二次創作小説(紙ほか)

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日常日和。5
日時: 2025/11/19 17:27
名前: 桜 (ID: Lk0URTLS)

おかげさまで日常日和。も5という節目で新しく迎えることができました。ここに至るまで色々と混乱があり悩みもしましたが、考えた末にこの先に何があってもこれまでの続きを執筆したいという気持ちで新スレッドに至れました。色んな意味で変わる場合もあり混乱はすると思いますが、私は私で頑張りたいと思いますのでご存じの桜サイドやこれまでに出てきた新たなサーヴァント達も含めてどうぞよろしくお願いします!


「目次」


「短編」
The Reverse Night>>1-5
聖夜怪盗☆シークレット>>6-7
デンジャー☆スクランブル>>33-36
僕もまた、運命に導かれて>>37-38
うちの護衛のママ侍さん>>39-42
とある雪月花の羽根。>>43-44
アスパラ☆クライシス!>>77-83
運びを巡る機関車と謎のトレインハンター>>84-86
僕の果実のボク>>96-100
黒の感情・白き純潔>>101-105
ツイセキ☆トラブル!>>148-152
イモーターウォーズ>>153-156
◯◯透視の試用モニター>>157-161
こっちを向いて、愛してると言って!>>162-165
Halloween rabbit!>>166-169
湖の騎士は星の戦士の●●に夢を見るか?>>170-172
ランデブー☆メタモルフォーゼ>>173-176
鯖組メインでファンタパロ>>177-179
雪の記憶、冬の華>>180-183
ある冬の日のアムール>>184-187
クリスマスに追いかけっこ!>>188-191
クリスマスにネガイゴト>>192-196
小さきパンダのガレット・デ・ロワ>>197-200
宇宙の中の不思議の国>>201-205
スキ!スキ!スキー!>>206-210
ビターシュガー・チョコバーボン>>211-215
満開花見日和>>246-249
ツッコみ所が絶えませんっ!(by一ちゃん)>>250-253
ブレーメンの追跡隊>>254-258
王様ゲーム>>259-262
阿国さんの戦い>>263-267
蛇は蛙が好物らしい>>268-270
シチリアでの小話集>>286-289
パンプキンハザード>>318-321
雪の輝き、小さな夢>>345-348
王ドラなう!>>349-351
聖夜、君に贈り物を>>352-356
聖夜、白なる争奪戦>>357-360
突撃!隣の大掃除>>361-364
年明けのアムール>>365-368
バレンタインのから騒ぎ?>>393-396
I‘m not crying anymore>>397-400
バディファイターズタワー踏破の旅>>429-432
Cherry:CamelotZERO>>437-440
異世界を駆け巡る澄色の猫型ロボット達>>471-478
かの者が残してきたもの>>479-482
虹の島々での小話集>>537-540
グルメフェスを調査せよ!>>541-544
Halloween☆Panic!>>579-582
アンジャッシュネタ>>583-584


「サーヴァントvs○○○シリーズ」
第六天魔王vsカンフー猫型ロボット>>322-325
湖の円卓騎士vs仮面の剣士>>337-340
光の御子vs魔界のプリンス>>341-344
ブリテンの騎士王vsもう一人の闇の魔導師>>401-404
幕末の人斬りvs蒼炎の勇者>>405-408
日輪の姫vs野原家の主婦>>409-412
大統王vs黄色い悪魔>>413-416
五代目風魔頭目vs宇宙忍者>>417-420
太陽の騎士vs赤き吸血鬼>>499-502
島原の乱の指導者vs虚言の魔術師>>503-506
維新の英雄vsウサギの双子弟>>507-510


「桜サイドの快刀家の事情」
三兄編>>389-392
次兄編>>433-436
長兄編>>545-548


「針音ノ時計塔のアリア」
時の輝きよ>>45-47
赤の中のモアイさま>>48-50
青の上のウォーターシティ>>51-54
白の下のバトルロワイヤル>>55-57
黄の外の太陽・・・?>>58-60
その呪文の続きには>>61-66
「誰か」の世界にとってのピース>>67-71
ここに。>>72-76


「決戦前夜」
輝ける希望の星達よ>>114-117
二度の生における旅路>>118-120
「太陽」の焔を>>121-125


「キャメロット城での決着」
現在キャメロット城:正門>>126-127
現在キャメロット城:世界を約50%吸収>>128-129
現在キャメロット城:世界を約80%吸収>>130-133
我らの望む未来>>134-136
太陽のナミダ>>137-141
There are our home here>>142-147


「女性ケロン人小隊襲来」
一の儀、女性ケロン人小隊襲来!>>369-372
二の儀、ささやかな疑念>>373-376
三の儀、偽物と本物>>377-380
四の儀、ゆずれなき信念>>381-384
五の儀、星へ届けるハーモニー>>385-388


「フェアリー・レクイエム〜トリスタンの名を持つ妖精の少女〜」
「トリスタン」は突然に>>549-552
日常ブレイカー?それとも・・・?>>553-556
妖精姫のトマドイ。>>557-560
キミが望むなら、どこまでも連れてゆこう>>561-564


「フェアリー・レクイエム〜謎の妖精の騎士一味〜」
新たな戦いの幕開けの予兆>>585-588
逢瀬とサーヴァント召喚の再認識>>589-592(更新)


「前後編」
かけがえのない「君」>>26-28>>29-32
戦国時代からの謎の挑戦状!>>87-91>>92-95
苺の彼方をもう一度>>106-109>>110-113
シチリアでの鳥の夢>>271-275>>276-281>>282-285
月夜でのエンゲージ>>326-331>>332-336
雪月に小さな花びらを>>421-424>>425-428
時空鉄道の夜>>483-487>>488-498
カービィだらけ>>511-515>>516-519
ワドワド☆サマーアドベンチャー!>>520-525>>526-530>>531-536
世に放った誠を探しに>>565-568>>569-573>>574-578


「風花月夜伝〜友情よりも、忠義よりも〜」
第一の巻:逆光降臨>>8-10
第二の巻:御一行様之旅珍道中>>11-12
第三の巻:恋せよ浪漫、忍の花に>>13-15
第四の巻:変わりはしないもの>>16-18
第五の巻:生きとし、生ける者。>>19-20
第六の巻:揺るぎない、どうしても。>>21-22
最終の巻:音が導く先>>23-25


「風花月夜伝2〜花は今、光へと舞う〜」
第一幕:異変を告げられし江戸>>216-219
第二幕:渦巻く四方と空>>220-223
第三幕:咆哮の中に在る「声」>>224-227
第四幕:私の輝きの星>>228-231
第五幕:忍び寄る戦いの迫る時>>232-235
第六幕:怨恨開花>>236-240
最終幕:空へ>>241-245


「灯火の星〜第六天魔王の乱〜」
第一の段:わし、参上!>>290-293
第二の段:雷に阻まれるのならば、やることは?>>294-297
第三の段:キミと、光と>>298-301
第四の段:聖地の謎かけを解き明かせ!>>302-305
第五の段:闇夜の城で見つけたのは・・・>>306-309
第六の段:光と闇の諍い>>310-313
最終の段:そして魔王は、悪魔と共に歩き出した。>>314-317


