二次創作小説(紙ほか)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

日常日和。5
日時: 2025/09/30 17:20
名前: 桜 (ID: ZZpzcnXb)

おかげさまで日常日和。も5という節目で新しく迎えることができました。ここに至るまで色々と混乱があり悩みもしましたが、考えた末にこの先に何があってもこれまでの続きを執筆したいという気持ちで新スレッドに至れました。色んな意味で変わる場合もあり混乱はすると思いますが、私は私で頑張りたいと思いますのでご存じの桜サイドやこれまでに出てきた新たなサーヴァント達も含めてどうぞよろしくお願いします!


「目次」


「短編」
The Reverse Night>>1-5
聖夜怪盗☆シークレット>>6-7
デンジャー☆スクランブル>>33-36
僕もまた、運命に導かれて>>37-38
うちの護衛のママ侍さん>>39-42
とある雪月花の羽根。>>43-44
アスパラ☆クライシス!>>77-83
運びを巡る機関車と謎のトレインハンター>>84-86
僕の果実のボク>>96-100
黒の感情・白き純潔>>101-105
ツイセキ☆トラブル!>>148-152
イモーターウォーズ>>153-156
◯◯透視の試用モニター>>157-161
こっちを向いて、愛してると言って!>>162-165
Halloween rabbit!>>166-169
湖の騎士は星の戦士の●●に夢を見るか?>>170-172
ランデブー☆メタモルフォーゼ>>173-176
鯖組メインでファンタパロ>>177-179
雪の記憶、冬の華>>180-183
ある冬の日のアムール>>184-187
クリスマスに追いかけっこ!>>188-191
クリスマスにネガイゴト>>192-196
小さきパンダのガレット・デ・ロワ>>197-200
宇宙の中の不思議の国>>201-205
スキ!スキ!スキー!>>206-210
ビターシュガー・チョコバーボン>>211-215
満開花見日和>>246-249
ツッコみ所が絶えませんっ!(by一ちゃん)>>250-253
ブレーメンの追跡隊>>254-258
王様ゲーム>>259-262
阿国さんの戦い>>263-267
蛇は蛙が好物らしい>>268-270
シチリアでの小話集>>286-289
パンプキンハザード>>318-321
雪の輝き、小さな夢>>345-348
王ドラなう!>>349-351
聖夜、君に贈り物を>>352-356
聖夜、白なる争奪戦>>357-360
突撃!隣の大掃除>>361-364
年明けのアムール>>365-368
バレンタインのから騒ぎ?>>393-396
I‘m not crying anymore>>397-400
バディファイターズタワー踏破の旅>>429-432
Cherry:CamelotZERO>>437-440
異世界を駆け巡る澄色の猫型ロボット達>>471-478
かの者が残してきたもの>>479-482
虹の島々での小話集>>537-540
グルメフェスを調査せよ!>>541-544


「サーヴァントvs○○○シリーズ」
第六天魔王vsカンフー猫型ロボット>>322-325
湖の円卓騎士vs仮面の剣士>>337-340
光の御子vs魔界のプリンス>>341-344
ブリテンの騎士王vsもう一人の闇の魔導師>>401-404
幕末の人斬りvs蒼炎の勇者>>405-408
日輪の姫vs野原家の主婦>>409-412
大統王vs黄色い悪魔>>413-416
五代目風魔頭目vs宇宙忍者>>417-420
太陽の騎士vs赤き吸血鬼>>499-502
島原の乱の指導者vs虚言の魔術師>>503-506
維新の英雄vsウサギの双子弟>>507-510


「桜サイドの快刀家の事情」
三兄編>>389-392
次兄編>>433-436
長兄編>>545-548


「針音ノ時計塔のアリア」
時の輝きよ>>45-47
赤の中のモアイさま>>48-50
青の上のウォーターシティ>>51-54
白の下のバトルロワイヤル>>55-57
黄の外の太陽・・・?>>58-60
その呪文の続きには>>61-66
「誰か」の世界にとってのピース>>67-71
ここに。>>72-76


「決戦前夜」
輝ける希望の星達よ>>114-117
二度の生における旅路>>118-120
「太陽」の焔を>>121-125


「キャメロット城での決着」
現在キャメロット城:正門>>126-127
現在キャメロット城:世界を約50%吸収>>128-129
現在キャメロット城:世界を約80%吸収>>130-133
我らの望む未来>>134-136
太陽のナミダ>>137-141
There are our home here>>142-147


「女性ケロン人小隊襲来」
一の儀、女性ケロン人小隊襲来!>>369-372
二の儀、ささやかな疑念>>373-376
三の儀、偽物と本物>>377-380
四の儀、ゆずれなき信念>>381-384
五の儀、星へ届けるハーモニー>>385-388


「フェアリー・レクイエム〜トリスタンの名を持つ妖精の少女〜」
「トリスタン」は突然に>>549-552
日常ブレイカー?それとも・・・?>>553-556
妖精姫のトマドイ。>>557-560(更新)


「前後編」
かけがえのない「君」>>26-28>>29-32
戦国時代からの謎の挑戦状!>>87-91>>92-95
苺の彼方をもう一度>>106-109>>110-113
シチリアでの鳥の夢>>271-275>>276-281>>282-285
月夜でのエンゲージ>>326-331>>332-336
雪月に小さな花びらを>>421-424>>425-428
時空鉄道の夜>>483-487>>488-498
カービィだらけ>>511-515>>516-519
ワドワド☆サマーアドベンチャー!>>520-525>>526-530>>531-536


