二次創作小説(紙ほか)

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日常日和。5
日時: 2026/02/19 19:29
名前: 桜 (ID: YKgE9blb)

おかげさまで日常日和。も5という節目で新しく迎えることができました。ここに至るまで色々と混乱があり悩みもしましたが、考えた末にこの先に何があってもこれまでの続きを執筆したいという気持ちで新スレッドに至れました。色んな意味で変わる場合もあり混乱はすると思いますが、私は私で頑張りたいと思いますのでご存じの桜サイドやこれまでに出てきた新たなサーヴァント達も含めてどうぞよろしくお願いします!


「目次」


「短編」
The Reverse Night>>1-5
聖夜怪盗☆シークレット>>6-7
デンジャー☆スクランブル>>33-36
僕もまた、運命に導かれて>>37-38
うちの護衛のママ侍さん>>39-42
とある雪月花の羽根。>>43-44
アスパラ☆クライシス!>>77-83
運びを巡る機関車と謎のトレインハンター>>84-86
僕の果実のボク>>96-100
黒の感情・白き純潔>>101-105
ツイセキ☆トラブル!>>148-152
イモーターウォーズ>>153-156
◯◯透視の試用モニター>>157-161
こっちを向いて、愛してると言って!>>162-165
Halloween rabbit!>>166-169
湖の騎士は星の戦士の●●に夢を見るか?>>170-172
ランデブー☆メタモルフォーゼ>>173-176
鯖組メインでファンタパロ>>177-179
雪の記憶、冬の華>>180-183
ある冬の日のアムール>>184-187
クリスマスに追いかけっこ!>>188-191
クリスマスにネガイゴト>>192-196
小さきパンダのガレット・デ・ロワ>>197-200
宇宙の中の不思議の国>>201-205
スキ!スキ!スキー!>>206-210
ビターシュガー・チョコバーボン>>211-215
満開花見日和>>246-249
ツッコみ所が絶えませんっ!(by一ちゃん)>>250-253
ブレーメンの追跡隊>>254-258
王様ゲーム>>259-262
阿国さんの戦い>>263-267
蛇は蛙が好物らしい>>268-270
シチリアでの小話集>>286-289
パンプキンハザード>>318-321
雪の輝き、小さな夢>>345-348
王ドラなう!>>349-351
聖夜、君に贈り物を>>352-356
聖夜、白なる争奪戦>>357-360
突撃!隣の大掃除>>361-364
年明けのアムール>>365-368
バレンタインのから騒ぎ?>>393-396
I‘m not crying anymore>>397-400
バディファイターズタワー踏破の旅>>429-432
Cherry:CamelotZERO>>437-440
異世界を駆け巡る澄色の猫型ロボット達>>471-478
かの者が残してきたもの>>479-482
虹の島々での小話集>>537-540
グルメフェスを調査せよ!>>541-544
Halloween☆Panic!>>579-582
アンジャッシュネタ>>583-584
続☆年明けのアムール>>611-614
ガチンコ節分バトル>>635-638
嗚呼、バレンタイン!>>651-654


「サーヴァントvs○○○シリーズ」
第六天魔王vsカンフー猫型ロボット>>322-325
湖の円卓騎士vs仮面の剣士>>337-340
光の御子vs魔界のプリンス>>341-344
ブリテンの騎士王vsもう一人の闇の魔導師>>401-404
幕末の人斬りvs蒼炎の勇者>>405-408
日輪の姫vs野原家の主婦>>409-412
大統王vs黄色い悪魔>>413-416
五代目風魔頭目vs宇宙忍者>>417-420
太陽の騎士vs赤き吸血鬼>>499-502
島原の乱の指導者vs虚言の魔術師>>503-506
維新の英雄vsウサギの双子弟>>507-510


「桜サイドの快刀家の事情」
三兄編>>389-392
次兄編>>433-436
長兄編>>545-548


「針音ノ時計塔のアリア」
時の輝きよ>>45-47
赤の中のモアイさま>>48-50
青の上のウォーターシティ>>51-54
白の下のバトルロワイヤル>>55-57
黄の外の太陽・・・?>>58-60
その呪文の続きには>>61-66
「誰か」の世界にとってのピース>>67-71
ここに。>>72-76


「決戦前夜」
輝ける希望の星達よ>>114-117
二度の生における旅路>>118-120
「太陽」の焔を>>121-125


「キャメロット城での決着」
現在キャメロット城:正門>>126-127
現在キャメロット城:世界を約50%吸収>>128-129
現在キャメロット城:世界を約80%吸収>>130-133
我らの望む未来>>134-136
太陽のナミダ>>137-141
There are our home here>>142-147