「チェリーワールド×蒸気都市〜夢幻の歯車の光〜」
第1話:ようこそ蒸気都市>>441-444
第2話:風を便りに>>445-448
第3話:決して叶いもしないだろうけど、>>449-452
第4話:魔女の■の讃歌>>453-456
第5話:蒸気聖杯戦争の「目的」>>457-460
第6話:風よ光へと吹け>>461-465
最終話:さよなら蒸気都市>>466-470

三の儀、偽物と本物(その2) ( No.378 )
日時: 2025/01/22 17:44
名前: 桜 (ID: Zp53hDuK)

一方、クルーク達はゼオ達に昨日の怒りのアーチャーらと出会したことや王ドラ達から「赤いトララ」による小隊がケロロ小隊に代わり地球侵略を宣言されているのを話したことについて話した。


エレナ「何ですって!?ケロロ小隊に代わって地球侵略!?」
クルーク「そうだよ!そこにサーヴァントがいたんだ!トリスタンやリップ達が助太刀に来なかったらヤバいところだったよ」
フィン「向こうにもサーヴァントがいるなら、こっちとしても黙っていられないな」
ゼオ「おい、そいつのクラス名はなんだ?」
クー「アーチャー。奴さんがめちゃくちゃ怒ってるようだったから、怒りのアーチャーって呼んでるらしいぜ」
エージェント「常に怒られているけど、よくそれに追求されずに済んだな・・・」
サンソン「それはそうですよ。真名は通常の聖杯戦争ならば弱点になるから明かさないものです。その場合、クラス名で呼んでいるのもザラです。マスターに関しては中にはその人間の名前で呼ぶ場合もありますが」
ププル「へぇー、なるほど!だから、ディルムッドとクーは騎士王サマをセイバーって呼んでるんだね」
ディルムッド「ち、違う!私は決して彼女とは顔見知りではない!」
アミティ「でも、ディルムッドが騎士王さまをセイバーって呼んでたのを見たよ。キミが望むなら詳しく話さなくていいけど、それだけは認めた方がいいよ」
ディルムッド「・・・」
クルーク「クーも前に騎士王様に会ったのかい?」
クー「いつかの聖杯戦争の話だ。記憶はないんだが、なぜか見覚えはあるんでね」


いつかの聖杯戦争の話はさておき、その話を聞いたベディヴィエールは話を割って入る形で聞いた。


ベディ「トリスタンやってことはトリスタン卿らもこのことを知っているのですか!?」
メイヴ「恐らく私達が出くわす前よりも遭遇したみたいね・・・」


驚いてしまったベディをよそにガレスは場を仕切り直した!


ガレス「とにかく今は怒りのアーチャーだけでも対策を考えた方がいいですよ!」
エジソン「そうだな!今はそれだけしか・・・むっ、この音はスマブラの闘技場からだな」


聞こえた音につられるようにして歩いたら、偶然たどり着いた先の向こうにあるスマブラの闘技場でアルジュナとカルナがなぜか戦っているのを見た。


ラフィーナ「あっ、アルジュナとカルナが戦ってますわ!」
シグ「この二人、いつもこうー」


アルジュナがカルナを弓矢で仕留めようとして弓を引いた瞬間、彼はそれを回避した!


カルナ「水の矢による拘束術。お前にしてはなかなかだ、アルジュナ。だが」
アルジュナ「その先は言うな。次の弓で仕留める・・・!」


だが、弓を引こうとした直前にアルジュナがカルナの上の観客席を見上げたらアイオーンが座っているのを目にした!


アイオーン「ヴッ?」
アルジュナ「!?」
ナルカミ「はいはい、もうそこまで!」


ナルカミの制止を皮切りに乱闘を止めた二人を尻目にアルジュナのマスターのナルカミが入って来た!


ナルカミ「ダメじゃないですか!アイオーンさん達がいつの間にか来ているのも察さないとダメなのに!」
アルジュナ「すみません・・・いつの間にか発するのを鈍っていました」
シグレ「いや、俺達が入っているよと言えばよかったんだ・・・カルナ、これでも気は済んだか?」
カルナ「及第点だ。恐らくクルーク達は何か聞きたいことがあるのだろう」


カルナが目を向けた時、お竜さんが怒りのアーチャーについて聞き込んでくれた。


お竜さん「最近、敵サーヴァントの目撃はなかったか?」
ナルカミ「いえ、見てませんが・・・何か理由があるのですか?」
龍馬「こないだクルーク君達が遭遇してるんだ。その前にドラえもんズやトリスタン君達が面識ができていたそうだよ」
シグレ「マジかよ・・・それでクラス名は?」
ナーサリー「アーチャーの男の人よ。なんか怒ってそうだったから怒りのアーチャーって呼んでるわ」


ナーサリーの発言を聞いたアルジュナは思わず思い悩んだ。


ナルカミ「どうしましたか?」
アルジュナ「いいえ、そのアーチャーについて見覚えがあって・・・カルナの方が詳しいのですが」
シグレ「?」
???「キヒヒ。随分と厄介な案件に巻き込まれたのう」


その直後、テレポートであるサーヴァントが姿を現した!ランサークラスのサーヴァントの邪竜でもあるヴリトラだ。


カルナ「ヴリトラ・・・!」
ヴリトラ「安心するがいい。貴様らのマスター達に危害は加えたりせん」


ヴリトラはチラッとラーマに守られるように後ろにいるリデルの顔を見た。


リデル「・・・?」
ヴリトラ「(よかった。いい顔になったようじゃな)お前達とは会うのは初めてのようじゃな。あの時は去年のクリスマスじゃからのう」
あやクル「ということはカルナをサンタ霊基に変えさせたのは貴様か・・・」
ヴリトラ「そうじゃ。わえとしても個人的な理由があるのじゃ」


ヴリトラはその直後、舌なめずりをしながらニヤリと笑った。その様子に全員が彼女に向かって武器やスキルを構えるが・・・


ヴリトラ「勘違いするな。わえはお前達を殺しに来たのではないぞ」
大半の全員「ズコーッ!!」


ヴリトラはそんな様子が面白かったのかケラケラと笑った。


アリシア「もう!紛らわしいわ!」
ヴリトラ「怒りのアーチャーの真名を教えに来たんじゃ」


その言葉を聞いた大半の全員が一瞬動きをピタっと止めた。


アレク「本当かな?」
ヴリトラ「ああ。アルジュナやカルナがよく知っておるからのう」






ヴリトラ「奴はインド神話「マハーバーラタ」における登場人物。その真名は、ーーーーー」






一方、あいりんのライブ会場では観客達がどこかざわめきを覚えつつその歌声やパフォーマンスに心を奪われていた。


以蔵(やっぱりこれはずるいのう・・・)
乱麻(あんなハイレベルな歌声とパフォーマンスを見せられたら余計にな)


あいりんが歌い終えた後、質問コーナーに乗り出そうとしていた。


あいりん「じゃあ、質問コーナー!前回と引き続き私に関することなら「たのもーーーーー!!!」


突然後ろのライブ会場の扉が開かれ、そこに乗り込んできたツースト達が入って来た!


