二次創作小説(紙ほか)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

日常日和。5
日時: 2025/09/30 17:20
名前: 桜 (ID: ZZpzcnXb)

おかげさまで日常日和。も5という節目で新しく迎えることができました。ここに至るまで色々と混乱があり悩みもしましたが、考えた末にこの先に何があってもこれまでの続きを執筆したいという気持ちで新スレッドに至れました。色んな意味で変わる場合もあり混乱はすると思いますが、私は私で頑張りたいと思いますのでご存じの桜サイドやこれまでに出てきた新たなサーヴァント達も含めてどうぞよろしくお願いします!


「目次」


「短編」
The Reverse Night>>1-5
聖夜怪盗☆シークレット>>6-7
デンジャー☆スクランブル>>33-36
僕もまた、運命に導かれて>>37-38
うちの護衛のママ侍さん>>39-42
とある雪月花の羽根。>>43-44
アスパラ☆クライシス!>>77-83
運びを巡る機関車と謎のトレインハンター>>84-86
僕の果実のボク>>96-100
黒の感情・白き純潔>>101-105
ツイセキ☆トラブル!>>148-152
イモーターウォーズ>>153-156
◯◯透視の試用モニター>>157-161
こっちを向いて、愛してると言って!>>162-165
Halloween rabbit!>>166-169
湖の騎士は星の戦士の●●に夢を見るか?>>170-172
ランデブー☆メタモルフォーゼ>>173-176
鯖組メインでファンタパロ>>177-179
雪の記憶、冬の華>>180-183
ある冬の日のアムール>>184-187
クリスマスに追いかけっこ!>>188-191
クリスマスにネガイゴト>>192-196
小さきパンダのガレット・デ・ロワ>>197-200
宇宙の中の不思議の国>>201-205
スキ!スキ!スキー!>>206-210
ビターシュガー・チョコバーボン>>211-215
満開花見日和>>246-249
ツッコみ所が絶えませんっ!(by一ちゃん)>>250-253
ブレーメンの追跡隊>>254-258
王様ゲーム>>259-262
阿国さんの戦い>>263-267
蛇は蛙が好物らしい>>268-270
シチリアでの小話集>>286-289
パンプキンハザード>>318-321
雪の輝き、小さな夢>>345-348
王ドラなう!>>349-351
聖夜、君に贈り物を>>352-356
聖夜、白なる争奪戦>>357-360
突撃!隣の大掃除>>361-364
年明けのアムール>>365-368
バレンタインのから騒ぎ?>>393-396
I‘m not crying anymore>>397-400
バディファイターズタワー踏破の旅>>429-432
Cherry:CamelotZERO>>437-440
異世界を駆け巡る澄色の猫型ロボット達>>471-478
かの者が残してきたもの>>479-482
虹の島々での小話集>>537-540
グルメフェスを調査せよ!>>541-544


「サーヴァントvs○○○シリーズ」
第六天魔王vsカンフー猫型ロボット>>322-325
湖の円卓騎士vs仮面の剣士>>337-340
光の御子vs魔界のプリンス>>341-344
ブリテンの騎士王vsもう一人の闇の魔導師>>401-404
幕末の人斬りvs蒼炎の勇者>>405-408
日輪の姫vs野原家の主婦>>409-412
大統王vs黄色い悪魔>>413-416
五代目風魔頭目vs宇宙忍者>>417-420
太陽の騎士vs赤き吸血鬼>>499-502
島原の乱の指導者vs虚言の魔術師>>503-506
維新の英雄vsウサギの双子弟>>507-510


「桜サイドの快刀家の事情」
三兄編>>389-392
次兄編>>433-436
長兄編>>545-548


「針音ノ時計塔のアリア」
時の輝きよ>>45-47
赤の中のモアイさま>>48-50
青の上のウォーターシティ>>51-54
白の下のバトルロワイヤル>>55-57
黄の外の太陽・・・?>>58-60
その呪文の続きには>>61-66
「誰か」の世界にとってのピース>>67-71
ここに。>>72-76


「決戦前夜」
輝ける希望の星達よ>>114-117
二度の生における旅路>>118-120
「太陽」の焔を>>121-125


「キャメロット城での決着」
現在キャメロット城:正門>>126-127
現在キャメロット城:世界を約50%吸収>>128-129
現在キャメロット城:世界を約80%吸収>>130-133
我らの望む未来>>134-136
太陽のナミダ>>137-141
There are our home here>>142-147


「女性ケロン人小隊襲来」
一の儀、女性ケロン人小隊襲来!>>369-372
二の儀、ささやかな疑念>>373-376
三の儀、偽物と本物>>377-380
四の儀、ゆずれなき信念>>381-384
五の儀、星へ届けるハーモニー>>385-388


「フェアリー・レクイエム〜トリスタンの名を持つ妖精の少女〜」
「トリスタン」は突然に>>549-552
日常ブレイカー?それとも・・・?>>553-556
妖精姫のトマドイ。>>557-560(更新)


「前後編」
かけがえのない「君」>>26-28>>29-32
戦国時代からの謎の挑戦状!>>87-91>>92-95
苺の彼方をもう一度>>106-109>>110-113
シチリアでの鳥の夢>>271-275>>276-281>>282-285
月夜でのエンゲージ>>326-331>>332-336
雪月に小さな花びらを>>421-424>>425-428
時空鉄道の夜>>483-487>>488-498
カービィだらけ>>511-515>>516-519
ワドワド☆サマーアドベンチャー!>>520-525>>526-530>>531-536


「風花月夜伝〜友情よりも、忠義よりも〜」
第一の巻:逆光降臨>>8-10
第二の巻:御一行様之旅珍道中>>11-12
第三の巻:恋せよ浪漫、忍の花に>>13-15
第四の巻:変わりはしないもの>>16-18
第五の巻:生きとし、生ける者。>>19-20
第六の巻:揺るぎない、どうしても。>>21-22
最終の巻:音が導く先>>23-25


「風花月夜伝2〜花は今、光へと舞う〜」
第一幕:異変を告げられし江戸>>216-219
第二幕:渦巻く四方と空>>220-223
第三幕:咆哮の中に在る「声」>>224-227
第四幕:私の輝きの星>>228-231
第五幕:忍び寄る戦いの迫る時>>232-235
第六幕:怨恨開花>>236-240
最終幕:空へ>>241-245


「灯火の星〜第六天魔王の乱〜」
第一の段:わし、参上!>>290-293
第二の段:雷に阻まれるのならば、やることは?>>294-297
第三の段:キミと、光と>>298-301
第四の段:聖地の謎かけを解き明かせ!>>302-305
第五の段:闇夜の城で見つけたのは・・・>>306-309
第六の段:光と闇の諍い>>310-313
最終の段:そして魔王は、悪魔と共に歩き出した。>>314-317


「チェリーワールド×蒸気都市〜夢幻の歯車の光〜」
第1話:ようこそ蒸気都市>>441-444
第2話:風を便りに>>445-448
第3話:決して叶いもしないだろうけど、>>449-452
第4話:魔女の■の讃歌>>453-456
第5話:蒸気聖杯戦争の「目的」>>457-460
第6話:風よ光へと吹け>>461-465
最終話:さよなら蒸気都市>>466-470

