二次創作小説(紙ほか)
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- 日常日和。5
- 日時: 2025/11/27 17:44
- 名前: 桜 (ID: CBSnqzpH)
おかげさまで日常日和。も5という節目で新しく迎えることができました。ここに至るまで色々と混乱があり悩みもしましたが、考えた末にこの先に何があってもこれまでの続きを執筆したいという気持ちで新スレッドに至れました。色んな意味で変わる場合もあり混乱はすると思いますが、私は私で頑張りたいと思いますのでご存じの桜サイドやこれまでに出てきた新たなサーヴァント達も含めてどうぞよろしくお願いします!
「目次」
「短編」
The Reverse Night>>1-5
聖夜怪盗☆シークレット>>6-7
デンジャー☆スクランブル>>33-36
僕もまた、運命に導かれて>>37-38
うちの護衛のママ侍さん>>39-42
とある雪月花の羽根。>>43-44
アスパラ☆クライシス!>>77-83
運びを巡る機関車と謎のトレインハンター>>84-86
僕の果実のボク>>96-100
黒の感情・白き純潔>>101-105
ツイセキ☆トラブル!>>148-152
イモーターウォーズ>>153-156
◯◯透視の試用モニター>>157-161
こっちを向いて、愛してると言って!>>162-165
Halloween rabbit!>>166-169
湖の騎士は星の戦士の●●に夢を見るか?>>170-172
ランデブー☆メタモルフォーゼ>>173-176
鯖組メインでファンタパロ>>177-179
雪の記憶、冬の華>>180-183
ある冬の日のアムール>>184-187
クリスマスに追いかけっこ!>>188-191
クリスマスにネガイゴト>>192-196
小さきパンダのガレット・デ・ロワ>>197-200
宇宙の中の不思議の国>>201-205
スキ!スキ!スキー!>>206-210
ビターシュガー・チョコバーボン>>211-215
満開花見日和>>246-249
ツッコみ所が絶えませんっ!(by一ちゃん)>>250-253
ブレーメンの追跡隊>>254-258
王様ゲーム>>259-262
阿国さんの戦い>>263-267
蛇は蛙が好物らしい>>268-270
シチリアでの小話集>>286-289
パンプキンハザード>>318-321
雪の輝き、小さな夢>>345-348
王ドラなう!>>349-351
聖夜、君に贈り物を>>352-356
聖夜、白なる争奪戦>>357-360
突撃!隣の大掃除>>361-364
年明けのアムール>>365-368
バレンタインのから騒ぎ?>>393-396
I‘m not crying anymore>>397-400
バディファイターズタワー踏破の旅>>429-432
Cherry:CamelotZERO>>437-440
異世界を駆け巡る澄色の猫型ロボット達>>471-478
かの者が残してきたもの>>479-482
虹の島々での小話集>>537-540
グルメフェスを調査せよ!>>541-544
Halloween☆Panic!>>579-582
アンジャッシュネタ>>583-584
「サーヴァントvs○○○シリーズ」
第六天魔王vsカンフー猫型ロボット>>322-325
湖の円卓騎士vs仮面の剣士>>337-340
光の御子vs魔界のプリンス>>341-344
ブリテンの騎士王vsもう一人の闇の魔導師>>401-404
幕末の人斬りvs蒼炎の勇者>>405-408
日輪の姫vs野原家の主婦>>409-412
大統王vs黄色い悪魔>>413-416
五代目風魔頭目vs宇宙忍者>>417-420
太陽の騎士vs赤き吸血鬼>>499-502
島原の乱の指導者vs虚言の魔術師>>503-506
維新の英雄vsウサギの双子弟>>507-510
「桜サイドの快刀家の事情」
三兄編>>389-392
次兄編>>433-436
長兄編>>545-548
「針音ノ時計塔のアリア」
時の輝きよ>>45-47
赤の中のモアイさま>>48-50
青の上のウォーターシティ>>51-54
白の下のバトルロワイヤル>>55-57
黄の外の太陽・・・?>>58-60
その呪文の続きには>>61-66
「誰か」の世界にとってのピース>>67-71
ここに。>>72-76
「決戦前夜」
輝ける希望の星達よ>>114-117
二度の生における旅路>>118-120
「太陽」の焔を>>121-125
「キャメロット城での決着」
現在キャメロット城:正門>>126-127
現在キャメロット城:世界を約50%吸収>>128-129
現在キャメロット城:世界を約80%吸収>>130-133
我らの望む未来>>134-136
太陽のナミダ>>137-141
There are our home here>>142-147
「女性ケロン人小隊襲来」
一の儀、女性ケロン人小隊襲来!>>369-372
二の儀、ささやかな疑念>>373-376
三の儀、偽物と本物>>377-380
四の儀、ゆずれなき信念>>381-384
五の儀、星へ届けるハーモニー>>385-388
「フェアリー・レクイエム〜トリスタンの名を持つ妖精の少女〜」
「トリスタン」は突然に>>549-552
日常ブレイカー?それとも・・・?>>553-556
妖精姫のトマドイ。>>557-560
キミが望むなら、どこまでも連れてゆこう>>561-564
「フェアリー・レクイエム〜謎の妖精の騎士一味〜」
新たな戦いの幕開けの予兆>>585-588
逢瀬とサーヴァント召喚の再認識>>589-592
冬の裏山での怪奇現象の調査>>593-596(更新)
