二次創作小説(紙ほか)

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日常日和。5
日時: 2026/01/08 17:11
名前: 桜 (ID: nqtZqZHy)

おかげさまで日常日和。も5という節目で新しく迎えることができました。ここに至るまで色々と混乱があり悩みもしましたが、考えた末にこの先に何があってもこれまでの続きを執筆したいという気持ちで新スレッドに至れました。色んな意味で変わる場合もあり混乱はすると思いますが、私は私で頑張りたいと思いますのでご存じの桜サイドやこれまでに出てきた新たなサーヴァント達も含めてどうぞよろしくお願いします!


「目次」


「短編」
The Reverse Night>>1-5
聖夜怪盗☆シークレット>>6-7
デンジャー☆スクランブル>>33-36
僕もまた、運命に導かれて>>37-38
うちの護衛のママ侍さん>>39-42
とある雪月花の羽根。>>43-44
アスパラ☆クライシス!>>77-83
運びを巡る機関車と謎のトレインハンター>>84-86
僕の果実のボク>>96-100
黒の感情・白き純潔>>101-105
ツイセキ☆トラブル!>>148-152
イモーターウォーズ>>153-156
◯◯透視の試用モニター>>157-161
こっちを向いて、愛してると言って!>>162-165
Halloween rabbit!>>166-169
湖の騎士は星の戦士の●●に夢を見るか?>>170-172
ランデブー☆メタモルフォーゼ>>173-176
鯖組メインでファンタパロ>>177-179
雪の記憶、冬の華>>180-183
ある冬の日のアムール>>184-187
クリスマスに追いかけっこ!>>188-191
クリスマスにネガイゴト>>192-196
小さきパンダのガレット・デ・ロワ>>197-200
宇宙の中の不思議の国>>201-205
スキ!スキ!スキー!>>206-210
ビターシュガー・チョコバーボン>>211-215
満開花見日和>>246-249
ツッコみ所が絶えませんっ!(by一ちゃん)>>250-253
ブレーメンの追跡隊>>254-258
王様ゲーム>>259-262
阿国さんの戦い>>263-267
蛇は蛙が好物らしい>>268-270
シチリアでの小話集>>286-289
パンプキンハザード>>318-321
雪の輝き、小さな夢>>345-348
王ドラなう!>>349-351
聖夜、君に贈り物を>>352-356
聖夜、白なる争奪戦>>357-360
突撃!隣の大掃除>>361-364
年明けのアムール>>365-368
バレンタインのから騒ぎ?>>393-396
I‘m not crying anymore>>397-400
バディファイターズタワー踏破の旅>>429-432
Cherry:CamelotZERO>>437-440
異世界を駆け巡る澄色の猫型ロボット達>>471-478
かの者が残してきたもの>>479-482
虹の島々での小話集>>537-540
グルメフェスを調査せよ!>>541-544
Halloween☆Panic!>>579-582
アンジャッシュネタ>>583-584
続☆年明けのアムール>>611-614


「サーヴァントvs○○○シリーズ」
第六天魔王vsカンフー猫型ロボット>>322-325
湖の円卓騎士vs仮面の剣士>>337-340
光の御子vs魔界のプリンス>>341-344
ブリテンの騎士王vsもう一人の闇の魔導師>>401-404
幕末の人斬りvs蒼炎の勇者>>405-408
日輪の姫vs野原家の主婦>>409-412
大統王vs黄色い悪魔>>413-416
五代目風魔頭目vs宇宙忍者>>417-420
太陽の騎士vs赤き吸血鬼>>499-502
島原の乱の指導者vs虚言の魔術師>>503-506
維新の英雄vsウサギの双子弟>>507-510


「桜サイドの快刀家の事情」
三兄編>>389-392
次兄編>>433-436
長兄編>>545-548


「針音ノ時計塔のアリア」
時の輝きよ>>45-47
赤の中のモアイさま>>48-50
青の上のウォーターシティ>>51-54
白の下のバトルロワイヤル>>55-57
黄の外の太陽・・・?>>58-60
その呪文の続きには>>61-66
「誰か」の世界にとってのピース>>67-71
ここに。>>72-76


「決戦前夜」
輝ける希望の星達よ>>114-117
二度の生における旅路>>118-120
「太陽」の焔を>>121-125


「キャメロット城での決着」
現在キャメロット城:正門>>126-127
現在キャメロット城:世界を約50%吸収>>128-129
現在キャメロット城:世界を約80%吸収>>130-133
我らの望む未来>>134-136
太陽のナミダ>>137-141
There are our home here>>142-147


「女性ケロン人小隊襲来」
一の儀、女性ケロン人小隊襲来!>>369-372
二の儀、ささやかな疑念>>373-376
三の儀、偽物と本物>>377-380
四の儀、ゆずれなき信念>>381-384
五の儀、星へ届けるハーモニー>>385-388


「フェアリー・レクイエム〜トリスタンの名を持つ妖精の少女〜」
「トリスタン」は突然に>>549-552
日常ブレイカー?それとも・・・?>>553-556
妖精姫のトマドイ。>>557-560
キミが望むなら、どこまでも連れてゆこう>>561-564


「フェアリー・レクイエム〜謎の妖精の騎士一味〜」
新たな戦いの幕開けの予兆>>585-588
逢瀬とサーヴァント召喚の再認識>>589-592
冬の裏山での怪奇現象の調査>>593-596
○○○の○○は蜜の味>>597-600
偶然による○○の連鎖>>615-618(更新)