「女性ケロン人小隊襲来」
一の儀、女性ケロン人小隊襲来!>>369-372
二の儀、ささやかな疑念>>373-376
三の儀、偽物と本物>>377-380
四の儀、ゆずれなき信念>>381-384
五の儀、星へ届けるハーモニー>>385-388


「フェアリー・レクイエム〜トリスタンの名を持つ妖精の少女〜」
「トリスタン」は突然に>>549-552
日常ブレイカー?それとも・・・?>>553-556
妖精姫のトマドイ。>>557-560
キミが望むなら、どこまでも連れてゆこう>>561-564


「フェアリー・レクイエム〜謎の妖精の騎士一味〜」
新たな戦いの幕開けの予兆>>585-588
逢瀬とサーヴァント召喚の再認識>>589-592
冬の裏山での怪奇現象の調査>>593-596
○○○の○○は蜜の味>>597-600
偶然による○○の連鎖>>615-618
想いの交錯>>619-622
赤い猫の足跡、再び>>623-626
残された傷跡・・・そして、始動>>627-630


「フェアリー・レクイエム〜妖精の夢の中で〜」
何かが鳴り響くとき>>655-658(更新)


「前後編」
かけがえのない「君」>>26-28>>29-32
戦国時代からの謎の挑戦状!>>87-91>>92-95
苺の彼方をもう一度>>106-109>>110-113
シチリアでの鳥の夢>>271-275>>276-281>>282-285
月夜でのエンゲージ>>326-331>>332-336
雪月に小さな花びらを>>421-424>>425-428
時空鉄道の夜>>483-487>>488-498
カービィだらけ>>511-515>>516-519
ワドワド☆サマーアドベンチャー!>>520-525>>526-530>>531-536
世に放った誠を探しに>>565-568>>569-573>>574-578
クリスマスで御用改め!>>601-605>>606-610
エアライダー珍道中。>>631-634>>639-643>>644-650


「風花月夜伝〜友情よりも、忠義よりも〜」
第一の巻:逆光降臨>>8-10
第二の巻:御一行様之旅珍道中>>11-12
第三の巻:恋せよ浪漫、忍の花に>>13-15
第四の巻:変わりはしないもの>>16-18
第五の巻:生きとし、生ける者。>>19-20
第六の巻:揺るぎない、どうしても。>>21-22
最終の巻:音が導く先>>23-25


「風花月夜伝2〜花は今、光へと舞う〜」
第一幕:異変を告げられし江戸>>216-219
第二幕:渦巻く四方と空>>220-223
第三幕:咆哮の中に在る「声」>>224-227
第四幕:私の輝きの星>>228-231
第五幕:忍び寄る戦いの迫る時>>232-235
第六幕:怨恨開花>>236-240
最終幕:空へ>>241-245


「灯火の星〜第六天魔王の乱〜」
第一の段:わし、参上!>>290-293
第二の段:雷に阻まれるのならば、やることは?>>294-297
第三の段:キミと、光と>>298-301
第四の段:聖地の謎かけを解き明かせ!>>302-305
第五の段:闇夜の城で見つけたのは・・・>>306-309
第六の段:光と闇の諍い>>310-313
最終の段:そして魔王は、悪魔と共に歩き出した。>>314-317


「チェリーワールド×蒸気都市〜夢幻の歯車の光〜」
第1話:ようこそ蒸気都市>>441-444
第2話:風を便りに>>445-448
第3話:決して叶いもしないだろうけど、>>449-452
第4話:魔女の■の讃歌>>453-456
第5話:蒸気聖杯戦争の「目的」>>457-460
第6話:風よ光へと吹け>>461-465
最終話:さよなら蒸気都市>>466-470

聖夜、君に贈り物を(その3) ( No.354 )
日時: 2024/12/24 17:27
名前: 桜 (ID: EL31vbVI)

お届け先2






一方、なんとかプレゼントを配っている最中にカルナが突然眼光を光らせていた!


カルナ「・・・」
クー「どうした?」
カルナ「いや、何か気配を感じてな・・・」


すると、逆さまからにゅっとヴリトラが出てきた!


ヴリトラ「わえか?」
メイヴ「ヴリトラ!?見物に来たってわけ?」
カルナ(いや、ヴリトラではなかったのだが・・・)


姿を現したヴリトラは舌なめずりをしながら告げた!