時の輝きよ(その2) ( No.46 )
日時: 2023/04/20 23:01
名前: 桜 (ID: YUZdXVbt)

その翌日のスマブラ屋敷。桜サイド側のサーヴァント達を中心にしんのすけから自分が知る野原家の事情を聞いていた。それは・・・


しんのすけ「おいみさえ〜、なんで俺のビールをもう1本追加してくれないんだ〜。ダメ!ビールは1日1本まででしょ!せめて早く出世しなさいよ係長止まり!なんだとー!この脂肪嫁!なんですってー!三段腹アターック!いてー!俺が悪かったー!(交互にひろしとみさえの口調に変えて話してる」
クー&アストルフォ&アサト&沖田&モードレッド&以蔵&アポロン「ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!!!(大爆笑」
トリスタン&お竜「ブゥーッ!!(爆笑で吹いた」
メイヴ&エレナ&エジソン&ディルムッド&うしお「〜〜〜〜〜!!!(笑いを堪えてる」
アタランテ「なぜそんな騒動が日常茶飯事の家族でありながら慣れた様子なんだ;」
ベンちゃん「うしお様、もうそのぐらいで・・・!」
龍馬「以蔵さん、お竜さん、そろそろ当人達から怒られるからやめたげて;」
フィン「いやー、しんのすけ君の家族は愉快だね〜」
フラン「う!」
メルト「フラン、なんで私を見るのよ;」
ジャック「メルトはフランのママだって!」
リップ&ヒップ&チャラ王&ルート&おぼろ(モイモイ)「え!!?」
メルト「違うわ!誤解よ!!」
マキノ「まるで認知はしないような態度だな」
メルト「少し黙っててもらえるかしら!?」
パリス「しんのすけ君の家族は平和ですよね!ちょっと羨ましい限りですっ」
ナーサリー「幸せで平和な家族の物語も読みたいのだわ!」
しんのすけ「いや〜、それほどでも〜」
デオン「少々騒々しいけどな;」


楽しそうに過ごす彼らを一歩引いた位置から見守るサンソンにアレクが話しかけながら言う。


アレク「やっぱり嫌かい?」
サンソン「えっ?」
アレク「キミ、しんのすけ君の母方のおばあちゃんに会っても切なそうな顔をしていたよ」
サンソン「・・・嫌じゃないよ。ただちょっともしもの時があればと思っただけだ。野原一家はその理想的というか、時折沸き立ちそうになる憧れを抑えているだけだよ。それにあの人はどこか面影が誰かに似ているんだ」
アレク「生前にキミが処刑執行を行った人?確か英雄として座に刻まれたって聞いたけど」


アレクの問いにサンソンは答え代わりに頷いた。すると、しんのすけがサンソンの方を呼ぶ。


しんのすけ「サクソン君ー!アレク君と一緒にこっちに来るゾ!」
サンソン「えっ、でも・・・」
しんのすけ「何か寂しそうな顔をして見ていたから、本当は輪に入りたいんじゃないかって思って」
アストルフォ「あっ、ごめん!みんなサクソンのこと仲間外れにしてるわけじゃないんだよっ;むしろみんなはたまには頼ってほしいというか・・・」
アレク「サクソン。僕達もしんのすけ君と話そう!」
サンソン「・・・うん、そうだね」


サンソンだってわかっている。ただ自分の中に温かくて平和な時間の安らぎに綺麗すぎて耐え切れるわけがないと泣いている自分もいることを否定できることができないからだ・・・






一方、クルークはプリンプタウンでバウムに渡された時計のオルゴールのことで聞き込みしていた。しかし、結果はみんなその伝説の逸話にあるオルゴールを持てたことは素晴らしいからクルークが一生モノとして大切に持った方がいいという答えばかりだった。


クルーク「やっぱりこれ、伝説のオルゴールなんだ・・・!じゃあ、早く返した方がいいかな・・・ん?」
町民「何これー。おじさん、この人形はアンティークに作られた用のやつ?」
商人「バカだね、昔から伝わる伝説のハートビート・クロックタワーから持ち出されたものだ!正しくは空から落とされたものだから道標は知らんけどな」


クルークはその話を聞いて一刻も早く時計のオルゴールを元の居場所であるハートビート・クロックタワーに返すために駆け出した!


クルーク(ボクが・・・ボクが返してあげなきゃ・・・!)


一方、ゼオは好物のプリンを食べながらププルに聞く。


ゼオ「なあ、ププル。なんか最近エターニャからじろじろと見られてないか?」
ププル「そう?エターニャ、最近はどこか険しい顔をしてたけど、あれは疑うような顔じゃないよ」
ゼオ「もしやエレナ達サーヴァントの存在がバレたとか?」
ププル「変なこと言わないでよ〜;根は悪い人達じゃないんだから!」
ゼオ「ごめん、悪い悪い」


一方、二人と同じ部屋にいるアイオーンがソファの上でジャガーと飼い猫のショコラを抱き枕として寝ていた。


アイオーン&ショコラ「スピー・・・zzz」
ジャガー「いい加減離せ;ヤスやハッチンとこのクソ金髪同様に小さく可愛い生き物として扱われて最悪だ;」
ププル(ジャガー、見た目が全くそうだけどね;)
ゼオ「ん?あの時は双循に酷い目に遭わされたとかじゃねーの?」
ジャガー「別の意味で精神的に酷い目に遭わされたOTL」
くぅちゃん「ぐ!!?(ジャガーの発言からあの出来事のその後の真相を察して思わず怯む」
ププル「くぅちゃん、急に怯えてどうしたの?」
ゼオ「ステラやリストもなんか急に怖がって俺に抱きついてきてるぜ。よしよし、怖くない(抱きつくステラやリストを宥める」


すると、ドアをバンと開けた音がした!クルークだ。


ゼオ「クルーク、どうした!?」
クルーク「ゼオはこのオルゴール、知ってるかい?」
ゼオ「!このオルゴール・・・どうしてそれが・・・!」
クルーク「バウムから渡されたんだ。返さないといけない。お願いだけどボクやカーン、よぞらやクー達をハートビート・クロックタワーに連れて行ってほしい・・・!」


その後にみんなが集まったエージェント達が住む屋敷ではクルークが返そうとしている時計のオルゴールからゼオが魔法で解析し、調べたところどうやら空の中にあるようだ。


ゼオ「空の中でも見えんな。気配はするから実在はしてるが、姿が見えなかったら行くことはできない」
ハッチン「な、なんとか方法はねーのか!?」
ゼオ「ギガディスにダメ元でも聞くか?サタンなら今またやらかしてシェゾさんやアルルさん達にしばかれてるだろうから」
ペイペイン「いや、止めてでも聞きなさい;」


