二次創作小説(紙ほか)
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- 日常日和。5
- 日時: 2025/11/27 17:44
- 名前: 桜 (ID: CBSnqzpH)
おかげさまで日常日和。も5という節目で新しく迎えることができました。ここに至るまで色々と混乱があり悩みもしましたが、考えた末にこの先に何があってもこれまでの続きを執筆したいという気持ちで新スレッドに至れました。色んな意味で変わる場合もあり混乱はすると思いますが、私は私で頑張りたいと思いますのでご存じの桜サイドやこれまでに出てきた新たなサーヴァント達も含めてどうぞよろしくお願いします!
「目次」
「短編」
The Reverse Night>>1-5
聖夜怪盗☆シークレット>>6-7
デンジャー☆スクランブル>>33-36
僕もまた、運命に導かれて>>37-38
うちの護衛のママ侍さん>>39-42
とある雪月花の羽根。>>43-44
アスパラ☆クライシス!>>77-83
運びを巡る機関車と謎のトレインハンター>>84-86
僕の果実のボク>>96-100
黒の感情・白き純潔>>101-105
ツイセキ☆トラブル!>>148-152
イモーターウォーズ>>153-156
◯◯透視の試用モニター>>157-161
こっちを向いて、愛してると言って!>>162-165
Halloween rabbit!>>166-169
湖の騎士は星の戦士の●●に夢を見るか?>>170-172
ランデブー☆メタモルフォーゼ>>173-176
鯖組メインでファンタパロ>>177-179
雪の記憶、冬の華>>180-183
ある冬の日のアムール>>184-187
クリスマスに追いかけっこ!>>188-191
クリスマスにネガイゴト>>192-196
小さきパンダのガレット・デ・ロワ>>197-200
宇宙の中の不思議の国>>201-205
スキ!スキ!スキー!>>206-210
ビターシュガー・チョコバーボン>>211-215
満開花見日和>>246-249
ツッコみ所が絶えませんっ!(by一ちゃん)>>250-253
ブレーメンの追跡隊>>254-258
王様ゲーム>>259-262
阿国さんの戦い>>263-267
蛇は蛙が好物らしい>>268-270
シチリアでの小話集>>286-289
パンプキンハザード>>318-321
雪の輝き、小さな夢>>345-348
王ドラなう!>>349-351
聖夜、君に贈り物を>>352-356
聖夜、白なる争奪戦>>357-360
突撃!隣の大掃除>>361-364
年明けのアムール>>365-368
バレンタインのから騒ぎ?>>393-396
I‘m not crying anymore>>397-400
バディファイターズタワー踏破の旅>>429-432
Cherry:CamelotZERO>>437-440
異世界を駆け巡る澄色の猫型ロボット達>>471-478
かの者が残してきたもの>>479-482
虹の島々での小話集>>537-540
グルメフェスを調査せよ!>>541-544
Halloween☆Panic!>>579-582
アンジャッシュネタ>>583-584
「サーヴァントvs○○○シリーズ」
第六天魔王vsカンフー猫型ロボット>>322-325
湖の円卓騎士vs仮面の剣士>>337-340
光の御子vs魔界のプリンス>>341-344
ブリテンの騎士王vsもう一人の闇の魔導師>>401-404
幕末の人斬りvs蒼炎の勇者>>405-408
日輪の姫vs野原家の主婦>>409-412
大統王vs黄色い悪魔>>413-416
五代目風魔頭目vs宇宙忍者>>417-420
太陽の騎士vs赤き吸血鬼>>499-502
島原の乱の指導者vs虚言の魔術師>>503-506
維新の英雄vsウサギの双子弟>>507-510
「桜サイドの快刀家の事情」
三兄編>>389-392
次兄編>>433-436
長兄編>>545-548
「針音ノ時計塔のアリア」
時の輝きよ>>45-47
赤の中のモアイさま>>48-50
青の上のウォーターシティ>>51-54
白の下のバトルロワイヤル>>55-57
黄の外の太陽・・・?>>58-60
その呪文の続きには>>61-66
「誰か」の世界にとってのピース>>67-71
ここに。>>72-76
「決戦前夜」
輝ける希望の星達よ>>114-117
二度の生における旅路>>118-120
「太陽」の焔を>>121-125
「キャメロット城での決着」
現在キャメロット城:正門>>126-127
現在キャメロット城:世界を約50%吸収>>128-129
現在キャメロット城:世界を約80%吸収>>130-133
我らの望む未来>>134-136
太陽のナミダ>>137-141
There are our home here>>142-147
「女性ケロン人小隊襲来」
一の儀、女性ケロン人小隊襲来!>>369-372
二の儀、ささやかな疑念>>373-376
三の儀、偽物と本物>>377-380
四の儀、ゆずれなき信念>>381-384
五の儀、星へ届けるハーモニー>>385-388
「フェアリー・レクイエム〜トリスタンの名を持つ妖精の少女〜」
「トリスタン」は突然に>>549-552
日常ブレイカー?それとも・・・?>>553-556
妖精姫のトマドイ。>>557-560
キミが望むなら、どこまでも連れてゆこう>>561-564
「フェアリー・レクイエム〜謎の妖精の騎士一味〜」
新たな戦いの幕開けの予兆>>585-588