ヴリトラ「どうやらまだ道中の最中じゃから、わえがヒントを与えてやろう。昔、ある男が過去に大事にしていたものじゃ」
カルナ「ある男が大事にしていたもの?」
ヴリトラ「そのヒントを手当たり次第にたどるといい。では貴様らの働きを楽しみにしてるぞ〜」
ラーマ「待て!」


ヴリトラの言葉からカルナは何か疑問に思った。


カルナ(これでは・・・まるで・・・)


次のお届け先ではメルヘン王国にあるDeuilの住むユーリ城だった。


カルナ「いつ見てもこの国は幻想な雰囲気がするな・・・」
メイヴ「あ、カルナはメルヘン王国を訪れるのは初めてだったわね」
クー「まあとにかく入るぞ」


一方、その大広間ではスマイルが意気揚々しながら話していた。


スマイル「あ、ボク達の今度のクリスマスライブのチケットを転売した奴は爆散させるようにしたカラ〜」
アッシュ「な、なんでッスか!!?」
スマイル「アッス君、これはボク達のライブが転売ヤーに台無しにされないためなんだヨ?(キラキラ」
アッシュ「あんた、こないだ転売されたギャンブラーZの新作アニメの特典付きDVD盤を見てガチギレしてたじゃないッスか!!」


スマイルが施した内容を聞いたユーリは読んでいた本を閉じながら言う。


ユーリ「スマイル。そんなことをしてはファンにも命の危機に怯えるだろう」
スマイル(´・ω・`)シュン・・・
アッシュ「そうッス、ユーリの言う通りッス・・・」






ユーリ「だから、せめて蛾になる呪いを仕掛けておけ」
アッシュ「ユーリ!!?」
スマイル「流石リーダー!一生ついて行くヨォ!」






そんな会話をプレゼントを持つカルナが聞きながら言う。


カルナ「それは俺が目で殺すのもありか?」
アッシュ「って、カルナさん!?」
カルナ「青き透明人間にクリスマスプレゼントを届けに来た」


カルナからスマイルへのクリスマスプレゼント:限定の新作ギャンブラーZのプラモデル一式の箱


スマイル「これ、ずっと欲しかったんダヨ!イヤッホゥ!」
カルナ「ところで」


カルナはユーリとスマイルにあることを聞く。


カルナ「お前達が昔大事にしていたものはないか?」
アッシュ「うーん、あんまりッスね・・・」






ユーリ「昔からなら、やはりポエットが「あ、人はいい」






一方、こっそりと見ていたフィーバー五人組は・・・


アミティ「カルナさん、なんだかんだで馴染んでる・・・」
クルーク(なんか聞いてる?)


次のお届け先はプリンプタウンであった。プリンプタウンもクリスマス真っ最中であった。


カルナ「ここも賑やかだな・・・」
ラーマ「それにしても騒がしいが?」


すると、ぷよクエのサンタ衣装であるサンタアルルが四人に声をかけた!


アルル「あ、カルナ、みんな!キミ達もサンタのお仕事?」
カルナ「こっちは修行だが、そっちは仕事なのか?」
アルル「うん、サタンがサンタの服を着て張り切っちゃってね;それでボクもこんな格好に・・・」
メイヴ(サタンがサンタ、ね・・・)


その直後、ぷよクエのトナカイシェゾがアルルに話しかけて来た。


シェゾ「おーい、アルル?」
カルナ「貴様はヘンタイという噂のトナカイか」
シェゾ「なんだその噂はー!?誰がヘンタイトナカイだ!」
クー「サンソンが欲しいって言った奴がよく言えたものだな;」
アルル「なんかやらかしたならごめんね・・・;」


そんな談笑の中でサンタウィッチがひょこっと声をかけに来た!


ウィッチ「相変わらずよくぎゃあぎゃあと騒げますわね〜。あ、クーさん、紅茶をどうぞv」
クー「おー、どうも」
アルル「ウィッチもサンタを楽しんでんじゃん」
ウィッチ「そうですわね。例えば私からのプレゼントの・・・」






ウィッチ「ウィッチ特製のこの薬とか(手には謎のポーション」
シェゾ「おい誰かその薬を没収しろ!!」






なんとかウィッチから薬を奪い取ろうとするが・・・


ウィッチ「大丈夫ですわ。すでにその人が飲んだ紅茶の中に」
クー「ぶっ!!(飲んだ」
メイヴ「クーちゃーーーーーん!!!?」


クーが倒れ込んだあと、メイヴは彼の無事を確認する!


