二次創作小説(紙ほか)
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- 日常日和。5
- 日時: 2025/12/03 19:00
- 名前: 桜 (ID: wJzAqpnE)
おかげさまで日常日和。も5という節目で新しく迎えることができました。ここに至るまで色々と混乱があり悩みもしましたが、考えた末にこの先に何があってもこれまでの続きを執筆したいという気持ちで新スレッドに至れました。色んな意味で変わる場合もあり混乱はすると思いますが、私は私で頑張りたいと思いますのでご存じの桜サイドやこれまでに出てきた新たなサーヴァント達も含めてどうぞよろしくお願いします!
「目次」
「短編」
The Reverse Night>>1-5
聖夜怪盗☆シークレット>>6-7
デンジャー☆スクランブル>>33-36
僕もまた、運命に導かれて>>37-38
うちの護衛のママ侍さん>>39-42
とある雪月花の羽根。>>43-44
アスパラ☆クライシス!>>77-83
運びを巡る機関車と謎のトレインハンター>>84-86
僕の果実のボク>>96-100
黒の感情・白き純潔>>101-105
ツイセキ☆トラブル!>>148-152
イモーターウォーズ>>153-156
◯◯透視の試用モニター>>157-161
こっちを向いて、愛してると言って!>>162-165
Halloween rabbit!>>166-169
湖の騎士は星の戦士の●●に夢を見るか?>>170-172
ランデブー☆メタモルフォーゼ>>173-176
鯖組メインでファンタパロ>>177-179
雪の記憶、冬の華>>180-183
ある冬の日のアムール>>184-187
クリスマスに追いかけっこ!>>188-191
クリスマスにネガイゴト>>192-196
小さきパンダのガレット・デ・ロワ>>197-200
宇宙の中の不思議の国>>201-205
スキ!スキ!スキー!>>206-210
ビターシュガー・チョコバーボン>>211-215
満開花見日和>>246-249
ツッコみ所が絶えませんっ!(by一ちゃん)>>250-253
ブレーメンの追跡隊>>254-258
王様ゲーム>>259-262
阿国さんの戦い>>263-267
蛇は蛙が好物らしい>>268-270
シチリアでの小話集>>286-289
パンプキンハザード>>318-321
雪の輝き、小さな夢>>345-348
王ドラなう!>>349-351
聖夜、君に贈り物を>>352-356
聖夜、白なる争奪戦>>357-360
突撃!隣の大掃除>>361-364
年明けのアムール>>365-368
バレンタインのから騒ぎ?>>393-396
I‘m not crying anymore>>397-400
バディファイターズタワー踏破の旅>>429-432
Cherry:CamelotZERO>>437-440
異世界を駆け巡る澄色の猫型ロボット達>>471-478
かの者が残してきたもの>>479-482
虹の島々での小話集>>537-540
グルメフェスを調査せよ!>>541-544
Halloween☆Panic!>>579-582
アンジャッシュネタ>>583-584
「サーヴァントvs○○○シリーズ」
第六天魔王vsカンフー猫型ロボット>>322-325
湖の円卓騎士vs仮面の剣士>>337-340
光の御子vs魔界のプリンス>>341-344
ブリテンの騎士王vsもう一人の闇の魔導師>>401-404
幕末の人斬りvs蒼炎の勇者>>405-408
日輪の姫vs野原家の主婦>>409-412
大統王vs黄色い悪魔>>413-416
五代目風魔頭目vs宇宙忍者>>417-420
太陽の騎士vs赤き吸血鬼>>499-502
島原の乱の指導者vs虚言の魔術師>>503-506
維新の英雄vsウサギの双子弟>>507-510
「桜サイドの快刀家の事情」
三兄編>>389-392
次兄編>>433-436
長兄編>>545-548
「針音ノ時計塔のアリア」
時の輝きよ>>45-47
赤の中のモアイさま>>48-50
青の上のウォーターシティ>>51-54
白の下のバトルロワイヤル>>55-57
黄の外の太陽・・・?>>58-60
その呪文の続きには>>61-66
「誰か」の世界にとってのピース>>67-71
ここに。>>72-76
「決戦前夜」
輝ける希望の星達よ>>114-117
二度の生における旅路>>118-120
「太陽」の焔を>>121-125
「キャメロット城での決着」
現在キャメロット城:正門>>126-127
現在キャメロット城:世界を約50%吸収>>128-129
現在キャメロット城:世界を約80%吸収>>130-133
我らの望む未来>>134-136
太陽のナミダ>>137-141
There are our home here>>142-147
「女性ケロン人小隊襲来」
一の儀、女性ケロン人小隊襲来!>>369-372
二の儀、ささやかな疑念>>373-376
三の儀、偽物と本物>>377-380
四の儀、ゆずれなき信念>>381-384
五の儀、星へ届けるハーモニー>>385-388
「フェアリー・レクイエム〜トリスタンの名を持つ妖精の少女〜」
「トリスタン」は突然に>>549-552
日常ブレイカー?それとも・・・?>>553-556
妖精姫のトマドイ。>>557-560
キミが望むなら、どこまでも連れてゆこう>>561-564
「フェアリー・レクイエム〜謎の妖精の騎士一味〜」
新たな戦いの幕開けの予兆>>585-588
逢瀬とサーヴァント召喚の再認識>>589-592
冬の裏山での怪奇現象の調査>>593-596
○○○の○○は蜜の味>>597-600(更新)
「前後編」
かけがえのない「君」>>26-28>>29-32
戦国時代からの謎の挑戦状!>>87-91>>92-95
苺の彼方をもう一度>>106-109>>110-113
シチリアでの鳥の夢>>271-275>>276-281>>282-285
月夜でのエンゲージ>>326-331>>332-336
雪月に小さな花びらを>>421-424>>425-428
時空鉄道の夜>>483-487>>488-498
カービィだらけ>>511-515>>516-519
ワドワド☆サマーアドベンチャー!>>520-525>>526-530>>531-536
世に放った誠を探しに>>565-568>>569-573>>574-578
「風花月夜伝〜友情よりも、忠義よりも〜」
第一の巻:逆光降臨>>8-10
第二の巻:御一行様之旅珍道中>>11-12
第三の巻:恋せよ浪漫、忍の花に>>13-15
第四の巻:変わりはしないもの>>16-18
第五の巻:生きとし、生ける者。>>19-20
第六の巻:揺るぎない、どうしても。>>21-22
最終の巻:音が導く先>>23-25
「風花月夜伝2〜花は今、光へと舞う〜」
第一幕:異変を告げられし江戸>>216-219
第二幕:渦巻く四方と空>>220-223
第三幕:咆哮の中に在る「声」>>224-227
第四幕:私の輝きの星>>228-231
第五幕:忍び寄る戦いの迫る時>>232-235
第六幕:怨恨開花>>236-240
最終幕:空へ>>241-245
「灯火の星〜第六天魔王の乱〜」
第一の段:わし、参上!>>290-293
第二の段:雷に阻まれるのならば、やることは?>>294-297
第三の段:キミと、光と>>298-301
第四の段:聖地の謎かけを解き明かせ!>>302-305
第五の段:闇夜の城で見つけたのは・・・>>306-309
第六の段:光と闇の諍い>>310-313
最終の段:そして魔王は、悪魔と共に歩き出した。>>314-317
「チェリーワールド×蒸気都市〜夢幻の歯車の光〜」
第1話:ようこそ蒸気都市>>441-444
第2話:風を便りに>>445-448
第3話:決して叶いもしないだろうけど、>>449-452
第4話:魔女の■の讃歌>>453-456
第5話:蒸気聖杯戦争の「目的」>>457-460
第6話:風よ光へと吹け>>461-465
最終話:さよなら蒸気都市>>466-470
- 世に放った誠を探しに(後編)(その3) ( No.571 )
- 日時: 2025/10/17 17:55
- 名前: 桜 (ID: PLnfHFFW)
レントラーの秘密が判明
王ドラ「すみませんが、今度は別のところですか〜?」
レントラー「当たり前だ!この先に何かがあると言ってる!」
トリスタン「いい加減に疲れてきて、とても悲しい・・・」
大半が疲れていても、レントラーはなおも歩きを進めるが、斎藤もそろそろ限界になってきた。
斎藤「なぁ、そろそろやめにしない?この先は何もなさそうだ」
すると、レントラーが転んでしまった!
