二次創作小説(紙ほか)

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日常日和。5
日時: 2025/09/30 17:20
名前: 桜 (ID: ZZpzcnXb)

おかげさまで日常日和。も5という節目で新しく迎えることができました。ここに至るまで色々と混乱があり悩みもしましたが、考えた末にこの先に何があってもこれまでの続きを執筆したいという気持ちで新スレッドに至れました。色んな意味で変わる場合もあり混乱はすると思いますが、私は私で頑張りたいと思いますのでご存じの桜サイドやこれまでに出てきた新たなサーヴァント達も含めてどうぞよろしくお願いします!


「目次」


「短編」
The Reverse Night>>1-5
聖夜怪盗☆シークレット>>6-7
デンジャー☆スクランブル>>33-36
僕もまた、運命に導かれて>>37-38
うちの護衛のママ侍さん>>39-42
とある雪月花の羽根。>>43-44
アスパラ☆クライシス!>>77-83
運びを巡る機関車と謎のトレインハンター>>84-86
僕の果実のボク>>96-100
黒の感情・白き純潔>>101-105
ツイセキ☆トラブル!>>148-152
イモーターウォーズ>>153-156
◯◯透視の試用モニター>>157-161
こっちを向いて、愛してると言って!>>162-165
Halloween rabbit!>>166-169
湖の騎士は星の戦士の●●に夢を見るか?>>170-172
ランデブー☆メタモルフォーゼ>>173-176
鯖組メインでファンタパロ>>177-179
雪の記憶、冬の華>>180-183
ある冬の日のアムール>>184-187
クリスマスに追いかけっこ!>>188-191
クリスマスにネガイゴト>>192-196
小さきパンダのガレット・デ・ロワ>>197-200
宇宙の中の不思議の国>>201-205
スキ!スキ!スキー!>>206-210
ビターシュガー・チョコバーボン>>211-215
満開花見日和>>246-249
ツッコみ所が絶えませんっ!(by一ちゃん)>>250-253
ブレーメンの追跡隊>>254-258
王様ゲーム>>259-262
阿国さんの戦い>>263-267
蛇は蛙が好物らしい>>268-270
シチリアでの小話集>>286-289
パンプキンハザード>>318-321
雪の輝き、小さな夢>>345-348
王ドラなう!>>349-351
聖夜、君に贈り物を>>352-356
聖夜、白なる争奪戦>>357-360
突撃!隣の大掃除>>361-364
年明けのアムール>>365-368
バレンタインのから騒ぎ?>>393-396
I‘m not crying anymore>>397-400
バディファイターズタワー踏破の旅>>429-432
Cherry:CamelotZERO>>437-440
異世界を駆け巡る澄色の猫型ロボット達>>471-478
かの者が残してきたもの>>479-482
虹の島々での小話集>>537-540
グルメフェスを調査せよ!>>541-544


「サーヴァントvs○○○シリーズ」
第六天魔王vsカンフー猫型ロボット>>322-325
湖の円卓騎士vs仮面の剣士>>337-340
光の御子vs魔界のプリンス>>341-344
ブリテンの騎士王vsもう一人の闇の魔導師>>401-404
幕末の人斬りvs蒼炎の勇者>>405-408
日輪の姫vs野原家の主婦>>409-412
大統王vs黄色い悪魔>>413-416
五代目風魔頭目vs宇宙忍者>>417-420
太陽の騎士vs赤き吸血鬼>>499-502
島原の乱の指導者vs虚言の魔術師>>503-506
維新の英雄vsウサギの双子弟>>507-510


「桜サイドの快刀家の事情」
三兄編>>389-392
次兄編>>433-436
長兄編>>545-548


「針音ノ時計塔のアリア」
時の輝きよ>>45-47
赤の中のモアイさま>>48-50
青の上のウォーターシティ>>51-54
白の下のバトルロワイヤル>>55-57
黄の外の太陽・・・?>>58-60
その呪文の続きには>>61-66
「誰か」の世界にとってのピース>>67-71
ここに。>>72-76


「決戦前夜」
輝ける希望の星達よ>>114-117
二度の生における旅路>>118-120
「太陽」の焔を>>121-125


「キャメロット城での決着」
現在キャメロット城:正門>>126-127
現在キャメロット城:世界を約50%吸収>>128-129
現在キャメロット城:世界を約80%吸収>>130-133
我らの望む未来>>134-136
太陽のナミダ>>137-141
There are our home here>>142-147


「女性ケロン人小隊襲来」
一の儀、女性ケロン人小隊襲来!>>369-372
二の儀、ささやかな疑念>>373-376
三の儀、偽物と本物>>377-380
四の儀、ゆずれなき信念>>381-384
五の儀、星へ届けるハーモニー>>385-388


「フェアリー・レクイエム〜トリスタンの名を持つ妖精の少女〜」
「トリスタン」は突然に>>549-552
日常ブレイカー?それとも・・・?>>553-556
妖精姫のトマドイ。>>557-560(更新)