メイヴ「あっ、無事ね!?」
クー「そりゃあガッツスキルが発動してるからな・・・これからもお笑いサンタ一行の一人として浪速に笑いを届けに行きましょうや!」←薬効いてる
アルル「もしもし、誰か回復魔法を使える人来て!!(電話」


そんな中でカルナは配達する相手を見かけた。サンタフェーリだ。


フェーリ「センパイ、どこにいるのかしら・・・」
カルナ「そんなお前に俺からのクリスマスプレゼントをやろう」


カルナからフェーリへのクリスマスプレゼント:謎の薬の材料一式


フェーリ「これよこれ・・・いただくわ」
カルナ「乙女よ、お前の恋路の良い結末を願うぞ」


一方、それをこっそりと見ていたフィーバー五人組は・・・


クルーク(レムレスがフェーリの惚れ薬を飲みませんように!あと、クーは骨は拾うよ・・・;)
シグ(カルナとおそろいー)


その様子を、ある人物が何か思うところがあるような表情をしながら見ていた・・・。






その後もフランスのパリに寄ったらのだめがプリごろ太のフィギュアグッズを見て喜び、ミニッツ達にプレゼントを届けに行ったら感謝され、星ノ宮学園では空達によるクリスマスショーに参加させられたりしていた。しかし・・・


クー「肝心のある男とか昔に大事にしていたものまではわからなかったな(酷い目に遭った・・・;」
カルナ「いろんな男に聞いてみたんだが、どれも手付かずの状態だ」


一方、それを遠くから見ていたヴリトラは少し退屈に感じたのか何かを思いついていた。


ヴリトラ「なかなか辿り着かんからわえからの抜き打ちの試練じゃ!」


すると、四人の前にあるエネミーが出現した!


ラーマ「な、なんだあれは!!?」






それはデコレーションされたケーキのような魔神柱だ(爆弾投下)


四人(°д°)






FGO未プレイの人にも分かりやすいように解説すると、これはクリスマス2021のメインストーリー第7節で対峙した魔神柱のエネミーの一体です(しかもその話自体がほのぼのな雰囲気だったのでさらにギャップがすごい)
これで何か加えた魔力に気付いたカルナは問う。


カルナ「問おう。これは貴様の仕業か?ヴリトラ」
ヴリトラ「当たりじゃ。これはわえからのクリスマスケーキじゃ!」
クー「なんでそれがクリスマスケーキなんだよ!!?」


しかし、エネミーなのは変わりないので四人は戦いを決意。カルナがシャドーボクシングをぶちかましながら告げる!


カルナ「これを狩ればクリスマスケーキにもなる。しっかりと狩るがいい!」
メイヴ「狩りと同じようなものね!」


四人は魔神柱をケーキカットのように切り刻み、そして・・・


ラーマ「仕上げの焼きだ!(羅刹を穿つ不滅(ブラフマーストラ)!」


ラーマの宝具により魔神柱はトドメを刺され、クリスマスケーキと化した・・・!


ヴリトラ「おお、いい出来栄え!と言いたいところじゃが、わえは怒るぞ!」


突然のヴリトラの憤怒に四人は思わずびくつく!


ヴリトラ「貴様ら、手当たり次第にやっては意味ないのじゃ!わえからもう一つのヒントを与えよう!時を超えろ!」
メイヴ「あっ、待ちなさい!」


激おこぷんぷん丸状態のヴリトラが去った後、カルナは聞く。






カルナ「ラーマよ。お前はマスターのリデルに何か贈りたいのだな?」
ラーマ「・・・」

聖夜、君に贈り物を(その4) ( No.355 )
日時: 2024/12/24 17:30
名前: 桜 (ID: EL31vbVI)

ーーーーー余がリデルのサーヴァントになった時からだ。


ツノをお団子で隠していて、気弱で引っ込み思案で人見知りで、でもいざという時は傷ついていても友達を助けるような女子だったけど、たまに陰りのようなものを見えた。


それは悪性でもなんでもなく、人の心があるならば誰にでもあるようなもの。しかし、余はそれが気になったのだ。


我らと出会う前の、大切な「誰か」を。






ラーマ「だから、そやつの形見でも何でも良いからリデルに贈りたくてな・・・我らがいつか退去する前にそれが知りたいのだ」
カルナ「・・・」


ラーマが初めて話してくれた、ずっと抱えていた想い。それにクーは頭を抱えた。


クー「だけどな、過去を辿るなんてそんな・・・」
メイヴ「・・・いいえ!」


メイヴは思い浮かんだあることを提案する!