レントラー「わわっ!?」
王ドラ「危ない!」
王ドラはレントラーを受け止めようと手を伸ばすが、彼が地面に頭をぶつけてしまったことで二人とも気を失ってしまった!
天草「!王ドラ殿!レントラー!」
一方、リップは自分の家でトリスタンの無事を祈りつつ、様子を見に来たチャラ王共々、ルートに勉強を教わっていた。理由はもうすぐ中間テストがあるからだ。
リップ「あーあ・・・トリスタンちゃん達、無事かな・・・」
チャラ王「大丈夫だ。そのうちバカみたいな音を鳴らしつつ帰ってくるさ!」
ルート「それも大事なのだが、お前達は他にも大事なことあるだろう?今度の中間テストだ」
リップ&チャラ王「」←英語以外は主要科目の成績が悪い二人
それをこっそりと見ていたメルト達は、メルトが静かに呟いた。
メルト「別にいてもいなくても変わらないけど・・・やっぱり気に食わないわね・・・」
おぼろ(モイモイ)「やっぱり寂しいよねー」
トリ子(トリ・・・あいつらと一緒に、早く帰ってこいよ・・・)
一方、BVL+αが住むお屋敷では沖田がまた血を吐いたためにマスターのアイレーンが彼女を寝かせていた。
沖田「別にこんなの大丈夫ですよ〜、ゴホッ」
アイレーン「よくないのだ!今だって吐血しているというのに・・・」
沖田「アイレーン様にもそういうところがあるのですね。人らしさというか」
アイレーン(°言°#)
沖田「ごめんなさい、二度と言いません;」
沖田の様子にアイレーンは一息つきながら訊ねた。
アイレーン「やはりあいつらのことが心配なのだな?」
沖田「ええ・・・斎藤さんは新選組の一人なので・・・それに・・・」
アイレーン「わかるぞ。なんだかんだで王ドラが一番貢献してくれていたのだからな・・・」
しんみりする中、それを見ていたペイペインも思うところがあるのか静かにドアを閉めた後、インターホンが鳴った!
ペイペイン「なんなんですか・・・;」
ハンドレッコ「とりあえず開けようよ。マスターを狙う変なやつかもしれないし」
ペイペイン「とりあえず武器は持ちますね(背筋をシャキンッ」
ペイペインとハンドレッコがドアを開けると、そこには寿々姫がいた。
ペイペイン「あら、あなたは土方殿のマスターの・・・」
寿々「土方の奴を知らぬか?あいつのことだから生きていると思うが、帰ってこないままなのじゃ!」
ハンドレッコ「なんだって!?」
とある場所。その場所ではとある男がその地に降り立っていた。彼が新選組の一人であるサーヴァント、永倉新八だ。
永倉「気まぐれにこの地に降り立ったのはいいんだが、何かがあるような気がするな・・・調べてやるか」
すると、永倉は何やら足に怪我している様子のポケモンのフシギダネを見つけた!
永倉「こいつはポケモンのフシギダネというやつか・・・足に怪我したのか!おい!大丈夫か・・・」
永倉がフシギダネに触れようとした瞬間、駆けつけてきた別のポケモンがフシギダネの前に出る形でそれを阻んできた!そのポケモンが・・・
レントラー「フシギダネに何をするつもりだ、人間!!」
永倉「なんだなんだぁ!?」
レントラーがフシギダネを守ろうとする様子を見た永倉は今すべきことを考えていた。
永倉(これはどうするんだ?この怪我は麻痺もありそうだな・・・あ、これなら!)
永倉はとある薬を二匹に見せた!通行人からもらっていたまひ状態を治す薬だ。
永倉「これを見たら、文句ねーだろ?」
レントラー「それはまひを治すための・・・!」
永倉「本当なら捨てる手筈なんだが、まさか使うことになるとはな」
永倉がフシギダネの足にその薬を塗ると、フシギダネのまひは解除された!
フシギダネ「!」
永倉「おー、治ったな!よかったじゃねーか」
レントラー「・・・!」
永倉「お前さんも自分の仲間を助けてもらえてよかったな。もう行くぜ、じゃあな」
そう言って立ち去った永倉だが、レントラーはこっそりと彼の後をつけていた。
レントラー(別にあいつを信頼するわけじゃねーけど・・・)
そんな中でレントラーはあるポケモンハンターに見つかった!
ポケモンハンター「こいつは希少価値が高そうだぜ!」
レントラー「!!(しまった!」
しかし、そんなポケモンハンターを峰打ちで倒した人物がいた!後ろの会話に気付いた永倉だ!
永倉「なんだお前か。ついて来たのか」
レントラー「あ・・・」
永倉「自分の命が大切なら、もうついてくんじゃ・・・」
すると、二人のいた地面が割れた!それは落とし穴であった・・・
永倉&レントラー「わぁぁぁぁー!!?」
二人がドン!と落ちた場所はある向こうまで一本道に通じる場所であった。
永倉「いてててて・・・;落とし穴に落ちたが、ここは何らかの道があるみてーだな」
レントラー「とりあえず行くか」
二人がその向こうにまで向かうと、そこは行き止まりであるのと同時に何らかの祭壇のようなものがあった。
永倉「祭壇・・・?いや、何らかの暗号があるようだが、新選組の二番隊隊長、永倉新八である俺は難しいことを考えるのが嫌いだから、わかんねえ・・・」
すると、レントラーが何かを咥えながら持って来た。
レントラー「暗号の答えはこれだろ?鞘だけのようだが」
永倉「・・・」
永倉が鞘をそこにはめ込むと、祭壇らしきものが反応し、とある文字が示されていた!
永倉「文字だな。そこは・・・」
しかし、その瞬間に罠が発動し、上から石の雪崩が落ちて来た!
永倉「やべぇ!逃げるぞ!」
レントラー「おうよ!」
その後、二人が何とか脱出した後、永倉はレントラーに話しかけていた。
永倉「さっきはありがとよ。示された文字は全部読めなかったが、暗号は解けれた。俺は行くからな、もうついてくるなよ」
しかし、立ち去ろうとした永倉の後をレントラーが着いてきた!