「前後編」
かけがえのない「君」>>26-28>>29-32
戦国時代からの謎の挑戦状!>>87-91>>92-95
苺の彼方をもう一度>>106-109>>110-113
シチリアでの鳥の夢>>271-275>>276-281>>282-285
月夜でのエンゲージ>>326-331>>332-336
雪月に小さな花びらを>>421-424>>425-428
時空鉄道の夜>>483-487>>488-498
カービィだらけ>>511-515>>516-519
ワドワド☆サマーアドベンチャー!>>520-525>>526-530>>531-536


「風花月夜伝〜友情よりも、忠義よりも〜」
第一の巻:逆光降臨>>8-10
第二の巻:御一行様之旅珍道中>>11-12
第三の巻:恋せよ浪漫、忍の花に>>13-15
第四の巻:変わりはしないもの>>16-18
第五の巻:生きとし、生ける者。>>19-20
第六の巻:揺るぎない、どうしても。>>21-22
最終の巻:音が導く先>>23-25


「風花月夜伝2〜花は今、光へと舞う〜」
第一幕:異変を告げられし江戸>>216-219
第二幕:渦巻く四方と空>>220-223
第三幕:咆哮の中に在る「声」>>224-227
第四幕:私の輝きの星>>228-231
第五幕:忍び寄る戦いの迫る時>>232-235
第六幕:怨恨開花>>236-240
最終幕:空へ>>241-245


「灯火の星〜第六天魔王の乱〜」
第一の段:わし、参上!>>290-293
第二の段:雷に阻まれるのならば、やることは?>>294-297
第三の段:キミと、光と>>298-301
第四の段:聖地の謎かけを解き明かせ!>>302-305
第五の段:闇夜の城で見つけたのは・・・>>306-309
第六の段:光と闇の諍い>>310-313
最終の段:そして魔王は、悪魔と共に歩き出した。>>314-317


「チェリーワールド×蒸気都市〜夢幻の歯車の光〜」
第1話:ようこそ蒸気都市>>441-444
第2話:風を便りに>>445-448
第3話:決して叶いもしないだろうけど、>>449-452
第4話:魔女の■の讃歌>>453-456
第5話:蒸気聖杯戦争の「目的」>>457-460
第6話:風よ光へと吹け>>461-465
最終話:さよなら蒸気都市>>466-470

一の儀、女性ケロン人小隊襲来!(その3) ( No.371 )
日時: 2025/01/09 17:57
名前: 桜 (ID: FSHRfx37)

襲撃






ルキナ「すみませんが、配信見ました?」
デイジー「見た!あいりんでしょ?」


のび太「あいりん、可愛かったよねー!」
スネ夫「ぼくちゃん、応援ボタン押したのと同時に大量のスポチャ送ったんだ〜」
ジャイアン「ずるいなそれ!」


ミク「新しい配信アイドルってことかな?」
ルカ「近々私達とのコラボを誘えないかメッセージを送ってみるわ」


それを見ていた王ドラは思わずふぅっとため息を吐いた。


王ドラ「なーにが配信アイドルなんだか!そんなの顔だけですよ」
ドラえもん「自分が事務所社長に扮してる所属バンドの方がカッコいいって?」
王ドラ「その通りです」←音楽事務所ピアニッシモの社長・大湾星華の顔を持つ


そのあいりんの配信を見ていたドラえもんズのマタドールがニヤニヤしながら言う。


マタドーラ「でも、あいりんはめちゃくちゃ可愛い方だぜ?オレ様、応援ボタン押したんだぜー」
王ドラ「馬鹿牛」
ドラメッド「これこれ;今は喧嘩する場合ではないであ・・・」


その直後、ドラニコフが空を見ながら唸っていた。


ドラニコフ「ガルルルルル・・・・」
キッド「どうしたんだ、ドラニコフ?空に何かいるのか?」


キッドが空を見ると、何らかの巨大な物体が降り出してきた!


ドラえもんズ「ぎゃあああああー!!!空から落ちてきたー!!」


煙が消えた後、ドラえもんズが見た巨大な物体はウィスピーウッズだった。


ドラリーニョ「えっと、キミはプププランドの〜巨大な木だったかなぁ?なんか悪いものでも食べてる?」


その言葉を聞いて顔を上げたウィスピーウッズの瞳は黒色から紫色に変わっていた。


ドラえもん「ウィスピー・・・?」


ドラえもんが声をかけようとしたら、ウィスピーウッズが攻撃を繰り出してきた!


ウィスピー「ーーーーー!!!」
王ドラ「やっぱり!また何かに操られたんですね!?」
マタドーラ「逃げろー!!」


ドラえもんズはその場から逃げ出すが、ウィスピーウッズが浮遊歩行する形でその跡を追ってきた!


キッド「そういえば、こいつは木のくせに飛べるんだったー!!」
ドラメッド「カービィ殿であれば、どうやって対処できたであるー!!?」


そんなウィスピーウッズに音の刃が放たれた。リップ達と共に駆けつけてきたトリスタンだ。


王ドラ「トリさん!みんなも!」
トリスタン「ケーキの材料の買い物に行っていたら、ウィスピーウッズに追われた貴方達の姿を見かけたので助太刀しにきました」
リップ「来てよかったよー;」


そこに霊体化していた王ドラ直属のサーヴァント、天草四郎と源為朝と出雲阿国が実体化する形で出てきた!