逢瀬とサーヴァント召喚の再認識>>589-592
冬の裏山での怪奇現象の調査>>593-596(更新)
「前後編」
かけがえのない「君」>>26-28>>29-32
戦国時代からの謎の挑戦状!>>87-91>>92-95
苺の彼方をもう一度>>106-109>>110-113
シチリアでの鳥の夢>>271-275>>276-281>>282-285
月夜でのエンゲージ>>326-331>>332-336
雪月に小さな花びらを>>421-424>>425-428
時空鉄道の夜>>483-487>>488-498
カービィだらけ>>511-515>>516-519
ワドワド☆サマーアドベンチャー!>>520-525>>526-530>>531-536
世に放った誠を探しに>>565-568>>569-573>>574-578
「風花月夜伝〜友情よりも、忠義よりも〜」
第一の巻:逆光降臨>>8-10
第二の巻:御一行様之旅珍道中>>11-12
第三の巻:恋せよ浪漫、忍の花に>>13-15
第四の巻:変わりはしないもの>>16-18
第五の巻:生きとし、生ける者。>>19-20
第六の巻:揺るぎない、どうしても。>>21-22
最終の巻:音が導く先>>23-25
「風花月夜伝2〜花は今、光へと舞う〜」
第一幕:異変を告げられし江戸>>216-219
第二幕:渦巻く四方と空>>220-223
第三幕:咆哮の中に在る「声」>>224-227
第四幕:私の輝きの星>>228-231
第五幕:忍び寄る戦いの迫る時>>232-235
第六幕:怨恨開花>>236-240
最終幕:空へ>>241-245
「灯火の星〜第六天魔王の乱〜」
第一の段:わし、参上!>>290-293
第二の段:雷に阻まれるのならば、やることは?>>294-297
第三の段:キミと、光と>>298-301
第四の段:聖地の謎かけを解き明かせ!>>302-305
第五の段:闇夜の城で見つけたのは・・・>>306-309
第六の段:光と闇の諍い>>310-313
最終の段:そして魔王は、悪魔と共に歩き出した。>>314-317
「チェリーワールド×蒸気都市〜夢幻の歯車の光〜」
第1話:ようこそ蒸気都市>>441-444
第2話:風を便りに>>445-448
第3話:決して叶いもしないだろうけど、>>449-452
第4話:魔女の■の讃歌>>453-456
第5話:蒸気聖杯戦争の「目的」>>457-460
第6話:風よ光へと吹け>>461-465
最終話:さよなら蒸気都市>>466-470
- There are our home here(その6) ( No.147 )
- 日時: 2023/09/06 18:59
- 名前: 桜 (ID: xVqXnuQU)
そしてある催しの日。スマブラ屋敷の庭園で開催されたパーティで出席した一人のマッペラはその個性豊かな顔ぶれにワクワクしていた。
マッペラ「ここがスマブラ屋敷の庭園ですねぇ。彼主役のパーティなのでしょう?」
フリード「だからこれまでの労いも兼ねてるのさ・・・ピョンッ★」
エルドゥール(そうか・・・あの女は俺達が配下にいた時に既に他に円卓騎士達も抱えていたからか)
一方ゼオはフライドチキンを食べながらロビンとビリーを連れたセレンに声をかけられていた。
セレン「やあ、ゼオ君。今回は本当におめでとう」
ゼオ「ありがとう、セレン。これまでの俺達に対する数多の物質援助だけでなくガルル小隊への説得にも動いてくれたようだな・・・」
セレン「いや、僕だって元から乗った身だからね。どうせなら最後までとことんやってやろうと思っては。その際にお金は大分使ってしまったけれど・・・まあそれは後々に取り戻して行くことにするよ」
ププル「あれ?そういえば、ロビンとビリーは?」
セレン「あれ?そういえば「おたくそんな風に逃げ込まないで!!ビリー、なんとか捕まえて!!」「速い速い!!パーティのわいわいとした雰囲気が嫌でパニックになってる!!」「アイオーン君落ち着いて!!以蔵さんも助けて!!」「アイオーン!!お竜に食われるからこっち来とうせ!!」「ヴゥーーーーーーッ!!」今アイオーンが嫌がって逃げてるのを捕まえようとしてるみたいだね・・・;」
ププル「ベディもガレスちゃんも多分アイオーンのために龍馬さん達を助けようとしてくれてるけど、流石に騎士王様が許してくれるかどうか・・・;」
騎士王「構いませんよ。二人のマスターがああ見えてやや強情ですので」
ゼオ「いたのか。あっ、俺が目をつけてたビッグチーズハンバーガー食べてるじゃん!」
騎士王「貴方だって今フライドチキン食べているだけでなく、さんま焼きを五つも食べ終わったばかりじゃないですか」
ゼオ「俺はまだ満足してないだけだ!」
ププル「キミらお互いに人のこと言えないよね;(トリスタンやモーさんがゼオの大食いを見ても叱らなかった理由がこれか;」
セレン「・・・;」
一方この催しの主役である王ドラに桜が声をかける。
桜「なんか待ちぼうけて少し退屈してる?今日の主役さん」
王ドラ「相変わらずムカつくような言い方しますね(^ω^#)リップさん達やツキノさん達が待ってるのに、何してるんだか・・・」
一方生き残った青の吸血鬼一族達は肉体を取り戻したククラが元の柔らかな表情で告げる。
ククラ「みんなすまなかったな。私はあの女に肉体を乗っ取られてそれで心まで失いかけたかもしれないな・・・」
ミリアム「いいのです。元に戻ってくれて、あなたという心がまだ生きてくれてよかった・・・!」
クロラ「それはあのアサシンを召喚した末に追放したことが結果的に引き金になったかもしれないですね」