永倉「ついてくんなと言っただろうが!」
レントラー「いいじゃねーか別に。それに俺はあんたと新選組の話を知ってみたいし」
レントラーの固い意志に永倉はため息を吐きながら答える。
永倉「はぐれたら置いていくからな。覚えておけ!」
レントラー「わかってるぜ、新八!」
こうして、二人は行動を共にすることになった・・・
そこで王ドラは目を覚ました。どうやら先程の空間はレントラーの・・・
トリスタン「よかった、目を覚ましましたか!」
王ドラ「あの・・・レントラーさんは・・・」
レントラー「ここにいるぜ。あんたよりも少し早く目を覚ましたんだがな」
王ドラ「・・・」
すると、王ドラはあることを言い出した!
王ドラ「確か、ここの近くに自販機があります。トリさんと天草さんと斎藤さんの三人がウーロン茶を買って来てください」
トリスタン「はぁい」
天草「確か自販機があると聞きましたね」
斎藤「わかった。だが、周囲には気をつけてね?王ドラちゃん」
三人がウーロン茶を買いに近くの自販機に向かいに行った後、残されたレントラーに王ドラは声をかける。
王ドラ「あなたに質問したいなって思いました。レントラーさん」
レントラー「・・・ああ、いいぜ」
王ドラは手始めに一つ目の質問をした。
王ドラ「あなたと永倉さんはここで出会ったのですね?」
レントラー「ああ。ポケモンも目撃されているのでな。中にはフシギダネや俺みたいな奴もいる」
王ドラ「では、話としてあなたは怪我しているフシギダネを見つけた。先に声をかけたのですか?」
レントラー「よく知っているな。俺が先に見つけたんでな。そこにたまたまその場にいた新八から薬を」
王ドラ「先にフシギダネを見つけたのも、自分から薬を渡したのも、永倉さんですよね?」
レントラー「・・・ああ、そうだな。その後にポケモンハンターに襲われたけど、俺一人でやっつけたんだ」
王ドラ「違います。ポケモンハンターをやっつけたのは・・・あなたを助けたのは永倉さんのはずだ」
王ドラに矛盾を指摘されたレントラーは一息つきながら答える。
レントラー「俺の記憶を見たのか・・・」
王ドラ「ええ、気絶している間に。あの時も、今もあなたの記憶とリンクしていたのです」
王ドラに気付かれたレントラーは背を向きながら答える。
レントラー「なら、新八がどこにいるのかもわかっているのか?俺は転んだ拍子で思い出したんだがな」
王ドラ「永倉さんがどこにいるかわかったんですか?彼はどこに」
王ドラはそこでようやく気付いた。レントラーはやるせない笑顔を浮かべながら、王ドラの方を向いた。
レントラー「・・・ああ、俺と新八はその後、御陵衛士の召喚陣を調べた後に襲撃を受けてな、新八は俺を庇って・・・」
レントラー「新八!!新八ぃぃぃぃぃー!!!」
あの事故の時にレントラーは自分を庇ったことで倒れた永倉を呼びかけるが、彼には反応がない。その上でレントラーが何かを見つけた。
レントラー「あんた・・・ミュウツーか!?」
ミュウツー「・・・」
ミュウツーは偶然その場に向かっただけだったのだが、レントラーは彼に懇願した。
レントラー「お願いだ!新八を助けて欲しい!新八を新選組の奴らに会えないまま、死なせたくない・・・!」
レントラーの決死の懇願にミュウツーは呟いた。
ミュウツー「人間は愚かだ。そいつがサーヴァントなら、尚更だ。だが・・・そいつは心からお前を助けようと身を挺してまで庇った。お前の頼みに免じて、それに応えよう」
ミュウツーはレントラーの方に手をかざしながら呟いた。
ミュウツー「永倉新八の霊基である身体はこちらが預かる。その精神はお前に渡そう。代償として一部の記憶は・・・」
その後に一部の記憶をなくしたレントラーは王ドラと出会い、現行の新選組とも会った。こうなると、つまり・・・
レントラーと精神を同居した永倉が、王ドラと出会い、現行の新選組とも再会していたのだ・・・!
- 世に放った誠を探しに(後編)(その4) ( No.572 )
- 日時: 2025/10/17 17:57
- 名前: 桜 (ID: PLnfHFFW)
その事実を知った王ドラはレントラーの隣に座りながら話しかける。
王ドラ「まさか、あなたがレントラーさんと精神を同居してまで新選組と再会するなんて思いませんでした。永倉さん」
レントラー(永倉)「・・・ああ。レントラーが助けてくれたからな。それと、斎藤は止めれたんだな?」
王ドラ「はい。彼は前のマスターに諭されたことで思いとどまりました。私だけじゃない、残っていたみんなも。そこに高杉さんも」
レントラー(永倉)「そうか、高杉の奴がなあ・・・芹沢の旦那は、お前を庇って・・・」
王ドラ「はい。私のことを悪人じゃないと見抜きました。あと、子供をマスタークラウンの生贄にしたことで怒っていました」
レントラー(永倉)「あの人らしいな。芹沢の旦那は、あんなんでも子供好きだったからなあ」
レントラーと意識が同居した永倉は王ドラに感謝の言葉を伝えた。
レントラー(永倉)「斎藤の奴を止めてくれたこともそうだが・・・あいつらを受け入れてくれてありがとな。俺があの場から逃げてから、ずっと心に引っかかっていたんだ」
王ドラ「マスタークラウンのことを知ったら、誰だって憤りを感じるのは当然です。特にあなたみたいな人柄だったら尚更ですよ・・・私もあなたと会えてよかったですよ、永倉さん」
永倉は笑みを浮かべるが、立ちながら話す。
レントラー(永倉)「ならば、わかっているな?レントラーの意識はすでに俺の意識に塗り替えてる。このままだったら、レントラーが危険な状態だ。俺がやることは・・・」
王ドラ「ミュウツーさんを見つけて、あなたとレントラーさん、どっちも助けるということですね?」
レントラー(永倉)「ああ。あと、これは誰にも・・・」
王ドラ「はい。言いませんよ」
その数分後に自販機で買って来たウーロン茶を持ちながら戻って来た三人は天草が王ドラに聞く。
天草「少しは休んでから行きますか?」
王ドラ「いいです。もうレントラーさんの目的地に着いていたので」
斎藤「えっ!?そういう時はちゃんと言ってよ〜;」
レントラー(永倉)「すまんなあ(斎藤。俺が必ず戻って来て煽られたら殴ってやるよ」
その直後、王ドラ達の周りから御陵衛士達が一斉に出て来た!
天草「!やっぱり仕掛けて来ましたね!」
トリスタン「早く倒さねば・・・」
すると、ツルのムチが御陵衛士達を攻撃した!あの時のフシギダネと同一のだ!