「前後編」
かけがえのない「君」>>26-28>>29-32
戦国時代からの謎の挑戦状!>>87-91>>92-95
苺の彼方をもう一度>>106-109>>110-113
シチリアでの鳥の夢>>271-275>>276-281>>282-285
月夜でのエンゲージ>>326-331>>332-336
雪月に小さな花びらを>>421-424>>425-428
時空鉄道の夜>>483-487>>488-498
カービィだらけ>>511-515>>516-519
ワドワド☆サマーアドベンチャー!>>520-525>>526-530>>531-536
世に放った誠を探しに>>565-568>>569-573>>574-578
クリスマスで御用改め!>>601-605>>606-610


「風花月夜伝〜友情よりも、忠義よりも〜」
第一の巻:逆光降臨>>8-10
第二の巻:御一行様之旅珍道中>>11-12
第三の巻:恋せよ浪漫、忍の花に>>13-15
第四の巻:変わりはしないもの>>16-18
第五の巻:生きとし、生ける者。>>19-20
第六の巻:揺るぎない、どうしても。>>21-22
最終の巻:音が導く先>>23-25


「風花月夜伝2〜花は今、光へと舞う〜」
第一幕:異変を告げられし江戸>>216-219
第二幕:渦巻く四方と空>>220-223
第三幕:咆哮の中に在る「声」>>224-227
第四幕:私の輝きの星>>228-231
第五幕:忍び寄る戦いの迫る時>>232-235
第六幕:怨恨開花>>236-240
最終幕:空へ>>241-245


「灯火の星〜第六天魔王の乱〜」
第一の段:わし、参上!>>290-293
第二の段:雷に阻まれるのならば、やることは?>>294-297
第三の段:キミと、光と>>298-301
第四の段:聖地の謎かけを解き明かせ!>>302-305
第五の段:闇夜の城で見つけたのは・・・>>306-309
第六の段:光と闇の諍い>>310-313
最終の段:そして魔王は、悪魔と共に歩き出した。>>314-317


「チェリーワールド×蒸気都市〜夢幻の歯車の光〜」
第1話:ようこそ蒸気都市>>441-444
第2話:風を便りに>>445-448
第3話:決して叶いもしないだろうけど、>>449-452
第4話:魔女の■の讃歌>>453-456
第5話:蒸気聖杯戦争の「目的」>>457-460
第6話:風よ光へと吹け>>461-465
最終話:さよなら蒸気都市>>466-470

第4話:魔女の■の讃歌(その2) ( No.454 )
日時: 2025/05/16 18:46
名前: 桜 (ID: ikPsPKC4)

その数十分後のかぜのまちの頂上にある丘では一同が向かったら予想通り魔女のキャスターが待っていた。


魔女のキャスター「へー。あっさり来たんだね」
メイヴ「そうね。クーちゃんの額に傷いっちゃったし」


蒸気クルークはふと辺りを見渡していた。


蒸気クルーク「そういや、マスターのリデルはどうしたんだい?」
魔女のキャスター「心配いらないよ。マスターを巻き込むのにも殺すのにも理由がないからね」
トリスタン「つまり怒られたくないから・・・それならばいいのですが」


トリスタンに一瞬だけじっと見られて少しだけ焦りかけたが、魔女のキャスターはなんとか態度を持ち直しながら杖を一同に向ける。


魔女のキャスター「マスターに怒られる前にとっとと始めようか!」
蒸気クルーク「まあ長時間じゃないならね!医者のキャスター、行こうか!」
医者のキャスター「・・・ああ」


魔女のキャスターは杖を使って魔法陣を描いた後、そこから魔法弾を放った!


クルーク「魔力弾の魔法陣verか」
ププル「ならこれはどう?」


ププルは自分の杖を使って、魔法弾を打ち返すように跳ね返した!


魔女のキャスター「そこの魔導師の卵ちゃん、なかなかやるね。現代でいう野球みたいな感じだけど・・・まあこれも跳ね返せるならやるといいさ!」


すると、魔女のキャスターが魔法陣からビーム砲を出したが、ゼオが防御魔法で防いだ!


魔女のキャスター「げっ、何このリア充!?」
ゼオ「魔女のキャスター、失礼」


すると、ゼオが杖で峰打ちとして魔女のキャスターを叩きつけた!


エレナ「ゼオ、少し手加減しなさい!」
ゼオ「いや、本気で戦ってるのにまずいだろう」
魔女のキャスター「・・・っこの・・・」


業を煮やした魔女のキャスターが今度は出現させた豚にまたがる形で乗った後に突進してきた!


魔女のキャスター「ワルガキがぁ!!」
エジソン「まずい!突進してきたぞ!」
ノッブ「ゼオのせいじゃぞ!」
ゼオ「なんで俺なんだ」


魔女のキャスターの乗る豚をチャラ王が蹴りでぶっ飛ばした!


チャラ王「あそこで逆鱗に触れさせるバカがいるか!」
リップ「ちー君、ナイス蹴り!」


その直後、ふと魔女のキャスターの様子からトリスタンは何かを察した。


トリスタン(おや?彼女はもしや・・・)


すると、トリスタンが魔女のキャスターの前に姿を現した!


トリスタン「魔女のキャスター!貴女にお聞きしたいことがあります」
魔女のキャスター「なんだい?死ぬ前でなら構わないよ」


トリスタンは魔女のキャスターにあることを訊ねた。


トリスタン「貴女は誘惑の魔女だとおっしゃいましたね」
魔女のキャスター「それがなんだい?」
トリスタン「確かにそれは嘘偽りはないと見えます。だけれど・・・」






トリスタン「貴女はゼオ殿らやメタナイト殿らのように本当に好きだった相手には振り向けられなかったのですね」






魔女のキャスター「・・・!!?(顔真っ赤」


トリスタンに図星を突かれた魔女のキャスターは杖をぶんぶんと振り回し始めた!


