二次創作小説(紙ほか)

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日常日和。5
日時: 2025/09/30 17:20
名前: 桜 (ID: ZZpzcnXb)

おかげさまで日常日和。も5という節目で新しく迎えることができました。ここに至るまで色々と混乱があり悩みもしましたが、考えた末にこの先に何があってもこれまでの続きを執筆したいという気持ちで新スレッドに至れました。色んな意味で変わる場合もあり混乱はすると思いますが、私は私で頑張りたいと思いますのでご存じの桜サイドやこれまでに出てきた新たなサーヴァント達も含めてどうぞよろしくお願いします!


「目次」


「短編」
The Reverse Night>>1-5
聖夜怪盗☆シークレット>>6-7
デンジャー☆スクランブル>>33-36
僕もまた、運命に導かれて>>37-38
うちの護衛のママ侍さん>>39-42
とある雪月花の羽根。>>43-44
アスパラ☆クライシス!>>77-83
運びを巡る機関車と謎のトレインハンター>>84-86
僕の果実のボク>>96-100
黒の感情・白き純潔>>101-105
ツイセキ☆トラブル!>>148-152
イモーターウォーズ>>153-156
◯◯透視の試用モニター>>157-161
こっちを向いて、愛してると言って!>>162-165
Halloween rabbit!>>166-169
湖の騎士は星の戦士の●●に夢を見るか?>>170-172
ランデブー☆メタモルフォーゼ>>173-176
鯖組メインでファンタパロ>>177-179
雪の記憶、冬の華>>180-183
ある冬の日のアムール>>184-187
クリスマスに追いかけっこ!>>188-191
クリスマスにネガイゴト>>192-196
小さきパンダのガレット・デ・ロワ>>197-200
宇宙の中の不思議の国>>201-205
スキ!スキ!スキー!>>206-210
ビターシュガー・チョコバーボン>>211-215
満開花見日和>>246-249
ツッコみ所が絶えませんっ!(by一ちゃん)>>250-253
ブレーメンの追跡隊>>254-258
王様ゲーム>>259-262
阿国さんの戦い>>263-267
蛇は蛙が好物らしい>>268-270
シチリアでの小話集>>286-289
パンプキンハザード>>318-321
雪の輝き、小さな夢>>345-348
王ドラなう!>>349-351
聖夜、君に贈り物を>>352-356
聖夜、白なる争奪戦>>357-360
突撃!隣の大掃除>>361-364
年明けのアムール>>365-368
バレンタインのから騒ぎ?>>393-396
I‘m not crying anymore>>397-400
バディファイターズタワー踏破の旅>>429-432
Cherry:CamelotZERO>>437-440
異世界を駆け巡る澄色の猫型ロボット達>>471-478
かの者が残してきたもの>>479-482
虹の島々での小話集>>537-540
グルメフェスを調査せよ!>>541-544


「サーヴァントvs○○○シリーズ」
第六天魔王vsカンフー猫型ロボット>>322-325
湖の円卓騎士vs仮面の剣士>>337-340
光の御子vs魔界のプリンス>>341-344
ブリテンの騎士王vsもう一人の闇の魔導師>>401-404
幕末の人斬りvs蒼炎の勇者>>405-408
日輪の姫vs野原家の主婦>>409-412
大統王vs黄色い悪魔>>413-416
五代目風魔頭目vs宇宙忍者>>417-420
太陽の騎士vs赤き吸血鬼>>499-502
島原の乱の指導者vs虚言の魔術師>>503-506
維新の英雄vsウサギの双子弟>>507-510


「桜サイドの快刀家の事情」
三兄編>>389-392
次兄編>>433-436
長兄編>>545-548


「針音ノ時計塔のアリア」
時の輝きよ>>45-47
赤の中のモアイさま>>48-50
青の上のウォーターシティ>>51-54
白の下のバトルロワイヤル>>55-57
黄の外の太陽・・・?>>58-60
その呪文の続きには>>61-66
「誰か」の世界にとってのピース>>67-71
ここに。>>72-76


「決戦前夜」
輝ける希望の星達よ>>114-117
二度の生における旅路>>118-120
「太陽」の焔を>>121-125


「キャメロット城での決着」
現在キャメロット城:正門>>126-127
現在キャメロット城:世界を約50%吸収>>128-129
現在キャメロット城:世界を約80%吸収>>130-133
我らの望む未来>>134-136
太陽のナミダ>>137-141
There are our home here>>142-147


「女性ケロン人小隊襲来」
一の儀、女性ケロン人小隊襲来!>>369-372
二の儀、ささやかな疑念>>373-376
三の儀、偽物と本物>>377-380
四の儀、ゆずれなき信念>>381-384
五の儀、星へ届けるハーモニー>>385-388


「フェアリー・レクイエム〜トリスタンの名を持つ妖精の少女〜」
「トリスタン」は突然に>>549-552
日常ブレイカー?それとも・・・?>>553-556
妖精姫のトマドイ。>>557-560(更新)


「前後編」
かけがえのない「君」>>26-28>>29-32
戦国時代からの謎の挑戦状!>>87-91>>92-95
苺の彼方をもう一度>>106-109>>110-113
シチリアでの鳥の夢>>271-275>>276-281>>282-285
月夜でのエンゲージ>>326-331>>332-336
雪月に小さな花びらを>>421-424>>425-428
時空鉄道の夜>>483-487>>488-498
カービィだらけ>>511-515>>516-519
ワドワド☆サマーアドベンチャー!>>520-525>>526-530>>531-536


「風花月夜伝〜友情よりも、忠義よりも〜」
第一の巻:逆光降臨>>8-10
第二の巻:御一行様之旅珍道中>>11-12
第三の巻:恋せよ浪漫、忍の花に>>13-15
第四の巻:変わりはしないもの>>16-18
第五の巻:生きとし、生ける者。>>19-20
第六の巻:揺るぎない、どうしても。>>21-22
最終の巻:音が導く先>>23-25


「風花月夜伝2〜花は今、光へと舞う〜」
第一幕:異変を告げられし江戸>>216-219
第二幕:渦巻く四方と空>>220-223
第三幕:咆哮の中に在る「声」>>224-227
第四幕:私の輝きの星>>228-231
第五幕:忍び寄る戦いの迫る時>>232-235
第六幕:怨恨開花>>236-240
最終幕:空へ>>241-245


「灯火の星〜第六天魔王の乱〜」
第一の段:わし、参上!>>290-293
第二の段:雷に阻まれるのならば、やることは?>>294-297
第三の段:キミと、光と>>298-301
第四の段:聖地の謎かけを解き明かせ!>>302-305
第五の段:闇夜の城で見つけたのは・・・>>306-309
第六の段:光と闇の諍い>>310-313
最終の段:そして魔王は、悪魔と共に歩き出した。>>314-317


「チェリーワールド×蒸気都市〜夢幻の歯車の光〜」
第1話:ようこそ蒸気都市>>441-444
第2話:風を便りに>>445-448
第3話:決して叶いもしないだろうけど、>>449-452
第4話:魔女の■の讃歌>>453-456
第5話:蒸気聖杯戦争の「目的」>>457-460
第6話:風よ光へと吹け>>461-465
最終話:さよなら蒸気都市>>466-470

かけがえのない「君」(後編)(その3) ( No.31 )
日時: 2023/03/07 17:32
名前: 桜 (ID: Da2si9iJ)

フィン「キミは何を考えてるのかな?こんな滑稽なものをアイオーン君に食べさせようとして」


フィンは笑顔でそう言いながらその魔法の団子を片手で握りつぶした。ディルムッドはそれを見て思わず恐れを覚えるが、龍馬は聞く。


龍馬「滑稽?その団子が?今の僕が?・・・僕の想いが?」


龍馬の問いにゼオは答えた。


ゼオ「ーーーーー全てが」
龍馬「・・・っ!!!」


ゼオにバッサリと言い切られたことに龍馬は憤りを覚えるが、エレナはそれを制そうとする。


エレナ「ゼオ!それは言っちゃダメよ。今の彼に何を言われるのか・・・」
龍馬「・・・じゃあ、キミも言われたらどういう気持ちかな?」


すると、龍馬はププルの方を向きながら言う。


龍馬「ランサー二人のマスターのキミ、彼はやめた方がいい」
ププル「え?」






龍馬「キミと彼は生き別れた兄妹だよ。だから今に出会うまで離れ離れになったかもしれないね」
ププル「!!!?」






ずっとずっと会いたくて、やっと想いが通じ合ったボクとゼオが・・・兄妹?