すると、ギガディスにスマホのSMSでアイコンタクトを取ったところ彼らの予想外に鍵となる方法なら知っているという返信が来た。


ゼオ「知ってるそうだ」
ププル「ホント!?やっぱりあれでも魔王なんだなー」
ヒメコ「すぐに向かうよ!」


クルーク一行はすぐにメルヘンランドの郊外にあるギガディスの別荘に向かう!
一方、その空上では独自にハートビート・クロックタワーを調べているとある飛行船があった。


???「ハートビート・クロックタワー・・・いつか必ず発見するためにその鍵を見つければいいんだが・・・あの時に会ったあいつに久しぶりに会いに行くか」






そしてメルヘンランドの郊外にあるギガディスの別荘。魔界の若き王に相応しくなかなかに絢爛豪華な構造だった。


ハンドレッコ「ところどころにサタンの友人らしい趣味の悪さがあったけど、若き魔界の王に似合うレベルだね」
ほわん「トリスタンさんはサタンさんに召喚されたって言ってるけど、ギガディスさんっていう人とも知り合ってる?」
トリスタン「いいえ。今が初対面ですよ」
ヤス「そうか・・・まああいつはあんたほどじゃないけど女好きな魔王だと聞いてるからな」
ラフィーナ「足もひろしさんと同様に臭いですわ」
シグ「あと、泣き虫のダメ男」
あやクル「こら;」
ブラック「あ、指定の部屋に着いた」


指定の部屋に着いてドアを開けて入ると、そこにはギガディスが待ち受けていた!


ギガディス「やあ、ププル、ゼオ。それにそこな仲間達も。いつもの如くなかなかに個性的な面々だな・・・」


すると、ギガディスはリップのサーヴァントであるトリスタンを垣間見て何かに気付いたような様子を一瞬だけ見せたが、すぐに話を戻した。


ギガディス「さて。そなたらはハートビート・クロックタワーについて詳細を聞きたいのであったな。それを発現する鍵なら教えても良い」
アミティ「ホント?」
ギガディス「ただし、条件がある。よく見たらそこの者はメタナイトが探しているお尋ね者の騎士ではないか。その仲間と同様に協定を外すが良い。嫌ならば余を倒すがいい。教えるのはどちらかだ」


すると、スキルを解放したゼオに合図されたエレナとエジソンはギガディスに自分の魔力を解放する。選んだのは後者の方だ。


ギガディス「・・・ゼオはどうしても後者を選ぶのか?」
ゼオ「ああ、あの騎士は外せない。だから、後者を選ぶよ」
ギガディス「了承した。ならば余を倒してみるがいい。その覚悟がどれほどのものか見極めようぞ!」


そして戦闘が始まった後、せめてもの庇護のためにギガディスが作り出した空間により閉じ込められたププル達はホルミーが聞く。


ホルミー「あの人は腐っても魔王ですよね?でしたら、かなり強いのでは!?」
ププル「確かにボロクソ言ってるけど、強いってことはある。旧友のサタンさんには及ばないけれど、強力な魔法を色々と使いこなすよ」
ツキノ「でも、ゼオさんが負ける気はしないの〜」
モードレッド「ああ(あいつ、なんだかんだオレらを匿ってくれたことは内心では満更でもないよなぁ・・・」


ゼオはギガディスを追いながらエレナとエジソンが後方からゼオを支援しながらギガディスを追撃する!
ゼオはギガディスとの戦いについて内心で高揚感を感じていた。


ゼオ「ダークマインド!」
ギガディス「ソウルスピア!」
ゼオ(なんだろうな、この感じ。まるでボレロを踊って(遊んで)いるようだな)


これについてはエレナとエジソンも同様だった。何しろ相手は自分達も知らないような魔法も使う者・・・!


エジソン「全く彼のは実に未知の領域だ!」
エレナ「この目で見てとことん調べてやりたいわ!」


ギガディスとの戦いはますますヒートアップするが、クルークが何かに気付く。


クルーク「まずいね。この部屋の中は完全にギガディスのゾーンに調整されてる」
エージェント「・・・!!バカ!ゼオ!!すぐにエレナ達と一緒に逃げろ!!」


エージェントの懇願も聞かないゼオ達を前にギガディスは自分のゾーンの中で勝利を確信し、最上級魔法を詠唱なしで放つ!


ギガディス「ーーーーー悪く思うな、ゼオ。テラマジックスピア!」


放たれた最上級魔法により当たったゼオは倒れ込むのを見たギガディスはすぐさま渋い顔をした。その理由は・・・


ゼオ「エンジン。もう効果が切れたよ」
エジソン「そうか。あとは上手くやるのだ」
ゼオ「最上級魔法まで使ったのにヤバいと思ったか?そこのライオン頭に防御できる魔術術を1回だけかけてもらった。バカに見える天才の方が厄介だな」


すると、ゼオがギガディスに最上級魔法を放った!


ゼオ「ダークネスフレア!」
ギガディス「ぐっ・・・!!」


ゼオの最上級魔法が命中したギガディスは仰向けに倒れ込む。彼は言う。


ギガディス「流石若さ故に伸び代がすごいな。我が息子のようなゼオ」
クー「ゼオがあのギガディスの息子か!?」
クルーク「いや、違うからね;本気にしない;」
エレナ(平和な現代でもどこも大変なのね・・・;)


すると、ギガディスがようやく折れたのかクルーク一行の頼みを了承した後、ハートビート・クロックタワーを体現する方法を教えてくれた。


ギガディス「方法なら一つだけだ。世界中にある指定された世界遺産のうちの四つの地点にいるそれぞれの赤・青・白・黄と呼ばれる使者に選ばれた者に会いに行き勝たなければならない。四人の使者に勝った時に、ハートビート・クロックタワーは体現するであろう」
アリシア「じゃあ、四人の使者の人達に勝てれば体現できるのね!?」
カーン「・・・」
ギガディス「ああ、そうである!余がその話を知っててよかったと思うである!(実は全てキッドに聞いた話だがな・・・;)せっかくであろうから、四つの世界遺産の道標ぐらいは教えるぞ」


その後にギガディスの別荘から出たクルーク一行は次なる目的を定めた。


クルーク「気になるポイントは多いけど;ハートビート・クロックタワーを発現させるためには四つの世界遺産の順にその赤の使いがいるイースター島、青の使いがいるイタリアの水の都ヴェネツィア、白の使いがいるローマの闘技場のコロッセオ、そして最後に黄の使いが待つペルーの世界遺産の空中都市マチュピチュ行かなければならないってことか!」
姫子「でも、道標の順番が地理的にバラバラですわ!そんなところにどうやって行けばいいのよ?」
フルシュ「それは・・・」


すると、以蔵が何かを思い出したかのように言う!


以蔵「あいつじゃ!あいつを呼び出す他はないぜよ!」
乱麻「以蔵、どうした?」
沖田「またバカなこと考えてるんですねぇ」


すると、以蔵が持ってきた銅鑼で呼び出した後に突如巨大な飛行船が雲の隙間から現れて降りてきた!


