二次創作小説(紙ほか)
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- 日常日和。5
- 日時: 2026/01/08 17:11
- 名前: 桜 (ID: nqtZqZHy)
おかげさまで日常日和。も5という節目で新しく迎えることができました。ここに至るまで色々と混乱があり悩みもしましたが、考えた末にこの先に何があってもこれまでの続きを執筆したいという気持ちで新スレッドに至れました。色んな意味で変わる場合もあり混乱はすると思いますが、私は私で頑張りたいと思いますのでご存じの桜サイドやこれまでに出てきた新たなサーヴァント達も含めてどうぞよろしくお願いします!
「目次」
「短編」
The Reverse Night>>1-5
聖夜怪盗☆シークレット>>6-7
デンジャー☆スクランブル>>33-36
僕もまた、運命に導かれて>>37-38
うちの護衛のママ侍さん>>39-42
とある雪月花の羽根。>>43-44
アスパラ☆クライシス!>>77-83
運びを巡る機関車と謎のトレインハンター>>84-86
僕の果実のボク>>96-100
黒の感情・白き純潔>>101-105
ツイセキ☆トラブル!>>148-152
イモーターウォーズ>>153-156
◯◯透視の試用モニター>>157-161
こっちを向いて、愛してると言って!>>162-165
Halloween rabbit!>>166-169
湖の騎士は星の戦士の●●に夢を見るか?>>170-172
ランデブー☆メタモルフォーゼ>>173-176
鯖組メインでファンタパロ>>177-179
雪の記憶、冬の華>>180-183
ある冬の日のアムール>>184-187
クリスマスに追いかけっこ!>>188-191
クリスマスにネガイゴト>>192-196
小さきパンダのガレット・デ・ロワ>>197-200
宇宙の中の不思議の国>>201-205
スキ!スキ!スキー!>>206-210
ビターシュガー・チョコバーボン>>211-215
満開花見日和>>246-249
ツッコみ所が絶えませんっ!(by一ちゃん)>>250-253
ブレーメンの追跡隊>>254-258
王様ゲーム>>259-262
阿国さんの戦い>>263-267
蛇は蛙が好物らしい>>268-270
シチリアでの小話集>>286-289
パンプキンハザード>>318-321
雪の輝き、小さな夢>>345-348
王ドラなう!>>349-351
聖夜、君に贈り物を>>352-356
聖夜、白なる争奪戦>>357-360
突撃!隣の大掃除>>361-364
年明けのアムール>>365-368
バレンタインのから騒ぎ?>>393-396
I‘m not crying anymore>>397-400
バディファイターズタワー踏破の旅>>429-432
Cherry:CamelotZERO>>437-440
異世界を駆け巡る澄色の猫型ロボット達>>471-478
かの者が残してきたもの>>479-482
虹の島々での小話集>>537-540
グルメフェスを調査せよ!>>541-544
Halloween☆Panic!>>579-582
アンジャッシュネタ>>583-584
続☆年明けのアムール>>611-614
「サーヴァントvs○○○シリーズ」
第六天魔王vsカンフー猫型ロボット>>322-325
湖の円卓騎士vs仮面の剣士>>337-340
光の御子vs魔界のプリンス>>341-344
ブリテンの騎士王vsもう一人の闇の魔導師>>401-404
幕末の人斬りvs蒼炎の勇者>>405-408
日輪の姫vs野原家の主婦>>409-412
大統王vs黄色い悪魔>>413-416
五代目風魔頭目vs宇宙忍者>>417-420
太陽の騎士vs赤き吸血鬼>>499-502
島原の乱の指導者vs虚言の魔術師>>503-506
維新の英雄vsウサギの双子弟>>507-510
「桜サイドの快刀家の事情」
三兄編>>389-392
次兄編>>433-436
長兄編>>545-548
「針音ノ時計塔のアリア」
時の輝きよ>>45-47
赤の中のモアイさま>>48-50
青の上のウォーターシティ>>51-54
白の下のバトルロワイヤル>>55-57
黄の外の太陽・・・?>>58-60
その呪文の続きには>>61-66
「誰か」の世界にとってのピース>>67-71
ここに。>>72-76
「決戦前夜」
輝ける希望の星達よ>>114-117
二度の生における旅路>>118-120
「太陽」の焔を>>121-125
「キャメロット城での決着」
現在キャメロット城:正門>>126-127
現在キャメロット城:世界を約50%吸収>>128-129
現在キャメロット城:世界を約80%吸収>>130-133
我らの望む未来>>134-136
太陽のナミダ>>137-141
There are our home here>>142-147
「女性ケロン人小隊襲来」
一の儀、女性ケロン人小隊襲来!>>369-372
二の儀、ささやかな疑念>>373-376
三の儀、偽物と本物>>377-380
四の儀、ゆずれなき信念>>381-384
五の儀、星へ届けるハーモニー>>385-388
「フェアリー・レクイエム〜トリスタンの名を持つ妖精の少女〜」
「トリスタン」は突然に>>549-552
日常ブレイカー?それとも・・・?>>553-556
妖精姫のトマドイ。>>557-560
キミが望むなら、どこまでも連れてゆこう>>561-564
「フェアリー・レクイエム〜謎の妖精の騎士一味〜」
新たな戦いの幕開けの予兆>>585-588
逢瀬とサーヴァント召喚の再認識>>589-592
冬の裏山での怪奇現象の調査>>593-596
○○○の○○は蜜の味>>597-600
偶然による○○の連鎖>>615-618(更新)
「前後編」
かけがえのない「君」>>26-28>>29-32
戦国時代からの謎の挑戦状!>>87-91>>92-95
苺の彼方をもう一度>>106-109>>110-113
シチリアでの鳥の夢>>271-275>>276-281>>282-285
月夜でのエンゲージ>>326-331>>332-336
雪月に小さな花びらを>>421-424>>425-428
時空鉄道の夜>>483-487>>488-498
カービィだらけ>>511-515>>516-519
ワドワド☆サマーアドベンチャー!>>520-525>>526-530>>531-536
世に放った誠を探しに>>565-568>>569-573>>574-578
クリスマスで御用改め!>>601-605>>606-610
「風花月夜伝〜友情よりも、忠義よりも〜」
第一の巻:逆光降臨>>8-10
第二の巻:御一行様之旅珍道中>>11-12
第三の巻:恋せよ浪漫、忍の花に>>13-15
第四の巻:変わりはしないもの>>16-18
第五の巻:生きとし、生ける者。>>19-20