ディルムッド「ププル殿!!」


それを言われて茫然自失になったププルをディルムッドが抱き抱える。龍馬の方に槍と杖が構えられた。


フィン「流石にそれはフェアじゃないと思ってるさ?」
ゼオ「貴様、よほど死にたいようだな?」


その攻撃が放たれるが、龍馬のピンチを察して巨大な竜と化したお竜の防御により防がれた。


お竜「リョーマ!それは・・・」
龍馬「お竜さん」


龍馬の瞳を見たお竜はもう憐憫も抱えたような気持ちで腹を括り、二人の方を向けた。


アイオーン「!!やめろ!!」
エンジン「ゼオ!フィン!今助けるから待ってろ・・・」


すると、ゼオとフィン以外の四人が突如出現してきた柵に閉じ込められてしまった!


龍馬「危ないから今はそこで見ててね。今のお竜さんの吐く息にかかったら毒で帯びるよ」


すると、龍馬は自分の宝具を発動する!


龍馬「これがわしの宝具・・・行くぜよ!お竜さん!」


龍馬は宝具で二人に攻撃しようとする!


龍馬「ーーーーー消えてよ。このオジャマ虫」
アイオーン「ゼオ!!フィン!!」


すると、何者かが宝具と化したお竜から二人を庇うかのようにそれを相殺した!先ほど倒れたはずのあやクルだ。


あやクル「ハハッ。随分と内に秘めた怒りがよろしいことで」
龍馬「・・・は!?」
アイオーン「あやクル・・・!」


あやクルが来たことにより龍馬は驚いた。自分が倒したはずなのにと。


龍馬「なぜじゃ・・・おまんはわしが倒したはずでは・・・」
あやクル「私も魂ごと死ぬかなと思ったがな。その前にクルーク達に発見されたんだ。サンソンが私に医術かけてくれたから大分回復できた。以蔵もお前を止めるために後から向かうようだ」
龍馬「やっぱり以蔵さんは怒ったの?あの時と同様に怒るよねそれ「怒るがそれと今とは話が別じゃおら!!」


すると、以蔵達一行がゼオ達のところに駆けつけた!龍馬は自分を止めようとする彼の言葉に驚く。


龍馬「・・・もう恨んでないの?」
以蔵「今でもわしらを裏切ったことは心底根に持つき。じゃが、わしが今怒ったのはそれやない。おまんが暴走しかけたことお竜だって止めようとしちょったのに、わしの話さえも聞かんかったことじゃ」
龍馬「!?」


以蔵は驚く龍馬を呆れたかのようにひたすらに見ながら話を続ける。


以蔵「おまんに恨みはあるぜよ。あの研究所でまさかおまんが召喚されたなんて思わんかったから・・・会えて嬉しくないわけないじゃろ。マスター(乱麻)と間違えてこいつを誘拐までして、手違いに気付いたのに返さないようにしてまで、わしに何をしたかったか言うてみい!!」
龍馬「・・・僕は」


すると、とある音が鳴った!ハンドレッコの通信機能による映像付き連絡だ。


ペイペイン「よかった!みんな無事だったのですね」
ホルミー「ペイペインさん!?」
ペイペイン「実は連絡する前に何らかの雑魚敵の侍ロボの大群が出てきまして、それをあなた方に及ぶ前に全員倒しました。まあ、その半分は先ほどアイレーン様がマスターになったあのセイバーの英霊ですが」
アイレーン「成り行きとはいえなんか懐かれたのだ;」
ブラック「サーヴァント!?」


すると、そのサーヴァントが姿を現した!姿は白っぽい髪の見目麗しい美少女剣士だ。


???「どうもー!先ほどアイレーンさんのサーヴァントになった新撰組の天才剣士、沖田総司!そこの女の子のような黒の少年やレイピアを持つセイバー、これから一緒に同居することになりますがよろしくお願いしますー」
デオン「アイレーンに何か異変を感じてたのはこの英霊に密かに喚ばれてたせいか・・・;」
以蔵「げっ!!」


すると、沖田を見た以蔵は咄嗟に刀を構えながら乱麻の方を隠れた。沖田は気付く。


沖田「アイレーンさんが言った通り、やっぱりダーオカも仲間としているんですね。そりゃあ私だって生前の因縁から斬りたくなりますね(刀を構える」
クルーク「わーっ!!今喧嘩しないの!!」


すると、沖田を制するかのように肩を乗せた人物がいた。何かを伝えるためにアタランテ達とともに来たところをBVLと沖田に合流したモードレッドだ。


モードレッド「今ここで斬り合いを発展させんなよ」
沖田「だってー;」
ハッチン「モー公!」
モードレッド「伝えようとしたら大変なことに巻き込まれてるみたいだな。しかもその発端の大半がそういう類の色恋沙汰って;」


すると、モードレッドが何かを思い出したかのように言った。


モードレッド「ああ、思い出した。ゼオ、ププル。お前らが兄妹って言うのは嘘だから」
ププル「えっ?」


モードレッドの言葉にププルは我に返りながら彼女は話を続ける。


モードレッド「その維新の英雄のライダーに伝えてた女が俺らの監視対象でもあるのでな、その最中で今回のことを聞いた上で・・・「浮いてる女は気付いてるのに男はあんな嘘信じて頭のいい馬鹿な奴だ」ってその女の口から言ってたから」


つまりその珠黄泉族の女、チーママは最初からゼオとププルの二人の抹殺のために以蔵を懸命に探した龍馬の本心にある彼に対しての感情を利用して彼を遣わしたのだ。以蔵の居場所を教えたのもその一環だったのだ。


以蔵「・・・龍馬」
龍馬「以蔵さん・・・わしは・・・」


すると、彼が所有していたジャマハートのランタンにヒビが割れ始めた!それによりアイオーンを閉じ込めていた透明の玉が割れたことで解放された直後にそれとは別の通信が鳴った!


ゴルルムンバ「あっ、お前ら!無事かー!!?」
ヤス「ゴルルムンバ・・・!」
あやクル&ゼオ&乱麻「お前、後で反省文と始末書数百枚ずつ書けよ(激怒&舌打ち」
ゴルルムンバ「書くから!!話聞け!!」


すると、彼を押し退けるかのようにある人物が姿を現した!モードレッドはその人物に気付く。


モードレッド「!!葉樹!」
葉樹「モーちゃん達も無事に遂行してるみたいだねー」
ハルトマン「あんた、白魔導師の類かな?」
葉樹「あなた、結構な観察眼だねー。いかにも僕は白魔導師でありモードレッド達のお目付役も兼ねてる翡翠葉樹。ああ、こんな一人称で話してるけど女の子だからー」


すると、葉樹が話を本題に戻す。


葉樹「みんな聞いてよー。僕も知ったばかりだけど、あのランタンは・・・」





葉樹「時間が経つと所有者ごと壊されるように仕組まれてるんだ!だから、いざという時を除いて誰も使わないんだねー」






それを聞いたアイオーンと龍馬は顔真っ青になった。気付けば龍馬の霊基にヒビが割れ始め・・・


龍馬「あ・・・ああ・・・ああ・・・」
お竜「龍馬・・・すまない・・・!」
ゴルルムンバ「お前ら、早くその御殿から脱出しろ!!その巨大御殿の空間を成したランタンは、そいつらとともに消滅する!お前らも巻き込まれる前に急ぐんだ!!」
アイオーン「ヴッ・・・!!龍馬・・・お竜・・・!!」


それを見て大半の全員は思わず顔をグッと濁せながらゼオが手を引っ張る形でアイオーンを連れて外へと駆け出した!


アイオーン「ヴッ!?なぜだ!」
ゼオ「お前はそういう性格だ!あの時と同じように可能性が低くても助けようとする!それに・・・リデルだって、お前に何かあったら泣かないわけないだろう・・・」
アイオーン「・・・ゼオ・・・」


アイオーンはゼオが陰ながら気遣ってもくれていたことに気付いていた。彼はその顔を見て意を決したかのように言う!


アイオーン「ゼオ。すまない」
ゼオ「えっ?」


すると、アイオーンがゼオの手を引っ張り返して回しながら飛ばすかのように離した!