魔女のキャスター「なんだいなんだい!乙女の秘密を暴いちゃって!ヘンタイ騎士ー!!」
トリスタン「今です!今なら相手は怒りで防御力が低くなっているはず」


トリスタンの予想とは反して大半の全員が彼を白けた目で見ていた。


メイヴ「あーあ、これは最悪な指摘よ。最悪。魔女のキャスター、可哀想に・・・」
カッツ「流石に僕もあの魔女に同情を覚えたんだけどな」
蒸気クルーク「・・・;」
トリスタン「な、なぜなのですか!ほら、リップも」


すると、リップは笑顔でトリスタンに声をかけた。


リップ「トリスタンちゃんは悪くないよ」






リップ「帰った後のスイーツは1ヶ月抜きね(^ω^#)」
トリスタン「Oh・・・」






トリスタンの指摘が原因でブチギレた魔女のキャスターの鬼の形相を前にディルムッドが思わず怯むように訊ねた。


ディルムッド「これ、止めないと被害が拡大する気がしますが・・・;」
フィン「ははは、あの魔女は私のと逆verのようなものか」←女難の相もち
ププル「こらっ;」


フィンの発言を聞いてさらにカチンときた魔女のキャスターは突然落ち着いた様子で訊ねる。


魔女のキャスター「質問なんだけど、私の師匠ヘカテは何を成し遂げたかな?」
メタナイト「・・・?生前の話かもしれないが、お前が大成すると聞いたことか?」
カービィ「愛する人と結婚できると聞いたこと?」
魔女のキャスター「違うね。正解は・・・」


すると、魔女のキャスターが祈りと共に杖を振ったら三つの冥界の扉を出現させ、それを開かせた後にケルベロスを出現させた!






その時、大半の全員は思った。「あ、これはやべぇな」と・・・


魔女のキャスター「ギガントマキアの際にギガンテスの一柱であるクリュティオスを松明によって打ち据えたことだよバカ共!」






魔女のキャスターの宝具によって出現したケルベロスの鎖がトリスタンとディルムッドの二人を縛り上げた!


トリスタン「ああ、私を縛りプレイに・・・」
ディルムッド「俺に来る気はしてたー!!」


その直後、二人が動けなくなったことで無数の光柱がその頭を貫いた!


トリスタン&ディルムッド「ぎゃあああああー!!!」
ププル「二人ともー!!」
ルート「まずいな。相当切れてるぞ」
ノッブ「せめてケルベロスをあの扉の中に押し込めれば・・・」


すると、ノッブが何かを思いついた!


ノッブ「・・・カービィ」
カービィ「なに?」
ノッブ「小槌を貸すからハンマーに変身しろ」
カービィ「え?」


ノッブが自分の小槌をカービィの口に突っ込ませ、それを飲んだカービィがコピー能力ハンマーに変身した!


カービィ「コピー能力、ハンマー!」
クー「ハンマー・・・そうか、あれなら!」
カーン「力技でケルベロスを扉の中に押し込めることはできるかもしれぬ」


ハンマーに変身したカービィはケルベロスの方に飛ぶが、魔女のキャスターが杖を使って阻止しようとした!


魔女のキャスター「ふん!ハンマーだからって何さ・・・」


すると、魔女のキャスターの足元に濡れたような感じがあった!ゼオのルリリであるステラの水鉄砲だ!


ステラ「お姉さん、大丈夫?」
魔女のキャスター「ぎゃあ!!私の足元を濡らすなー!!」
ゼオ「ふん。邪魔はさせるかよ」


カービィはハンマーを振り回した後、それをケルベロスの方に投げつけた!


カービィ「ばくれつハンマー投げ!」


カービィの放ったハンマーによりケルベロスは冥界の扉の中に一気に押された後、扉がそのまま閉ざされた!


魔女のキャスター「ウソだろ・・・!」
蒸気クルーク「さて、そろそろ降参するかい?」
魔女のキャスター「やだね!私はまだ」


すると、魔女のキャスターがふと何かを感じ取った。


魔女のキャスター「マスター・・・?」


魔女のキャスターは自分の鷹の羽を使って飛び出した!


メタナイト「待て!」
チャラ王「追いかけるぜ!」


一同が魔女のキャスターを追うが、飛ぶスピードがあまりにも速すぎたのか見失ってしまった。


ナーサリー「見失ってしまったのだわ・・・」
クルーク「おーい、どこにいるんだー!」


魔女のキャスターの足取りを探そうとしたら、偶然かぜのまちの巡回をしていた蒸気ラフィーナが声をかけてきた。


蒸気ラフィーナ「あら、みなさんでどうなさったの?なんか増えましたわね」
蒸気クルーク「ラフィーナ、魔女のキャスターは知らないかい?」
蒸気ラフィーナ「あのリデルさんのキャスター?そういえば、リデルさんの家に飛んで行ったのを見ましたが」
蒸気クルーク「そうかい。みんな急いで向かうぞ!」


一同が蒸気リデルの家に向かうが、ゼオが突然助言のように言い出した!


ゼオ「待て!あっちの方向だ!」
エレナ「近道あるの!?」


ゼオが発見した近道らしい道を辿るように走り出した!


リップ「そこに蒸気リデルちゃんの家の付近に繋がる道あるの?」
ゼオ「まあ見てろ」


一同がようやく辿り着いたのは・・・






美味しそうな匂いのするイカ焼きの屋台でした(ぇ)






ゼオ「美味しそうな匂いがしてたから来たら当たったな(購入したイカ焼きを頬張る」
大半の全員「イカ焼きの匂いを辿ったんかバカヤロォォォォォー!!!」
カービィ「ボクも食べるー!」


こんな時にまで食べ物を追うのか・・・;






ゼオ君はギャグもシリアスもやってくれる男だ

第4話:魔女の■の讃歌(その3) ( No.455 )
日時: 2025/05/16 18:48
名前: 桜 (ID: ikPsPKC4)

一方、魔女のキャスターは蒸気リデルの家に向かっていた。彼女の異変を察したからだ。


魔女のキャスター「マスター!!」


魔女のキャスターがドアをバンと開けたら予想通り、蒸気リデルの体調が急変していた。


蒸気リデル「魔女・・・の、キャスター・・・こんな時に、来なくていい、のに・・・」
魔女のキャスター「!!」


もちろんこれは彼女の遠回りな優しさによる突き放しだとわかっている。彼女は「もう長くない」からだ。


魔女のキャスター(このままだと・・・それならば、私の魔法で・・・!!)


