二次創作小説(紙ほか)

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日常日和。5
日時: 2025/11/27 17:44
名前: 桜 (ID: CBSnqzpH)

おかげさまで日常日和。も5という節目で新しく迎えることができました。ここに至るまで色々と混乱があり悩みもしましたが、考えた末にこの先に何があってもこれまでの続きを執筆したいという気持ちで新スレッドに至れました。色んな意味で変わる場合もあり混乱はすると思いますが、私は私で頑張りたいと思いますのでご存じの桜サイドやこれまでに出てきた新たなサーヴァント達も含めてどうぞよろしくお願いします!


「目次」


「短編」
The Reverse Night>>1-5
聖夜怪盗☆シークレット>>6-7
デンジャー☆スクランブル>>33-36
僕もまた、運命に導かれて>>37-38
うちの護衛のママ侍さん>>39-42
とある雪月花の羽根。>>43-44
アスパラ☆クライシス!>>77-83
運びを巡る機関車と謎のトレインハンター>>84-86
僕の果実のボク>>96-100
黒の感情・白き純潔>>101-105
ツイセキ☆トラブル!>>148-152
イモーターウォーズ>>153-156
◯◯透視の試用モニター>>157-161
こっちを向いて、愛してると言って!>>162-165
Halloween rabbit!>>166-169
湖の騎士は星の戦士の●●に夢を見るか?>>170-172
ランデブー☆メタモルフォーゼ>>173-176
鯖組メインでファンタパロ>>177-179
雪の記憶、冬の華>>180-183
ある冬の日のアムール>>184-187
クリスマスに追いかけっこ!>>188-191
クリスマスにネガイゴト>>192-196
小さきパンダのガレット・デ・ロワ>>197-200
宇宙の中の不思議の国>>201-205
スキ!スキ!スキー!>>206-210
ビターシュガー・チョコバーボン>>211-215
満開花見日和>>246-249
ツッコみ所が絶えませんっ!(by一ちゃん)>>250-253
ブレーメンの追跡隊>>254-258
王様ゲーム>>259-262
阿国さんの戦い>>263-267
蛇は蛙が好物らしい>>268-270
シチリアでの小話集>>286-289
パンプキンハザード>>318-321
雪の輝き、小さな夢>>345-348
王ドラなう!>>349-351
聖夜、君に贈り物を>>352-356
聖夜、白なる争奪戦>>357-360
突撃!隣の大掃除>>361-364
年明けのアムール>>365-368
バレンタインのから騒ぎ?>>393-396
I‘m not crying anymore>>397-400
バディファイターズタワー踏破の旅>>429-432
Cherry:CamelotZERO>>437-440
異世界を駆け巡る澄色の猫型ロボット達>>471-478
かの者が残してきたもの>>479-482
虹の島々での小話集>>537-540
グルメフェスを調査せよ!>>541-544
Halloween☆Panic!>>579-582
アンジャッシュネタ>>583-584


「サーヴァントvs○○○シリーズ」
第六天魔王vsカンフー猫型ロボット>>322-325
湖の円卓騎士vs仮面の剣士>>337-340
光の御子vs魔界のプリンス>>341-344
ブリテンの騎士王vsもう一人の闇の魔導師>>401-404
幕末の人斬りvs蒼炎の勇者>>405-408
日輪の姫vs野原家の主婦>>409-412
大統王vs黄色い悪魔>>413-416
五代目風魔頭目vs宇宙忍者>>417-420
太陽の騎士vs赤き吸血鬼>>499-502
島原の乱の指導者vs虚言の魔術師>>503-506
維新の英雄vsウサギの双子弟>>507-510


「桜サイドの快刀家の事情」
三兄編>>389-392
次兄編>>433-436
長兄編>>545-548


「針音ノ時計塔のアリア」
時の輝きよ>>45-47
赤の中のモアイさま>>48-50
青の上のウォーターシティ>>51-54
白の下のバトルロワイヤル>>55-57
黄の外の太陽・・・?>>58-60
その呪文の続きには>>61-66
「誰か」の世界にとってのピース>>67-71
ここに。>>72-76


「決戦前夜」
輝ける希望の星達よ>>114-117
二度の生における旅路>>118-120
「太陽」の焔を>>121-125


「キャメロット城での決着」
現在キャメロット城:正門>>126-127
現在キャメロット城:世界を約50%吸収>>128-129
現在キャメロット城:世界を約80%吸収>>130-133
我らの望む未来>>134-136
太陽のナミダ>>137-141
There are our home here>>142-147


「女性ケロン人小隊襲来」
一の儀、女性ケロン人小隊襲来!>>369-372
二の儀、ささやかな疑念>>373-376
三の儀、偽物と本物>>377-380
四の儀、ゆずれなき信念>>381-384
五の儀、星へ届けるハーモニー>>385-388


「フェアリー・レクイエム〜トリスタンの名を持つ妖精の少女〜」
「トリスタン」は突然に>>549-552
日常ブレイカー?それとも・・・?>>553-556
妖精姫のトマドイ。>>557-560
キミが望むなら、どこまでも連れてゆこう>>561-564


「フェアリー・レクイエム〜謎の妖精の騎士一味〜」
新たな戦いの幕開けの予兆>>585-588
逢瀬とサーヴァント召喚の再認識>>589-592
冬の裏山での怪奇現象の調査>>593-596(更新)


「前後編」
かけがえのない「君」>>26-28>>29-32
戦国時代からの謎の挑戦状!>>87-91>>92-95
苺の彼方をもう一度>>106-109>>110-113
シチリアでの鳥の夢>>271-275>>276-281>>282-285
月夜でのエンゲージ>>326-331>>332-336
雪月に小さな花びらを>>421-424>>425-428
時空鉄道の夜>>483-487>>488-498
カービィだらけ>>511-515>>516-519
ワドワド☆サマーアドベンチャー!>>520-525>>526-530>>531-536
世に放った誠を探しに>>565-568>>569-573>>574-578