ゼオ「アイオーン!?」


すると、アイオーンはクルークやリデル、以蔵に伝える。


アイオーン「クルーク、リデル。この闇の太陽神は傷ついても何度でも立ち上がるべきである。以蔵。あの男をどうするかこの神の裁定で選ぶ」
リデル「!」
クルーク「アイオーン・・・」
以蔵「・・・」


アイオーンの目を見てリデルやクルークは何も言わずに黙り、以蔵は半ば呆れたかのように言う。


以蔵「勝手にせい。あいつを生かすか殺すかはおまん次第じゃ」
ゼオ「以蔵ちゃん!?」
アイオーン「お前達。神は何度だって、その心を折れることはない!必ず帰還を約束する」


アイオーンがそう言って一人残るかのように龍馬のところに戻る。覚悟を決めて意を決したその背中を全員はただ見送りながら先に外へと脱出することしかできなかった・・・。






龍馬「お竜さん」
お竜「ああ」
龍馬「周りが白いね」
お竜「ああ」
龍馬「誰もいないね・・・」


何もない無の空間になった場所でお竜と一緒に消滅を待っていた龍馬はポロポロと涙を流す。
僕はバカだね。そんなことしても、以蔵さんもお竜さんもまた悲しませるだけだったのに。僕を信じてくれたのに。


龍馬「ごめんね、お竜さん。以蔵さん、本当にごめん・・・」


すると、誰かが龍馬とお竜に回復の魔術をかけていた。戻って来てくれたアイオーンだ。


龍馬「アイオーン・・・君?」
アイオーン「回復はかけているが、やはりこれではダメか」
龍馬「何で戻ってくれたの・・・?キミにも酷いことしてしまった。だから、キミが僕に回復を与える必要ないんだ・・・」


龍馬はやるせなさそうに微笑い、アイオーンを促す。


龍馬「わかったらもう行っていいよ。キミは」
アイオーン「嫌だ」
龍馬「えっ?」
アイオーン「断る。・・・やはりこれで回復させんと助からないのか・・・」


すると、アイオーンの左手に令呪が浮かんだ!令呪を見た龍馬は言う。


龍馬「なんで・・・令呪を・・・そんなの・・・」
アイオーン「令呪を以て命じる。ライダー、坂本龍馬の霊基を全回復しろ」
龍馬「えっ?」
アイオーン「貴様らは今、俺のサーヴァントになった。マスターからの俺について来い。神からの天命である」
龍馬「なんで・・・」






アイオーン「お前は俺だけではなく、お竜や以蔵をさらに悲しませる気か!以蔵は口ではああ言ってるが、叫びたい思いを抱えて、お竜はお前を想って止めれなかったんだ!だから、その報いとして俺について来い!お前達はここで死ぬのではなく、生きるべきだ!」






アイオーンが自分とお竜のマスターになってくれたことで龍馬は彼と生前の以蔵を重ねた。


以蔵『龍馬?また泣いちょるんか。ほら、わしが仇討ったからもう元気出せ!』
龍馬「・・・ぅ、ぐ」


そうだ。彼は以蔵と同じようにお竜のことも化け物とは言っていなかった。複雑な想いを抱えながらも自分と共にありたいと言ってくれたのだ・・・。
お竜も彼を背中から抱きつく形で、その空間は温かく包まれた・・・。






一方、王ドラは古代の中国にある自分の家で中華スープを作りながら何かを感じ取った。


王ドラ「ーーーーー今日は風が強いでしょうか?」


一方、クルーク達が三人の帰りを待っている間、トリスタンは以蔵に会っていた。


トリスタン「貴方は彼の言いたいことわかっていたのですか?」
以蔵「おん。あいつの顔からして殺すべきではないとわかっちょった。まあわしが何を言おうが、あいつは図太く拒絶する。何があれば斬っちゃるけど」


鈴のミサンガを大事にしてそうに触る以蔵を見てトリスタンは意を決しながら言う。


トリスタン「以蔵殿」
以蔵「おん?」
トリスタン「実は・・・」

かけがえのない「君」(後編)(その4) ( No.32 )
日時: 2023/03/07 17:35
名前: 桜 (ID: Da2si9iJ)

その数日後、乱麻達の洋館の学生寮。龍馬の来襲で半壊された一部はなんとか修復した後に仲間として加えるか話し合いが行われていた。


乱麻「・・・」
エージェント「だから・・・;こんな時に本当に悪いと思ってるが・・・;」


あんなことが起きたためにもう手遅れだとしてダメだと言われるとエージェントは覚悟していた。しかし、乱麻の答えは予想外だった。


乱麻「良いぞ。力を貸してやってもいい」
エージェント「え?」
乱麻「あいつの件は元々はお前らを抹殺しようとした青の吸血鬼一族やら何やらに関係する奴が吹き込んだことだ。その時点で巻き込まれたも同然だ、とことんやってやろうではないか」
エージェント「!ありがとう、乱麻ちゃん!」


その直後に弓弦がエージェントに労いとして以蔵が作ったおはぎを持ってきた。


弓弦「よかったですね、エージェントさん」
エージェント「あ、ありがとう。そういえば、以蔵は?」
弓弦「どこかに出かけるって言ってました」


一方、龍馬達のマスターとなったアイオーンは彼らと共に帰還した後に心配かけてくれたとして反省文を書かされていた。


アイオーン「ヴッ・・・;」
クルーク「あ、そうそう、これも」
アイオーン「ヴッ!?なぜだ!」
クルーク「ロムから2日も家に帰って来なかった罰だって。まあバンド練習にも行けなかったのは事実だけど、それだけ心配してたんだよー。あ、反省文終わったらロムから拳骨の刑が待ってるから頑張って」
アイオーン「ヴゥーーーーーッ!!!」
お竜「流石飴と鞭を使い分けてるな。仲間である大半の英霊達が頼りにしてるのもわかる」
クルーク「そうかい?まあグレイドなボクが巻き込まれたりしたらそうなるかな;」
お竜「そういうところも」


すると、龍馬が慌てたようにアイオーン達がいる部屋に来た!


龍馬「お竜さん!アイオーン君!クルーク君!以蔵さんの居場所はどこ!?」
クルーク「ああ、どこか出かけるって言ってたね。遠く行ってないだろうし、夕方には帰るって言ってたな」
龍馬「探してくるよ!」
お竜「落ち着けリョーマ」


龍馬の慌てぶりに真相を知らないクルークは悠長に言う。


クルーク「龍馬さん、以蔵さんのことなんだかんだで放っておけないんだねー」
アイオーン(龍馬の以蔵へのクソデカ感情やそれによる自分に対しての一方的なライバル心は知らせない方が良いな;)


一方、王ドラは自分の家に何らかの手紙が届いていた。


王ドラ宛の手紙『王ドラさま、いつも頑張ってるあなたにせめてもの遊びとして、最初に指定する場所に行って会うその方と宝探しに付き合って下さい』
王ドラ「なんですか、宝探しって・・・このミミズみたいな字はトリさんのですか。まあ今日はドラケロ防衛隊とゲーセンに行く約束をしてますし、その昼に行く前でなら付き合ってやってもいいですか」


王ドラは最初に指定する場所ののび太達の住む町にある空き地に向かう。すると、そこにはトレジャーハンターの姿のトリスタンがいた!


トリスタン「王ドラ殿、宝探しですよー」
王ドラ「なんでトレジャーハンターの姿なんですか?」
トリスタン「これはこの時のためにリップ達が用意してくれた服です。暗号ならば貴方はわかるでしょう。その紙を持ってますから一緒に行きましょう」
王ドラ「えっ、ちょっと!?」


王ドラはトリスタンに引っ張られるままに次なる場所のプププランドのオレンジオーシャンに着く。


トリスタン「さぁ、暗号ですよ。オレンジオーシャンにある宝箱はどこにあると思いですか?その内容はこちら」
トリスタンが持ってた暗号の内容「ポンとコンが滞在。すたきなはきたまた」
王ドラ「・・・たときを抜けて読むと砂浜??」
トリスタン「よく分かりましたね」
王ドラ(そりゃあ分かりますよ;)


そしてトリスタンは砂浜の中から宝箱を取り出して、それを開けた。中には一枚の手紙。内容は「お前らが探し求める宝は、プリンプタウンのナーエの森にある!」と書かれていた。


王ドラ「プリンプタウンのナーエの森?(というかこの字はアサトさんの・・・」
トリスタン「ではナーエの森に行きましょう」
王ドラ「は!?何を勝手なこと・・・!」


そして二人はプリンプタウンのナーエの森に着いた後森の中で宝箱を探す。


王ドラ「本当に宝箱あるんですか?」
トリスタン「ありますよ。ほら」


すると、木の下にある宝箱を見つけた。開けてみると何もなかった。


王ドラ「それで終了ってことですか?」
トリスタン「見つけてるんですけどね」
王ドラ「あなたはさっきから何を言って「宝箱の中身はわしじゃ」


すると、王ドラの耳に聞き覚えた声があった。それは自分が貸した鈴のミサンガを持ちながらもう会えないと思っていた岡田以蔵・・・!