天草「あれはあなた達の知り合いですか?」
キッド「いや、奴はオレ達の世界のじゃなくてカービィ組の奴だよ。何度か操られたりカービィの前に立ちはだかったりしてる」
チャラ王「ついでに早い話、カービィ大好き組の一人だ」
為朝「本当にばっさりと言い切ったか」


ウィスピーウッズを見た阿国はリンゴを見ながら言う。


阿国「リンゴですね。あっ、落ちてきました!」
ルート「あっ、ダメだ!」


その落ちたリンゴの一つが実はその形をした爆弾で爆発するが、メルトに救出された。


メルト「次はちゃんとよく見なさい」
阿国「この阿国さん、見間違うとは不覚・・・;」


すると、突然ホルンの音が聞こえた!


おぼろ(モイモイ)「ん?ホルン?どこからこんな・・・」


全員が見ると、そこにはトララがホルンを演奏していた!ただ彼女の姿が金髪が赤い髪に、服装も赤と黒を基調したものに変わっていた。


王ドラ(あれはトララさん?でも、なんか姿が違う・・・)


ホルンの音によりウィスピーウッズが強化して、パワーアップした攻撃で王ドラ達を襲ってきた!


キッド「なんかパワーアップしてやがるー!!?」
リップ「ひとまず撤退よ!」


一時的に撤退した後、王ドラ達は土管の中でウィスピーウッズをどうやって元に戻すかのと先程の「赤いトララ」について考え込んだ。


チャラ王「ウィスピーウッズを倒すしか目を覚ます方法はないけど、なんでトランちゃんが赤い髪と赤い服に変わっててホルン吹いてるんだ?」
ドラえもん「知らないよー、彼女も敵に操られてるかわからないし」
天草「気になるところですが、とにかくまずはウィスピーウッズを・・・」


その瞬間、土管を壊されて王ドラ達は避難した!


ルート「ウィスピーウッズか!?」
トリスタン「いえ、違います!あれは・・・!」


王ドラ達が見たのはガン黒な肌を持ち、車輪らしきものを持ちながら何か怒っている顔をした筋肉質の男だった。


メルト「アナタ、サーヴァントね?」
怒っている男「あの木を援護しとけと命じられて来たんだが、当たりだったな。ったく、小賢しく逃亡しやがって・・・!」


その男の後ろからウィスピーウッズがにゅっと出てきた!


ドラメッド「見つかったであーる!!」
為朝「あの男、私やトリスタンと同じアーチャーか」


その怒りのアーチャーが車輪らしきを回しながら攻撃し、ウィスピーウッズが空からリンゴを再び降り出した!


阿国「ウィスピーウッズの空からリンゴにあのアーチャーの攻撃が加わりましたー!!」
リップ「なんという地獄ーーーーー!!!」


その様子を見た怒りのアーチャーはなおも攻撃を続ける!


怒りのアーチャー「オラオラァ!!大人しく蹂躙しやがれ!!「怒りで私が飛んでいるのに気付かないのか?」


空を見たら、いつの間にか飛行システムを作動させた為朝が空を飛びながら弓を引いていた!


怒りのアーチャー「テメェ、空を飛べるのか!?」
為朝「飛行システム作動。宝具展開正常。これにより宝具を起動する!」


為朝はウィスピーウッズに自分の宝具「轟沈・弓張月」を放つ!


ウィスピー「ーーーーーッ!!!」


ウィスピーウッズはそれにより一度倒れた後、はっと目を覚ました。


ウィスピー「あれ?私は・・・誰かが森に訪ねてきたのを見たら・・・」
ドラえもん「元に戻ったみたいだね」


それを見た怒りのアーチャーはなおも王ドラ達に攻撃しようとした。


怒りのアーチャー「ふん、こっちはまだ終わってねえ。ここからは単騎で「やめナさい、アーチャー」


そこにある美しいからくり人形の姿をした少女がスタンで怒りのアーチャーを止めた。


怒りのアーチャー「テメェ!何すんだアサシン!」
からくりのアサシン「あの木は倒さレました。引き際が大事なノデス・・・もしや、あなタ達、22世紀のロボットなのデスか?」
王ドラ「ええ、まあ・・・(この子、まさかからくり人形?」


その話を聞いたからくりのアサシンは目をキラキラし始めた!


からくりのアサシン「素晴らしい!まさか未来の22世紀のロボットと呼ばれる者達と会えるだけでなく、安倍晴明に連なる技術を持つサーヴァントにも会えるなんて!即座に解体して良い改造をしましょう!」
ドラえもんズ(怒りのアーチャーよりもヤバいのに会っちまった!!?)
為朝「誘われたら即座に断りを入れる」


そこに赤いトララが後ろからからくりのアサシンにチョップした。


赤いトララ「それは内容には入っていない」
リップ「トララちゃん!?なんか赤くなったね!」


リップの言葉を聞いた赤いトララは振り向きながら告げる。


赤いトララ「貴様らに告げる。ケロン軍からの命により地球は近いうちに我ら女性小隊によって侵略される作戦を開始する。ケロロ小隊よりもな」
大半の全員「!!?」
赤いトララ「今のはほんの小手調べだ。その身に刻んでおけ」


赤いトララが怒りのアーチャーとからくりのアサシンを連れてテレポートで消えた後、チャラ王は思わず戦慄した。


チャラ王「まさかケロン軍からの!?」
天草「でも、ケロロ小隊はこのことを知ってるのですか?」
王ドラ「・・・」


ケロロ小隊よりも先に侵略するという存在とされる「赤いトララ」は何者なのだろうか・・・?