「風花月夜伝〜友情よりも、忠義よりも〜」
第一の巻:逆光降臨>>8-10
第二の巻:御一行様之旅珍道中>>11-12
第三の巻:恋せよ浪漫、忍の花に>>13-15
第四の巻:変わりはしないもの>>16-18
第五の巻:生きとし、生ける者。>>19-20
第六の巻:揺るぎない、どうしても。>>21-22
最終の巻:音が導く先>>23-25


「風花月夜伝2〜花は今、光へと舞う〜」
第一幕:異変を告げられし江戸>>216-219
第二幕:渦巻く四方と空>>220-223
第三幕:咆哮の中に在る「声」>>224-227
第四幕:私の輝きの星>>228-231
第五幕:忍び寄る戦いの迫る時>>232-235
第六幕:怨恨開花>>236-240
最終幕:空へ>>241-245


「灯火の星〜第六天魔王の乱〜」
第一の段:わし、参上!>>290-293
第二の段:雷に阻まれるのならば、やることは?>>294-297
第三の段:キミと、光と>>298-301
第四の段:聖地の謎かけを解き明かせ!>>302-305
第五の段:闇夜の城で見つけたのは・・・>>306-309
第六の段:光と闇の諍い>>310-313
最終の段:そして魔王は、悪魔と共に歩き出した。>>314-317


「チェリーワールド×蒸気都市〜夢幻の歯車の光〜」
第1話:ようこそ蒸気都市>>441-444
第2話:風を便りに>>445-448
第3話:決して叶いもしないだろうけど、>>449-452
第4話:魔女の■の讃歌>>453-456
第5話:蒸気聖杯戦争の「目的」>>457-460
第6話:風よ光へと吹け>>461-465
最終話:さよなら蒸気都市>>466-470

「誰か」の世界にとってのピース(その5) ( No.71 )
日時: 2023/05/24 17:54
名前: 桜 (ID: Wz/uC4rR)

アクロックをついに倒したけれど・・・?






ククラ「ふん、こいつはこちらがもらって行こう。既にスイッチは始まっているだろうし」
みさえ「!?どういう意味・・・」
ククラ「ではさらばだ。我らの拠点となるキャメロット城でまた会おう」


それだけを言い残すククラが立ち去ったあと、クルーク一行の方はカービィやメタナイト、マルクとの再会に喜んでいた。


王ドラ「メタナイトさん、お久しぶりですー」
メタナイト「ふん、今までどこで何やっていたのだこちらが大変な時に;」
マルク「そういえば、モー公は?」
シアン「今野原一家の救出も兼ねてあっちに向かってるにゃん!」
ウンディーネ「すぐもどる!」


すると、シアンと彼女の水の妖精ウンディーネのいる上の方から瓦礫の残骸が崩れそうになっていることをクロウが気付いた!


クロウ「!!シアン!!ウンディーネ!!」
シアン&ウンディーネ「えっ?」


一方、ようやく見つけた出口に向かって行くにつれてだんだんと調子が悪くなったアイオーンを気付いた龍馬達が心配していた!


龍馬「アイオーン君、大丈夫かい!?」
アレク「なんか体調に異変を感じてるのに無理するから;」
ジャガー「おーい!聞こえるか!?」
リデル「アイオーンさん・・・!」


すると、アイオーンは次第におぼつかないながらも言葉を紡ぎ始めた。


アイオーン「・・・れ・・・な・・・か・・・」
ブラック「え!?なんて!?」
アイオーン「・・・とめられ・・・なかった・・・」
デオン「何?誰を?」


俺は・・・この神は・・・我(私)は・・・
その瞬間にアイオーンの理性がプツッと切れた。


ヤス「おい・・・?」


すると、アイオーンが早急に自分を転移させた!その光景に大半の全員が驚く。


ジャック「アイオーン、どうしたのー!?」
モリアーティ「これはまずいね。さっきアポロンの身体から無理矢理解析してもらってるけど」
パリス「アポロン様、使わないで下さいよっ;」
シェリー「モリアーティ、どういう意味?」
ベリー「おじさま、どういうこと?」
モリアーティ「おじさま呼ばりは傷つくヨ(´;ω;`)」






モリアーティ「つまり今彼がさっき何かで予知していた未来がその通りになっている・・・と言えば簡単かな?」






一方、クロウがシアンとウンディーネを庇って瓦礫の下敷きになって倒れたのを仲間達が駆けつけた!


シアン「クロウちゃん!!クロウちゃん!!」
王ドラ「幸いにも打ちどころが良かったから即死にならずに済みましたが・・・このまま目を覚まさないとなると・・・」
メイヴ「医者ならしっかりしなさいよ!!あんたの医術で目を覚ませるでしょう!?」
王ドラ「そうは言われても・・・!」


すると、何らかの人影が降り立ってきた!衣装はさらに青に近い紫と黒のマントや帽子を付けた中世ヨーロッパ風の貴族風に変わっているが、その見覚えがある姿に全員が驚愕した。


クルーク「何・・・?もうこれどういうこと・・・?」






アイオーン(???)「・・・人間。全て、この塔ごと斬り落としてやろう」






続く・・・!