第六の巻:揺るぎない、どうしても。>>21-22
最終の巻:音が導く先>>23-25
「風花月夜伝2〜花は今、光へと舞う〜」
第一幕:異変を告げられし江戸>>216-219
第二幕:渦巻く四方と空>>220-223
第三幕:咆哮の中に在る「声」>>224-227
第四幕:私の輝きの星>>228-231
第五幕:忍び寄る戦いの迫る時>>232-235
第六幕:怨恨開花>>236-240
最終幕:空へ>>241-245
「灯火の星〜第六天魔王の乱〜」
第一の段:わし、参上!>>290-293
第二の段:雷に阻まれるのならば、やることは?>>294-297
第三の段:キミと、光と>>298-301
第四の段:聖地の謎かけを解き明かせ!>>302-305
第五の段:闇夜の城で見つけたのは・・・>>306-309
第六の段:光と闇の諍い>>310-313
最終の段:そして魔王は、悪魔と共に歩き出した。>>314-317
「チェリーワールド×蒸気都市〜夢幻の歯車の光〜」
第1話:ようこそ蒸気都市>>441-444
第2話:風を便りに>>445-448
第3話:決して叶いもしないだろうけど、>>449-452
第4話:魔女の■の讃歌>>453-456
第5話:蒸気聖杯戦争の「目的」>>457-460
第6話:風よ光へと吹け>>461-465
最終話:さよなら蒸気都市>>466-470
- 第六幕:怨恨開花(その4) ( No.239 )
- 日時: 2024/03/23 12:17
- 名前: 桜 (ID: AQHMnU3E)
そう言った斎藤は変わらずにヘラヘラと浮かんでいたが、その直後に真剣な表情に変わった。
斎藤「やっと見つけたんでな。あの男のひ孫がよぉ!!」
アッシュ「!!?」
何がなんだかわからないアッシュは瀕死の状態で斎藤に話しかけていた。
アッシュ「あのクソジジイの!?でも、あんたとは会っていなかったんだが・・・!」
斎藤「あの時はあんたは幼かったんだが、これを見てわからないかな?」
すると、斎藤は第三霊基に変身する!新選組の衣装でもある浅葱色のダンダラ羽織に長くなった髪を見て、アッシュははっとした。
アッシュ「は?あんた・・・まさか・・・!」
斎藤「やっと思い出したんだね」
斎藤「俺はあの男に殺されたマスターのセイバーだもんねぇ?」
斎藤の発言を聞いて沖田は何が何だかわからなかった。
沖田「え・・・?斎藤さん、何を言って・・・」
パラケルスス「第二次幻奏聖杯戦争の話です。あの時は主催側の凄惨な方法で終わらせたので、恐らく彼はその際の強い恨みから記憶を保持したのではないかと」
土方「・・・!!」
斎藤「まああのクズジジイは死んだと聞いたからな。奴の代わりにひ孫とその透明人間の命を以て贄に差し出す必要があった。マスターを踏み躙った奴らに、そして第三次幻奏聖杯戦争の勃発を目論んだあの闇ギルドがいるようなこの世界に対しての復讐にな?」
すると、それを聞いたスマイルは斎藤に聞く。
スマイル「待って。それならなぜボクまで?関係ないはずダヨネ?」
斎藤「関係あるんだよなぁ。この子と同じくね」
すると、斎藤が見せたのはなぜか攫われたシーラだった!
シーラ「ここ、どこ・・・!?」
スマイル「その子に何か関係があるのかい?」
すると、斎藤はため息を吐いた後に答えた。
斎藤「ひどいねー。〝既に死んだ家族〟のことを忘れちゃったのかな?まあ普通なら人間と違って長命な種族だからねぇ」
スマイル「それはどういう・・・!!!」
すると、スマイルは何かに気付いて思わず立ち尽くした!
スマイル「・・・お前・・・まさか・・・」
スマイル「スリールを贄に差し出す気か!!?」
斎藤「ああ、そうだ。この幼女は既に大病で早逝したあんたの末妹スリールだろう?可愛がって来たもんなぁ。だから奴らがサーヴァント召喚のような形で天界から強制的に呼び寄せたとはいえ、今度こそ最期まで二人仲良く一緒にいさせてやるんだよ。あの王冠の中でな?」
すると、斎藤が指した王冠を見たスマイルは唖然する!
スマイル「それは・・・!!やめて!!贄ならボク一人でいい!!アッシュとスリールを巻き込むな!!」
斎藤「まさか実体化までしてるって言うから、こんな再会の機会は滅多にないよ?永久に一緒にいさせてあげるからね?」
すると、襖をバンと開いたような音があった!急いだ様子の山南だ。
山南「斎藤君!やめて!これ以上は復讐をやめるんだ!!」
斎藤「山南さん。やっぱりあんたも止めに来たんだね?沖田ちゃんと副長に指示してたってバレてるんだからさ」
沖田(やっぱりバレてたのですか・・・!!)
すると、山南は自分の剣を斎藤相手に構えた!
山南「だったらなんだって言うんだい?キミとはいえ、これ以上こんなことしたら私とて斬りかねない」
斎藤「ショックだね、山南さん。あんたはいい人なのに・・・!?」
すると、山南と同じく現れた高杉は隣にいる一行を聞く。
高杉「これが真実だけど、信じてくれないのかい?」
王ドラ「はい。それにしてもアッシュさんのひいおじいさんは恨まれすぎましたね。話を聞く限り奴の自業自得ですが・・・」
なんと二人と密約を結んだ王ドラ一行が駆けつけてきた!突然の登場に特に沖田は目を丸くする。
沖田「王ドラさん!?あ、あの・・・!」
王ドラ「ええ、わかってましたよ。だって、あの時に合図を私に示すようにしたのですからね」
王ドラ『私としたことが少しぬかりました。ここまでやるとは・・・』
沖田さん!沖田さん!やっぱりあなたは人の心がないとはいえ流石にアイレーンさん達を裏切るなんて信じられない!
もし裏切っていないならどんな手を使ってもいい!合図しなさい沖田さん!お願い答えて・・・!!
王ドラの下からの蹴りにより何を言いたいか気付いた沖田はぶっ飛ばされた直後に自分の剣で腹を立てる!その後の沖田の行動に王ドラはそれが沖田の血だと察した。
王ドラ『(痛い・・・でも、刺されてない・・・)沖田さ・・・(やっぱり裏切ってなかったのですね・・・』
クロウ「そうだったのかよ沖田!」
沖田「はい。私達は最初から自分のマスター達を助けるために行動していたのですから」
沖田のあの行動の理由を知った阿国は思わず一筋の涙を流す。斎藤は呆れた様子で言う。
斎藤「それで与するような真似をしたわけ?いくら副長でもこれはがっかりだなぁ」
土方「斎藤ぉ・・・」
斎藤「でも、もうおしまい。聖杯と接続したこの王冠はもう開花するから」
すると、トリスタンは斎藤が指しているその王冠を見て思わず唖然した!
トリスタン「まさか・・・それに聖杯を接続したのか!!」
シアン「トリスタンちゃん・・・?」
トリスタンはそれに見覚えがあった。それは記録にも残れないが、かつて飛ばされた過去の地にて戦った・・・
トリスタン「マスタークラウン・・・!!」
マスタークラウンはそれを指摘された途端に何らかの光が眩いた。
斎藤「気付くのが遅かったね。そうだよ、これを使ってチェリーワールドに対して復讐する。これがあの魔術師達が持ってきたのは癪だったけどね?」
光が消えたあと、聖杯と接続したマスタークラウンは・・・
おぞましい巨大な木の姿に変貌を遂げた・・・!!