ククラ「・・・そうだな。あいつがどう思ってるか知らんが、私は・・・あいつのことは自分の忠義も愛も捧げるあのマスターと共に生きていて欲しいと思っている。みんなしばらくは旅になる。新たな住処を見つけるために向かおう」
一般の青の吸血鬼一族全員「はい!」
それを同行してくれたトリスタンと共に木の上から見ていたアサトこと燕青はククラの本心を知って嬉しそうな顔をしていた。
アサト(燕青)「ああ、よかった。ちゃんと伝わったんだな・・・ところで俺に手をかけなくていいのかぁ?」
トリスタン「手ならかけてましたよ。貴方ではないからです」
アサト(燕青)「えっ?ああ、そうか。俺が倒したバニカをあの後に封印したから・・・!」
トリスタンはアサトの態度を見て少しだけ安堵していた。
トリスタン「では帰りましょう。遅くなったら怒られてしまいますからね」
アサト(燕青)「いいよぉ!」
アヴァロンの魔術師「もう行くのかい?」
アヴァロンの魔術師は自分の目の前にいる青年ーーーーーもう一人のクルークから「いいよ」という言葉と共にニカッと笑って消えた。今度こそ彼は在るべき場所に向かって行った。
アヴァロンの魔術師「あの魔王に取引を承諾したトリスタンも、ガウェインの幸せのために聖杯に願ってしまった赤の吸血鬼も、そして彼らもこれから先大変なことになるだろうけど、必ずしもそればかりではないさ」
だって・・・
今キミ達を信じてくれた「彼ら」という存在がアルトリアや円卓の騎士達にとっても必ず「おかえり」と言ってくれる居場所にもなっているのだから。
アサト(燕青)「ところでちゃんと準備してるのか?」
トリスタン「ええ。ケーキは用意してますから」
「9月7日、王ドラお誕生日おめでとうが書かれた誕生日ケーキの入った箱」
トリスタン「今日は彼の誕生日ですから」
おわり
「桜からのメッセージ」
ようやく第四部が終わりました。前半と後半が違う話だと思われがちですが、実は全然関係なくないです。今回は二つの話を違う風にして最終的には全て繋ぐようにして明かされるというこれまでとはひと味違う手法を実践しながら書きました。主人公が男子キャラだったりW主人公制にしたり後半からは別サイドでも主人公にしたのはこれまでの第三部までは主人公が女子ばかりだったのも理由の一つです。これらの話を裏テーマとしてつけれるなら「真の絆」です(第一部は「絆」、第二部は「勇気」、第三部は「立ち上がる決意」を付けてる)ほぼ即席ですが、それは今後も課題ですね;
ガウェインの立ち位置は当初は例の如く騎士王様こと獅子王に置いて話を作る予定でした。FGOの1部6章みたいなそんな感じにしたかったんです。ですが、話を進めるうちになんか違うと思い、そこでガウェインに白羽の矢が立ち、その立ち位置を置き換えたり当初の話を大幅に変えるなどしてほぼ全く一から作り直す形で話を作りました。第四部の話は暗に言えばユーリ様とガウェインの物語ということでもあります。彼らの関係はある意味特殊だけど、そこに確かな強い繋がりがあるということを示すように私なりに奮闘しました。
私個人の意見ですが、英霊という存在は人から見れば特別でもないことでも嬉しく思ったりします。「人」として受け入れてくれたことが彼らにとっては救いになったんだと思います。後半における桜サイド側のW主人公のクルークと王ドラはその中でも特に彼らを受け入れる度量を持つキャラクターでもありました。アミティやドラえもんとは違った意味として書いてるので見比べると面白いかも。今回のラスボスだったバルフレイナイトについてはスタアラ&新世界合同編で出せなかったのが心残りがあったので終盤には予想外の形で登場させました。なお今だから言えることですが、当初の時点での彼の設定は・・・
グリルが特にお気に入りの好色家の変態で掴みどころがなくマルクとも犬猿の仲でまさにギャグカオス組というものでした(ぇ)
もちろん私も考えたのですが、今回の話を進むにあたってこの設定はお蔵入りとなり、現在の設定に落ち着きました。流石に公式でも大問題のキャラが何人も出てきたから満員です;
またもや伏線が散らばっていますが、いよいよ第五部はフェアリーナイト王国関連です!ずっと温めていたので今からが楽しみです。あとリアルでようやくポップンのライブリーを始めました。それについてはまだまだお披露目できるものではないですが、いつか現状報告も兼ねて少しずつ伝えていこうと思います。
「日常日和。」シリーズの作者、桜より
よかった!感想OK
- ツイセキ☆トラブル!(その1) ( No.148 )
- 日時: 2023/09/22 19:57
- 名前: 桜 (ID: EDEHNaGx)
第四部が終了した後初のお話となる今回はドタバタギャグコメディーです。
よくある(バカな)追跡ですが、その道中でトラブルが・・・;
「小ネタ」同僚の様子を見たら
ガウェイン「トリスタンはちゃんと受け入れられているのでしょうか・・・」
とある日のキャメロット城。一番先に成り行きという形だがチェリーワールド側に合流し結果的に自分達を助けようとしてくれたトリスタンの身をガウェイン達三人が案じていた。彼については考えないようにしようとしても結局放っておけないのだろう。
ベディ「大丈夫ですよ。あの様子から見る限り受け入れられているのだと思われます。まあ彼のマスター達や他所様に迷惑かけてばかりではありましたが;」
ランスロット「だが、なんだかんだで大切に思ってくれているな。みんないなかったらなんかムカつくしつまらないと言っていたからな」
ガウェイン「それはどうかと;トリスタン卿は忠義よりも友愛を優先する騎士ですから、みんな受け入れてくれたのでしょうね・・・」
ガウェインは紅茶を淹れようとポットに手を伸ばした勢いでモニターのリモコンを押してしまう!