謎の存在、赤いトララ出現

一の儀、女性ケロン人小隊襲来!(その4) ( No.372 )
日時: 2025/01/09 18:00
名前: 桜 (ID: FSHRfx37)

平和的でいいなぁ






一方、同じ頃に配信されたあいりんのライブを見た以蔵はあいりんのキラキラぶりに胸をときめかせていた。


以蔵「あいりん、かわいかよ・・・」
ゼオ「出たなちょろ以蔵ちゃん」
エレナ「でも、わかるわ〜。この子、歌もダンスも上手いし」


あいりんの配信ライブを見ていたクルークはふとこんなことを言い始めた。


クルーク「ねえ、あいりんって誰かに似てない?」
クー「は?」


確かにあいりんは月島あいりの姿によく似ていた。それを聞いた全員は一瞬で思い浮かんだが・・・


ププル「あいりちゃんはもっとツンデレな対応してるよ。それもファン集めそうなんだけどね」
クルーク「そっか、そうだな!あいりんがあいりだったら、確かにそれの方が思い浮かぶよ!」
メイヴ「モードレッドにも聞いても同じこと言うんじゃない「おーい、あいりー!」


声を聞いたクルーク達はあいりを探すモードレッドとシルクを見た。


乱麻「モー公、どうしたんだ?」
モードレッド「あっ、お前ら!あいりがちょっといなくなっちまって・・・」
エジソン「あいり君は今度パリで催されるケーキフェスタでのケーキ作りのために今遠方で合宿に行ってると聞いている。ツースト君に聞いたらわかるのではないかな?」
モードレッド「そうなのか?よかった、てっきりツーストと喧嘩してるかと思ったぜ」
フィン「喧嘩したならあいりを探しにツーストから連絡してると思うな。しかもあいりが家出した際に以蔵達の住む寮に向かって泣きながらの愚痴を乱麻や弓弦に聞かせてるし」
以蔵「おい!余計なこと言うなき!」
モードレッド「シルクやオレと同じことしてんじゃねーか!」←自分もあいりやフランやシルクと喧嘩したら以蔵達の住む寮に家出してる(しかも落ち着くまで以蔵の布団に寝かせてもらった)
エージェント「三代揃って同じことしてるのかよ!?」


それを聞いたアイオーンはベディに聞く。


アイオーン「ベディはか弱き者らの発言をどう思っている?」
ベディ「トリスタン卿もチャラ王殿とか喧嘩した際に同じことしてました;」
ガレス「モードレッドもそれならアイオーン様のマンションに家出したらいいのに!」
龍馬「モーさんは僕が以蔵さんの布団で寝たかったようなことを・・・(以蔵さんはなんだかんだで追い出さないし、どこか安心してるんじゃないかな」
お竜さん「リョーマ、建前と本音が逆になっているぞ」


あいりとあいりんが別人であると彼らの中では断定した。少なくともこの時は・・・






とある場所。そこには赤いトララを始めとしたケロン人達が会議のようなものを開いていた。


赤いトララ「今奴らの力を確認した。この時はケロロ小隊は一緒にいなかったがな・・・レララ伍長の方は?」
レララ「あいつの方も見つかってねーゼ。多分自分の会いたい人を探してるんじゃねーカ?」
赤いトララ「ラババ兵長は?」
ラババ「ああ、今環境を確認しているところ。こんな辺境の星ながら地球の文化は色々揃っているらしい」
赤いトララ「ドルル軍曹は?まだ来てないのだが」
怒りのアーチャー「まだ作業中だ。多分あれだろ」
赤いトララ「そうか。ならばいい。では引き続き地球侵略を目的の主である「あれ」の封印への段取りを進めるとする。解散」


侵略会議が終わった後、赤いトララはとある人物に声をかけられた。


???「奴らの小手調べは済んだのですか?」
赤いトララ「ああ、あれで十分だ。あの未知な遠き理想郷とも知られる妖精の王国からわざわざやってきた貴様もそれが望みだな・・・トリストラム」


トリストラムと呼ばれた騎士の男はその仮面越しからニヤッと笑みを浮かべていた・・・。
続く・・・






感想OK

二の儀、ささやかな疑念(その1) ( No.373 )
日時: 2025/01/16 12:20
名前: 桜 (ID: ieojggCq)

連作ゆえあえてあらすじ。


【前回のあらすじ】いつも通りの日常を過ごしていたチェリーワールド。そんなある日、地球最終防衛ライン・日向夏美は日向家の近所に引っ越して来たという幼い少女・アネモネに出会い、不本意ながら王ドラやケロロ達に引き合わせる。
それから少しして、ドラえもんズは何らかに操られたウィスピーウッズや謎の怒りのアーチャーの襲撃に遭い、助けに来たトリスタンやリップ達の協力もありつつ、源為朝の宝具(しかも超強力な威力)でウィスピーウッズの目を覚まさせる。その直後に現れたトララを赤くしたような「赤いトララ」に遭遇し、去り際に彼女からケロロ小隊に代わり地球侵略を行うと告げられる。
一方の同じ頃、突然現れた謎の配信美少女アイドル「あいりん」がクルーク達の間で話題になっていた。あいりん=月島あいりではないことをこの時は否定していたのだが・・・!?