弓弦「飛行船!?なんですかこれ!?」


すると、飛行船の中からとある人物が出てきた。ゴーグルを身につけている若き青年だ。


???「よう、以蔵!ちょうど久しぶりにお前に会いに行こうと思ったんだ!」
以蔵「おい、グレン!おまんが探してるのはハートビート・クロックタワーじゃろう!?じゃから、2日後にわしらとこいつらを全員乗せい!」
グレン「えっ!?どういうことだ!?」
龍馬「それはこっちのセリフだけど、キミは以蔵さんとどういう関係なの?」
お竜「リョーマ、こいつとこのナメクジは会話からしてただの知り合いだぞ」


以蔵を通じてクルーク一行から話を聞いたその飛行船の船長で冒険家でもあるグレンはその内容に驚きつつも彼らを自分が独自に調べているハートビート・クロックタワーへの足かがりとなる鍵として連れて行く決意を固めた。


グレン「わかった。あの伝説の塔への足かがりになるならば運転役としてもサポートするぜ。どうやら以蔵のツレのようだし」
プロキオン「ホントですか!?」
ベリー「よかった!これでハートビート・クロックタワーの使いの人達に会いに行けるよ!」
ゼオ「うん、その前に俺達のコピー人形作らなきゃまずいな」
クルーク「あ;」


とはいえこれでようやくハートビート・クロックタワーへの旅には出られそうだ・・・


弓弦「ところで彼とどうやって知り合ったんですか?」
以蔵「わしらがあの寮に移って暮らし始めた頃に飛行船が落ちてきて、中に乗ってたグレン達が腹を空かせて倒れたからわしが作ったおにぎりを振る舞った」
乱麻「合宿帰りに疲れで飛行船が飛んでいる幻を見たかとまさか本物だったのか」






旅立ちの時

時の輝きよ(その3) ( No.47 )
日時: 2023/04/13 23:52
名前: 桜 (ID: BmxuFWGD)

タママ「ったく、モー公の奴、自分の住むマンションで重要な話があるってなんなんだ・・・;」


その翌日、タママはモードレッドから呼び出しを受けており、彼女達が住む白金のマンションに向かっていた。いつものようにフロントマンが通してくれた後に当のモードレッドが玄関で出迎えてくれた。


モードレッド「よぉ、タママ!今日はオレがパンプキンパイ作ったんだ。食べるか?」
タママ「?まあこの前のやつは美味しかったからいいか」


タママはモードレッド作のパンプキンパイを食す。彼女はまだあいりに出迎えられたばかりの時に自分の真名を初めて言った後にパンプキンパイを食べたことでよほど美味しかったのか元から好んでいるジャンクフードと同様に大好物になった。なのでパンプキンパイや他のカボチャ料理のみ作れるようだ。


タママ「美味しいっ!」
モードレッド「そりゃあオレはパンプキンパイを始めとしたカボチャ料理しか作れんからな。・・・なあ、タママ」


モードレッドはタママの目を見ながら何かを話した。


モードレッド「オレはしばらくは長期の調査に行かなきゃならんでな。まあ例の腐れ縁の奴も含む知り合いらも一緒なんだがな」
タママ「そうか・・・じゃあ・・・待ってて・・・やる・・・か・・・ら・・・」
モードレッド「お前が待つ必要ねーよ。オレは・・・」


モードレッドが答える前に眠ってしまったようだ。どうやらあのパンプキンパイには睡眠薬を盛っていたらしい。


モードレッド「チッ・・・言う前に眠っちまったか・・・クルーク達には内緒で連れて行くと言おうとしたんだが・・・まあこれでもいいか」


モードレッドは原型の今はすやすやと眠っているタママを抱き抱えながら向こうの部屋へ向かっていった。
その翌日の旅立ち当日の深夜の午前1時、クルーク一行がハートビート・クロックタワーに向かうことを知らないスマブラ屋敷ではメタナイトが例の新世界での手配人物である白い兜を被った騎士(モードレッド)の詳細を未だに掴めずに難航していた。


メタナイト「一体どこにいるんだ!全くどこの誰もあの騎士の詳細を知らんとは!」
マルス「メタナイト。白い兜の騎士と言っても手がかりがそれだけじゃあね・・・;」
アイク「白い兜は今どき珍しいからな。重装兵でもない限りでな」
メタナイト「わかっている。だけど、私の知り合いの騎士と名乗っていたから私のカービィが興味を持ってしまったではないか!」
マルス「そっちなの!?」


すると、ドアを鳴らすような音がした。ドラメッドだ。


ドラメッド「邪魔するであるよ」
メタナイト「ああ、入れ」


ドラメッドが書類庫のある部屋に入った後にマルスは聞く。


マルス「やっぱり王ドラとキッドがまだ仲直りしてないの?その方法が知りたくて僕達の方にも」
ドラメッド「いや、それが。キッドが三日前から行方不明になってたんであーる!」
アイク「・・・何?」


衝撃の展開だった。キッドが三日前から失踪したのだ。ドラメッドが慌てながら言う。


ドラメッド「ドラミ殿がキッドと仲直りしようと思って大好物のどら焼きを持ってアメリカ西部時代に行ったら突然失踪したことが判明したであるよ!キッドが帰ってこなくてドラミ殿が泣いてたから吾輩らも必死に探してるであるが、喧嘩した相手の王ドラが腹を空かせたら帰ってくると言ってすぐに一人でどっかに行ったであーる!タママ殿も昨日から帰ってこないからそれでマタドーラが「テメェは血も涙もないのかよ!!?」ってそれで大喧嘩して今ドラケロ防衛隊がギスギスしてる状態であーる・・・;」
マルス「キミらすごい大喧嘩してるね・・・;王ドラも確かに悪いけど・・・;」
アイク「メタナイト、王ドラに会ったら叱ってやれよ」
メタナイト「・・・いや、今はいい(まさかあの騎士か・・・?」


一方、リップ達と共に旅立つトリスタンはリップの実家である夜明け前のアムールの前で自分達のコピー人形に自分達の留守の間はスマブラ屋敷の人達ともいるように託していた。


トリスタン「・・・頼みますよ」
リップ「トリスタンちゃん、行くよ!」
チャラ王「集合時間に遅れるぞ!」
トリスタン「はい」


そして集合時間に全員グレンの飛行船の前に着いた後、リデルが何やら何かを見て驚いていた。


リデル「食料も含めてたくさん物質があるようですね」
アイオーン「これはセレンが事前に用意した我らへの供物だ。あやつはオリオン達には内密に食料やスペアの歯車を含めた供物を定期的に捧げると約束した」
ラーマ「セレンの奴が・・・」
アイレーン「葉樹も戦いの面で情報収集などの支援を約束したのだ。適材適所がいなければ成り立たないからいい人事登用なのだ♪」
ハルトマン「俺達も女史には上手いこと伝えたから気付かれる心配ないよ」
レガムント「ところでモー公、そのキャリーケースは?」
モードレッド「ああ、オレの趣味の物が入ってるやつだ」


すると、ロージアが言う!


ロージア「グレンさんがそろそろ入り口の扉を開けます!」
ジャクリン「クルーク君、うちらに掛け声な!」
クルーク「いいのかい?」
しおん「なんだかんだで私達の一人一人に接してくれてるのはあなただから」


すると、クルークが先頭に立って掛け声で促す!


