二次創作小説(紙ほか)

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日常日和。5
日時: 2025/11/06 17:34
名前: 桜 (ID: CFpxvhHi)

おかげさまで日常日和。も5という節目で新しく迎えることができました。ここに至るまで色々と混乱があり悩みもしましたが、考えた末にこの先に何があってもこれまでの続きを執筆したいという気持ちで新スレッドに至れました。色んな意味で変わる場合もあり混乱はすると思いますが、私は私で頑張りたいと思いますのでご存じの桜サイドやこれまでに出てきた新たなサーヴァント達も含めてどうぞよろしくお願いします!


「目次」


「短編」
The Reverse Night>>1-5
聖夜怪盗☆シークレット>>6-7
デンジャー☆スクランブル>>33-36
僕もまた、運命に導かれて>>37-38
うちの護衛のママ侍さん>>39-42
とある雪月花の羽根。>>43-44
アスパラ☆クライシス!>>77-83
運びを巡る機関車と謎のトレインハンター>>84-86
僕の果実のボク>>96-100
黒の感情・白き純潔>>101-105
ツイセキ☆トラブル!>>148-152
イモーターウォーズ>>153-156
◯◯透視の試用モニター>>157-161
こっちを向いて、愛してると言って!>>162-165
Halloween rabbit!>>166-169
湖の騎士は星の戦士の●●に夢を見るか?>>170-172
ランデブー☆メタモルフォーゼ>>173-176
鯖組メインでファンタパロ>>177-179
雪の記憶、冬の華>>180-183
ある冬の日のアムール>>184-187
クリスマスに追いかけっこ!>>188-191
クリスマスにネガイゴト>>192-196
小さきパンダのガレット・デ・ロワ>>197-200
宇宙の中の不思議の国>>201-205
スキ!スキ!スキー!>>206-210
ビターシュガー・チョコバーボン>>211-215
満開花見日和>>246-249
ツッコみ所が絶えませんっ!(by一ちゃん)>>250-253
ブレーメンの追跡隊>>254-258
王様ゲーム>>259-262
阿国さんの戦い>>263-267
蛇は蛙が好物らしい>>268-270
シチリアでの小話集>>286-289
パンプキンハザード>>318-321
雪の輝き、小さな夢>>345-348
王ドラなう!>>349-351
聖夜、君に贈り物を>>352-356
聖夜、白なる争奪戦>>357-360
突撃!隣の大掃除>>361-364
年明けのアムール>>365-368
バレンタインのから騒ぎ?>>393-396
I‘m not crying anymore>>397-400
バディファイターズタワー踏破の旅>>429-432
Cherry:CamelotZERO>>437-440
異世界を駆け巡る澄色の猫型ロボット達>>471-478
かの者が残してきたもの>>479-482
虹の島々での小話集>>537-540
グルメフェスを調査せよ!>>541-544
Halloween☆Panic!>>579-582
アンジャッシュネタ>>583-584(更新)


「サーヴァントvs○○○シリーズ」
第六天魔王vsカンフー猫型ロボット>>322-325
湖の円卓騎士vs仮面の剣士>>337-340
光の御子vs魔界のプリンス>>341-344
ブリテンの騎士王vsもう一人の闇の魔導師>>401-404
幕末の人斬りvs蒼炎の勇者>>405-408
日輪の姫vs野原家の主婦>>409-412
大統王vs黄色い悪魔>>413-416
五代目風魔頭目vs宇宙忍者>>417-420
太陽の騎士vs赤き吸血鬼>>499-502
島原の乱の指導者vs虚言の魔術師>>503-506
維新の英雄vsウサギの双子弟>>507-510


「桜サイドの快刀家の事情」
三兄編>>389-392
次兄編>>433-436
長兄編>>545-548


「針音ノ時計塔のアリア」
時の輝きよ>>45-47
赤の中のモアイさま>>48-50
青の上のウォーターシティ>>51-54
白の下のバトルロワイヤル>>55-57
黄の外の太陽・・・?>>58-60
その呪文の続きには>>61-66
「誰か」の世界にとってのピース>>67-71
ここに。>>72-76


「決戦前夜」
輝ける希望の星達よ>>114-117
二度の生における旅路>>118-120
「太陽」の焔を>>121-125


「キャメロット城での決着」
現在キャメロット城:正門>>126-127
現在キャメロット城:世界を約50%吸収>>128-129
現在キャメロット城:世界を約80%吸収>>130-133
我らの望む未来>>134-136
太陽のナミダ>>137-141
There are our home here>>142-147


「女性ケロン人小隊襲来」
一の儀、女性ケロン人小隊襲来!>>369-372
二の儀、ささやかな疑念>>373-376
三の儀、偽物と本物>>377-380
四の儀、ゆずれなき信念>>381-384
五の儀、星へ届けるハーモニー>>385-388


「フェアリー・レクイエム〜トリスタンの名を持つ妖精の少女〜」
「トリスタン」は突然に>>549-552
日常ブレイカー?それとも・・・?>>553-556
妖精姫のトマドイ。>>557-560
キミが望むなら、どこまでも連れてゆこう>>561-564


「前後編」
かけがえのない「君」>>26-28>>29-32
戦国時代からの謎の挑戦状!>>87-91>>92-95
苺の彼方をもう一度>>106-109>>110-113
シチリアでの鳥の夢>>271-275>>276-281>>282-285
月夜でのエンゲージ>>326-331>>332-336
雪月に小さな花びらを>>421-424>>425-428
時空鉄道の夜>>483-487>>488-498
カービィだらけ>>511-515>>516-519
ワドワド☆サマーアドベンチャー!>>520-525>>526-530>>531-536
世に放った誠を探しに>>565-568>>569-573>>574-578


「風花月夜伝〜友情よりも、忠義よりも〜」
第一の巻:逆光降臨>>8-10
第二の巻:御一行様之旅珍道中>>11-12
第三の巻:恋せよ浪漫、忍の花に>>13-15
第四の巻:変わりはしないもの>>16-18
第五の巻:生きとし、生ける者。>>19-20
第六の巻:揺るぎない、どうしても。>>21-22
最終の巻:音が導く先>>23-25


