )
- 日時: 2023/04/20 23:07
- 名前: 桜 (ID: YUZdXVbt)
イースター島とラティアスとの出会い
葉樹「はぁい☆モニターからエリアの解説しちゃうぜ!このイースター島はモアイ像が数多く立ち並ぶチリが所有する島なんだ。こんなに巨大だといつかそれを模したロボットも出てきちゃうかもー??」
アタランテ「解説を茶化すなー!!」
エージェント「あーあ;じゃあ、赤の色使いを探すぞー」
ゼオ「すっげぇー!!モアイだ!」
ププル「わぁ、イースター島に来たの初めてだから嬉しい!」
エレナ「観光に来たつもりではないけれど、微笑ましいわね♪」
フィン「全く微笑ましい限りだ(はしゃぐププルを写メ」
ディルムッド「我が君・・・;」
エジソン「それなら私の発明でコピーしたのをスマブラ屋敷に持ち帰るが?」
エージェント「マスハンに怒られるからやめたげて;」
イースター島のモアイを見てみんな何気なくはしゃぐ中で赤の色使いを探していた。クルークもその一人だ。
クルーク(観光で来たわけじゃないけど、せっかくだから記念にモアイ撮ろうかな。ん?)
すると、クルークは導かれるように何かを見つけた。その気配にだんだんと足が進んでいく。
クルーク「なんだろうこれ?」
すると、クルークが見つけたのは・・・
あの伝説のポケモンの1匹である、ラティアスだった!
クルーク「ラティアス!?伝説のポケモンがなんでここに!?」
すると、ラティアスが合図を使って何らかの道標を示そうとした。このラティアスは言葉は喋れないが、ジェスチャーを使って伝えることはできるようだ。
クルーク「!なんか案内してくれるのかい?」
ラティアス「♪」
クルーク「あ、ちょっと待って。今みんな呼んでくるから」
クルークに呼ばれた大半の全員が偶発的に出会ったラティアスが案内役として案内地を向かう。あの伝説のポケモンのラティアスがこんなところに現すなんて意外だったようだ。
ラフィーナ「まさかあの伝説のポケモンに出会って案内してくれるなんて思いませんでしたわ」
アミティ「このラティアスは言葉は喋れないけど、ジェスチャーで伝えようとしてるから十分だよ!」
以蔵「どうやら赤の色使いの居場所知ってるようじゃから、ターニングポイントで待っててくれちょるグレン達を心配させんように早く行くぜよ」
乱麻「そうだな」
すると、ようやくその場所に着いた。しかし、誰もいる様子はなかった。
ロージア「本当にここなんですか?」
うしお「どこかで隠れてるかもしれませんね「おーほっほっほっ!!来たわね挑戦者達!」
すると、上から高笑いがして全員はモアイ像の上を見上げた!そこにいたのは・・・
ルルー「私がこのイースター島に在する赤の色使い、麗しき格闘女王ルルーよ!!」
アミティ&クルーク&リデル&ププル「初っ端からヤバい人来たあああああー!!?」
なん格闘女王ルルーが赤の色使いとしてイースター島で待ち構えていた!しかも一部の人達の身内・・・;
モードレッド「赤の色使い、こんなんだったか?どう考えてもおっぱいの大きい美人の姉ちゃんじゃねーか;」
トリスタン「見た目的には私の好みですが、性格的にはそれで合っているかと」
沖田「?」
すると、ルルーが自分の身内のキャラ達がいることに気付いた!
ルルー「は!?なんでラフィーナやアミティ達がここにいるのよ!?それにゼオやププルも!?」
ラフィーナ「いえ、私達はとある目的で赤の色使いを見つけないといけませんから・・・」
ルルー「なんですって!!?さてはあなた達!」
ルルー「私と同じサタン様の争奪戦に参加しに来たのねー!!!?」
大半の全員「」
衝撃の展開だった。特にサーヴァント達はこの女を何を勘違いしているんだろうと思ったらしい・・・しかも、サタンはトリスタンを召喚後に送り出した人物・・・
クー「サタンってオメーの召喚者の魔王だよな!?知らなかったのか!?」
トリスタン「話は聞いてましたが、まさかこんな見た目が胸の豊かな美女なのにかなり嫉妬深くて腕力が強い女性がそうだなんて・・・;ああ、噂なのですがね。あれを前にすると世の男は怖くなるでしょうね。まあ彼女は私のかつていた場所の一部の同胞のドストライクでしょうが、本性は痛い目に遭うまで全く知らないでしょうね。その同胞が殴られる未来が微かに見えるほどです;」
チャラ王「は!?同僚にお前と同じような女好きがいるの!?」
トリスタン「例を言うならガウェイン卿のストライクの一つですね;卿の好みは年下で巨乳の女性ですね。まあ恋愛的にとは別物ですが」
ルート「えーっ!!?あんな恐ろしい騎士が!?」
リップ「ちょっと!明らかにトリちゃんの方が失礼に当たりますよねごめんなさい!」
トリスタンの言葉の端々を聞いたルルーはその怒りを来す!