モードレッド(ツースト・・・!?)
ツースト「お前はあいりんだな!それなら俺の質問に答えてもらう!」


それを目にした他の観客達はさらにざわめく。


観客A「ここで質問するの?」
観客B「でも、ファンとして悔しいけどツーストはあいりの恋人だし・・・」
観客C「やっぱり本人が聞いてくれる方が答えてくれると思うけど・・・」
ツースト「おい。お前はあいりか?」






あいりん「そうよ。恋人があなたと同じアイドルになって何が悪いの?」
大半の全員「!!?」






その直後、映像があいり本人に切り替わった!


あいり(あいりん)「あなたがアイドルとして活躍する姿を近くで見続けてずっと寂しかったの!でも、もう無理だわ!私はアイドルとして先に行くから!」
ツースト「」
あおい「そ、そんなことって・・・いや、僕としては嬉しいんですが」


突然別れを切り出されたツーストは思わず立ち尽くした!


ツースト「そ、そんな・・・!!俺は気付かないうちにあいりにそんなこと・・・!!」
マキノ(こいつはどれだけ月島あいりのことが好きなんだ)
弓弦(しーっ;)
ツースト「嫌だ!!あいり、今のが嘘だと言ってくれ!!あいりいいいいいーーーーー!!!」






あいり「呼んだかしら?」






ツーストの前に呼びかけたあいりの姿を見て大半の全員が驚愕した!


大半の全員「えええええー!!?ツーストの恋人が二人いいいいいー!!?」
メタナイト「どういうことだ?ドッペルの可能性も捨て切れないが・・・」
モードレッド「・・・」


突然現れたあいりを見たモードレッドは彼女の方に歩み寄った。


モードレッド「おかえり、あいり。どこに行ってたんだ?」
あいり「ただいま、モーさん。私はケーキフェスタに向けて合宿に行ってましたわ。ついさっき帰って来ましたけれど・・・」
カービィ「モーさん、分かるの?」
モードレッド「おう、オレとあいりは契約してるから魔力パスでマスターが誰だかわかるんだよ」


それを見て思わず驚愕したあいりんは我に帰った途端、あいりを糾弾した!


あいり(あいりん)「騙されないでみんな!その女は偽物ですわ!私を陥れようと誰かがドッペルを作り出したのよ!」
あいり「なんですの?」


突然の出来事に状況を飲み込めなかったあいりはあいりんの映像を見て思わず納得した。


あいり「・・・ああ、そういうことね。あなたが望むならわかりましたわ」
モードレッド「待て!あいり!」
あいりん(あいり)「モーさん、その偽物のところに行かないで!マスターの私を裏切るつもりなの!?」


捲し立てるあいりんの様子を見たツースト達は確信した!


アタランテ「今のでわかったか?」
サン「間違いないアル。今出て行ったのが本物のあいりアル!」
しおん「追いかけよう!」
ぽぽか「うん!」


ツースト達があいりとモードレッドを追いかけた末に合流した後、ツーストはあいりに謝った。


ツースト「あいり、ごめん・・・あんなあいりの姿を騙し取った奴の言葉を信じちまって・・・」


その言葉を聞いたあいりはツーストに歩み寄った後、彼の頬をつねった!


あいり「私、あんな言葉信じて悲しかったなー!」
ツースト「いででででで!!ほんほひふはん!!(訳:本当にすまん」
あいり「・・・ただいま」
ツースト「!」


その様子を見た以蔵達とカービィとメタナイトはその様子を呆れた様子で見ていた。


以蔵「誤解は解けちょったみたいじゃ」
カービィ「でも、ボクはちょっと疑問に思ってるよ」
乱麻「何がだ?まあ今は言わなくていいが」


一方、ふたば幼稚園近くの建物の上では「赤いトララ」とレララ伍長、怒りのアーチャー達が近辺を観察していた。


怒りのアーチャー「マスター、本当にやるのか?」
赤いトララ「ああ、あいつらを誘き寄せるには十分だろう。それともお前はあのメガネのマスターにも出くわしたのと同じ、子供に手を出すのは許せないか?」
怒りのアーチャー「そういうわけじゃねーんだがな・・・」
赤いトララ「言ったはずだ、躊躇いは負けに繋がると。もしヘマしそうになったら令呪で防ぐぞ」
怒りのアーチャー「・・・」


すると、レララが近況報告した!


レララ「今アサシンが罠を設置完了した。襲撃するゼ」
赤いトララ「ああ。ーーーーーこれより作戦(ミッション)を開始する!」


一方、そうとも知らないふたば幼稚園ではしんのすけが帰り際にこんなことを言い出した。


しんのすけ「知ってる?最近、王ドラがまた女の子の心を奪い去ったってー」
マサオ「えー?その話、誰から聞いたの?」
風間「本当か?ボクはドラメッドさんから王ドラが女の子を来させてるって聞いたけど」
ネネ「それはその子の近所の日向家でしょ?ネネは王ドラが女の子にプレゼントしてるって夏美さんから聞いたわ〜」
ボー「ボクは二人が逢瀬に行ってるとクルルさんから聞いた」


なんか王ドラを(周囲の吹き込みが原因で)大誤解してんぞお前ら!!?ちなみにしんのすけが聞いた話はマタドーラからのです(ぇ)


吉永「こらこら、そんなことで話題にするんじゃありません。王ドラさんに失礼なんだから・・・」


吉永が窓ドアをガラッと開けた瞬間、目の前に飛び込んだ小さな赤い人外の手が伸ばされーーーーー






一方の日向家ではタママがポテチを食べている最中に王ドラにじーっと見られていることに気付いた。


王ドラ〈●〉〈●〉
タママ「なんですか・・・;」
キッド「王ドラ、やめとけよ;」


やはり知らない様子であるケロロ小隊にドラえもんズはそろそろ彼らに言うべきかと悩んでいた。


ドラえもん(やっぱりここは正直に話した方がいいよ)
王ドラ(でも、タイミングっていうものが・・・)
マタドーラ(バカか。遭遇したクルークがゼオ達に話してるかもしれねーし)
王ドラ(うぐっ;)


すると、本を読んでいる途中である天草のスマホにみさえからの電話が鳴った。


天草「もしもし、みさえさん?どうしました、そんなに慌てて。春我部防衛隊はもうすぐ幼稚園から帰って来ますが」
みさえ「違うの・・・!」


パニックになっていたみさえからの説明を聞くうちに天草の顔は次第に驚愕に変わった!


天草「・・・何ですって!!?わかりました、必ず救います!」


天草が電話を切ったのを見たドラリーニョが聞く。


ドラリーニョ「どうしたのー?」
天草「ふたば幼稚園に襲撃です。しかも、「赤いトララ」の」
王ドラ「!!」


ドラえもんズが急に支度しているのを見たケロロ小隊は驚く!


ケロロ「どうしたでありますか!!?」
ドラえもん「ごめん、すぐに帰るから!」


ドラえもんズが走り去ったのを見たケロロ小隊は事態を飲み込めなかった。


ドロロ「前から思っていたが、やっぱり何かあるのでは・・・」


すると、入れ違いにある人物がひょっこりと顔を出した!