感想OK

ここに。(その1) ( No.72 )
日時: 2023/05/29 17:20
名前: 桜 (ID: NH1RGN1H)

いよいよハートビート・クロックタワーを巡るお話が最終話!
ここで回収が大分終わったはずなのにまたいろんな伏線を散らばる私なのであった(^ω^;)






ーーーーーそれは、シンガンクリムゾンズの天才ギタリストに宿る「魔性」があるスイッチにより呼び起こされたものだった。


まだ完全に覚醒はしていないが、要は身体を乗っ取った、それだけ。


その「魔性」の名はーーーーー






アイオーン(ペイル)「・・・人間。全て、この塔ごと斬り落としてやろう」






吸血鬼覚醒

ここに。(その2) ( No.73 )
日時: 2023/05/29 17:25
名前: 桜 (ID: NH1RGN1H)

ゼオ「アイオーン・・・?」


アクロックを倒したクルーク一行の前に一人現れたアイオーンの姿に大半の全員が驚愕していた。自分達の仲間として時に支え続けているアイオーンが、自分達を敵として認識している・・・?


ヤイバ「アイオーン!?どうしたのだ!故に何か嫌なことでも」
モリアーティ「そこのミューモンのキツネメガネ君、今は近づかない方がいい」


すると、事態を察したモリアーティがクルーク一行の前に現れた!


おぼろ(モイモイ)「あっ!あんた、シェリーさんの義父・・・」
トリスタン「いえ、この方は・・・流石に悪の教授の貴方がしでかしたものではなさそうですね」
チャラ王「じゃあ、このおっさんもサーヴァントか!?」
アサト「・・・あまり真名を口にはしたくないんだけどねぇ。あの有名なシャーロック・ホームズシリーズは流石に知ってるよなぁ?」
クルーク「コナン・ドイルの・・・あっ!」


すると、それを聞いてようやくモリアーティの真名に気付いた。モリアーティはそれを見抜いていたかのように動じずに天草を見ながら言う。


モリアーティ「私はマスターと共にククラ達から逃げてきたこの天草君を捕縛するべくキミらよりも先に到着して機会を伺っていたんだがね・・・予想外なことに天草君があんな宝具を放つから頓挫していたところを、複数のサーヴァント達を連れたマスターの知り合いの彼らに会ってそれで連れてきた最中にライオンの兄君が豹変したのだよ。私もこれは想定外だヨ」
ププル「あなたのマスターの知り合いの彼ら?」


すると、エージェント一行がシェリーと共に遅れて出てきた!


エージェント「よかった生きてたか!!」
キッド「お前らも無事だったか!!」
アタランテ「子供達も全員無事だ・・・!(じーん」
モードレッド「アタランテ;」
アミティ「リデル、ラーマ、無事でよかったー!!」
リデル「アミさーん!」
ラーマ「さっきとある敵サーヴァントとでくわしたがな;」
アイレーン「クルーク!会いたかったのだー!!(クルークに抱きつく」
クルーク「ちょっとっあまり抱き付かないでよ!!」
ハッチン「ファッ、ちっこいのクルークから離れろこのっ!!」
ペイペイン「アイレーン様を侮辱するな!!あと、貴様はすぐにアイレーン様から離れろー!!」
王ドラ「今抱きつくとか叱ってる場合じゃないですよね・・・」
ペイペイン「ぐぅっ・・・;確かにそうですね。今はアイオーン様の緊急事態です」
サンソン「ペイペイン嬢、王ドラ殿を見て引き下がりましたよね。やっぱりすごい人なんだ・・・」
王ドラ「あっ、サンソンさんっv」
ハンドレッコ「違うよメイドは王ドラにほれ「がっ」むぐっ;」
ペイペイン「タママ殿が王ドラの彫刻していただけですよっ;」
タママ(普通ボクを巻き込む!?)
ドラリーニョ「タママ君、王ドラの彫刻作れるの!?」


すると、天草はモリアーティにアイオーンの今の状況の説明を求めた。


天草「彼に何があったのです?」
モリアーティ「多分防ぎたかった未来を実現してしまったからその自責の念で呼び覚ましたのかね?あの時は長い道のりだったから敵もいるかわからないし仕方ないけど」
あやクル「未来・・・?」


まだ知らない人が多いが、アイオーンには悪い未来を予知する能力があった。しかし、アイオーン自身はそれを何とか阻止しようと陰ながら動いた結果として実現を阻めたのだ。つまり、彼が察知していた未来は・・・!






セレン「クロウ君がシアンちゃんとウンディーネちゃんを庇って瓦礫の下敷きになる未来・・・!?」






今まで予知した中でも特に悪いものだと察していたアイオーンは、それを出口に到着する寸前のところで阻止できなかったことで自責の念が駆られた結果、アイオーンの中に青の吸血鬼一族としての真名(ペイル)が呼び覚まされてしまったのだ・・・!


以蔵「龍馬!!何しょんぼりしとんじゃ!!」
お竜「おいイゾー、リョーマをいじめるな!」
龍馬「いいんだお竜さん・・・彼のサーヴァントでありながら気付けなかった僕が悪いよ・・・」
マルク「そんなことないのサ。・・・ボク達だってそこまでは知らなかったし」


とはいえ豹変してしまった彼をなんとか無力化させて止めなければ行けない・・・!ペイルと化したアイオーンは指を鳴らす!そこに出てきたのは三つ氷の柱だった。


夏美「!?なんで氷なの!?」
ゼオ「!!すぐに向かうぞ!」
エレナ「三つの氷を破壊しに行くの!?」
ゼオ「わからないのか!三つじゃない・・・三人だ!!」


よく見ればそれぞれの氷の柱の中にはブラッディクスとして行動していたキッドに色使いとして利用された後に連れ去られて閉じ込められた初代ARSの姿があった!