ルルー「・・・あんた達。あれに頼まれてるのもあるけどもう許さない!!女王の鉄拳受けてみなさい!!」
アタランテ「あれは本気で激怒している・・・!!(顔真っ青」
ラフィーナ「みなさん!ここは私に任せなさい!あと、ツキノさんとアサト!私の援護よろしくですわ!」
ツキノ「わかったの〜」
アサト「えっ、あの恐ろしい女と戦うの!?流石に俺でもあんな状態で嫌だよ!!?そもそもトリがあんなこと」
バッキャア!!(買ってきたモアイの人形をレガムントが殴る音)
レガムント「やれ。今がお前の戦う時だ」
アサト「はい・・・;」
ハルトマン(俺じゃなくてよかった・・・;)
ラフィーナ&ツキノ&アサトvsルルーの戦闘が突入!ルルーは格闘を戦闘の主にしているためにその常人離れした鉄拳や腕力で特にアサトを驚かせていた。
葉樹「白魔術師葉樹ちゃんのモニター越しバトル解説ー!ルルー様は生まれつき魔力がなく呪文も使えないけど、武器を持たずに格闘だけでここまで強くなった女性だから初めて会った人はおろか友人でも恐ろしいと思わせてるよ!僕でもSAN値MAXー!!」
ルルー「破岩掌!!女帝拳!!崩撃連脚!!」
アサト「うわっどう考えたって力つえー!!ラフィーナの嬢ちゃん、よくこんなのと戦えるよな!?」
ラフィーナ「あなた達でも驚くほどですのね!?何か一部は怯えてる様子はありますし!」
アサト「そりゃあ俺達でも見たら驚くだろ!!?」
なかなかに白熱した格闘試合にルルーのかなりの腕力ぶりを見た大半のサーヴァント達が怯えた様子になってしまった。そりゃあそんなもん見たらトラウマ抱えるわな・・・;
ジャガー「そりゃああんなの見たらトラウマ抱えるぜ・・・;」
ペイペイン「彼女の戦いぶりは見ただけでも人に衝撃を与えますからね・・・あら、土佐組はあまり怖がってませんね?」
以蔵「おん?そりゃあ驚きはするが、どう考えても龍馬の姉ちゃんの方が怖いぜよ;じゃから、逆に冷静になったき;」
龍馬「姉さんは見た目的にもインパクト与えたから・・・恐怖で思い出したくないOTL」
お竜「お竜さんと今度格闘試合で戦いたいぐらいだ!(かなりワクワクしながら興奮」
ハッチン「待て!!じゃあ、龍馬の姉ちゃんの方があの姉ちゃんよりも恐ろしいのか!?」
ヤス「絶対想像したくないやつだ!!?」
一方、ルルーの攻撃力と体力の高さに流石に三人が苦戦してきた中でルルーは高笑いしながら告げる。
ルルー「おーほっほっほっ!!ラフィーナ達には悪いけれど、この勝負は私の勝ちのようね!」
ラフィーナ「この・・・!流石と思いますが・・・!」
すると、ツキノが何かを見つけるために自分のカバンのチャックを開けていた!
ラフィーナ「ツキノさん!?お腹が空いたからと食べ物漁ってますの!?」
ツキノ「違うの。何か土産用に買ってたのなくしてると思って探したらあったのー」
ツキノ「もしもと思ってルルーさんに土産用に渡すはずのミニサタンさんのぬいぐるみ付きの人形モアイ像なの〜」
そのツキノの言葉にルルーの動きがピタッと止んだ。あれはイースター島にある売店で売られたのを見かけたサタンさま争奪戦で優勝と同時に一番の目当てで買おうと思ったやつ・・・!