ギロロ「!お前は・・・」

三の儀、偽物と本物(その3) ( No.379 )
日時: 2025/01/22 17:46
名前: 桜 (ID: Zp53hDuK)

一方のドラえもんズはドラメッドの魔法のじゅうたんでふたば幼稚園に向かって行く途中で慌てた様子で走るトリスタンやリップ達を見た。ちなみに王ドラのサーヴァント達は霊体化中だ。


王ドラ「トリさん!」
トリスタン「こうなっては仕方ありませんね。とことん付き合いますよ!」


トリスタンの言葉にドラえもんズは強く頷いた!一方、襲撃されたふたば幼稚園の周りでは警察や野次馬が集まって来た。


怒りのアーチャー「おい、騒ぎを聞きつけてやがる!」
赤いトララ「私とレララは今生体恋化(アホトロン・フォーム)で地球人に変化しているから心配するな」
吉永「トララちゃん!?あなたが自分の恋路のためならなんでもする性格なのは分かるけど、子供達には手を出さないで!」


吉永が春我部防衛隊を始めとした子供達を守りながら啖呵を切る姿を見た赤いトララは無言で巨大な盾に変えたホルンを振り上げようとするが、その直前に出現した斬サブローが阻止した!


赤いトララ「ほう?」


それに続いてドラえもんズや王ドラのサーヴァント達、サーヴァントを引き連れたリップ達が現れた!


王ドラ「小さな子供にホルンが変化した盾を振り上げないで下さいよ!」
風間「みんな・・・!」
しんのすけ「おおー!」


その直後、くるっと向いたルートが叫び出した!


ルート「この後に頭に女物のパンツを被せた通り魔が来るぞ!みんな逃げろおおおおおー!!」


それを聞いた警察や野次馬が一斉に逃走した後、チャラ王は思わず呆れる。


チャラ王「酷い嘘吐くよなぁ。本当はそんな奴いてないのに」
マタドーラ「オレ様だったらちく寿司で(ry」


それを見たレララは思わず舌打ちをする。


レララ「勝手なことを・・・!」
赤いトララ「気を抜くなよ。こいつらは予想に反して諦め悪いのでな・・・!」


レララが銃でキッドを撃とうとしたら、かわされた!


キッド「銃!?」
レララ「フン」
リップ「あの子、ギロロさんと同じ機動歩兵の類だよ。銃を持ってるのがその証よ!」
為朝「銃を持っているからなんだ。一瞬で撃ち抜いてやる・・・!」


それを見た赤いトララは次第にこっちが押されてるのを感じ取った。


赤いトララ(まずい、完全に体力を失っている。目を瞑ったが、こうなれば仕方ない)


何かを決した赤いトララは右目に付けていた自分の眼帯を取り出した!


マサオ「えっ!?」


大半の全員が見たのは赤いトララの左目とは違う右目の紫色。つまり彼女はオッドアイであったが、問題はそこじゃない。何か光り出しているのだ。


天草「まずい!あれは魔眼です!」
赤いトララ「立ち上がる動きを止めよ!星を燃やす炎よーーーーー!」


赤いトララが魔眼の力で王ドラやトリスタン以外の動きが止まった!


王ドラ「みなさーん!!」
赤いトララ「おや?お前は見なかったか」
トリスタン「ええ、弱視なのが役に立ちましたよ」
赤いトララ「弱視も考えものだな・・・」


その直後、怒りのアーチャーが王ドラに攻撃する!


王ドラ「一応聞きますが、あなたは地球に反してるってわかっていますか?あなた達サーヴァントの歴史が生まれるのはこの地球なんですよ!」
怒りのアーチャー「わかってるよ・・・だけど、マスターには逆らわないのは影法師とも言えるサーヴァントの第一だろうが!それはテメェもよく知ってんだろ!?」


怒りのアーチャーの怒りぶりに王ドラは次第に焦りが見え始めた。


怒りのアーチャー「わかったか!これがマスターのやり方だ」


その直後、水の弓が怒りのアーチャーに浴びせた。その人物の方を見た王ドラ達は驚愕する。


王ドラ「アルジュナさん!?」
アルジュナ「随分と傷だらけになりましたか」
ナルカミ「クルークさんと一緒に助けに来たらこうなりかけましたね・・・」


思わずダメージを受けた怒りのアーチャーはよろけながらも立ち上がった!


怒りのアーチャー「まさかアルジュナが召喚されやがったとはな・・・」
アルジュナ「呼ばれたのが私だけではないと知ったら?」
怒りのアーチャー「何?」
アルジュナ「王ドラ、悪いと思いますがこの勝負は代わらせてもらいます」


すると、アルジュナが呼びかけた!


アルジュナ「カルナ!貴様の同陣営である奴との決着(ケリ)をつけろ!」


すると、カルナの槍が飛んできた!彼はヴリドラに言われた言葉を思い出した。






ヴリトラ『奴はインド神話「マハーバーラタ」における登場人物。その真名は、アシュヴァッターマン。それを覚えてけ』






カルナ「ヴリトラから聞いたな。アシュヴァッターマン!」
アシュヴァッターマン「ヴリトラァァァァァー!!!」


怒りのアーチャーの真名を聞いた一部以外の人達はびっくりしていた。


おぼろ(モイモイ)「アシュヴァッターマンってマハーバーラタにおけるカウラヴァ百王子側の・・・!」
シグレ「俺もびっくりしたんだ。まさかカルナと同じ陣営の奴が敵側に回ってるなんて思ってなかったから。だから、カルナが自分に決着を着けさせてほしいと自ら懇願したんだ」
ラフィーナ「自分と同じ陣営だからこそ止めたいわけね・・・!」


カルナがアシュヴァッターマンの巨大なチャクラムと槍を打ち合うごとに彼を叱咤する!


カルナ「マスターだからといって暴挙を止めるぐらいはできるだろう。貴様らしくもない。貴様はこんな時でも怒りを抱くであろう!」
アシュヴァッターマン「・・・!」


カルナは自分の宝具を打ち出した!


カルナ「日輪よ、死に随え(ヴァサヴィ・シャクティ)!」


アシュヴァッターマンを下したカルナの宝具を見た王ドラは思わず驚嘆する。


王ドラ(これが施しの英雄の力・・・!)


カルナの強さを認めざるを得なかった大半の一同だったが、アシュヴァッターマンはよろけながらも立ち上がった。


アシュヴァッターマン「マスター、すまねえ。真名が割れちまった・・・」
赤いトララ「邪竜が現れたと気付いたが、やはり先に断つべきだったか・・・」


そんな赤いトララにベディの剣が向けられた。


ベディ「貴女のしたことは単なる地球侵略の作戦を超えたものです。大人しく投降なさい」
レララ「テメェ、隊長に何すんダ!」


レララがベディを銃で撃とうとしたら、トリスタンのハープによる矢で阻まれた!


トリスタン「邪魔はさせませんよ」
キッド「あんた、タママへの恋心からじゃなかった「待つであります!」


声がした方向に向くと、事態を知ったケロロ小隊とパーシヴァルが駆けつけてきた!