魔女のキャスターは蒸気リデルを抱えながら家から飛び始めた!


蒸気リデル「魔女の、キャスター・・・?」
魔女のキャスター「大丈夫!私がチェリーワールドにある安らぎを得られるところに連れて行くよ!それだけは信じてもいいさ!」


もちろんチェリーワールドの病院は数多くある故どこが最適なのかわからない。それでもチェリーワールドのより設備が劣るかぜのまちの病院や貴族連中しか診ようとしない設備がいいだけのひかりのまち病院よりも遥かに上であった。


魔女のキャスター(クルーク達は実際にチェリーワールドに飛んでる。ならば、私の魔法でも・・・)


魔女のキャスターは転移魔法を発動する・・・






寸前に黒い剣筋が飛んできた。


ザンッ!!


魔女のキャスター「!!!」






それにより魔女のキャスターが翼がもがれたことで転落したが、同じように転落していた蒸気リデルを見た。


魔女のキャスター(ああ、だから嫌だったんだ!今でもずっと!キミが今も私を気にかけ続けたら・・・)






キミを愛してしまうことがわかっているから。






地に転落したものの蒸気リデルの身体には傷がない。魔女のキャスターが彼女を守ったからだ。


魔女のキャスター「お願いだから見つからないでくれ・・・じゃあ、最後のケジメをつけさせてもらうか!」


魔女のキャスターはその黒い剣筋を放った人物が誰なのか探査魔法をかけた。その度に黒い剣筋が飛び続けていた。


ザンッ!!ザンッ!!


魔女のキャスター「・・・っ!!(お願いだ、探知を掴んでくれ。こんな歪んだ聖杯戦争なんか終わらせるために・・・!」


すると、魔女のキャスターの探知がとうとう正体を割り出した!


魔女のキャスター「見えた!!あの黒い剣筋は、お前だったのかサーヴァント!!」


再び黒い剣筋が魔女のキャスターの方に飛んできたタイミングで蒸気クルーク達が彼女を見つけ出した!


蒸気クルーク「見つけたよ!さぁ、勝負の続き、を・・・」


一同は傷だらけになった魔女のキャスターの姿を見て驚愕した。ゼオは訊ねる。


ゼオ「おい。これはどういうことだ?」
蒸気クルーク「ボク達も知らない!今知ったばかりだ!」


どよめく大半の一同に医者のキャスターが呟く。


医者のキャスター「愚かなことだ。お前の大切なマスターはやはり僕を頼るべきだった。自分の感染症を治すようにな」
大半の全員「!!?」


医者のキャスターの言葉に蒸気クルークは彼を問い詰めた!


蒸気クルーク「リデルが感染症!?いつからだ!!」
医者のキャスター「・・・剣士のキャスターが蠢魔系のエネミーを放った時に魔女のキャスターが攻撃されそうになったのをそのマスターが庇ったんだ。それが原因で感染したことを気付いたのだ」
クルーク「じゃあ、なんで治療しなかったんだ!」
医者のキャスター「・・・魔女のキャスターのマスターの要望だ。僕の目を見ながら「私を治さないで下さい」言っている視線を送ってきたのだ。魔女のキャスターには心配かけぬようにな」


医者のキャスターの推察に魔女のキャスターはキッと睨みつけた!


魔女のキャスター「ああ、そうだよ!だから、キミには頼らなかった!私の妹弟子が乗っていた、船の同じメンバーだったキミには!」


その発言を聞いたメタナイトが医者のキャスターを見る。


メタナイト「おい医者。もしや魔女のキャスターの真名を知っているな?」


メタナイトの問いに医者のキャスターはため息を吐いた。


医者のキャスター「まさか生前の同じ船のメンバーの姉弟子がこの蒸気聖杯戦争に呼ばれるなんて思っていなかったがな・・・」






医者のキャスター「キルケー。英雄オデュッセイアに登場するアイアイエー島の神話における名高き魔女だ。本来なら神話という言葉を口にしたくないがな」






クルーク「ホメロスの叙事詩オデュッセイアの登場人物・・・!」


そんな魔女がこの世界で蒸気聖杯戦争にて召喚されたのかと驚きも覚えていた。キルケーは医者のキャスターを睨みつける。


キルケー「よくも真名を暴いてくれたね?」
医者のキャスター「ふん、貴様のマスターはもう治せない。これは僕からの仕返しのつもりだ」
キルケー「魔女をさらに怒らせたら、死に値するものだ!キミが雷にやられて死んだ時と同じようにね!」
医者のキャスター「っ」


キルケーが医者のキャスターを攻撃しようとしたら、トリスタンが割って入る形で彼女を止めに来た!


トリスタン「おっと。お身体に触りますよ?」
キルケー「どいつもこいつも・・・!!」


すると、キルケーが豪華に盛り付けられた食べ物を持ちながらいつのまにか出現させていたピグレット達に乗せながら突進してきた!


カーン「宝具展開か・・・!」
メルト「任せなさい!」


メルトが少し威力を減らした上でキルケーに宝具を放とうとするが・・・






キルケー「放て!快楽のアルターエゴ!」
メルト「・・・!!」






キルケーの言葉を聞いたことでメルトが力を込めた宝具で彼女を蹴り飛ばした・・・!