あらすじの仕方、今更だけどまだまだ分かってない部分があるので試行錯誤です;






「小ネタ」知恵のかりもの


ヤイバ「ようやく買えたぞレジェンド・オブ・ゼル伝の知恵のかりもの!」
ヒロ「マジか!よくやった!」


※知恵のかりものはゼルダ姫が主人公を務めるゼル伝最新作。作者もようやく購入してプレイしました


ヒロ「早速ゲーム配信するか。黒王子としてヤイバと同様にコラボの誘いが来たし」
ヤイバ「故に?それって拙者も共同か?」
ヒロ「当たり前だろ」


ヒロの黒王子としてのゲーム配信が始まった!


ヒロ「ようよう待たせたな諸君!今回はメガネ侍と一緒に話題の新人・「小さな白犬」が来訪しに来てくれたぞ!」
ヤイバ「メガネ侍である!」
小さな白犬「こんにちは!まさかトップ配信主が二人ともまだ新人の私とコラボしてくれるなんて嬉しいです〜」
ヒロ「いや、新人でも軽やかな敬語トークで話題になってると聞いているぞ。犬みたいだとか」
小さな白犬「そうなんですか?」
ヤイバ「故に!では三人で知恵のかりものを始めるぞ!」


三人揃って知恵のかりものをプレイする様子は見に来たリスナーやファン達も胸が高鳴り、ボス戦にハラハラしまくっていた。
しかし、今話題の新人配信主・小さな白犬の正体は・・・






ガレス「あっ、危ない!ゼルダ姫がまた捕まっちゃいました・・・;」←小さな白犬の正体






円卓の美しい手と言われる騎士・ガレスが小さな白犬として生配信していたのだった!初めはリンに騙される形で勧められたが、元々あったオタク素質も相まって瞬く間に話題沸騰中の新人として人気となっているのだ!(ちなみに騎士王や他の円卓騎士には内緒)


ガレス「ではまたよろしくお願いしまーす!(配信を終わらせる)リンさんに勧められて始めたのだけど、意外とハマりますねこれ。もちろん恥ずいから兄様達には内緒ですけどね・・・」
ベディ「ガレスちゃーん。ちょっと見てほしいところがあるのですが」
ガレス「はいはい、今行きますー!」


ヤイバ「故に知恵のかりものを小さな白犬も大ハマりしていたなー」
ヒロ「これ、ハマった人続出してるんじゃないか?」


知恵のかりものはハマりやすいのでくれぐれも夜更かしにはお気をつけて(自分も何回かやらかして周囲に怒られた)






その夜、叛逆の円卓騎士はスマブラ屋敷を訪れてその中にある図書館に向かっていた。理由はあいり達のこれまでの戦いの記録を見るためだ。


モードレッド(あ、これだな。Eー260番)


それを借りて帰った後、モードレッドはそれらを読み漁る。どの内容も目を奪われるほど読むのならば夢中になるほどだった。彼女は一旦読み終わらせた後、眠りについた・・・。






モードレッド「ん?」


気付くと、モードレッドは見知らぬ町の中にいた。ホイップの夢ならば解決しているはずだ。


モードレッド「サーヴァントは夢を見ないのは間違いか?」


すると、モードレッドは傷だらけになる花の魔導師の姿を見る。向こうは自分が見えていないようだった。


モードレッド「・・・何だこれ?」


戸惑うモードレッドは気付けば、たくさんの景色を見させられていた。
ーーーーープリンプタウンで悪の組織「レッド」との最後の戦い。
悪魔族の皇子の犠牲と引き換えに、終焉を告げる天使族と悪魔族の永きに渡る戦い。別世界では月が舞い降りるように現れた小さな白ウサギの歌姫。また別の世界ではなんて事のない、「 」を取り戻すための戦い。
それらが一つのクロスオーバー世界「チェリーワールド」となった後、そこには新たな出会いがあり、脅威や悲しみがあり、異世界からの漂流者が流れ、幾多の冒険を経た末、歓喜があった。


モードレッド「ひ」


その直後、気付けば劇場の席に座っていた。その視線の先にはクルルが立っていた。


モードレッド「ん?」
クルル「俺はご覧の通り、正直者だぜェ〜。この景色は全て楽しませるものだ・・・続きを見たいなら、お前ら観客の手で切り開く手伝いをすると約束するからなァ」