「風花月夜伝〜友情よりも、忠義よりも〜」
第一の巻:逆光降臨>>8-10
第二の巻:御一行様之旅珍道中>>11-12
第三の巻:恋せよ浪漫、忍の花に>>13-15
第四の巻:変わりはしないもの>>16-18
第五の巻:生きとし、生ける者。>>19-20
第六の巻:揺るぎない、どうしても。>>21-22
最終の巻:音が導く先>>23-25


「風花月夜伝2〜花は今、光へと舞う〜」
第一幕:異変を告げられし江戸>>216-219
第二幕:渦巻く四方と空>>220-223
第三幕:咆哮の中に在る「声」>>224-227
第四幕:私の輝きの星>>228-231
第五幕:忍び寄る戦いの迫る時>>232-235
第六幕:怨恨開花>>236-240
最終幕:空へ>>241-245


「灯火の星〜第六天魔王の乱〜」
第一の段:わし、参上!>>290-293
第二の段:雷に阻まれるのならば、やることは?>>294-297
第三の段:キミと、光と>>298-301
第四の段:聖地の謎かけを解き明かせ!>>302-305
第五の段:闇夜の城で見つけたのは・・・>>306-309
第六の段:光と闇の諍い>>310-313
最終の段:そして魔王は、悪魔と共に歩き出した。>>314-317


「チェリーワールド×蒸気都市〜夢幻の歯車の光〜」
第1話:ようこそ蒸気都市>>441-444
第2話:風を便りに>>445-448
第3話:決して叶いもしないだろうけど、>>449-452
第4話:魔女の■の讃歌>>453-456
第5話:蒸気聖杯戦争の「目的」>>457-460
第6話:風よ光へと吹け>>461-465
最終話:さよなら蒸気都市>>466-470

桜サイドの快刀家の事情〜三兄編〜(その4) ( No.392 )
日時: 2025/02/07 17:52
名前: 桜 (ID: U.L93BRt)

ちょっと腐った表現注意






リップ(トリスタンちゃんが連れてくるって言ってたけど、本当に来てくれるのかな・・・)
チャラ王(あいつらは必ず来る。俺達はそれまで待つしかないぜ)


すると、校庭の方から女子達の黄色い声が聞こえて来た!


リップ「!まさか!」
ルート「来たか・・・!」


三人が駆け出すと、そこには・・・






アイオーン&龍馬&ベディ&トリスタン(■ω■)チャオ
三人「揃ってハリウッドスター気取りかあああああー!!?」






四人はハリウッドのスターになりきった格好で参上。女子達は正体を気付いた上で見惚れてるし、四人のうち三人は乗り気ではなかったけどな(つまり無理やり乗せられた)


チャラ王「なんでハリウッド風なんだよ!?」
トリスタン「どうせなら派手な登場した方がいいのではないかと。特に私は絶世の美男子ですので(キラキラ」
チャラ王「お前がやりたいだけだろ!!?アイオーン達はなんか恥ずかしがってるし!!」
アイオーン「ヴッ・・・;」


すると、リップは何かに気付いた。


リップ「ガレスちゃんは来てないんだね」
ベディ「話を聞いたお竜さんやメルト嬢が他の女子達も伴ってショッピングモールに連れて行ってくれました。ブティックというところで買う服を見て回りに」
ルート「あの子達なりに機転を利かせてくれたんだな・・・(ジーン」


そんな中で龍馬はチャラ王に聞く。


龍馬「ところで乱麻ちゃんのお兄さんはもう来てるのかな?」
チャラ王「ああ。何かしないか一応見張っててくれ(アイオーン、万一のことがあったら頼むぜ」
アイオーン(わかっている・・・)


それを自分達のクラス内の窓の方から見ていた弓弦は乱麻に伝えた。


弓弦「どうやらリップさん達が桂馬様に対するリーサルウェポンを用意してくれたそうです!」
乱麻「反対はしないが、あれが吉が出るかどうかだな・・・」


一方、ポップン学園にある来客が来た!乱麻達の忘れて来た美術道具を持って来てくれた以蔵だ。


以蔵「話を聞いて呆れちょった桐生が持っていてやれと通してくれたき。いや、すでにリップの間男らしき奴が入ってきちょるから何じゃろうが・・・;」←何となく察した


桐生君でさえもトリスタンの扱いを諦めちゃったのかー;以蔵は乱麻達のクラスである教室を探す。


以蔵「えんと、1ーBのクラスはどこじゃけぇ?地図見てもわからん・・・;」


来て早々迷いそうになった以蔵はある人物を見た!


以蔵「!おまんがどうしてここに?」






桂馬「昨日と今日でここの美術の授業の手伝いに来てたんだよー」






一方、アイオーン達は早速桂馬を探しに向かっていた。


アイオーン「もしや予鈴がもうすぐ鳴るのでは・・・?」
トリスタン「となれば、あちこちで動いている可能性がありますね。探す範囲をもう少し広げて・・・」


すると、桐生が四人にでくわした!


桐生「こらそこ!何組の生徒・・・って、トリスタン君!何だその格好は!?」
トリスタン「桐生殿。捜索中です」
桐生「誰を捜索してるんだ・・・;」
ベディ(もしやトリスタン卿がここでもやらかしたので?)


アイオーンは桐生に理由を話した。


アイオーン「我らは乱麻の兄君を探しているのだが」
桐生「快刀君の兄を?彼は今美術の授業に向かっていると思っているが・・・あ、そういえば」


何かを思い出した桐生はそれを伝えた!