クルーク「ケロロ小隊とパーシヴァル!?」
ドロロ「今、攻撃する前に話をさせてほしいでござる」
メルト「どういう意味よそれ?」
パーシヴァル「彼女を見たらわかるよ」


すると、パーシヴァルの後ろからひょこっと出てきたのは・・・






ププル「トララちゃん!?」
トララ「・・・」






赤いトララ「・・・!」


トララは「赤いトララ」に対して静かに訊ねた・・・






トララ「僕を探しに来たのでしょう?お姉ちゃま」

三の儀、偽物と本物(その4) ( No.380 )
日時: 2025/01/22 17:49
名前: 桜 (ID: Zp53hDuK)

大半の全員「えええええーーーーー!!!?」


トララの発言に大半の全員は寝耳に水の如く驚愕した!


サンソン「姉妹だったのですか!?」
ギロロ「トララがケロン軍に入っているのは知っているな?それは自分の実力もだが、姉による恩恵が大きい。女ながら実力で少尉にまで登り詰めたホルル少尉のがな・・・!」


赤いトララことホルルは妹のトララに聞く。


ホルル「私の元に戻る気はないか?お前の意中の相手も連れ出して」
タママ「・・・!」
トララ「それは・・・」


一瞬返答に躊躇ったトララだが、タママを見て決意を改めて固めた!


トララ「地球侵略はタママ先輩達ケロロ小隊の任務です。僕達が邪魔する余地はありません。それに僕はこの地球でトランペットを吹けるから戻るつもりはないです」


妹にはっきりと断られたホルルは思わず唇を噛むように見えた。


ホルル「そうか」


それを聞いたホルルはレララとアシュヴァッターマンに告げる!


ホルル「この場ではこれ以上の戦いは不利。これより一旦撤退する」
レララ「!」
アシュヴァッターマン「・・・!」


ホルルは去り際にケロロに告げる。


ホルル「ケロロ軍曹。これはケロン軍からの通達の上ですよ」
ケロロ「・・・!!」


ホルル達が去った後、チャラ王はトララに聞く。


チャラ王「あんたを探しに来たってどういうことだ?」
トララ「それは・・・」


そこにランスロットが窓のドアを開けて入って来た。






ランスロット「ケロン軍も話題になっていた。君がタママ殿への恋心ゆえケロン軍には失踪扱いしたというのでな・・・」
トララ「・・・」






一方、ベリーと彼女のサーヴァントのアサシン・加藤段蔵はエージェント達の帰りを待ちながら歩いていた。


ベリー「パパ達、いつになったら帰って来るかなー?」
段蔵「何らかの事情があるのでしょう。待ちましょう」


すると、二人は何やら隠れている様子のスマブラ屋敷に常駐するサーヴァントのアサシン・風魔小太郎を見つけた。


段蔵「小太郎?」
小太郎「母上とその主殿!?ちょっと為朝殿が飛んでいたのを見たからどこに行ったか探ろうとして(何だかキラキラ」
ベリー「男の子ってロボ好きなのは本当だね。じゃあ、あっちのもいるんだけど?」


ベリーが指差した方向にからくりのアサシンがいた!


からくりのアサシン「エ?」
段蔵&小太郎「!!?」


からくりのアサシンが二人を見て驚いた様子を見せたが、すぐに立ち去った!


ベリー「あっ、大声を出したらダメだね・・・って、二人ともどうしたの!!?」


一方、ふたば幼稚園ではトララの行動にゼオは察した。


ゼオ「つまりケロン軍に虚偽の申請をしたわけか。そりゃ帰れんな」
トララ「うるさいですね!大体あの女が厳しすぎるからなんですよ!僕に対して冷たいし、意地悪な行動を繰り返すし、みんなが僕をあの女と比べてくるし・・・!」
フィン「単なる姉妹喧嘩もあったか」
ギロロ「俺は気持ちはわからなくはないがな」←兄がガルル中尉


すると、エージェントの方に電話がかかって来た!ベリーからだ。


エージェント「おう、ベリーか?」
ベリー「からくりの女の人に関して誰か知ってる人いる?段蔵ちゃん以外で!」
王ドラ「はい、会いましたよ。敵側としてね。いや、私達を改造しようと狙って来たから一番ヤバい類なのですが・・・;」






ベリー「段蔵ちゃんとこた君がその人のことを知ってそうなの!」
大半の全員「!」






その数分後、ふたば幼稚園を出た大半の一同は呼ばれたエージェント達の住む屋敷で小太郎が前提としてこれまで彼らの身に起きた話を聞いた。


小太郎「やはりそうでしたか。ケロロ小隊に代わって地球侵略しに行くとは・・・ケロロ小隊が地球侵略の任務でも絶対遂行しないから安心していたのに」
ギロロ「失礼だな!真面目に地球侵略の任務を行おうとしているのではないか!」
クルル「それが全く進まないから英霊どもが安心してるんじゃねェか〜?」
ギロロ「ぐっ;」


小太郎は思わずオロオロするが、すぐに体勢を立て直してあることを話した。


小太郎「は・・・いえ、段蔵殿は初代風魔小太郎によって作られたからくりであるのは知っていますね?」
王ドラ「はい。あなたがスマブラ屋敷に来たばかりの頃に教えてくれましたから(素直に母上って呼べばいいのに」
小太郎「彼女を作ったのは初代風魔小太郎だけではないのですよ。彼は協力の元だったのです。史実こそ風魔の血を汲む忍者として伝えられていますが、それは当時としては陰陽術のようなもので、その製作者が妖術師ですから。なぜか女性の身体に改造していましたが」


小太郎の話を聞いた王ドラ達はからくりのアサシンの真名を導き出した!


王ドラ「じゃあ、からくりのアサシンの真名は・・・」
段蔵「はい」






段蔵「妖術師・果心居士。「今の姿」ならば小太郎殿の遠き祖母のようなものにあたります」






一方、とある場所ではアシュヴァッターマンの真名が割れた理由をラババ兵長に話していた。


ラババ「えーっ!?お前の生前の仲間と敵が地球側に呼ばれてたぁ!!?」
アシュヴァッターマン「ああ、見た時には驚いたな・・・」
レララ「まあいいサ。隊長の正体がバレたけれど、妹のトララは見つかったし、からくりのアサシンだけは真名がバレてねーし・・・」


それを聞いた果心居士は首を横に振った。


果心居士「いイえ、モう知られルとコろでス。地球側にいル風魔小太郎と加藤段蔵に顔を見ラれましタ」
ホルル「お前の可愛い家族が地球側にか?・・・そうか・・・」


ホルルはすぐに振り向きながら告げる。


ホルル「ならば、今日はもう下がれ。あ、ドルルにも声をかけてやってくれ」
果心居士「はイ」


部下達と自分のサーヴァント達が部屋から出て行った後、ホルルはホルンを吹きながら何らかの出来事を思い浮かんだ。倒れた子供を前に泣く少女。


泣く少女『ーーーーーっ!!!』


あの時からそれを思い浮かぶたびにホルンを吹いていた・・・。


ホルル「・・・」


すると、そこにトリストラムが部屋に入って来たことで演奏を止めた。


トリストラム「おや、音がいつもよりも悲しみを秘めている。もしや自分の妹に拒絶でもされたのですか?」
ホルル「お前にはわからぬだろうな。どうせ腹の中では笑っているのだろう」
トリストラム「ええ、それはもう爆笑ですよ。貴女のホルンが泣いているとね」
ホルル「ああ・・・お前好みではないだろうな」
トリストラム「大嫌いですよ。あのお方以外は何もかも」


ホルルは仮面越しから嘲笑う彼を一度睨むように見た後、いつもの無表情を取り戻した。


トリストラム「それで?邪魔が入ろうとも「あれ」の封印措置は進めましたか?」






ホルル「ああ。完成まであと一息のところまで来ている」






続く・・・






感想OK

四の儀、ゆずれなき信念(その1) ( No.381 )
日時: 2025/01/28 17:24
名前: 桜 (ID: jBbC/kU.)