ププル「アルルさん!?」
フィン「ククラの奴、彼が豹変した際にこれを仕向けたな・・・!」


彼らの関係者達がそれぞれその救出に向かう中、リップが慌てながら何とかアイオーンを止めれないか探していた。


リップ「大変!!なんとかアイオーン君を止めなくちゃ!!」
チャラ王「!リップ!!上!!」
リップ「えっ?」


すると、リップの頭上に瓦礫が落ちて頭を打ってしまった!


チャラ王「リップ!?」
トリスタン「!これは・・・」


救出に向かった彼らに託される形で残された一行はアイオーンを止めようとなんとか攻撃していたが・・・


しおん「もう!攻撃してくるしこっちのは防いでくるしかなり堪えるわ!!」
フラン「うぅぅぅ;」
モリアーティ「どうしたの、キミ?辛いのかい?」
シェリー「なんで私と同じような態度なんだ;」
ロージア「あれ、シェリーさん!?ということはあなたが・・・」


すると、ロージアが聞こうとしたのをシェリーが思わず目を逸らしてしまった。


ロージア「シェリーさん・・・?」
ツキノ「あっ。あれはまさか」


すると、アイオーンの前に吸血鬼のような人格に変わったリップが降り立った!


裏リップ「皮肉なものだな。仲間に対する悲しみで自ら自身を引っ込んだか」
アイオーン(ペイル)「・・・?」


すると、その口調にラティオスとラティアスの兄妹が気付いた!


ラティアス「・・・!」
ラティオス「あなたは・・・なぜその人間の中に・・・!?」
天草「・・・!!」


何かに気付いた天草は裏リップに訊ねた。






天草「もしや・・・子孫であるその少女の中に宿ったのですか。エデン」
ルート「・・・!!?」






一方、それをガウェインを抱えながら見ていたククラも驚いていた。


ククラ「あれは古代の時代にこの塔で生まれ、メルヘン王国で起こったあの赤・青・黄・白の一族の「光り来ぬ夜のバンパイア大戦」をその命と引き換えに力を放出して止めた伝説の吸血鬼・・・エデン様・・・私に力を貸してもらおうと我らで探していた吸血鬼様が、まさか子孫がいただけでなく、その中に宿っていたとは・・・!兄の方がようやくスイッチが作動して妹はもう用済みとしたが興が冷めた。捜索は打ち切りだ!」


一方、氷の柱の中に閉じ込められた初代ARSを救出しようとそれぞれの関係者達がそれを割るために攻撃していた!


マタドーラ「マジでやるのか!?」
ゼオ「当たり前だ!ダークマインド!」


ゼオが闇の魔法を放つが、氷の柱は意外と固く微動だにしなかった。


ゼオ「ダメか。もう一度!」
エジソン「ゼオ!私も力を貸そう!」
エレナ「私もだわ!」
のび太「無茶ですよ!!あれは強いゼオさんの魔法でも微動だにしない!!それに割れたとしても・・・!!」
ゼオ「バカ。それでもやるのがお前らも一緒だろうが!」


一方で同じように一部の仲間達と共に氷を割ろうと攻撃していたププルやクルークも同じように他の関係者達を説得していた!


ププル「たった一つの魔法で割れなかったからって何さ!!それなら何回だって攻撃すればいいでしょ!?」
クルーク「キミ達はそれでもできるだろ!?こんなにヤバい状況を苦しくたって何度だって乗り越えてきたんだから!!」


三人のそれぞれに対する叱咤激励で他の関係者達の勇気に火がついた!何とか氷を割ろうとしたが・・・


エレナ「ダメね・・・まだ効いてない!」
エジソン「ここまでか「ドッカーン!!」!」


すると、キッドの空気砲を皮切りに関係者達も初代ARSを救出するために氷の柱に攻撃し始めた!


ドラニコフ「ガウゥ!!」
ジャイアン「悪かったなゼオさん!オレ達、危うくあんたらを見殺しにしようとしてた!!」
王ドラ「私も結局あのトリさんに助けられた身。こうなればとことん付き合ってやりますよ!」
ゼオ「!ありがとう!」


夏美「よーし、この地球を救うためにもやってるわよー!!」
ケロロ「総員、我らケロロ小隊、手始めにアルル殿を救出であります!」
ギロロ&タママ&クルル&ドロロ「了解!!」
ププル「みんな今のはマジでカッコいいよ・・・!」


ローズ「こうなったら私達も協力するわー!!」
みさえ「しんのすけ!そっちのところにも剣技を当てなさい!!」
しんのすけ「ほっほーい!野原一家&春我部防衛隊、ファイヤー!!」
野原一家&春我部防衛隊「ファイヤー!!!」
クルーク「いつものおバカなテンションで成し遂げぇー!!!」


関係者達はそれぞれ氷の柱に総攻撃するが、まだ火力が足りてないのか効いた様子がなかった。


ゼオ「ここまでか・・・!」


すると、ゼオ達が攻撃していた氷の柱の一つの内側から攻撃する形で破壊された!
ようやく目にしたいつもの見慣れた姿に思わず彼の関係者達は安堵を覚えた。


シェゾ「お前ら。キッドもすまないな・・・本当はあの時に気付いて止めてやればよかったのにな・・・」
ゼオ「あ・・・!シェゾさん・・・!」
シェゾ「あいつらは敵じゃないとわかるけど、要は青の吸血鬼一族の他にあの金髪バスターゴリラみたいな騎士もだな?うちのバカ達を付け狙った落とし前はいつか必ずつけさせてもらうぞ!!」


すると、シェゾに続いてアルルやルルーも氷の中から自ら出てくる形で割れながら脱出した!