「前後編」
かけがえのない「君」>>26-28>>29-32
戦国時代からの謎の挑戦状!>>87-91>>92-95
苺の彼方をもう一度>>106-109>>110-113
シチリアでの鳥の夢>>271-275>>276-281>>282-285
月夜でのエンゲージ>>326-331>>332-336
雪月に小さな花びらを>>421-424>>425-428
時空鉄道の夜>>483-487>>488-498
カービィだらけ>>511-515>>516-519
ワドワド☆サマーアドベンチャー!>>520-525>>526-530>>531-536
世に放った誠を探しに>>565-568>>569-573>>574-578
「風花月夜伝〜友情よりも、忠義よりも〜」
第一の巻:逆光降臨>>8-10
第二の巻:御一行様之旅珍道中>>11-12
第三の巻:恋せよ浪漫、忍の花に>>13-15
第四の巻:変わりはしないもの>>16-18
第五の巻:生きとし、生ける者。>>19-20
第六の巻:揺るぎない、どうしても。>>21-22
最終の巻:音が導く先>>23-25
「風花月夜伝2〜花は今、光へと舞う〜」
第一幕:異変を告げられし江戸>>216-219
第二幕:渦巻く四方と空>>220-223
第三幕:咆哮の中に在る「声」>>224-227
第四幕:私の輝きの星>>228-231
第五幕:忍び寄る戦いの迫る時>>232-235
第六幕:怨恨開花>>236-240
最終幕:空へ>>241-245
「灯火の星〜第六天魔王の乱〜」
第一の段:わし、参上!>>290-293
第二の段:雷に阻まれるのならば、やることは?>>294-297
第三の段:キミと、光と>>298-301
第四の段:聖地の謎かけを解き明かせ!>>302-305
第五の段:闇夜の城で見つけたのは・・・>>306-309
第六の段:光と闇の諍い>>310-313
最終の段:そして魔王は、悪魔と共に歩き出した。>>314-317
「チェリーワールド×蒸気都市〜夢幻の歯車の光〜」
第1話:ようこそ蒸気都市>>441-444
第2話:風を便りに>>445-448
第3話:決して叶いもしないだろうけど、>>449-452
第4話:魔女の■の讃歌>>453-456
第5話:蒸気聖杯戦争の「目的」>>457-460
第6話:風よ光へと吹け>>461-465
最終話:さよなら蒸気都市>>466-470
- 雪月に小さな花びらを(後編)(その3) ( No.427 )
- 日時: 2025/03/28 17:23
- 名前: 桜 (ID: yjbtW0vq)
二人はましろと一緒にグレイスが渡してくれた地図に示された場所に向かう。その場所に着いた時、ましろは言う。
ましろ(アイシラ)「チェリーワールドのどこにもいないかと思えば、こんなところに移されたんやな。神様の気まぐれかは知らんけど、荒らさずに済んだわ」
そう言ったましろは一旦消えた後、モードレッドは目の前のそれを見る。そこには・・・
モードレッド「あいつの墓は、この雪月花の姿に変えていたのか・・・」
モードレッドは愛おしそうにその鮮やかに色づいた雪月花に変えていたーーーーー元のマスターの眠る墓を見る。タママはそんな彼女に訊ねる。
タママ「この雪月花は・・・」
モードレッド「元はチェリーワールドにオレが立ててやったあいつの墓だ」
モードレッドはその雪月花に静かに手を添えながら彼女の名を呼んだ・・・
「ユキア」
モードレッド「あの時、お前はオレを生かしてくれたから父上や生前の円卓、今のマスターやその仲間に出会えた。ありがとう・・・」
それを見たタママは何かを思い出した。
タママ(エタにゃから聞いた話だが、チェリーワールドにおいてこいつのマスターには二人いる。それしか教えてもらえなかったけど・・・)
タママは溢れ出しそうな気持ちをぐっと堪えながらモードレッドに言う。
タママ「モー公。オレはあっちで待ってるから・・・」
タママが一旦立ち去ろうとしたら、モードレッドがその手を掴んでいた。
モードレッド「・・・今はユキアにはケジメつけたいから教えろ。お前はオレのこと、どう思ってんだ?」
タママ「・・・っ」
タママは自らの恋情が爆発寸前なのを抑えながら頭の中で言おうとした仮初の言葉を浮かんだ。〝何も悪く思ってない。大切な仲間だから放っておけないんだ。叛逆しようともお前は最高の騎士だよ〟と。
タママ(そうだ、それでいい。この気持ちを溢れ出す前に思い浮かんだ言葉を言わなきゃーーーーー)
しかし、タママがモードレッドの方を振り向いたら・・・
彼女は怒るわけでもなく睨みつけるでもない真剣な瞳で泣きそうな表情をしていた・・・
それを見たタママは口をはくはくとさせながら言おうとした。自分のモードレッドに対する想いを・・・
タママ「ボクは・・・同性なら軍曹さんには今も憧れてるし好きですぅ。だけど、異性なら・・・女の子、なら・・・」
タママ「オレは、お前に愛されたい」
タママ「お前はアイルーが好きだって、わかってる、けど・・・」
タママは言葉を続けようとした途端、涙が溢れてしまった。
タママ「ごめん。お前は女扱いされるのは死ぬほど嫌なのに。だからこそお前にオレの想いを押し付けるようなことしたくないんだ。なかったことにしたい。本当にごめん。もうお前にこんな想いを抱かないから・・・」
すると、モードレッドは顔を上げながらタママに告げる!
モードレッド「・・・よく聞け、タママ。このオレはあいりに出会ったことが運命だと思ってる。オレは今でもあいりが好きだよ・・・たとえお前が相手でもこの気持ちを、誰にも譲ることはできない」
それを聞いたタママは涙ながらに首を縦に振ったが、モードレッドは離されようとしていたタママの手をぎゅっと強く握りしめた!