思わず倒れ込む魔女のキャスターを前にしたメルトに彼女は訊ねる。


キルケー「なんで致命傷の一撃を放たなかったんだい?」
メルト「・・・貴女が、傷だらけだからよ。そんな状態でも蹴り飛ばす趣味はないわ」


メルトの言葉にキルケーはにっと笑うが、蒸気クルークは訊ねた。


蒸気クルーク「教えてくれキルケー。なぜキミはそんな状態に・・・?」


蒸気クルークの問いにキルケーは答える。


キルケー「・・・斬られたからだ。マホロアがやられた理由がこれだろう?」
大半の全員「・・・!!」
キルケー「さらにその正体を割り出してやった」


キルケーが言った剣筋を飛ばした正体を蒸気クルークがさらに聞いた。


蒸気クルーク「誰だい!?」






キルケー「・・・この蒸気聖杯戦争における執行人の一人グローマン。あいつの正体はセイバーのサーヴァントだ。それもこの聖杯戦争の参加資格から外されてるやつだ!」






蒸気聖杯戦争に本来なら参加資格のないセイバーのサーヴァントが呼ばれて、その正体が蒸気ツーストと行動している黒の鎧の騎士グローマン・・・!?キルケーは自分が消える間際ににっと答える。


キルケー「そういえば、このかぜのまちには甘いものなんか全くないんだったな。だけど、叶うのならキュケオーンをマスターに作ってあげたかったな・・・」


そう言い残したキルケーが消滅した後、蒸気クルークは少し物憂げのある顔をした。


蒸気クルーク「リデル・・・」
クルーク「・・・」


一方の蒸気リデルは今にも死にそうな顔で苦しんでいた。


蒸気リデル「あぐ・・・!だけど、キルケーさんはあの時にボロボロになりながら私を守ってくれてた・・・その痛みと比べてみたら、なんとも・・・」


すると、蒸気リデルの前に立った人物がいた。医者のキャスターと同じように察していた蒸気アルルだ。


蒸気アルル「・・・」
蒸気リデル「ああ、来てくれたんですね・・・」
蒸気アルル「キミがなんかおかしいなと思っていたから・・・」


蒸気アルルは蒸気リデルの手を掴んだ。蒸気リデルはその感触を感じながらふっと微笑う。


蒸気アルル「何がおかしいわけ?」
蒸気リデル「いいえ、嬉しいんです。光に消える前にアルルさんに優しくしてもらえたから・・・」


蒸気リデルは一筋の涙を流しながらつぶやいた・・・






蒸気リデル「もし一度だけ叶うなら、甘いお菓子を食べたかったなぁ・・・」






蒸気リデルはその言葉を最後に蒸気アルルから手を離した・・・。


蒸気アルル「リデル!?起きて!まだキミには伝えてないことが・・・!」


すると、霊体化を解いた機関のキャスターがアルルの手に触れた。


機関のキャスター「マスター、ここから離れよ。その者はもう光に消える」
蒸気アルル「・・・!」


蒸気アルルはぐっと堪えながら機関のキャスターに抱えられてその場から立ち去った・・・。

第4話:魔女の■の讃歌(その4) ( No.456 )
日時: 2025/05/16 18:50
名前: 桜 (ID: ikPsPKC4)

ひかりのまちの中心にあるお城の城内では蒸気ツーストが歩いている様子のグローマンを見かけた。


蒸気ツースト「おう。仕事は済んだか?」
グローマン「・・・ああ。執行した」
蒸気ツースト「あれの場合はルール違反だからな・・・まあ俺としては小石にある苔程度しかないがな」


そんな彼らに作家のキャスターが話しかけてきた。


作家のキャスター「お二方、せっかくのところ悪いと思いますが、これまでの情報をまとめますぞ。此度の蒸気聖杯戦争では今日のも含めて四つの陣営が脱落しました。それは間違いないですかな?」
蒸気ツースト「ああ。マホロアのはこの蒸気聖杯戦争に関しては余計なことに気付きそうだったから、グローマンが防いだがな」
作家のキャスター「それはネタバレ厳禁な吾輩も同意しますな。ところで追記しておきますが・・・吾輩は先程あれをようやく書き上げました」
蒸気ツースト「!・・・本当か?」
作家のキャスター「ええ、公開するにはあと少しなのですが」


一方、かぜのまちでは蒸気さかな王子が自分が支配人を務める劇場で一人ぶつぶつとつぶやいていた・・・


蒸気さかな王子「クルーク・・・やはり余から強奪しておったか・・・余の、絵本のキャスターを・・・!」


一方、かぜのまちにある夢幻カービィの住むアパートでは夢幻メタナイトがひかりのまちから訪ねに来てくれた。


夢幻カービィ「メタナイト、どうしたの?」
夢幻メタナイト「いや、なんでもない。散歩がてらにだ」
夢幻カービィ「あの・・・クルーク達は今日のことでちょっと堪えちゃってるから・・・」
夢幻メタナイト「!・・・もしや知っているのか?」


夢幻メタナイトの問いに夢幻カービィは首を縦に振った。


夢幻メタナイト「・・・キミが心配することではない。今のクルーク達と、彼らと協力している彼らならきっとやれる。安心してほしい」
夢幻カービィ「・・・」
夢幻メタナイト「寝ようとしていた時に悪かった。おやすみ、良い夢を」


一方の蒸気シェゾが住むアパートの一室では蒸気クルークが話をまとめていた。


蒸気クルーク「・・・今日で四つ目の陣営が脱落した。もうここで瀬戸際なんだろうね」
大半の全員「・・・」


沈黙を破るかのようにチャラ王が訊ねる。


チャラ王「・・・これからどうするんだ?まさか今までの決意を捨てるつもりじゃないよな」
蒸気クルーク「そんなことないよ・・・それを放棄したら、リデルとキルケーやマホロアとアナスタシアのそれぞれの思いを無下にするだけだから、捨てるつもりない」


気丈に振る舞う蒸気クルークに思うところがありつつもゼオは訊ねる。


ゼオ「ということはこれからやることはグローマンのことだな?」
蒸気クルーク「うん!あれが誰なのか確かめなきゃ!まあ、別の場合もあるんだろうけど・・・」


蒸気クルークはクルークとナーサリーを一瞬だけじっと見た。


クルーク「ん?なんだい?」
ナーサリー「あたしの顔に何かついたのかしら?」
蒸気クルーク「・・・ううん。それは明日教えるよ」






蒸気クルーク「では明日作戦決行だぁ!」
大半の全員「おぉぉぉぉぉーーーーー!!!」






続く・・・!






