二次創作小説(紙ほか)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 日常日和。5
- 日時: 2025/12/03 19:00
- 名前: 桜 (ID: wJzAqpnE)
おかげさまで日常日和。も5という節目で新しく迎えることができました。ここに至るまで色々と混乱があり悩みもしましたが、考えた末にこの先に何があってもこれまでの続きを執筆したいという気持ちで新スレッドに至れました。色んな意味で変わる場合もあり混乱はすると思いますが、私は私で頑張りたいと思いますのでご存じの桜サイドやこれまでに出てきた新たなサーヴァント達も含めてどうぞよろしくお願いします!
「目次」
「短編」
The Reverse Night>>1-5
聖夜怪盗☆シークレット>>6-7
デンジャー☆スクランブル>>33-36
僕もまた、運命に導かれて>>37-38
うちの護衛のママ侍さん>>39-42
とある雪月花の羽根。>>43-44
アスパラ☆クライシス!>>77-83
運びを巡る機関車と謎のトレインハンター>>84-86
僕の果実のボク>>96-100
黒の感情・白き純潔>>101-105
ツイセキ☆トラブル!>>148-152
イモーターウォーズ>>153-156
◯◯透視の試用モニター>>157-161
こっちを向いて、愛してると言って!>>162-165
Halloween rabbit!>>166-169
湖の騎士は星の戦士の●●に夢を見るか?>>170-172
ランデブー☆メタモルフォーゼ>>173-176
鯖組メインでファンタパロ>>177-179
雪の記憶、冬の華>>180-183
ある冬の日のアムール>>184-187
クリスマスに追いかけっこ!>>188-191
クリスマスにネガイゴト>>192-196
小さきパンダのガレット・デ・ロワ>>197-200
宇宙の中の不思議の国>>201-205
スキ!スキ!スキー!>>206-210
ビターシュガー・チョコバーボン>>211-215
満開花見日和>>246-249
ツッコみ所が絶えませんっ!(by一ちゃん)>>250-253
ブレーメンの追跡隊>>254-258
王様ゲーム>>259-262
阿国さんの戦い>>263-267
蛇は蛙が好物らしい>>268-270
シチリアでの小話集>>286-289
パンプキンハザード>>318-321
雪の輝き、小さな夢>>345-348
王ドラなう!>>349-351
聖夜、君に贈り物を>>352-356
聖夜、白なる争奪戦>>357-360
突撃!隣の大掃除>>361-364
年明けのアムール>>365-368
バレンタインのから騒ぎ?>>393-396
I‘m not crying anymore>>397-400
バディファイターズタワー踏破の旅>>429-432
Cherry:CamelotZERO>>437-440
異世界を駆け巡る澄色の猫型ロボット達>>471-478
かの者が残してきたもの>>479-482
虹の島々での小話集>>537-540
グルメフェスを調査せよ!>>541-544
Halloween☆Panic!>>579-582
アンジャッシュネタ>>583-584
「サーヴァントvs○○○シリーズ」
第六天魔王vsカンフー猫型ロボット>>322-325
湖の円卓騎士vs仮面の剣士>>337-340
光の御子vs魔界のプリンス>>341-344
ブリテンの騎士王vsもう一人の闇の魔導師>>401-404
幕末の人斬りvs蒼炎の勇者>>405-408
日輪の姫vs野原家の主婦>>409-412
大統王vs黄色い悪魔>>413-416
五代目風魔頭目vs宇宙忍者>>417-420
太陽の騎士vs赤き吸血鬼>>499-502
島原の乱の指導者vs虚言の魔術師>>503-506
維新の英雄vsウサギの双子弟>>507-510
「桜サイドの快刀家の事情」
三兄編>>389-392
次兄編>>433-436
長兄編>>545-548
「針音ノ時計塔のアリア」
時の輝きよ>>45-47
赤の中のモアイさま>>48-50
青の上のウォーターシティ>>51-54
白の下のバトルロワイヤル>>55-57
黄の外の太陽・・・?>>58-60
その呪文の続きには>>61-66
「誰か」の世界にとってのピース>>67-71
ここに。>>72-76
「決戦前夜」
輝ける希望の星達よ>>114-117
二度の生における旅路>>118-120
「太陽」の焔を>>121-125
「キャメロット城での決着」
現在キャメロット城:正門>>126-127
現在キャメロット城:世界を約50%吸収>>128-129
現在キャメロット城:世界を約80%吸収>>130-133
我らの望む未来>>134-136
太陽のナミダ>>137-141
There are our home here>>142-147
「女性ケロン人小隊襲来」
一の儀、女性ケロン人小隊襲来!>>369-372
二の儀、ささやかな疑念>>373-376
三の儀、偽物と本物>>377-380
四の儀、ゆずれなき信念>>381-384
五の儀、星へ届けるハーモニー>>385-388
「フェアリー・レクイエム〜トリスタンの名を持つ妖精の少女〜」
「トリスタン」は突然に>>549-552
日常ブレイカー?それとも・・・?>>553-556
妖精姫のトマドイ。>>557-560
キミが望むなら、どこまでも連れてゆこう>>561-564
「フェアリー・レクイエム〜謎の妖精の騎士一味〜」
新たな戦いの幕開けの予兆>>585-588
逢瀬とサーヴァント召喚の再認識>>589-592
冬の裏山での怪奇現象の調査>>593-596
○○○の○○は蜜の味>>597-600(更新)
「前後編」
かけがえのない「君」>>26-28>>29-32
戦国時代からの謎の挑戦状!>>87-91>>92-95
苺の彼方をもう一度>>106-109>>110-113
シチリアでの鳥の夢>>271-275>>276-281>>282-285
月夜でのエンゲージ>>326-331>>332-336
雪月に小さな花びらを>>421-424>>425-428