【前回までのあらすじ】チェリーワールドはいつものように平和でドタバタな日常を過ごしていたある日、2騎のサーヴァントを連れた「赤いトララ」率いる小隊が現れ、ケロロ小隊に代わって地球侵略を宣言される。
ドラえもんズを始めとしたキャラ達が彼女達の襲撃に遭うが、その最中で事態を知ったそのサーヴァント達の生前の関係者とケロロ小隊と本物のトララらが現れたことでその二騎の真名と「赤いトララ」の正体が判明したことで勝利への兆しが見え始める。
一方、突然現れた謎の美少女配信アイドル「あいりん」の正体が月島あいりかと次第に疑念が拡がっていくが、ある日のライブ会場に学校の合宿から帰って来ていた本物のあいりが来たことでその事実を否定される。本物のあいりが来たことで慌てた拍子に彼女を偽物だと糾弾するあいりんだったが、あいりの直属サーヴァントであるモードレッドやツーストを始めとした彼女をよく知るキャラ達はそれに動じなかった。
そうこうしているうちに地球侵略計画のための封印措置が完成を進められていて・・・!?


赤いトララ編、いよいよクライマックスです〜!






ーーーーーとある記憶の中。小さかった僕は酷い高熱にかかっていた。


トララ「はぁ・・・はぁ・・・」


両親や使用人達は僕を少しでも早く治そうとあちこちに駆け回ったが、僕はそんなことどうでもよかった。僕はこんな時ぐらいはそばにいてほしいからだ。


ホルル「・・・」


ドアをギィッと静かになるような音が聞こえる。そいつは僕の天敵の姉だ。いつものようにまた冷たく当たるかと思ったが・・・


〜♪


姉は僕に向けてホルンを吹き始めるが、その音は子守唄の如く優しかった。


トララ「はぁ・・・は・・・すぅ・・・」


僕はそれで安心した途端に眠ってしまった。吹いた曲が姉の作った曲かわからない。
ーーーーーそれでも姉が僕に優しくしてくれた、たったひとつの思い出。






トララ「・・・」


朝の鳥のさえずりが聞こえた時、トララは目を覚ました。あの時の夢だ。


トララ「なんで今更・・・!」






以蔵「はぁっ!!?おらっどういうことじゃあ!!?」


乱麻達の住む学生寮では以蔵が出た電話の内容を知って驚愕した!


以蔵「わしにはそんな名前の友人、おらん!とにかくすぐ向かうき!後でお頭からの呼び出しを待っちょれ!」


電話を切った以蔵はすぐさま走り出した!


以蔵「・・・さてはわしの知り合いの友人関係から盗み見しちょったか・・・!」


一方、日向家では王ドラがケロロ小隊の尋問から帰って来ていた。


天草「お帰りなさい。どうでしたか?」
王ドラ「質問責めはされましたが、怒られることはありませんでした。ただ注意を一つだけ」
キッド「自分達の見知らぬところであんなことが起きたもんな・・・まあ、隊長のケロロの怠慢でもあるけどな!」


それを見た為朝は王ドラに話しかけた。


為朝「これからどうするのだ?」
王ドラ「とりあえず奴らの拠点を見つけ出して・・・」
トリスタン「ついに隠密ですか(忍者の如く床から飛び出した」
王ドラ「うわぁっ出たぁ!!?」
ドラえもん「ケロロ君、いつのまにこんなもの作ったの!?」
ドラリーニョ「忍者みたーい!」


トリスタンも加わったドラえもんズとその仲間達がこれからの行動を話し合う。


ドラメッド「やはり敵情視察であるか?」
王ドラ「それもいい方法ですが、そう長くは・・・」


すると、ベランダの方から魔の手が入った!ホルルとアシュヴァッターマンだ!


ホルル「やはりそれを考案するか」
マタドーラ「ホルル・・・!!?」
ドラニコフ「ガァウ!!」


ホルルは武器を向けたドラえもんズらを見てため息を吐いた。


ホルル「安心しろ。今のは貴様らを倒しに来たわけではないのでな」
阿国「!!?」


その直後、王ドラがニョロロに縛られてそれをアシュヴァッターマンに引き上げられた!


王ドラ「なんですかこれー!!?」
キッド「王ドラー!!」


他のドラえもんズやそのサーヴァント達が王ドラを救出しようとするが、アシュヴァッターマンによるチャクラムによる攻撃に阻まれた!


アシュヴァッターマン「悪いな。これもマスターの命なんでな」
トリスタン「待て!」


トリスタンは右手で王ドラのチャイナ服の裾を掴む!


ホルル「ほう?」
トリスタン「させますか・・・!」
王ドラ(トリさん・・・)


その右手をホルルが蹴り飛ばす形で引き離した!


王ドラ「!!!」


ホルルとアシュヴァッターマンはテレポートを使って王ドラを連れ去った・・・!






トリスタン「王ドラぁぁぁぁぁーーーーー!!!」






一方のケロロ小隊の秘密基地では非常事態装置が反応していた!


ギロロ「敵襲か!?」
クルル「いや、そうではないみたいだなァ。約1名連れ去られたが」
ドロロ「約1名ってどういう・・・まさか・・・!」
タママ「そんな・・・!王ドラさん・・・!」


王ドラが拐われたことで騒然とするギロロ達であったが・・・


ケロロ(((((Ⅲ°д°)))))ま、ましゃか人質ダヨネ?ヨネ?
ギロロ「なんで隊長である貴様が怯えてるんだ!!?」






ーーーーーとある真っ白な一面がある地。


「貴様!私の○○○を返せ!」


私は○○○を救おうと赤猫を連れたある魔女に手を伸ばす。しかし、それは後一歩のところで届かなかった。


「ーーーーーっ!!」


だが、その直後の光景に衝撃を覚えた。魔女が、あの美しく憎らしい赤いケロン人の女に変わったからだ。


ホルル「・・・」


その女が抱えているのは、私の○○○と同じぐらい執着するーーーーー






トリスタン「王ドラ殿!!」


トリスタンはケロロ小隊の秘密基地にある医務室のベッドの上で目を覚ました。先ほどの夢について頭を抱える。


トリスタン(なぜあの時の夢を・・・)
サンソン「気が付きましたか」


トリスタンはベッドの横にいるサンソンの姿を見た!