感想OK

第5話:蒸気聖杯戦争の「目的」(その1) ( No.457 )
日時: 2025/05/22 20:15
名前: 桜 (ID: Wz/uC4rR)

いよいよ物語が折り返し地点に入って来ました。今回はシリアスが強めです(つまりギャグ少なめ)






蒸気リデルとキルケーが脱落してから夜が更けた後の翌日。アパートの前で蒸気クルーク達一同が揃って来ていた。


蒸気クルーク「今日の目的はグローマンの正体を暴くために必ず狙うだろう素振りを取ってから丘の方におびき寄せること!奴の横には必ずツーストも出てくるだろうから注意してね!」
チャラ王「確かこの世界のツーストさんだっけか?」
クルーク「うん、あの男は怖いよー。ボクは最初ハゲハゲ言いまくったことで冷酷非情に変質したかと思ったんだけど」
メタナイト「お前、そうでなくともいつか殺されるぞ;」
蒸気クルーク「まあ移動には時間がかかるだろうけど・・・シェゾ、運転はできるかい?」
蒸気シェゾ「ああ、ある程度はな。今日は貴族のメタナイトも同行するんだろ?」
蒸気クルーク「うん、メタナイトも気にかけてるようだからね!」


蒸気クルークは再び一同の方に向きながら伝える。


蒸気クルーク「あ、行動するのは2組に分かれるから。チェリーワールドのボクはこのボクと同行だ。もちろんお互いのサーヴァントも一緒にね。あ、そこの魔人さんも」
クルーク「えっ!?」
蒸気クルーク「それじゃあ、ゼオ達をよろしく」
蒸気シェゾ「ああ。必ず来いよ!」


ゼオ達を乗せた蒸気シェゾが運転する車が丘に向かった後、自分のサーヴァント達と一緒に残されたクルークは問い詰めた!


クルーク「どういうつもりだい?」
蒸気クルーク「決まってるよ。ケリつけに行くんだよ。ボク達のはキミのナーサリーを守らなきゃならないんだし」
ナーサリー「あたし?」


その数分後、蒸気クルーク達を乗せた夢幻カービィのワープスター号が指定した場所に向かっていた。


夢幻カービィ「今日は少ないんだねー」
蒸気クルーク「とある事情でね。この聖杯戦争ももうすぐ終わりに近づいてるらしいから」
夢幻カービィ「そっか・・・もう終わりになろうとしてるんだね・・・」
クルーク「・・・」


終わりが近づいていることはあの三角ダイヤの中に閉じ込められた仲間達を救える=蒸気クルーク達との別れであることを感じてしんみりした様子のクルークの頭をクーがポンと撫でた。


クー「クルーク。ここから先は俺達も胸を抉られるほどのものを見せつけられる。しんみりしてる場合じゃねーぞ」
クルーク「わかってるよ」
カーン「お、着いたようだ」


ワープスター号はその指定の場所に着陸し、蒸気クルーク達もそのタイミングで降りて来た。


夢幻カービィ「みんな、頑張って・・・どうか無事でいてね」
蒸気クルーク「うん。なんとしてもケリつけてやるから任せろ!」


蒸気クルーク達はその近くにある劇場に向かった。豪華絢爛に彩られた観客席やステージからもわかるその迫力にメイヴは圧倒されかけていた。


メイヴ「流石に豪華絢爛そうね」
蒸気クルーク「この劇場の支配人、相当な成金だからね。ひかりのまちの貴族連中からお呼びがかかっていたそうだけど、本人はかぜのまちの住人寄りだからその依頼は受けてないんだよ」
クルーク「ふーん。まあボク達の世界にも庶民の温かい味を愛するお金持ちを知っているから、それに関してあんまりおかしいと思ってないけど・・・」


すると、クルークの頭上に紐が切れたシャンデリアが落ちようとしていた!


蒸気クルーク「チェリーワールドの僕!!」
メイヴ「マスター!!」
クルーク「!!?」


シャンデリアが豪快に落ちたものの、クルークは間一髪で助かった。たまたま仕事の合間に蒸気クルークに会いに行こうとしたらこの劇場に通りかかっていたかぜのまちの守人蒸気ラフィーナが助けてくれたからだ!