クルーク「目的の地はハートビート・クロックタワー。ボクの役目はこの時計のオルゴールをその場所に返すこと!傷を負うならまだしもなるべく死ぬなよ!たとえサーヴァントでも生きるために戦え!いざ出発ーーーーー!!!」
全員「おおおおおーーーーー!!!」


そして全員がグレンの飛行船に乗って旅立つ!しかし、その飛行船をどこからか見送るように見ている者がいた。その姿は擬人化姿のキッドに酷似しており、闇の雰囲気を纏う青年・・・






???「ふふふ・・・全ては、我らの計画通り・・・」






続く・・・






感想OK

赤の中のモアイさま(その1) ( No.48 )
日時: 2023/04/20 22:59
名前: 桜 (ID: YUZdXVbt)

今回は赤の色使いが待つイースター島での対決!
長編の序盤ということでオリキャラを含めて初登場キャラが多いのですが、実は初めての手法の試みだったり。まだまだ手繰り探りの状態ですが;






グレンの乗る飛行船に合意の下でクルーク一行が搭乗し、その飛行船で最初の赤の色使いが待つイースター島まで向かう中、船長のグレンは言う。


グレン「俺から事前に話しているが、部下の船員達は怖いというよりも遠巻きに見てるけれど、外の者には全く慣れてないんだ。心根の悪い連中ではないんだが・・・」
ゼオ「いや構わん。案内してくれるだけでもありがたいんでな」
グレン「あんた、まだ少年なのに随分と落ち着いてるね。舞台や戦いで慣れたんだな」


すると、とある少年少女がグレンに話しかけていた。


???「船長。この人達は以蔵さんと同様に悪い人じゃないよね?」
???2「見た目は不良っぽいけど大丈夫カ?」
グレン「ああ、大丈夫だ。根は意外としっかりしてる奴らだし」
ププル「・・・そちらの子達は?」
グレン「ああ、飛行船のパイロット見習いのライトと、この船の考古学者見習いのイサキ。ライトはポケモンのキモリのローレ、イサキはゲンガーのエニグマを手持ちにしてるんだ。どちらともパートナーよりも有能な2匹だよ」
ライト「もう!そんなことないよ船長っ。これでもちゃんと成長してるんですっ!」


すると、彼の後ろについてきていたライトのポケモンのキモリ♂のローレが言う。


ローレ「それでもまだまだドジなところは変わらないだろー?」
ライト「それはたまにやってしまうんだよー!!」
イサキ「ライト、こないだ間違えて運転を誤ったじゃないカ。まあ離陸失敗せずに済んだけどー」


すると、イサキの頭を軽く叩く音があった!彼女の手持ちのゲンガー♂のエニグマだ。


エニグマ「お前も人のこと言えないぞ。こないだミスやらかして船長にも叱られたのに」
イサキ「そ、それは伝言ミスダ!」
アイレーン「二人の手持ちポケモン達の方がしっかりしてるのだ」
ハンドレッコ「ちゃんと支えてくれる相棒ポケモンに恵まれてる方だね」
ペイペイン「これだったらアンダンテとも仲良くできそうですね」


そして今回の旅にまで付いてきてくれたそれぞれのポケモン達を全員モンスターボールから解放させ、ローレとエニグマと対面を果たした。


ステラ「よろしくー!」
リスト「オレだけでなくステラとも仲良くしてやってよ」
よぞら「これからよろしく」
ルト「よろしく」
サリー「挨拶ぐらいはしてあげるわ」
アンダンテ「よろしくねー」
グレン「流石物怖じしてないねー。人馴れならぬポケモン馴れしてるかな?」
モードレッド「いや、あと1匹はいるんだが・・・あれっ、シルク!?」


モードレッドがシルクを探す中、シルクは人見知りする故か運転室の棚の下に隠れていた。


クルーク「シルク?モーさんが探してるよ。多分根は悪いポケモンじゃないよ」
シルク「ちょっと怖いのやだ;」
クルーク「もー、シルクはー;モーさーん。シルク、ここにいるよー」
シルク「っ!?」
モードレッド「シルクー!人見知りだからと何でもかんでもすぐに隠れるな!!ちゃんといいポケモン達だからそんなそっけない態度取んなよ!」
シルク「だって今度は怖い人達ばかりだもん;」


すると、グレンがモードレッドのリオルのシルクを見て少し驚いた。


グレン「そ、それはリオルか!?あんたすげーな、野生のなんかじゃ全く見つけてねーんだよ!」
モードレッド「た・・、たまたまオレに懐いて慕ってるだけだよ」
トリスタン「貴方、まんざらでもありませんよね?なんかシルクと接する時に不器用ながらも優しく接してましたし」
モードレッド「トリ公ーーーーー!!!( °Д°#)」


揶揄して逃げていたトリスタンを、激怒して顔真っ赤になったモードレッドが追いかけて行った後に言う。


クルーク「グレンさん、ただ置かせてもらうのはあまり好まないので旅の間は飛行船でボク達に仕事を与えてくださいっ」
グレン「えっ!?あっ、でも俺に面と向かって頭を下げるやつ初めてだなぁ」


そして男子組Aはパイロット組、男子組Bは飛行船のメンテや点検などのシステム調整、女子組Aは厨房係、女子組Bは洗濯などの家事係を担当することになった。男子組も一部が厨房での料理作りも手伝うそうだ。


グレン「男子組Aは今クルー達から飛行船の運転術や方向の磁場解析などを教わりながら学んでもらうぜー」
クルーク「はーい」
ハッチン(クルークと同じグループ・・・!)
弓弦(神様、こんなチャンスありがとうございます・・・!!)


クルーク&カーン&クー・フーリン&弓弦&岡田以蔵&アイオーン&坂本龍馬&ハッチン&パリス(+アポロン)&ゼオ・ウィグルゥ&トーマス・エジソン&フィン・マックール&ディルムッド・オディナ&ラーマが属する男子組Aはパイロット達から飛行船の運転術や方向の磁場解析などを教えてもらっていた。幸いにも差異はあるが飲み込みが早いために最初は距離があったパイロット達も少しずつ歩み寄る姿勢を見せていた。


ライト「グレン船長、これならばなんとか仲良くなれそうだね」
グレン「そうだなー。まあなんだかんだみんなワイワイとやってるし「ははは、ププルの婿の座は私に譲ってもらおうか!」パイロットの奴らも「おい、お前マスターのププルが泣いても殺すわ」歩み寄る「やめてくださいお二方!機材を壊されたら歩み寄ってきたパイロット達が怒られます!!」姿勢を見せて「私の発明がぁー!!」・・・まあこれぐらいは日常茶飯事だし可愛いもんだ」
ライト「以蔵さん、随分と賑やかな人達と友達になったね・・・;」
クルーク「すみませんホントごめんなさい後でキツく叱っておきますからOTL」


すると、クーが何かに気付いていた!