時空鉄道の夜>>483-487>>488-498
カービィだらけ>>511-515>>516-519
ワドワド☆サマーアドベンチャー!>>520-525>>526-530>>531-536
世に放った誠を探しに>>565-568>>569-573>>574-578
「風花月夜伝〜友情よりも、忠義よりも〜」
第一の巻:逆光降臨>>8-10
第二の巻:御一行様之旅珍道中>>11-12
第三の巻:恋せよ浪漫、忍の花に>>13-15
第四の巻:変わりはしないもの>>16-18
第五の巻:生きとし、生ける者。>>19-20
第六の巻:揺るぎない、どうしても。>>21-22
最終の巻:音が導く先>>23-25
「風花月夜伝2〜花は今、光へと舞う〜」
第一幕:異変を告げられし江戸>>216-219
第二幕:渦巻く四方と空>>220-223
第三幕:咆哮の中に在る「声」>>224-227
第四幕:私の輝きの星>>228-231
第五幕:忍び寄る戦いの迫る時>>232-235
第六幕:怨恨開花>>236-240
最終幕:空へ>>241-245
「灯火の星〜第六天魔王の乱〜」
第一の段:わし、参上!>>290-293
第二の段:雷に阻まれるのならば、やることは?>>294-297
第三の段:キミと、光と>>298-301
第四の段:聖地の謎かけを解き明かせ!>>302-305
第五の段:闇夜の城で見つけたのは・・・>>306-309
第六の段:光と闇の諍い>>310-313
最終の段:そして魔王は、悪魔と共に歩き出した。>>314-317
「チェリーワールド×蒸気都市〜夢幻の歯車の光〜」
第1話:ようこそ蒸気都市>>441-444
第2話:風を便りに>>445-448
第3話:決して叶いもしないだろうけど、>>449-452
第4話:魔女の■の讃歌>>453-456
第5話:蒸気聖杯戦争の「目的」>>457-460
第6話:風よ光へと吹け>>461-465
最終話:さよなら蒸気都市>>466-470
- 運びを巡る機関車と謎のトレインハンター(その3) ( No.86 )
- 日時: 2023/06/09 21:47
- 名前: 桜 (ID: cHwZ8QFd)
まさかの裸族展開
天草「ん?なんですか、この運転音?」
シンジ「壊れたわけじゃなさそうだけど」
王ドラ「は?まさか」
すると、王ドラ達が窓の方を見たのは・・・
マタドーラ「ミィィィィィン!!ミィィィィィン!!ミィィィィィン!!(セミの鳴き声で裸族バイクで走行中」
ケロロ「ブゥゥゥゥゥン!!ブゥゥゥゥゥン!!ブゥゥゥゥゥン!!(蜂の鳴き声で裸族バイクで走行中」
大半の全員「裸族が裸族バイクで機関車の隣で走行したあああああー!!!?」
なんと裸族が裸族バイクで機関車の隣で走行していた!それを乗車室のモニターで見た大半の全員が阿鼻叫喚に・・・
ドラニコフ「」←裸族を見て気絶
青年トゥーン「ドラニコフ、しっかりしてぇぇぇぇぇー!!!」
キッド「ぎゃあああああー!!!なんで裸族バイクで機関車の隣で走行してんだよぉぉぉぉぉー!!?」
ギロロ「ケロロの奴、何やってんだぁぁぁぁぁー!!!?」
ドラメッド「ドラリーニョは見ちゃダメであーる!!(ドラリーニョを目隠し」
ドラリーニョ「あれー?ドラメッド、見えないよー?(純粋組LV.1」
裏本田「あいつら、桜さんのキャラといえどぶっ殺す!!(木刀装備」
大人テトラ「私も加勢するよ!!(光の弓装備」
レイトン「ちょっと二人とも気持ちはわかるが、他の作者さんのキャラをボコったらダメ!!」
クルル「くーくっくっwww隊長達wwwこんな時にwwwやってくれるよなぁwww」
クレア「ぶっふぉwwwやっべえwwwクルルちゃんタフww私も人のこと言えないわwww」
乙姫「ギャグカオス組は黙っててくれない!!?」
トリスタン「私も酔っ払った時には裸になりますが、流石にそこまではやらないです;」
ドラえもん「酒飲むようなことしないでよ!!?」
王ドラ「あいつら、後でぶっ殺す(^ω^#)」
天草「その際は私に令呪を勧めます(^ω^#)」
シンジ「好きなようにやっていいよ(^ω^#)」
綾波「碇君・・・;」
ドロロ「三人とも落ち着いてぇぇぇぇぇー!!?」
タママ「裸族バイクが機関車と同じスピードで走ってるぅぅぅぅぅー!!?」
モードレッド「よし、クラレント放ちに向かうか(^ω^#)」
カオスの光景の中、密かに辛うじて機関車の中から飛ばされずに逃げてきたモサロ一行はその上で合流した。
ワッチ「モサロ様、どうしたのですかそのパンパンに膨れ上がった顔は!?」
モサロ「オレンジの悪魔に騙されてフルボッコされたOTL」
ノッチ「うわ・・・;」
すると、モサロ一行の方にちくわの吹き矢の大群が放たれていた!
ワッチ「なんだ!!?ちくわか!!?」
マタドーラ「ねえ、ここから出ていって〜ん(はぁと」
モサロ「ぎゃあああああー!!!裸族の奴が裸族バイクでケツからちくわを吹き矢で放ったあああああー!!?」
すると、ケロロがノッチの方に輝く股間を擦り付けた!
ノッチ「!!!?」
ケロロ「この股間は裸族太陽の写し身!あらゆる服を清める裸の陽炎!裸族太陽の聖剣にかけて誓おう!」
キッド「ガウェインの宝具使用時の台詞を使うなあああああー!!?」
その台詞はガウェインの宝具時の台詞なのにこんな裸族カオスに使うなや!!?ガウェインに次に相対した時に知ったら跡形もなく殺されるわ!!!?ガウェインの台詞を裸族技に使ってますが、全国のガウェイン、ガウェインファンの方々は目を瞑ってもらっていただきたい&本当にすみませんでしたOTL
ケロロ「もっこRINGファイヤー!」
ノッチ「@$%:|☆<+¥#〜!!!?」
モサロ&ワッチ「おい!!こっちに近づくなっぎゃあああああーーーーー!!!!」
モサロ一行がケロロのもっこRIにより機関車の外に飛ばされ、地に放り出された!つか、この追い出し方は酷いOTL
マタドーラ&ケロロ「全ては裸族王国という平和な世界へと「てめーら食べ物を粗末にしてんじゃねえええええー!!!」ぎぃやあああああーーーーー!!!!」
すると、モードレッドが剣でクラレったことにより裸族は沈静化。自身の宝具による攻撃で止めたモードレッドは怒り狂った!