レントラー(永倉)「フシギダネ!」
フシギダネ「やっぱりレントラーだったんだ!早くその人達と一緒に逃げて!ここはあたしが引き受けるわ!」
フシギダネの瞳を見た王ドラは彼女が薄々と気付いていたと勘づいた上でレントラーを抱える。
王ドラ「行きますよ。ここはあのフシギダネの意志に応えましょう・・・」
レントラー(長可)「・・・」
王ドラ達が逃げた後、フシギダネは心の中で呟いた。
フシギダネ(必ず、レントラーを助けてね・・・!)
王ドラ達が逃げるために走っていたら、今度は上から誰かが出て来た。服部だ!
斎藤「服部!お前・・・!」
服部「・・・」
服部が来て絶望的かと思われたが、彼は呟いた。
服部「今貴様らと戦う気はない。決戦の時で勝つと決めているからな・・・」
斎藤「!」
服部「王ドラ殿。決戦の時に備えるために必ず帰るように。我らとの決着はその決戦の時にて。約束を、破ってはいけない」
王ドラ「・・・。はい。必ずあなた達に勝ちます」
王ドラ達は服部に逃される形で走り続ける。かなり歩いたことで足が限界に近づいて来た。
王ドラ(このままじゃダメだ。今人数分のタケコプターを・・・)
すると、王ドラ達の前に誰かが出て来た!しかし、彼は自分達の敵(一部は違うが)ではなかった・・・!
以蔵「見つけたぜよ、王ドラ」
王ドラ「以蔵さん!」
王ドラ達を見つけた以蔵の後ろから、ドラニコフがひょっこりと出て来た!
ドラニコフ「ガウ」
王ドラ「ドラニコフも!」
斎藤「なんでここに来たわけ?」
以蔵「乱麻からおまんらを見つけ出して連れて帰ってこいと言われたきよ。まあ壬生浪も連れ帰るのは癪じゃが。本当ならわし一人でじゃが、ドラニコフがどうしても一緒に行くと言って聞かないんじゃ」
王ドラ(ドラニコフを連れて行ってくれたんですね・・・!)
以蔵「あと、アイオーンから許可取れたんじゃ。こいつの操縦は必要じゃと」
すると、上からヘリコプターが降りて来た!そこから龍馬が出て来た!
王ドラ「龍馬さん!」
龍馬「みんな乗って!」
龍馬の指示で全員がヘリコプターに乗った後、操縦席に座ったドラニコフがそれをこなしていた。
ドラニコフ「ガーウ」
斎藤「意外。ヘリコプターの操縦ができるんだねー」
王ドラ「ドラニコフは俳優の仕事でヘリコプターのパイロット役をやっていたことがありまして、役作りのためにヘリコプター操縦の資格を取っていたんです。腕前が今となっては同じ資格を持つ私やパワえもんよりも上で・・・」
お竜さん「お前もパワえもんと競ったので取ったんだな。お前ら、懲りないなー」
以蔵「そうやき。ところで王ドラ」
すると、以蔵が王ドラの着てる浅葱色の羽織を掴んで来た!
以蔵「なんが壬生浪の羽織を着ちょるんじゃ!?」
王ドラ「私だってできれば着たくなかったんですよ!ただこれには事情がありまして・・・;(ドラリーニョを人質に取られたなんて言えない・・・;」
以蔵「事情かぁ?」
すると、斎藤が後ろから王ドラの肩を掴みながら言ってきた!
斎藤「僕だって着させたくなかったけど、鉄蔵さんよりはマシなんでね〜」
以蔵「この・・・!!誰のダチに密着できるがじゃ壬生浪ぉ!!」
斎藤「お前が一方的に思い込んでるだけだろうが、鉄蔵」
以蔵「なんじゃとぉ!!?」
王ドラ「ちょっと、二人とも!やめなさい!」
生前に人斬りと新選組の関係からも、普段から仲が悪い以蔵と斎藤の口喧嘩を見たレントラーはトリスタンに訊ねる。
レントラー(永倉)「あれは人斬り以蔵だな?お前らにとって「案外料理や家事が上手でエプロンが似合う男でもありますね。彼のマスターが家事が壊滅的なほどできないので」おお、そうか・・・(あいつのマスターの方が問題ある奴なのか?家事ができないぐらい、あると思うが・・・」
すると、そんな中で天草が望遠鏡で何かを見つけた!
天草「追ってきてます!ジェットを使って飛んでいる、御陵衛士達です!」
王ドラ「なんですって!?」
王ドラ達が見ると、確かにジェットを使って追ってきた御陵衛士達だった!
斎藤「もうなんでもありだねぇ;」
トリスタン「空からだったら、後ろから音の刃を放つことができますが・・・」
すると、それを聞いた龍馬がドアを開けた!
龍馬「以蔵さん、ヘリコプターの守りをよろしく!」
以蔵「龍馬!?」
ヘリコプターの上に立った龍馬は自分の剣を構えた!
龍馬「行くぜよ、お竜さん!」
お竜さん「ああ、行こう!」
お竜さんが本来の姿の竜種一歩手前の蛇に戻った後、龍馬はそれに乗った!
龍馬「天駆ける竜が如く!これで終いじゃあああああー!!」
龍馬の宝具により御陵衛士達が倒されたが、彼らに隠れていた御陵衛士が一人出てくる形で飛んで来た!
龍馬「(やはり隠れていたのか・・・)柳生さん!出番です!」
龍馬に呼ばれたことで事前に密かに乗っていた柳生が霊体化を解いた後、自分の宝具を展開させた!
柳生「剣術無双・剣禅一如」
一方、ヘリコプターにぶつかった音が聞こえた王ドラ達は揺れながら必死に堪えた!
ドラニコフ「ガウゥ!?」
以蔵「お竜の奴、元の姿に戻っちょったなぁ!?せっかく耐えてたのに酔うちやー!!」←酒に弱いことから乗り物にも運転が激しくなると酔いやすい
王ドラ「必死に頭を抱えなさい!このままじゃぶつか」
すると、王ドラが思わず壁に突進し、頭をぶつけてしまった!
王ドラ「痛いでしゅ〜〜〜〜〜」
トリスタン「王ドラ殿!」
王ドラが気絶した後に龍馬達と柳生が戻って来た!
龍馬「戻って来た「おい龍馬ぁ!!」
以蔵「どうしてくれるがじゃ!?王ドラがおまんらのせいで頭をぶつけて気絶したんじゃあ!!」
龍馬「えっ!?」
柳生「確かに倒れていたか」
斎藤「つか、あんたも乗っていたのかよ!?」
お竜さん「それは大変だな」
すると、お竜さんが気絶した王ドラを自分の方に引っ張る形で近づけさせた!
お竜さん「ではお竜さんが治療してやろう。口を通じてな」
大半の全員「!!?」
お竜さんは治療という形で王ドラに口付けた!(ぇ)お竜さんの唾も交えた舌を入れる深いそれに大半の全員が唖然となった・・・つか、それが治療だったの!?
お竜さん「終わったぞ。これでいいか?」
お竜さんに口を離された後、王ドラは目を覚ました!