「風花月夜伝2〜花は今、光へと舞う〜」
第一幕:異変を告げられし江戸>>216-219
第二幕:渦巻く四方と空>>220-223
第三幕:咆哮の中に在る「声」>>224-227
第四幕:私の輝きの星>>228-231
第五幕:忍び寄る戦いの迫る時>>232-235
第六幕:怨恨開花>>236-240
最終幕:空へ>>241-245


「灯火の星〜第六天魔王の乱〜」
第一の段:わし、参上!>>290-293
第二の段:雷に阻まれるのならば、やることは?>>294-297
第三の段:キミと、光と>>298-301
第四の段:聖地の謎かけを解き明かせ!>>302-305
第五の段:闇夜の城で見つけたのは・・・>>306-309
第六の段:光と闇の諍い>>310-313
最終の段:そして魔王は、悪魔と共に歩き出した。>>314-317


「チェリーワールド×蒸気都市〜夢幻の歯車の光〜」
第1話:ようこそ蒸気都市>>441-444
第2話:風を便りに>>445-448
第3話:決して叶いもしないだろうけど、>>449-452
第4話:魔女の■の讃歌>>453-456
第5話:蒸気聖杯戦争の「目的」>>457-460
第6話:風よ光へと吹け>>461-465
最終話:さよなら蒸気都市>>466-470

第六天魔王vsカンフー猫型ロボット(その4) ( No.325 )
日時: 2024/11/08 17:19
名前: 桜 (ID: jGEzFx76)

その裏では






一方、とある秘密の部屋では何やら怪しい会合が行われていた。今回のフィールド変化を行ったであろうスマブラ屋敷に常駐するサーヴァントの一人、バーサーカー・千利休と、今回のベットで伴う税の割合分は稼げたクルルとセレンだ。


利休「結構集まりましたか?」
クルル「まあそこそこと言った方がいいなァ。アンタが提案したとはいえよく自分の前の主君をスケープゴートに捧げれるものだな。出来レースじゃなかったとはいえ」
利休「あなた達はベットで金銭の割合分を稼ぐ。私は信長様とあのオレンジの悪魔の無様な戦いを見て笑う。その利害の一致で手を組んだから少し仕組んだのですよ。私からの提案にはあのようなものは話してないのですが」
セレン「わざと話さなかったんでしょ?まあオリオン達やロビン達には伝えなかっただけでもありがたいと思うし、こっちもビットコインの宣伝費とマージンで稼げたし・・・これは西澤家やアイオーン達の実家(アルカレを凌ぐほどの超お金持ち)を出し抜いてチェリーワールドの経済を握ったと言ってもいいんじゃない?」
利休「主君の光輝く活躍の裏にはこういった暗躍がヴィランとして必要なのですよー」
セレン「ちょっと、僕はヴィランじゃないんだけどー;」
クルル「どっちでも良しだなァ〜」






クルル「クーックッ「バァン!!」
土方「新撰組だ!!不法な取引で得た利益は全て没収する!!」






なんと王ドラの命で為朝が集めた証拠を入手した新撰組(COMが彼らの新たな雇い主となった)が怪しい会合に乗り込んできた!バレたクルルとセレンは・・・


セレン「僕、非合法なことは一切してなーい!(´;д;`)」
クルル「まず前提として俺は無実だ。全てはこの茶人の掌の上・・・いわば俺も被害者なんでなァ」
茶々「一瞬で手のひら返ししてくれましたね!?おのれ、オレンジの悪魔ー!」


利休が一人縄に縛られたのを遠目で見た王ドラはため息を吐きながら言う。


王ドラ「全く・・・あの時は彼女が関わる恐れがあると言おうとしたのに。もう一人の彼女もカンカンだと思いますよ」
トリスタン「だから、信長殿からの申し出を断ろうとしていたのですね・・・信勝殿に煽られたら受け入れるのもいいところですが、あれでも本気を出さなかったのは良いとして」


すると、トリスタンはこの戦いについて聞きたいことを彼に訊ねる。


トリスタン「ですが、信勝殿に煽られることがあるとはいえもし本気で戦ったらどっちが勝っていたと思いますか?貴方の実力はあれでも円卓や新撰組、他のサーヴァント達からも一目置いてるのですよ。貴方のウブはその中では私しか知らないのですが」
王ドラ「ウブは余計ですよ;まあ今回のように影で仕組んで愉快犯のように楽しんだり、利益を得ることはありますよ。したがって「勝利」の定義は人それぞれなのですが、まあ最後は私が上に立ってる自信はありますがね!ワーハッハッハッ!」
トリスタン「ああ、この方はマジの負けず嫌いです・・・(でも、それも私が惹かれるのですね」


一方、敗北の後にスマブラ屋敷の医務室で入院したノッブは事の真相を沖田から知ってベッドの上から憤慨していた。


ノッブ「あー!!ムカつくわ!!あのオレンジの悪魔、利休の奴が関わってくるのを知らせぬとはー!!」
カッツ「とはいえ僕に煽られて受け入れるのは滑稽だなと。あれでも姉上相手に本気でやらなかったのは癪でしたが!」


すると、見舞い品のリンゴを持ってきたカービィはそれの皮を包丁で剥きながら話す。


カービィ「それだけノッブのことを「人」として尊重してくれたからだよ。カッツを殴らなかったのも流石に酷いってわかってるんだよ」
カッツ「はぁ?だから、あの時に僕を殴らなかったと?」
カービィ「うん。普段から恐れられてるけど、たとえボク達のような人外でも善性も悪性も否定しないんだ。それだけ見てくれたんだよ。それが沖田ちゃん達もを惹きつける理由なんだろうね」


ノッブはここに来たばかりの時に沖田から聞かされた傷だらけの三つ巴との戦いの中で一番の影の立役者であった王ドラの話を聞いていた。初めの時のサーヴァントの存在を知らなかった時に影ながら守ってくれていたのはーーーーー


ノッブ(沖田やダーオカ達が惹きつけられた理由は、そこにあったか・・・)
カービィ「はい、できたよ!リンゴのウサギちゃん!」
カッツ「どうせなら百舌鳥にして下さいよ!」


その翌日、あのバトルマッチの勝者としてメタナイトとの模擬試合の相手として立つ王ドラは気合いを入れていた。


王ドラ「とはいえメタナイトさんとの試合は果たさせてもらいますよ!」
桜「それではメタナイト、入場〜!!」






メタナイト「貴様、よくこんな試合を受け入れたな・・・!!(ギャラクシアを持ちながら目の光が赤くなってる」
王ドラ(^ω^;)






