二次創作小説(紙ほか)

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日常日和。5
日時: 2026/02/19 19:29
名前: 桜 (ID: YKgE9blb)

おかげさまで日常日和。も5という節目で新しく迎えることができました。ここに至るまで色々と混乱があり悩みもしましたが、考えた末にこの先に何があってもこれまでの続きを執筆したいという気持ちで新スレッドに至れました。色んな意味で変わる場合もあり混乱はすると思いますが、私は私で頑張りたいと思いますのでご存じの桜サイドやこれまでに出てきた新たなサーヴァント達も含めてどうぞよろしくお願いします!


「目次」


「短編」
The Reverse Night>>1-5
聖夜怪盗☆シークレット>>6-7
デンジャー☆スクランブル>>33-36
僕もまた、運命に導かれて>>37-38
うちの護衛のママ侍さん>>39-42
とある雪月花の羽根。>>43-44
アスパラ☆クライシス!>>77-83
運びを巡る機関車と謎のトレインハンター>>84-86
僕の果実のボク>>96-100
黒の感情・白き純潔>>101-105
ツイセキ☆トラブル!>>148-152
イモーターウォーズ>>153-156
◯◯透視の試用モニター>>157-161
こっちを向いて、愛してると言って!>>162-165
Halloween rabbit!>>166-169
湖の騎士は星の戦士の●●に夢を見るか?>>170-172
ランデブー☆メタモルフォーゼ>>173-176
鯖組メインでファンタパロ>>177-179
雪の記憶、冬の華>>180-183
ある冬の日のアムール>>184-187
クリスマスに追いかけっこ!>>188-191
クリスマスにネガイゴト>>192-196
小さきパンダのガレット・デ・ロワ>>197-200
宇宙の中の不思議の国>>201-205
スキ!スキ!スキー!>>206-210
ビターシュガー・チョコバーボン>>211-215
満開花見日和>>246-249
ツッコみ所が絶えませんっ!(by一ちゃん)>>250-253
ブレーメンの追跡隊>>254-258
王様ゲーム>>259-262
阿国さんの戦い>>263-267
蛇は蛙が好物らしい>>268-270
シチリアでの小話集>>286-289
パンプキンハザード>>318-321
雪の輝き、小さな夢>>345-348
王ドラなう!>>349-351
聖夜、君に贈り物を>>352-356
聖夜、白なる争奪戦>>357-360
突撃!隣の大掃除>>361-364
年明けのアムール>>365-368
バレンタインのから騒ぎ?>>393-396
I‘m not crying anymore>>397-400
バディファイターズタワー踏破の旅>>429-432
Cherry:CamelotZERO>>437-440
異世界を駆け巡る澄色の猫型ロボット達>>471-478
かの者が残してきたもの>>479-482
虹の島々での小話集>>537-540
グルメフェスを調査せよ!>>541-544
Halloween☆Panic!>>579-582
アンジャッシュネタ>>583-584
続☆年明けのアムール>>611-614
ガチンコ節分バトル>>635-638
嗚呼、バレンタイン!>>651-654


「サーヴァントvs○○○シリーズ」
第六天魔王vsカンフー猫型ロボット>>322-325
湖の円卓騎士vs仮面の剣士>>337-340
光の御子vs魔界のプリンス>>341-344
ブリテンの騎士王vsもう一人の闇の魔導師>>401-404
幕末の人斬りvs蒼炎の勇者>>405-408
日輪の姫vs野原家の主婦>>409-412
大統王vs黄色い悪魔>>413-416
五代目風魔頭目vs宇宙忍者>>417-420
太陽の騎士vs赤き吸血鬼>>499-502
島原の乱の指導者vs虚言の魔術師>>503-506
維新の英雄vsウサギの双子弟>>507-510


「桜サイドの快刀家の事情」
三兄編>>389-392
次兄編>>433-436
長兄編>>545-548


「針音ノ時計塔のアリア」
時の輝きよ>>45-47
赤の中のモアイさま>>48-50
青の上のウォーターシティ>>51-54
白の下のバトルロワイヤル>>55-57
黄の外の太陽・・・?>>58-60
その呪文の続きには>>61-66
「誰か」の世界にとってのピース>>67-71
ここに。>>72-76