モードレッド「タママが顔を青ざめちまってんだろーが!!円卓の台詞も使いやがって!!」
タママ「あ、ありがとう;(ああ見えても円卓に対する情はあるんだ・・・;」
そして目的地までいよいよ目前の時、スピードを少しでも速めるためにかなりの数の薪をかなりのスピードで割ったり、それをボイラーに入れまくったりしていた。
本田「なるべく入れまくりますよー!」
レイトン「急ぐぞ!」
キッド「薪割りはこっちも全て用意したぜ!」
すると、クレアは双眼鏡でとんでもないものを発見する!
クレア「あっ!何か巨大なのが動いてるわ!」
彼らが目にしたのは巨大なサイズの異次元の電車格納庫だった!その上にモサロ一行が立っていた。
モサロ「残念だったな!最後の足掻きだ!コレクショーン!」
モードレッド「どうするんだ!?」
レイトン「・・・。クレア、協力は受け入れるか?」
クレア「!ええ」
すると、クルルは忘れてたのをようやく思い出したのか乙姫に何かのペンを渡した。
クルル「乙姫、すっかりこれ忘れちまってたぜェ〜」
乙姫「!実体化ペン・・・描きます!」
すると、準備が整ったのを察して大人テトラがソレにトライフォースによる魔法をかけた!
大人テトラ「さぁ、行って来な!」
そしてモサロの巨大な格納庫の前にある巨大なのが二つ立った!シンジの乗るエヴァンゲリオン初号機と綾波の乗るエヴァンゲリオン零号機だ!
モサロ一行「ゲェーッ!!?」
綾波「碇君、準備はできてる?」
シンジ「もちろん。リーダーの列車コレクターが綾波に手を出した後悔はさせてもらう(^ω^#)」
モサロ「」←フリーズ
しかしモサロ一行はその格納庫を巨大列車に変えてその運転でエヴァから逃走しようとした!
モサロ「はっはー!捕まえてたまるかよ!」
しかし、乙姫が実体化ペンで描いた即席の巨大カーマシンに乗っていたドラえもん、王ドラ、トリスタン、天草四郎がエヴァとは別の方向からその巨大列車の方に向かっていた!
レイトン「まずはあれは右の方向だ」
ドラえもん「任せて!」
クレア「次に左よ」
綾波「了解」
レイトン「そのまた次は左カーブに曲げる」
天草「事故のリスクがありますが曲げれます!」
クレア「そこで右に方向転換!」
シンジ「了解です!」
そしてレイトンとクレアはようやくモサロ一行が運転する巨大列車の場所にたどり着いた!
レイトン&クレア「そこで中央で両端から挟み撃ち!」
何とレイトン達はモサロ一行が行く方向を先の先まで読んでいたレイトンとクレアの二人の指示のもとエヴァ二機と巨大カーマシンで挟み撃ちにすることで退治する作戦を立てたのだ!突然に挟み撃ちされたモサロ一行は戸惑う!
モサロ一行「えっ何っなんなの!!?」
エヴァ二機と王ドラが投げ飛ばすようにその空中でハープを引いたトリスタンはモサロ一行に必殺の一撃を繰り出した!
シンジ&綾波「いっけぇぇぇ!!」
トリスタン「貴方がたのような人がいたらギロロ殿が電車を侮辱されたと怒りますね。痛哭の幻奏(フェイルノート)!!」
モサロ一行が両サイドからの攻撃により倒されたことでトリスタンはシンジのエヴァンゲリオン初号機の手にキャッチされ、敗北した彼らの前に般若の面持ちのギロロと、逮捕用の手錠を持つキッドが現れた!
ギロロ「貴様ら、よくも電車を侮辱したな(大激怒」
キッド「タイムパトロールにも通報してるからもう逃げれねーぜ?」
モサロ一行「」
そしてモサロ一行がその所属隊員でもあるキッドからの連絡で駆けつけたタイムパトロール隊に逮捕されたあと、機関車はようやく目的地の研究所まで見えた!
王ドラ「見えた!」
レイトン「あれがうちの作者がいる電力研究所だよ」
そして機関車が作者さんの一人のHaruがいる研究所にたどり着いたあと、彼が一行を出迎えてくれた!
Haru「よかった、届けたんだね!」
ドロロ「あっ、これがパワーカプセルでござる!これで・・・えっ?」
しかし、Haruが目にしたのは綾波が乗っている最中に着けていた首飾りだった!
綾波「えっ?」
そしてその首飾りを発電装置に充てがった後・・・
桜サイドの世界中に電車も含まれた電力が戻り、その証として電力で作られた風車が回されていた・・・!
その直後にモニターを繋げれたことでようやく桜の姿が映された!
桜「はーい♪このチェリーワールドのみんな、そしてHaruサイドのキャラ達のみんなお疲れ様ー!」
大半の全員「桜(さん)!?」
モードレッド「これはどういうことだよ!?」
桜「実はドロロに持たせたのは犯人を欺くためのダミーよ。本物であるパワーカプセルはディミトリー博士がシンジ君に渡したものなのよ」
シンジ「作者、知ってたのかい!?」
Haru「いやあ、黙ってて悪かったな;ああ、でも、レイトン教授やトリスタンは薄々と気付いてたな」
青年トゥーン「えっ!?」
王ドラ「ト〜リ〜さ〜ん〜?(疑いの眼」
レイトン「いや、博士は何か考えてそうだと思って言わなかったんだ;」
トリスタン「私はその仕掛けをエコロケーションで察知していました」
タママ「最早クジラですかー!!?」
最後の種明かしで大半の全員が驚きのあまり呆れてしまったが、トリスタンがタママに耳打ちした。
トリスタン「そんなこと言うならこっちからも言いますか?」
タママ「タマ?」
トリスタン「モードレッド、前のことで貴方が怒ってると気がかりになってまして、それで今回の護衛の鯖に自ら志願したのです。前みたいに話せて内心で安堵してますが」
タママ「タマッ!!?」
トリスタンから話されたタママは思わず顔真っ赤になってしまうが、それを見た王ドラとクレアが真相を聞くために詰め寄った!