その直後にドラえもんズの知恵袋の絶叫が闘技場中に響き渡ったという・・・


キッド「メタナイト、相当カンカンになってたのを見たぞー;」
ドラえもん「めちゃくちゃ強いのに肝心な時にドジを踏むのも欠点だねー;」
天草「お祈りします(ー人ー)」


おわりやー






「おまけ」実は他のメンバーも疑問に思っていた


キッド「ところでクルルはクルルズラボからリアタイで見そうなんだが、どういう風の吹き回しなんだ?」
タママ「それがクルル先輩の方から見たいという申し出があって来たんですぅ。何考えたかわからないですけど」
ケロロ「まあまあ、クルルが来たいっていうから別にいいでありますか!」
ギロロ「それはフラグだろうが!」


すると、ドラえもんは何かを思い出した。


ドラえもん「そういえば、思い出したんだけど数日前からクルル君が誰かと電話してたのを見たんだけど、それと関係してるのかな?」
マタドーラ「でも、内容は聞いてないんだな?」
ドラえもん「うん」
ドロロ「王ドラ殿がこのことを知らない・・・はずはないでござる;それなら彼の性格を考えてノッブ殿からの申し出を受け入れると思うでござる;」
ドラメッド「確かにそれをしないなんて変であーる」






ネネ「つまりトリスタンさんにもう調教された身「そこは黙ってて」






風間「こういう場合、影で賭け金を得たという事例もあるって聞いたよ?」
ボー「ならば、クルルさんのやることはある種のインサイダー取引」
ギロロ「どこでそんな言葉を知ったんだ;」
ドラえもん「うーん、ここはバトルマッチが終了した後に王ドラに聞いて・・・」


その後、真相を知ってクルルはフルボッコ。あと、セレンはオリオンやロムから説教を受けました。






「後書き」
最近短編でのバトル話が書けてないなと思い、この話に。ノッブが出るだけでコメディが強めに。でも、シリアスな話に絶対に真面目にやるはず。
この話には森君の出番がなかったのが唯一惜しい。ですが、森君のセリフを借りるなら「流石大殿だ!俺もオレンジダヌキの首を取るから混ぜろー!」と言って乱入騒ぎになるのが目に見えます。これが某闇のヘンタイ魔導師じゃなくてよかった・・・;(公式でも首だけになっても死なないからね)






感想OK

月夜でのエンゲージ(前編)(その1) ( No.326 )
日時: 2024/11/15 19:37
名前: 桜 (ID: kJLdBB9S)

今回はクルークメインの前後編です。例のあの子が大暴れ!






とっくに過ぎた十五夜の季節とはちょっと違うんだけどね☆(テヘペロ)






「小ネタ」質より量の人達


突然発見したもの:メタナイトとゼオの部屋のドアの前に何かで開いた店の看板


ゼオ「俺とメタナイトの部屋に何か店ができたな。でも、飲食店らしい(じゅるり」
ププル「メ、メタナイトに助けを求めよう;」






ガウェイン&パーシヴァル「いらっしゃいませ〜!(筋肉でドアをこじ開けた」






パーシヴァル「2名様ご案内」
ププル「入ってない入ってない!!」
ガウェイン「お席はこちらです」
ププル「条例違反条例違反!!」


そして二人ともテーブル席に座られると、なぜか隣には偶然通りすがってしまったガレスとモードレッドがいた。


ガレス「うちの兄様達が本当にすみません・・・;」
モードレッド「オレの親戚にはろくなのがいねぇOTL」
パーシヴァル「ご注文の量は何にしますか?」
ププル「量!!?」
ガウェイン「ちなみにマッシュポテトがおすすめメニューです」
ゼオ「じゃあ、一番多い量で」
ププル「こら!!」


すると、二人がじゃがいもを一気に握りつぶした!


ガウェイン「すぐにできますので」
ププル「握りつぶすのそれ!!?」


王ドラ「あれ、今ププルさんが「料理ができる人助けて」というテレパシーのようなものが・・・;」
シェゾ「助けに行くか;」


その後、料理の腕前が☆5のキャラ達のおかげで助かりました。






クルーク「〜♪」


プリンプタウンのクルークの家では自分のもう一つの顔であるクルミ名義でcantabileの新曲や依頼された曲を書いていた。遊びに来た小さなロックパンダが後ろからちらっと見る。


ジャガー「何書いてんだ?見せろ」
クルーク「うわっ!!学校の宿題のプリントだからこれ!」
ジャガー「学校の宿題か。サボれ」
クルーク「無理だよ;(嘘だし、サボれないよ〜;」


ちなみにイヤミな優等生のもう一つ顔である美少女作曲家兼cantabileのピアノボーカルであるクルミの正体は一部はともかく公には絶対秘密にしています。
そんな中でクルーク直属のサーヴァント・キャスターのナーサリー・ライムがひょこっと顔を出した。


ナーサリー「ジャガー、クルークだって学生だからサボれないわ」
クルーク「ナーサリー。クーやメイヴはどうしたの?」
ナーサリー「クーは仲間達と飲み会に行ってくるって。メイヴはちょっと恋愛相談に乗って来るって」
クルーク「クーはまた美味い居酒屋を発見、メイヴはまた女の子に恋愛事の相談されたんだ。まあメイヴは同性から慕われてるからね。嫌われてそうだけど」
ジャガー「メイヴの部屋にはこんな女物のキャミソールもあるな」


ジャガーが持って来たそれを見たクルークが顔が赤くなりながら彼からそれを奪い取るように手に取る!


クルーク「なんで持って来るんだよ!?」
ジャガー「今なら取り放題じゃないのか?あの三馬鹿達が羨ましがるような豊作だぞ」
クルーク「やめて!女子達から白い目で見られる!」


すると、クルークはふと窓の方を見るとぎょっとなってしまった!


クルーク「あっ、このタイミングで!ジャガー、窓閉めて!」
ジャガー「えっ?そうか!」
ナーサリー「二人とも、そんなに慌ててどうしたのかしら?」


ナーサリーがその方に目をやると・・・






鹿ノ子「クルーク!やっと見つけた〜!」






なんとポップン界の和風ロック撫子・鹿ノ子がクルークを探して来襲しに来た!