ガウェイン「あっ、モニターが!」
王ドラ「zzz・・・」←疲れて借りたスマブラ屋敷のベッドで寝てる
トリスタン「早く起きないのですか?」←王ドラ起床待機&隣で人知れず添い寝してる
その映像が偶発的にモニターに映ったことで三人はスマブラ屋敷にまで走り出す!「今から添い寝してるあいつを殴りに行こうぜ!」と・・・;
ヤバいのに好かれた王ドラの心労って一体・・;
アミティ「クルーク!お待たせー!今補習が終わったよ〜;」
クルーク「アミティ。じゃあ、行こうか」
アミティ「うん!」
この二人はいわゆる幼馴染。互いに恋愛感情はないのだが、気心が知れた友人である。ただそれを周囲がどう思うのかは別だが・・・
メイヴ(いた!二人、ようやく合流したわよ!)
クー(早く追え!)
エージェント(分かってるから!偉そうに命令形で言うな!)
彼らがなぜ隠れているのかその前日を辿ってみよう・・・
今回はコメディーギャーグ
- ツイセキ☆トラブル!(その2) ( No.149 )
- 日時: 2023/09/22 20:00
- 名前: 桜 (ID: EDEHNaGx)
前日談
アコール「では今日の授業は終わりです。授業の部分を今日の宿題にしますので」
アミティ「ええ・・・;」
プリンプ魔導学校では下校時間になったあと、赤ぷよ帽の持ち主は今日の宿題が明日の授業で自分に当たるのでイヤミなメガネ優等生に教えを乞うていた。
アミティ「クルークー!今日の宿題、教えてー!明日当たるのー!(´;Д;`)」
クルーク「またか;いい加減懲りるというのを覚えて欲しいけど、教えるから宿題しといてね」
アミティ「やったー!クルーク先生、優しー!」
メイヴ「あの二人、単なる幼馴染よね?」
クー「でも、あの関係性はなあ・・・;」
ナーサリー「アミティちゃんが一番あたし達のおうち(自分達が居候してるクルークんち)に泊まりに行ってるのだわ!」
クー「聞いたら誤解を招く発言やめとけ;」
それをクルークを迎えに来た彼の直属であるサーヴァント三人が見てその二人の関係性にもやもやしていた。クルークだってハッチンやアイレーンをはじめ男女問わずにいろんなキャラ達から想いを寄せられている・・・だから頭では分かっていても疑問を抱いてしまうのだ。
アコール「あら。三人とも、クルークさんとアミティさんのお迎えに来てくれたのですね」
ナーサリー「あっ」
メイヴ「!!」
ナーサリー「おばさ「むぐっ」
メイヴ「やだうちの子ったら・・・オホホ;」
アコール「?」
ライダークラスのコノートの女王はアコール相手に「おばさん」と言ったら問答無用で殺されると察知したのね・・・;
プリンプ魔導学校の教師はそれを知って知らずかクーに話していた。
アコール「最近は不審者が出現してるので今日のように迎えに来てくれたら助かります」
クー「そうなのか?」
アコール「はい。あの子達も狙われる可能性はありますから」
アコールは彼らに対して挨拶した後、去り際に彼女が手に持っている猫のぬいぐるみがボソッと話す。
ポポイ「だけど、あの二人はいつかやると思うニャ」
メイヴ「は?」
ポポイの発言をメイヴが耳にしてクーに聞く。
メイヴ「クーちゃん、これ・・・;」
クー「げー・・・;」
その後にエージェント達の住む屋敷を訪ねたメイヴ達はイギリスから来た新人スパイに依頼しに来た。
エージェント「で?お前らから依頼って珍しいけど何の内容だ?」
メイヴ「あなた、追跡は得意でしょう?実はかくがくしかじかよ」
エージェント「クルークの家に入り浸っていつかお互いに想いを遂げるかもしれないって?ああ、確かに仲はいいけどそんな感情はないと思うから安心しろー」
クー「でも!突然に芽生えることだってあるぞ!」
すると、エージェント直属のアサシンのサーヴァントのムッシュ・ド・パリはとある本を持ちながら部屋に入って来た。
サンソン「エージェント様。掃除の最中にこんな本を見つけましたが・・・」
サンソンが見つけたもの:トリスタンに渡された幼女のグラビア写真集(裸エプロンやかなりいやらしいハロウィンコスなど)
エージェント「あっ、違う!!これはトリスタンの奴が持てって・・・!俺が買ったやつじゃない!!」
サンソン「彼、やりそうですね・・・」
メイヴ「エージェント。アタランテ達には内緒にするから依頼料はそれでどう?(ナーサリーの目を塞ぐ」
ナーサリー「?」
エージェント「チィッ!(依頼料の代わりにしやがった!!」
そして追跡依頼を承った後、メイヴはエージェントに対して誘いを持ちかけた。
メイヴ「エージェント、依頼が成功したら一晩中付き合ってあげるわよ?あなたよく見たら本当にハンサムな美男子だし・・・」
サンソン「ちょっと!それを依頼料代わりにしないでもらいたい!」
エージェント「ああ、それは大丈夫。俺はボンボン派だし」
エージェントに誘いを断られたメイヴは怒りの感情が湧いてきた。
メイヴ「・・・あの男・・・私の誘いを断るならまだしも私の完璧な肉体のうちである胸を豊かじゃないって言ってくれたわね・・・私の男性特攻の宝具がどれぐらい刺さるのか教えてあげるわ」