王ドラ「なんですか?モーさんのことですか?」
クレア「まさか嬉しいですとぉ!?同人誌のネタにもなるわぁぁぁぁぁ!(鼻からケチャップ」
タママ「ちっ、違いますからぁぁぁぁぁー!!!」
タママが思わず逃げたのを見たモードレッドは疑問符を浮かべながら綾波に問う。
モードレッド「おい、トリ野郎はタママになんて言ったんだ?」
綾波「あなたが自分で確かめた方がいい」
モードレッド「なんでだよ!!?」
そのことに思わず楽しみながら見てるように研究所の電力の風車がくるりくるりと軽やかに回っていた・・・。
おわり
「後書き」
今回はHaruさんとのリクエストでその内容に沿えつつこのコラボを書いてみました。
正直内容に沿えたのかはわかりませんが、Haruさんがご存じ筋金入りの鉄オタなので指定されたキャラ達の公式やオリジナル設定も合わさってさまざまな要素を考えた結果、ヨーロッパにも精通するような機関車が話の舞台に。あとは色々と好き放題にやらせていただきました。
モサロ一行を今回の犯人として出したのはトレインハンターかつ電車を動かす動力も含まれた電力窃盗にも通じると考えたため。正直モサロ一行の口調や性格の把握が一番苦労しました;何しろ特に口調が不安定なところがあるのでそこはご容赦を。
Haruサイドのキャラの口調などはまだ把握できてないのでご指摘があればこちらで直すのでビシバシと構わないです。
「宣伝」
「Haruさんの小説シリーズ」
・クロスオーバー最強シリーズ
・絶対に笑ってはいけないシリーズ
・風の勇者の物語シリーズ(ゼル伝小説ですが、Rー18な要素も含まれるので自己責任で)
小説はシブの方にあるのでそちらもぜひ!
感想OK
- 戦国時代からの謎の挑戦状!(前編)(その1) ( No.87 )
- 日時: 2023/06/09 20:38
- 名前: 桜 (ID: cHwZ8QFd)
同じ日に二回も投稿して申し訳ないです;
今回の前後編はシェゾメインのオールスター。話はなぜか戦国時代から謎の挑戦状が・・・!?
ちなみにシェゾの格好は魔導物語のアルル漫遊記が由来。
獅子若「あー、ちょっと報告がある」
獅子若「ワシらがいた戦国の城から文の命でしばらくは帰らねばならんくなったOTL」
獅子次&カネノブ「」
三人の顔は本気で恐怖に震えていた。何しろその文の送り主は・・・
何があったの!!?
- 戦国時代からの謎の挑戦状!(前編)(その2) ( No.88 )
- 日時: 2023/06/09 20:41
- 名前: 桜 (ID: cHwZ8QFd)
一方その頃
シェゾ「アレイアードスペシャル!!」
戦国時代。そこではなぜかタイムトンネルから出てきたシェゾがたまたま立ち寄った城で出会した誰かと交戦していた。
???「ふん。いい威勢だな。だが、それだけで不滅の誠(俺の敵)じゃねえ!!」
シェゾ「まさかの拳銃持ち・・・ぎゃあああああーーーーー!!!」
シェゾはその男に倒されたことで直後に城から追い出され、その負け喚くかと言わんばかりに食ってかかった!
シェゾ「覚えてろこのチンピラ!!こんな怖い顔ムッツリ男に負けたあああああー!!!」
???「ふん。せめて胸はなくとも俺に感度を見せればいいことだ」
シェゾ「うぎぃー!!!覚えとけよ今川義元!!」
シェゾはプンスカと立ち去ったあと、今川という謎の男は自分の後ろにいる姫君に声をかけた。
今川「いたのか。寿々姫」
寿々「あまりやりすぎだぞ。獅子若達が帰って来るのに敵作ってどうするのじゃ?」
今川「その獅子若達が突然失踪したお前の許嫁が未だに見つかってないから呼び寄せたんだろう。あの黒いトンネルがなんなのかわからんがな」
一方、シェゾはプンスカと今川打倒のために策を練りながら歩いていた。
シェゾ「あー、ムカつく!!偶然興味本位で王ドラのしでかしから生まれて存在するタイムトンネルに入って早々にこんな大敗を喫するとは!!終いにはタイムトンネルの戻り方がわからなくなったし何か手は・・・」
すると、シェゾが何らかの光に触れた!
シェゾ「は!?なんだこの光はぁーーーーー!!?」
一方、現代のスマブラ屋敷の庭園ではカービィにモードレッドが話しかけていた。
モードレッド「姫!こないだのスマブラの試合の最終戦は惜しかったなー」
カービィ「ピカチュウのでんこうせっかが今日はめちゃ速かったんだよー。ピカチュウ、キミのシルクと仲良くなろうと頑張ってるんだ!」
円卓の叛逆騎士モードレッドは内外で伝わる彼女の活躍からピンクの悪魔カービィのことを知っていたのだが、まさかの女子だということを知ってから戦いに立ち向かう際の凛々しさから「姫」と呼んでいる。もちろん桜サイドにおけるのだが。カービィは「姫」と呼ばれることに未だにむず痒さはあるが、それでもすっかり仲良くなっていた。それを誰もが思わず微笑ましいと思うだろう。ただ一人を除いては・・・
メタナイト「・・・・・・・・・」
カービィの恋人である仮面の騎士メタナイトはこの光景を面白く思っていなかった。それをたまたま隣にいたルカリオが聞く。
ルカリオ「メタナイト、もしやモードレッドに妬いているのか?」
メタナイト「・・・別に妬いてない。別に」
ムスッと答えるメタナイトの今の波動を感じたのかルカリオは少し苦笑いをしていた。すると、モードレッドが何かに気付く。
モードレッド「おーい、ルカリオ。庭園でタップダンスすんなよ」
ルカリオ「しとらんわ!?」
すると、バタバタとアルルが泣きながら庭園に入ってきた!
アルル「モーさん!!助けて!!」
モードレッド「お前はププルの・・・どうした?」
アルル「シェゾがタイムトンネルに入ったまま戻ってこないの!!」
モードレッド「タイムトンネル?」
その後に仲間達と共に案内されたモードレッドは王ドラがあるタイムマシンの実験による事故でしでかした際にできたタイムトンネルが本当に未だ現存していることに驚いていた。
モードレッド「お前・・・!こんなタフなタイムマシンを作ってんのかよ!?」
王ドラ「・・・・・・;」
あいり「でも、これは連れ戻さないとヤバいですわよ?」
あいりの言葉を聞いたエージェントはサンソンに聞く。
エージェント「サンソン、どうする?嫌なら放っておくか?」
エージェントの問いを前にサンソンは意を決したかのように言う!