モードレッド「だからこそ、どうしたらいいかわからないんだ。あの人妻不倫騎士がやらかした二股もしたくないしな。だからこそお前に聞いてほしい」
モードレッド「オレは、お前が好きだ」
モードレッド「だけどさっきの言った通り、あいりも好きだから混乱してるんだ。オレに好きな奴が二人いるなんて、それこそがクソみてーなのに・・・だけど、見てるだけでは本当に寂しい・・・こんななりだから、付き合うことはできないけど、オレを好きでいてくれないか?タママ」
それを聞いたタママはモードレッドをガバッと抱きしめた!
タママ「バーカ。その言い方はずるいよ。モー公・・・!」
タママの泣きながら赤くなった表情を見て、モードレッドはこれ以上ないぐらいのときめきと愛しさを覚えた・・・
すると、カレカノシチュスタンプカードが光り出し、五つ目のスタンプが印された!
ましろ(アイシラ)「なーんだ、叶ったんやなー。〝好きな人に告白する〟って」
タママ「えっ、それじゃ・・・」
モードレッド「ちげーから!スタンプを印させるためにあんなこと言ったわけじゃねーよ!」
タママ「タマッ!?」
それを聞いたタママは顔を真っ赤にして、そっぽ向いていたモードレッドも同じぐらい顔を赤くしていた・・・。
その数時間後、二人はとある町の宿に着いた後にタママが温泉に入っていた。
タママ「いい湯ですぅ〜。なかなかのサービスですぅ」
タママがリラックスしていたら、ドアをカララと入ってきた人物がいた。すでに裸にタオルを巻いた状態のモードレッドだ。
タママ「タマッ!?モー公!?」
モードレッド「いや、混浴だってさ。パンフ見なかったのか?」
タママ「そういやそう記されていないような・・・」
しかし、モードレッドの華奢な身体を見たタママは彼女から顔を赤くなりながら離れた。
タママ「だけど、オレはお前を襲いたくない。好きなんだ・・・」
すると、モードレッドがタママをくいっと自分の身体に寄せさせた!
モードレッド「わかってるさそのぐらいは・・・オレがもうちょっと整理するまで、待ってろ」
タママ「・・・!うん」
すると、カレカノシチュカードが光り出して、六つ目のスタンプが印された!
ましろ(アイシラ)「うちの〝二人で仲良くお風呂に入る〟っていう願い叶えてくれてありがとうな。んで、あのあと一線超えたんか?」
タママ「そんなことしてない!(顔真っ赤」
ましろ(アイシラ)「そうかー」
その数分後に宿を出たあと、タママは歩きながらモードレッドに訊ねた。
タママ「こんな時に言って悪いと思ってるけど聞くわ。あのさ、ツーたんに対して思うことはない?」
モードレッド「ツーストに対して思うことは、なぁ・・・」
モードレッドは一息つきながら答えた。
モードレッド「オレはスマブラ屋敷に着いた時にあいりとツーストが付き合ってるのを知ったって思われてそうなんだけど、本当はその前にみくるから聞いてたんだよ」
タママ「みくるが・・・!それを聞いてどう思ったんだ?」
モードレッド「あいりを泣かす奴だったらぶっ殺してたところだったんだがな・・・予想に反してあいり一途だし、男のくせに乙女かって思うところはあるし、周囲にはイジられてでも人望もあるし根はいい奴だし。そんな男をあいりが好きにならないわけねーじゃん。だからといって諦めるわけじゃねーけど」
タママはモードレッドの後ろ姿を見ながら切なそうな表情をしていたが・・・
タママ「軍曹さんも人徳もなくていいところだけはちゃっかり持っていくくせに根は善人だから好かれやすいんだよー。王ドラさんもオレに対してもこき使ってよくえげつない方法を取るし丁寧な感じで口悪いし、変なことを思い付いてはよくやらかすけれど・・・なんだかんだでちゃんと心配してくれるから、みんなには慕われてるんだよね」
モードレッド「あー、あいつらに関しては言えてるかもな。オレンジダヌキはあれだけ矢印向けられてるくせに誰も手を出してねーし。男相手だったら貢がせそうではあるけど」
タママ(誰も手を出してない理由がちょっと違うと思う;)
すると、ましろが笑顔ながらに二人に話しかけてきた!
ましろ(アイシラ)「二人とも、なんか楽しそうやなー。アタシも話してええ?」
モードレッド「いいぜ。ユキアのことだろ?」
ましろ(アイシラ)「うん。あの子は小さい頃から人とあんまり関わりたがらなくて自分の意見をはっきりと言えない子やったんや。とろくさいかったんよ、勉強はできるし魔法だって使えるし。でも、アタシは放っておけんかったなぁ。ひとりぼっちはどう考えたってかわいそうや」
タママ「そうだったのか・・・」
重い話ながらもましろは飛びながら笑顔を振りまいた。
ましろ(アイシラ)「あんたらが自分の仲間のことで語り合ったから、アタシも思わず話しちゃった。だって楽しそうやったもん・・・」
すると、ましろの身体が突然消え始めていた!