ナーサリー「あなたは誰なの?」
鹿ノ子「ん?なんなのこの子は?」
ジャガー「ナーサリー!こっち来い!」


すると、ジャガーがナーサリーにこそっと鹿ノ子の詳細を話す。


ジャガー「あの女はサンソンやアレクがひと足先に会ってるけど(日常日和。4内にあるサンソンとアレクらのスマブラ屋敷来訪話参照)オレ達の世界にいるポッパーと同時にクルークの関係者でもあるんだ」
ナーサリー「ジャガーと同じポッパーさんなのね!クルークの仲間の一人かしら?」
ジャガー「少し違う。あの女はクルークのもう一人のフィアンセだよ!」
クルーク「誤解を吹き込むなジャガー!!」
ナーサリー「ええーっ!!?」


ジャガーから鹿ノ子の詳細を聞いたナーサリーが涙目になりながらクルークを叱り飛ばした!


ナーサリー「ひどいわひどいわ!もう一人のフィアンセがいるなんて!メイヴもここに住まわせておいて!」
クルーク「バカっ黙ってて!!」
鹿ノ子「ちょっとそれはどういう・・・」


すると、鹿ノ子はクルークが持っているメイヴのキャミソールを見た!


鹿ノ子(°д°)
クルーク「あ・・・;」


すると、怒り狂った鹿ノ子がクルークに詰め寄った!


鹿ノ子「クルーク!!アタシというフィアンセ(違)がありながら女を住まわせてるわけ!!?ということはこの子は隠し子!?」
クルーク「違うよ!!ナーサリーとはそんなんじゃないって!!」
ジャガー「おいっ逃げるぞ!」


すると、ジャガーがクルークの部屋(2階)の窓を開けてくれたことによりそこから三人揃って飛び降りた後に着地した!


鹿ノ子「待ちなさいよ!まだ話は終わってないわよ!!アタシから逃げれると思ってるの!!?待たんかぁぁぁぁぁー!!!!」
クルーク「逃げろぉぉぉぉぉーーーーー!!!」


三人は鹿ノ子から全力疾走で逃げた。つか、運動音痴のクルークも超人的な逃げ足の速さを出すほどって・・・;






今回はクルークメインの前後編

月夜でのエンゲージ(前編)(その2) ( No.327 )
日時: 2024/11/15 19:39
名前: 桜 (ID: kJLdBB9S)

初っ端から酷いギャグ






一方、都内にある多摩川沿いの近くにある公園では何やら円卓の叛逆騎士が偶発的に出会した断罪の処刑執行人と天才人斬りに話し込んでいた。


モードレッド「それでなー、父上がスマブラ屋敷の食堂の料理が全部食べたいって言ったらルイージの奴が断りやがったんだぜ。あいつはいい奴だけど、ケチだなぁ」
サンソン「スマブラ屋敷は主に食費が火の車だってことを忘れてないかい;」
アタランテ「モー公、その辺にしておけ。以蔵に高額で強奪を依頼すればいいじゃないのか?」
以蔵「報酬が高くても子供らやピチューらがいるから嫌じゃあ!!」
モードレッド「変なところで情を芽生えやがって;」←人のこと言えない


アタランテがふと茂みに目をやると、そこには分かりやすい木の棒を使って隠れているクルークとナーサリーとジャガーがいた。


三人△(□ω□;)△△(・ω・;)△△(・ω・;)△コソコソ・・・
アタランテ(なんか隠れている;)
サンソン(ええ・・・;)


すると、以蔵が茂みをガサっと開かせた!


以蔵「三人で何やっちょる;」
クルーク「ヒャッ!!?な、なんだ・・・サンソンもいるのか!助けて!あの女が家に来襲しに来た!」
モードレッド「とうとうアイレーンに家を割り出されたのか!?やべぇな愛って怖ぇー!!」
サンソン「あ;もしかして、もう一人のフィアンセ(違)の子かい?」
以蔵「どういうことじゃあ?」


サンソンから自分とアレクがこの世界に呼ばれたばかりの頃に起きた出来事と鹿ノ子についての話を聞かされたモードレッドと以蔵が驚愕した!


モードレッド&以蔵「もう一人のフィアンセぇ!!?」


すると、二人がお互いに向き合った後にクルークの方を見ると思わず爆笑してしまった!


モードレッド「ゲラゲラゲラゲラ!!!クルークが手を出してないのにそういうこと言ったのか!!?二股は最低だが、お前はやっぱり面白いわ!ランスロットとは大違いだけど、止まない矢印向けられまくってんなぁ!!しかも今度はもう一人のフィアンセ!!?もうなんでもありじゃんwww」
以蔵「もう壬生浪の奴らから淫行防止条例違反で100回は処刑されちょるき!!よく生き延びれたのうwww」
クルーク「笑いどころじゃないよ!!おかげであの後に一部から責められるし、その別の一部から過剰に応援されるしで大変だったんだから!!」
モードレッド「ふーん。まあどっちにせよ・・・結婚おめでとう・・・!(祝福する目&グッドポーズ」
クルーク「えええええー!!?」
以蔵「だっていっそのこと大量の矢印を生み出すぐらいなら結婚しちょる方がえいじゃろ。ロビンなんか結婚せずに痴情を起こし続ける方に自分が単騎で巨大魔猪を狩るのを賭けてたき。ビッグスケールじゃ」
サンソン「今すぐロビンに話し合いの機会を設けたいんだけど(怒」
クルーク「大きなお世話だからね!それに今は結婚なんか考えられるか!」
モードレッド「いるよなー、無意識にそういうこと言うのに自覚ない奴」
クルーク「うぐっ;」
アタランテ「モードレッド;」


咄嗟に制したアタランテはクルークに聞く。


アタランテ「その女はどういう人か?やっぱり気の強い女か?」
クルーク「そ、それは・・・見た目はいいんだけどさ、ウサギの如くピョンピョン跳ねるし蹴るし、嫉妬深いし執念深いし・・・OTL」
アタランテ「そ、それはすごいのに惚れられたな・・・;」
クルーク「メイヴのキャミソールをジャガーから取り上げるんじゃなかった・・・;」


その発言を聞いた四人は驚愕した!