サンソン「僕は行きます!せっかく生かしてくれたんですから!」
アルル「サンソン君・・・」
ツースト「よし、同行は成立だな。あ、クルーク達はいいか」
モードレッド「なんでだ?」
モードレッドの問いにツーストは答える。
ツースト「・・・なんだかんだであいつらには助けてもらった恩はある。クルークはガウェインに狙われてる身だし、トリスタンの奴も・・・」
モードレッド「・・・」
クロス「しょうがない。あいつらには戦いに備えて休ませてもらう」
エージェント「クロスさん!?俺は!?」
クロス「エージェントは不死身だから何も心配はない。サンソンもそれに太鼓判を押しているぞ」
モードレッド「そういえば、この前香港マフィア同士の抗争に巻き込まれてトラックにはねられても死ななかったんじゃねーか?」
サンソン「その前は飛行の練習の際にバンジージャンプで紐が切れても死ななかったよ」
天草「彼は死神には酷く嫌われてると前から思ってましたが・・・」
エージェント「ひでぇっ!!?」
そして意を決した王ドラ一行はそのタイムトンネルの中に入る!
王ドラ「さて縄を使ってでもシェゾさんを連れ戻しますよ!(手には縛る用の縄」
モードレッド「いや、今はしまえよそれ;」
戦国時代へタイムトリップ!
- 戦国時代からの謎の挑戦状!(前編)(その3) ( No.89 )
- 日時: 2023/06/09 20:45
- 名前: 桜 (ID: cHwZ8QFd)
シェゾを二手に分かれて捜索
戦国時代の城下町。そこにたどり着いた王ドラ一行はその時代の人々に馴染むように事前に用意した着流しや着物を着て二手に分かれてシェゾの捜索に当たっていた。エージェントとサンソン&王ドラと天草はシェゾがどこにいるか探知機で探ろうとしていた。
エージェント「案外賑わってはいるなぁ」
サンソン「既に僕達の姿をちらほらと見ている人もいますが」
天草「こんな西洋かぶれだからじゃないのですか?」
王ドラ以外の三人はこんなことを言っていたのだが、王ドラは少し訝しげな顔をしていた。そう、町民達の三人を見る目がその美しさに見惚れたようだったからだ!
町娘A「ねえ、あの三人すごい綺麗な人じゃないかい?」
町娘B「あたし、声をかけてこうかなー?」
町娘C「やめときな、男装してる可愛い女の子が睨んできてるよ」
王ドラ(そりゃそんな整ってるなら見ますね。あと、これは男装じゃないですし;)
侍A「なあ、あの男装してる女は俺が誘うからお前はあの幼い顔立ちの少年(サンソン)なっ」
侍B「俺はそいつ、可愛い顔してるしいいぜ?」
王ドラ「!!サンソンさん、変な人が声かけてきたら私に相談しなさい!!」
サンソン「えっ(トリスタンが執心する愛妾(違)のはずの彼が守ってくれてる!?」
天草「王ドラ殿、私には?」
エージェント(トリスタンもそうだけど、こいつも王ドラに対してヤバいな・・・;)
一方、ツーストとクロス&あいりとモードレッド&アルルがシェゾの捜索に当たっている中、モードレッドは着物を少しキツく感じていた。
モードレッド「この着物、キツいな・・・;帯を外していいか?」
あいり「ダメよ。着物が保てなくなりますわ」
ツースト(つか、俺はあんまり変わりねーな・・・OTL)
クロス(私は肌を見せなくて済むから満足してるがな)
アルル「休憩がてらあの団子屋に寄る?」
アルル達が休憩で寄った団子屋にミクそっくりの団子屋の娘が出迎えてくれた。
団子屋の娘「あら、あなたがたは旅一行のお方?どうぞ私の団子屋にてその一服をして下さいませ」
ツースト「警戒心はないようだな」
団子屋の娘「あの、金髪の娘さんですか?まるで男性のように麗しいですね」
モードレッド「ひょっとしたら男性かもしれねーぞ?もしそうなら思わずお前を虜にするかもな」
団子屋の娘「ドキッ!」
モードレッド「お前の作る団子と同様にむぐっ」
すると、がくぽそっくりの団子屋の旦那である父親がモードレッドの口に団子を含ませながら言う。
団子屋の旦那「同様ってなんだ?俺も自分が作った団子で客を虜にしてんでね、あんたがうちの娘を口説くならその口に虜にするまで詰めるぞ!試されたいのか!?」
モードレッド「ひんやへっほうへふ;(訳:いや、結構です」
あいり(モーさん、そういえば社交界の女の子達の間に密かにファンクラブできてましたわね;)
注文した団子を思わず頬張るクロスはこれが終わったらシェゾの捜索を再開を打診しようとしていた。
クロス「これが終わったら捜索を再開するか」
アルル「いいねそれ。団子も美味しいけど王ドラに怒られるかもだし・・・ん?」
すると、アルルの着物の裾を掴むような感覚があった。そこには・・・
「拾って下さい」という木の看板をぶら下げたアルル漫遊記の土方歳三の格好のシェゾがいた(爆弾投下)
シェゾ「アルル!お前が欲しいー!」
アルル「はいはい、「の持ってる団子」ね;」
モードレッド「つか、何だよこの木の看板は!?」
団子屋の旦那「ああ、倒れていたところをたまたま発見したんだ。俺は好きなようにくつろいでいいと言ったのに自分から直筆で書いたのをぶら下げたんだ;」
ツースト「この旦那意外と優しいな!?」
そのあと、あいりから連絡を受けた王ドラ達は団子屋でシェゾから話を聞いていた。
王ドラ「倒れたところを団子屋の旦那に見つけてもらえたんですね;しかも、いつもと変わった格好で;」
天草「アルル嬢らがたまたま立ち寄った団子屋で食べていたのがよかったですね(買った団子でもぐもぐ」
サンソン「天草、買った団子食べてるじゃないか(同じく買った団子でもぐもぐ」
エージェント「団子美味しくて食べてんじゃん;ほら、もう帰るぞ」
シェゾ「待て。俺は・・・」
シェゾ「・・・飛ばされた際に出くわした男にやられて今こうなってるから、帰れない・・・」
シェゾから聞かされた話は飛ばされた先の城で出くわした今川義元と名乗る男にやられたあと、なぜか謎の光に包まれて今のコスチュームにチェンジしたそうだ。恐らくその男に勝利するまで帰れない仕様になっているのだろう。
あいり「じゃあ、その男に勝つまで帰れませんの!?」
モードレッド「よし、すぐに行って討伐しに行くか」
団子屋の旦那「あの義元様に会いに行くのかい!?やめときな、あの男は寿々姫様の腹心の手強い侍だ!」
王ドラ「今川義元・・・あれはそれを名乗っている誰かですか?」