まるで嘲笑われている。自分の無知さを突くように。腹立つが、モードレッドはようやく気付いた。






モードレッド(あいつらがいつものように楽しく振る舞ってるから気付かなかったな。あいつらだって、オレらに出会う前からずっと戦ったんだな)






夜中に起きてしまったモードレッドは移動用の魔法のじゅうたんを使ってスマブラ屋敷をこっそりと訪れた。その食堂にはカービィと泊まりに来ていたクルークがいた。


カービィ「モーさん、いつのまに来てたの?」
モードレッド「ああ、気まぐれだな。クルークは?」
クルーク「ボクは泊まりに来ただけだよ。今カービィが作った夜食食べてる」
モードレッド「そうか・・・」


自分をじっと見たモードレッドをカービィは気付いた。


カービィ「どうしたの?嫌なことあったの?」
モードレッド「いや、そんなんじゃねーよ。ただ夢見が悪かっただけだ」
クルーク「話したくないなら話さなくていいけどあんまり溜めたらダメだよ。ほら、ホットミルク。飲む?」
モードレッド「飲む(こいつらには隠せねーな・・・」


モードレッドはもう見ないはずの自分の夢で見たことを二人に話した。


クルーク「ふーん・・・ボク達のこれまでの戦いの記録を夢で見たわけかぁ。それは事実だけど、誰かに見させられたか、あるいはどこかのバカの記憶か・・・大体、ボク達のことを知りたいなら、本じゃなくてちゃんと聞けばいいんだよ」
モードレッド「なんか違ったりか?」
クルーク「うん、違ったりするよ。例えば自分の思いつきで魔力を無駄遣いするバカ魔王とか・・・(遠い目」
モードレッド「気持ちはわかるぜ・・・;」


カービィは一緒にホットミルクを飲みながら声をかける。


カービィ「でも、この世界では人間でも人外でも関係ないよ。キミがもしも今と違ってマスターの使い魔のように振る舞っていたら壊れてると思うよ。現にキミ達サーヴァントを心ある人だから迎え入れたんだ。それがその人個体でも死人だとしてもね・・・」
モードレッド「・・・なら、聞きたいんだがどうしてお前らはそこまでオレ達を信じられるんだ?」


モードレッドの問いにカービィとクルークは同時に答える。


カービィ&クルーク「ボク達とあまり変わらないからだ」
モードレッド「・・・ハハッ」


その言葉を聞いたモードレッドに笑顔が浮かんだ後、カービィはエプロンを片付けた。


カービィ「ボク、眠くなっちゃったから先に出るね。モーさんは今日は泊まるなら泊まっていいよ」
モードレッド「おう、おやすみー」
クルーク(もしやメタナイトに誘われたな)


カービィが就寝に向かった後、クルークはモードレッドに呟く。


クルーク「・・・カービィもイメージと違うところあるって思うかい?」
モードレッド「おう、思うぜ」
クルーク「メタナイトも・・・いや、それは明日見た方がいいね。その方がわかるだろ」
モードレッド「?」


翌日の朝・・・






メタナイト「待てぇぇぇぇぇマルクぅぅぅぅぅー!!!(大激怒」
マルク「ボクは寝てるカービィにおはようのきっちゅしに行くのサー!!」






遠巻きに見ると、メタナイトもマルクも自分が事前に聞いたイメージとは全然違っていた(ぇ)それは本を読むだけでは判断できないのだ。


モードレッド「なんか悩むのがバカらしくなったな」
クルーク「だろ?」
マルス「二人とも達観してないで止めに行ってあげてよ!!」


悩むのがバカらしくなる。それがクロスオーバーなのだ(爆弾発言)






シリアスから一転ギャグになるのは一体・・・;

二の儀、ささやかな疑念(その2) ( No.374 )
日時: 2025/01/16 12:22
名前: 桜 (ID: ieojggCq)

一方、日向家では夏美があいりんの配信を見ながら学校からの課題をこなしていた。


夏美「やっぱりこの子は可愛いなぁvでも、どこかあいりちゃんに似てるような・・・?」


すると、玄関のインターホンが聞こえた。夏美が出ると、そこにはアネモネが来ていた。


夏美「あらアネモネちゃん、いらっしゃい」
アネモネ「あの、王ドラさんはいる?」
夏美「いるわよ。おーい、王ドラー」


夏美が王ドラを呼びにケロロ小隊の秘密基地に向かった際、何かがガシャーン!と割るような音が聞こえた!


夏美「・・・またあの連中がなんかやってるわね・・・;」


夏美がすかさず音がした方向に向かうと、そこにはボーリングをしていたドラケロ防衛隊の姿とそれで破損した壁やガラスなどがあった!