クー「落ち着けメイヴ!!」
エージェント「じゃあ、明日の16時でな!」
そして現在に至り、こうして隠れながら追跡しに行くのだ。
エージェント「サンソン、レモンパイはあるか?」
サンソン「あります」
クー「ところで」
クー「なんでアリシア達も一緒に来てんだ?」
アリシア&姫子&ベリー&プロキオン&アレク&アストルフォ「えっ?」
なんと留守番だと言われていたアリシア達がついてきていたのだ。しかもナーサリーも同様にピクニックに行くかの如く・・・
サンソン「それは僕が・・・」
※回想中
サンソン「アリシア嬢ら。今日はエージェント様は女王メイヴから依頼を受けたので留守番だと・・・」
アリシア「ちょっと!あんなビッチとピクニック!?なら、アリシアも一緒に行くわ!」
サンソン「え・・・;というか、ビッチって言葉どこで知ったので・・・」
アリシア「アストルフォー!ベリー達にピクニックに同行するって伝えて!姫子に電話してー!」
アストルフォ「ピクニック!?それなら弁当だね!ケータリング風になっちゃうけど!」
サンソン「いや・・・だから、話を・・・」
※回想終了
アレク「で、エージェントのピクニックについて来たんだ」
ベリー「パパ、浮気性ー」
エージェント「流れに流されて今この状況に!!?」
ナーサリー「あたしもなんかピクニックみたいなのだわ。こんなに楽しみなんだもの!」
ナーサリーの純真無垢な笑顔にメイヴはとうとう折れた。
メイヴ「しょうがないわね。その代わりに迷子になったり騒いだりしないでよ」
姫子「!やったのですわ、アリシアちゃん!」
プロキオン「アストルフォ、なんかのすごろくする?ヨッシーさんが貸してくれたんだ」
アストルフォ「って、それ正月用のじゃん;」
承諾してくれたメイヴにサンソンは謝った。
サンソン「本当にすまない。今回のことはなんてお礼を言えばいいのか・・・」
メイヴ「別にいいのよー。なんか大半が子供だし、追い出したら流石に可哀想だと思っただけよ」
クー(いやに寛容だなこいつ;)
そしてクルークとアミティはとある人物と会う。自身の大好物でもあるお菓子を彼らに手渡している彗星の魔導師レムレスだ。
エージェント「あっ、あれレムレスだ!」
サンソン「彼は誰ですか?」
エージェント「このプリンプの隣町にあるエリート魔導学校の生徒ながら既に活躍してる異名は彗星の魔導師だ。クルークの憧れの魔導師でもある」
クー「あー、ホントだ。目がキラキラしてやがるー(棒」
アレク「クー・・・;」
すると、サンソンの服の中から豆柴の未亜が出てきた。
エージェント「未亜も連れてきたのか;」
サンソン「はい、放置するのはどうかと思ったのでこの方法で抱っこしてるんです。未亜だけでなくたぬちよや冬の間に入ってるジャガーも気に入っています」
メイヴ(なんか胸だけが大きくなったからついに出たのかと思ったわ・・・;)
すると、それを見た姫子はレムレスの行動を怪しがる。
姫子「あの人、怪しいですわ!このままでいたら二人が誘拐されちゃいますわ!」
プロキオン「誘拐犯の所業だねアレ;」
ベリー「アレはよくある誘拐犯の常套句;」
エージェント「こらっ;確かに怪しいけど犯罪者にさせるようなこと言ってるんじゃな「そうよ・・・アタシのレムレスセンパイがあんなメガネを誘拐するわけないわ・・・」
すると、その声にエージェントは思わず背筋が悪寒に走る。すると、後ろを振り向くと・・・
フェーリ「あのメガネ、近づくなと言ったのになぜ近づくのかしら・・・」
なんといつもの如く想い人のレムレスの後を追いながらダウジングを構えている暗黒占い少女の姿がありました(震え声)
エージェントが思わず怯える中でサンソンは聞く。
サンソン「えっと・・・あなたはレムレス殿のなんですか?」
フェーリ「随分と面白いことを言うのねアナタ・・・レムレスはアタシの好きな人・・・それなのにメガネがレムレスを〝ボクの〟と言ったから・・・」
メイヴ「ボクの!!?それ、私に言って欲しいくらいだわ!」
クー「メイヴ!!今はそういうこと言ってる場合じゃねーだろーが!!」
フェーリ「あのメガネを好いてるのかしら。言動に傷つく前にやめた方がいいワ・・・」
すると、サンソンはウッカリとエージェント所有の例の幼女のコスプレのエロ本を落としてしまう!
フェーリ「・・・何も見てないワ;とにかくやめた方がいい;(察したのか視線をあえて逸らしてる」
エージェント「うわぁぁぁぁぁ!!知らないふりが逆に辛いからやめろぉぉぉぉぉー!!!(小声で絶叫」
アリシア「あっ、もう行ってるわ!」
すると、二人がレムレスからもらったお菓子を持ちながらどこかに行ってるのを見た!
フェーリ「なんですって!?センパイ、今すぐそちらに行きます・・・!」
フェーリが嬉しそうにまたレムレスの追跡をするために立ち去った後サンソンは聞く。
サンソン「あれ、どこかのぷよフィ版某溶岩蛇バーサーカーかな・・・;」
クー「俺だったら死にたくねぇー!!」
久々にレムレスとフェーリを出せれたー!