タママ「おい!ましろ、身体が・・・!」
ましろ(アイシラ)「・・・ああ、そうやったんか。最後のが叶えちゃったんやなぁ・・・」
それと同時に七つ目のスタンプが印されていた。そう、ましろの最後の願いは・・・
ましろ(アイシラ)「〝友達と語り合いたい〟っていう願いが・・・」
ましろは身体が消えかけながら呟いていた。
ましろ(アイシラ)「もしも、アタシやユキアがタママ君みたいな人やその仲間達に会えていたら、きっといい友達になった気がするね」
モードレッド「だったら・・・」
モードレッドはましろを見上げながら笑みを浮かべた・・・
モードレッド「だったら、生まれ変わりゃいいじゃねーか。今度は、ユキアと一緒に」
ましろ(アイシラ)「・・・ははっ。そうだね!」
「ありがとう」ーーーーー。ましろは一筋の涙を流しながら、二人に見守られて成仏した。来世こそ、ユキアと共に生まれ変われるように・・・
モードレッド「タママ。ましろは・・・」
タママ「いいよ。もう知ってるから」
モードレッド「!そうか・・・」
二人は笑い合いながら、次第に光に包まれていった・・・
- 雪月に小さな花びらを(後編)(その4) ( No.428 )
- 日時: 2025/03/28 17:26
- 名前: 桜 (ID: yjbtW0vq)
ケロロ「・・・二等!タママ二等!」
タママ「ん・・・」
タママは気付いたら元いた場所でケロロ達に囲まれながら目を覚ましていた。
タママ「軍曹さん・・・みんな・・・?」
パーシヴァル「よかった意識が戻って・・・!」
ギロロ「やっと起きたか。全くまた昼寝でもしたな?」
王ドラ「いや、また夜中にゲームでもしたんでしょうね」
クルル「いや、おそらく俺が開発したあのマッサージチェアに座ったんだなァ」
タママ「あの・・・モー公は?」
ドロロ「今もまだ寝てるでござる。ガウェイン殿らがなんとか起こそうとしてるところでござるが・・・;」
ガウェイン「モードレッド、起きなさい!夕食前に昼寝はダメですよ!」
ガウェインに起こされてもなお寝ているモードレッドを見て、タママはわずかながら思う。
タママ(あの出来事は・・・夢・・・?)
しかし、自分の横にはなんと、制覇済みのカレカノシチュスタンプカードが置いてあった・・・!
タママ(夢じゃ・・・なかった・・・!)
トリスタン「ん?タママ殿、なんですかそのスタンプ」
タママ「いや、なんでもないですぅ!」
一方、モードレッドを叩き起こそうとするガウェインを見たベディヴィエールが自分の銀の右腕の義手を構え始めた。
ベディ「ガウェイン、手伝いまスイッチオン」
アイオーン「ヴッ;(制止」
ツースト「気持ちはわかるが、無理に起こそうとすんなよ;あーもー・・・モーさん、もう起きろ。あいりがもうすぐ来るから・・・」
モードレッド「むにゃ・・・」
クロス「む、起きそうな雰囲気はしているが・・・」
モードレッド「オレ・・・タママと雪月界を冒険したり・・・一緒に宿に泊まったり温泉に入ったり・・・ライダーのサーヴァントと会ったり雪の女王を助けたり・・・お互いに告ったのを言わねーよ・・・むにゃ・・・」
モードレッドがまた寝てしまった瞬間、大半の全員は一瞬だけ沈黙した後・・・
マタドーラ「はあああああー!!?どういうことだよ!!?」
キッド「お前らマジかよ!!?」
パーシヴァル「とうとう想いを告げたのですか!?」
タママ「こ、これは・・・」
王ドラ「私を出し抜くだなんて・・・白杖しなさい!!」
タママ「いやですぅー!!」
それを見たベディはガウェインに話しかけた。
ベディ「ガウェイン卿、あくまでもモードレッドの寝ぼけたことですの、で・・・」
その直後、ガウェインがガラティーンを構えながら立ち上がった!
ベディ「え?なんですかその反応・・・」
ツースト「!!逃げろお前ら!!ガウェインに殺される!!」
タママ「ゲェーッ!!?」
一方、桜は何らかのモニターを見ながら呟く。
桜「そう。二人の反応がないなと思えば、雪月界に飛ばされていたのね・・・しかも、ご丁寧にそこにあったダークパイプオルガンの反応が消えて・・・」
クレハン「ともあれこれで脅威はひとまず消えたってわけだな。どうする?」
桜「とりあえず完了で行くわよ(つか、いい加減に黄泉の居所を突き止めなきゃいけないし・・・それに・・・」
一方、とある海の崖の上で二人の女性が立っていた。すでに退去していたはずのアンメアだ。
アン「てっきりあの世界から退去するかと思いましたが、こちらのチェリーワールドに飛ばされるだなんて・・・」
メアリー「まあ何らかの巡り合いがあったってことだ。さてあの二人の行方探しを兼ねつつ、まずは・・・」
アンメアはそれぞれの武器を持って、ある船の上で盗みを働いているモブ海賊の方に飛んだ!
アンメア「そのお宝を強奪だ!!」
その数日後の昼頃、タママはいつもの如く呼び出されたことでモードレッドらの住む白金のマンションの前にいた。
・・・いや、いつもというよりも少しだけ変化はあった・・・!
モードレッド「よう!よく来たな!」
タママ「おう」
本当の恋人になったわけでもない。だけど、
あの花舞った雪月花の下での日から前よりもちょっと違う挨拶。ただそれだけ。
おしまい
「後書きという名のおまけ」
桜の城ではようやくあいりやランスロット達が駆けつけてきた!
ランスロット「ツースト殿、アイオーン殿!遅れてすまなかった!」
ツースト「よく来たな・・・」
アイオーン「・・・」
あいりは慌てた様子でツーストに訊ねた。
あいり「モーさんは?」
ツースト「今あの部屋のベッドの上で寝てるよ。多分そろそろ起きてるんじゃねーか?」
あいり「行きましょう、ガレスちゃん!」
ガレス「はい!我が王も少しでも心配した様子でしたので・・・!」
あいりとガレスがモードレッドの眠る部屋に行った後、何らかの破壊音が響いた!