団子屋の旦那「いや、俺も真相は知らねーよ。でも、確か義元様はとっくに織田信長にあの戦で討たれたと聞いている」
今川義元は桶狭間の戦いで信長のいる尾張に攻め立てようとし、突然降ってきた豪雨で相手に逆転を許し自身も討たれたという。これにより織田信長は全国にその名を轟かせることになった。
団子屋の旦那「あれは寿々姫様らが生き返ったのか噂が今も絶えてないんだ。そりゃあ許嫁のマサムネ様が突然失踪されたんじゃなあ・・・」
王ドラ「・・・;」←その原因を作った人
団子屋の旦那「とにかく噂がなんであれ相対するには危険すぎる男だ!」
すると、それを見かねた団子屋の娘が父親の代わりに言葉を発した。
団子屋の娘「方法がないわけじゃないのですが・・・あそこの山に住む山吹様に会えれば協力してくれるかもです」
モードレッド「山吹サマ?」
団子屋の旦那「ああ、あの方はここら辺じゃ有名なご意見番だ。多分城の内情も精通していると聞く!行く前にその人に会えばいい」
そのあと団子屋を出た王ドラ一行は今の目的を定まったのか山吹のいる山を探知機に当てていた。
天草「確かに山吹殿がいるのはあそこの山の山頂です」
シェゾ「よし!あの男を倒すための方法を提示してもらうために向かうぞ!」
一方、寿々姫らのいる城ではようやくその従者の獅子兄弟やカネノブが帰って来ていた。
思わずみたらし団子食べたくなりました
- 戦国時代からの謎の挑戦状!(前編)(その4) ( No.90 )
- 日時: 2023/06/09 20:52
- 名前: 桜 (ID: cHwZ8QFd)
寿々姫サイド&山の途中での遭遇&山吹との出会い
獅子若「寿々姫様、ただいま戻りましたぞ」
カネノブ「すぐ帰らなかったのは込み入った事情がありまして・・・;」
獅子次(マサムネ様を見つけたのは良いが、行き着いた未来で変な奴らと馴染んでるなど言えんわな;)
寿々「そうか。何日も帰らなかったから心配したが」
獅子若「(変に手がかかるとろんぼーんを吹いてる男の元に何日も居候させてもらったとはあまりにも情けなくて言えん;)申し訳ありません。次からは事前に申し出ます」
すると、寿々姫の隣にいた今川は思わずため息をつきながら言う。
今川「そういえば、お前ら水色の手ぬぐいを額に付けてた変な目つきの男は知らんのか?」
獅子若「変な目つきの男か?」
獅子次「確かシェゾとかいう闇のヘンタイ魔導師・・・」
カネノブ「莫迦者!」
今川「・・・そうか、遥か未来の世界に行ってたのか。どうせお前ら二人が張り合った時に気付いたら行ってたんだろうな。帰るに帰れなかっただろうな「そこまでじゃ今川」
寿々「その男がその未来の者であるというのなら、私の前に引っ立てるようにしろ。そやつに聞きたいことがあるのじゃ。あ、そこの足軽のお主はよく三人を待ってくれたから今から休暇を与える。もう嫁や子供をほったらかしにするな!」
足軽「えっ・・・ですが、私は嫁や子供には顔を合わせづらく・・・」
獅子若「お主、待ってくれたことは感謝するから今から帰るがいい。一人きりでわしらをずっと待っていたのだから」
足軽「・・・!ありがとうございます、獅子若様!それではしばらくは失礼します」
獅子若達を慕う足軽の一人はそう言って立ち去ったあと、寿々姫は言う。
寿々「お主らはここで砦として待つのじゃ。私からの命がない限りな」
カネノブ「えっ・・・今川殿もなぜなのですか?」
寿々「今川は確かに実力はある。だが、自分の信念のために向こう見ずで暴走する気配は潜んでいるであろう。外に出しおったところで町娘を軟派するのはお見通し!そのお目付役をお主らにこの場で言い渡す!」
獅子次「つまり軟派を咎めろということじゃな;」
今川「寿々姫・・・俺を日頃からそんな風に思っていたのか・・・」
すると、獅子若は少し呆れたように何かを発言した。
獅子若「町医者の娘もなかなかに美人だから、今川殿の好みに当てはまるから会わせなくなるな」
今川「どこの町医者の娘か?もしや町の浮世絵師の家の隣に住むあの発育のいい別嬪さんか?」
寿々「貴様、城で謹慎処分になってもらうか?」
今川「いや、なんでもねぇ。とにかくそいつを捕まえればいいだけだ。俺のある信念も含めてな」
一方、山吹のいる山に歩いていた王ドラ一行は坂道の多い道のりに大半が疲れ始めていた。
モードレッド「あー、足が疲れるな・・・;」
あいり「山吹さんに会いたいならちゃんと歩くべきですわ!」
アルル「つか王ドラ、本当にこの探知で合ってる?」
王ドラ「合ってるのはいいのですか、各地の場所に移動してますね。もしや・・・」
すると、木の茂みがガサガサと鳴るような音がした!
天草「今獣がきてるような音がしてませんでしたか?」
ツースト「気のせいじゃねーか?」
すると、王ドラ一行の前に睨みつけるようなタヌキの大群が現れた!
クロス「タヌキー!!?」
モードレッド「オレンジダヌキの仲間か!!?」
王ドラ「私は猫型ロボットですよー!!」
すると、そのリーダーのタヌキらしき巨大な生き物が一行の前に現れた!
???「ここに忍んだ汝らよ。ここは我らの居場所である。即刻立ち去れ」
シェゾ「俺らは山吹という奴に会いに行くだけだ!今川義元っていう男にリベンジするために・・・」
???「黙れ。小賢しい嘘をつくなぁ!」
巨大なタヌキの指示によりタヌキの大群が王ドラ一行に襲いかかる中、エージェントは少しパニック状態になっていた。
エージェント「ぎゃあ木の実投げつけて来た!!」
サンソン「落ち着いて下さい!彼らを納得させるように無力化しておけばいいのです!」
あいり「そうか、その手がありましたわね!それっ、雪薔薇!」
すると、あいりの武器のレイピアから放った攻撃が巨大ダヌキにあっさりとかわされる。どうやらこの巨大タヌキは防御術に優れた類らしい。
???「防御術に優れた我に適うと思うな身体の小さい小娘」
あいり「チビって言うな!!ですわ!!」
すると、そんなタヌキの大群に業を煮やした天草は王ドラに指示を出す。
天草「王ドラ殿。ご指示を」
王ドラ「は!?なんでですか!?」
天草「大丈夫です。そろそろ言わなくてはまずいと思いましたので」
王ドラ「?まあいいのですが・・・令呪を以て命じる!ルーラー・天草四郎、宝具を放て!」
すると、王ドラからの令呪を受けた天草は宝具発動を開始する!