トリスタン「サンソン殿!みなさんは・・・」
サンソン「全員無事だ。今はプルル看護長の診察を受けている。リップ嬢らがあなたが起きるのを待っているらしいから来させるかい?」


トリスタンはそれを頷いた後、自分のマスターのリップが泣きながら抱きついて来た!


リップ「よかった、トリスタンちゃん!」
トリスタン「リップ。王ドラ殿は・・・」
チャラ王「今ゼオさん達が全力で行方を探してる。難航してるようだけどな・・・」


それを聞いたトリスタンはいつもよりも悲しそうな顔をして俯いた。


トリスタン「・・・結局、私は恥晒しなのですね・・・友を救えない騎士など・・・」


すると、リップがトリスタンの胸ぐらを掴んだ!


リップ「今落ち込む場合じゃないでしょ!まだ王ドラちゃんの生体反応があるわ!ということは「もう救えない」じゃないわよ!」


一方、ケロロ小隊はゼオ達の協力の上で拐われた王ドラの位置情報を探っていた。


ギロロ「まだ見つからないのか!」
ゼオ「王ドラの魔力感知の位置では大分近い方に来てると思うんだが、なんか混線してるのか・・・?」
クルーク「しっかりしてよ!」


すると、以蔵がズカズカとケロロ小隊の秘密基地に入って来た!


以蔵「おらっケロロ小隊!!わしのところのバカが見ちょるようなポカやらかしたじゃろ!?そいつが王ドラのファンになった勢いでGPS付けちょったんじゃぞ!!?今すぐ話しと・・・!?」
クー「・・・よ、よくやった以蔵!でも、それはあんたのところの奴のやらかしだ!」
パーシヴァル「ということは知っているんだね?だけど、仲間を疑うのは良くない!」
エジソン「重要なことを教えてくれるとはやるな!だが、いつもやってるのはケロロ小隊とは限らんぞ!」
以蔵「な!?な!!?なん!!!?」


まさかの行動にみんなに万歳された以蔵。みんな文句たらたらなんですがね。


以蔵「わしは「大人しく喋ってもらいまスイッチオン!!」なんじゃあ!!?」
ベディ「・・・早くしないと、我が王に失望されるのですよ・・・今すぐ救わなきゃ我らが王に・・・!」
以蔵「なんでそんなことに!?」
ベディ「王が王ドラ殿を目にかけてるのですよ!ガウェイン卿がジェラシーを感じるからこちらは板挟みですし!!」
以蔵「それはお気の毒じゃ・・・;」


泣くベディをアイオーンが慰めた最中でププルが以蔵に頼む。


ププル「教えてほしい。王ドラはどこにいるの?」
以蔵「・・・イギリスのストーンヘンジじゃ」


以蔵の証言によって全員が驚いた!


フィン「ストーンヘンジってイギリスのソールズベリーから離れたところだな?」
龍馬「でも、あそこには入る建物はなかったはず・・・」


すると、クルルがコンピューターを操作しながら告げる!


クルル「ビンゴだぜェ〜。どうやら地下に奴らの拠点が作られてるらしいなぁ・・・!」

四の儀、ゆずれなき信念(その2) ( No.382 )
日時: 2025/01/28 17:28
名前: 桜 (ID: jBbC/kU.)

王ドラ「ん・・・」


王ドラは牢屋の中で目を覚ました。彼は周りを見渡しながら自身に起きたことを思い出した。


王ドラ(そうか・・・私はホルル達に拐われて・・・)


自分を助けようとしたトリスタンとアシュヴァッターマンの攻撃により傷ついた親友達や天草達を思い浮かんだことで彼らには申し訳ないと感じた。


王ドラ(だけど、落ち込んでる場合じゃないです。ここから脱出する手立てを見出さなければ・・・)


一方、アシュヴァッターマンはマスターのホルルには少しの間だけでも休ませようと彼女の部屋に来ていた。


アシュヴァッターマン「マスター。少しは休めよ」
ホルル「今封印措置が完成一歩手前だ。そうとなれば休むわけにはいかない」
アシュヴァッターマン「マスター!」


アシュヴァッターマンは怒ろうとしたのを抑えつつもホルルに訊ねた。


アシュヴァッターマン「自分のことはいいのか?」
ホルル「ああ」
アシュヴァッターマン「お前が許した数名だけを生かしていいのか?」
ホルル「ああ」
アシュヴァッターマン「あのオレンジダヌキのことはどうするんだ?」


問われたホルルはフッと微笑いながらそれに答えた。


ホルル「私との契りを交わした後、共にいてもらうさ。さぁ、もういいだろう。下がれ」
アシュヴァッターマン「・・・」


アシュヴァッターマンが部屋から出た後、レララ達が待ち受けるかのようにその場にいた。


レララ「アシュヴァッターマン」
アシュヴァッターマン「ああ。やることは決まってるぜ」


一方、王ドラは檻を両手で檻を開こうとしたらなんとか1ミリは開くように動かした。って、両手で!!?


王ドラ「よし・・・!パワータイプではない私でも動かせましたね。あの馬鹿牛ならどうするか思い浮かんだらできました。もうちょっと開ければ・・・!」


すると、檻の鍵が開くような音がした。王ドラはこれに気付く。


ラババ「檻を壊すつもりかな;」
王ドラ「あなた達!」


突然檻が開かれて困惑した王ドラは彼女達を問い詰めた!


王ドラ「脱出しようとした私についてホルルに報告しようとしましたね!?」
果心居士「どんナ報告デすか?確かニマスター様のこトですガ」






アシュヴァッターマン「それについて話をしに来た。俺達はマスターを止めるためにここにいる!」
王ドラ「はい?」






一方、ホルル小隊の拠点もとい王ドラの居場所を掴んだ一同は以蔵から今回の事態を知って協力を了承してくれたグレンらを呼び寄せて彼の飛行船でストーンヘンジに到着した!


グレン「着いたぜ。あとは上手くやれよ!」
以蔵「おん、ありがとき!」


彼らを送り出したグレンの飛行船が再び飛び立った後、風間は聞く。


風間「これからどうする気ですか?」
クルーク「とりあえずホルルを捕まえて、それには生前の関係者達の協力もあるから・・・」


クルークに見られたシグレとナルカミとベリーや彼らのサーヴァント達は一斉に頷く。ホルル捕獲の道中で現れるであろうアシュヴァッターマンと果心居士を撃破するのに必要だからだ。


ナルカミ「わかっています。こちらのことは心配しないように」
トリスタン「ありがとうございます。ドラえもんズやケロロ小隊もホルル捕獲に向かうと・・・」


すると、空を見上げたらハルバードが飛んでいるのを見た!


キッド「ハルバードオオオオオー!!?」
チャラ王「メタナイトさんがここを破壊するなと怒って来たのか!!?」


降り立ったハルバードの中からカービィやメタナイトやあいり達が出て来た!