王ドラ「嘘・・・嘘でしょう!!?」
アサト(燕青)「まさかこんな化け物と・・・!」
すると、アサトは斎藤によってシーラ(スリール)が囚われていることに気付く!
アサト(燕青)「シーラちゃん!?なんでここに・・・イゾーはどうしたんだよ!!?」
アサトに聞かれた斎藤はやるせなさそうに答えた。
斎藤「ああ・・・俺が斬った」
ドラニコフ「・・・!!」
すると、怒った高杉が斎藤に詰め寄ろうとする!
高杉「キミ、そんな嘘はよくないよ!そもそもあれは僕が彼との・・・ごふっ」
すると、高杉は吐血してしまった!
パラケルスス「高杉殿!」
斎藤「また道半ばだったねぇ。自分の病気が原因であんな最期を迎えたのと同じようにな?」
すると、斎藤はスリールにマスタークラウンを差し出すべくレーザーを浴びせた!
スリール「きゃっああああああーーーーー!!!」
スマイル「スリール!!スリールーーーーー!!!」
斎藤「さぁ、大人しくしろ。すぐに兄も・・・」
すると、土方が斎藤に向かって撃った。突然の行動に目を丸くした斎藤に対して土方は言う。
土方「斎藤。それがお前の誠か?それは恩讐のためか?それが誠なら俺は全力を以て否定する!!」
すると、土方の銃弾でようやく二人が囚われた鉄柵が壊されたことで解放された!
ウンディーネ「あのコワモテ、なかなかやる!」
王ドラ「アッシュさん、スマイルさん、行きましょう!アッシュさんは意識ありますよね!?」
アッシュ「はいッス・・・(生きてるだけでも奇跡ッス・・・;」
一部を除いて一旦は撤退に向かう中でスマイルはシーラことスリールを助けるために彼女の元へ向かった!
アッシュ「スマイル!!?」
スマイル「ごめん、アッシュ・・・!!ボクもスリールと一緒に行く!!」
為朝に抱えられたアッシュはだんだん視線が遠くなって行くスマイルの名を叫ぶことしかできなかった・・・
アッシュ「スマイルうううううーーーーー!!!」
残ったスマイルは自分の愛する妹を抱きしめたことで自分をも取り込まれようとしていた!
芹沢「おい!!何をしている!?」
直己野勝家「流石に何のつもりじゃ!!?」
スマイル「スリール!ボクだよ!お兄ちゃんだよ!ボクの大切だった・・・!!」
すると、スリールはその声を聞いて少し落ち着きを取り戻した・・・。
スリール「ーーーーーおにい、ちゃん?」
スマイル「ボクも一緒に行くから!今度こそ、ずっと・・・!!」
それを見ていた高杉は何かを思い出した。
『いいですか、晋作。私と同じサーヴァントとして召喚された以上人が犠牲するのを見てはいけません。それが愛であるとしても止めるべき必要があるのです』
高杉「・・・僕、は・・・」
一方のまほろあ城から一足先に脱出した以蔵達はマスタークラウンがまほろあ城の一部を半壊させたことに驚愕した!
以蔵「あれはなんじゃあああああーーーーー!!?」
龍馬「!!もう始まってしまったか!!」
その数分後、アムールに辛うじて帰還した王ドラ一行は牢屋から出させてもらってから起きた出来事に未だに衝撃を受けていた。
- 第六幕:怨恨開花(その5) ( No.240 )
- 日時: 2024/03/23 12:20
- 名前: 桜 (ID: AQHMnU3E)
アサト(燕青)「まさかなあ・・・目的が知らないうちにいつの間にかさらなる目的を生み出したとはなあ。あいつらは召喚した英霊の運が悪かったとしか・・・」
すると、沖田は静かに呟くかのように謝った。
沖田「・・・ごめんなさい。私が斎藤さんを止めるタイミングがもうちょっと早めれば・・・」
シアン「もういいよ、沖田ちゃん。そんにゃだけど、絶対裏切ったりしにゃいって信じてたにゃ」
王ドラ「それにしてもまさかシーラさんが、スマイルさんの死した末妹のスーリルという女の子だったなんて・・・リディアさんが知らないのにも無理がありませんね」
阿国「それにしても高杉様達は大丈夫なのですか・・・?」
すると、誰かがアムールに入って来た!なぜかボロボロになってた高杉だ。
高杉「僕は大丈夫だよ」
トリスタン「高杉晋作・・・!」
高杉「それと・・・片方はできなかったけど、片方はこの人を取り返したよ」
すると、高杉に抱えらたのは全身火傷の状態で気絶したスマイルであった!
アッシュ「スマイル・・・!」
王ドラ「シーラさんは救出されていないのですか!?」
高杉「・・・ごめん。助けようとしていたんだけど」
天草「とにかくシーラを取り戻すために作戦会議です。以蔵殿も倒されたようですし「ガチャ」
すると、誰かが部屋に入って来た!龍馬達を救出したことで帰って来た以蔵だ。
以蔵「は?シーラはどこに連れられちょった?」
クロウ「以蔵!お前、あいつに倒されたんじゃないのかよ!!?」
以蔵「は!?わしは遭遇した覚えが・・・おい高杉!!」
シーラが斎藤に攫われたことを知った以蔵は高杉に食ってかかった!
以蔵「わしが龍馬達を救出する間はシーラに手を出さないという約束は破ったんか!!?言え!!」
トリスタン(その口ぶり・・・シーラ嬢の正体を知っていたのですね)
龍馬「以蔵さんやめて!殴ったりしたら・・・!!」
すると、胸ぐらを掴まれた高杉は答えた。
高杉「・・・約束は守ってるよ。だけど、結局こうなったのは・・・恐らく彼の独断だ」
沖田「・・・っ!!!」
斎藤が自分からこの所業を実行していたことを知り、沖田はショックを受けた後に自分の剣を取り出す!
ドラニコフ「ガウ!!?」
沖田「いいです。斎藤さんの心の内を見抜けなかった私の責任です。止めないで下さい」
王ドラ「いやです!そもそもこれはあなたの責任だと思ってな」
すると、それを見ていた阿国は沖田から剣を取り上げた!
阿国「あの方にさらに憎しみを増させる気ですか!!」
沖田「だって・・・斎藤さんが前に召喚された時にあんな理不尽な目に遭われて・・・」
阿国「それはあなたのせいでもなければあの方のせいでもありません!だけど、だからこそ止めるのです!もうさらなる悲しみを増やさせないために!そのために新選組はあるのでしょう?」
阿国の言葉に沖田ははっとする。確かに前にもガウェインが一人の愛するマスターであるホイップを救うために悪行を重ねに重ねてしまったこと。しかし、そんな彼にある変化をもたらしたのだ。それは出くわしたクルーク達と全力で対峙できたこと。それにより失いかけた人の心を取り戻したのだ・・・!
阿国「だから自害なんておやめなさい。少なくとも貴方様のマスターはそれを望みませんよ・・・」
沖田「あ・・・私・・・私は・・・うわあああああー!!!」
沖田が阿国に抱きしめられながら泣いたことに王ドラ達も何も言えない中で土方が剣を土に刺した!