ギロロ「お前が投げるタイミングを誤るからだぞ!」
マサオ「だって〜;」
夏美「それよりも人んちの地下でボーリングなんかしてんじゃないわよ!!」


夏美に叱られたドラケロ防衛隊はすぐさま壊した壁やガラスなどの修繕に向かうが、王ドラだけは彼女に呼び止められた。


夏美「あ、王ドラはアネモネちゃんがあんたに会いに来てるから行きなさいよ」
王ドラ「え、アネモネちゃんが?まあいいですけど」
マタドーラ「あっ、お前だけずるいぞ!オレ様も行かせろよ!」
夏美「あんたらはボーリングで遊んで壊した壁やガラスを直しなさいよ!」


王ドラだけ日向家のリビングに向かった後、タママはケロロに聞く。


タママ「アネモネって誰なんですか?」
ケロロ「日向家の近所に最近引っ越してきた子供であります。我輩らのことも好感的で他方には秘密にしてくれてるし、多分大丈夫だと思うでありますが」
しんのすけ「なんだ、子供か・・・せめてキレイなお姉さんであれば」
ドラえもん「自分が仲良くなりたいだけだよね」


一方、アネモネと会った王ドラは彼女に何かお勧めの本はないかと聞かれたため、できる限り何冊かを持ってきていた。


王ドラ「こんなところですね。指輪物語とか源氏物語とかもお勧めですよ」
アネモネ「ありがとう。私、宇宙人の本ばかり読んでたからこういうのは新鮮かも」
王ドラ「そうだったんですか(もしやご両親も宇宙人マニアだったりして?」
アネモネ「じゃあ、借りるよ。帰ったら読む」
王ドラ「はーい。あ、返すのはいつでもいいですからね」


アネモネは帰り際に王ドラをチラッと見た。


王ドラ「?」


彼女はすぐさまふいっと向いた後、そそくさと帰って行った。


王ドラ「やっぱりケロロさんとかに会いたかったんですかね・・・?」
夏美「新たなフラグを立つとかやめてよね」
王ドラ「そういうつもりはありませんよ;」


一方、とあるライブ会場であいりんの生配信ライブを見にきていた観客達がサイリウムを持ちながら盛り上がっていた。


あいりん「みんな〜!次の曲、行っちゃいますよーv」
大半の観客全員「あ・い・りん!あ・い・りん!」
以蔵「やっぱりかわえいのう!」
クー「ああ!あれはあいりじゃねーな!」


歌が終わった後、あいりんは最後としてある提案した。


あいりん「ではライブ最後に質問コーナー行っちゃいまーす!私のことで何か知りたいなら聞いてねv」
サンソン(あいりんへの質問コーナー!?)
アリシア(確かに知りたいんだけど・・・)
アストルフォ「はいはーい!あいりんは普段の生活は何してるんですかー?」


アストルフォがこう質問したら、あいりんがニコッと笑いながら答えた。


あいりん「私はこう見えても学生なので学校に行ってますv」
アレク「学生だったんだ」
あいりん「プライバシーの関係上、ぼかしたのしか見せれませんが・・・これが私の通う学校です☆」


写された映像を見た瞬間、全員の顔が唖然に変わった!その映像には・・・






明らかにあいりの通うパリの製菓学校そのものであったからだ・・・!






クルーク(え・・・!!?)
ラフィーナ(こ、これってあいりさんの通ってる・・・!?)


ざわざわとした雰囲気になる中、アミティはあいりんに質問する。


アミティ「あいりんはあの学校で何を勉強してるの?」
あいりん「スイーツ作りですvあの学校は製菓学校で、私もスイーツ作りが得意だよ?特にチョコ系!」
リデル(あいりさんと全く同じ・・・!?)
ラーマ(こんな偶然あるのかないのか・・・)


あいりんは大半の観客の反応を確認した後、すぐさま手を振る。


あいりん「みんな、疲れちゃったのね?また明日もライブ配信やるからそれまでゆっくり休んでね?バイバーイv」
姫子「あっ、待って!」


あいりんがほぼ一方的にライブを終わらせたことで観客達がさらにざわざわしていた。


観客A「なあ、あれって・・・」
観客B「ミラクル☆4のツーストの恋人の・・・」


その後ろにはこれをこっそりと見ていた人物の姿があった・・・。






その後、クルーク達も先程のライブで戸惑いを隠せなかった。


メイヴ「さっきのはなんなのあれ!?」
エレナ「万が一、本人じゃないかもしれないけど・・・」


そんな彼らを見たデオンはボソッと呟いた。


デオン「ツースト達はこのことを知っているのだろうか・・・?」
ブラック「本人確認のためになるなそれ。呼びつけるか」
モードレッド「ついでにあおいやアタランテ達もこっちに向かわせるか」


その数分後、クルーク達の呼び出しを受けて駆けつけたツーストを始めとしたあいりの関係者達に聞いたところツーストから驚きの返答が返ってきた!