以蔵「楽。わしも未だによくわからんが・・・せめてものこれ返そうと思ったんじゃ。何から話すか・・・」


すると、王ドラは思わず以蔵に抱きつく!あの時に王ドラだけを助けるために冷たく突き放しておいて怒られると思った相手がその再会で泣きつかれるなんて思ってない以蔵は思わず戸惑う中で、以蔵を連れてきたアサトはトリスタンに声をかける。


アサト「あんたの行動に振り回されるよねぇ〜」
トリスタン「失礼。騎士とは時に、誰かのために良い結末に誘導する者ですよ」


トリスタンは以蔵に頭を撫でながら涙を流す王ドラを見て、ようやく安堵したようだ。


トリスタン「ああ、それが彼らしい顔ですね」


おしまい






「おまけ」両者ともご迷惑おかけしました


キッド「王ドラの奴、約束の時間に来てないから探してんだろうが;」
ドラえもん「王ドラに恨みを持つ奴らに連れて行かれてる可能性もあるからそうなる前に見つけるかなー;」


タケコプターやキッドの愛馬エドでナーエの森の上空にたどり着いた二人は例の王ドラを見つけた。


エド「あんさん、見つけたわ!」
キッド「あっ、ホントだ!トリとアサトに連れ去られてんのか;」
ドラえもん「あれっ、でも、なんか一人増えて・・・」


すると、何かの空飛ぶ音があった!巨大な竜と化したお竜さんの上に乗りながら探していた以蔵を見つけた龍馬だ。


龍馬「以蔵さーん!!見つけたぜよ!」
大半の全員「なんじゃありゃあああああー!!!?」


壮絶な修羅場の幕開けであった(爆弾投下)






「後書き」
ずっと考えていた土佐組関連の前後編がようやく出来ました。多大な余波を残しやがりましたが;
乱麻ちゃんや弓弦や以蔵さん、龍馬さんとお竜さん、沖田ちゃん達が桜サイドの陣営に加わるという戦果は上げれましたが、青の吸血鬼一族と吸骨鬼一族、珠黄泉族の真相の詳細は知らないままです。後二つは野原一家が関係することですし・・・;
ちなみにうちの以蔵さんの設定は公式とはあまり差異はないですが、根が面倒見が良く何気に男女問わずにヤバいのにも好かれやすいという気があります。この点はサンソン君にも繋がります(ぇ)というか、FGOのアサシン組はいざという時はちゃんとしっかりしてくれる鯖が多いのに、他があれだってどういうこと・・・;(特に円卓組や言わば溶岩水泳部を始めとしたマスターガチ勢)
うちの龍馬さんの設定はこの話を思いつく前に帝都騎殺に漫画を見てバババーンと雷が鳴ったような感じでこれしかあかんと直感しました。やはり初めに見たのが印象に残りやすいって本当ですね。あ、私は無闇に勧めたりしませんし、人によっては自己責任で。






感想OK

デンジャー☆スクランブル(その1) ( No.33 )
日時: 2023/03/15 17:09
名前: 桜 (ID: Lk0URTLS)

今回は現時点では新しく加入した桜サイドの鯖達が既に訪ねている鯖達と一緒にスマブラ屋敷に訪ねてくる話。スマブラSP買おうかとは思ってるんですけどねー;


マホロア「ボクが出てルリメイク作品がスイッチに出タかラ、ソッチも気になルシ、費用や売り切れもあるカラ、買えナイヨネェwww」


黙れこの煮卵(^ω^#)






エージェント達の住む屋敷。この日も雑談し合ったり一緒に料理やおやつを作ったり子供達とゲームして遊んだりしていた。
しかし、それでも最も重要な事項は忘れていない。それはいつか来るガウェインとの再戦だ。


お竜「あの人間の女、お前らの同僚が味方に付いてるんだな。敵に付いた以上は負けてられないよな」
モードレッド「ああ。調べたところ獅子王と名乗るアーサー王もそいつらに付いてる。特にあの優雅なぼっちゃん騎士は何の因果か知らんがクルークを奪還しようとしてやがる。・・・クルークが何らかの審判者というかどっちに転ぶかわからない奴なことは変わりないだろうな」
ジャガー「少なくともクルークはそんな奴じゃないと自分で言うだろうがな」
モードレッド「だからこそ興味深いんだよ。とにかく!」


モードレッドは持ってきたイカの背中に何らかの筆を書きながら言う!その内容は「討ち取れ!打倒ガウェイン」・・・!


モードレッド「オレたちにとっては今は打倒ガウェインが先だ!なんでガウェインの奴があいつらに付いたのか分かんねーけど、イカの背中はツルツルしてて書きにくいだろ;」
トリスタン「貴方が紙を使わずに書くからではないのですか?」
モードレッド「相変わらず皮肉屋だなお前」
リップ「ははは・・・;」


一方、サンソンは以蔵と一緒におやつのチーズケーキを作りながら人間・英霊問わず雑談しながら待ってる子供組がする何らかの話を聞いていた。


以蔵「子供ら、なんだかんだで馴染めちょるな」
サンソン「スマブラ屋敷の子供達とも仲良くしてるんだよ。ポケモン達もいるからじゃれあったりして楽しそうにしてる」
シルク「イゾー、サンソン、手伝うー。フルーツ切るー?」
サンソン「ああ、フルーツオムレットも作るからお願いする」


モードレッドに付くポケモンのリオルであるシルクは手慣れてそうにフルーツを上手に切っていた。


以蔵「フルーツ切るの上手いき。意外じゃ」
サンソン「料理はいつも担当してるんだね。そういえば、シルクはまだスマブラ屋敷に行ってないかな」
以蔵「あ、そういえばわしもいっちょらん。あのスマブラファイター達が住む屋敷か?」
サンソン「うん、僕達と同様に個性的な人達が多いだけじゃなく、クルーク殿達も遊びに行くから憩いの場の一つでもあるんだ」
以蔵「それなら楽・・・王ドラもおるって言うなら差し入れしに行くき」
サンソン「いいね行こう。その方がみんなで食べれて喜ぶし、人見知りするシルクも馴染むだろうし、先輩のルカリオ殿もいるだろうし(シルクの頭を撫でる」
シルク「?」


すると、何らかの声がかけてきた!偶然沖田と話していた龍馬だ。


龍馬「以蔵さん、僕らも同行するよ。何かあったら困るしね」
以蔵「はあ?別にえいが」
沖田「ずーるーいー!!ダーオカのくせにスマブラ屋敷に行くなんてくそったれでしょー!!」
以蔵「わしは差し入れに行くだけじゃろうが!!」
サンソン「わかったわかった、それなら一緒に行こう。クルーク殿らに案内してもらうよ」


そして全員がチーズケーキやフルーツオムレットが入った箱を持ちながらクルーク達の案内の下スマブラ屋敷に向かっていた。


クルーク「そりゃあこんなに作ったら食べきれないもんね。まあゼオ以外にも大食いの人達が結構いるんだけどさ」
乱麻「いるのか?」
エージェント「うん、一部には1ヶ月分の食費を火の車にする奴もいる」
弓弦(以蔵さんのおかげとはいえクルーク君とお出かけクルーク君とお出かけクルーク君とお出かけ)
マキノ(出たな思い込み族)