ルルー「あなた、私への土産用として買ってきてくれたの!?ちょうどいいわそれを私におよこし!!」
ラフィーナ「・・・アサトさん、あとはお願いしますわ」
アサト「ああ、流石にこんな逆転のチャンス逃したらもうないからなあ・・・;」
すると、アサトは自分の宝具を放つ!
アサト「闇の俠客、ここに参上!十面埋伏・無影の如く!!!」
ルルー「きゃあああああーーーーー!!!!」
ルルーはアサトの宝具に倒され、それによりゼオが解析したハートビート・クロックタワーの風景が変化していた!覆っていた雲が一つ取れたからだ。
ゼオ「ハートビート・クロックタワーを覆ってた雲の一つが取れてる。恐らくはあの雲が隠している鍵だな」
エージェント「じゃあ、残りの色使い達を倒せば雲は全部取れて出現されるんだな?」
ププル「でも、誤解を解いてあげないと・・・;」
モードレッド(ツキノ、のほほんに見えてかなり注意する奴だ!!?アサト、牛若丸、弁慶、よくこんなマスター見つけたな;)
そしてルルーはクルークからサタンさま争奪戦の真相を聞いて驚愕していた!
ルルー「なんですって!?負けただけでなく、サタンさま争奪戦がないというのは本当なの!!?」
クルーク「た、多分・・・;わざわざイースター島で開催されるという情報はないですし・・・;」
ルルー「そう・・・教えてくれてありがとう。ということは私はキッドに騙されたわけ!!?キイイイイイーーーーーッ!!!キッドはどこよーーーーー!!!?」
ルルーが時折モアイ像を破壊しまくりながら恐らくはその嘘情報を言ったであろうキッドを問い詰めるために探しに向かっていった後にアイオーンは聞く。
アイオーン「これで良いのかわからぬ・・・;」
ヒメコ「いいんじゃない?なんでキッドがあんな嘘言ったのか知らないけどせめてあの女に酷い目に遭わないのを祈るよね;」
すると、ラティアスがクルークの服をツンツンと突く。
クルーク「ラティアス、どうした?えっ?みんな、ラティアスは他の色使いの場所を教えるから自分も連れて行ってほしいって。青の色使いがいる場所には兄のラティオスが向かってると」
エージェント「よし!現地でのいい案内役だ!グレンも多少は融通利かせてくれると思うし、着いたらその案内頼むぜ!」
ラティアス「v」
赤の色使いを撃破しラティアスを加えたクルーク一行は次の青の色使いが待つイタリアの水の都ヴェネツィアに向かうためにグレン一行が待つ飛行船に帰るのだった・・・。
ルルー、怖いよ・・・;
- 赤の中のモアイさま(その3) ( No.50 )
- 日時: 2023/04/20 23:10
- 名前: 桜 (ID: YUZdXVbt)
一方その頃・・・
タママ「ん・・・」
その夜、タママはどこか見知らぬ部屋のベッドの上で目を覚ました。どこかの隠し部屋だろうか。
タママ「ここは・・・?確かモー公のところに行ってパンプキンパイ食べながら話を聞くうちに眠くなってきちゃって・・・」
すると、タママは窓の方を見てその光景に唖然となった!なんと窓の外が夜空の雲の上にあるからだ!
タママ「地球(ペコポン)の夜空の上ぇ!!?ほんとここどこですぅ!!?」
モードレッド「オレらが乗るグレンという船長達の飛行船に繋がる、言ってしまえばベントハウスみたいなもんだ。まあ葉樹が用意した魔導カバンから入れる隠し部屋だな」
すると、モードレッドの声にタママは振り向いた。あれ?ってことはまさか・・・
モードレッド「Good morning」
タママ(Д) °°
この時タママの大絶叫は葉樹が事前に用意した魔導カバンからの隠し部屋になっているためにグレンの飛行船にまで響き渡ることはなかった・・・。
続く・・・!
感想OK
- 青の上のウォーターシティ(その1) ( No.51 )
- 日時: 2023/04/27 19:22
- 名前: 桜 (ID: Zodo8Gk0)
今回は青の色使いとの対決!