カービィ「あれっ、キミらもここに何かあるの!?」
リップ「カービィちゃん!?みんなも!」
ドラえもん「どうしてここに?」
ツースト「あいりんの映像を映し出される場所をクロスに探らせたらここにたどり着いたんだ。まさかお前らも同じ場所に来るなんて思ってねーけど」
タママ「実は・・・」


タママから話された内容にハルバードから降りた一同は衝撃を隠せなかった。


メタナイト「なんだと!いつも私の仮面を外しながら弄るようなあの王ドラが・・・!」
アストルフォ「そうだよ!前に冷静な様子で暴れた裸族の頭を掴みながら拷問したあの王ドラが!」
あおい「ドラリーニョのサッカープレイで壊したユーリの高級なワイングラス(3ケタ万円の値段)をごまかすように頼んだ大王に断られたから大人のおもちゃを持って脅して了承させたあの王ドラが拐われるなんて・・・!」
クー「どら焼きを食べたキッドへのオシオキで超高層からの落とし穴にたまたま近くにいた俺を巻き込んだあの王ドラがだよ!」
ランスロット「彼は普段からどんな行動してるんだ!!?」
ほわん「ところでノッブさんは?」
カービィ「何かを持ち出すからボク達が先に向かってくれって・・・」


王ドラの最近の伝説にランスロットさえも突っ込むほが、トララはあいりんの正体に対して心当たりがあった。


トララ「僕、あいりんの正体を知ってます。同じ小隊の一員の彼女をもう見ていられなくなったので・・・」
アタランテ「本当か!?しかもあいりんは汝と同じ小隊の奴がやってるのか!?」
エレナ「あいりはそれでいいの?」
あいり「ええ。私の姿を使っているならやめさせなきゃいけないし・・・」


目的が追加したことでケロロはこれからどうするのかを取り仕切った。


ケロロ「では役割を二つに分けるであります。我輩らケロロ小隊とドラえもんズとナルカミ殿らとリップ殿らと天草殿らはトララ上等兵以外のホルル小隊の三人の拘束や2騎のサーヴァントの撃破や王ドラ殿救出。トララが案内する形であいりんの正体であるもう一人の対峙を残りのメンバーに委ねたいが、この役割は人数が多すぎて・・・」
クルーク「ケロロ」


クルークがそれについて挙手する形で要望した!


クルーク「それならキミ達の役割をボク達に担当させてよ。ボクのサーヴァント達だけでも連れてけばいいんだろ?」
ドラリーニョ「ホント!?」
ドラメッド「助かるであーる!」


すると、アイオーンもすっと挙手した。


アイオーン「我らも貴様らと共に向かう。ベディもトリスタンを放っておけぬぞ・・・」
ベディ「アイオーン様・・・」


それを見た以蔵はそっぽ向きながら言う。


以蔵「龍馬も行きたいなら勝手にせい!」
龍馬「ありがとう、以蔵さん。ごめんね・・・」


それに続いてトララもタママに話しかける。


トララ「本当ならお姉ちゃまのところには僕も行かなきゃ行けないのに、ごめんなさい・・・」
タママ「いいんだよ。お前はアイルー達を「あいりん」の所在に案内しとけ!」
モードレッド「・・・」


二つの役割を決めたことでその二つの担当班は別々のところに突入する!


クロス「そちらの朗報を願うぞ!」
天草「そちらもですよ!」


一方、アシュヴァッターマンに事の詳細を話された王ドラは牢屋から解放された上で一人ホルルのところに向かっていた。


王ドラ(よかった、人の来ない場所で。ひみつ道具の使用が制限されて使えないので)


王ドラは走っている最中に先程のアシュヴァッターマンらとの出来事を思い返していた。


王ドラ『なんで?自分達の隊長もといマスターに叛逆するつもりで?』
アシュヴァッターマン『ああ、そうだな。マスターは少し前までは態度は冷たくても俺達の身を案じる程度の分別は持っている奴だったんだ。それなのにケロン軍の使者を名乗る奴と会ってからおかしくなって来やがったんだ。俺達と同じ地球人のような姿をしているのは気になったんだが・・・』






ホルル『ああ。完成まであと一息のところまで来ている』
トリストラム『そうですか。ところでそれを完成させたら自分の部下達やサーヴァント達を切り捨てるおつもりで?』
ホルル『そうだな。完成させたら用済みだろうな。妹は情けで生きらせるがな』
トリストラム『前向きなお返事で。それこそ氷のような心で大変よろしい』






アシュヴァッターマン『それを立ち聞きで聞いた時、憤りを感じたのと同時に黙って見られなくなったんだ。今までの詫びにはならないと思うが、せめてもの協力してほしい』
王ドラ『・・・具体的にはどうするつもりで?』
アシュヴァッターマン『お前が一人マスターの元に向かって対峙する寸前に奴に攻撃を仕掛ける。その隙に奥にある例の装置を破壊しに向かえ!』


階段を上ったら、王ドラはいよいよホルルがいるであろうその装置のある部屋に到着だと確信した。


王ドラ(よし!もうすぐ・・・!)
???「何してるの?」


王ドラはその階段の上で待っている人物を見て驚く。アネモネが無垢な笑顔で立っているからだ。


王ドラ「アネモネちゃん!?なんでここにいるんですか?もしやあなたもホルルに拐われたか知りませんが、今はあなただけでも逃げて・・・」
アネモネ「ダメだよ。ここから動かない」
王ドラ「どうして・・・!?」


王ドラはアネモネの姿が変わっているのを見てさらに驚いた!






ホルル「あなたは、私の旦那様(我が夫)になる人なのだから」






王ドラ「ホルル・・・!?」


そう、アネモネの正体は地球人の幼女になりすましていたホルルだった!王ドラは歯を食いしばりながら聞く。


王ドラ「アネモネちゃんはあなただったのですか・・・?」
アネモネ「ああ、生体恋化(アホトロン・フォーム)を少し改造した上でな。あれなら外部に警戒心を抱かれぬのでな」
王ドラ「前から宇宙人に会いたかったと言ったのは・・・?」
アネモネ「あれは建前だ。まさかケロロ軍曹らがあそこの捕虜になってるとは思わなかったぞ。当方もこちらの正体に気付かなかったのは内心呆れたが」
王ドラ「あのプロポーズはなんだったんですか!?私を弄ぶためか!」


ホルルは王ドラの目をじっと見ながら答えた。






ホルル「いや?本気だったんだが。地球人の言葉で言うならライクではなくラブの」
王ドラ( д)                  °°






まさかという形でホルルの王ドラへの恋心が判明。彼を拐ったのは自分の夫にするためだったのか(ぇ)


王ドラ「すみませんが、からかってます!?(顔真っ赤」
ホルル「本心だ」


ホルルが突然自分のビームサーベルを出しながら訊ねる!


ホルル「ところで最後に死にたい奴は誰だ?」
アシュヴァッターマン「!!?」


上からホルルを襲撃しに来たアシュヴァッターマン達が彼女の攻撃を受けて吹っ飛ばされた!


王ドラ「みなさん!!」


一方、対「あいりん」班は地下を降りながらトララの案内の上で走っていた。






まさかの展開


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