王ドラ「頭をぶつけるとは・・・あれ?みんな、その顔は何があったんですか?」
龍馬「よかったね・・・ディープので・・・」
王ドラ「は?何の話ですか?」
龍馬「黙れぇ!!お竜さんも以蔵さんも奪ったたらしめがぁぁぁぁぁー!!!」
王ドラ「以蔵さんのは合ってますが・・・は!?なんでお竜さんを奪ったことになるんですか!!?」
王ドラと龍馬の言い争いが始まる中、以蔵はブルブルと震えてるドラニコフに声をかける。
以蔵「あれは忘れちょれ;」
ドラニコフ「ウガ・・・;」
俯いているトリスタンは叫んだ!
トリスタン「言っておきますが、王ドラ殿のファーストキスは私ですから!(風花月夜伝2の第一話参照」
ドラニコフ「ガウゥー!!?」
斎藤「えぇぇぇぇぇー!!?」
レントラー(永倉)「はぁっ!!?」
トリスタンの衝撃告白を聞いた斎藤と永倉は唖然となり、ドラニコフは言葉を失った・・・;
以蔵「ドラニコフ!今のも忘れちょれ!ほんに!」←その現場を目撃した人
ドタバタ騒ぐ中で柳生は動じない様子で伝える。
柳生「そろそろ到着する。備えをするが良い」
一方、アイオーンを通じて龍馬から連絡を聞いたリップ達は望遠鏡で王ドラ達の乗るヘリコプターを見た!
リップ「あっ、帰って来た!」
ベディ「全く、自分の親友やサーヴァント達にも心配かけて・・・」
ヘリコプターが降り立った後、開けた扉から王ドラ達が降りて来た!
阿国「王ドラ様!天草様も、おかえりなさいませ!」
王ドラ「ただいま。心配かけてすみませんね」
天草「少し寄り道しましてね」
チャラ王「全く人騒がせなんだからな」
トリスタン「すみません・・・」
沖田「斎藤さんもおかえりなさい!」
斎藤「ただいまー。あれ?副長は?」
山南「それが帰って来てないって寿々姫様から聞いてるんだ。多分色々調べていると思うんだけど・・・」
斎藤「そうですか・・・」
マサムネ「マホロアの奴にも聞いたんだが、奴はここずっと外出中なんだってさ!誰かから逃げやがったのかなー?」
以蔵「まあ、わしらみたいなことにならんとえいが。さっきも御陵衛士に追いかけられちょったし」
王ドラ「来る前に追われたんですか!?」
お竜さん「ああ、撒いたがな」
龍馬(さっきのことといい、なぜか特定しているみたいに追って来ている・・・まるでマークしてるような・・・)
すると、龍馬は何かに気付いた!
龍馬「そうか!王ドラ君!キミが御陵衛士達に命を狙われたのは、キミが新選組の羽織を着ているからだけじゃなかったようだ!」
王ドラ「なんですって?」
龍馬「それに狙われたのは、キミだけじゃない。ドラニコフ君とマホロア君、シアンちゃんとクロウ君もだったんだ」
ドラニコフ「!?」
クロウ「俺達も狙われたぁ!?どういうことだよ!」
龍馬「キミ達は高杉さん達と出会った際に起きたいつかの江戸化事件解決に貢献していた生者側なんだよね?つまり、どこからかその事件を知っていたんだよ(狙われたのはキミ達だけじゃないんだけどね・・・」
乱麻「では、あの時の小夢の顔をした御陵衛士が狙っていたのは・・・!」
龍馬「ああ、シアンちゃんだ。つまり、その時にBVLや沖田君と一緒にいたのも、それを見た以蔵さんが誤解したのも全くの偶然だったよ」
シアン「ということは、沖田ちゃんと以蔵ちゃんの二人はたまたま巻き込まれたに過ぎなかったにゃ・・・」
トリスタン「では私達とアサト達が狙われていたのですか?」
龍馬「要するに足止めの役割だよ。まあ、キミ達の前には全く動いていなかったといえるけどね・・・以蔵さんは乱麻さんからのおつかいに行っていたから、相手が場所を掴めなかったんだね」
ここまでわかると、王ドラ達はある答えを導き出した・・・。
王ドラ「つまり、犯人とその狙いは・・・」
龍馬「その事件の発端になった、今は潰されている闇ギルドの関係者による復讐だ」
- 世に放った誠を探しに(後編)(その5) ( No.573 )
- 日時: 2025/10/17 17:59
- 名前: 桜 (ID: PLnfHFFW)
一方、とある場所では跪く服部を前に三人目の・・・ツキノ達が予想していた通り、今川義元が訊ねた。
義元「服部。なぜあいつらを逃した?」
服部「決戦までに生きて帰るよう約束をしていたのです・・・約束を反故にしては意味がないので・・・」
すると、義元が服部に弓を放った!服部は血を流しながら持ち前の胆力で耐え切っていた。
服部「—————ッ!!」
義元「それを耐え切ってまで生きたら、貴様の不義理を許そう。伊東、服部と共に下がれ」
伊東「はい・・・服部君、大丈夫?立てる?」
伊東が服部を支えながら立ち去った後、義元は自分の横でワインを飲むマスターに訊ねる。
義元「マスター。そろそろ始動だな?」
その翌日の朝、決戦の時に備えて王ドラ達は食事を取っていた。
王ドラ「たんと食べないと意味ないですよね?藤太さん」
藤太「そうだ。戦いの前は美味しいお米による食事だ!」
レントラー(永倉)「おい。魚のおかわりはないのかー?」
すると、トリスタンが永倉におかわりの魚を差し出した!
トリスタン「はい。今共にいるあなたの好きな和食の類なのでしょう?」
レントラー(永倉)「!お前さん、わかっていたのか?」
トリスタン「ええ、なんとなくそんな気はしたので」
レントラー(永倉)(この男、変なところで勘が働くようだが・・・嫌いじゃねーな)
永倉は楽しそうに食事をする沖田達を見つめた。
沖田「あっ、土方さん!沢庵の食べ過ぎですよー!」
土方「うるせぇ、いいだろ」
斎藤「あらま、山南さん、ご飯おかわりしすぎじゃないですか?」
山南「そうかな?まだ足りるんだけれど・・・」
レントラー(永倉)(待ってろ。必ず帰って来てやるぜ・・・!)
一方、例の街ではたくさんのファン達が集まる中、Deuilはステージ裏から様子を伺っていた。
スマイル「今日もたくさん来てるヨ〜」
アッシュ「ユーリ!」
ユーリ「ああ。行こう」
その直後にDeuilが出て来たことでファン達がたくさんの歓喜の叫びを上げるが、ユーリがマイクを構えた時・・・
ユーリ「む?あれは・・・」
空から誰かが降り立つ。そう、あれは剣を構えた御陵衛士達だ!
アッシュ「何スかあれー!?」
スマイル「みんな逃げた方がいいかもネ。じゃないと、殺されちゃうかもー?」
スマイルの言葉を聞いたファン達が御陵衛士達から逃げ回る中、それをタケコプターなどで空を飛んでいた王ドラ達が見つけた!
龍馬「やっぱり!みんな、行こう!」
王ドラ「はい!レントラーさんも行きましょう!」
レントラー(永倉)「ああ!(そして、俺の霊基を取り戻して、レントラーも助け出す・・・!」
完結となる、決着編に続く・・・!