以蔵「は!!?おまんら、とうとう寝たんか!!?フィアンセが二人いちょる身分で!!?」
クルーク「ち、違うよ!!」
モードレッド「キャー!!エッチィー!!じゃあ、なんでお前の家に住まわせてんだよ!?」
クルーク「それはクーやナーサリーもだ!知ってんだろ!?」


アタランテは気を取り直して話す。


アタランテ「まあ、いずれそんな相手なら逃げるしか他がないな」
クルーク「まあ幸いにも鹿ノ子はまだこの街の地理には詳しくないことだ。しばらく逃げ切れば、きっと大丈夫・・・」


すると、木の上からアサシンのからくり忍者とそのマスターのベリーが現れた!


段蔵「あっ、いました!」
サンソン「段蔵?ベリーまで」
段蔵「サンソン殿らもいたのですか。ほら、こっちですよ。このお方ですよね?」






鹿ノ子「そうよ。ご苦労様」
クルーク「OTL」






モードレッド「うっわ・・・;」


まさかの段蔵を介して見つけ出されたことに大半の全員が引き、サンソンが彼女に思わず声を荒らげた!


サンソン「段蔵!!あとで僕から話すから・・・!!」
段蔵「えっ!?私、悪いことしましたか?」
以蔵「ほら、おまんの後ろにいるベリーも言いたいことがありそうやき;」
ベリー(´;ω|うちの段蔵ちゃんがごめんね・・・


鹿ノ子はクルークを見つめながら言う。


鹿ノ子「言ったでしょ?アタシから逃げられないってね。さぁ、結婚式を挙げに行くわよ」
クルーク(まずい;なんとか強引にでも切り上げる方法はないかなぁ・・・;)


すると、一か八かでクルークは話した。


クルーク「鹿ノ子。これからこの人の同僚と遊びに行く約束あるから無理だよ(モードレッドを見る」
モードレッド(は!?トリ野郎を使うのはやめとけ!)
クルーク(他の円卓騎士だと絶対に怒られるから一番の変人枠のトリスタンを出す方がましだ!)


その話を聞いた鹿ノ子は睨みつけながら聞く。


鹿ノ子「友達?まさか身体だけの女じゃないわよね?」
クルーク「か、からだぁ!!?」
鹿ノ子「何?違うの?すでに身体だけの愛人がいるってことね?まあ今時の世の中にはそういう不謹慎な奴がいるけどね」
クルーク「人が聞いたら誤解されるような言い方はするなよ!!」
以蔵(こりゃすごいのう;)
ジャガー(ナーサリーのことも隠し子だって疑いやがった;)
ナーサリー「何?なんで目を塞がれてるの?」


クルークの態度に業を煮やした鹿ノ子はモードレッドに聞く。


鹿ノ子「ちなみにアンタの同僚の名前はなんて?」
モードレッド「トリスタン」
アタランテ「モー公!!」


すると、鹿ノ子は持ち前の跳躍を使って飛びながら段蔵に告ぐ!


鹿ノ子「よし、トリスタンのところに案内して!」
段蔵「承知。ベリー様も一緒に行きますよ」
クルーク「ダメだぁぁぁぁぁー!!!」
サンソン「段蔵も戻って来て!聞いちゃいけない案件だ!」


一方、リップの実家のパティスリー店のアムールでは今日は珍しい休業日であることもあってあるホテル支配人から依頼された豪華な三段ケーキをそれぞれで作成案を出しながら製作していた。


チャラ王「おーい、スポンジはこれでちょうどいいか?」
春海「うーん、あとちょっと混ぜ足りないわね・・・」
ルート「果物はイチゴでもいけるか?」
メルト「チョコプレートもつけなさいよ。依頼人のホテル支配人の娘さんの誕生日パーティに出すものなんでしょう?」
トリスタン「マジパンもいけますか?」
リップ「あ、それならそのレシピ案がパパのタンスに・・・」


それをアムールの上から見ていた鹿ノ子は少し驚いたような顔をしながら段蔵に聞く。


鹿ノ子「あの人なの?」
段蔵「はい」


すると、鹿ノ子は持ち前の足の強さを使って窓を割った上で突入した!


シャルアン「なんだ!!?」
乃木沢「ぎゃあーっ!!!せっかくできた三段ケーキのスポンジがぁー!!」


突然の蹴りにより先にできていた三段ケーキのスポンジも台無しにされ、チャラ王は彼女の顔を見たら気付いた!


チャラ王「あー!!あんた、アドベンチャー組の鹿ノ子じゃねーか!」
鹿ノ子「トリスタン、よね?」
トリスタン「誰ですか貴女。せっかく先にできたケーキのスポンジ、弁償して「ふん」!?」


鹿ノ子がトリスタンの顎を掴みながら見た後、追いついたクルークを蹴り出した!


鹿ノ子「絶対男じゃん!どういうことよ!?」
クルーク「待って違うぅー!!」
モードレッド「あーあ;つか、お前らと同じポッパーの子だったのかよ;」
リップ「あっ、みんなもいつのまに!」
トリスタン「一体何があったのです?」


突然もつれ現場を見せられて思わずあんぐりするトリスタンにサンソンが声をかけた。


サンソン「トリスタン殿。実は・・・」


サンソンが話してくれたことを聞いたトリスタンは思わずびっくりする!


トリスタン「なんと・・・!パーシヴァル卿やベディヴィエール卿が聞いたら怒りますね。曲は何にします?」
チャラ王「何言ってんだトリ!!そんなことより止めて来いよ!!」


その直後、たまたま近くで大きな音がしたので立ち寄った可憐な格闘お嬢様が立っていた。


ルート「ラフィーナ!」
ラフィーナ「たまたま鍛錬の最中に近くで大きな音がしたから、心配で来たらこのバカメガネの色恋沙汰でしたのね・・・;」


それを聞いた鹿ノ子はすっと立ち上がったラフィーナに詰め寄った!