ルルー「あらー?助けに来てくれたのがサタン様じゃなくて残念に思うけど・・・カッコいいじゃない!」
クルーク「あっ、ありがとうございます!」
ラフィーナ「なんで顔を真っ赤に赤くさせてますの(^ω^#)」
メイヴ「あれは格別でも私の方が美しいのに!」


タママ「タマァー!!いなくなってたのを許してですぅー!!」
アルル「いや、知らなかったよ;ププルちゃん達が助けてくれたんだね?正直あのガッカリ王子の騎士がボクに胸が豊かに到達する寸前でちょっと残念って言ってくれたからね」
ププル(あっ、これは・・・;)


すると、関係者達を連れて初代ARSは他の仲間達の元に帰還しようとする!


アルル「あんな下ネタを言ってくれた以上許さないんだから!!」
シェゾ「ついでにうちのバカ達を利用したことも後悔させてやる!!」
ルルー「あなた達、今めちゃくちゃ切れてるわね・・・;」
アイオーン(ペイル)「!捕虜の三人、脱出を確認した」






初代ARS救出!

ここに。(その3) ( No.74 )
日時: 2023/05/29 17:29
名前: 桜 (ID: NH1RGN1H)

一方






一方、ハートビート・クロックタワーにあるヘリコプターが降り立っていた。そこから夢銀河アイドルが何らかの目的で降りてきた。


シュウ☆ゾー「怪盗団なのにボクの頼みを聞いてくれてとってもサンキュッ☆」
クロード「それはどうも。こちらもこいつを連れて行く理由があるのでな」
クロス「式神界での用事に手間取って遅くなっただけだ;」
クロード「くれぐれも敵に気付かれることないようにな」
シュウ☆ゾー「リョーカイッ☆」


シュウ☆ゾーはハートビート・クロックタワーを散策しながら何かを考えていた。


シュウ☆ゾー(精巧な造りではあるけど、どこかおぞましい。煌びやかなのが余計に・・・?)


すると、シュウ☆ゾーはグレン船団の他の航海士達に介抱されながら未だに気絶しているロムの姿があった!


シュウ☆ゾー「ロム!?ロム!!」
ロム「・・・?シュウ、か・・・?」
シュウ☆ゾー「何があったの!?」
ロム「あのおっさんに・・・それよりも、アイオーンが危ない・・・止めろ・・・」
シュウ☆ゾー「!?」


一方でクロスの主人であるツーストを一緒に探していたクロードは探知機の位置を見て何か違和感を覚えた。


クロード「何か一人でいるような感じになっているな」
クロス「やはり何かあったのか?」
クロード「ハハッ、こんな時にツーストが珍しいな。ん?」


すると、クロードは遠巻きながらククラに抱えられたガウェインを目撃する。彼はかつての自分達のーーーーー


クロード「ガウェイン・・・?」
クロス「は?本当か?なぜあのククラめに抱えられて・・・」


すると、壁の方から声が聞こえた!その壁を割ると椅子に縛られたツーストだ!


ツースト「クロス!クロード!」
クロス「ツースト!?いるか!?」
ツースト「!!今来るな!!」
クロード「?どういう意味かなそれは・・・」


すると、クロードの方に攻撃が降りかかった!彼は咄嗟に避けたのだが。


クロード「誰だ!」
ボーン・キング「なんかおらんなと思えば、お前らやさかい」
クロス「ボーン・キング・・・!!」


二人はボーン・キングの姿を初めて目の当たりにし、その全身骨だらけの姿に思わずゾッとした。


クロス「なぜ貴様がツーストと接触している?遺伝子の繋がりがないお前は関係ないはずだろう?」
ボーン・キング「ワイらは依頼されてこいつを連れ戻そうとしたんやけどなぁ。・・・依頼してきたこいつの父親の元にな」
クロス「・・・!!」


クロスはツーストの父親については仕え始めたばかりの頃にミシェルの図書館にある書斎に記載されていた彼に関する記述を読んだため密かに知っていた。それを見た限り、父親が連れ戻すことはないと思っていたのだがまさか本人の意思関係なく吸骨鬼集団に依頼していたなんて・・・!
ボーン・キングの目的は恐らく提示された多額の報酬とともにそれを手元に子孫を増やそうとしており、その実行のためにツーストを父親の元に差し出そうとしたのだ!


クロス「貴様、よほど死にたいらしいな?」
ボーン・キング「ワイは死なんで。炭酸でもない限り不死身やもん。まあお前ら向けに三人と少なめに用意しといたから、こいつらと遊べや」


すると、ボーン・キングの部下である三人の吸骨鬼達が二人の前に立ちはだかった!


ツースト「!!クロス、クロード!!」
クロス「大丈夫だ。必ず助け出す」
クロード「本当なら喜ぶのだが、今回のはルール違反として力を貸すとしよう」


一方、ペイルと化したアイオーンに対してまるで全く攻撃が効かない様に流石に一行にスタミナが切れ始めた!