桐生「快刀君と蒼刻院が今日の美術道具を忘れていてな、以蔵君がそれを届けに来てるぞ」
龍馬「!!??」






以蔵がポップン学園に来ていることを知った龍馬は呆然。アイオーン達もその話を聞いて驚く。


ベディ「本当ですかそれ!?」
トリスタン「以蔵殿は桐生殿とも面識済みなのですね」
アイオーン「龍馬・・・;」
龍馬(もし以蔵さんが鉢合わせでもしたら・・・)






以蔵「龍馬ぁぁぁぁぁー!!!(号泣&着物がはだけてる」






龍馬「以蔵さぁぁぁぁぁーん!!!」
アイオーン「待てっ龍馬!!」


思わず以蔵のところに向かった龍馬をアイオーン達が追いかける!


桐生「あっ、廊下は走るなー!!だが、あの様子は・・・もしや何か変なことが起きるのでもないよな!?」


桐生がそれを確かめに行こうとした瞬間、後ろから肩を掴まれた!






乱麻「今から1限目サボるからフォローよろしくな風紀委員長?(激怒」
桐生(□ω□;)






一方、何も知らない以蔵は桂馬と資料室に入っていた。


以蔵「なぁ、ほんに乱麻達を呼びつけてくれちょるか?」
桂馬「ああ、本当だ。それまで大人なことでもしないか?」


それを聞いた以蔵は頷いた。


以蔵「えいよ」
桂馬「そうか!じゃあ、早速」


すると、天井から大量のでかぷよが降り出して来た!


桂馬「!!?」


それと同時に少し大人になったような姿になった以蔵はそのでかぷよを掴みながら言う。


以蔵「わしでも霊基ちょいと弄ったらできちょる。でかぷよで勝負じゃあ!」
桂馬「・・・は?」
以蔵「流石にこんな場所で剣は使えんじゃろ?じゃから、クルークとかゼオとかにこういうぷよ勝負があると教えてもらったき!あ、ちゃんと練習したぜよ!」
桂馬「以蔵落ち着け!お前はFateシリーズのサーヴァントだ!」


それを聞いた以蔵はカチンと来た後、でかぷよを桂馬に叩きつけた!


以蔵「わしでもできんことないわぁぁぁぁぁー!!!」
桂馬「やめてくれ!!」


一方、アイオーン達は資料室から騒いでる音を聞いた!


アイオーン「あそこからである!」
ベディ「資料室ですね!?」


すると、乱麻が猛スピードで龍馬を追いかけて来た!


龍馬「乱麻ちゃん!?キミはもうすぐ授業だよ!!?」
乱麻「サボりだ!あのバカ兄貴を斬る!」
ベディ「斬ったらダメですよ!!?」


ようやく資料室に着いた後、そのドアを叩き出した!


乱麻&龍馬「以蔵(さん)!!」






以蔵「何じゃあ!?でかぷよで桂馬が倒れちょったのに!」
大半の全員(°д°)






周りをでかぷよで囲まれてる以蔵と倒れてる桂馬を見て大半の全員が呆然。ベディは恐る恐ると聞く。


ベディ「そのでかいぷよは何ですか?」
以蔵「でかぷよじゃ。こんな狭い場所は斬ったらあかんじゃからクルークがでかぷよでの勝負を教えてくれたんじゃ。ゼオの奴も一種の「大人なこと」として学んだ方がえいと」
アイオーン(我が天使達が以蔵を守ってくれた・・・!(ジーン)
トリスタン(待って下さい、クルーク殿はこれを意図してませんよ)


乱麻と龍馬はそれを見て思わず力が抜けた拍子で膝が崩れ落ちた!


以蔵「なんじゃあ!!?」
龍馬「よかった・・・以蔵さんが桂馬君に襲われたんじゃないかって」
以蔵「は?そんなわけないじゃろ。男同士やき」
乱麻(以蔵、そんなのではないのだよ・・・)


すると、トリスタンは周りを見て何かに気付いた。


トリスタン「おや?なんかでかぷよが増えてますね」
トリスタン以外全員「ゑ?」


\ぷよっ、ドドーン/






その直後、ポップン学園中にでかぷよが大量発生する騒動が起きたという・・・


桂馬(ちくしょー!!必ず以蔵を落としてやるから今に見てろ・・・!)






一方、それを上から見ていた人物がいた。タケコプターで飛んでいる王ドラだ。


王ドラ「(私の出る幕はなかったようですね・・・今日はクルークさんとゼオさんに感謝しますよ)あ、ぷよぷよ組に今の騒動の対処を任せると連絡した後、以蔵さんの今の姿収めちゃいましょう〜v(鼻からケチャップ&カメラパシャパシャ」






このように三兄を始めとした人達から以蔵を守っている乱麻であったが、長兄や次兄も以蔵を狙っているため気が休まらない日々を送っているのだった。


チャラ王「まだいんのかよ!!?」


お〜い!おわり!