鹿ノ子「あんたさ、クルークのことどう思ってるわけ?いつも一緒にいるけど」
ラフィーナ「クルークとはそんなんじゃありませんわ」
鹿ノ子「ふーん?アタシには強がってるように見えたけど。あんた達もそうよね?」
モードレッド「見えねえなぁ」
トリスタン「はい」
鹿ノ子(^言^#)異論は?←モードレッドとトリスタンの頭を掴んでる
モードレッド「ないぜ;」
トリスタン「私は悲しい・・・物理的に」
おぼろ(モイモイ)(まあ、クルークが気絶してるのが救いね;)
クルーク「」←鹿ノ子に蹴られまくって気絶


すると、鹿ノ子はため息を吐きながら言う。


鹿ノ子「アタシは前からあんたのことは気に入らないと思ってたのよ。アタシのクルークに何かと食ってかかる形で構う。それが気に入ってなかったの。それならアンタに勝負を申し込むわ」
ラフィーナ「何をですの・・・?」






鹿ノ子「和〝道〟対決よ!」

月夜でのエンゲージ(前編)(その3) ( No.328 )
日時: 2024/11/15 19:41
名前: 桜 (ID: kJLdBB9S)

対決までの合間






メル「ニュース!うちのポップン組の鹿ノ子とぷよフィ組の一人のラフィーナが対決だー!血が見れるよぉぉぉぉぉー!!」


あれから次の日にはラフィーナと鹿ノ子の対決の話題が持ちきりになった。ポップン界の小さな郵便屋さんのメルが飛ばすようにして配った新聞を手に取ったぷよぷよ7の理系主人公はその内容を見る。


りんご「えっ、ラフィーナが対決するってどういうことですか!?」
まぐろ「どんな内容なんだろうね★」


一方、それを聞いたサタンはカーバンクルのグッズを集めながら言う。


サタン「対決か。面白い!やらせておけ」
ギガディス「サタン!こんなことやったら作者にも叱られるだろう、ただでさえあのガウェインの件に続いて世界を滅ぼしかける案件が二つも出てきてそれらが解決後の今、その後処理も真っ最中だというのに・・・(外伝の風花月夜伝2やクロスオーバー版灯火の星参照」
サタン「だが、合間の休憩というのも必要であろう。娯楽も必要だ。大体・・・なぜこの二人が争っているのだ?格闘でならともかくだが」
ギガディス「いや、それが・・・なんでもどちらがクルークの妻になるのかで揉めて・・・」


それを聞いたサタンは目をぱちくりしながらギガディスを見た後、それとは打って変わった様子で爆笑した!


サタン「ハーハッハッハッ!!お、おまっwwwあの七三メガネのクルークを巡って対決とかwww面白すぎるだろwwwありえないwww」
スケルトン「サタン様、完全にツボってますなぁ」
ギガディス「サタン・・・;」


すると、サタンが突然落ち着きを取り戻したかに思えばある人物に電話した!ポップンワールドの神・MZDだ!


サタン「出たな、MZD!例の対決の詳細は聞いたな!」
MZD「知ってるぜ!クルークがモテモテでもう大爆笑だwww」
サタン「それで頼みがあるんだが、お前のところのミミニャミにその対決の司会を依頼して欲しいのだが・・・」
MZD「ホントか!?ミミニャミもその対決の理由を聞いてるから喜んで受けるだろ!日にちは?」
サタン「日にちはそうだな。こちらでも会場の案をいくつか提供して・・・」


完全に張り切っているサタンを見たスケルトンは苦笑いをしてしまった。


スケルトン「サタン様が好むようなお祭りの類ですから・・・;」
ギガディス「あー!!あとでどうなっても知らんからな!ふんっ!」


その数日後、クルークの部屋の前に来たクー・フーリンとメイヴがその部屋の中で閉じこもっているであろう自分達のマスターを呼びかけていた。


クー「ダメだ。居留守か寝てるかだな;」
メイヴ「私の心も奪っておいて・・・!」


何かいい方法はないか考えていたら、下の階から声が聞こえた。情報を聞いてやってきたゼオとププル、そのサーヴァント達だ。


ゼオ「よぉー。例のやつ聞いてるぜー」
クー「それがクルークの奴に聞いておこうと思ったんだが、魔力はするのに全然開けねぇんだよ;」
ププル「もー!クルーク、いるんでしょ?フィン達も聞いてるから返事してよー!」


ププルが呼びかけても変わらずに声はしなかった。


エレナ「ダメね、これは・・・;」
エジソン「よーし、私に任せるといい」
ディルムッド「すみません、2階にいるのですが・・・」


その数秒後、窓の方からエジソンの声がした!


エジソン「クルークぅー!!」
クルーク「っ!!?」






エジソン「ウェェェェェイクアァァァァァップゥゥゥゥゥー!!!」


ドガッシャァァァァァーン!!!


クルーク「うぎゃぁぁぁぁぁー!!!?」






空からクルークの部屋の窓を割った後、降り立ったエジソンが唖然する彼に挨拶する。


エジソン「ハロー、クルーク!」
クルーク「OTL」
ゼオ「おーい、開けろー」


エジソンがすぐさまに部屋のドアを開かせた!


クー「ったく、手間取らせやがって・・・っと、これはひでぇな;」
フィン「一体どこからこんな2階に上がったのかな?大統王よ」
エジソン「私の発明品の一つ、よくあるトランポリンを改造した今や飛行装置を使ったのだ」
ゼオ「ひみつ道具の開発者も思わずびっくりする性能だな・・・なぁ、クルーク」


クルークがふっと立ち上がった後、ゼオに詰め寄った!


クルーク「どうしたもんじゃねーですぞ。拙僧にこんな追い打ちかけておいて、ただでさえアムールから三段ケーキのスポンジが台無しになった原因で請求が来るか来ないかなのに・・・」
ゼオ「落ち着け口調が違うぞ」
エレナ「請求?どうせあれでしょ、あなたの色恋沙汰によるものとかそんなのよね?」


エレナに指摘されたクルークは何も言えなくなった。


クルーク「なんで知ってんだよ・・・;」
エレナ(だってゼオからも聞いたんだし)
クー「俺にも言わなかったのかぁ?鹿ノ子っていう女の」
クルーク「えっ、キミらもどこまで知って・・・」
メイヴ「ちょっと!とぼけても無駄よ!」
フィン「そうだそうだ、水臭いだろう色男君よ」


すると、フィンがあるチラシをクルークに見せた!