次回で完結!感想OK
- 世に放った誠を探しに(決着編)(その1) ( No.574 )
- 日時: 2025/10/24 18:46
- 名前: 桜 (ID: /NvYW5tc)
今回で完結である決着編!戦闘シーンが大分ありまーす。
Deuilの街のイベントでのライブが始まる寸前に襲撃して来た御陵衛士達を王ドラ達が次々と倒しに行っていた。
王ドラ「オラオラ!どけぇぇぇぇぇー!!」
アサト(燕青)「この狭客に目をつけられるなんて愚かだなぁ?あらよっと!」
御陵衛士達の数が少なくなっていくが、王ドラはレントラーの姿をした永倉を抱えながら動いたこともあってか体力が削れて来た。
王ドラ「はぁ、はぁ・・・」
レントラー(永倉)「おいっ!後ろー!!」
そんな彼の背中から御陵衛士達が斬ろうとするが、トリスタンのハープから放たれた音の刃が阻止した!
トリスタン「背中は任せて下さい。貴方をこんなところで死なすわけにはいかない・・・」
王ドラ「トリさん・・・」
そこに天草も黒鍵を持ちながら言う。
天草「そうですね。それならば、私は横でいいですか?」
王ドラ「天草さん・・・わかりました。二人とも、ヘマしないで下さいね!」
トリスタン&天草「はい!」
レントラー(永倉)「・・・へへっ(いい仲間を持ってんじゃねーか」
一方、襲撃されたDeuilはファン達をなんとか安全な場所に避難誘導しつつ、襲撃して来た御陵衛士達にスキルや魔法で攻撃していた。
スマイル「なんかボク達を狙ってるっぽいネ?」
アッシュ「それなら尚更、ユーリを守らないと・・・!」
ユーリ「・・・」
その直後、事態を察したユーリはアッシュとスマイルの二人を蹴り飛ばした!
スマイル「!?」
アッシュ「ユーリ!?」
ユーリ「行け。こいつらの狙いは私ではなくお前達だ。あと、さっき向こうで戦う土方を見かけた。奴がいるところまで行ってこい」
ユーリのキツい言葉にアッシュとスマイルも事態の真相に気付いたことで彼の言葉に隠された優しさと気遣いを感じつつも、アッシュとスマイルの二人はユーリに背を向けた!
アッシュ「ユーリ!必ず帰って来るッス!」
スマイル「無事でいてよね〜」
アッシュとスマイルが土方達のところへ走り出した後、ユーリは御陵衛士達に向けて最上級魔法を放った!
ユーリ「デビルスカーレット!(それはこっちのセリフだ!」
一方、王ドラ達はなんとか半数の御陵衛士達を倒した後、リップが訊ねる。
リップ「あと何人くらいなね?」
沖田「えーと・・・50?60?判断ができませんねぇ;」←難しいことを考えるのが嫌いなタイプ
ペイペイン「とにかく今こそ大元を叩いた方が良さそうですね「おーい!」
すると、ユーリの手引きで逃げて来たアッシュとスマイルが声をかけながら走り出して来た!
土方「お前らは・・・」
王ドラ「アッシュさんとスマイルさん!?」
アッシュ「よかった、土方さんだけでなく、王ドラ君達もいるンスね?」
以蔵「そういや、おまんらもそうじゃったか・・・」
スマイル「うん、ボクらもあの時に無事だった側だからネェ。ヒヒッ!」
お竜さん「ちなみにユーリはどうしたんだ?」
スマイル「ユーリならボク達を行かせてくれたんだ。多分御陵衛士達を倒しまくってるんじゃない?」
斎藤「あの数を一人で倒せるっていうのか!?やっべえ、流石肝の据わり方が違うな・・・;」
二人を見た土方はため息をつきながら告げる。
土方「ならば、とっとと逃げろ。ここは俺達がなんとかする。ユーリは死なないがな」
アッシュ「えっ!?」
山南「土方君!そんな追い払うみたいに」
アイオーン「土方!」
それを見かねたアイオーンがポーズなしで土方を嗜めた後、彼は後ろを向いたまま呟く。
土方「好きにしろ」
マサムネ「えっ!?いいのかよ!?」
龍馬(アイオーン君・・・)
すると、アイレーンが何かに気付く。
アイレーン「あのタワービルは襲撃されてないのだ」
ペイペイン「え?確かに何もないようですね」
アイレーン「きっと何らかの結界でも張って」
アイレーンが言おうとしたら、王ドラが腕を掴んで来た!
アイレーン「何をするのだこの無礼者「沖田さんと斎藤さんと一緒に来なさい。言ってることはわかりますよね?」
その言葉の意味を薄々と察したアイレーンは沖田と斎藤を呼ぶ!
アイレーン「沖田!それに斎藤!一緒に来るのだ!」
沖田「えっ!?」
斎藤「僕達を呼ぶってなんなの〜?」
王ドラ「アイレーンさん達はなんとか守っておきます。あなた達は後ろからも来る敵と戦いなさい!」
ドラニコフ「ウガ!?」
ハンドレッコ「マスター!?」
一部がそのタワービルに向かって行った後、トリスタンはトリ子に声をかけた!
トリスタン「レディ・トリ子。リップ達は頼みます」
トリ子「は!?どこに行くんだよ!?」
トリスタン「あと、以蔵殿。貴方の怒りは最もですが、それを実行する前にその頭に顔を思い浮かべて下さい」
以蔵「・・・」
トリスタンも彼らの後を追うように向かって行った直後、残されたキャラ達の後ろからサイボーグが歩いたような音がした!
乱麻「やはり来たか。服部」
服部「ええ。決戦の地ですからね」
一方、王ドラ達がタワービルに入った後、最上階にある部屋数—————資産家の田辺正志がいる部屋に入って来た!
王ドラ「ミスター・田辺!」
田辺「おお、無事だったか!」
王ドラ「そこに避難したのですか?」
田辺「ああ、大変なことにね。それとそこの女の子もあの少女の顔した御陵衛士と戦ったみたいで」
その直後、沖田の剣が田辺の方に飛んで来た!彼は間一髪でそれを避けた。
沖田「どうしてそのことを知っているのですか?しかも小夢ちゃんが少女だとわかってて」
田辺「何を言って・・・」
王ドラ「答えて下さい。あなたの本当の依頼は、自分が黒幕だと隠蔽するために私を間接的な間者にさせたことですよね?」
- 世に放った誠を探しに(決着編)(その2) ( No.575 )
- 日時: 2025/10/24 18:48
- 名前: 桜 (ID: /NvYW5tc)
田辺「は?そんなこと・・・」
斎藤「僕が言えたことじゃないけど、あんたは自分のしたことが悪そのものだってわかる?まあ、今は潰れたあの闇ギルドをあんたが金銭的支援していたからってってのもあるけど」
天草「つまり、あなたの狙いは王ドラ達への復讐ですね?」
王ドラ達に全てを見抜かれていたことを察した田辺はある人物を呼ぶ。
田辺「おい。あれを出せ、伊東」
田辺に呼ばれた伊東はひょっこりと出て来ながら言う。
斎藤「伊東・・・!」
伊東「全くマスターは人使いが荒いんだから」
伊東がリモコンのスイッチを押すと、上からある巨大なガラス瓶が出て来た。その瓶の中に閉じ込められたのは・・・
アイレーン「ミュウツー!?」
レントラー(永倉)「あの後に捕らわれたのか・・・!」
少し驚く王ドラ達を見下ろすかのように田辺は気味悪い笑顔しながら話す。
田辺「ああ、そうだ。あの闇ギルドには思い入れがあったからな。それをあの時にお前らが壊滅させたんだろうが」
王ドラ「あれはあの闇ギルドが発端でしょうが!それにサーヴァント召喚を行わせるために、少女達を攫ったのですよ!」
田辺「サーヴァント召喚には触媒というものがあるのを知っているか?つまり人の命もだ」
阿国「そんなもの、倫理観がないのでしょうが!」
それを聞いたアイレーンは田辺に告げる。
アイレーン「田辺正志。今すぐこの街を出て行った後にCOMや警察に自首するのだ」
アイレーンにも糾弾された田辺はニヤッと笑いながら言う。
田辺「それに呼んだのは伊東だけじゃない。こいつもだ!」
その上から今川義元が出て来た!