メイヴ「私達がひみつ道具ミュージアムに遊びに行った際にタイムマシンで22世紀に行ったことがあるじゃない!多分、あれなら過去にも行けるはずよ」
カルナ「だが、ドラえもんズは・・・遊びに行っているならちょうど良いな」


その数分後、野比家ではのび太にタイムマシンを借りる許可を得た後、彼は四人に伝える。


のび太「一つだけ気をつけて欲しいことなのですが、必ず第三者として振る舞わなきゃ歴史が変わるらしいから、必要以上に介入は控えて下さい」
カルナ「ああ、最初からその前提だ。行って来る」


四人がタイムマシンで過去に向かう!行き先は・・・


四人「行き先はちょっと前のプリンプタウンの年!レッツゴー!!」


そう、プリンプタウンの落としモノシリーズの2の出来事へ・・・!






桜「そこまでよ。リデルのためとはいえ、これ以上の介入は許さないわ」






しかし、事態を聞きつけた桜サイドの作者である桜に阻まれてしまう・・・


ラーマ「なぜだ?」
桜「歴史を変える以前にあの子にとって傷になりかねないからよ?過去の形見を取ったって戻ることはできない。英霊であるあなた達なら分かっているのにそもそもこんなことする理由をこっちが知りたいわ」


桜に過去に行く理由を聞かれたカルナは答えた。


カルナ「決まっている。俺達が英霊だからだ」
桜「はい?」
カルナ「座に帰ったら、記憶が統合されてまた召喚された際にここでの記憶は残らないだろう。だが、その前にリデルに贈り物をしてやりたいだけだ。本当に欲しかったものをな。それが真なるサンタでもあるんだが、悠久の時を生きる桜の魔導師であるお前は違うのか?」
桜「・・・」


桜はカルナの迷いのない瞳を見て呆れ半分にため息を吐いた。この施しの英雄は本気だな。彼女は発動しかけた魔法を留まる。


桜「いいわ。行きなさい」
ラーマ「!?いいのか?」
桜「だけど、それを決めたのはあなた達だからね。やるならどんなのを見ても自己中を貫きなさい!」


桜に背中を押された四人はタイムマシンで目的の時代に向かう。


クー「そろそろ着くか?」
メイヴ「ええ、最近の出来事だからもうすぐ着くーーーーー」


すると、ある出来事が断片的に映し出された!


サタン『翼は生えなくとも同じ天使族だ。普通の人間を裏切らないわけがない!』
メイヴ「え?」


それに続いていくつもの断片的な出来事が映し出された!






アミティ『怒ったりとかできるじゃん・・・』


レムレス『ひとりぼっちな自分をもう許してあげるんだ』


アルル『ボクなんて・・・いなくなれば良かった。それが幸せだった』


リデル『あなたに逢えたから・・・私は少しずつ強くなれたんです。一緒にいて楽しかった』






それはどこか悲しみのある記憶。断片であるため何が起こったのかはわからないが、薄々と察したカルナは頷く。






カルナ「ああ。十分だ」






ーーーーーこれはある悪魔の翼を持つ男が、英雄達と戦う直前のこと。


自分達はこの戦いには関わらない、第三者であることになっている。


そろそろ来るはずだ。コツコツと音が聞こえる。


悪魔の翼の男「ただの部外者か。紛らわしいな」


口は悪いが、その姿は尊厳があって、そして優しそうな表情で。間違いなく形見をもらうこの男だとわかった。


悪魔の翼の男「ここは時期危なくなる。早くどこかへ行け」


ーーーーー待って欲しい。あなたが愛したあの子と、このままで良いのか。


悪魔の翼の男「・・・どこから嗅ぎつけたのか知らないが・・・ああ、いいよ」


ーーーーーあの子のこと、好きではなかったのか?