ランスロット「!?敵襲か!!?」
ツースト「いや敵襲じゃないと思うぜ!」
ランスロット「じゃあ、何があった?ガウェイン卿らも大丈夫か?」
ツースト「大丈夫だと・・・思うが・・・;」
アイオーン「・・・;」
一方、破壊音が響き渡った部屋では・・・
ガウェイン「転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)ーーーーー!!!」
先ほどのモードレッドの寝言を聞いて暴れたガウェインの宝具を王ドラが改造していたひらりマントで防いだ!
王ドラ「やめて下さいよ!城を壊したら作者に怒られますよ!」
ガウェイン「黙れトリスタンやモードレッド、パーシヴァルが手籠めにされた原因を作っておきながら・・・!!」
王ドラ「そんなことしてませんよ!!」
二人が戦う様を見たベディがキッドに訊ねた。
ベディ「あれはどういうことですか!?」
キッド「タママとモードレッドが親しくなったのを知ったガウェインがかなり気に入ってなくてさ、それでオレらは前よりも目をつけられてたんだよ!それをトリスタンが漏らしやがったんだ!」
トリスタン「ええ。ですが、あの二人は兄妹仲がよろしくないので何も思わないと思っていたので・・・」
ベディ「トリスタン卿、あとでお話があります(^ω^#)」
一方、当のタママは震えながら横にいるパーシヴァルに声をかけられていた。
パーシヴァル「マスター!義兄上に認めてもらう可能性は残されてあります!」
タママ「やめて今言うことじゃないですぅ!!」
そのあと、その部屋にいた全員が騒ぎを聞いて駆けつけた桜に怒られたことは言うまでもない。ランスロットやガレス、あいりは騒動の最後まで知らされていないので「?」となっていた。
以蔵「聞いちょったき!おまん、とうとうモー公に告白したんか!」
クー「しかも、そのモー公からも告白されるなんてやるじゃねーか!」
タママ(昨日の話なのになぜ知ってる!!?)
最後にましろのデータ。
・ましろ/アイシラ
雪月界に飛ばされていたタママとモードレッドの前に現れた幽霊の少女。関西弁で喋り、自分の姿が見えた二人に対して自分の未練を解決させるべく七つのスタンプカードにしたカレカノシチュエーションを行うよう命じた。性格ははつらつとした明るい性格だが、下ネタが好きな今時の思春期女子。その正体はモードレッドの前のマスター・ユキアの親友アイシラであり、喋る関西弁はエセであった。
よかったかな?感想OK
- バディファイターズタワー踏破の旅(その1) ( No.429 )
- 日時: 2025/04/03 20:37
- 名前: 桜 (ID: xBZTpQ7s)
今回はカービィハンターズ2編!(今更)ようやくカビハン2を買ってプレイしたことが執筆を決意した理由。
「小ネタ」桜の木の下では
ガレス「桜ですかー!」
ガウェイン「流石ニホンの風流ですね」
満開する桜の花を見て見惚れた多くのサーヴァント達。ベディはその中でも一際美しい桜を見た。
ベディ「王、あそこには一番綺麗な桜があります!」
騎士王「どれ。本当だ、綺麗だ・・・(できれば、ここに彼がいてくれてたら・・・」
王ドラ「でも、一番綺麗な桜の木の下には死体が埋まってるという話があると聞いてるのですが(黒笑」
ベディ&騎士王「」
ロム「何言ってんだテメェェェェェー!!!(激怒&王ドラに拳骨」
王ドラ「ぎゃんっ!!」
追記:あくまでもそういう話なだけですが、嘘ではないらしいので完全な迷信とは言い切れない。怖いな・・・;
ノッブ「みんなも大好き本能寺〜♪」
桜咲く季節、カービィ直属のサーヴァント・アーチャーの第六天魔王はいつものように賑わう街を歩いていた。日本においても平和の象徴なので気に入っているようだ。
ノッブ「この街やクロスオーバーを含めて日本は滅びには向かわんということじゃな。良きかな良きかな。あ、この干し柿は美味そうじゃー」
ノッブは屋台から買ってきた干し柿を食べようとしてベンチに座ったら、自分の弟である織田信勝ことカッツが走ってきた!
カッツ「姉上ぇー!!」
ノッブ「げぇっ、信勝!!もしや追ってきたのか!?」
カッツ「それもありますよ!いや、それだけではなくて!」
カッツから話を聞いたノッブは思わず叫んだ!
ノッブ「なんじゃと!?カービィがあのペンギン大王と仮面から果たし状を受けたじゃとぉぉぉぉぉー!!?」
なんと自分のマスターであるカービィがメタナイトとデデデ大王から果たし状を受けたのだ!桜サイドではデデデは違うとして、メタナイトとカービィが恋人である同時に好敵手であるのを知っているのだが・・・
ノッブ「もしや喧嘩別れしたのか?」
カッツ「いえ、違いますよ;単なるバトルの話だと思いますが」
ノッブ「プププランドを含めたスマブラの基準ってなんじゃろうな・・・まあよい。カッツ、案内しろ!」
ノッブ「はい!」
一方、当のカービィはメタナイトとデデデ大王から果たし状を受けて、二人が待つであろう塔に向かうために色々と準備していた。
カービィ「うん!これでOKだね!」
クルーク「準備はともかく問題はバディだろう?それは大丈夫かい?」
カービィ「うーん、バディはバンワドやマホロアやグーイ辺りに頼もうと思ってるんだけど」
クルーク「あいつらはやめといた方がいい;(別の意味で)変な予感しかしない」
カービィ「えー、そうなの?」
すると、ドアをバンと開く形でノッブ(とカッツ)が入ってきた!