アレク「ダメだね・・・スタミナがなくなり始めてる!」
フルシュ「どうすれば・・・!」


もうダメかと思われた、その時・・・






シュウ「アイオーン!!お前はその内に未だに俺を目標とする、シンガンクリムゾンズのアイオーンだ!!目を覚ませ!!」
アイオーン(ペイル)「!!!」






シュウの呼びかけにアイオーンの意識を乗っ取ったペイルに異変をきたした。


アイオーン(ペイル)「・・・つまらんな。相変わらず、な・・・」


そしてアイオーンがパタっと倒れてしまった!他の仲間達が駆け寄る!


リデル「アイオーンさん!!」
龍馬「アイオーン君!!目を覚まして!!お願い!!」
クロウ「やい!!俺は生きてんぞヘタレオン!!」
ラーマ「そうだ生きてるんだから・・・って、ええっ!!?」


すると、アイオーンはそっと目を開けた。その目はペイルの時の青紫の目からいつもの赤い目に戻っていた。


アイオーン「・・・?小動物・・・」
アイレーン「お兄ちゃま〜!!」
アイオーン「貴様が生き延びたことは賞賛に値する。だが・・・」


すると、アイオーンがモードレッドからクラレントを奪って喉元に突き立てようとした!


モードレッド「ちょっ、おい!?」
アイオーン「だが、神は半分青の吸血鬼一族になってしまった、いつか必ず人間の血が欲しくなる、それを神の命と引き換えに阻止せんとする・・・!」
お竜「ダメだ!!そんなの・・・!!」


すると、それを見かねた天草がアイオーンからクラレントを飛ばす形で払い除けた!


アイオーン「貴様は・・・」
天草「早まらないで下さい。確かにあなたにはククラの血を汲む彼女の子孫です。ですが・・・あなたは闇の流星を消滅した時にあの楽譜に書かれた文字を理解していたのでしょう?」
アイオーン「理解している。あれは我と今は亡きお祖父様が、昔二人で暗号の戯れで作られし文字であり・・・!」
天草「あのジャスティス・フルムーンの子守唄を作曲した、古の作曲者の血もあなたが流れているのですよ!」
アイオーン「ヴッ!?」


アイオーンはそれを聞いて衝撃を受けた。ククラの血もあの楽譜を作曲した古の作曲者も含まれている・・・?


天草「私もまさかミューモンの血も汲まれているとは思いませんでしたが、少し気になって調べてみました。それによるとあなたはジャスティス・フルムーンの子守唄の作曲者、ガット=ミュジキの子孫でもあったのですよ!」
アイオーン「・・・どうりで、あれに俺は今でもずっと懐かしさをどこかで覚えていた。あの時にお祖父様と二人で作った子供の暗号遊びの類であるのに・・・」


少し衝撃を受けたアイオーンに他の仲間達も励ましていた。


龍馬「大丈夫だよ。正気に戻ったアイオーン君が今はこんなに心を痛めてるんだから」
クロウ「それにまた血が欲しくなったら、トマトジュースやブラッド・グレイヴを飲めばいいじゃねーか!」
ヤイバ「だから、死ぬことはない。シンガンクリムゾンズの曲は故にアイオーンが作ったものでないと成り立たんのだ!」
アイオーン「ヴッ・・・ありがとう・・・」


アイオーンが涙ながらにようやく生きる気持ちを取り戻した直後に、アクロックの残骸のスライムがアイオーンを襲おうとしていた!


アクロックの残骸のスライム「ニンゲンクッテヤルー!!」
アイオーン「ヴッ!?」
クルーク「アイオーン!逃げて!!」


すると、とある鎌がアクロックの残骸を貫いた!その姿を見てクルークは勘づいた。


クルーク「バウム・・・;」
バウム「目的を果たせたな。あとはこっちの仕事(ご馳走)なんでな・・・!」


その後、そのアクロックの残骸のスライムはバウムに全部狩られ(喰われ)ましたとさ(ぇ)






えっぐ・・・;

ここに。(その4) ( No.75 )
日時: 2023/05/29 17:33
名前: 桜 (ID: NH1RGN1H)

騒動終結後






そしてハートビート・クロックタワーを巡る旅路による事件がようやく終結したあと、シェゾ達にサンソン達の正体や今に至るまでの経緯を全て話した。これに頭を抱えたシェゾは言う。


シェゾ「もう色々とぶっ飛びすぎた衝撃で俺は今にも倒れそうだが・・・サンソン達が英霊だからではないぜ?」
ゼオ「そうなんですか?」
シェゾ「ああ。現代について食事とか初々しい部分はあったから、でも食べれるし実際に生きてる人間とは何も変わらないしな」
エレナ「・・・」
シェゾ「それにあいつらの詳細を知るのには大きな前進にはなってるぞ。少なくとも青の吸血鬼一族に関して珠黄泉族や吸骨鬼の奴らも絡んでいるのも判明できた。もちろんククラのこともな」
サンソン「でも、良いのですか?僕はいわゆる処刑人ですが」
シェゾ「何言ってんだよ。少なくともお前は素っ気ないけどしっかりしてるし信頼してるんだ。まあ英霊でも人間でも関係なくフリーダムな赤毛の騎士の奇行の方がドン引きするがな」
トリスタン「私は悲しい・・・私の行動を英霊も人間も問わずに評されるとは・・・」
チャラ王「言われてんだから反省しろっ;」