トリスタンはこれまでの出来事を思い出しながらその大食いの人達を誰かに通じるものがあると感じていた。


トリスタン「モードレッド」
モードレッド「なんだ?」
トリスタン「彼らの話聞いて動じてないと思いですが、特にゼオ殿は誰かに似てませんか?」
モードレッド「ああ、確かに似ている気はするがな。それは流石に人前で言わなーーーーー」


すると、二人はその人物が誰なのか思い出した。それは生前の主君であり、モードレッドが叛逆したーーーーー


トリスタン&モードレッド(アーサー王??)
ゼオ「おいどうした、置いてくぞー」
モードレッド「ああ、今行く(一瞬ゼオとアーサー王が同じに見えたのなんで?」
トリスタン「はい」


目的地の到着寸前になる中、モードレッドは何やらソワソワし始めていた。


アタランテ「どうした?」
モードレッド「いや、ここにも度々訪ねに来てるのかなって思って」
アタランテ「奇遇だな私もだ。フラン、ちゃんと挨拶するんだぞ」
フラン「う」
モードレッド(それだけじゃないっていうか、あいつらもいる可能性はありそうだしなー・・・)


一方、スマブラ屋敷では大半のスマブラファイター達が乱闘に試合に行っていたり遊びに来た大半のキャラ達が観戦したりしている中で王ドラはキッドやギロロと一緒に屋敷に侵入者が襲来しないか監視モニターで見ていた。


キッド「なんでギロロもスマブラの試合に観戦しなかったんだよ?」
ギロロ「俺は射撃訓練をしていた。それで出遅れたんだ」
王ドラ「まあ青の吸血鬼一族がいつ襲来するかわかりませんからね。目を配らせないと」


すると、ギロロがモニター越しに何かを見つけた。訪ねに行こうとしているクルーク達一行だ。


ギロロ「クルーク達か。そういえば、スマブラ屋敷には頻繁に訪ねに来てないな」
キッド「一部はこっちにちゃんと帰ってるんだがな・・・げっ!Σ(°Д°;)」
ギロロ「どうした?」
キッド「こいつ、こないだ王ドラと一緒にいた奴だよ!何かオレ達の知らないダチっぽい!」
ギロロ「王ドラにそんな友人できてるのか?悪ぶってそうだが、見る限り子供に対する面倒見は良さそうだぞ」
キッド「しかもそいつ、なんかめちゃ巨大な竜連れてたワケありそうな幼馴染の男いてさ!その幼馴染が王ドラに「以蔵さんはきさんに絶対渡さん!」って標準語から土佐弁に変えながら食ってかかってるんだ!あいつを迎えに来たオレやドラえもんも巻き添え食らったよ!」
ギロロ「うわ・・・;そんな幼馴染に好かれてるのか;」


すると、何かを予感した王ドラは顔真っ青にして慌てながらどこかに走り出した!


キッド「王ドラ!?」


そして王ドラはスマブラ屋敷前に来て仕掛けた罠である手裏剣、クモ人形、巨大な鉄球、拘束ロープなどを全て発動させながらかわした!


王ドラ「こ、これで罠を全部発動させました・・・;」
キッド「何やってんだよ!見つかったらルイージに怒られるぞ!」
王ドラ「だってサクソンさん達は既に訪ねに来てるのに初めて来て早々に罠にかかったら以蔵さんが可哀想でしょう!?」
キッド「他の奴はいいのかよ!!」
王ドラ「すぐに早着替えしに行きます!(ドドドと向こうに走り出す」
キッド「こらどこに行く!!」


すると、クルーク達の声がした!キッドは彼らを見つける。


キッド「おう、クルーク達か」
クルーク「ヤッホー、こんにちはー」
ゼオ「そしてただいまー」
キッド「今日は早く帰れたな・・・うげっ!」
以蔵「なんじゃ」
キッド「お前、こないだの・・・!!」
以蔵「王ドラのトモダチか」
キッド「お前とその幼馴染の男のせいでドラえもんと同じように全治1週間だったんだぞ!!もつれにうちの親友巻き込むん「おい。その手を離さんか」ぎゃっ!!」
リップ「乱麻ちゃん〜;キッドさんに刀を突きつけるのは過保護だよー;」
乱麻「いくらあいつの親友でも私の護衛に傷付けるのは許さん」
キッド「つか、なんで刀持ってんだよ!?」
以蔵「乱麻;刀をもうしまえ;」
龍馬(^言^#)←手にはピストル
お竜「リョーマも落ち着け」


すると、沖田やモードレッドがキッドをなんとかフォローする。


沖田「ダ・・・ダーバカのおかげで大変だったんですねぇ」
以蔵「誰がダーバカじゃ!!(怒」
モードレッド「色々と苦労かけたな(思わずため息を吐く」
キッド「あっ、他にもいるのか」


すると、誰かが向こうに来ていた。いつもの欺くべく女装している王ドラや彼を止めようとしたタママだ。


王ドラ「あっ、みなさんいらっしゃいーv」
タママ「ちょっと!また変なこと・・・!!」
モードレッド「あっ」


すると、タママがモードレッドを見つける!王ドラはそのことにも気付かずに自分の性別を知らないモードレッド達に自己紹介をする。


王ドラ「初めて会った方ははじめまして。私はキッド君の女友達の」
モードレッド「タママ!やっぱり来てるのか!」
大半の全員「!!!?」


その光景に大半の全員は驚く。アタランテとフランは知っているが、何も知らない人達から見れば晴天の霹靂(へきれき)だ。


タママ「モー公!?なんでこんなところに?」
モードレッド「オレのダチらがチーズケーキやフルーツオムレット作ったって言うから持ってきたんだよ。あと、フルーツはシルクが切ってくれたぜ」
タママ「相変わらず手際いいんだな;」


親しげに話す二人を見て大半の全員が何やら集まってヒソヒソと話していた。


トリスタン「モー公とタママ殿が親しくなってるのは知りませんでしたよ」
キッド「オレだって知らんよ;でも、タママの奴は満更でもなさそうだぞ」
エージェント「あとでモーさんに命を狙われないように言ってくるよ。さもないとタママに一方的に恋焦がれてる見た目は可愛い後輩の子の怒り買いかねないから・・・;」
アレク「あのオタマジャクシの子、意外とモテてるの?」
王ドラ(さっきのはともかく、なんであのオタマジャクシにあんな・・・!)


王ドラはタママに食ってかかろうとする!


王ドラ「タマちゃん!なぜあなたがその子と!(近くにいたクーを払い除けるかのように押す」
クー「わっ!!」


すると、クーの周辺に竹槍が落ちてきた!


クー「」←あまりにも突然のことに放心状態
メイヴ「クーちゃん!?」
クルーク「大丈夫!?つか、なんで上の方から竹槍が!?」
王ドラ(やべっあれが忘れてました;)罠として竹槍も仕掛けた人


そして大半の全員がスマブラ屋敷に入る中、その広さやちゃんとした部屋だけでなく、大広間やスタジオ室、トレーニングルームやシアタールームまでも多種多様な部屋が揃えていることに驚いていた。





今回は酷いギャグが多め(!?)

デンジャー☆スクランブル(その2) ( No.34 )
日時: 2023/03/15 17:13
名前: 桜 (ID: Lk0URTLS)

新しく来た子らはスマブラ屋敷初訪問





アタランテ「ほう、部屋が多種多様なだけでなく意外と小綺麗な場所ではないか」
ププル「中には説教部屋や拷問部屋があるんだけど、それはやらかした人達限定だしあんまり見ない方がいい;」
以蔵「拷問の部屋あるんか;」
エージェント「あれには砂利の上で正座とかもあるんでな。まあ、他にも色々と・・・」


すると、龍馬と以蔵が何かに気付いて怖気ついた。


乱麻「どうした?」
アイオーン「ヴ?」
龍馬「姉さんにされた仕置きを思い出した・・・;」
以蔵「おまんらはめんこくても怖い女がたくさんいると聞いたんじゃが、それ聞いても龍馬の姉ちゃんの方が怖いじゃろ;」
キッド「えっ、こいつらから日向夏美とかの話を聞いてもあんまり怖くないのか?」
以蔵「聞いちょるけどあんまり怖いとは思わん」
キッド「そいつの姉ちゃんの方が怖いと思うのか;うわぁ・・・;」
お竜「お竜さんの方がでかくて強いぞー」
キッド「いや、あんたは・・・って、あんたもしかしてこないだのめちゃデカい竜!!?なんか浮いてるけどこんな美人だなんて聞いてない!!」
以蔵(蛇の女じゃが・・・)
ギロロ「キッド、王ドラ!」