クー「そういえば、あんたもポケモンいんの?」
グレン「ああ。今見回りが終わる頃だがな・・・おーい、終わったなら出てこい」


すると、グレンのポケモンが今出てきた。キャプテンハットを付けたピチュー♀だ。


イヴェット「グレン、いぞーとこのお客さん達はー?」
パリス「ピチュー!?スマブラ屋敷にいるのとは別の個体のですが」
グレン「ああ、プチキャプテン・ピチューのイヴェットだ。俺が旅する前によく遊んでたら懐いてきてちまって手持ちにしたんだ」
以蔵「イヴェット!おまんも久々じゃの!」
イヴェット「いぞーさーん!(以蔵に抱きつく」
以蔵「おー、前よりも大きくなっちょるき」


以蔵とピチューのイヴェットが親しくしている様子を見ていた龍馬の考えをアイオーンが言う。


アイオーン「お竜が女子組Bにいるからお前が考えていることを我が当てよう。『あー、イヴェットちゃんいいなあ以蔵さん僕には未だにそんな顔向けてくれないのになあ羨ましいなあ』であろう?」
龍馬「うん(キッパリ)別にイヴェットちゃんみたいに以蔵さんに抱きつきたいとは思ってないしかと言って同じように親しいクルーク君にも嫉妬してるしかと言って殺したら以蔵さんにますます嫌われるし(by」
ラーマ「わかるが少し落ち着け;」


龍馬のジェラシーを見ていた弓弦とハッチンは逆のこと考えていた。


弓弦&ハッチン(全くめちゃくちゃ羨ましいぜ以蔵!!!)


すると、クルークは時折自分の持つあやクルが今スリープしている本を見ているのを見て察したカーンが聞く。


カーン「あやつはまだ休んでいるのか?」
クルーク「こないだの龍馬さんとの戦いの際の傷がまだ治ってなくて・・・」


一方、シグ&ジャガー&エージェント&シャルル=アンリ・サンソン&アレキサンダー&フルシュ&プロキオン&ブラック&チャラ王&トリスタン&レガムント&ハルトマン&アサト(新宿のアサシン)&武蔵坊弁慶(ベンちゃん)&ヤスが属する男子組Bはシステム調整に向かうために担当している技師がいるボイラー室を訪れていた。あまりにも職人中の職人らしい風景に全員が思わず惹かれる中、その技師を探していた。


エージェント「すいませーん。いますかー?」
アレク「イサキに聞いたらここだと言われたけれど」
チャラ王「どこだ?奥かな?」


すると、チャラ王は何か怖そうなヒゲの蓄えたおじさんを見つけた!


チャラ王「ぎゃあっ地上げ屋!!?」
???「地上げ屋じゃない;ここの技師だ!ん?お前らがグレンが言ってた奴らか?」
トリスタン「ええ、そうです。貴方の助手をして来いと言われたので」
???「そうか。まあ邪魔だけはしないようにな・・・」


すると、サンソンがシグとジャガーを連れて何かの部品を見つけていた。


サンソン「シグ殿、ジャガー。悪いと思ってるけどこれは設計図に記されたあの部品が必要だね。探して来てくれるかい?」
シグ「うん」
ジャガー「シグ、行くぞー」


すると、エージェントも何らかの発明品を見つけたのか興味津々で分析していた。


エージェント「あー、これはこれでいい発明品だが改良は出来そうだな」
ブラック「これはこの部品でやりやすいぞ」
プロキオン「替えの部品も必要そうだよー」
フルシュ「あっ、その部品は事前に見たのでそのしまってる場所知ってます!」
アレク「じゃあ、一緒に取りに行こう」


すると、レガムントもシステムを見て安全性をいち早く疑問点を挙げた。


レガムント「これはシステムとしてはいいのだが、安全性の強化は必要だ」
ハルトマン「侵入者発見システムの導入が必要だねー」
アサト「あ、ついでに音の発見値とか?」
ベンちゃん「音と統合して気配値も必要かと」


そして技師は何やら仕事を手伝ってくれるチャラ王とトリスタンとヤスを見た。


チャラ王「あっ、お前!部品の組み立てできるじゃんかよ!」
トリスタン「これでもプラモ作りとかフィギュア作りとかならできるのですよ」
ヤス「お前、意外と出来ることあんだな・・・」


技師はこの時に何かを感じ取った。いつも船員達から怖いと評されているが、人手が足りなかったのでちょうど助手を欲しがっていたこと、それを見かねたグレンが自分と引き合わせたエージェント達が自分が望むような有能なので旅の間だけでもこれを逃す手はないと。


???「全員採用だ」
エージェント「えっ?なんですか?」
???「いや?ああ、名前を言っておかなかったな。わしはこの飛行船の技術オルフェ・ベルガルドだ」


一方、リデル&ピュアクルvリップ&メルトリリス&ベリー&ロージア&ツキノ&うしお(牛若丸)&ほわん&ジャック・ザ・リッパー&ププル&女王メイヴ&ナーサリー・ライム&エレナ・ブラヴァツキーが属する女子組Aはキッチンをわざわざ綺麗に掃除した上で今日の仲間達に振る舞う夕飯の食事を作っていた。


リップ「わー、メルトちゃん足でパンの生地こねるの上手!」
メルト「手は特に感覚が不自由だけど」
ロージア「もー!事前に掃除しないなんて料理する前に大変なのよ〜!」
ツキノ「でも、こんなに美味しそうなのたくさんできるから早く食べたいのv」
うしお「魚ももうちょっと焼けますよー」
ジャック「魚かいたいする?」
ほわん「魚だけ解体するならいいよー」


すると、メイヴがププルをからかうかのように話しかける。


メイヴ「それにしてもゼオ、いつもいいわよねー。こんな美味しい料理食べてくれる嫁がいるから」
ププル「よ、嫁・・・っ!!(顔真っ赤」






※以下ププルの妄想


ゼオ「ププル・・・」
ププル「ま、待って!ゼオ、急に何言って・・・」
ゼオ「俺からのプロポーズを受け取らないの嫌か?なら言い直す。俺と結婚してくれないか?」
ププル「あ・・・う、うん。はい(顔真っ赤になってる」


ゼオ「ププル。調子はどうだ?」
ププル「うん。キミとのお腹の子もちゃんと育ってきてるし・・・」






ププル「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!(さっきよりも顔真っ赤で逃げ出した」
ナーサリー「ププル!?どうしたの!?」
ベリー「顔がイチゴみたいになってるー!?」
エレナ(メイヴがなんか揶揄して妄想したようね;まあうちのマスターはププル一途なことは誇らしいんだけど)
リデル(でも、ププルさんの気持ちはわかります。私もいつかアイオーンさんと・・・)


一方、アミティ&ラフィーナ&ルート&アリシア&白鳥姫子&しおん&乱麻&ホルミー&ジャクリン&BVL&沖田総司&マシマヒメコ&お竜&モードレッド&アタランテ&フランケンシュタインが属する女子組Bは料理以外での洗濯などの家事をこなしていた。


アミティ「洗濯あまりにも多いね」
ラフィーナ「まあ美しさを磨くための修行の一環くらいはなったんじゃなくてよ?」
アリシア「掃除もいつもサンソンがしてくれたからありがたさがわかるわ」
姫子「やっと桜田兄弟らにも恵まれたことはわかった気がしますわ;」
アイレーン「クルークとの未来のために花嫁修行とはいえ疲れたのだ〜・・・;」
ペイペイン「アイレーン様、ここからがファイトです!」
ハンドレッコ「メイド、マスターの最初のは聞いてないのかい?」
お竜「リョーマの正妻として洗濯をこなすべきだとメイヴに聞いた!」
沖田「変な入れ知恵ですよそれ;まあ女子なのに家事が全くダメでいつもダーオカに頼り切ってた乱麻さんもその心意気は見習うべきですが」
乱麻「OTL」
ヒメコ「ドンマイ;」