すると、あいりはキョロキョロと周りを見渡していた。


あいり「ちょっと!ツーストの救出は!?」
ププル「えっ。ツーストさんもここに来てるの!?」
エージェント「ということは囚われの身だな。どこにいる「ここにいるぜ」


すると、聞き慣れた声がクルーク一行が耳にしたのを見ると、クロスとクロ(クロード)に助けられて連れられたツーストだった。


カービィ「ツースト!」
ツースト「良かった、見つけれたか」
風間「吸骨鬼の王のキングに攫われたってあいりさんから聞いたんですけど、恐らく人質として連れて行こうとしてクロスさんやクロさんに助けられて「違う」


ツーストが急に暗いトーンで放った声での否定にあいりだけでなく、サンやあおいもびっくりした。


ジャガー「おい。何があったんだ?人質に取られてたんだろう?」
モリアーティ「ありゃー、気付いたのは私以外だネ。キングはこの少年の父親に息子を連れ戻すように依頼されていたんだ。キングの本当の目的こそ知らないが」


モリアーティの言葉でただごとではないと気付いた王ドラはツーストに聞く。


王ドラ「・・・何があったんですか」
ツースト「今こうなってるならもうこれ以上は隠しようがない。話すから聞いてくれるか?」


ツーストは自分の出自や兄とその恋人の死が原因でフィニス貿易会社の社長の父親と折り合いが良くなかったこと、母がそれを悲しんだ末に間もなく急病で亡くなったこと、突然出会ったMZDに誘われて家を出るためにミラクル☆4に加入したことを全て話した。


クー「父親が会社の社長でも、そりゃああんな家に帰りたくねーな」
モードレッド「自分が信じなかったことが原因で息子が家を出たのに、今更連れ戻すとか虫唾が走るぜ!」
ツースト「ありがとな、モー公。まさかあんたから言ってもらえるなんて嬉しかった。・・・俺はあいりを傷つけたくない。だから・・・」


すると、あいりがズカズカとツーストに近づいてその両頬を両手でバチんとやった!


あいり「ツーストのバカ!それを知ったからって私が嫌いになると思いますの!?確かに私だって、傷ついたり泣いたりすることもあった!でも・・・今は大丈夫だと思えましたわ。モーさんと分かり合える勇気がそれまで出せなかった。その理由はわかってますの?・・・ツーストが今でも好きだから、なんですのよ・・・」


それを見ていたサンは言う。


サン「それにこいつらだって咎めてないアル。むしろツーストのせいだとも思ってないネ。・・・私達だってまだまだ戦えるアル。だからこれから先傷ついても大丈夫アル。だって・・・あんたは私達の友達で、仲間アルから」


サンの厳しくも優しい言葉に、ツーストは涙をポロポロと流しながらあいりを抱きしめた!


ツースト「あいり、みんな、ごめんな・・・!ごめん・・・!」
あいり「もう。強情なんだから」


すると、クルークの持つ時計のオルゴールが突然空を浮かんだ!


クルーク「あっ。どこに・・・」


すると、クルークは時計のオルゴールが一瞬だけ美しい少女に見えた。それはよく見えなかったが、「ありがとう」と優しく微笑んでいるかのようだった。
時計のオルゴールは下におき、塔内の石らしきに同化され、どこにあるのかわからなくなってしまった・・・。


ラティオス「おい。・・・ありがとう。あのアクロックを倒してくれて」
ラティアス「〜♪」
クルーク「うん。ラティオスもなんだかんだで信頼してくれて嬉しかったよ」


すると、ラティオスはクルークにある要求をする。


ラティオス「褒美として頭を撫でさせてやる」
クルーク「えっ、一度も触らせてもらえなかったのに!?」
ラティオス「いいから!お礼だ!クルーク!」


クルークはラティオスの頭を撫でる。それは一番の信頼の証であった・・・


ラティオス「僕達はキミ達を忘れない。お人好し(友達」


そして帰還の時、以蔵はその前にグレンと話していた。


以蔵「ハートビート・クロックタワーはどうかえ?」
グレン「ああ、見れたが・・・あれは見つけちゃいけない代物だったな」
以蔵「ほうか・・・これからどうするき?」
グレン「青の吸血鬼一族だけでなく、珠黄泉族や吸骨鬼集団、奴らの配下の円卓の騎士を調査する。あいつらに利用されたことは今でも許せないんでな」
以蔵「ほうか。無事でいるぜよ!」
グレン「ああ!お前もな!」


一方、天草はラティアスとラティオスの兄妹と話していた。


ラティオス「お前は行かないのか?」
天草「ええ。やっぱりこの時計塔には私が」
ラティオス「僕達を心配してるのか?こっちは大丈夫だよ」


ラティオスの発言を聞いた天草はラティオスとラティアスの兄妹を一斉に抱きしめた!


天草「・・・ありがとう」


すると、天草は駆け込んで自身もハルバードに乗り込んだ!
一方、専用の乗船機で帰還最中のガウェインやククラ、なぜかボロボロになっている状態のボーン・キングは珠黄泉族のヘクソンやCママ、その長の玉王ナカムレに報告していた。


ヘクソン「それで致命的な見落としなどが原因で収穫を見つけても手遅れだったか。哀れだな」
ククラ「あの娘の中にあの吸血鬼の祭典とも言われた人が宿っているなんて誰もがそう思わんぞ」
Cママ「問題はその間の記憶があの小娘にはないということだな。まあいい。ガウェイン、アグラヴェインの奴は我らに報告しないからお前が報告しろ」
ガウェイン「はい。貴方方の察し通り、球由良がその動向に気付いたと見受けました。ですが、我が粛清騎士達の強化の受け入れを望むのを受け入れてみては」
タマムレ「?どういうことやの?」
ボーン・キング「おい!ワイがボロボロになって帰って来とったというのに」


すると、ガウェインはその時の映像を見せた!