伊東「義元様!」
義元「露見したと聞いてな、こいつらに勝てばいいだけなのだろう?」
王ドラ「・・・」
その義元の姿を見た王ドラは彼にあることを呟く。
王ドラ「ねぇ、あなたは今川義元ですよね?和歌や蹴鞠は好きですか?」
義元「ああ。嗜んでいる」
王ドラ「やっぱり。あなたは今川義元ではなく、息子の方ですね?オーラからしてバレバレなんですよ、今川氏真」
自分の正体がバレた義元もとい氏真はあの質問がひっかけだったことに気付いて憤りを感じながら手を掲げた!
氏真「余をここまで愚弄するとはな・・・貴様も余を暗君だと言うのか?未来のからくりよ」
王ドラ「思いませんけど、こんな奴の復讐に加担するのは思い違いですよ」
氏真「確かにこの余は復讐の気持ちが薄くなっている。だが、マスターの恨みには共感こそできるのだ!」
氏真の圧に大半の全員が動けなくなるが、天草はその理由を察した!
天草「今川義元の概念を羽織っていたのですか!」
為朝「ウダウダ分析している暇はない。戦うぞ」
為朝が氏真に弓を放とうとしたら、田辺が伊東に令呪で告げる!
田辺「令呪を以て命じる。伊東、自分の主君である氏真を守れ!」
阿国「あの方にも令呪が・・・!?」
田辺の命を受けた伊東は氏真の前に立ちながら剣を構えた!
伊東「氏真様に傷をつけるわけには行かないのでね」
氏真を守る伊東と戦闘開始した!
天草「セット!ジェット付きの御陵衛士を使ってまで目的を成し遂げたいのですね、あなたは!」
伊東「ああ、そうだよ・・・って、ジェット?マスター、僕の御陵衛士達に何かした?」
斎藤「あんたも知らなかったのかよ!?Σ(°д°;)」
戦いの最中に彼はニヤリと笑った。
伊東「おっと、手始めとして僕を倒すのかな?」
斎藤「何?」
すると、氏真の弓が王ドラに放とうとしているのを見た!
為朝「!!王ドラ、避けるがいい!」
王ドラ「えっ?」
氏真「余の弓を、避けれるのなら避けてみるといい」
氏真が弓を放ち、王ドラはそれを間一髪でかわす!・・・左肩をかすったが。
天草「王ドラ!!」
天草達が左肩を負傷した王ドラの方に駆けつけようとするが、田辺にガンドをかけられて動きを封じられた!もちろん沖田や斎藤にも。
アイレーン「貴様・・・!」
田辺「勝利のためなら、なんでもするのがこいつらの生きた時代、なのだろう?」
田辺の行動に怒るアイレーンだが、王ドラが息切れをしながら言葉を発した。
王ドラ「大丈夫です!この程度で倒れませんよ!」
しかし、そんな彼の前に立った伊東が剣を構えて来た!
伊東「そんな口、もう叩けなくなるよ」
伊東が剣を振り上げようとした瞬間、永倉が彼の右腕に噛み付いた!
レントラー(永倉)「やめろぉぉぉぉぉー!!!」
伊東「っ!キミ、やはり生きていたのか!レントラーの身体で同居までしてなぁ!」
ブン!ガッシャーン!
伊東は永倉を振り払う形で窓に投げつけ、投げられた彼はそれを割ってまで貫通した後に外に出された!
王ドラ「永倉さん!!」
斎藤「王ドラちゃん!今怪我して—————なんだって?」
痛む左肩を堪えながら走る王ドラの言葉に斎藤はようやく気付きかけるが、伊東が隙を見せたと言わんばかりに後ろから王ドラを斬りつけようとした!
伊東「背中を見せたな!未来から来た猫のからくり、覚悟!」
しかし、そこに音を鳴らしたある攻撃によって伊東はぶっ飛ばされた!その攻撃を飛ばしたのは一人駆けつけて来たトリスタンだ!
阿国「トリスタン様!」
トリスタン「こんなことになるとは思いましたので、間に合ってよかったです。王ドラ殿がタケコプターであの飛ばされたレントラーを追っているのですから」
トリスタンが横を見たら、沖田と斎藤が戸惑いの表情を見せていた・・・
沖田「あのレントラーが永倉さん・・・?」
斎藤「いやいや、まさかそんなわけないでしょ」
アイレーン「・・・先ほど伊東はレントラーの身体に同居したと言っていたのだ。私の推測にしか過ぎんが、永倉の精神はレントラーの身体に・・・」
アイレーンの言葉を聞いた沖田と斎藤もようやくレントラーの身体の意識に永倉が入っていると気付くが、トリスタンは伝える。
トリスタン「下の方で服部武雄がリップ達と戦っている。今特に以蔵殿や柳生殿が頑張ってくれていますが、早く向かいなさい。あと、レディ・アイレーンはリップ達にここに向かえと伝えに行くように・・・彼は必ず生きますので大丈夫です」
アイレーン「・・・」
アイレーンと沖田と斎藤が下に降りて行ったあと、天草は皮肉混じりにトリスタンに話しかけた。
天草「まさかつけて来るなんて思いませんでしたね」
トリスタン「王ドラ殿に何かあったら、と思いまして。で、私達はこの氏真をなんとしてでも倒しますか」
田辺「円卓の騎士まで出て来るとは・・・!」
トリスタンを見た氏真は彼に訊ねた。
氏真「貴様、あの時も一緒にいたな。あのからくり達を間接的に救ったならまだしも、あの青髪のキャスターが森宗意軒に似た雰囲気はあるならわかるが、貴様のはあの中ではどう考えても特殊だ。もしやイレギュラーの類であったか?」
トリスタン「・・・」
一方、タワービル下の方で服部武雄と戦っていた以蔵達だったが、服部がなかなか倒れなかったこともあって流石に限界を迎えて来た。
柳生「ふむ。なかなか倒れんとは」
以蔵「しぶとい壬生浪やき・・・」
アサト(燕青)「こっちももう限界だ〜!!」
服部「そうでしょうね。このパワードスーツは弱い霊基を補うべく強化されたもの。いくら人斬り以蔵でも、強化した私には敵わない!」
クロウ「ずりーぜ!カッコいいパワードスーツなのがさらにムカつくぜ!」
シアン「あたしもこんなカッコいいパワードスーツ着たいにゃん!」
服部「なぜこんな時に言うのですか!?」
山南「そこは照れるのか・・・」
その直後に上から沖田と斎藤がアイレーンを連れて降りて来た!