土方「俺達の任務だ。あの化け物を止めに行き、斎藤をも倒す」
王ドラ「!!今の沖田さんの涙を見たでしょう!?どこまで自分の誠を貫くつもりですか!」
土方「忘れたのか。新選組は裏切り者が出た際にそれを斬り捨ててきた。有無を言わさずともな」
山南「・・・」
すると、土方は王ドラの胸ぐらを掴む!
王ドラ「なんなんですか?今この場で斬る気・・・」
土方「斎藤の処遇はお前に任せる」
王ドラ「!」
自分に小声で言ってきた土方に王ドラは唇を噛み締めた。
王ドラ(ありがとう、土方さん・・・)
トリスタン「では作戦会議ですね。まずは振り返りですね。発端は未だに不明なままですが・・・」
すると、また誰かがリビングに入って来た!無事に脱出した柳生と藤太だ。
柳生「それは私が説明する」
クロウ「お前らも脱出できたか!」
天草「何か知っていることはあるのですか?」
すると、柳生は自分が得た情報を話す。
柳生「闇ぎるどは第三次幻奏聖杯戦争を目論んだが、もう一つに・・・貴殿らへの復讐を依頼されたと聞いたな。何かほすと風の小柄な男からな」
王ドラ「・・・」
すると、王ドラはそのことを知った途端に壁を殴りつけた!
以蔵「なんじゃあ!!?」
シアン「そ・・・それって・・・!」
王ドラ「ありがとうございます、教えてくれて。事態を解決した後に見つけ出して頭を冷やさせますね」
アッシュ(絶対ぶん殴るつもりッス・・・;)
すると、藤太はあることを話す。
藤太「そういえば芹沢鴨の処遇はどうするつもりだ?」
土方「そうだな。あの様子じゃ斎藤に与する可能性は高い。ついでにあいつも・・・」
クロウ「待て!せめて話だけは聞いてやれ!」
突然クロウに待ったをかけられ、ようやく泣き止んだ沖田は理由を訊ねる。
沖田「なぜなのですか?」
シアン「あの人は操られたあたし達には危害を加えないでくれたにゃ。それとシーラちゃんがマスタークラウンに贄を差し出すと聞いた時の顔・・・多分本気で実行しようとしてないと思う」
山南「・・・そういえば、芹沢さんはあれでも子供好きです。まさか・・・」
こうして作戦の大まかな内容を導き出したが、肝心のマスタークラウンを倒すことについてはまだ作戦を決めていなかった。
高杉「次にマスタークラウンだけど、その倒す目的での作戦を思いつければいいけど・・・」
???「・・・ソレならボクが戦い方を教えてヤルヨ。マエに手に入れタ時も決別シタ時もあるカラ、少しぐらいは教えレル」
以蔵「おん?やっと目を覚ましちょったか」
王ドラ「・・・!」
そして作戦を割り出した後に全員は食事にありつけた!今日はすき焼き。そして白米は・・・
藤太「米ならたくさんあるぞ!腹が減っては戦ができぬ!」
トリスタン「ありがとうございます。米をたくさん出してくれて」
為朝「本当に共闘で良いのか?」
山南「はい。どうか斎藤君を止めてやって下さい・・・!」
その後に身体を休めるために大半が眠りについた後に阿国に変わってもらったリディアは眠る王ドラの頭をポンポンと撫でていた。
高杉「彼が気になるのかい?」
リディア「高杉さん」
高杉「あらかじめ聞くけど・・・キミの今の気持ちは?」
リディア「・・・もう彼らなら大丈夫だと思います。私には戦う力はありませんけど、これだけなら言えます」
高杉「そうか。そうだね。じゃあ、阿国君からの気持ちも聞きたいから代わってあげてよ」
すると、リディアから阿国の姿に変わった!
阿国「高杉様?」
高杉「キミがここに来てまで彼を救いたい理由は何かな?やっぱり彼に愛してもらいたいのかな?」
それを聞かれた阿国は自分の見出した理由を答える。
阿国「私は、ーーーーー」
一方、マスタークラウンを進行させていた斎藤に対して直己野勝家は聞く。
直己野勝家「なあ、これはホントに大丈夫か!?」
斎藤「ええ。これで世界を滅せれますので」
芹沢「ほう」
すると、芹沢が落ち着いた様子で言う。
芹沢「斎藤君。キミはよくやってくれた。本当に。だから、その化け物の主導権は私がもらう」
芹沢に剣を向けられた斎藤は聞く。
斎藤「あんたのことだから読めたんだけどさ・・・どういう理由なんです?」
芹沢「私の手で奴を斬る。こんな方法で世界を変えたいと思っていないからな。貴様があの子供にその贄を差し出したのであれば尚更なぁ!!」
すると、斎藤は読めないタイミングで芹沢を斬りつけた!
芹沢「がっ・・・!!」
斎藤「世紀の大悪党も子供の前では脆いのか。さて、とっとと終わらせるか・・・」
すると、ある音が鳴った!ハープの音だ!
斎藤「・・・へー。止めに来たんだねー?」
斎藤が見た上の方向には共同戦線を張った王ドラ一行が立っていた!
高杉「他の生存者達ならまほろあ城の内部で生きている。時間がないからさっさと止めるぞ!」
王ドラ「そうですね。では・・・」
アサトが角笛を鳴らした後、王ドラは大半の全員を鼓舞する形で叫ぶ!
王ドラ「行きますよ!!これが最後の合戦だぁぁぁぁぁーーーーー!!!」
最終幕に続く・・・!
次回で最終回です!感想OK
- 最終幕:空へ(その1) ( No.241 )
- 日時: 2024/03/28 17:08
- 名前: 桜 (ID: iruYO3tg)
今回は最終話!
記憶を引き継いだ前の召喚時で起こった出来事による憎しみでマスタークラウンに与する一ちゃんを止めれることはできるのか・・・!?
ーーーーーそれは、僕の前の記憶。
「あなたがわたしのサーヴァント!?落ちこぼれの魔術師のマスターだけど、よろしくね!」
第二次幻奏聖杯戦争における僕のマスターとなった彼女は、よく笑い明るい子だった。
だけど、彼女は泣かない。怒りもしない。なぜなら彼女は落ちこぼれであると家族も含めた周囲から馬鹿にされていたからだ。
だから、彼女は笑うことによって幸せが来るように、苦しいことを忘れるようにしていたのだ。それを見た僕はいつしかそんな彼女を放っておけなくなった。
「辛かったら僕に話せ。いくらでも聞いてやるし、あんたを傷つけた奴らを懲らしめてやるからよ・・・」
「・・・ありがとう」
たまたま運がよかったのか、第二次幻奏聖杯戦争で勝ち進んで行った。先日に優勝候補とされたアサシン陣営にも勝ったのだ。彼女の知略による手腕か僕の能力かはわからない。
だけど、この子には他にもいいところがたくさんある。少なくとも僕はそれを知っている。
「ねえ。これからますます戦いが苛烈になるだろうからこのリボンをつけて。お守りよ」
「いいのか?あんたがいつも身につけてるものなのに」
「いいよ。セイバーが無事でいるならそれだけでいいの」
「わたしのセイバー。斎藤一」
マスタークラウンと斎藤一との最後の決戦が開始され、王ドラ一行は次々と攻撃に繰り出した!