「後書き」
バレンタインまでの合間のお話としてなのですが、ようやく消化しました。あ、私は自分の趣味を人に押し付ける意図はないのでご容赦ください。
ちなみに私は以蔵さんのカップリングといえば個人的には帝都騎殺の他にも以ぐだ♀、ぐだ♂以、土以も好物です(^q^)雑食ぷめぇ(もちろん押し付ける意図はない)






感想おk

バレンタインのから騒ぎ?(その1) ( No.393 )
日時: 2025/02/14 18:12
名前: 桜 (ID: 6ux8t0L6)

今回はバレンタイン2025&以蔵さんのお誕生日!いつもの如くドタバタなのです(ぇ)






「小ネタ」イメチェンしてから好かれよう


トリスタン「王ドラ殿が最近私にさらに冷たくなったような・・・」
モードレッド「テメーが過剰なアプローチを行うからじゃねーのか?」
トリスタン「うぐっ;」


悩むトリスタンを見た以蔵は少し考え込んだ。


以蔵「王ドラは悪属性でもわしやサンソンには優しい方じゃぞ。わしらが料理苦手なマスターで一番苦労しちょるから労わってくれちょるやからが・・・そうじゃ!おまんが不良になれ!」
トリスタン「はい?」
以蔵「王ドラは不良とされるキッド達とは親友じゃ!じゃから、いっそのこと不良になれば少しは優しくしてくれるかもじゃ!」
サンソン「そんなに上手くいくものかい?」
以蔵「意外と上手くいきそうやき!」


その数分後、トリスタンと彼に付き合ったモードレッドは一昔前のヤンキー衣装になった!


トリスタン「モードレッドはあまり変わりませんね」
モードレッド「うっせぇこっちはせっかくお前に付き合ってやってんのに!」
サンソン「ところでこの衣装はどうしたんだい?」
以蔵「カルナに便宜を図ってもらったんじゃ!」
モードレッド「じゃあまずは試しにカチコミやオレイマイリやヤキイレして行こうぜ!」
トリスタン「その言葉、どこで知ったんですか?」
モードレッド「あのアラフィフに教えてもらったんだぜ!」






あいり「!!?(かちこみ?お礼参り!?焼き入れ!!?」←モードレッドを見かけたから声をかけようとしたら発見した






モードレッド「あっ、あいり!見てくれこれ」
あいり(´;ω;`)根はいい子なモーさんがとうとう本格的にグレた・・・
モードレッドΣ(°д°)えっ!!?


一方、王ドラはトレーニングルームでいつもの修行の後でタオルを拭きながら飲料水を飲んでいた。


王ドラ「もー、嫌になりますね。あのバカ牛の裸族がまた暴れるし、ガウェインさんが一方的に殺しにかかってくるし・・・でも、トリさんには悪かったですね・・・」


最近機嫌が悪かった理由がこれか。そんなところに同じく剣の修行を終えていたツーストが声をかけに来た。


ツースト「おー、王ドラ。そっちも修行終わったのか?」
王ドラ「はい。そっちは今からあいりさんに会いにいくところですか?」
ツースト「そうなんだよ。少し待たせちまったからなv」


すると、あいりが泣きながらトレーニングルームに入って来た!


ツースト「あいり!?」
あいり「ツーストー!!!わたっ、私の、モーざんがぁぁぁぁぁー!!!(号泣」
王ドラ「もしや喧嘩したんですか?」
あいり「なんがモーさんが一昔前のっ、レディースになってますのぉぉぉぉぉ(ツーストに抱きつく」
ツースト「でも、これはこれで悪くねーかも。可愛いv(ま、まずは落ち着けっ」
王ドラ「本音と建前が逆ですよ」


その直後、モードレッド達が慌ててトレーニングルームに入って来た!


モードレッド「あいり!話を聞いてくれ!」
以蔵「これは誤解じゃ!わしが提案したことで」
王ドラ「ぎょっ!!?」
ツースト「!?なんでお前ら二人、ヤンキー衣装になってんだよ!!?」
トリスタン「以蔵殿の御用達です」
サンソン「トリスタン殿!あなたが相談したことでしょう!」


この後、サンソンがめちゃくちゃ説明した。


シグレ「すみれさんが紅葉さんに怒られてるのを見たことなんかしたか?」
カルナ「ああ、俺を通じて貸してもらったぞ」
シグレ「え?」






以蔵「おら、龍馬!チョコやるき」
龍馬「えっ、僕に!?」
以蔵「バレンタインじゃから龍馬のために作ったチョコじゃ・・・食うぜよ?」
龍馬(夢みたいだ、バレンタインで以蔵さんが僕にチョコくれる日が来るなんて・・・)







龍馬「喜んでーーーーー!!!(ガバッと起き上がる」


龍馬は気付いたらアイオーン達の住むマンションの一室にある自室で飛び起きていた。そう、冒頭のは龍馬さんの夢でしたw


お竜「おお、リョーマ。起きたか」
龍馬「夢だったのか・・・;」


その後にガレスが当番による朝食をみんなで食卓で食べていたところをアイオーンがスマホを見ていた。


ベディ「アイオーン様、ながら食いは消化によくありませんよ」
アイオーン「そうではない。我は贈り物を見極めている半ばである・・・」
ガレス「贈り物?」






アイオーン「聖なるキリスト誕生を祝うバレンタインだが・・・同時に以蔵の生誕日でもあるのだ・・・」






龍馬「以蔵さんの誕生日!?(バレンタインも兼ねてるから今年こそ以蔵さんに告白をするんだ!」
お竜さん「お竜さんは何もつっこまないでやるぞー」


一方、スマブラ屋敷近くにあるキャメロット城では先程まで行われていた今日の円卓会議に出席していたモードレッドが電話をかけていた。


モードレッド「終わったぞー。ああ、今から行く!トリ野郎も行くけど、ベディヴィエールやガレスもアイオーンから聞いて知ってるから一緒に連れて行くぜ。じゃあ、今日の午後に忠犬ハチ公の像前で待ち合わせなー!」


モードレッドの電話をガウェインとランスロットがこっそりと聞いていた。


ガウェイン(バ、バレンタインだから一緒にチョコ選びするのでしょうか?よりにもよってパーシヴァル卿のマスターの、あのクソオタマジャクシへの・・・)
ランスロット(ガウェイン、王ドラ殿への憎悪がタママ殿にも飛び火してないか?確かにあの二人はなんだかんだでよく連んでいるのを見かけるが・・・)←真相を気付いてない


すると、モードレッドが出かけようとした際に二人に出くわした!