フィン「このチラシ!私達の住むスマブラ屋敷のポストにも入ってあったのだよ」
クルーク「チラシ・・・?」


クルークがフィンから渡されたチラシを見ると驚愕した!


クルーク「なんじゃこりゃあ!!!」
ゼオ「うるせっ;(耳がいいのであまり大きな音がダメ」
メイヴ「聞いてないの?」
ディルムッド「その鹿ノ子からも聞いてるのではないかと思っていましたが・・・」
クルーク「いや、あれから連絡取ってない。修行に行ってくるわと言われてからめっきり」
エジソン「しかし、キミが中心になった話なのに知らせないとは変だな・・・」
クー「あ」


何かを思い出したクーがクルークにある手紙を渡した。


クー「なんかポストに入ってたぜ」
クルーク「何・・・!?サタンから!?」


クルークがサタンからの手紙を開けると、そこには内容が書かれていた!


サタンからの手紙「クルーク、例の対決は聞いているぞ!私の退屈しのぎの一環としてMZDと協力してその対決の会場も手配してもらった!私とMZDがスポンサーとなった対決の会場は京都の清水寺の三重塔、日にちはーーーーー」
クルーク「今日!!?」
ゼオ「えっ、今日なのか?」
サタンからの手紙「P.S.MZDの指名により当日お迎えが来るからよろしくv」
ププル「ん?」


ピンポーン・・・






その数分後、昼花火がパンパンと上がった後に・・・






ミミニャミ「レディースアーンドジェントルメーン!!ラフィーナvs鹿ノ子の〝和〟道対決の開催だぁー!!」






モードレッド「始まっちまったかー。しかもこんなお祭り騒ぎに・・・」
サンソン「ところで乱麻さんや弓弦君は?」
以蔵「弓弦はこの対決を知って相当落ち込んで部屋にいちょる。乱麻が見ちょるからわしがいっちょれと;」
マキノ「代わりに俺を連れて行くとは(以蔵の着物の中にいる」


幕開けとなった〝和〟道対決の司会を担当するミミニャミは観客や視聴者に挨拶する!


ミミ「ハロー!みんな見てるかな?対決が始まる前に、その対決の理由がなんなのか知らない人達にも向けて教えるね!」
ニャミ「Aさんは鹿ノ子から自分がした幼い頃の約束を根拠に結婚を申し込まれたの。それを成長したAさんが突然拒否!」
ミミ「その原因がラフィーナにあると勘ぐった鹿ノ子は彼女にこの対決を申し出たの!」
ニャミ「さて、そんな色男Aさんの正体はと言うとーーーーー」


それを立ち見席から聞いたチャラ王は呆れたように話す。


チャラ王「ったく、つくづくもどうしようもねーな・・・;」
リップ「祭りの屋台があるのはありがたいんだけどねー;」


すると、ミミが空を見る!


ミミ「あっ、もう着いたようです!」
アタランテ「む。こんな昼から流れ星か?」


しかしそれは流れ星ではなく、ある巨大工事用ロボットだった!


大半の全員「うわあああああーーーーー!!!?」


一方、エージェント達が乗るリムジンに乗せてもらったゼオ達はあの巨大工事用ロボットに連れて行かれたクルークを追うために京都清水寺に向かっていた!


エージェント「なんで俺がお前らも連れて行かなきゃいけないんだよ!サンソンやベリーや段蔵ちゃんが先に以蔵らと一緒に行ってるから気になったけどさぁ!」
メイヴ「いいじゃない!こっちだってナーサリーが先に行っちゃってるのよ!」
アレク「ということはナーサリーも知ってるんだね?」


おしゃまな幼女にカルピスを分けてもらったププルはそれを飲みながらクルークの身を案じていた。


アリシア「やっぱり気になる?」
ププル「うん。魔王と同じように神様って何考えてるかわからないね。迎えにあんなイカれたロボットよこすなんて・・・;あのロボ、クルークが同行を拒否した途端に家を壊したよ・・・あやクルが見たら泣くだろうし、どうかしてるよね;」


現在はクルークの家が大部分が大破・・・;






あとでやばくなるな・・・;

月夜でのエンゲージ(前編)(その4) ( No.329 )
日時: 2024/11/15 19:43
名前: 桜 (ID: kJLdBB9S)

着付け審査






クルーク「」←連れて行かれたショックで気絶&縄に縛られてる
ミミ「これでよし・・・」
ニャミ「むっふー。できれば、色々いじってやればよかったんだけど〜」
ミミ「ニャミちゃん;」


クルークを連れて行った巨大工事用ロボットであるミステルフンガーノは軽くお辞儀をした。


フンガーノ「デハ、仕事ニ戻ル・・・ガピ」
ミミ「フンちゃん、ありがとー」
ニャミ「仕事、頑張ってー」


そしてミミニャミはいよいよ出場者入場の進行に移った!


ミミ「では当対決のメインとなる両者が入場ー!実はこの〝和〟道対決には最初にあった第一となる着付け審査がすでに開始されてるのです!」
ニャミ「なので、お二人には着物姿で出場してもらいます☆着付けは時間がかかるとのことなので少しお待ちを!」


一方、ようやく着いたエージェント達をサンソン達が出迎えた。


エージェント「サンソン、遅れたな〜」
サンソン「エージェント様。みんなも」
ナーサリー「二人もようやく来たのね!」
クー「当たり前だ!あんな攫われ方したら駆け付けないわけねーだろ」


すると、ある一同がバタバタと合流した面々に声をかけた!ジャックも連れたほわんとヒメコだ。


ほわん「あれっ、みんな?来てたの?」
リップ「ほわんちゃん、ヒメコちゃん、ジャックちゃん!」
ゼオ「あれ、ヤスとハチとパリスは?」
ヒメコ「ハッチンはこのことを知ってから部屋にこもっちゃって;それでヤスやパリスが見とくからあたし達だけで行ってくれって;」
以蔵「弓弦と同じことになっちょるやないか;」
ジャック「わたし達でも見とこうかと思ったんだけど、ちょうど会ったからすぐに向かうって。ほら」


ジャックが見ている方向を見たら、三人が先に会った一同の一人であるアミティが手を振りながら声をかけた!