ガウェイン「これが球由良の者と一緒にいた者達が車の暴走運転していた映像です。日本の一般市民の人間を粛清騎士達が怯えるとは・・・」
ガウェイン&ククラ以外の全員「!!?」


その野原一家を見たことで大半に戦慄が走った!ヘクソンは映像越しに机を叩く。


ヘクソン「バカ者が。そいつらがその復讐対象の一家だ」
ガウェイン「え」
ボーン・キング「お前ら、もう会ったくせに気付いとらんのか!!?」
ククラ「え」



そしてハルバードが帰還に向かっている最中に周囲は雑談したり眠っていたりして好きなように過ごしていた。メタナイトからの尋問でモードレッドはこれまでの動向やレオンガルフの肉体を奪った犯人やその在処などを話した。


メタナイト「やはり・・・あの金髪のバスター騎士がそうだったか」
モードレッド「オレもあいつがバカなことしたと思ってる。まさかあの時の目的がそれだったとは察してなかったんだ」
ひろし「いや、こっちも悪いと思ってるよ。球由良ブラザーズの件などは巻き込んでしまったわけだし」
モードレッド「本当そうだな。お前らはあの時あいつらと一緒に・・・えっ?」


すると、ひろしの言葉にモードレッドは疑問を抱いた。


モードレッド「あれ?そういえば、お前らあの球由良のオカマのブラザーズとやけに親しかったよな?」
みさえ「ええ、気持ち悪いけれど案外頼りになる人達よ」
モードレッド「えっ?確か珠黄泉や吸骨鬼集団の目的はとある一家への復讐も兼ねてるって掴んでんだけど・・・?」






しんのすけ「実はその一家は、オラ達野原一家なんだゾ!」






その直後にモードレッドは驚きの絶叫を上げた!それをドア越しから聞いていた仲間達も一部がかなり驚いていた。


モードレッド「はぁーっ!!?待てよ意味わかんねーよ!!?どういう事実!!?」
ひろし「そりゃあ既に会ったなんて信じらんねーよな;」
モードレッド「訳わかんねーよ!!?」
みさえ「つまり私達への復讐で逆にあなた達を巻き込んでしまったわけ。まああいつらの自業自得だけど、それに関してはあなた達に非はないと思ってる。クルーク君が狙われることになったのは許したわけじゃないけど」


みさえの言うことも一理はある。確かにクルークがガウェインに狙われることになったのはその敵である自分達も関係しているからだ。しかし彼女の近くにいたマルクは言う。


マルク「でも、よかったのサ。あの時のはボクの見間違いじゃなかったって・・・モー公じゃないって事実が証明されて、本当によかった・・・!」
モードレッド「マルク・・・」


すると、モードレッドはこう話した。


モードレッド「・・・あの時は新世界に飛ばされたワドルディ達を助けようとゴルルムンバを倒しに向かってたんだ。だが、来た時に何故か奴が倒れてて・・・タママを抱えてまであんな真正面からガウェインの宝具からワドルディ達を庇って倒れてバカだなって思った。だけど、どこかでそれで一目置いていたところもあったから、お前らをワドルディの町に運んだ。ワドルディ達に受け入れてもらうため名乗るように聞かれた時にふと遠目で見た雑誌のメタナイトの記事とか見てメタナイトの知り合いだと嘘言いちまった。タママは気付いたけど黙っててくれた。マルクも同じだった。・・・悪かった」


モードレッドの謝罪を聞いたメタナイトはため息を吐きながら言う。


メタナイト「もういい。銀河征服の目的だったらあの赤髪の糸目男同様に斬ってやろうかと思ったが、話を聞いたらそうではないようでな」
モードレッド「オレやトリ野郎に対して何気に警戒心があるよなメタ助。もしかして姫が、過去に友達に騙されたりしてんのか?」
マルク「カービィにんなことあったのか!?メタナイト、ボクはカービィから何も聞かされてないのサ!!」
マホロア「メタナイトォ!!カービィがボク以外のダレにダマされタっテェ!?」←いつのまにか来ていた煮卵
メタナイト(▼益▼#)
みさえ「モーさん、察するようで悪いけど今の件はこれ以上追及しないように;」
モードレッド「えっ・・・は?おう・・・;」←直感スキルで大体は察した


一方、王ドラはトリスタンがいないことに気付き一人彼を探していた。


王ドラ「全くトリさんはどこに行ったんですかね・・・おや?」


その直後、王ドラは一人佇むトリスタンを見つけた!


王ドラ「もう、トリさん!リップさん達が探してると思いますよ〜・・・」


すると、王ドラは一向にこっちに向かないトリスタンを見て思わず言葉を溢した。


王ドラ「泣いてるんですか・・・?」


ガウェイン。生前の我が友人。信頼する相手。気の置けない悪友ーーーーーその相手に今日、楯突いてしまった。あれからずっと逃げていた私は、ガウェインに刃を向けた。






トリスタン「私は悲しい。私は貴方の親友やガウェインと対峙した貴方のように割り切れない・・・!」






それを王ドラが後ろから何も言わずにポンと頭を撫でた。この男は不器用ながらに優しすぎたのだ・・・。


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。