モードレッド「うわっ!?お前らデケェから突っ立ってんなよ!」
ガウェイン「モードレッド、随分とウキウキしてますね。バレンタインがそんなに楽しみなんですか?」
モードレッド「ああ、それもあるんだが・・・」







モードレッド「そのバレンタインは以蔵の誕生日だからそのプレゼント選びに行こうって「肩たたき券でもくれてやりなさい」







モードレッド「なんでだよ!?みんな何をあげるか考えてるのに!」
ガウェイン「貴方、岡田殿にも甘すぎですよ!あ、まさかあの者の寝床で何か変なことでも」
モードレッド「ちげーよ!そんなんねーよ!勘違いすんな!」
ガウェイン「なるほど。そうですねそんなことあるわけ」






モードレッド「オレが喧嘩とかで家出した際に以蔵が落ち着くまで自分の部屋の布団貸してくれるんだからな。その間も以蔵は何もしねーし」
ガウェイン「何ですと!!?(口からケチャップ」
ランスロット「ガウェイン卿!!?」






それを聞いたガウェインはモードレッドに詰め寄った!


ガウェイン「そんな友人関係がありますかあああああー!!!」
モードレッド「は?以蔵は少し文句言うぐらいなんだが何もしねーから安心しろ。もしそれしたら無言で斬ってるぜ?」
ガウェイン「それでも男の布団でしょうが!喧嘩した時はキャメロット城に来なさい!我が王ならちゃんと話せばわかってくれますよ!」
モードレッド「だってガウェインが口うるさすぎるんだよ!ニンジン食べろとか腹丸出しで寝るなとか言ってくるし!もっと甘やかせ!」
ガウェイン「私はたとえガサツで粗暴であろうとも貴方を思ってちゃんと言ってますよ!」
ランスロット「ガウェイン、それは流石に限度があるぞ;」
モードレッド「とにかくオレは行く!じゃあな!」
ガウェイン「あっ、待ちなさい!」


モードレッドに行かれた後、彼女と同じく行く準備ができたトリスタンが二人に声をかける。


トリスタン「私も以蔵殿への誕生日プレゼントを買いに行くのですが」
ランスロット「トリスタン卿。貴卿もすぐに行くのか?」
トリスタン「いえ、ベディヴィエール卿やガレス卿を待っている身で。モードレッド卿から後からでも二人を連れて来いと言われたので」
ガウェイン「貴方も岡田殿の方を取るのですか・・・」
トリスタン「なんだかんだで彼とはよく飲みに行ったりしてるのですが、実は私はバレンタインのこともあるのですよ」
ランスロット「卿のマスターのリップ嬢にか?」
トリスタン「彼女にもですが・・・」






トリスタン「王ドラ殿にも「あのオレンジの悪魔だけはやめなさい」






トリスタン「何故なのです?少なくとも去年のバレンタインに・・・」






王ドラ『はい、トリさん。チョコあげます』
トリスタン『えっ!?バレンタインで?』
王ドラ『バカですね。バレンタインは2月14日でしょう』
トリスタン『あっ、そうですね。少し早とちりしました』


それから私は毎日王ドラ殿にチョコをもらい続けた・・・それぞれのパティスリー店ごとに違うチョコを必ず・・・そして・・・






トリスタン「バレンタインの日だけ何ももらえなかったのです・・・悲しい・・・(15日のはもらった」
ガウェイン「すごい面倒くさい嫌がらせされてるからじゃないですか!!」


まさかの王ドラからのバレンタインでの仕返し判明。悲しむトリスタンに対してランスロットは聞く。


ランスロット「つか、彼からはちゃんとバレンタインチョコをもらっているのか?全くもらってないような気がするが」
トリスタン「ありました!しかも彼が態度を軟化してくれた時に私にあーんしてくれました!」
ガウェイン「嘘でしょう!?」






トリスタン「ぐだぐだに煮立ったチョコを」
二人「」






トリスタン「味も美味しかったです。彼の愛が私の舌がただれるほど詰まりすぎなのが惜しかったのですが」
ガウェイン「熱ででしょう!!超わかりやすい嫌がらせですよそれ!!」
ランスロット(あれでも軟化したと言えるのか・・・;)


一方、スマブラ屋敷の食堂にあるキッチンではクロスオーバーのも含めた女子組がバレンタインチョコを作っていた。






今回は以蔵さんの誕生日&バレンタイン2025!

バレンタインのから騒ぎ?(その2) ( No.394 )
日時: 2025/02/14 18:15
名前: 桜 (ID: 6ux8t0L6)

バレンタイン前&以蔵さんの誕生日前の様子






ピーチ「2/14に向けてバレンタインチョコを作るわよ〜v」
大半の女子組「はーい!」
ププル「ところでなんでこんな大人数なの?」
デイジー「ピーチがせっかくだから来れる子だけ来て欲しいって言ってたらこんな人数に」
ルフコ「でも、これも悪くないわよ」


すると、カービィがメレンゲを泡立てていたらアクシデントでそれを飛び散ってしまった!


カービィ「わっ!メレンゲが・・・」
メイヴ「あーもう!(かわいいじゃないの!」←ハンカチでカービィの付いたメレンゲを拭いてる
カービィ「あ、ありがとメイヴ」
夏美(男好きだけど、意外と面倒見がいいのよねこの子)


すると、アイレーンはペイペインが作ったチョコを見て目を輝かせていた!