キッドと王ドラを探しにきたギロロが見つけた上で叱りに向かった。


王ドラ「げ;」
ギロロ「全く警備につけた罠を全部壊しておいて行方をくらますとは!少しは戦士としての自覚を持たんか!」
モードレッド「?お前、可憐な見た目で女の戦士?」
王ドラ「あ、いやこれは;」
ギロロ「クルーク達、またなんか増えてないか?トリと同じまた厄介な友人では・・・ん?」
タママ「タマッ;」


すると、ギロロはモードレッドが原型の姿のタママを抱っこしていることに気付いた。


モードレッド「よぉ、もしやお前がタママの先輩だったりするのか?確かに赤ダルマのカエルだなw」
ギロロ「・・・お前、タママのなんなんだ?」
モードレッド「オレのマブダチだ。でも、多少は嘘つきでもバカな上司や暴慢鬼畜な親分の方に苦労かけられてるみてーだし気にかけてるなー」
ギロロ「タママ・・・そこの女に何をした?」
タママ「ボクは何もしてないですぅ!!」


モードレッドはギロロに「女」と言われた瞬間に多少は嫌悪感を感じた。自分の禁句の一つでもあるが、クルーク達の手前である上にタママには全く非がないためにある程度は抑えている。


トリスタン(あ、嫌そうな顔・・・;)
リップ(タマちゃんがやっぱり嫌なのかな?)
トリスタン(いえ、ギロロ殿に「女」と指されたからです。モードレッドは自分の性別については地雷でもある禁句の一つです)
リップ(じゃあ、タマちゃんは悪くない?それだとタマちゃんなら何をされても許されるみたいに聞こえちゃうけど)
トリスタン(返答するのは私は苦しい・・・)


すると、試合を終えたスマブラファイター達や観戦に来ていた人達がようやく戻って来た。


ルイージ「ただいまー。ん?ゼオ達も帰って来たし、クルーク君達は遊びに来てるね」
トゥーン「うにゃ、その人達はー?」
ゼオ「ああ、俺達の最近連んでる仲間。また懐かれちまった」
ナーン「今日のスマブラの試合を観戦しに行ってた間に連れて・・・」


すると、クルークにある人物が声をかけた。同じく観戦から帰って来たマタドーラだ。


マタドーラ「クルーク君、この子らは誰だい?」
クルーク「うわっ、マタドーラ!!Σ(□д□Ⅲ;)」
タママ「タマッ!!?」
モードレッド「こいつもタママやクルーク達の友達?」
マタドーラ「タママ君、そろそろお菓子を食べたいだろう?この子らの案内は僕が任せるよ」
タママ「やめてですぅ!!モー公、まだ来たばかりなんだから!!」
マタドーラ「じゃあ、尚更案内しないわけがないだろう?」


すると、王ドラがボソッとマタドーラに呟いた。


王ドラ「マタドーラ。女の子に手を出すのはせめてもの1日5人までにしときなさい馬鹿牛」
モードレッド「は?」
マタドーラ「ゑ?」


※1分後


モードレッド「タママは嘘つきなだけまだマシだからよかったじゃねーか(自身が装備する剣のクラレントにはケチャップ」
マタドーラだったもの「」
タママ「タマ・・・;(でも、王ドラさん、今のは助けてくれた・・・?」
以蔵「?おん、つまらんものじゃがみんなでもてなすかえ」


すると、サンソンや以蔵が作ったチーズケーキとフルーツオムレットを丁寧に持ってくれる人物を見た。


悶怒「土産を持参してまで丁寧なもてなしはありがたいです」←スマブラ屋敷の家事担当を担うツキノワグマ(王ドラの弟子)


すると、悶怒の師匠である王ドラはすかさずに悶怒に裏拳をかました!


悶怒「」←気絶
沖田「な、なんですかその熊はー!!?」
王ドラ「いえ、動くぬいぐるみですよ。ねー、クーさん?」
クー「お、おう、そうだな;(ごめんな悶怒;」


すると、ある人物がモードレッドに声をかけた!モードレッドはその人物を見て顔が明るくなった。


あいり「あれ?モーさん?」
モードレッド「!あいりっ(タママを優しく離してあいりに抱きつく」
あいり「どうしてここに?クルーク達もいるってことは友達になってるの?」
モードレッド「そうそう。悪い奴らじゃない」
あいり「あっちゃんもしおんちゃんもこんにちは。あ、そちらの方はお友達?可愛らしいじゃないですの」
アタランテ「お久しぶりです、あいり嬢」
しおん「久しぶり!」
フラン「う(ちょっと嬉しそう」


タママはあいりと楽しそうに話すモードレッドを見て二人が以前から親しい仲であるのと知ると同時に新世界で自分にボソッと話してくれた内容を思い出しつつ何かを微かに感じ取っていた・・・。


キッド「あいりの親しい友人だったのか。?どうした?」
タママ「いや、なんでもないですぅ;」
キッド「ツーストなら大丈夫だけどな。ちょっとやるせない顔はしてやがるが、恋人のあいりの親しい友人だから迂闊に邪魔はできないだろうし」
タママ「いや、違くて・・・」


その数分後の大広間ではモードレッド達や以蔵達のことを遠巻きに見ながらウズウズした気持ちも含めながら話しかけようか迷ってさえもいた。


タママ(╹・╹*)じーっ(デオンと話している様子のモードレッドを密かに見る)
ドラえもん「ターママくん。せっかく人間の姿で今度の吹奏楽部でやるアクションデパートでのクリスマスコンサートのために練習してるキミの婚約者(違)が怒鳴り込んできても知らないよー」
タママ「トララにはっ・・・!!ちっ、違います何をおっしゃるんですか!!ボクの心は上司としても軍曹さんにですから!!」
ドラえもん「ふーん。あっちでトリさんにこないだ買った限定品の自前のガンプラの詳細をキラキラした雰囲気で問い詰められて困惑してるケロロ君と、デオさんを何気にいじったりしてるモーさん?どっちの方を見るの?」


すると、タママはどっちも見ようとして目を飛び出してそうな顔で瞳孔を左右非対称に移動していた!


タママ<●ー))><((ー●>ぐぐぐっ
ドラえもん「目玉が飛び出そうなんだけど;」
タママ「あんたがどっちか見ろって言ったんですぅ!!」
ドラえもん「ごめんごめん。ぼくが悪かったよ」


すると、当のモードレッドは何かに話しかけていた。自分の大きめな巾着の中に自分からすっぽりと入ってる人見知りのシルクだ。


モードレッド「シルク、いい加減出てこいよ;フランももう怖がってないし、お前と同じのポケモンはいい奴らだぞ」
ピカチュウ「何?巾着の中にポケモンが入ってんのか?」
モードレッド「ああ、今出すから」


すると、シルクの姿に大半のポケモン組が驚いた!シルクがルカリオの進化前のリオルだからだ。


プリン「♀のリオルでしゅ!」
シルク「モー公、やっぱり怖くてやだー;」
モードレッド「大丈夫だって。オレにそんなにしがみつかんでも;」
リザードン「あんたの進化前もそんな感じか?」
ルカリオ「私に聞くな;」
モードレッド「お前、ルカリオか?シルク、お前の先輩もいるから」


すると、モードレッドにしがみついてるシルクを見たある人物が机の上に乗りながら言う!メタナイトだ。


メタナイト「おい単刀直入に聞くが、リオルはその気性ゆえにあまり野生には放たないと聞く。このリオルを育てた奴は〝どう〟した?」
ルカリオ「おいっメタナイト!!」
モードレッド「シルクはオレがある時に偶然発見して持ち帰ったたまごが孵ったんだ。そのまま懐いちまって今に至るぜ」
メタナイト「それだけでは信用ならんな」
モードレッド「ああ、言っとくがその後にそのたまごを持ち出してた既に捕まってるポケモンハンターがシルクを狙おうとしやがったから、その発言は助けただけなのに失礼に当たるぜ」
メタナイト「ーーーーーっすまない。クルーク、びっくりさせてしまった」
クルーク「えっ??」
ジャガー「おい!クルークより先にモー公に謝れよ!」