- ツイセキ☆トラブル!(その3) ( No.150 )
- 日時: 2023/09/22 20:02
- 名前: 桜 (ID: EDEHNaGx)
偶発的な同行者
すると、がさっと音がしてそこに来ていた何故かメイド服姿の以蔵が訊ねた。
以蔵「おまんら、何やっとんじゃ?」
エージェント「以蔵?って、何そのメイド服は!!?」
以蔵「勘違いすんな!わしは雑貨屋で理子チャンからのお使いに行った時に気付いたら採用って言われて働いてたんじゃ!」
サンソン(意外とサマになってる;よく見たら可愛い顔してるからかな)←自分も無自覚だが可愛い顔立ちの類
プロキオン「ところでその雑貨屋って?」
以蔵「おん、もう上がってえいと言われたんじゃが「でも、以蔵君が今日は一日働いてくれて本当に助かったわー!!」
すると、叫び声がしてたのを全員が振り向く。
おしゃれコウベ「よく見たら可愛い顔していたからそのためのメイド服の見立ても完璧だったわー!」
ここでおわかりいただけただろうか?おしゃれコウベはこう見えても生きたガイコツ。ちゃんと生きてはいるのだが、それに近いあるサーヴァントに関しては・・・
サンソン「!!?敵か!!!?」
おしゃれコウベ「あらー、この子もよく見たら可愛いじゃない!つか、敵ってどこ!?どこかしら!?怖い!守って!黒い死神天使ちゃん!」
サンソン「黒い死神天使ちゃん!!?」←大パニック
エージェント「いやサンソン!その人はちゃんと生きてるから大丈夫だよ!オカマのガイコツだけど死にきれてねーし!」
アレク「フォローになってないよ;」
驚きのあまりおしゃれコウベを手にかけようとしたサンソンをなんとか踏み止まるよう説得した後におしゃれコウベにその分の給料を渡された後に合流した以蔵はサンソンを諭した。
以蔵「わしも最初は驚きじゃが、悪いガイコツじゃないぜよ。見るからには変な害はないき!」
サンソン「そうなのかい?」
以蔵「おうよ!わしはあれでも「人」として見ちょる!」
姫子(どんな人外でも分け隔てなく人として接してくれるのは以蔵さんのいいところですわ)
エージェント(あれでも気にかけてないわけじゃないわな。初めて会った時からずっとなー・・・)
エージェントは以蔵と初めて会ってから少し経った頃、サンソンをやけに気にかけている以蔵に対して訊ねたことがあった。その際に返された答えは驚きのものだった。
以蔵『そうじゃな・・・あれはおまんのとは別存在じゃが、奴とは最後に対峙したことがあったぜよ。わしは全力を持って勝ったが、奴の選択を少し変えた結果その生前においても悲惨じゃったからな。此度の現界においても選択を間違えないようにわしは寄り添ってるんじゃ。同じことになったらろくなもんやない。ああ、これはサンソンには内緒にしとうせ!』
エージェント(あいつだって人の痛みがわからないわけじゃない。ガウェインが珠黄泉の奴らに利用されたことを知った際に内心で激怒したんだから)
博打好きで酒好きで言動が残念なヘタレだが、その本質は純真で奥手である意味一途な人物なので結構好かれやすいのだ。エージェントはこのことを理解しているが故に複雑な部分はあったのだ。
すると、そんな彼らにある人物が声をかけてきた。
シェゾ「おーい、お前ら何やってんだ?」
ベリー「シェゾさん!アルルちゃんとデートですかー?」
シェゾ「からかうなよお前らは!まあそうだが。待ち合わせしていた最中になんか隠れてるのを見つけたんでな」
エージェント「そんなに俺は頼りにならないのか?」
シェゾ「ああ、音が立てすぎたな」
エージェント「」
すると、以蔵は咄嗟にサンソンの後ろに隠れてしまった。サンソンは少し驚いた。
サンソン「以蔵さん・・・?」
クー「ハートビート・クロックタワーの時もあったなこんなこと;」
シェゾ「あ・・・俺は闇の魔導師だしゼオの先輩キャラでもあるからそれで怖がってるよな。ゼオ、度々以蔵に絡んでたからなー」
メイヴ(出会った時はそうだったけど、今は何かとじゃれあってると思うけど・・・)
以蔵「・・・」
エージェントから今回の経緯の説明を受けたシェゾが「そろそろ待ち合わせの時間だからじゃあな。クルークには内緒にしとくぜ」と言ってアルルに会いに行ったあと、メイヴは以蔵にさっきのことを訊ねていた。
メイヴ「あれは嫌いだからじゃないわよね?」
以蔵「それがどうした。でも、なんか気まずいと思うことはあるじゃろ。関係者でもやき」
メイヴ「へえ。アルルのことかしら?」
以蔵「まあそうやき。じゃが、どうも近づいたら抑えきれなくなると思うぜよ・・・」
メイヴ「あの子によく似た人物を忘れられないとか?」
メイヴに思わず図星を食らった以蔵は顔真っ赤にしながらメイヴを思わず睨みつける!
以蔵「な・・・!!?」
メイヴ「やっぱりね。同一視したくないから話しかけれないわね!アミティやシグに対して最初はそんな感じよね。でも、避けるのはあんまり好かないわねー」
メイヴに指摘を食らった以蔵は頭を抱えながら舌打ちする。
以蔵「くそっ・・・;クルークのサーヴァントでなければ斬っちょったものを・・・(ーーーーーもう会えないのに、会えるはずがないのによく似た少女に対して同一視しとうないのに)・・・今更未練がましいぜよ。璃姫・・・」
- ツイセキ☆トラブル!(その4) ( No.151 )
- 日時: 2023/09/22 20:05
- 名前: 桜 (ID: EDEHNaGx)
!!?