アイレーン「可愛くて美味そうなのだー!私にか!?」
ペイペイン「いいえ、アイレーン様には豪華なチョコケーキを差し上げますよ?」
沖田「じゃあ、誰のために作っているのですか?」
ペイペイン「これは気まぐれで私へのです。ほんの気まぐれなのですよ」


それを聞いた全員は一瞬だけだんまりした。


ペイペイン「む?なんなのですか?そんなにじろじろと見て頭が高いですよ」
空(いやー、ペイペインさんは王ドラに対しての態度からバレてないと思ってんのかな?)
ルカ(王ドラ以外にはバレバレなんだけどね;)
ルキナ(義理チョコだと言っても王ドラ殿以外は信じてませんからね・・・)
ハンドレッコ(あー、もうこれは王ドラ以外にはモロバレしてる)←解析した


そんな中で大量にチョコが割れる音がした!拳で割っている麗しき格闘女王だ。


ルルー「おーほっほっほっ!これでサタン様へのバレンタインチョコの土台ができたわ!」
クリームヒルト「それ正気なのあなた!?」
リップ「バーサーカーでも驚くほどだったんですか;」


一方、真澄は自作のバレンタインチョコケーキを焼き上げており、それを見たアルルが驚いていた!


アルル「真澄ちゃんのはすごい美味しそう!」
真澄「千秋様へのなんだものv」←オネエなので女子にカウントされてる
ターニャ「アルルはバレンタインはシェゾと一緒に過ごすんでしょ?(ニヤニヤ」
アルル「も、もう!からかわないで下さい・・・(顔真っ赤」






腐った女子全員「つまり夜はアルルちゃんが身体をリボンのみにしてシェゾに食べられ「そこは黙ってて下さい」






シアンはクロウへのチョコをデコレーションしながら言う。


シアン「今日のは以蔵ちゃんへの誕生日に向けての料理作りも含まれてるにゃ?」
桃華「そうみたいですね。同じ日だと知った時はちょっとびっくりしました(冬樹へのバレンタインチョコを作ってる」


一方、渋谷では以蔵への誕生日プレゼントを買うために色んな店を巡っていたモードレッド達は案内してくれたチャラ王が聞く。


チャラ王「お前らまだ店回るのか?もう十分に買っているんだけど」
トリスタン「まだまだです。色んな方が以蔵殿へのプレゼントの買い出しを私達に頼んでいるので・・・」
モードレッド「あいりからも自分からのを買いに行ってあげてと言われたんでな。帽子だって」
ガレス「ですが、このニット帽は流石に合わないのでは?」
トリスタン「そんなことはないと思いますが」
ベディ「いいえ!」


すると、ベディが先程買ってきたパンダのぬいぐるみをカッターで胴体の部分を切り始めたり、絵筆で目の下の部分や口の部分を赤く塗り始めた!


ベディ「たとえばこのぬいぐるみ!こうやってホラーっぽくすれば彼が好むようなものですよ!(目がキラキラ」
チャラ王「言っとくが、スマイルさんの方が好むからなそれ;」


一方、トリスタンはモードレッドの方に向きながらあることを訊ねた。


トリスタン「そういえば、あいり嬢へのチョコはもちろんだと思いますが、タママ殿には・・・」
モードレッド「うーん・・・」


モードレッドはこないだのタママとの出来事を思い出しながら思わず首を掻いた。


モードレッド「まだあんまり・・・渡す内容は決めてねーな」
トリスタン「えっ!?まあガサツな貴方がチョコを作ったら不味くなると「殺すぞ」


一方、エージェント達が住む屋敷ではイギリスの諜報部員がスマブラ屋敷に電話をかけていた。


エージェント「あ、ありがとなー!こっちもバレンタインの日は大量のバレンタインチョコで埋まってるから泊まる場所に困ってるんだ!」
ルフレ「あー、サンソンへのか。別に気にすんなよ。以蔵の奴もここに泊まると乱麻から連絡があったし」
エージェント「えっ、まさか以蔵達のところにも!?」
ルフレ「ああ、しかも大量の誕生日プレゼントも同伴だ;」
エージェント「どっひゃー;」


電話が終わった後、エージェントはアリシア達に伝える。


エージェント「お前ら!バレンタインの日はスマブラ屋敷に泊まらせてくれるそうだ!」
アリシア「えー。まあ仕方ないけど(むすっ」
サンソン(恐らくエージェント様はバレンタインの日に大変な任務があるからなのでしょうね・・・)←わかってない


一方、アイオーンの住むマンションの一室にあるリビングでは龍馬が何やら準備を整えらせていた!


龍馬「できた・・・!今年こそ以蔵さんの誕生日で一世一代の告白するぜよ!」
お竜さん「やっと準備できたのか?」
龍馬「そうだよ。高級ホテルのロイヤルスイートも取ったし、ディナークルーズも予約済み!あとは誰にも邪魔されないように以蔵さんにアポ取るだけなんだけど・・・」
お竜さん(また失敗すると思うが言わないでおくか)
龍馬「その前に念の為に土方さんに今後の予定を聞かなきゃね」


龍馬は早速呪符による映像付きの通信で江戸時代の寿々姫の城にいる土方に連絡した。


土方「予定か?明日から1週間は山南と一緒に見回りなんだが」
龍馬「(チャンスだ)それならよかった。以蔵さんは今は乱麻さんが今度剣道部の試合があるからその準備で忙しいんだって」
土方「そうか」


呪符による通信が終わった後、土方は別の呪符で以蔵に連絡を取ろうとしていた。


土方「岡田にはせめて労いの言葉をかけてやるか」


その数分後、ようやく通信が繋がったのだが・・・






以蔵「は?わしはバレンタインはスマブラ屋敷に過ごしちょれって。わしの誕生日でもあるんじゃし、乱麻の試合もないぜよ」






土方(な ん だ と ?)