すると、同じく洗濯していたモードレッドもいつも日頃の家事をやってくれるシルクの有り難みがわかってきた。


モードレッド(そういえば、シルクは何も言わなくてもやってくれてたな・・・目的を果たしたらなんか好きそうなポフィン買おうかな・・・)
アタランテ「モードレッド。彼は連れてきたか?」
フラン「う」
しおん「まだ寝てる?」
モードレッド「ああ。明日には目を覚ますだろうがな・・・」


そしてその夜の夕食時、いつものごとく趣味のチェスを嗜んでいたグレンとオルフェは彼らのことについて雑談し合っていた。


グレン「それにしてもあんた珍しいなー。そういう一面があったのは意外だったぜ」
オルフェ「いや、彼らはちょいと騒がしいがみんないい子だよ。まあお前が可愛がってるライトとイサキに対してのと同じだろう」
グレン「あんた、昔からそうだったな!そんな怖いなりしてからかい上手なクソジジイで気付いたらいつも・・・」
オルフェ「チェックメイト」
グレン「!!?」


一方、かなりメシウマな今日の夕食を満足そうに食べ終わった後、クルークは用意された自室の寝床の天井の窓から星空を見ていた。


クルーク「こんな雲の中からでもこんな星空が見れるなんて思わなかったな。・・・あやクルも早く全快してこれを見れればいいけど」


そしてその翌日、彼ら一行が乗る飛行船はいよいよ最初の赤の色使いが待つイースター島に辿り着こうとしていた。みんな意欲十分のようだ。






今回は赤の色使いとの対決

赤の中のモアイさま(その2) ( No.49 )
日時: 2023/04/20 23:07
名前: 桜 (ID: YUZdXVbt)

イースター島とラティアスとの出会い






葉樹「はぁい☆モニターからエリアの解説しちゃうぜ!このイースター島はモアイ像が数多く立ち並ぶチリが所有する島なんだ。こんなに巨大だといつかそれを模したロボットも出てきちゃうかもー??」
アタランテ「解説を茶化すなー!!」
エージェント「あーあ;じゃあ、赤の色使いを探すぞー」
ゼオ「すっげぇー!!モアイだ!」
ププル「わぁ、イースター島に来たの初めてだから嬉しい!」
エレナ「観光に来たつもりではないけれど、微笑ましいわね♪」
フィン「全く微笑ましい限りだ(はしゃぐププルを写メ」
ディルムッド「我が君・・・;」
エジソン「それなら私の発明でコピーしたのをスマブラ屋敷に持ち帰るが?」
エージェント「マスハンに怒られるからやめたげて;」


イースター島のモアイを見てみんな何気なくはしゃぐ中で赤の色使いを探していた。クルークもその一人だ。


クルーク(観光で来たわけじゃないけど、せっかくだから記念にモアイ撮ろうかな。ん?)


すると、クルークは導かれるように何かを見つけた。その気配にだんだんと足が進んでいく。


クルーク「なんだろうこれ?」


すると、クルークが見つけたのは・・・






あの伝説のポケモンの1匹である、ラティアスだった!






クルーク「ラティアス!?伝説のポケモンがなんでここに!?」


すると、ラティアスが合図を使って何らかの道標を示そうとした。このラティアスは言葉は喋れないが、ジェスチャーを使って伝えることはできるようだ。


クルーク「!なんか案内してくれるのかい?」
ラティアス「♪」
クルーク「あ、ちょっと待って。今みんな呼んでくるから」


クルークに呼ばれた大半の全員が偶発的に出会ったラティアスが案内役として案内地を向かう。あの伝説のポケモンのラティアスがこんなところに現すなんて意外だったようだ。


ラフィーナ「まさかあの伝説のポケモンに出会って案内してくれるなんて思いませんでしたわ」
アミティ「このラティアスは言葉は喋れないけど、ジェスチャーで伝えようとしてるから十分だよ!」
以蔵「どうやら赤の色使いの居場所知ってるようじゃから、ターニングポイントで待っててくれちょるグレン達を心配させんように早く行くぜよ」
乱麻「そうだな」


すると、ようやくその場所に着いた。しかし、誰もいる様子はなかった。


ロージア「本当にここなんですか?」
うしお「どこかで隠れてるかもしれませんね「おーほっほっほっ!!来たわね挑戦者達!」


すると、上から高笑いがして全員はモアイ像の上を見上げた!そこにいたのは・・・






ルルー「私がこのイースター島に在する赤の色使い、麗しき格闘女王ルルーよ!!」
アミティ&クルーク&リデル&ププル「初っ端からヤバい人来たあああああー!!?」






なん格闘女王ルルーが赤の色使いとしてイースター島で待ち構えていた!しかも一部の人達の身内・・・;


モードレッド「赤の色使い、こんなんだったか?どう考えてもおっぱいの大きい美人の姉ちゃんじゃねーか;」
トリスタン「見た目的には私の好みですが、性格的にはそれで合っているかと」
沖田「?」


すると、ルルーが自分の身内のキャラ達がいることに気付いた!


ルルー「は!?なんでラフィーナやアミティ達がここにいるのよ!?それにゼオやププルも!?」
ラフィーナ「いえ、私達はとある目的で赤の色使いを見つけないといけませんから・・・」
ルルー「なんですって!!?さてはあなた達!」






ルルー「私と同じサタン様の争奪戦に参加しに来たのねー!!!?」
大半の全員「」







衝撃の展開だった。特にサーヴァント達はこの女を何を勘違いしているんだろうと思ったらしい・・・しかも、サタンはトリスタンを召喚後に送り出した人物・・・


クー「サタンってオメーの召喚者の魔王だよな!?知らなかったのか!?」
トリスタン「話は聞いてましたが、まさかこんな見た目が胸の豊かな美女なのにかなり嫉妬深くて腕力が強い女性がそうだなんて・・・;ああ、噂なのですがね。あれを前にすると世の男は怖くなるでしょうね。まあ彼女は私のかつていた場所の一部の同胞のドストライクでしょうが、本性は痛い目に遭うまで全く知らないでしょうね。その同胞が殴られる未来が微かに見えるほどです;」
チャラ王「は!?同僚にお前と同じような女好きがいるの!?」
トリスタン「例を言うならガウェイン卿のストライクの一つですね;卿の好みは年下で巨乳の女性ですね。まあ恋愛的にとは別物ですが」
ルート「えーっ!!?あんな恐ろしい騎士が!?」
リップ「ちょっと!明らかにトリちゃんの方が失礼に当たりますよねごめんなさい!」


トリスタンの言葉の端々を聞いたルルーはその怒りを来す!