すると、サンソン達は子供達がいなくなっていることに気付く。
サンソン「あれ?アリシア嬢らは?」
アストルフォ「なんかキノコ取ってくるってナーサリーと一緒にナーエの森に向かって行ったよ?」
エージェント「は!!?お前ら何してんだよ!?」
アレク「すぐ戻ってくるって(無自覚の割に意外と過保護だなぁ」
すると、戻ってきたアリシア達の姿を見かけた。
アリシア「エージェントー!」
エージェント「あっ、アリシア!姫子さん達も一緒に、元に戻ってき、て・・・」
アリシア「なんかの薬剤師に薬飲めばって言われて飲んだのだけどー(他の子供キャラ同様に顔がFGOのエネミーの一体のコロンブスの卵風になってる」
大半のキャラ全員「」
なんと子供達の顔がFGOのエネミーの一体のコロンブスの卵風に・・・OTLコロンブスの卵はFGOにおける2021夏イベが初出のそのインパクトから伝説と化したエネミーです(ぇ)
え?ナーエの森に住む薬剤師(!?)?ということは・・・
エージェント「・・・なあ、これってまさか・・・;」
すると、直後になぜか逃走しているおにおんとおに子を発見した!
メイヴ「!!?玉ねぎ!!?」
クー「ナーエの森に住む生物のようだな。逃げているが一体何が・・・」
ゴゴット「待つネ食材ーーーーー!!!(ものすごいスピードで追いかけてる」
なんとゴゴットがものすごい猛スピードでおにおんとおに子のカップルを追いかけていた!どうやら食材目当てで追いかけているようだが、サンソンがそっと聞いた。
サンソン「・・・ナーサリー、君達に薬渡したのアレかい?」
ナーサリー「そうなのだわ」
エージェント(°Д°#)
犯人を思わぬ形で発見したが、すると、おに子が転げてしまう!
おに子「おーん!?」
おにおん「おんっ!!?」
すると、おに子を放っておけないおにおんは常に装備している金棒でゴゴットに立ち向かおうとする!
おにおん「おぉん!」
ゴゴット「食材、いただくネー!」
すると、宝具としても持つ剣でゴゴットを弾き飛ばす形でサンソンが2体を救出した!
おにおん「おん!?」
サンソン「そこのおにおんの女の子と一緒に今のうちに逃げて。いいね?」
おにおん「おん・・・おん」
おに子「おん・・・」
おにおんとおに子が去っていった後にサンソンはゴゴットに頼み出す!
サンソン「傷はつけない。だからキミが飲ませた子供達の解毒薬を作ってほしい。我が主人(マスター)が激怒しておられるので」
ゴゴット「オマエ、邪魔するとはいい度胸ネ!解毒薬も作らないネー!」
すると、ゴゴットは持っていた蜂蜜の入った瓶を思わず落としてしまう!
ゴゴット「あっ!」
サンソン「!?」
すると、その瓶の蓋が開かれそのまま急降下し・・・
以蔵の頭にぶっかけた!!
以蔵「なんじゃあああああーーーーー!!!?」
以蔵の身体が蜂蜜だらけになったことでクーは思わずモヤモヤが沸き上がった!
クー「なあどうでもいいけど、あれは誰から見てもムラムラしねえ!?」
メイヴ「クーちゃん!!(怒」
エージェント「・・・お前、乱麻達や以蔵ガチ勢に殺されるぞ・・・;」
ゴゴット「蜂蜜ネーーーーー!!」
すると、ゴゴットが以蔵の身体に飛びついた!
以蔵「なんじゃ!?離さんかい!!」
ゴゴット「その身体についた蜂蜜、このゴゴットに舐めさせるネ!貴重な食材ネ!」
以蔵「気持ち悪っ!!おまん変な趣味持ってんのか!!?」
ゴゴット「蜂蜜がオマエの身体についたからだネ!いいからゴゴットに「ポン」
すると、後ろからゴゴットの肩を叩くような音がした。彼がその後ろの方に振り向くと・・・
龍馬「以蔵さんが嫌がってるけどなあ?(^ω^#)」
ゴゴット「」
※これから起こるシーンはあまりにもヤバすぎると作者が映していいものではないと判断したのでカットさせていただきます・・・;
クー(俺・・・同じようなことやらなくてよかったー!)
お竜(お竜さんも止めれないほどの事態に発展しているからな)
アストルフォ(つか、龍馬さんはいつから来てたんだろう?)
その数分後、ケチャップまみれとなったゴゴットを後ろに龍馬が以蔵に聞く。
龍馬「ところで以蔵さんは何していたの?エージェントさんに付け回された?」
エージェント「誰が付け回すか!!(汗」
以蔵「実はの・・・」
※以蔵が説明中
龍馬「なるほどね。幼馴染であるあの二人がいかがわしいことしていないか確かめるためか。なら僕も着いてくよ。ブレーキ役がいないと困るし」
サンソン「あ、なら今子供達に解毒薬を飲ませたので全員元に戻ったらすぐに行けます」←手にはゴゴットから奪い取った解毒薬
お竜「お前、何気に目的をこなしているな」
龍馬「ありがとう。よろしくね以蔵さん」
以蔵「わしは頼んでおらんが、子供らがまたいなくなったら困るし・・・」
そんな二人の様子を見たエージェントは何かを確信していた。
エージェント(こいつ・・・自分の恋敵(と勝手に決めつけている)クルークの弱味を握って以蔵から離れさすつもりだ!!)