この時、恋のパワーが土方に全てを理解させた!


以蔵「おい、わしに用があるならさっさと言え」
土方「なんでもねーぞ」


通信を一方的に切った後、土方は剣を研ぎながら呟いた。






土方「・・・そうだったか・・・なら、俺は坂本を出し抜くしかねーな(しゃーこしゃーこ」←刀を研いでる


完全に修羅場フラグ






なぜこんなフラグが立つんや・・・;

バレンタインのから騒ぎ?(その3) ( No.395 )
日時: 2025/02/14 18:17
名前: 桜 (ID: 6ux8t0L6)

もらう側の様子






そしていよいよバレンタインもとい以蔵の誕生日当日ではクルークがアイオーンがもらった大量のチョコを見て驚いていた。


クルーク「おー!また大量か!」
アイオーン「ヴッ・・・;」
ゼオ「お前は顔はいいからな。ところでクルークも相当もらってるな」←自分もゼオマニア(ゼオのファンの通称である)達から大量にもらった
クルーク「そう?ハチや弓弦のは友チョコのだけど、せっかく作ったんだし」
ゼオ(鈍感)


一方、エージェントの方も大量のチョコをもらっていた。


エージェント「いやー、バレンタイン最高だなーv・・・今家にあるのはサンソンへの大量のチョコなんだがな;」


ウキウキしながら歩くエージェントに同じく大量のチョコをもらっているフィンが声をかけにきた!


フィン「ふふ。その程度とは笑わせられる!私の方が美しいのだからな」←大量のチョコをもらってる
エージェント「あくまでも顔はいいだけなんだから勘違いすんなよバツ3ー」
フィン「土下座で逃れようとしたドジスパイに言われたくないなー」
エージェント「なんだとー!?」


すると、二人は何やら大量のチョコやプレゼントを持っている女子達から逃げ回るディルムッドを見かけた!


ディルムッド「あっ、我が君、エージェント!助けて下さい!また私の黒子を見て惚れ出してしまって・・・」
フィン「わかった、助けるよ(あれは持っているかな?」
エージェント「これを浴びればお前に力がみなぎらせるぜ(ああ、硫酸だろ?」
ディルムッド「聖水なのですか?ありがたくもらわせていただきます!(気付いてない」


一方、トリスタンは王ドラにチョコを渡すために声をかけていた。


トリスタン「はい、王ドラ殿。逆チョコですv」
王ドラ「いりませんよ(きっぱり」
トリスタン「なぜなのですか?私の方から友に送るようなチョコ作って来たのに・・・」
王ドラ「どうせホモチョコだからいやです!変に親友達に誤解されたら困るから付きまとわないで下さいよ!」
トリスタン「ドラリーニョ殿やサンソン殿や以蔵殿には作って来たというのに「ほらチョコ」


トリスタンの口にチョコの塊をぶっ込んだ後に逃げ出した王ドラは誰かを待つようなペイペインを見かけた。


王ドラ「ペイペインさん?アイレーンさんを待っているのですか?」
ペイペイン「アイレーン様にはもうあげました。なのであなたを待っていたのですよ」
王ドラ「はい?」


その直後、ペイペインは王ドラにラッピングされたチョコの箱を渡した!


ペイペイン「これはアイレーン様のついでです。義理チョコですから、それでは」
王ドラ「あっ、待ちなさい!」


ペイペインが足早に立ち去った後、王ドラはため息を吐きながら彼女からのチョコを見た。


王ドラ(なんの気まぐれかは知りませんが、食べてみますか・・・)






ホルル「ほう?フィアンセの私がいるにも関わらずよその女からチョコを受け取るではないか」
王ドラ(^ω^Ⅲ)






一方、タママはモードレッドにも作ったチョコを渡そうとしていたが、こないだのこともありどういう顔で会えればいいかわからなかった。


タママ「あぁ〜・・・;咄嗟に放ったとはいえ、あんなこと・・・あれで嫌われたとか・・・OTL」


女扱いされることを嫌うモードレッドにはあの言葉はまさしく本音に近かったのだ。それがあるからこそ、あれから気まずさで一度も会っていなかったのだ。


タママ「せめてもの作ったあいつへのチョコは靴箱に入れとこ・・・ボクの軍曹さんにも作ってるし・・・」


タママが自分のチョコをモードレッド用の靴箱に入れてから立ち去った後、それをこっそりと見ていたモードレッドは自分の靴箱からチョコを取り出した。


モードレッド「・・・嫌ってねーし、素直に渡すようなことはできねーのか。バーカ・・・」


モードレッドは顔を赤くしながら俯いていたが・・・






アポロン【みーちゃった、みーちゃったvタママ君には気まずさで会ってないなんて意外だね〜?】






おいそこの愚羊!?ずっと見ていたならまだしもひょっこりとモーさんの横から出てきてからかうなよ!!?


アポロン【もしやキミのマスター同様に好いてるって感じ〜?それなら数多くの女性や幼い男の子と恋をしたこのアポロンが、彼を虜にするためのテクニックを教えてあげるよ?このアポロンの力を借りれば、全て解決】


すると、モードレッドがアポロンをガシッと掴んだ後に袋詰めにした!


モードレッド「・・・今日の夕飯に使うジンギスカンはアタランテなら100%許してくれるよな」
アポロン【きゃあー!!!】


ジンギスカンにしても腹壊すだけだからやめときな(ひでぇ)






アポロン完全に死亡フラグ(ぇ)

バレンタインのから騒ぎ?(その4) ( No.396 )
日時: 2025/02/14 18:19
名前: 桜 (ID: 6ux8t0L6)

本日の主役






一方、以蔵はスマブラ屋敷で泊まるためにサンソンと共にそこに向かっていた。


サンソン「今日はキミの誕生日だったね?」
以蔵「おん!スマブラ屋敷でわしの誕生日パーティもするそうじゃ!バレンタインも兼ねてな!」
サンソン「誕生日がバレンタインと同じ日だなんてある意味恵まれているなぁ・・・」


すると、二人は何かが蠢くのを発見した!