柳生「っ!」
アサト(燕青)「わっ、雑魚敵か!」
天草「ローパー系の敵だと思いますが・・・」
すると、マスタークラウンが開いた異次元から次々と出現させたローパー系の敵を藤太が米俵を次々と投げつける方法で倒して行った!
藤太「ここは任せろ!行け!」
王ドラ「はい!」
一方の斎藤も沖田が立ちはだかっていた!彼女のことをよく知る斎藤は沖田の剣技にも難なく防戦していた。
斎藤「沖田ちゃん。世界に対して憎む気持ちはないのかな?」
沖田「少しはありますよ。だけど、それで世界を滅ぼすのは筋違いです!」
すると、斎藤の後ろから土方が撃ってきたが斎藤はあっさりとかわした。
土方「ほう。わかってるじゃねーか沖田」
沖田「私だって成長しないわけじゃないです」
それを見ていた直己野勝家は騒動を起こした王ドラ一行に対して怒った!
直己野勝家「わしにこんな無礼を働くとは・・・!卑怯だぞー!!」
アッシュ「エージェントさん、目を覚ませッス!!」
龍馬「あ、あれ、エージェント君なのかい!?」
お竜「鈍いな、リョーマ」
すると、直己野勝家を見たお竜は次第に顔が嫌そうになってきた。
お竜「あれは普段と違って偉そうだなー。洗脳されたのか?」
お竜「なら・・・このどヘタレスパイがあああああーーーーー!!!」
直己野勝家「!!?」
お竜の怒鳴り声に直己野勝家は思わずびくつく!
お竜「アリシアや黒柴犬(サンソン)達を悲しませるつもりかー!?いつもみたいにかっこつけろー!土下座しろー!」
エージェント「お竜!?つか、そんな覚え方すんじゃねー!!って俺、なんでこんな格好してるの!?」
以蔵「おんっお竜の怒鳴り声と煽りで自我と表記が戻っちょる!!?」
正気を取り戻したエージェントを見た斎藤はまずいと舌打ちする。
斎藤(しまった、あれは神性を持つ相手だと洗脳が解かれる!つまりあの坂本龍馬の隣にいる別嬪さんは神性持ちか・・・!!)
斎藤はエージェントを再び暗示をかけようとしたところを為朝が撃ってきた!
為朝「邪魔はさせぬ。一時足止めに移行」
斎藤「チッ・・・!」
エージェント「えっ、つかここはどこだ!?またタイムマシンで連れてかれて「ゴッ!!」ごんっへぶっ!!!」
クロウに後ろから殴られて気絶したエージェントを見ながらドラニコフは聞く。
ドラニコフ「ガウ?(訳:保護?」
クロウ「ああ、保護だよ。流石に殺しても死なない奴だから大丈夫だ」
山南「どれだけ丈夫な方なのですか彼;」
パラケルスス「彼は身体が丈夫なのですね。では解決した後に私の薬を「飲ませたら主人のつよい幼女に殴られるが大丈夫か?」(′・ω・`)」
一方の対マスタークラウンでは異次元から現れた刃のある大木の攻撃にもなんとかしゃがむなどして避けていた。
王ドラ「よし!なんとか避けれました!」
阿国「あとは変なのがこなければ良いのですが・・・」
すると、異次元の中から巨大なリンゴが落ちてきた!
王ドラ「?巨大なリンゴ?」
阿国「!斬サブロー!!」
その直後に巨大リンゴがタイマーを鳴らした後に大爆発した!
土方「あれはリンゴを騙った時限爆弾の類か」
トリスタン「王ドラ殿!!阿国嬢!!」
すると、その煙からなんとか斬サブローの行動により助かった王ドラと阿国がそれに乗りながら出てきた!
王ドラ「まさかあれは時限爆弾だったとは・・・;」
阿国「本当にマジクソ厄介な手を使って来ますねぇ(よかった・・・あなた様がご無事でちゃんと・・・」
すると、マスタークラウンが今度は木の紐で攻撃しようとするが、高杉の奇兵隊によって阻まれた!
高杉「どうだー!お前なんかよりカッコいいんだぞー!(・・・ようやくこれで、あの子の死に際の思いを叶えられるぞ!」
すると、今度はレーザー攻撃を繰り出してきた!
小太郎「ってレーザー攻撃ー!!?」
シアン「逃げるにゃ!」
大半の全員がレーザーから逃げ回ったところにある異次元の空間が現れた!
しかし、これはマスタークラウンの差し金ではなかった。
王ドラ「高杉さん!」
高杉「ああ、ようやく強力な助っ人が万全の体制で駆けつけれたみたいだ!」
彼らが顔を上げながら見たのは・・・
遥かなる天空の船ローアだ・・・!
斎藤「!やっぱりかと思えば、あんたがマスタークラウンの被害者か。虚言の魔術師君」
マホロア「あんなモノを持ち出サれた挙句、復活して悪用サれちゃタマらないカラネェ。償いというワケじゃナイけど、ケジメはツケさせテもらうヨ!!」
マホロアが運転するローアがマスタークラウンに攻撃をしかけて次第にレーザー攻撃が止んだ!
以蔵「撃てー!!いけるき!!」
お竜「ウソつき煮卵かと思ったが、見直したぞ」
龍馬「こらこら;」
一方の斎藤は次第に沖田や土方を押し切りつつあった。
斎藤「俺は本気を出してないよ。特に沖田。俺が本気でやったら、お前死んじまうから」
沖田「それはどうですかね・・・!」
すると、あるバフが沖田と土方にかけられる。しかし、それはバフではなかった。
山南「これは私からの今までのお詫びだよ。山桜」
山南の対軍宝具によりパワーアップした二人は斎藤相手に巻き返していく!
王ドラ「あれは山南さんの宝具・・・!?」
天草「元は彼自身の「ついていけない」思いから生まれた自裁宝具だったのですが、彼がどこかの世界で過去と向き合ったことで「もう逃げない」と決意したことで対軍宝具に昇華されたものです。攻撃はしないのですが、彼らの力になっている」
ウンディーネ「名前の由来はちょっと聞いたのがわかる。あの人の死を悼んだ親交の深かった人が短歌を詠んだんだって」
トリスタン「伊東甲子太郎ですか・・・」
これを勝機と見た土方はシアンに呼びかける!