ルルー「・・・あんた達。あれに頼まれてるのもあるけどもう許さない!!女王の鉄拳受けてみなさい!!」
アタランテ「あれは本気で激怒している・・・!!(顔真っ青」
ラフィーナ「みなさん!ここは私に任せなさい!あと、ツキノさんとアサト!私の援護よろしくですわ!」
ツキノ「わかったの〜」
アサト「えっ、あの恐ろしい女と戦うの!?流石に俺でもあんな状態で嫌だよ!!?そもそもトリがあんなこと」


バッキャア!!(買ってきたモアイの人形をレガムントが殴る音)


レガムント「やれ。今がお前の戦う時だ」
アサト「はい・・・;」
ハルトマン(俺じゃなくてよかった・・・;)


ラフィーナ&ツキノ&アサトvsルルーの戦闘が突入!ルルーは格闘を戦闘の主にしているためにその常人離れした鉄拳や腕力で特にアサトを驚かせていた。


葉樹「白魔術師葉樹ちゃんのモニター越しバトル解説ー!ルルー様は生まれつき魔力がなく呪文も使えないけど、武器を持たずに格闘だけでここまで強くなった女性だから初めて会った人はおろか友人でも恐ろしいと思わせてるよ!僕でもSAN値MAXー!!」
ルルー「破岩掌!!女帝拳!!崩撃連脚!!」
アサト「うわっどう考えたって力つえー!!ラフィーナの嬢ちゃん、よくこんなのと戦えるよな!?」
ラフィーナ「あなた達でも驚くほどですのね!?何か一部は怯えてる様子はありますし!」
アサト「そりゃあ俺達でも見たら驚くだろ!!?」


なかなかに白熱した格闘試合にルルーのかなりの腕力ぶりを見た大半のサーヴァント達が怯えた様子になってしまった。そりゃあそんなもん見たらトラウマ抱えるわな・・・;


ジャガー「そりゃああんなの見たらトラウマ抱えるぜ・・・;」
ペイペイン「彼女の戦いぶりは見ただけでも人に衝撃を与えますからね・・・あら、土佐組はあまり怖がってませんね?」
以蔵「おん?そりゃあ驚きはするが、どう考えても龍馬の姉ちゃんの方が怖いぜよ;じゃから、逆に冷静になったき;」
龍馬「姉さんは見た目的にもインパクト与えたから・・・恐怖で思い出したくないOTL」
お竜「お竜さんと今度格闘試合で戦いたいぐらいだ!(かなりワクワクしながら興奮」
ハッチン「待て!!じゃあ、龍馬の姉ちゃんの方があの姉ちゃんよりも恐ろしいのか!?」
ヤス「絶対想像したくないやつだ!!?」


一方、ルルーの攻撃力と体力の高さに流石に三人が苦戦してきた中でルルーは高笑いしながら告げる。


ルルー「おーほっほっほっ!!ラフィーナ達には悪いけれど、この勝負は私の勝ちのようね!」
ラフィーナ「この・・・!流石と思いますが・・・!」


すると、ツキノが何かを見つけるために自分のカバンのチャックを開けていた!


ラフィーナ「ツキノさん!?お腹が空いたからと食べ物漁ってますの!?」
ツキノ「違うの。何か土産用に買ってたのなくしてると思って探したらあったのー」






ツキノ「もしもと思ってルルーさんに土産用に渡すはずのミニサタンさんのぬいぐるみ付きの人形モアイ像なの〜」






そのツキノの言葉にルルーの動きがピタッと止んだ。あれはイースター島にある売店で売られたのを見かけたサタンさま争奪戦で優勝と同時に一番の目当てで買おうと思ったやつ・・・!


ルルー「あなた、私への土産用として買ってきてくれたの!?ちょうどいいわそれを私におよこし!!」
ラフィーナ「・・・アサトさん、あとはお願いしますわ」
アサト「ああ、流石にこんな逆転のチャンス逃したらもうないからなあ・・・;」


すると、アサトは自分の宝具を放つ!






アサト「闇の俠客、ここに参上!十面埋伏・無影の如く!!!」
ルルー「きゃあああああーーーーー!!!!」






ルルーはアサトの宝具に倒され、それによりゼオが解析したハートビート・クロックタワーの風景が変化していた!覆っていた雲が一つ取れたからだ。


ゼオ「ハートビート・クロックタワーを覆ってた雲の一つが取れてる。恐らくはあの雲が隠している鍵だな」
エージェント「じゃあ、残りの色使い達を倒せば雲は全部取れて出現されるんだな?」
ププル「でも、誤解を解いてあげないと・・・;」
モードレッド(ツキノ、のほほんに見えてかなり注意する奴だ!!?アサト、牛若丸、弁慶、よくこんなマスター見つけたな;)


そしてルルーはクルークからサタンさま争奪戦の真相を聞いて驚愕していた!


ルルー「なんですって!?負けただけでなく、サタンさま争奪戦がないというのは本当なの!!?」
クルーク「た、多分・・・;わざわざイースター島で開催されるという情報はないですし・・・;」
ルルー「そう・・・教えてくれてありがとう。ということは私はキッドに騙されたわけ!!?キイイイイイーーーーーッ!!!キッドはどこよーーーーー!!!?」


ルルーが時折モアイ像を破壊しまくりながら恐らくはその嘘情報を言ったであろうキッドを問い詰めるために探しに向かっていった後にアイオーンは聞く。


アイオーン「これで良いのかわからぬ・・・;」
ヒメコ「いいんじゃない?なんでキッドがあんな嘘言ったのか知らないけどせめてあの女に酷い目に遭わないのを祈るよね;」


すると、ラティアスがクルークの服をツンツンと突く。


クルーク「ラティアス、どうした?えっ?みんな、ラティアスは他の色使いの場所を教えるから自分も連れて行ってほしいって。青の色使いがいる場所には兄のラティオスが向かってると」
エージェント「よし!現地でのいい案内役だ!グレンも多少は融通利かせてくれると思うし、着いたらその案内頼むぜ!」
ラティアス「v」


赤の色使いを撃破しラティアスを加えたクルーク一行は次の青の色使いが待つイタリアの水の都ヴェネツィアに向かうためにグレン一行が待つ飛行船に帰るのだった・・・。






ルルー、怖いよ・・・;

赤の中のモアイさま(その3) ( No.50 )
日時: 2023/04/20 23:10
名前: 桜 (ID: YUZdXVbt)

一方その頃・・・






タママ「ん・・・」


その夜、タママはどこか見知らぬ部屋のベッドの上で目を覚ました。どこかの隠し部屋だろうか。


タママ「ここは・・・?確かモー公のところに行ってパンプキンパイ食べながら話を聞くうちに眠くなってきちゃって・・・」


すると、タママは窓の方を見てその光景に唖然となった!なんと窓の外が夜空の雲の上にあるからだ!


タママ「地球(ペコポン)の夜空の上ぇ!!?ほんとここどこですぅ!!?」
モードレッド「オレらが乗るグレンという船長達の飛行船に繋がる、言ってしまえばベントハウスみたいなもんだ。まあ葉樹が用意した魔導カバンから入れる隠し部屋だな」


すると、モードレッドの声にタママは振り向いた。あれ?ってことはまさか・・・






モードレッド「Good morning」
タママ(Д)                °°






この時タママの大絶叫は葉樹が事前に用意した魔導カバンからの隠し部屋になっているためにグレンの飛行船にまで響き渡ることはなかった・・・。






続く・・・!






感想OK


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。