エージェントは今日は龍馬のマスターであるアイオーンが他のシンガンとセッションでの練習で家を空けていることを知っており、いつも彼のストッパー役を担っている彼の代わりに自分が命をかけて見張ろうと誓った・・・
その数分後のとあるケーキ屋店。そこにクルークとアミティがいることを確認したエージェント達は隠れながら二人が出てくるのを待っていた。
龍馬「ケーキ屋に何か用なのかな?キミらに対するいつものお土産かな」
以蔵(こいつ、なんで知っちょるんじゃ・・・?)
姫子「あっ、出てきましたわよ!」
すると、二人が何やら親しげに会話しながらケーキ屋店から出てきた。
アミティ「ねえ、喜ぶかなぁ?」
クルーク「ああ、喜ぶさ。お揃いだしね」
ベリー「おっ、お揃い!!?」
プロキオン「こ・・・これって・・・!!?」
メイヴ「ーーーーーっ!!!」
すると、メイヴは思わず飛び出して二人に掴みかかろうと駆け出した!
メイヴ「待ちなさい!!やっぱりそうい・・・」
どんぐりガエルの群れ「ケロケーロ〜〜〜〜〜ン♪」
メイヴ「!!?」
偶発的に転がる形で現れたどんぐりガエルの群れに巻き込まれてメイヴは足止めされてしまった!幸いにも二人は買い物の真っ最中で後ろの風景には気付いていなかった。
アリシア「どんぐりガエルの群れかしら?」
お竜「美味そうなカエル達だな。全部食べていいか?」
どんぐりガエルの群れ「ケローーーーーッ!!!?(お竜の発言を聞いて怖がってる」
龍馬「お竜さん、ダメだよ!生態系を壊しちゃう!!」
以蔵「つか、怯えちゃってるぜよ;会話を聞いちょったか・・・;」
ジャガー「そりゃそうだな、こいつらは学習能力あるからな」
以蔵「ほんにそうじゃな・・・」
すると、気付いたらジャガーがいたのを見た大半が驚きのあまりびくっと飛んでしまう!クーは恐る恐ると聞く。
クー「お前、いつからそこに・・・;」
ジャガー「ついさっきだ。たまたまたぬちよと遊びに出かけていたらお前らを発見したんだよ」
サンソン「たぬちよ?」
すると、サンソンはこっちに駆け出したたぬちよを発見する!
たぬちよ「サンソーン!」
サンソン「!たぬちよ。おいで、会いたかったよ」
ジャガー「こいつ、今日はこの現代に行ってサンソンに会うからって楽しみにしていたんだ」
アストルフォ「そういえば、マサムネの生まれた時代も大変だったね」
今は飛ばされた現代で暮らすマサムネの生まれた戦国時代もキャメロットに一時世界を吸収された時の影響で余波が続いていたためその復興作業など追われていた。最近になってようやく落ち着いてきたので休暇をもらったたぬちよはサンソンに会いに行くために戦国時代からはるばると現代に遊びにきたそうだ。
プロキオン「そっかー。大変だったね・・・」
以蔵「おい、サンソン。わしにもそいつを抱かせろき」
たぬちよ(あっ、この人、土方が(性的に)狙ってるアサシンの・・・)
サンソン「いいよ。ただちょっと痛くすると嫌がるから優しく」
たぬちよ「!!やだ!!ぼくは(土方とのいざこざに)巻き込まれたくない!!」
以蔵「ガーン!!!(大ショック」
龍馬「以蔵さん・・・;」
すると、ジャガーは倒れ込んでしまったメイヴを連れ戻したあと、エージェントに聞く。
ジャガー「で、何があった?」
エージェント「実は・・・」
メイヴ「ん?」
すると、メイヴはとある光景を発見する。この近くのカフェにいるその人物に見覚えがあった。
メイヴ「あれはクルークのお義母様?」
お竜「なんでお義母様なんだ?」
以蔵「あれがクルークのおっかあ?童顔じゃが美女じゃのう」
姫子「あー、確かに。穏やかな菩薩みたいな美人ですわね」
クー(菩薩はどこぞの尼を思い出すが・・・どう考えたってあれは違うな・・・)
すると、ベリーがまた何かを発見した!
ベリー「ねえ!なんか黒いマスク着けてるイケメンと話してる!」
エージェント「えっ!!?」
楽しそうに話すクルークママと謎の黒マスクのイケメンを見たことで何かを察した。二人はカフェで会計を済んだ後どこかに行ってしまった・・・
サンソン「・・・エージェント様。思わぬ予想外なの発見しましたね・・・;」
エージェント「・・・;」
ジャガー「な、何があったんだ!?説明しろ!!」
思わぬ出来事を発見した後に夕方になったことで今日のは解散し三人が帰宅して少し経った頃にクルークが帰ってきた。
クルーク「ただいまー。あれ、二人ともそんな落ち込んでどうしたんだい?」
ナーサリー「あのね。実は・・・」
すると、メイヴが咄嗟にナーサリーの口を塞ぐ!
メイヴ「いえ、なんでもないわ;(言えない・・・まさかあのお義母様が・・・」
クルーク「?何かあったかい?」
メイヴ「いや、本当になんでもないから!私達、風呂に入ってくるわね!」
メイヴがナーサリーを連れ出して風呂に向かった後、クルークは疑問符を浮かべながら呟く。
クルーク「なんだよ。本当に何があったんだ・・・?」
途中で下手したらヤバそうなのが写ってた;
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