悪魔の翼の男「愚問だな。好きだよ」


その男の瞳には、本当は誰にも渡したくない、敵対したくなかったとでも言っているようなものだった。


悪魔の翼の男「だけど、あの子には信頼し合える友達や仲間がいる。そんな光の中にいるあの子を、この手で穢したくなかった。だけど、たった一つだけ願うなら・・・あの子を好きだったと、伝えたいんだ。ただ、それだけだ」


英霊の中には生前に悲恋を経験する者までいたが、それは英霊でなくとも同じだったということか。


悪魔の翼の男「でも、叶わないのは分かっている。だから、これはいらない。お前達が欲しいならあげるよ」


その悪魔の翼の男は立ち去る前に左耳にだけ付けている黒いピアスを外しながら差し出してくれた。
それはまるで自分達の正体に気付いていたというように、託したかに見えた。






カルナ「ああ。これをリデルに届けさせてもらうぞ」

聖夜、君に贈り物を(その5) ( No.356 )
日時: 2024/12/24 17:32
名前: 桜 (ID: EL31vbVI)

一方、フィーバー五人組は四人がまた行方不明になっていたことをアルジュナに報告していた。


クルーク「というわけでまた行方不明になりました;ごめんなさいOTL」
アルジュナ「貴方達を責める理由は微塵もありませんが・・・カルナ達は一体どこへ・・・」


すると、ドアがバンと開けた!


ナルカミ「アルジュナ君、みんな!カルナさん達が見つかりました!」
アミティ「本当!?」
シグレ「ああ。カルナ達の方から帰って来て・・・」


気付くと、四人がフィーバー五人組とアルジュナの元に来た。


カルナ「アルジュナ。俺達はサンタとして活動していた」
アルジュナ「・・・」


カルナはフィーバー五人組の方を見ながら呟く。


カルナ「やはりアルジュナに言われて尾けていたのか」
メイヴ「クルーク、みんな、そうだったの!?」
クルーク「うぐっ;ごめんなさい、なんかあったんじゃないかって・・・」


カルナは表情を優しげに変えながら言う。


カルナ「許す代わりに頼みたいことがあるんだが、まだまだプレゼント配りがあるのでな。我がマスターのシグレ達と一緒に俺達を手伝って欲しい」
クルーク「・・・!」


カルナからの頼みを聞いたフィーバー五人組は快諾した!


フィーバー五人組「一緒に行く!」
シグレ「俺も行くが、兄貴は?」
ナルカミ「一緒に行きます。アルジュナ君も一緒に・・・」


アルジュナは首を横に振りながら答えた。


アルジュナ「遠慮します。カルナと一緒なので」
ナルカミ「そうですか・・・」
アミティ「早く行こー!」


カルナ達がクリスマスプレゼントの配達に向かった後、一人残ったアルジュナは静かに呟く。






アルジュナ「ヴリトラ・・・これが目的だったのか・・・」






苦労をしない奴は嫌いじゃ、泣きながら逃げる奴はもっと嫌いじゃ。


戦いの中でもがき、苦しみ、足掻くがいい。


・・・だけど、その後に達成感、つまりハッピーエンドがあればもっと良い。


それは違っているとしても、その少女だけのハッピーエンドがあれば良い。たとえ時を超えてでも。


ヴリトラ「わえが言いたいのはこれじゃ。その少女は召喚された直後に見かけてからずっと気にかかっていてな。・・・プレゼントを渡されたあの顔を見たら、わえに心残りはない」






飛ぶヴリトラの下には、カルナから渡された過去の大切な人の形見であった黒いピアスを手に持ちながら感極まって泣くリデルとアミティ達の姿があった・・・!






ヴリトラ「・・・じゃが、まだまだ面白味が足りんからしばらくはここに留まることにするかのう」






一方、とある場所では・・・


ギロロ「やっぱり殺すべきだったな」
王ドラ「もう耐えられません、一思いに消してあげましょう」
ドラえもん「裸族を殲滅したのはよかったけど、これ以上の暴挙は許さない・・・!!」
ガウェイン「やめなさい!食べ物の上でこんなことしている場合では」


その直後、爆発音が響いた・・・!!


ドラメッド(どうして・・・どうしてこうなったである・・・!!?)






Another Next






二本目の内容は最後のシーンに関連します。感想OK

聖夜、白なる争奪戦(その1) ( No.357 )
日時: 2024/12/25 17:32
名前: 桜 (ID: EL31vbVI)

今回はクリスマス2025の二本立て、第二弾!
サンタカルナらが聖夜で奔走する裏側で、とある戦いが起きていた・・・(壮大なナレーション風)






サンタカルナらが聖夜にて奔走していた、別の視点ではとある戦場で戦いが起きていた・・・。


キッド「空気砲、乱れ撃ちいいいいいー!!!」


キッドが空気砲で放ち、放たれた先にいるギロロが隠れる形で回避しながら自前の銃で撃ち返した!


ギロロ「甘い!!」


それをそこにいる人達全員で前かがみになりながらタママが叫ぶ!