天草「あとであなた方には誠心誠意を以て謝罪しますので双腕・零次集束(ツインアーム・ビッグクランチ)!!」
二つの球が合わさっておぞましき一つの黒い球になってそれにより防御術も解除された巨大タヌキの大群に放ったーーーーー。
天草以外全員「・・・・・・・・・・」
それに天草以外全員に見覚えがあったすぐさま開口一番に叫ぶ!
天草以外の全員「あんたかあああああーーーーー!!!!」
天草「だから謝罪すると言ったのではないですか」
ハートビート・クロックタワーの件でそれぞれに放った光の正体が彼の宝具であったことで犯人を見つけたが、一応はタヌキの大群を無力化させることには成功したようだ。
シェゾ「おい!ここで争いはしたくないんでな、さっさと・・・」
???「いてー・・・;あんなのいるとか聞いてないー・・・;」
シェゾ「!!」
しかし煙が消えて目にしたのは巨大タヌキではなく、タヌキの大群と何も変わらない小さく可愛らしい子タヌキであった。可愛いものが大好きなシェゾはこれにノックアウト。
シェゾ「可愛いなあ・・・怪我はないか?」
サンソン「姿がか弱くなってるからジャガーにも優しくしてるってことですか」
エージェント「いや、違う。ただの嗜好だ」
モードレッド「こいつ、もうほっとく?エージェントと同じく死なねーし」
アルル「それはダメでしょ;」
すると、子タヌキは可愛らしいと言われて一瞬ムキになった。
???「ボクは弱くなーい!!姿を変化する化タヌキだからまだまだ修行中だけど強ーい!!」
ツースト「いや、修行中じゃねーか;」
???「うるさーい!!ボクを怒らせたこと「やめよたぬちよ!」
すると、狐らしき半獣が誰かがたぬちよを止めるために彼の後ろから現れた!彼が思わずギョッと驚いてるあたりどうやら彼の知り合いらしい。
たぬちよ「山吹さん!?」
あいり「えっ、あの人が!?」
王ドラ「やっぱり怒ってますか!?このバカにはあとで厳しくいいま「申し訳なかった!」えっ?」
すると、謝罪した山吹からの話によればどうやら王ドラ一行を山の侵入者と勘違いしたたぬちよ達を止めるために移動していただけだったらしい。だから探知機には移動したという情報がキャッチしたのだ。
王ドラ「なんですってそちらのタヌキの大群の早とちり!!?にゃんたることですかー!!?」
クロス「いや、猫型ロボットであると言葉で表すなよ;」
山吹「先ほど良い風が吹いていてね、それでキミ達が来るのを待っていたんだ。でも、先に見たたぬちよ達が侵入者だと勘違いしてそれで特攻したのを止めに行こうとしていた」
たぬちよ「そりゃそうだよ!山吹さんの笛を盗んだ奴らの仲間かと思ったもん!」
シェゾ「笛?」
すると、山吹がそのことについて話した。
山吹「実は先刻の日に私の笛が盗人達に盗まれてね、それで犯人をたぬちよ達が探していたんだ。今この場でも方法を提示したいが、彼らは未だにキミらを盗人達の仲間と思ってるんだよ」
アルル「じゃあ、どうすればいいわけ?」
あいり「だったら盗まれたものを取り返せばいいではないですの?」
あいりがぼそっと放った言葉に大半の全員がピンと来た!
モードレッド「そうか!それなら・・・!盗まれたもん取り返せばこいつらの信用に値するか?」
山吹「言うなればそうだな」
王ドラ「じゃあ、私達がこのタヌキ共と共にその笛を取り返しに行きますよ!それをしたら提示してくれますよね?」
山吹「本当かな?ならそれをたぬちよらと共に請け負わせよう」
たぬちよ「山吹さん!!ボク達は一緒に行くなんて行ってな「盗人達の仲間だと勘違いして早とちりまでしてこの方々に迷惑かけたのは誰かな?」うぐっ;」
そしてたぬちよを含めたタヌキの大群と共に山吹の笛を取り返しに向かった王ドラ一行はエージェントがたぬちよに聞いていた。
エージェント「その盗人達の詳細はなんだ?」
たぬちよ「こいつらだよ。最近出没する流れ人集団だ!」
ツースト「どれどれ・・・(この手配書の男、スーツさんが追う怪盗に似てるな;」
たぬちよ「勘違いするなよ!山吹さんに押し進められたから仕方なく協力してるだけ!人間なんか汚い欲の集まりだから信用できないんだから!人間の仲間であるお前も!」
モードレッド(だからホムンクルスのオレも信用できなかったってわけか)
すると、目的の道まで中盤まで到達した時に一人の男と出くわした。侍の格好をしたスーツに酷似した人物だ。
スーツに酷似した人物「?キミ達、見かけない顔だがここは町民でも立ち入り禁止だ。我ら幕府が捜査するモリーら盗人集団の縄張りだからな」
ツースト(やっぱりいるのか;ってことはスーツさんの先祖か;)
シェゾ「俺達はそいつに山吹っていう奴の笛がそいつらに盗まれたから取り返しに来たんだ。引くことはできない」
スーツに酷似した人物「何?山吹からの依頼か・・・許可はするが勝手な行動はせぬように」
スーツに酷似した人物はそのまま立ち去ったあと、山吹の人脈をクロスが感心していた。
クロス「山吹、随分と顔が知れてるんだな」
たぬちよ「山吹さんは山だけでなく城下町の貴重なご意見番でもあるんだ。だから寿々姫らからも信頼に厚されているし、盗人達を厳しく取り締まる幕府とも繋がりがあるんだ」
アルル「だからボク達にも警戒心を感じなかったんだね」
一方、流れ人モリーの盗人集団の拠点では首魁の侍モリーは自分達が盗んだ山吹の笛をかなりキラキラした目で見つめていた。
侍モリー「ついに手に入れたぞ・・・これで外国に売り飛ばせば高くついてもらえるだろう。今日は祝いだ!」
部下の盗人全員「カンパーイ!!」
すると、それを密かに忍び込んだ天井から見つめる王ドラ一行は侍モリー達の目的をようやく知ることができた。
モードレッド「なるほど、だから高く売れる代物と見て盗んだんだな」
たぬちよ「でも、おかしくない?山吹さんの笛は高く売れる代物ではないけど」
シェゾ「えっ?」
すると、ギシっと音を立てたことで天井から聞いた侍モリー達は気付きかけた!