蒸気ラフィーナ「大丈夫ですか?」
クルーク「うん、なんとかね・・・」
蒸気クルーク「ラフィーナ、彼を助けてくれてありがとう。ところでなんでここに来たの?」
蒸気ラフィーナ「仕事の合間にクルークに会いに行こうとしたら、この劇場に入ったクルーク達を見かけてね。あと、シャンデリアの件で支配人と話さなければなりませんし」


すると、こっちに向かってくるような足音が聞こえた。一同はその足音の持ち主を見た。


蒸気クルーク「ずっと見てたんだよね?絵本のキャスターのマスター君」
蒸気さかな王子「・・・」


睨みつける様子の蒸気さかな王子(ぷよクエのカード名は蒸気都市のシェルブリック3世ですが、桜サイドの彼は蒸気さかな王子表記)を見て、クルークはあの時に自分達を見ていた少年と同一人物であることに気付く。


クルーク「キミ、まさかずっと見ていたのか?要求はなんだい?」
蒸気さかな王子「要求は決まっておろう」


蒸気さかな王子はナーサリーに指差した。


蒸気さかな王子「そこのキャスターとそのマスター権を余に渡すこと。いや、返還じゃな」
クー「は!?マジで言ってんのかよそれ!?」


指名されたナーサリーは戸惑いつつも蒸気さかな王子を見ながら答えを発した。


ナーサリー「できないわ。残念だけど、あたしはあなたのサーヴァントだった「あの子」じゃないわ」


ナーサリーの答えを聞いた蒸気さかな王子はため息を吐きながら言う。


蒸気さかな王子「そうか・・・ならば、仕方ない。そのマスターを殺せば済むことじゃろう」
蒸気クルーク「この子は殺させない!この子には仲間と帰るべき世界があるんだ!」
蒸気さかな王子「余がこの行動に出た理由はわかっておろうな?あやつがゾォルケンの陣営に殺された以上に・・・」






蒸気さかな王子「あやつが余に話してくれた秘密を知っていたことが、何よりも許せんことじゃ!!」






蒸気さかな王子が劇場を発動させたことで演者達がステージに出現した!


メイヴ「これは?」
蒸気クルーク「幻霊だ。この劇場があいつの固有結界になっているんだ」
クー「固有結界!?そんな中で攻撃されたらヤバいじゃねーか!!」


すると、医者のキャスターが演者の幻霊達の前に出た。


医者のキャスター「それなら僕が行こう。攻撃には及ばんでも治療ぐらいはできよう」


医者のキャスターが自分の蛇を使って幻霊達に攻撃した!


クルーク「蛇を使役してるのか!」
医者のキャスター「他にも杖を使えるがな。本領は医療行為なのだが」


それを見た蒸気さかな王子は手を振り始めた。


蒸気さかな王子「ならば、これはどうじゃ?」


蒸気さかな王子は劇場の悪役として魔獣を出現させた!


メイヴ「魔獣ね!」
蒸気ラフィーナ「それならば、私にお任せくださいませ!」


蒸気ラフィーナの拳により魔獣が吹き飛ばされた!


クルーク「どこの世界もラフィーナはこうなんだな・・・;」
蒸気クルーク「キミのとこもこんな感じか;」


すると、蒸気さかな王子が蒸気クルークに飛びついた上で首を絞め始めた!


医者のキャスター「マスター!」
蒸気クルーク「いい、よせ!」


蒸気クルークを睨みながら蒸気さかな王子は発し始めた・・・。


蒸気さかな王子「あいつは余に自分のルーツを話してくれたのじゃ。自分のこの霊基はとある少女をベースにしたものじゃと」
ナーサリー「・・・!」
蒸気さかな王子「それを余が敵対する貴様も知っているはずじゃ!ゾォルケンが倒れたなら、なぜあの子を助けなかったぁ!」


すると、蒸気クルークが蒸気さかな王子を蹴ってその隙に解放された!


蒸気クルーク「知らないねそんなの!」
蒸気さかな王子「なんじゃとぉ!!?」


すると、クーが自分の杖で蒸気さかな王子に攻撃し始めた!


クー「おっと!死にたくなければ、大人しく諦めなぁ!」
蒸気さかな王子「!ランサーか」


そんな蒸気さかな王子の後ろにメイヴが忍び寄るように来ていたよ


メイヴ「嫉妬深い男は嫌われるわよ?」
蒸気さかな王子「うわっなぜ背後にいれるんじゃあ!?」


蒸気さかな王子はトランクがら何かを引っ張り出したもので二人に攻撃しようとするが、その寸前に放たれたカーンの魔力球により壊された!


カーン「させぬ」


その直後、戸惑った蒸気さかな王子に蒸気クルークが攻撃した!


蒸気さかな王子「クルーク、なに、を」


蒸気さかな王子が硬直になりながら蒸気クルークはつぶやいた。


蒸気クルーク「もう教えておく。キミのキャスターは剣士のキャスターが使役していた蠢魔系のエネミーにより触れたら感染されるような毒性を持っていてね、ボク達が知った時にはもう手遅れだったんだ。それと、あの子が自分の召喚のルーツをボク達に話したことはなかった」






蒸気クルーク「キミに教えたとすれば、それはキミだけのものだ」






蒸気クルークの言葉に蒸気さかな王子が涙を流したながら倒れた後、クルークは訊ねる。


クルーク「・・・いいのかい?」
蒸気クルーク「うん。これでいいよ」
クー「で?あいつらのところに向かうよな?」


クーの問いに蒸気クルークは頷いた!


蒸気ラフィーナ「それなら私も一緒に向かいますわ!護衛もつきものよね?」
蒸気クルーク「ああ、キミの働きには期待しているよ!」


一同は蒸気さかな王子は観客席に寝かせた後、ゼオ達がいる丘に向かうためにワープスター号に向かった・・・!

第5話:蒸気聖杯戦争の「目的」(その2) ( No.458 )
日時: 2025/05/22 20:18
名前: 桜 (ID: Wz/uC4rR)

一方の丘ではそこに着いたゼオ達が事前に蒸気クルークに教えてもらった合図をしようとしていた。


蒸気シェゾ「んで、何をするんだ?」
ゼオ「これです。メタナイト、カービィと遥か上の方にまで空を飛べ」
メタナイト「それだけでいいのか?」


飛行でカービィとメタナイトが遥か上の方の空を飛ぶが、その直後に黒い剣筋が飛んできた!


メタナイト「っ!」


それに気付いたメタナイトが宝剣ギャラクシアで打ち返したことで事なきを得た!