タママ「トララ!!この戦いに乱入したお前がなんとかしろーーーーー!!!」






トララ「やーです。タママ先輩がその女と親しくなるから悪いから応じませーん」


タママに強烈な恋心を抱く彼の幼年訓練所時代の後輩、トララはむすーっと膨れっ面しながらそっぽ向いていた・・・。






前回のラストから一体何が・・・;

聖夜、白なる争奪戦(その2) ( No.358 )
日時: 2024/12/25 17:34
名前: 桜 (ID: EL31vbVI)

時は少しだけ遡る






事の真相はこうだ。それは約2時間前の日向家・・・


王ドラ「クリスマスケーキを買ってきました。みんなで食べましょう」
大半の全員「うおおおおおー!!!」


王ドラが買ってきてくれたクリスマスケーキを開けた後、円卓の叛逆騎士は告げる!


モードレッド「じゃ、この大半の部分はオレとタママの分な」
タママ「タマッ!?」
マタドーラ「ええー!!?」


モードレッドの発言をタママ直属のサーヴァント、ランサー・パーシヴァルは咎めた。


パーシヴァル「モードレッド。タママにあげるのはいいが、より多くをもらうのはよくない」
モードレッド「なんでだよ!タママは甘いもの好きだからいいじゃんかよ!」


すると、ハープを慣らしながら妖弦の円卓騎士は言う。


トリスタン「では私は多くもらっても良いのですね」
ネネ「どさくさに紛れて独り占めしようとしないでよ!」


誰が多く切り分けるかで揉めたのを見たのムッシュ・ド・パリは宥める。


サンソン「そんなに騒いだらダメだよ。平等でいいじゃないか」
以蔵「じゃが、これだと平等にはならん。境界線の付け方が曖昧で・・・」
大半の全員(境界線!!!?)


その言葉を聞いた大半の全員にそれぞれの葛藤が生じた・・・






王ドラ(つまり領地争いと同等のものじゃないですか?私が制覇しないと意味がないじゃないですか。倒れたらこっちが負けることになる・・・!)
ギロロ(ケロン軍の侵略にも同じ事言えることではないのか。もしこれに負けたらもう戦士として顔向けができん・・・!)
モードレッド(ケーキ版カムランの丘と言ってもいいのか?本物と比べてみたら多少は見劣りするが、討ち取らなければオレが王になれるわけねぇ・・・!)
しんのすけ(オラ、そろそろケーキを食べたいなー)






大半がそれぞれの出来事を思い返しながら戦いに火を付けた!つか、最後のは絶対関係ないよね!?


天草「何の戦いを始めると言うのですか・・・」


その5分後、とある戦場にいた以蔵を見つけたキッドが空気砲を放った!


キッド「そこまでだ!大人しく投降しろ!」


それを以蔵が剣で弾き返した!


以蔵「小賢しい!わしら王ドラ陣営がこんなところで崩れるかぁ!」
王ドラ「以蔵さん、カッコいいですー!」


王ドラが隠れていたのはマジパンの後ろ・・・






そう、この戦場は王ドラが買ってきたクリスマスケーキの上だった・・・!






その上にはモニターが写されていた。


阿国「まさか身体を小さくする機械があるだなんて・・・;」
マサオ「ボク達は残ったので賭け事できるんだからいいじゃないですか」


そう、ドラえもんズとケロロ小隊と一部のサーヴァントはクルルが発明していたミクロイド光線で身体を小さくさせた状態でそれぞれの陣営を組んだ上でのクリスマスケーキの上で領地争いを繰り広げているのだ!ちなみに春我部防衛隊と残ったサーヴァント達は日向家のリビングで誰が勝つかで賭け事している状態だ。


ボーちゃん「やっぱり王ドラ陣営だと思う。以蔵さんは守りの剣術は中々のもの」
風間「えー?ここはキッド陣営だろ?キッド達の攻撃力は半端じゃないって!」
マサオ「ボクはモードレッド陣営だと思うな。あの人、めちゃくちゃ強いし;」


賭け事で盛り上がったのを見ていたサンソンは頭を抱える。


サンソン(とりあえず大惨事にならないことは祈っておくよ・・・;)


一方、モードレッド陣営はギロロ陣営に立ち向かっていた!


ギロロ「まさかタママがそっち側に付くなんて思わなかったが、手加減なしで行かせてもらう!」
モードレッド「上等だー!!」


すると、ある赤いのが雪崩のごとく流れてきた!