以蔵「ん?なんじゃこの黒いの」
サンソン「何かのシミかな?でも、こんな道のど真ん中で・・・」


一方、維新の英雄は自分の愛しい以蔵への誕生日プレゼントを大量に船に乗せながらスマブラ屋敷に向かっていた。つか、ここは陸地だよね!?


龍馬「以蔵さん、待っててね!今行くから!」


しかし、龍馬の目の前に何やらプレゼントを持ちながら走る男がいた。自分の恋敵でもある新撰組副長だ!


龍馬「あっ、土方さん!?」
土方「悪いな。岡田は俺と過ごさせてもらうぞ」
龍馬「悪い冗談だね。いや、冗談じゃ済まないよそれ」


龍馬と土方がスマブラ屋敷に向かって競争を始め、それをたまたま散歩していたフランス初代皇帝が見かけていた。


ナポレオン「オーレ!何かの競走か?」


すると、向こうから何かの叫び声が聞こえた!サンソンと以蔵の声だ。


龍馬「以蔵さん!?」
ナポレオン「サンソンの声もあった。何があったんだ?」


三人が駆けつけると、そこには剣を構えていた様子のサンソンと以蔵の姿があった!


土方「お前らどうしたんだ?」
サンソン「みなさん!黒くて丸い蜘蛛がいる!」
土方「黒くて丸い・・・?」


彼らが前を見ると、そこには・・・






丸い姿から数本の細い足を出している大量の蜘蛛、マリエルの姿が蠢いていた(カービィ3や64で登場した敵キャラ)






ナポレオン「た、大量の蜘蛛じゃないか!!」
以蔵「来たんなら早う駆除手伝えぇ!!しまいには食われるぞ!お竜に!」
龍馬「そ、それはいやだ!!」


五人が大量のマリエルを次々と駆除するが、それでも増殖するマリエルに次第に追い詰められていった。


サンソン「無理だもう無理だよ!!」
以蔵「せっかくのバレンタインもといわしの誕生日なのに誰か助けとうせえええええー!!!」


その直後、何らかのモップが大量のマリエルを一気に駆除してきた!これに五人は驚く。


龍馬「これは・・・」
カービィ「よかったー!間一髪で間に合ったみたいだね」
以蔵「カービィ!」


ピンクの悪魔の姿に安堵したのか以蔵は彼女に抱きつき、サンソンはクスクスと微笑いながら少し遠くから訊ねた。


サンソン「これはキミがやったことかい?」
カービィ「本当ならボクがやるつもりだったんだけど、たまたま話しかけてきたあの彼女がお掃除したいって言うから任せてきちゃった!」
ナポレオン「彼女?」


ナポレオンが横を見たら、何とマリエルを全て掃除したであろう、ぷよぷよシリーズにおける初代組の一人でもあるキキーモラの姿があった!


キキーモラ「全く!ここを蜘蛛だらけにするなんて冗談じゃないわ。あら?あなた達が噂のサーヴァントの子よね?」
龍馬「そうだけど・・・」
キキーモラ「特に人斬りのあなたは人を斬ったりゲロするならまだしも、これまでに私が知る限り10回以上あった恋愛のもつれで部屋をめちゃくちゃにされるようなことを起こしたらお掃除するからね!」
以蔵「んなもんわかっちょ・・・は!!?わしはそこまで恋愛事のもつれを起こした覚えはないき!!」
龍馬&土方「・・・・・・」←心当たりがある表情
以蔵「どいておまんらが沈黙するんじゃ!!?」


サンソンはキキーモラにぺこりと頭を下げながらお礼を言った。


サンソン「あの、あの多数の黒い蜘蛛から助けてくれてありがとうございました」
キキーモラ「え?私は別にお掃除しただけよ。それにしてもあなたは礼儀正しいわね」
サンソン「別に礼儀正しいというわけでは・・・」


すると、向こうからある叫び声が聞こえた!その叫びはまさしく以蔵のマスターの・・・!


乱麻「以蔵ー!」
以蔵「!乱麻!」
乱麻「遅くなってすまんな。お前の誕生日だから・・・」






乱麻「色々集めといたぞ!(伊庭が運転するオープンカーから以蔵への大量の誕生日プレゼント」
以蔵「ヒエエエエエーーーーー!!!」






快刀乱麻、大量の誕生日プレゼントが入ったオープンカーから降臨。当然これを見たキキーモラが怒った!


キキーモラ「ひどいわ!せっかく掃除したのに!」
伊庭「すまんな姉ちゃん。うちのお嬢のご命令なんだよ」
龍馬「オープンカー!!?こっちは以蔵さんへのプレゼントとしてホテルのスイートルーム&ディナー付きも予約したのに!」
土方「ほう・・・?」


乱麻達が揉めているのを横目にナポレオンは二人を連れながら言う。


ナポレオン「彼らは後から来るから大丈夫だ。では行こうか!」
サンソン「もう時間だ。みんなが今日の主役であるキミを待ってるから」
以蔵「おん!」






Happy Valentine&Happy Birthday IZO OKADA!






あやクル「モーさんがジンギスカンとして持ってきてくれたが(縄に縛られたアポロンを焼こうとしてる」
パリス「アポロンさまあああああーーーーー!!!?」


おわれー






ハッピーバレンタインv感想OK


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