リアルでも色々とあるのですが・・・それを以てしてもやっていけるのかどうか・・・((((((°Д°;;;))))))
ーーーーーある日、俺の前にこのポップンワールドの神だと名乗る子供が現れて、突然こう言い出してきた。
「今度のポップンパーティで招待するついでに、俺が支援するアイドルグループに加わる気はねえ?世界のイケメンアイドルのグループだ!」
初めは何の冗談かと思った。だけど、あの家から逃げ出せるのならと思ったら、嫌々でも入らない気はなれなかったんだ・・・。
ウルフ「ツースト、聞いてるのか!」
ツースト「!」
ツーストはCOMのギルド内でメタナイトが催すとある会合に呼び出されていた。ツーストは思わずボーッとしてしまったことに謝る。
ツースト「あ、ごめん・・・少し考え事しちまって」
ウルフ「ったく、またあいりが誰かに盗られそうと考えてんのか?こんな会合でも完全なる一途の色ボケじゃねーか」
その会合は新世界にてメタナイトの知り合いと偽ってワドルディの町を守っていた白い兜を着けている騎士に関する発見とその退治だった。その会合にはメタナイト、ウルフ・オドネル、ツースト、KAITOが参加している。
メタナイト「白い兜の騎士が度々追跡をかわしている。まるで何らかの第三者により介入されているようだ」
KAITO「目星はついているのかい?」
メタナイト「ああ、まだ確定したわけではない。カービィ達や他の者達ともなんだかんだ上手くやってる様子でもあるのだが・・・一番疑わしいのはゼオ達のツレであり、あいりやあおい達がいる月島家の用心棒のあの粗暴な娘だ」
ツースト「・・・」
確かにツーストだって真相を知らないとはいえ、モードレッドに対してジェラシーを抱いていないわけではない。だけど、彼女はあいりの大切な人だ。初対面の時から察するに不良で変だけれど、根は悪い奴ではないと感じ取っていたのだ。・・・クロスの方は何か少し様子がおかしかったけれど。
ウルフ「だけど、あいつは確かに不良だがそんなに悪い奴でもなさそうだぞ。どう考えたとしてもわけわかんねーのはリップ達が連れているあの赤髪の糸目男だ」
メタナイト「お前は前にあいつにプリンを口説かれた経験があったな!私も前にあいつにカービィを口説かれた経験があるんだぞ!」
KAITO「メタナイトが怒ってる理由が絶対それじゃん;まあ気持ちはわからなくもないけど」←自分の目の前でミクをトリスタンに口説かれた経験あり
メタナイト「まあそれは後で良いとして・・・今のところは大きな問題がないように思えるが、もし何らか危害を加えるようなことがあれば・・・ツースト。お前が決断を下すことだ。たとえあいりに泣かれようともな」
ツースト「・・・」
その日の会合はそれでお開きとなった。ツーストだってわかっている。モードレッドが味方か敵であるかはわからないと。そしてもし後者であれば冷酷であろうと手を下さなければならないということも。
すると、あいりが駆け寄ってきていた。
あいり「ツースト!会合は終わりましたの?」
ツースト「ああ、なんとかまとめたよ」
あいり「モーさんとも相変わらず連絡がつきませんが・・・ツースト、なんか大丈夫ですの?」
ツースト「ああ、大丈夫だ(不良ぶってはいるが、あいりがモーさんのこと話す時の表情を察して悪い奴じゃないことはわかる。ただ何らかの距離があるように思えるが。それでもお互いに嫌ってはないから大丈夫だ」
ツーストは前々からあいりとモードレッドの間にどこか距離感があるように感じた。お互いに嫌ってはいない。だけれど、それでも何らかの出来事があるようにしか思えないのだ・・・。
タママ「つまり、オレをメタさんに目をかけられる前に連れ出したってか・・・?」
一方のクルーク一行が乗るグレンの飛行船の、用意されたモードレッドの自室にあった葉樹に渡された魔導カバンの中の異次元空間。タママはモードレッドから自分を連れ出した理由を聞いていた。
モードレッド「ああ、間違いなくあいつに疑われてる。おそらく新世界に際しての嘘がバレたんだろうな」
タママ「でも、それはオレはマルクと一緒に新世界で保護されただけで・・・!」
モードレッド「マルクも連れ出そうとしたんだけど、結局はできなかったんだ。まあ、あいつなら多少は話を分かった上で隠しててくれるけどな・・・それだとお前もマルクと一緒にオレが吐いた嘘を隠匿したことになるぜ?バレたらメタナイトだけでなく、あの赤ガエルやあいりの友達の地球防衛線の女もカンカンだぞ?」
タママ「タマッ;」
モードレッドに言われてタママはバレた際を想像してしまう思わず恐怖で震えてしまった。モードレッドは言う。
モードレッド「まあまたよろしくやろうぜ、タママ☆」
タママ(なんでオレを巻き込む方に選ぶんだろ・・・!!?)