土方「ゴスロリ猫!俺達に力をかけろ!」
シアン「うん!」
斎藤「!!」
すると、シアンの姿を見た斎藤はかつてのマスターである「彼女」を思い出した・・・
斎藤「シ・・・ノ・・・ア・・・」
彼が持っていたそのマスターのリボンも飛びそうになった隙に沖田に峰打ちを喰らう。霊核を砕かれるまでには行かなかったが、それでも大ダメージを受けていた。
- 最終幕:空へ(その2) ( No.242 )
- 日時: 2024/03/28 17:12
- 名前: 桜 (ID: iruYO3tg)
沖田(これで・・・一本取れたことにはなる・・・か)
元から人の心がない沖田でさえも必死に湧き上がる殺意を押さえ込むが、直後に斎藤が彼女の剣を取った!
沖田「えっ!?」
彼女の剣を使って自身をさらに突き刺した斎藤は回避スキルを使いながら言う。
斎藤「沖田ちゃん、生前と違ってよく笑うようになったな。自分のマスターのことも。でも、残念。お前らはマスタークラウンが飛ぶってこと気付いてない?」
すると、マスタークラウンが超巨大にも関わらず軽々と跳ね飛んだ!
マホロア「!!マズいヨォ!!ミンナ、アノ技はよけテ!!」
王ドラ「えっ?」
そしてそれが突如急降下しーーーーー
斎藤「世界のために、もう戦いたくないだろう?」
マスタークラウンの最大技であるジャンプ攻撃に大半の全員は大ダメージを受けた。トリスタンが直前に回避スキルを王ドラ一行に付与したため致命傷に至らずに済んだが、それでも強大な痛みはあった。
シアン「あ・・・」
クロウ「みんな・・・無事か・・・?」
これにより気を失った王ドラを阿国が抱き抱える。
阿国(よかった、死んでない。だけど、あの攻撃をもう一度受けたら・・・!彼は・・・!)
ーーーーー私はあの時に貴方に会った。強い割には口は悪いけれど、実は誰よりも優しい貴方。私を私として尊重してくれた。
だから私は、貴方を今度こそ守るために。私の恋慕(ユメ)は自分で守るために。
そのために私はあの場所からーーーーー時を遡ってまでやってきたのだ。「2週目のまほろあ城事件」に。
「お願いです。この私に彼をお守りさせて下さい。貴女にそんなことを言うのは心苦しいのですが・・・」
「・・・貴女はそれで良いのですか?そんな霊基のままではもうこれから先はないでしょう」
「ーーーーー良いのです。やっと彼を救えるのなら」
「・・・わかりました。では私をーーーーー」
彼女はそう承諾してくれた。だから、私は誰も気付かなかった彼女(私)の最期を看取った後に行動を起こしたのだ。
高杉『離反する気かい?いくら先生の導きがあるとはいえ、そこまでして彼を守る意味はあるの?』
阿国『あります。彼には生きてほしいからです』
高杉『死の運命から解放させるためにか・・・わかった。行ってこい。その代わりに、それがどんな答えを得たか僕に教えてくれないか?』
阿国『気が向いたら、ですけど』
離反したとは言ったが、実際には高杉社長は私の行動を後押ししたのだ。この憑依先の少女の仲間であった彼女の強い意志に感銘を受けたことで事件の黒幕として振る舞っていたのだーーーーー。
すると、マスタークラウンはビームを放ちながら異空間から敵を呼び出す策も講じた!
阿国「この妖魔、どこまで・・・!」
すると、微かな声が聞こえた。目を覚ました王ドラだ。
王ドラ「阿国さん・・・?みんなは!?」
阿国「王ドラ様!よかった・・・!」
すると、マスタークラウンが再び飛んだ。二度目のジャンプ攻撃を繰り出すためだ!
以蔵「ちょっ二度目はヤバいぜよ!!死にとうないー!!!」
龍馬「お竜さん、あれは食べれる!?」
お竜「巨大すぎてお竜さんの胃袋には入れないぞ」
それを見た阿国はもう潮時だと悟る!
阿国(大丈夫。あれは止めてみせる。貴方様を守るためならば、私は・・・!)
すると、阿国は王ドラに頼み込む。
阿国「リディアちゃんは生きて返します。だから、私にあの攻撃を止めるよう令呪を使って下さい」
王ドラ「!!?」
阿国のお願いに王ドラは思わず戸惑う!
王ドラ「そうしたらあなたは!?まさか死に行くのでは・・・!」
阿国「いいのです。あれに大ダメージを与えたらもうあの攻撃は来ない。お願いです。死に行く私に最後のチャンスを下さい」
そう言われた王ドラは思わず唇を噛み締めながら令呪を阿国の方に命じる!
王ドラ「・・・令呪を以て命じる。キャスター・出雲阿国。あのマスタークラウンがあの攻撃を放てぬよう宝具を放て」
阿国「・・・」
王ドラ「・・・さようなら、阿国さん」
王ドラの令呪で力をもらった阿国は飛びながらマスタークラウンに宝具を放つ!
阿国「この舞を空の上からご覧あれ!阿国十八番・出雲荒神歌舞伎ぃぃぃぃぃーーーーー!!!」
ああ、よかった。これで救えた。
阿国「 」
リディアちゃんから消えゆく中で唇を動かす。
ーーーーー「好きでした」と。
藤太「おい!阿国は!?」
パラケルスス「・・・リディアは気絶していますが・・・出雲阿国は消滅しています」
天草「・・・!!!」
マスタークラウンはそれにより大ダメージを受けてジャンプ攻撃はできなくなったが、完全に大ダメージとは行かずに呆然と立ち尽くしていた王ドラを見る。
Mクラウン「ほう。我のあのジャンプを止めれたのか」
燕青(アサト)「喋って・・・つか、これはシーラちゃんの・・・!」
為朝「誤認。あの声はシーラことスリールを無理矢理に傀儡にしたもの」
Mクラウン「サーヴァントがいるのは予想外だが・・・貴様らと出会わせてくれたその小さきからくりには感謝しよう」
すると、マスタークラウンは2個の時限爆弾を王ドラの両隣に落下した!
ドラニコフ「ガウー!!?(訳:王ドラ、逃げてー!!」
Mクラウン「さらば」
時間がなった二つの時限爆弾が爆発した。しかし、王ドラは生きていた。なぜなら・・・
満身創痍の芹沢が最後の力を振り絞って彼を突き飛ばしたことで身代わりになったからだ・・・!
山南「芹沢さん・・・!!?」
芹沢「ふん。オレンジの悪魔でも情が絡むとはまだまだだな」
斎藤「あんた、あれでも生きているとは・・・!どんだけタフなんだよ!!?」
すると、芹沢は消えゆく中で睨みつけながら言う!
芹沢「いいか、よく聞け!!芹沢鴨はこの世で稀に見る世紀の大悪党!その役割は誰にだってできるわけない!この大悪党以外の奴が存在してはなるものか!それをあんな化け物に渡すほど落ちぶれてはねえ!!」
沖田「芹沢さん・・・」
クロウ「あ・・・」
すると、芹沢は王ドラを見ながらほくそ笑むようにして言う。
芹沢「・・・こんな化け物に負けるのは情けない。図太く自信過剰に嫌に胸を張れ。女のような顔をあげろ。負けに慣れることはないようにな」
芹沢の消滅を見届けた土方は何も言うことはなかった。
土方「・・・」
あの人の言う通りだ。私は、中途半端だ。たった一人の女の子も守れない臆病者。
もういい。私は自分が死に行く方がお似合いだ。
〝それは困りますね〟
・・・誰ですか?呆然の私に声をかけてきたのは。
〝彼女は貴方を救いたい。なのに、救われた貴方まで死んでどうするのですか。彼女の気持ちを無駄にすることになる〟
ではあんたがなんとかして下さいよ。そんな言葉を並べ立てる暇があるのなら。
〝それはできません。私は行方をくらましてるから安易に姿を現せないので〟
なんですか!役立たずじゃないですか!