早々に立ち去ったメタナイトはモードレッドについて何か違和感やそれによる不審を感じ取っていた。モードレッドは素顔で普通の人間と変わらない服を着ていることで自分が追っている騎士だとはバレずに済んだのだが。


ウルフ「すまんな、ちょっとイライラしやがったんだ。今はそっとしといてやれ」
モードレッド「ああ(やっぱり薄々と気付かれてんのか?」


すると、とある騒がしい声があった。グリルが仲裁に入ってるマホロアと喧嘩しているマルクだ。


マルク「カービィはお前にもメタナイトの奴にも渡すか!!この煮卵が・・・!!」
マホロア「Wiiデラに出しテもらえナイキミに言わレル筋合いはナイヨォ!!」
グリル「マルクちん〜;って、ちょっとボクちんも言われる筋合いないじゃんそれ!!」


またカービィ関連のもつれかなと大半の全員が半ば呆れたような様子だが、その中にある声を知ってるモードレッドはすぐさまドアを開ける。


モードレッド「マルク?随分と探したんだけどな」
マルク「は!?モー公!!?なんでなのサ!!!?」
グリル「マルクちん、この素敵なイケメン女子は知り合い?」
モードレッド「女子は余計だがな;ああ、そっちは今は初めてましてか。オレはモー公。クルークらの友達か・・・もとい月島家のお付きだ」
マホロア「あいりとあおいのところダネ」
モードレッド「あおいにも会いたいと思ったんだけど、何してる?」
マルク「あおいは跡取りになるための帝王学とかの勉強がそろそろ終わるからすぐに来るのサ」
モードレッド「そうか(詳しい理由は知らんけど、圭一郎の心境は少なくとも変化してたのか」


すると、あおいがどこでもドアでスマブラ屋敷に来た!


あおい「こんにちはー。姉さんは・・・って、モーさん!?」
モードレッド「あおい!?何だそのドア!?何かの移動用のドア!?」
あおい「王ドラという奴に借りたひみつ道具ですよ。気に食わないですが」
モードレッド「ああ、あの猫耳の可憐な華奢の身体つきの女かー!」
あおい「は?」


それを見ていたタママはあおいに対してはかなりフレンドリーだが、あいりに対する憧憬も含まれた慕っているような様子とは違っていたことに気付いた。
その後にタママは同屋敷の給湯室にある机の上で項垂れるようにして突っ伏していた。


タママ「おかしいことじゃないのに・・・納得するのになんでモヤモヤが残るんですか・・・」
ネネ「タマちゃん・・・モーさんとはもうキスとかしてるの??」
タママ「こんな時に何考えてんだ!!(顔真っ赤」
パワえもん「でも、彼女は口も態度も悪いけど根はいい子そうだねー、なんだかんだで知り合いのあの赤髪ロン毛美形の糸目男と比べてみたらちゃんと芯があるようだし!彼女に気に入られてるタママ君もご執心になるのは仕方ないよねぇ」
タママ「違うですぅ!!」
ドラニコフ「ガウ;(訳:タママ君、そんな怒らなくても」


一方、スマブラのマルスに屋敷を案内されながら説明を受けている一人の以蔵は屋敷の地図を睨めっこするようにしてじっと見ていた。






やきもき?

デンジャー☆スクランブル(その3) ( No.35 )
日時: 2023/03/15 17:18
名前: 桜 (ID: Lk0URTLS)

ここからがアレな要素も含まれた大分酷いギャグが割と加速






以蔵「この屋敷の地図、いろんな部屋がある故に要注意の場所わからんき」
マルス「鋭いところ突いてるから一理はあるよ。まあ、確かに一部には変な人達はいるけど、たまに謎の女子会があるじゃない?そこでは僕らも餌食にされるから気をつけてね」
以蔵「おまんらはどんな目に遭わされたんじゃ?まあ弓弦は女子が苦手じゃし、変に食われる前に一度様子を確かめとうせ」
マルス「一度だけだよ;つか、なんかフラグ立とうとしてるし、変なところで受け取ってない?」


マルスに許可をもらった以蔵はその部屋に向かう。その部屋のドアをバンと開けた!


以蔵「おらっそこの人喰いの女ども!!そこで何の話をしとるんじゃ!?」
ピーチ「あら。あなたが以蔵君?」
リン「ようやく会えたね!」
以蔵「!?(なんか思ってたのと違うぜよ・・・?」
ピーチ「あなたのことは聞いているわ。乱麻ちゃんの護衛だって?少なくとも護衛や料理の腕は王ドラちゃんも認めてるレベルにあるんじゃない?」
以蔵「!ほうかほうかっ(なんじゃ、案外優しくお淑やかな姫と明るく気さくなボーカロイドやないか・・・」
リン「あたし達も以蔵さんからも話を聞きたいから仲良くしよー!」
以蔵「つまらん話じゃが、それでもえいなら」


以蔵が嬉しくなって意気揚々としているが、彼が見てないうちにピーチとリンは何かを手にしていた。






ピーチ&リン「さて、他の腐った女子達も呼んで女装させようかしらvそれでhspr」


ここでお分かりいただけだろうか?彼女達が会議として使用している部屋の名前は、「腐った女子組の会議ルーム」と・・・;






カービィ「みんな帰って来てるって言うし、遊びにも来てるから、たくさんの料理の材料を買って来ちゃった〜」


一方のカービィは擬人化の姿で話を聞きつけてそれで振る舞うたくさんの料理の材料を買った後に帰って来ていた。自分も食いしん坊ゆえにたくさん食べるためにかなりの量だが。


カービィ「新しく来てる子もいるからグラタン、そば、ちまき、ピザとかも作らないとなー」


すると、カービィに何かしらの音が聞こえた!カービィは聞いた途端に表情が変わった。


カービィ「誰?まさかまた何かの侵略者!?」
モードレッド「いや、侵略者じゃねーよ!荷物多そうだと思って来たんじゃねーか!」
カービィ「(えっ、ヒト?)あ、ごめん;」
モードレッド「(確かに一部は合ってるが;)あ、よく見れば何か作ってくれるのか?」
カービィ「うん、みんなが来てるから。ゼオ君達の方にもまた新しくできた仲間もいるようだし」
モードレッド「!それ、オレもなんだよ!他にも結構ちらほらといるぜ。シルクっていうリオルにも作れる?」
カービィ「うん!キミにはリオルがいるんだね」
モードレッド「ああ、懐かれちまった。そういえば、お前の名は?」
カービィ「ボクは星のカービィ!」
モードレッド「えっ、星のカービィ!?」


モードレッドはその名前を聞いて驚いた。今のは新世界で視察で使っていたモニターで見知っている原型ではなく擬人化のこともあるが、その姿はどう見ても純真無垢の可憐な女の子だからだ。


モードレッド「お前、女か!?」
カービィ「えっ?うん。他の世界では男の子のボクもいるけどやっぱり変??」
モードレッド「・・・!星の戦士というか・・・星の姫サマだったのか!?姫サン!」
カービィ「姫様じゃないよ!」


すると、カービィのお腹にギュルルと腹の虫が鳴った。お腹が空いてるようで顔真っ赤にしているようだ。


モードレッド「お腹空いてるみたいだな。もう料理作るように言うか」
カービィ「いいの?」
モードレッド「ああ。オレ達の中にも料理は作れる奴はいるからそいつにも頼んどく。サクソンはもう知ってるだろ?」
カービィ「うん!ボクにも作ってくれるおやつが美味しいんだ」


一方、それを遠くから見ていたメタナイトは自分の恋人のカービィのことを姫サンと呼んで割となんだかんだで優しく接しているモードレッドをギャラクシアで斬ろうとしていた。


メタナイト「チッ・・・相手は相当な手練れみたいだな。私には相当にカービィ限定のセコム判定がアウトしているな・・・(仮面をつけている目が赤くなってる」
ルカリオ「メタナイト、ここで刃傷沙汰はやめとけ;」