大半の全員「ぎゃーす!!!」


それはクルルが好むボルシチであり、彼の属するケロロ陣営が流したものだった。


クルル「このケーキをボルシチにするぜェ〜」
ギロロ「貴様ら・・・!それは反則だ!!」
ケロロ「そんなルールはないでありま〜す。だけど、クルル君、ボルシチはこれきりにしてね;」
モードレッド「じゃあやらせんなぁぁぁぁぁー!!!」


一方、タママはクリスマスケーキを侵したボルシチの汁を見て落胆する。


タママ「ああ、ボクのケーキが・・・OTL」


すると、タママの上から王ドラの拳が放とうとした時、パーシヴァルが槍で防いだ!


パーシヴァル「不意打ちは御法度ですよ!」
王ドラ「領地争いでは関係ないでしょう!」


すると、キッド陣営に所属したとされるドロロが忍術で止めた!


ドロロ「二人とも、こんな戦いを今すぐ終わらせるでござる!」
王ドラ「邪魔しないで下さいよドロロさん!」
パーシヴァル「止めたいなら戦いで止めるといい!」


こんな領地争いをモニターで見た天草は彼らの戦いぶりに思わず感心した。


天草「ほう、青いカエル忍者の方もなかなかの腕前」
ネネ「大接戦状態になってるし、誰が勝つかわからないわね!」


すると、足音が聞こえるのをしんのすけが気付いた。


しんのすけ「誰か来てるゾ」


ドアをバンと開かれた時、特に春我部防衛隊はその姿に見覚えがあった!


風間「えっ、なんであなたがここに!?つか、ミクロイド光線を勝手に弄らないで!あー!!」


一方、王ドラ陣営がとうとう王ドラ直属のサーヴァント、アーチャー・源為朝を出動させた!


ドラえもん「これは卑怯だー!!」
為朝「そなたらに恨みはないが、この領地はもらっていただく」
トリスタン「その調子です。私達王ドラ陣営が勝たせてもらいます・・・!」


すると、あるトランペットの音が聞こえた!


ドラリーニョ「トランペット・・・?」


全陣営が見たら、なんとあるローブ姿の人物が立っていた!


ギロロ「新たな敵か!?」


その人物はタママの方にだんだんと近づいてきた!


タママ「タマ!?」


その直後にその人物はタママに口付けた!


大半の全員「!!?」


タママはどうにか抵抗しようとしたが、その人物は離さずに続けてしばらくしたら彼を解放してくれた。


タママ「な、なんなん・・・げぇっ!?トララ!!?」
トララ「タママ先輩!やっと見つけましたー!!」


そう、タママに強烈な恋心を抱くケロン人の少女、トララが彼に逢瀬にやってきたのだ!パーシヴァルはふと思い出した。


パーシヴァル「ああ、タママの婚約者と名乗る・・・」
トララ「あら、みなさん。それとこないだの方々ですね?」
王ドラ「なんでこっちに来たのですか?」


ここに来た理由を問われたトララはモードレッドをキッと睨みつけながら言う!


トララ「タママ先輩がこの女と逢瀬に来ているからです!」
モードレッド「オレ!?」


タママからの好意に鈍感なモードレッドが戸惑ってもなお、トララは話を続けた!


トララ「タママ先輩がフィアンセの僕を放ってことあるごとに隠れてその女の家に度々遊びに行って夕方まで密会してたのです!自分の上司にも隠れて酷いでしょう!?」
タママ「バカっなんで知って・・・」
トリスタン「それで寝たというわけですね?」
ケロロ「トリスタン殿は黙っててくれるかね;」


その直後、トララから話を聞いた王ドラはタママの後ろのイチゴを蹴る!


王ドラ「親分の私を差し置いて、火遊び三昧していたというわけですね?(^言^#)」
タママ「ひ、ひあそ・・・」


タママが思わず顔真っ赤にした一方、ギロロはトララをなんとかたしなめようと動いた。


ギロロ「最近のタママの行動は軍法会議ものだが、そういう話はこのクリスマスケーキの領地争いを終えてから話し合ってくれないか?今はここは戦場なんだ」
トララ「じゃあ、毎年クリスマスで意中の相手にプレゼントを渡しそびれたのはなんでですか?」
ギロロ「」


説明しよう。クリスマスではギロロが毎年夏美に渡すプレゼントのラッピング選びに悩みまくった末に結局渡しそびれているのだ!(しかも公式)


ギロロ「ひ、人の触れられたくないところを・・・!!」
キッド「ぷっw」
ギロロ(^д^#)ピキッ


ーーーーーそして、今に至る。






なんでこうなったぁ!!?


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