ノッブ「カービィ!あの二人から果たし状を受けたんじゃったな!?」
カービィ「!」
すると、カービィはノッブの手を掴みながら言う!
カービィ「ノッブ!お願い、ボクのバディにもなって!」
ノッブ「は?」
カッツ「!?」
その数分後、例の塔である「バディファイターズタワー」の下ではカービィとノッブがそこに立っていた。
今回はカービィファイターズ2編!
- バディファイターズタワー踏破の旅(その2) ( No.430 )
- 日時: 2025/04/03 20:39
- 名前: 桜 (ID: xBZTpQ7s)
バディファイターズタワーの下で
ノッブ「なるほど。要は対決でのバディにわしを選んだというわけじゃったか・・・」
カービィ「えっ?なんかダメだった・・・?ボクのサーヴァントだから、一緒に行けると思ったんだけど・・・」
ノッブ「いや、そんなことはない。むしろお主はこのわしに大抜擢をしたのじゃ。できる限り力を貸してやろう!(やばい、思わずゾクゾク(意味深)したではないか・・・」
カービィ「ありがとう、ノッブ!」
二人がバディファイターズタワーに入った後、それを後ろの茂みから見ていたカッツやクルーク達が出てきた。
クルーク「キミの姉上、なんとかやってくれそうだよ。なんかカービィにデレてるし;」
カッツ「変なこと言わないでくれるか!つか、なんでお前らまで来るんだよ!」
クルーク「だって気になるじゃん!カービィ大好き組やカービィとシャドーの純潔を守る同盟やギャグカオス組に勘付かれたらヤバいし・・・OTL」
カッツ「上二つのはなんなんだよ!!?」
すると、横でそれを見ていたクルーク直属のサーヴァントのライダー・女王メイヴが彼に聞く。
メイヴ「ねぇ、まさかそいつらの撃退要員で私を連れ出したってわけ?」
クルーク「うん・・・キミは男性特攻のスキルや宝具を持ってるし・・・;」
メイヴ「私にカービィとノッブの戦う光景を見させろってことね!捕らわれること以上の狼藉だわこれ!羨ましくなんか・・・ないんだから!」
クルーク(こっちもカービィにデレてんのか;)
カッツ「とにかく塔に入るぞ!姉上や姉上のマスターに気付かれたらまずいから変なことするんじゃないぞ!」
クルーク「うん(あ、一緒に行かせてはくれるのか〜」
一方のカービィとノッブはバディファイターズタワーで立ちはだかってきた相手を次々と倒していった。
カービィ「コピー能力にパラソルならなんとかやれるね!」
ノッブ「わしはアーチャーじゃからな。ならば、近接戦に長ける能力は必要である」
カービィ「うん!」
そして5階に到達した際、ツインウィスピーウッズが立ちはだかってきた!
カービィ「ツインウィスピーウッズ!」
ウィスピーウッズA「来たか私のカービィ・・・って、誰だそいつ!?」
ウィスピーウッズB「私のカービィのバディになるとは・・・あと、お前のじゃないだろ!」
ノッブ(なんかわしが間男みたいな扱いじゃな)
しかし、ノッブは自分の火縄銃をツインウィスピーウッズに構えた!
ノッブ「まあよい。お主らには大人しく倒されてもらおう。カービィはわしが守ってやる」
ウィスピーウッズA「女のくせにイケメンだとは・・・!!」
ウィスピーウッズB「あと、そのセリフは羨ましい!!」
一方、少し離れたところの茂みからそれを見ていたカッツは悶絶した。
カッツ「うぎぃぃぃぃぃー!!!姉上に守ってもらえるだなんてー!!」
クルーク「こっちはカービィに嫉妬かよ!?」
ツインウィスピーウッズがリンゴ落としなどの攻撃を繰り出す中でも二人は歴戦なのか彼らの体力を徐々に削れていった!
ノッブ「おお、やるのう」
カービィ「当たり前じゃん!ポップスターの英雄を甘く見ないでよね!」
ツインウィスピーウッズはこのままではやられると思い、片方が飛んできた!
カービィ「!来るよ!避けて!」
ノッブ「え?」
その片方が地面に降りていったが、その近くにいたノッブは間一髪で回避した!
ノッブ「あれが即死攻撃というものか!?」
カービィ「うん、大抵潰される;」
それを見て唖然となったカッツとメイヴに対してクルークはすかさずフォローしようとしていた。
クルーク「あ、あれはびっくりだよね。木のくせに飛んじゃうから・・・」
メイヴ「あれみたいな木のモンスターはいた気がするけど、流石にあそこまでは飛ばないわ!!」
クルーク「いるの!?」
一方、先程の件で躍起になったノッブは自分の霊基を分割させてまで何かを取り出そうとしていた!
ノッブ「こうなればこれじゃ!」
ノッブが取り出したもの:ちびノブ
ちびノブ「ノッブ!」
すると、そのちびノブを始めとして一体から大増殖を起こしてツインウィスピーウッズを囲い込ませた!
ツインウィスピーウッズ「な、なんだー!!?身動きが取れないーーーーー!!!」
それによりツインウィスピーウッズが戦闘不能になった後、カービィはキラキラと輝くような瞳でノッブに聞いてきた!
カービィ「すごい!キミから出てきたマスコットー!?」
ノッブ「正確にはわしの部下じゃが・・・いや、このわしでなくとも色んなところに仕えてるなあれは」
それを見たクルークはカッツに聞いた。
クルーク「あれはキミの部下だったりする子もいるのかい?」
カッツ「あいつらの上司は姉上だ!!」
クルーク(そこは認めちゃうんだ!?)