すると、二人に何かしら揉めている声が聞こえた。何やらマルスと揉めている龍馬と乱麻やそれを仲裁している様子のお竜とアイオーンと弓弦だ。


メタナイト「あれは新しく来た奴らの一人だな。何があった?」
ルカリオ「揉めている奴らの波動は赤ではないが、それに近い薄い色を帯びて来ているが・・・」






龍馬「だから言ったきに!!以蔵さんから目を離さんといてくれって!!あん人は人の言うことを信じる人やきに!!わしと出かけてちょっと目を離した隙に連れて行かれたぞよ!!?」
乱麻「私の護衛をしている最中もあいつだけ連れて行かれたことあったんだぞ(マルスに刀を向ける」
マルス「だってあんなツンケンしてるのに気付いたらフラグを立つとかおたくの幼馴染兼護衛はなんなの!!?」
お竜「お前ら、相手を怖がらせてるぞ」
弓弦「乱麻さん、やめてあげて下さいよー!!アイオーンさんだって龍馬さんを止めようとしてるのにー!!」
アイオーン「ヴゥーーーーーッ!!!!」






ルカリオ「・・・大半の理由がマルスの何らかの手違いと揉めている奴らは庇護愛や恋情によるものらしい;」
メタナイト「えっ、その女が以蔵という奴を好きなのか?」
ルカリオ「・・・それもあると思うが、恋情は男の方だOTL」
メタナイト「」


すると、マホロアがマルス達に何かを伝えに来ていた。


マホロア「あっ、マルス、聞いたヨォ〜。ナンでも腐った女子達が女装ショースるんダッテ。同じナカマのグリルも参加スるらしいケド、土佐弁男子とはヨク発見シたネェ〜www」
メタナイト&ルカリオ「」
龍馬「行くぜよお竜さん、アイオーン君!!あの腐った女子達をぶっ殺して以蔵さんを救いとうせ!!」
お竜「いいけど落ち着けリョーマ」
アイオーン「一部は殺さないと神からの約束である・・・(訳:小さくて可愛い奴らは殺さないと誓わないなら令呪で自害を命じる」
乱麻「私らも行くぞ弓弦っ」
弓弦「はいっ!!」


彼らが以蔵救出に向かった後にメタナイトとルカリオは事態を早く解決するために彼らに応戦するために向かう。


メタナイト「ルカリオ!」
ルカリオ「わかってる。騒ぎを起こさせるか!!」


一方、大広間では擬人化で未だに女装している王ドラにクルークがそのことについて釘を刺そうとしていた。


クルーク「王ドラ、確かにその姿だと確かに見た目は麗しい美少女に見えるけどお竜さん以外の女子はみんな騙されてるけど、そろそろやめにしたらどう?」
王ドラ「私の擬人化がこのような見た目なのが悪いのです!それを武器にしなくてどうするんですか?」
クルーク「いや、だからさ・・・あ」
王ドラ「どうしました?なんか女性関係でやらかしたんですか・・・」


すると、王ドラを軽々と持ち上げた人物がいた!持ち上げられた王ドラは思わず顔が真っ青になっていく中、その人物はクスリと笑いながら言う。






トリスタン「その姿であれば貞操を奪うのは問題ないですよね?」
王ドラ\(^○^)/






重大なミスに気付いた王ドラが助けを呼ぶように叫び声を上げる中、クルークは半ば呆れたようにため息を吐く。


クルーク「だから言ったじゃん;(まあ王ドラならあれぐらいは回避できそうだし」


クルークを始めとした周囲はこう予想していたが、答えはその真逆だ。王ドラはその動きを読めずに宝具は攻撃からサポート方面にも多岐に渡るトリスタンを相手するには戦闘の相性が悪く、つまりトリスタンの方が有利だ。加えてトリスタンが恋愛ごとに関して晩生なウブである王ドラがそのハジメテを誰ともしていないと知ったら・・・






トリスタン「大丈夫です、痛くはしませんよ。私は人妻だけではなく、そういう純真なレディも扱いが慣れていますので」
王ドラ「・・・;(このままでは小説のカテゴリが・・・;」


A:トリスタンが興味を持って貞操をもらうべく執着する






そう、Aにもわかるかのようにトリスタンが王ドラを誰もいない部屋に連れて行って現在進行形で押し倒してます(爆弾投下)
王ドラはトリスタンになんとかそれを制そうとする。


王ドラ「私はあんたにあげるなんか言ってません!!戯れるのも大概にして下さいよ!!」
トリスタン「照れるとは・・・もしやそれ以前にホンバンだけはしていないと?」
王ドラ「ちっ違います!!誰がしてるんですかそんなの!!」
トリスタン「ならば遠慮せず私に・・・」


すると、誰かが入ってきた!トリスタンと同じくリップのサーヴァントであるメルトだ。


メルト「トリ、いるかし・・・」
トリスタン「・・・。流石に王ドラ殿のぺったんこ胸を見て男だとお分かりですね」
王ドラ「あんたが脱がせようとしたんじゃないですか!!」


すると、メルトはトリスタンを軽く蹴るようにして引き剥がした!


トリスタン「うぐっ;」


すると、メルトは王ドラをじっと見てずいっと迫ってきた。


王ドラ「!!?」
メルト「へー。アナタ、実は男なのね。女のような顔と華奢な身体してるのに?出会った時はキライだったけどなんか面白くなってきたからリップ同様に私のアルブレヒトになってもらうわ」
王ドラ「まっ、待って下さい落ち着いて!!この私にはもう心に・・・」
メルト「顔が真っ赤ってことはまだ誰にもあげてないのね。ならば大人しく・・・」


すると、ついさっき起き上がったトリスタンがフェイルノートでメルトに音の刃を放った!メルトはそれをかわした。


メルト「何するのよ!色男はそんなに実はウブなこのカラクリが欲しいのかしら?」
トリスタン「正体を現しましたねこの毒婦。貴女がそこの彼の貞操を喰らうにはいささか軽すぎるのですよ!」
王ドラ「やめなさい!!こんな騒ぎ誰かに見られたら」
チャラ王「メルトちゃーん。トリは見つけたか・・・」


すると、トリスタンを探していたメルトを見つけたチャラ王はそれを見て唖然とした!どちらかと言えば襲われかけたのは王ドラだったが、お互いを見て驚愕した!


王ドラ「うげっ!!ちっ、違いますこれは!!チャラ王さん話せばわかるから話を」
チャラ王「何やってんだごらぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!(大激怒」


一方、以蔵は腐ったピーチやリンにとある部屋に連れて行かれて周りをキョロキョロと見渡していた。


以蔵「この部屋、撮影室か?」
ピーチ「ええ、そうよ!以蔵君が撮影に応じてくれたらその報酬金はあげる」
以蔵「ほんに!!?なら早くしとうせ!」
リン「じゃあ、まずはこの服から」


すると、何かが以蔵の頭に軽く当たった!


以蔵「ごぶっ!!?」
ピーチ「これ、ルカリオちゃんのはどうだん!?」
リン「ということはまさか!!」


すると、ピーチとリンの予想通りルカリオを先頭にした乱麻達が以蔵を救出するために二人の後ろに立っていた!


ルカリオ「こいつゴロツキではあるが純真そうだよな?それにつけ込んで騙すとはどういうことだ?」
ピーチ「あ、ルカリオちゃん;それにメタナイトちゃんやアイオーンちゃん、以蔵君の保護者の面々も・・・;」
乱麻「マルスとやらが真相を話してくれたぞ。まあここに着く前に向かおうとした他の腐った女子達はコテンパンにしてたから少し遅れたがな(刀にはケチャップ」
龍馬「ついでに以蔵さんにはそういうメイド服じゃないんだよなぁ。もっとチャイナ服とか(アイオーンに軽くビンタする」
弓弦「アイオーンさん、ナイスです;」
お竜「歯止めのかけ方が上手いなアイオーンは」
アイオーン「ヴ」
メタナイト「というわけで二人で神への祈りは済んだか?」


大半が静かに激怒するのを見たピーチは龍馬の発言から何かに気付いた!


ピーチ「えっ、浮いてる女の子を連れたあなた、それを言うってことは以蔵君を!?それって帝都騎殺ですとぉ!!?帝都殺騎もいいけど私は帝都騎殺の方がぷま「行くぜよ、お竜さん」


龍馬はすっかり巨大な竜に変身したお竜さんの上に乗りながら目が全く笑ってない顔で言う。






龍馬「僕の以蔵さんへの想いはもっと大きいんだよね」






一方、騒ぎを起こしたような様子が各所に聞こえてきた一部の人達はその騒動の原因をモニターなどで探っていた。





今回の騒動、関係者達がそれぞれでブチ切れ


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