うしお「沖田殿、斎藤殿!」
ペイペイン「アイレーン様、おかえりなさいませ!」
アイレーン「どうやら手こずっているようだな?王ドラは生きているから大丈夫なのだ。おい魔法少女の。トリスタンは今、今川義元の息子と戦っているから早く向かって来い」
リップ「!ありがとう、アイレーンさん!」
チャラ王「つか、あれは今川義元じゃなかったのかよ!?」
リップ達がトリスタンが戦っているタワービルの最上階に向かったあと、沖田は以蔵達に伝える。
沖田「ここは私と斎藤さんに任せて下さい!ダーオカだけにいい思いなんかさせませんよ!」
以蔵「今斬っちゃる(怒)じゃが・・・泣かしたりすんなき」
以蔵の言葉を聞いた沖田と斎藤は視線を服部に向けながら呟く。
沖田「ダーオカに言われたくない言葉ですねぇ」
斎藤「まあねー。よし、行くか」
一方、トリスタンによって下に飛ばされた伊東は負傷しながら剣を杖代わりにしてまで立ち上がっていた。
伊東「あの赤髪のアーチャーは前から思っていたけど・・・やっぱり、あの時に最初に始末した方が良かったな・・・オレンジの悪魔はどこに「おい」
王ドラのところに向かおうとした伊東の前に首輪をつけられたままのエージェントが立ち塞がった!
エージェント「お前の相手はこっちだろ?」
伊東「ふーん。わざわざ命を捨てに来たってわけだな。爆発したら一斉に吹き飛ぶから大損害が起きるね」
エージェント「好きなだけ言え。俺は首輪をつけたあんたをやっつけたいんでな・・・!」
エージェントが銃で何発か撃ち、伊東がそれを剣のカウンターで回避する中、首輪のアラームが鳴った!
エージェント「!」
伊東「ははっ、残念。時間だよ?」
このまま爆発するかと思われたが、首輪がアラームを鳴らしたままで何も起きなかった。
伊東「・・・どういうこと?まさかバグ?」
エージェント「いや、ホントだったら爆発してるぜ。この首輪のレプリカじゃなければなぁ!」
エージェントは自力で首輪を外す!そう、エージェントはあの後に本物の首輪を外せており、今つけているのはそれのレプリカだからだ・・・!
伊東「バカな!外せないはずだ!」
エージェント「俺はその手の類には巻き込まれてるから知ってるんでね、それで導き出したんだ。だが、この場合は俺のサーヴァント達にも協力が必要だった。このレプリカ作りも奴に頼んで作らせてもらったものだ。まあ、時間がかかったが」
一方、エージェントの首輪を外すことに成功したサンソン達はエージェントが向かった街でのニュースを見ながら、サンソンは高杉に声をかけた。
サンソン「レプリカを作ってくれてありがとうございます」
高杉「でも、本物みたいだったろ?僕ってばこんなところもゴホッ(吐血」
パラケルスス「薬を飲みますか?私が作っていたあの薬を」
小太郎「流石にやめて下さいよそれ!」
サンソン(・・・待ってますからね、エージェント様)
一方、エージェントに首輪を外されただけでなく、そのレプリカまで作ったことを伊東が知ったことでわなわなと震えていた。
伊東「キミは最初からわかっていたということか・・・!?」
エージェント「ああ。それにそのセリフは氏真や自分のマスターをも利用した黒幕のお前が言えることか?」
エージェントからそう勘繰られた伊東は笑顔を浮かべた。
伊東「ふーん?僕が事件の発端だというのかい。あはは・・・思い上がるなスパイの若造が!!」
エージェント「!?」
伊東「僕が氏真様とマスターを操っているというのか!?ふざけるな!僕は氏真様やマスターへの思いを前に忠誠を誓っているだけだ!服部君も同様にだ!」
突然豹変した伊東の剣撃にエージェントは流石に限界を感じ始めて来た!そして彼の持つ銃が弾き飛ばされてしまった!
エージェント「しまっ「それを貴様らにわからないだろうな現代と未来における者達にはなぁぁぁぁぁー!!」
このまま剣を振り上げまるかと思えば、後ろからの手刀で伊東を倒した!首輪をつけたのは伊東であることを知る土方歳三だ。
エージェント「土方!」
土方「お前は俺に犯人を導き出すだけでいいと言ったんが、ここは新選組に任せろ」
エージェント「は!?こいつは俺が」
土方「新選組の問題だ」
土方はバーサーカーであるが、彼の迷いのない目を見たエージェントは引き下がった。
エージェント「わかった」
土方「だったら、さっさと行け」
エージェントが走って言った後、土方はその直後に出て来た御陵衛士の方に向いた!
土方「寿々には行かせて欲しいと無理を言ったが・・・聞け!俺がいる限り、新選組は不滅だぁぁぁぁぁー!!!」
一方、飛ばされた永倉を王ドラがタケコプターを使ってまで追いかけていた。
王ドラ「永倉さん!!(このままでは・・・!」
すると、急にワープ空間が出現して、そこからローアが飛んできた!
王ドラ「!」
マホロア「ヤア、逃亡した時間はムダじゃなかッタネェ〜」
マホロアが操縦するローアが落ちそうになった永倉をキャッチした!
王ドラ「よかった・・・;」
ほっとした王ドラは永倉のいる甲板に降りた後にタケコプターを外した!
王ドラ「永倉さん、痛くないですか・・・」
しかし、レントラーの身体は息はしていなかった!
王ドラ「ウソ・・・!!永倉さん、起きなさい!!レントラーさんも永倉さんも助けると言ったじゃないですか!!」
顔を青ざめた王ドラは半泣きになりながら、お医者さんカバンを使ってまでレントラーの身体に息を吹き返させようとしていた!
王ドラ「お願いです!起きて下さい!死なないで「誰が二人とも死ぬかよアホが。その涙を見たら尚更な」
その声を聞いた王ドラが顔を上げた時、レントラーは意識を失ったままだが、息を吹き返していた・・・
一方、服部班では沖田も吐血したりして限界に近づいて来た。
アイレーン「沖田!」
沖田「ゴホッ。わ、私はまだまだ行けます。大丈夫ですよ」
服部「いや、生前から継いだ病弱の前には抗うことはできない。いくら新選組の最強剣士でも二人だけでは「二人だけじゃねーだろ!」
その声を聞いたことで大半の全員がその方向に向いた。
ハルトマン「あ!あんたは・・・!?」
レガムント「・・・!」
それは沖田達と同じく浅葱色の羽織を着る剣士。彼らを指して、一のとはこの異名が我武新である強面の男。そう、この男こそが新選組で最強を争った二番隊隊長・・・!
バーサーカー、永倉新八
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