夢幻メタナイト「見事・・・!」
ゼオ「よし、ようやく来たか」


ゼオ達が後ろに振り向くと、そこには蒸気ツーストとグローマンがいた。


蒸気ツースト「完全にハメられたな・・・クルークの差し金が?」
フィン「キルケーが斬られたのは異世界に飛ぼうとしていたルール違反であっただろう?あくまでキミ達の言う〝ルール〟だがね、今回はそれが誘き寄せるに役に立ったよ」
チャラ王「つか、本当に同じ顔の奴いるんだな・・・;」
蒸気ツースト「何が目的だ。言え」


蒸気ツーストの問いにエレナはグローマンを見ながら答えた!


エレナ「グローマンの正体を知ることよ!そいつは人間ではなくセイバーのサーヴァントでしょう!」
蒸気ツースト「キルケーの奴、消滅間際に情報を教えやがったのか・・・あと、シェゾはこいつらに協力していたと確信したから連行させてもらうぞ」
蒸気シェゾ「やだね。それを言われて誰が行くかよ」
蒸気ツースト「・・・そうか」


蒸気シェゾから連行を拒絶された蒸気ツーストは自分の剣を彼らに向けながら構えた!


ゼオ「行くぞ!多少傷がついても怒るなよ!」


ゼオが古代魔法で蒸気ツーストに攻撃しようとするが、彼はそれを軽々と避けた!


ププル「ボク達の世界のツーストさんと同じく伊達に戦ったわけじゃなかったんだ・・・」
ディルムッド「ならば、この槍の二刀流を見よ!」


ディルムッドが自分の双槍で蒸気ツーストに攻撃するが、その直前にグローマンに阻まれた!


ディルムッド「っ!!」
ノッブ「やはりセイバーのじゃったか・・・!」


それぞれに攻撃しようとしても片方に阻まれており、このままではグローマンの正体を知るどころかダメージを与えることもできない。


カッツ「おいこのままじゃこっちが体力削られるぞ」
ルート(さて、どうしたものか・・・)


すると、ルートは二人のこれまでの行動を見ながら何か思いついた!


ルート「そうだ、あれならば・・・!お前、今から私が言う作戦に協力しろ」
蒸気シェゾ「なんで俺なんだよ?」
ルート「こうさ、ーーーーー」


その作戦の内容を聞いた蒸気シェゾは頷く形で承諾した後、蒸気ツーストは彼らが何やら話している様子を見ながら嗤う。


蒸気ツースト「はっ、何やら作戦会議か?どんな作戦が来ようとも俺達には・・・」
蒸気シェゾ「あー、あーあー。あああああー!!!」


蒸気シェゾが突然叫んだことにびっくりした蒸気ツーストとグローマンが周りを見渡した!


蒸気ツースト「な、なんで急に叫び声が・・・!?つか、あいつらはどこに「ここだよ!」


すると、リップが上からお供のヒップを変化させたピコハンで蒸気ツーストを殴りつけた!


グローマン「!」
夢幻メタナイト「させるか!」


続いて夢幻メタナイトが勲章の薔薇をピッとグローマンに投げつけたことで視線をこちらに向かせた!


ノッブ「ほぉ!お主、やるではないか!」
夢幻メタナイト「この勲章は私の武器も兼ねているからな。ルート殿、これが作戦か?」
ルート「ああ、そいつらは音のみで誰が攻撃してくるのかわかっていた。だから、そいつの叫び声でそれを混乱してやったのさ」
蒸気シェゾ「もうこれっきりだからな・・・;」


蒸気ツーストが気絶しているうちにグローマンの正体を露見させようとした矢先、彼女が剣に黒い光を込めながら振るってきた!


メルト「あら、本領発揮させたわね!」
トリスタン「なんとか隙を作れば良いのですが・・・なかなか・・・」


すると、空からお菓子などが降ってきた!夢幻カービィのワープスター号で帰って来ていたナーサリーの宝具だ。


おぼろ(モイモイ)「このお菓子は・・・あ!」


上を見上げたら、ワープスター号が丘の方に降りて来た!


クルーク「お待たせ!」
ナーサリー「あたしの物語のお菓子はいかがかしら?」
ププル「おかえりー!」


それを見たグローマンが剣筋を飛ばそうとするが、ゼオの杖に打ち返された!


ゼオ「おっと!斬ろうとしないで正体を見せろ!」


着陸してから降りて来たクルーク達と同様に降りて来た蒸気ラフィーナをグローマンが見る。


グローマン「貴様、このかぜのまちの守人なのに許すのか」
蒸気ラフィーナ「ええ。だって、こんなこと流石に酷いですもの!」


蒸気ラフィーナの迷いのない瞳にトリスタンが発言した!


トリスタン「こういうところはあまり変わってないのですね。モードレッドのは憎しみがあまりないとはいえ変わらないのでは問題なのですが」


すると、その言葉を聞いたグローマンがトリスタンに振るう剣筋が速くなった!


トリスタン「っ!?」
クルーク「モーさんの真名を聞いてスピードが速くなった!?ということは正体は・・・!」
ゼオ「いや。あの騎士の剣筋が憎しみ関係なくとも纏うのは赤雷だ。しかし、これは赤くもなければ雷でもない、黒い光だ。ということはグローマンの正体は・・・」


何かに気付いたゼオは叫んだ!


ゼオ「お前なら知っているはずだ!円卓の妖弦騎士トリスタン!」


呼ばれたトリスタンは顔を青ざめながら重い口を開いた・・・






トリスタン「・・・暴君と化した、お、う・・・?」






トリスタンに正体を割られたグローマンはパリンと割れたような音が鳴り、全部落とされた後に正体を現した。「暴君」と化した騎士王、アルトリア・ペンドラゴンを・・・。


騎士王?「・・・ようやく気付いたか。思ったよりも遅かったがな・・・」


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