ツースト「だーかーらー!俺のあいりがあんなぶりぶりなアイドルみたいなことするかよ!あいりとあいりんは別人だ!!」
クルーク「ねえ、この返答はどう思うかい?」
モードレッド「オレはツーストが嘘ついてると思えねー」
以蔵「わしもこいつの悪意は感じん」
乱麻「悪意はない=本当のことを言ったってことか・・・」
ゼオ「ところであおいの意見は?」
あおい「あいりんは全く持って僕の姉さんじゃない。姉さんはもっと髪がキレイで身体がちっさくてまつ毛が長くて目もおっきくて華奢でな体躯で(ry」
エージェント「わかった、もういいから;」
サン「でも、二人が別人でも構わないアル。だって私はあいりんのファンになったわけだし・・・(思わず口を手で隠す」
アタランテ「モノホンのアイドルである汝もファンになるほどであったか・・・」
フラン「ウゥー!(怒」
しおん「あいりんの配信する際の電気がもったいないって」
ぽぽか「あ、フランちゃんは良く思ってない方なんですね;」


そんな最中でフィンが割って入るようにツーストに聞く。


フィン「でも、ツーストはあいりがあのような格好だったらどうするのかな?」
ツースト「即持ち帰って1週間ずっと可愛がる(即答」
あおい「あっ、てめぇ!」
龍馬「わかった、今日のところはもういいよ;答えてくれてありがとう」


一方、MIDICITYにあるアンダーノースザワではどこ指の異名秒殺のギターボーカルがあいりんの生配信していたライブをスマホで繰り返し見ていた。






次第に抱いていく「あいりん」の疑念

二の儀、ささやかな疑念(その3) ( No.375 )
日時: 2025/01/16 12:24
名前: 桜 (ID: ieojggCq)

アンダーノースザワで






ハッチン「ファー、やっぱり可愛いなあいりんー!疑いがあっても許せるぜ!」
ヤス「おい。そのあいりんの正体があいりだと知ってもか?」
ハッチン「え、エグいことを・・・!!」


アンダーノースザワでも持ちきりであったあいりんの話題をネットニュースで見たましゅましゅの白っぽいギターボーカルも思わず呆気に取られてしまっていた。


ほわん「ほわぁ〜、やっぱりあいりんはあいりちゃんなのかな?」
ジャック「でも、あんまり思い浮かばないかも」
ヒメコ「それはそれとしてどうでもいいけど、あいりんはクリクリと同じオーラしてない!?」←クリティクリスタの熱狂的なファン
パリス「ヒメコさん、そういう趣味だったんですか・・・」
アポロン【パリスちゃんの可愛さには及ばないけどね】


あいりんについてそれぞれの意見がまちまちしており、ハッチンは声を上げた!


ハッチン「ファーッ!!あいりん、あいりが歌ったりしてるのか教えてくれー!!」
ヤス「おいっ後ろ・・・!!」


ハッチンが手を振り上げた瞬間、偶然後ろにいた人物の顔にぶつかってしまう!


ハッチン「!!?」
ヒメコ「バカ!すみません、この人がちょっと・・・」






怒りのアーチャー「サーヴァントを連れてるならまだしも後ろを見ずに手を振り上げるのはどういう神経しやがった・・・!!?」
全員「えっ!?」






一方、みんながそれぞれ帰路に向かった後に歩いている最中のクルーク(+彼のニャスパーのよぞら)とそのサーヴァント達とカーンは先程のツーストの発言について考え込んでいた。


クー「なぁ、ツーストにやっぱり嘘ついてる様子はないのか?」
クルーク「あるわけないじゃん。リア充のツーストはあいりを本当に好きなんだから」
メイヴ「その事実は間違ってないけど、余計にムカつくわね(^ω^#)」
ナーサリー「やっぱりあいりのところに行って事実を確認した方がいいわ」
カーン「あいりの通うパリの製菓学校はお祭り以前では警備が厳重している。推奨はできんな」
クルーク「せめてケーキフェスタが終わったら聞けれるんだけどね・・・」


悩むクルーク達だったが、よぞらが何かを感じ取った。


よぞら「あ」
クルーク「どうしたの、よぞら?」


クルークが前を見たら、そこには王ドラ(+彼のブースターのドルチェ)とそのサーヴァント達が歩いていた!


王ドラ「だーかーらー!アネモネちゃんの心を奪うようなことを何一つしてませんよ!」
為朝「確認。無自覚であると認識」
天草「いい加減に懲りないと私とて怒りますよ?」
阿国「複数の方を囲い込むのはちょっと・・・」
王ドラ「違いますって!」
ドルチェ「あ」


ドルチェは聴覚で発見したクルーク達に抱きつく。


クルーク「王ドラがまた何かしたのか?」
王ドラ「クルークさん!これは違いますよ!」
天草「貴方達は帰りなのですか?」
クー「そうだが、今ちょっと疑問に思っていることがあってな「ファァァァァァーーーーー!!!」


たまたま彼らの近くのアンダーノースザワからハッチンの叫び声を聞いた全員はなんとなく察していた。


クルーク「またハチがヤッさんに殴り飛ばされてる?」
王ドラ「・・・そのようですね」
クルーク「死なれたら困るからせめてもの介抱しに行くか・・・;」


そこに向かっている最中にたまたま歩いているアネモネに遭遇した。


アネモネ「王ドラさん?借りてる本、返そうと思ったんだけど・・・」
王ドラ「ごめんなさい、アネモネちゃん。今それどころじゃないです;また後日会いに来ますね」
クルーク「王ドラ、行こう!」
王ドラ「はい!」


全員が走った後ろ姿を見たアネモネは静かに呟く。






アネモネ「・・・どうか頑張ってね。王ドラさん」


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