一方、当のメタナイトは上がって来るであろうカービィの様子を見るために最上階で望遠鏡を構えていた。
メタナイト「やはり来たか、私のカービィ・・・私のところに来るまで変なことにならないといいが・・・」
デデデ「お前の今のそれも変なことゾイ;順調に勝ち上がっているが・・・ん?バディは何やら女ゾイ。よく見れば美人だが」
メタナイト「は?」
すると、メタナイトが望遠鏡で見渡すとカービィの隣にいるノッブを見つけた!
メタナイト「やはりか!!あの女、よくもいけしゃあしゃあと私のカービィと・・・!!」
デデデ「カービィが契約してるサーヴァントで、しかもバディだから仕方ないゾイ!というわけだから、こっちはメタナイトを落ち着かせないといけないから頼むゾイ・・・;」
一方、カービィとノッブは上の階を勝ち上がり、その先の20階で待ち受けていたダブルスエッジと対峙していた!
カービィ「あれはダメだ!炎の剣もある!」
ノッブ「あれは魔剣の類ではないよね!!?」
一方、それを陰ながら見たカッツはさらに憤慨していた!
カッツ「あいつら姉上を本能寺にさせるつもりかぁぁぁぁぁー!!!」
クルーク「ダメだカッツ!二人に気付かれたらどうするんだよ!?」
ノッブはダブルスエッジの攻撃に思わずよろけそうになるが、カービィがコピー能力・ウォーターでツインズエッジになみのりで攻撃しだした!
カービィ「やっほー!水浴びー!」
そのままツインエッジが倒される中でカービィはそのままなみのり状態で上階に駆け出した!
ノッブ「どこに行くのじゃー!!?」
一方、その上階に上がった瞬間にそこで二人を待ち受けた姿があったデデデ大王とメタナイトを踏み出した!
ノッブ「んなあっさりーーーーー!!?」
それを見たカッツは思わず驚嘆していた。
カッツ「あんななみのりで・・・;」
クルーク「いやあれを見て!」
しかし、突然二人の姿が二人のワドルディの姿に変わり、そのワドルディ達は二人を見た途端に逃げ出した!
カービィ「あれー?」
ノッブ「どうやら影武者のようじゃな・・・」
一方、それを見た三人はメイヴが思わず舌を噛んでいた。
メイヴ「こんな影武者を出すなんて・・・!」
クルーク「二人とも、それだけ本気だってことじゃないかい?いや、カービィ組の場合は本気はいつものことだけどね」
カッツ「まるで僕達が生きた戦国時代に似てるような性質だな・・・」
一方、デデデは自分達の影武者がウォーターカービィのなみのりでやられたことを知って叫んだ!
デデデ「どうせならもっと苦戦しろゾイ!でないとこっちがヤバいゾイ!!」
メタナイト(▼益▼#####)←ギャラクシアで素振りしてる
あ、こっちもヤバいことになってたOTL
大王様、相変わらず不憫・・・;
- バディファイターズタワー踏破の旅(その3) ( No.431 )
- 日時: 2025/04/03 20:41
- 名前: 桜 (ID: xBZTpQ7s)
いよいよ後半に近づいてきたな
カービィとノッブは本物の二人が待つであろう上の階を目指すべく歩いている途中でノッブは聞いた。
ノッブ「ところで奴らからの果たし状は読めたか?」
カービィ「ううん。全然」
ノッブ「そうだよネー」
すると、35階に登ったらカービィの影から生まれた鏡の国の戦士であるシャドーが立っていた。
シャドー「カービィ、待ってたよ」
ノッブ「何奴じゃ!?」
カービィ「あ、シャドー君!キミも来てたの!?」
ノッブ「同じ顔で友人関係!?」
一方、それを陰ながら見ていたカッツはクルークに訊ねる。
カッツ「あのピンク玉をグレーにしたような奴はなんだ?」
クルーク「シャドー。元はカービィの心の闇から生まれた影で、今は鏡の国の戦士だよ。あと、スマブラにも参戦してるんだ。カービィと同じく悪い子ではないよ」
メイヴ「鏡の国・・・なんか背中合わせみたいな名前の感じね」
一方、シャドーを前にしたカービィは彼女と同じくコピー能力ソードの姿で剣を構えた。
カービィ「ちょうどいいから戦ってみたかったんだ」
シャドー「奇遇だね。ボクもだよ・・・!」
あえて見守る立場についてまで二人が剣を交わるのを見たノッブは思わず驚嘆する。
ノッブ(どっちもなかなか容赦のない部分はあるが、そうでないと勝てんか・・・)
カービィはシャドーの剣を交わる最中に思わず楽しみを見出してしまいそうになる。
キンッ!キンッ!
カービィ(なんかいいなこれ・・・)
しかし、その隙をシャドーのスピニングソードで突かれそうになった!
カービィ「っ!」
シャドー「もらった!」
しかし、カービィはそれを間一髪で回避する!その直後、天空に剣を掲げて・・・
カービィ「スカイエナジーソード!」
シャドー「がっ・・・!」
シャドーがそれにより剣を遠くに弾かれた後、カービィは一息つく。
カービィ「楽しかった?」
シャドー「・・・うん。よかったんじゃない?」
それを見たクルークは二人の戦いの時との変わりぶりにに思わず感心してしまった。
クルーク「あの二人はあれでも容赦ないところは同じだからなー」
カッツ「何感心してるんだ。二人とも剣に楽しみを覚えそうになってたんだけどな」
クルーク「え?」
カッツ「なんでもない。個人的なことだ!」
一方の別れ際にシャドーはノッブに伝言した。
シャドー「あ、そこのキミ。なんか上がヤバくなってるそうだから気をつけてね」
ノッブ「変な死亡フラグはやめい!」
その後、二人がその道中で敵を倒しつつ40階にまで登ったらそこにはデデデとメタナイトが待ち受けていた!