〝そうですね。その代わりに〟
〝彼女の一部を、貴方に送り込むことにします〟
すると、空から光が舞い降りてきた!それは阿国の斬サブローだ!
小太郎「斬サブロー!!?」
ウンディーネ「なんで!?」
驚く大半の全員だが、王ドラは斬サブローの様子が少し違うのを感じ取った。そう、「彼女」は・・・
王ドラ「・・・阿国さん・・・?」
何も言葉を発さない「彼女」を見た王ドラは頷く。
王ドラ「ーーーーーええ。今度こそ、あんなモノを倒しますよ!!」
王ドラが攻撃を放つべく「彼女」と共にマスタークラウンの方に向かうが、それを見た斎藤は止めようとする!
斎藤「何があったか知らねーが・・・!!」
すると、それを以蔵に奇襲を受ける形で阻まれた!
斎藤「無宿の鉄蔵・・・!!」
以蔵「邪魔はさせるかぁぁぁぁぁー!!!」
それをマスタークラウンも攻撃を放とうとする!
Mクラウン「ふん。合体技でも・・・!」
すると、何かに縛られたような感覚があった。トリスタンの宝具だ!
トリスタン「させるか・・・!」
Mクラウン「貴様!!やはりあの時の・・・!!」
すると、マホロアが操縦するローアの砲撃を放つ!その直後に天草と柳生のダブル宝具(パンチ)が放たれた!
天草「悲劇を起こそうとしたことに罰せよ!双腕・零次集束(ツインアーム・ビッグクランチ)!!」
柳生「人をからかうからこうなるのだ。剣術無双・剣禅一如」
それにより大ダメージを受けたマスタークラウンは満身創痍の中で飛ぶ二人を見る!
アッシュ&シアン&クロウ&ウンディーネ「いけっ!!」
小太郎&藤太「いけっ!!」
ドラニコフ「ガウッ!!」
マホロア「イケッ!!」
為朝&アサト(燕青)「いけっ!!」
沖田&土方&山南「いけっ!!」
龍馬&お竜「いけっ!!」
高杉「いけっ!!討てえええええーーーーー!!!」
王ドラ「我らの世界で一つの舞を見よ!!阿国十八番・出雲荒神歌舞伎ぃぃぃぃぃーーーーー!!!!」
二人の絆が織りなした宝具を受けたMクラウンは致命傷を受けたことで消滅しようとしていた!
斎藤「嘘だろ・・・!!?」
Mクラウン「ギャアアアアアアーーーーー!!!やっとっやっと復活を果たしたのにいいいいいー!!!」
Mクラウンは痛みで絶叫しながら・・・
自分の中からスリールを解放させた後に光となって消滅した・・・。
ああ。せっかく復活できたのになぜだろう。あの麒麟児はそこまでしてあのキャスターに情はあったのか。だから黒幕として振る舞おうとするのか。
ならば問おう。何が違うのだ。我と、お前から降り立った彼女とのーーーーー
「彼女」は今度こそ消滅し、解放されたスリールは気絶したまま落下して行った・・・
ウンディーネ「シーラ・・・!」
シアン「にゃ?」
しかし、彼女を助けるようにして受け止めた。なぜなら・・・
先ほど目を覚ましたスマイルが最愛の末妹スリールをひと足先にキャッチしたからだ・・・。
スマイル「スリール・・・!」
スリール「・・・ん・・・おにい、ちゃ、ん・・・?」
スマイル「よかった・・・!」
それを見た大半の全員は束の間といえど、これ以上は何も追求しなかった・・・。
アッシュ「スマイル・・・」
以蔵「・・・」
以蔵は最初から彼女の一番は兄のスマイルであると理解していた。それでも大切に思うが故に優しく接していたのだ。
あとはこのプププランドも含めたチェリーワールドが元の風景に戻るだけーーーーー
斎藤「なわけねーだろ。終わらせてたまるか」
龍馬「!!斎藤さん!!?」
以蔵「こいつ、倒したかと思えば生きて・・・!!」
すると、斎藤は王ドラの方に駆け出した!
王ドラ「!!」
ドラニコフ「ガウ!!(訳:王ドラ!!」
すると、止めようとしたドラニコフを斎藤が剣で斬りつけた!
斎藤「お前だ。最初に生者側で唯一無傷だったお前を・・・!!」
トリスタン「やめろおおおおおーーーーー!!!」
ドッ
- 最終幕:空へ(その3) ( No.243 )
- 日時: 2024/03/28 17:17
- 名前: 桜 (ID: iruYO3tg)
ーーーーー彼女は涙を止まなかった。
なぜ?なぜ泣いているのですか?答えてほしい。
何が辛くて、悲しいのです?
???「・・・」
ーーーーーああ、そっか。
彼女はーーーーー
王ドラ「ん・・・」
王ドラは何らかの光の空間で目を覚ました。暗いけど、蛍のような光の空間。
王ドラ「ここは・・・」
斎藤「ああ、ニライカナイらしい」
王ドラ「斎藤さん!!?」
斎藤はふっと微笑いながら話す。
斎藤「あんたらが言う死にゆく奴が行くような天界の切符のような場所なんだろう。まあ僕達が生きたまま行けたのが不思議なくらいだけどね?」
王ドラ「天界の・・・(そうなら、なぜこんなところに?」
すると、斎藤はある蕎麦を王ドラの下に置く。
斎藤「この蕎麦の麺があんたへの特効薬だ。あんたは頑張りすぎた。だから、自分の親友達も含めて今までのことを忘れる必要がある。自分のためにも、食べた(飲んだ)方が楽になる」
王ドラ「・・・」
斎藤「さぁ、好きなように食べて。遠慮しなくていいから」
王ドラは渡された箸を割って、静かにそばをすする・・・直前に動きが止まった。
斎藤「どうしたの?不味く作られてないけど」
王ドラ「・・・いいえ、あなたに聞き忘れたことがありまして」
王ドラ「あなたは、世界を滅ぼさせるために自分の仲間達(新選組)をも利用したのですか?」
斎藤「・・・!!」
王ドラに指摘された斎藤は俯いたまま答える。
斎藤「・・・利用してないよ。利用するわけねーだろ。だけど、あいつを傷つけた世界に対して復讐をやめるわけにはいかねーんだよ・・・!!そのために感情を押し殺した・・・!」
そう吐き捨てた斎藤は自分の剣を自らに向けた。
斎藤「まあ指摘食らったらもうできないね。この自害は自分への当然の罰だ」
王ドラ「ーーーーーっ!!!」
すると、斎藤を背中からトンっと抱きついた感覚があった。彼はその感覚を知っていた。
斎藤「・・・そんな。なぜ、あんたが?」
斎藤「シノア・・・」
斎藤に抱きついた少女ーーーーー彼の元マスターであるシノアはニコッと笑う。
シノア「セイバー。わたしはこの世を恨んでないよ。だって、こんなわたしでもあなたが一緒に戦ってくれたら世界を美しいと思えたの。それをあなたが滅ぼすことをさせたくない。あの時のこと恨んでないわけじゃないけど・・・」
斎藤「シノア・・・」
すると、シノアは王ドラを見て声をかける。
シノア「オレンジの猫のからくりさん。セイバーの怒りを知りながら否定しなかった上で止めてくれてありがとう。それとあなたの夢の中に何度も介入してごめんなさい」
王ドラ「あ、あなたは何も悪く・・・(やっぱり、この子の涙は斎藤さんが自分のために罪を重ねてほしくなかったからなのか・・・」
すると、叫び声が聞こえた!他にも飛ばされた仲間達だ!