やや強引なモードレッドに呆れ返るタママ(まる子のナレーション風)
ラフィーナ「このラティアス、言葉は喋れませんのね?」
一方、魔導カバン外のグレンの飛行船内ではラフィーナが現地での案内役を任されたラティアスのことをクルークに聞いていた。
クルーク「うん。でも、なんとなくラティアスが言いたいことはわかるんだよ。仕草とか合図からとか」
ラティアス「♪(ラフィーナにも好意的であると示すように頬すりすりする」
ラフィーナ「あら。確かに言葉はなくともわかりますわね」
すると、よぞらがじーっと見るかのように後ろの壁の隅から様子を伺っていた。
よぞら「ふーん、そっかー。よぞらよりもラティアスの方がいいんだ・・・」
クルーク「ごめんごめんっ!!(大汗)よぞらもおいでおいで!」
ラフィーナ(よぞらちゃん、知性的だけれど案外やきもちやきですわねえ)
すると、クーとメイヴとナーサリーがよぞらと同じような顔でクルークを見ていた。
クー&メイヴ&ナーサリー(´;ー;`)
クルーク「分かったからっ!!キミらにも構ってあげるからそんな目で見るなー!!(大汗」
ラフィーナ(クルークは相変わらず捨てられた子犬か子猫のような目で見られるのに弱いんですのね・・・;)
一方、自室のベッドの上で寝転んでいるアイオーンは自分のコピーロボットが代わりをやってくれている間の他のシンガンメンバーやBRRの仲間達やライバルバンド達のことを案じていた。
アイオーン(セレンは絶対に事実を教えないでくれているが・・・小動物やロム達はどうしているのだろうか・・・)
すると、アイオーンのスマホに電話の通知が鳴る。セレンからだ。
セレン「ヤッホー、アイオーン☆上手く事が進んでるかな?」
アイオーン「セレン。・・・ああ、赤の色使いを倒して今青の色使いに会いにヴェネツィアに向かっている」
セレン「あの水の都の上に本当にいるのかな?」
アイオーン「神もよく知らぬ。・・・セレン、なぜに我らにここまで協力しておるのだ?」
セレン「暇つぶし・・・というのは冗談で。あの羽柴家の件で僕はあまり踏み込むなと言ったけど、キミらは結局踏み込んで羽柴家の面々を結果的に逮捕させた。これがある以上僕が止めたとしても聞かないだろうね」
アイオーン「・・・」
セレン「ああ、それと。・・・チャラ王君の曲はいい曲だからだよ。僕がプロデュースしてるショコラ専門店の宣伝PRも含まれた曲も彼の曲を今も使用してるんだ。本人には絶対に言ってやらないけど!」
アイオーン「そうか。我も奴の曲は良い響きであると思っている」
セレン「あっ、そういえばチャラ王君はあのcranberryのキーボーディストのトキオさんの隠し子だってことは言わない方がいいよね?妹ちゃんも最近生まれたってことでも」
アイオーン「ヴッ!!?」
一方、トリスタンの自室では窓からとあるフードを被る来客が来訪していた。彼はこんな空の上に突然の来客が来たことに驚きはしたが、すぐにリップ達には内密に招き入れて話を聞くことにした。
トリスタン「まさか貴方がここに来るとは驚きましたが・・・本物の我らが不在の間に何があったのか話を聞きましょう」
フードを被る来客の話ではメタナイトがモードレッドを捕らえるためにいよいよ本格的に彼女の捜索や退治に踏み込もうとしていること、キッドやタママがなぜか行方不明になっていること、エターニャがモードレッドから何かを返してもらうために単独で居場所を探っているとのことだった。彼は今後も独自に彼らの捜索を続けるとともに不在時のトリスタン達の詳細については内密にすることを約束してくれた。代わりに自分が何らかの目的の元に動いていることは話さないという条件で。彼はそれだけを伝えてまた空に飛んでいった。
トリスタン(・・・彼の様子からして、もうモードレッドもサーヴァントであると気付いているようですね。ああでも、それだけでは・・・?)
トリスタンはモードレッドに関する何らかのことに薄々と気付き始めていた・・・。
今回は青の色使いとの対決!
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