カービィ「あ、デデデ!」
デデデ「カービィ、よく来たゾイ。ちょうどいいのかもしれないが・・・;」
メタナイト(▼益▼###)キサマハキリフダデブッコロス・・・!!!
ノッブ(((((;°д°)))))わしヤバいことになるよネ!!?
メタナイトが嫉妬でノッブに怒り心頭。デデデはよく見たら傷があちこちとあるし・・・;
カービィ「デデデ、なんか怪我してない?」
デデデ「なんでもないゾイ;ではバトルを始めるゾイ!」
バディファイトが始まる中でコピー能力のハンマーカービィと戦うデデデを見たメイヴは思わず感心する。
メイヴ「あのペンギン大王、てっきり強さも自称かと思ったらなかなかやるじゃない」
クルーク「大王はとにかく不憫でひたすら不憫で主に裸族や王ドラを始めとしたトラブルメーカー達から請求書を送られてるほど不憫なんだけど、強さは伊達じゃないからねー;あと、亜空の件では影のMVPだし」
カッツ「最後以外は言わなくていいだろ!?あと、裸族ってなんだよ!?」
一方のメタナイトの方はノッブにひたすら集中攻撃しており、その凄まじい勇猛ぶりは彼女を圧倒させるほどだった。
ノッブ(ヤバいヤバい!!いくらわしでもこのままじゃ死ぬわ!?)
すると、ノッブが空中から火縄銃を取り出した後それを足場にして二人に砲撃を放った!
ノッブ「仕返しじゃぁぁぁぁぁー!!!」
メタナイト「っ!!」
デデデ「わしを巻き込むとはぁぁぁぁぁー!!!」
それによりデデデとメタナイトは戦闘不能寸前にまでなり、メタナイトの方はなんとか起き上がろうとする。
メタナイト「ぐ・・・」
しかし、デデデが自身の懐からマキシムトマトを取り出して、それを半分食した後彼に投げつけた!
デデデ「立て!そこで諦めるお前ではないゾイ?」
メタナイト「・・・!」
メタナイトはすかさずキャッチしたマキシマムトマトのもう半分を食べた後、二人は連携技を繰り出し始めた!
デデデ「これがわしらの連携技ゾイ!」
メタナイト「それを存分に堪能するがいい!」
二人の連携技に流石のカービィも疲れ始めていた!
カービィ「ヤバい。このままじゃやられるね・・・;」
ノッブ「ウソじゃろ!?わしでも抑えきれないというのに・・・!(このままじゃあのグレーのが言ったことが現実に・・・!」
すると、ノッブは何か青い欠けた三角のようなものを見つけた。
ノッブ「これはなんじゃ?」
カービィ「それは・・・!ボクの方も見つけたら使えるかも!」
カービィは横を見ると、ノッブが見つけた三角のようなのを赤くしたようなものを見つけた!
ノッブ「そんなので何をするんじゃ?」
カービィ「こうするんだ!」
二人がその三角をくっつけさせたら、バディにとって決戦とも言えるバディシューティングスターが完成した!
ノッブ「これは・・・!」
カービィ「乗って!勝てるよ!」
カービィの言葉にノッブは頷いた後、彼女の手を取る形でバディシューティングスターに乗った!
デデデ「おい!このままじゃやられるゾイ!!」
メタナイト「あのバディシューティングスターまで出すとは・・・!」
デデデとメタナイトの二人は思わず回避しようとするが、そのバディシューティングスターから出る星弾を二人に当たらせた・・・!
カービィ&ノッブ「行くぞ!バディシューティングスターァァァァァー!!!」
二人がバディシューティングスターから放ったビームによりデデデとメタナイトの二人が倒された!
カッツ「すごいな・・・!」
クルーク「まさかバディシューティングスターにまで出すなんて・・・!」
その直後にデデデはボロボロの状態でメタナイトを抱えながら立ち上がった!
デデデ「これで終わりじゃないゾイ。これより上の50階で待ってるゾイ!」
カービィ「あっ、待って!」
デデデがメタナイトを連れて逃げた後、バディファイターズタワーが揺れ始めた!
ノッブ「えっ、地割れか!?」
少し長かったように感じた揺れが止まった後にカービィは上を見た!
カービィ「ねえ!さらに上の階ができちゃってるよ!」
ノッブ「なんじゃとぉぉぉぉぉー!!?」
なんとバディファイターズタワーがさらに上の階を上がらせていたのだ!デデデの言う通り、本当にそのてっぺんである50階で待ち受けているのだとしたら・・・
ノッブ「行くのか?」
カービィ「うん。行く(きっぱり」
ノッブ(わしのマスターでも思わず呆れるぐらいけろっとしているな・・・)
カービィとノッブの二人が50階に登りに向かった後、メイヴが捲し立てた!
メイヴ「ちょっとどうする気!?クーちゃんを追う時間がなくなるじゃないの!」
クルーク「悪いけどもう少し付き合って;カッツも来るよね?」
カッツ「もちろんだ!」
それを聞いたクルークとメイヴが頷いた後、50階に向かう中でカッツはふと置かれた状態であるバディシューティングスターを見た。
カッツ「これも持って行った方がいいのか・・・?」
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