クロウ「王ドラー!!無事かー!!」
以蔵「待っちょれ!今わしが奴を斬っちゃる!!」
お竜「待てクソナメクジ!ーーーーーもう思いとどまったみたいだ」
仲間達も斎藤がシノアに諭されたことで思いとどまった様子を見てアッシュは彼女の方に駆け出した!
アッシュ「あの!うちのクズジジイが本当に申し訳なかったッス!!あんたにも恨まれても仕方ないッス!!本当にすまなかったッス・・・!!」
シノア「・・・いいよ。ひ孫であるあなたには全く恨みはない。今でも恨みはあるのは、あの人の方だからね」
すると、スリールはスマイルの方から降りて向こうの方に駆け出そうとしていた!
スマイル「もう行くのカイ?」
スリール「うん。もう帰らなきゃ」
スマイル「・・・そっか。元気でね」
スリールは仲間達の方に振り向きながら言う。
スリール「みんな、こんな楽しい日々を過ごさせてくれてありがとう。あの化け物から助けてくれてありがとう。再びお兄ちゃんと会わせてくれてありがとう。・・・それとイゾー兄。ずっと一緒にいてくれてありがとう」
以蔵「・・・!ああ!行ってきい!」
スリール「じゃあね!お兄ちゃんもみんなも、大好きだよ!」
スリールがニライカナイの先にある天界に還った後にスマイルは涙ながらに以蔵を見た。
スマイル「・・・ヒッヒッ、キミも我慢してるネェ」
以蔵の顔は堪えていた雫がポロポロと流れていた。そんな彼を見てアサトは頭をポンと撫でる。
アサト(燕青)「よしよし、よく我慢したねぇ」
すると、シノアも斎藤に言う。
シノア「そろそろわたしも帰らなきゃ。いつまでもこんなところにはいられないわ」
斎藤「・・・そうか。そうだね」
すると斎藤はポケットの中を探るが、出てきたシノアのリボンを見てようやく気付いた。
斎藤「・・・そう、だったのか・・・」
シノア「セイバー?」
斎藤「僕が前の記憶を保持できたのは、このリボンがあったからこそできたんだなって」
シノア「!そう・・・」
斎藤「返すからつけさせてくれない?」
それを静かに頷いたシノアは斎藤に自分のリボンを付けられた。下手ではあるけど、それ以上に優しかった。
斎藤「・・・ああ、やっぱり。あんたにはそれの方が似合ってるな」
目に涙を見せながら笑顔を浮かべたシノアが天界に還ったあと、斎藤は土方に申し出る。
斎藤「副長。これで野望を阻めたというわけだ。今回の責任を取って」
土方「ついてこい」
斎藤「は?」
土方「聞こえねーのか?もう一度言う、ついてこい」
土方の意外な返答に斎藤は目を丸くしながら聞く。
斎藤「あんた、バカかよ!?生前のあんたならそうじゃなかったのに」
土方「山南さんも助けて欲しいと言ったし、何より沖田の奴の体調をさらに崩す気なのか」
斎藤「・・・!」
すると、沖田が斎藤に言う。
沖田「私は斎藤さんを救いたいと思ったんです。だから・・・おかえりなさい、斎藤さん」
斎藤「!」
すると、斎藤はため息を一つ吐いた後に言う。
斎藤「あんたらはいつもそうだったね・・・いいさ。償いでもどこまでも一緒についていくさ」
山南「斎藤君・・・!」
すると、王ドラ一行の方にも光が溢れ始めた!
為朝「これは?」
パラケルスス「ああ、時間ですね。大丈夫です、現世には戻れます」
世界を救った王ドラ一行に、たくさんの光が包まれていた・・・。
王ドラ「ん・・・」
気付いたら王ドラ一行は元に戻ったプププランドのグリーングリーンズで目を覚ました。見慣れた景色に気付く。
シアン「プププランドが元に・・・!」
高杉「そのようだね。あ、マホロアランドにいる人達も今気絶してると思うけど。こっちも解放されたようだ」
龍馬「え゛え゛ーっ!!?」
すると、大半の仲間達が自分のマスターや関係者達の方に駆けに行ったあと、斎藤は同じく駆けようとした王ドラを服の裾を引っ張ってまで引き止める。
斎藤「・・・あんたにも悪いことしたと思ってる。本当にごめんな。この世界限定だと思うけど、もしまた恨んでマスタークラウンのような奴に加担するかもしれない。あの煮卵はもうやらないようだけど、僕も騙されたのも利用しているのもある。そうなった時はまた止めてくれる?」
王ドラ「ーーーーーはい。何度でも止めてやりますよ」
その空は、よく澄んだ青空だったーーーーー
阿国「・・・」
一方、座に還った阿国はその本体である自分に会っていた。
阿国「何やら言いたげですねぇ?」
すると、本体はある発言を放った。
本体「本日より貴女を一時的に統合拒否します。もう一度彼の元に行って戦いなさい」
彼女の発言に阿国は驚愕した。
阿国「どういう意味ですか?今のままでは[[rb:貴女(私)がぶれるからですか?」
本体「違いますよ。このままだったら、泣いたままかなと。私は悲しい結末を望まないので!」
すると、本体は阿国を上に投げ飛ばした!
阿国「あ・・・!」
自分を送り出した彼女(自分)の顔は涙を静かに浮かべながらの笑顔だった・・・
空から光が輝く。これはーーーーー英霊召喚の光だ。
???「これははじめましてですか?それとも、久しぶりですか?」
消えゆく光の中から見えた彼女の姿に大半の全員が驚いたり喜んだりしていた。彼女を見た王ドラは枯れかけていた涙が溢れ出た。
王ドラ「っ」
阿国「まあどっちでもいいです。キャスター・出雲阿国。此度の召喚に応じて御座候!」
愛が欲しかったから踊ったのではありません。私は恋をしたということを彼に示すためにあの舞台から舞い降りたのです。
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