アミティ「みんなー!こっちこっちー!」
モードレッド「アミティ!お前らも来たのか!」
エレナ「あやクル、クルークの家があの巨大ロボットのせいで壊れたわ;」
あやクル「OTL」
リデル「元気出して下さい〜;」


見知っている顔を見たら何かに気付いた。


アストルフォ「そういえば、アイオーン達はどうしたの?」
ラーマ「それが今度MIDICTIYを中心で活動するインディーズバンドで行われる遠方にあるライブフェスに遠征しに行ってな、龍馬達がその護衛に行っている。クリクリやBVLも仕事で忙しいし、サーヴァント達もその護衛だろうな」
以蔵「あー、あとでこれの何が起こったかわしから龍馬らに伝えちょる;沖田についてはザマァじゃがw」
アタランテ「こら;」
姫子「ましゅましゅやどこゆびは行かなかったのですのね」
ヒメコ「そりゃあ同じMIDICITYのところでもアンダーノースザワを中心に活動するバンドは対象外だって言われたんだもん;」
チャラ王「段蔵ちゃんとベリーちゃんは空から見るって言ったし、多分どっかから見てるんじゃないっすか?プロキオンはブラックと遊びに行ったし」


すると、ようやくミミが発した!


ミミ「おっ、終わったようです!それでは入場〜!」


すると、鹿ノ子が花魁風の姿で先に入場した!これに大半の観客がほうっと見惚れた。


フィン「おお、花魁か!」
ディルムッド「なんでもありだ;」


すると、後から入場したラフィーナは和洋をミックスさせたレース付きの着物とエプロンを着た姿で入場した!


ラフィーナ(あやクルの奴、着物の仕立てに力入れすぎですわ・・・;)
おぼろ(モイモイ)「あら、ラフィーナちゃん?」
トリスタン「いつもとは違うけれど、可愛らしい・・・」
あやクル「私が着物を仕立てているからな。あと、髪のセットも」


ラフィーナの元々の素材の良さとあやクルが仕立てた着物などのおかげで大半の観客からも好感触を得た。
ニャミも両者の着物姿に見惚れてしまった。


ニャミ「二人とも、なかなかに着付けています!それぞれの魅力を存分に発揮している!もっと着物の感想を言いたいですが、ここはグッと耐えてミミちゃんと一緒に司会を務めさせていただきます!」
ミミ「では出場者の意気込みを聞きましょう!鹿ノ子!」
鹿ノ子「ふん、語らせてもらうわ!」


鹿ノ子は大勢集まる観客達の前に一呼吸を置いた後・・・


ニャミ「ありがとう、鹿ノ子!一方のラフィーナさんは」
鹿ノ子「待てぇ!!まだ何も言ってないわよー!!」
ラフィーナ「・・・」
ミミ「あー、精神統一してるようですね」
エジソン(いや、無言である;)
ニャミ「お次は審査員を紹介します!〝和〟道対決はこの審査員達のどちらがよかったかで勝敗を決めます!まずは一人目!」


すると、その一人目がハイテクな下駄を使って降り立った!その姿に大半の観客席からザワッと驚いた後に黄色い悲鳴を上げた!


ミミ「和の言葉が正に似合う、ミラクル☆4の三番目、若さん!」
若さん「こ、こんにちは」
大半の観客全員「きゃああああああー!!!(嬉しい悲鳴」


世界のイケメンアイドルグループ、ミラクル☆4の3番目が当対決の審査員としての登場で鳴り止まない観客達の黄色い悲鳴にミミニャミは思わず面食らった。


ニャミ「やっぱりすごい人気だねー。Deuilほどじゃなくてもヤバいぐらいだよ;」
ミミ「ホントだねー;あの、これは止めなくちゃ進行が・・・;」


すると、業を煮やした鹿ノ子が叫んだ!


鹿ノ子「うるさいわねミーハー共!!黙らんかぁぁぁぁぁー!!!」


鹿ノ子の怒声により観客達は思わず沈静した!


ミミニャミ(やだ・・・鹿ノ子、カッコいい・・・)


その直後に二人目の審査員の徒然なる操り夢幻庵のベースボーカル、吽が姿を現した!


ニャミ「翌日開催のライブフェスに出場する徒然なる操り夢幻庵からダル太夫師匠のご指名で来訪☆ベースボーカル、吽ー!」
吽「どうもお久しぶり、吽です!(あれっ、なんですかこのどんよりとした雰囲気!?私、何かした!?」


さっきのでどんよりとした雰囲気に思わず落ち込む吽をよそにミミニャミは進行を続ける。


ミミ「(後から説明するからね吽ちゃん;)では三人目の審査員!22世紀の未来から直々襲来!その時代の総理大臣の子供のお世話を担当するエリート猫型ロボット、パワえもんー!」
パワえもん「僕からのチェックは意外と厳しいぜー?」
ニャミ「そして意外とお茶に縁がある?キバだらけの大男、モリ・ナ・ガヨシー!」
森「どうしてもと依頼されたんでよぉ」←モリ・ナ・ガヨシの名前で通してる
大半の観客全員(明らかに格闘対決と間違えてるよねー!!?)
エージェント(あー、そういやあいつはあれでも茶道にも長けてるんだった;)


そしてミミニャミはさらなるハイテンションで進行した!


ミミ「当対決に勝利したらなんと!クルークのお嫁さんの座を手にできるー!」
クルーク(ん?確かボクは連れて行かれて・・・って、ボクのお嫁さんー!!?)
以蔵「あ、クルークが起きたぜよ」←遠くから見た
ジャガー「お前、メカクレなのに目いいよな」


それを聞いたクルークは内心で混乱していたが・・・


クルーク(で、でも、ここはいっそのことラフィーナがなってくれればいいか!肝心のラフィーナは・・・)


クルークがラフィーナの方をちらっと見ると・・・


ラフィーナ(°д°###)
クルーク(めっちゃ嫌そう!!)


それを見たクルークはまた気絶しました☆


以蔵「あ、タヒりおったか。ナーサリー達が消えんからタヒらんが」
シグ「メガネが倒れたー」


そしてミミニャミは開幕の合図を鳴らした!


ミミニャミ「では第二審査、茶道を開始してもらいます!もちろんこれは見立てたお茶の味だけではなく、礼儀作法にも評価が含まれています!では〝和〟道対決、開幕ー!!」


そして〝和〟道対決の第二審査、茶道が始まった・・・!


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