侍モリー「誰だ!?」
あいり「(しまった;)にゃーお(猫の真似」
侍モリー「なんだ猫か。紛らわしい」
アルル(よかった気付かれなかった;)
すると、王ドラの四次元袖からそこへアルルに預けられたカーバンクルが出てきた!
カーバンクル「ぐっぐぐー!」
アルル「カーくん!?」
王ドラ「バカっまだ出てきちゃダメですよ!!」
カーバンクル「ぐっぐぐー!」
侍モリー「なんだ変わった物の怪か。紛らわしい」
すると、直後に気付いた侍モリーが慌てながら刀を天井に突き刺す形で部下達に命ずる!
侍モリー「曲者だ曲者!!」
部下A「であえであえーーーーー!!!」
気付かれた王ドラ一行は現れた流れ人達を次々と武器やスキルや宝具で倒していた!どうやら力関係はこっちが上だったようだ。
王ドラ「アチョー!」
天草「なんとか半数は倒しましたが、それでも・・・!」
すると、王ドラ一行は部下Bが作ったからくり部屋に閉じ込められた!
部下B「ははは、そこはからくり部屋さ!じっくり死ぬがいい!」
すると、上から天井針が少しずつ降りてきたのを見つけた!
ツースト「天井針が降りてきやがる!」
シェゾ「まずいなこのままでは「ちょっとー!どこに行ったのー!?」
すると、モードレッドのリオル♀であるシルクまでもが預けられた王ドラの四次元袖から出てきてしまった!
モードレッド「シルク!危ないから四次元袖の中にいとけって言っただろ!」
シルク「だってー;カーバンクルが・・・わっ!」
すると、シルクが背中に身体を押したこと扉がぐるんと動いた!どうやらからくり扉だったらしい。
シルク「この扉動くー!!」
サンソン「からくり扉!」
モードレッド「さっきは叱ったが、よくやったシルク!」
侍モリー「なんでからくり扉なんか作ったんだバカーーーーー!!!(大激怒」
部下B「だってからくり部屋だったから色々と作りたかったもん・・・OTL」
すると、からくり部屋から脱出した王ドラ一行がようやくモリーのところにたどり着いた!
あいり「あなたが盗んだ笛を返してもらうわ!」
侍モリー「小癪な!」
たぬちよ「笛を返せ返せー!!(ガブっとモリーに噛み付く」
侍モリー「いでっ!!なんだこのバカ子タヌキ!!」
たぬちよ「いぎゃっ!!」
すると、侍モリーが彼に噛み付いたたぬちよを強く蹴ったのを見たサンソンは憤慨する!
サンソン「窃盗罪と部下の殺人未遂の教唆及び今の動物に対する暴行。窃盗罪に関してはもうどうしようもないですが、暴行するのはどうかと」
侍モリー「あ?なんだお前。俺に楯突く気か!」
サンソン「死は明日への希望なり(ラモール・エスポワール)!」
すると、サンソンの放った宝具が何らかのアクシデントを起こし侍モリーは首ではなく着流しを取られるような形で身一枚で破れた!
侍モリー「きゃあああああー!!!俺の着流しがあああああー!!!」
サンソン「・・・宝具が失敗しました;」
王ドラ「いや、あれも成功とみなしていいですよ」
たぬちよ「・・・」
すると、ようやく白旗を立てた侍モリーに対しシェゾが詰め寄った!
シェゾ「さぁ、笛を返してもらうぞ」
侍モリー「それは嫌だね!あれは貴族の使う高級な横笛だと聞いたもんでな!」
たぬちよ「やっぱり!あれは高級な横笛じゃないよ。あの笛は山吹さんの愛用する笛だ!」
たぬちよの発言に侍モリーはようやく何かを悟った。
侍モリー「えっ・・・俺らが盗んだのは高級な横笛ではなく、そいつの値段にもならない笛だったってか・・・」
すると、業を煮やした侍モリーが山吹の笛を返すかのようにサンソンに投げつけた!
侍モリー「これは返してやるよバカやろー!!ったく無駄な骨折り損しちまったぜ「モリー、見つけたぞ!!」げっ、スーツのとっつぁん!!」
すると、騒ぎを聞きつけてやってきた侍スーツが侍モリーを見つけて刀を構えた!
侍スーツ「これまで重ねてきた窃盗罪により直ちに貴様を御用だ!」
侍モリー「チッ!そう簡単に捕まえられるかよ!」
逃げた侍モリーを侍スーツが追っていったあと、サンソンはたぬちよに山吹の笛を渡した。
サンソン「これで取り返したから・・・信頼してくれるかい?」
たぬちよ「・・・ばーか。怒らない方がよかったのに・・・でも、さっきはありがと」
たぬちよは口は悪いもののその内心から察してようやく王ドラ一行はたぬちよ達から信頼する者達に値された。
帰還した後に山吹は笛を取り返したことに感激する。
山吹「そうか、取り返したか。私の笛を取り戻してくれたことだけでなく、たぬちよのために怒ってくれたことを感謝する。約束通り今川義元を倒す方法を提示しよう」
シェゾ「それはなんだ?」
すると、山吹はサンソン達三人をチラッと見ながら言う。
山吹「キミ達、見るからにサーヴァントだな。ならば対するのに最も適正だ」
天草「?どういう意味ですか?」
山吹「だから、あの男は今川義元という人間ではない。偽名かは知らぬがキミ達と同じ存在だ」
山吹の言葉に大半の全員が驚愕した!まさか今川義元と名乗る男がサンソン達と同じサーヴァント・・・?
一方、城下町の城では寿々姫がとある命を告げるために桃色のギャル風の忍者であるあやめを呼び寄せていた。
山吹の笛の取り返し成功!
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120