「決戦前夜」
輝ける希望の星達よ>>114-117
二度の生における旅路>>118-120
「太陽」の焔を>>121-125


「キャメロット城での決着」
現在キャメロット城:正門>>126-127
現在キャメロット城:世界を約50%吸収>>128-129
現在キャメロット城:世界を約80%吸収>>130-133
我らの望む未来>>134-136
太陽のナミダ>>137-141
There are our home here>>142-147


「女性ケロン人小隊襲来」
一の儀、女性ケロン人小隊襲来!>>369-372
二の儀、ささやかな疑念>>373-376
三の儀、偽物と本物>>377-380
四の儀、ゆずれなき信念>>381-384
五の儀、星へ届けるハーモニー>>385-388


「フェアリー・レクイエム〜トリスタンの名を持つ妖精の少女〜」
「トリスタン」は突然に>>549-552
日常ブレイカー?それとも・・・?>>553-556
妖精姫のトマドイ。>>557-560
キミが望むなら、どこまでも連れてゆこう>>561-564


「フェアリー・レクイエム〜謎の妖精の騎士一味〜」
新たな戦いの幕開けの予兆>>585-588
逢瀬とサーヴァント召喚の再認識>>589-592
冬の裏山での怪奇現象の調査>>593-596
○○○の○○は蜜の味>>597-600
偶然による○○の連鎖>>615-618
想いの交錯>>619-622
赤い猫の足跡、再び>>623-626
残された傷跡・・・そして、始動>>627-630


「フェアリー・レクイエム〜妖精の夢の中で〜」
何かが鳴り響くとき>>655-658(更新)


「前後編」
かけがえのない「君」>>26-28>>29-32
戦国時代からの謎の挑戦状!>>87-91>>92-95
苺の彼方をもう一度>>106-109>>110-113
シチリアでの鳥の夢>>271-275>>276-281>>282-285
月夜でのエンゲージ>>326-331>>332-336
雪月に小さな花びらを>>421-424>>425-428
時空鉄道の夜>>483-487>>488-498
カービィだらけ>>511-515>>516-519
ワドワド☆サマーアドベンチャー!>>520-525>>526-530>>531-536
世に放った誠を探しに>>565-568>>569-573>>574-578
クリスマスで御用改め!>>601-605>>606-610
エアライダー珍道中。>>631-634>>639-643>>644-650


「風花月夜伝〜友情よりも、忠義よりも〜」
第一の巻:逆光降臨>>8-10
第二の巻:御一行様之旅珍道中>>11-12
第三の巻:恋せよ浪漫、忍の花に>>13-15
第四の巻:変わりはしないもの>>16-18
第五の巻:生きとし、生ける者。>>19-20
第六の巻:揺るぎない、どうしても。>>21-22
最終の巻:音が導く先>>23-25


「風花月夜伝2〜花は今、光へと舞う〜」
第一幕:異変を告げられし江戸>>216-219
第二幕:渦巻く四方と空>>220-223
第三幕:咆哮の中に在る「声」>>224-227
第四幕:私の輝きの星>>228-231
第五幕:忍び寄る戦いの迫る時>>232-235
第六幕:怨恨開花>>236-240
最終幕:空へ>>241-245


「灯火の星〜第六天魔王の乱〜」
第一の段:わし、参上!>>290-293
第二の段:雷に阻まれるのならば、やることは?>>294-297
第三の段:キミと、光と>>298-301
第四の段:聖地の謎かけを解き明かせ!>>302-305
第五の段:闇夜の城で見つけたのは・・・>>306-309
第六の段:光と闇の諍い>>310-313
最終の段:そして魔王は、悪魔と共に歩き出した。>>314-317


「チェリーワールド×蒸気都市〜夢幻の歯車の光〜」
第1話:ようこそ蒸気都市>>441-444
第2話:風を便りに>>445-448
第3話:決して叶いもしないだろうけど、>>449-452
第4話:魔女の■の讃歌>>453-456
第5話:蒸気聖杯戦争の「目的」>>457-460
第6話:風よ光へと吹け>>461-465
最終話:さよなら蒸気都市>>466-470

桜サイドの快刀家の事情〜次兄編〜(その2) ( No.434 )
日時: 2025/04/09 18:13
名前: 桜 (ID: CkpTUGPA)

なんかヤバそうな風に;






以蔵「おいツースト、待て!話を・・・!」
ツースト「しつけーなこら!」
以蔵「わしは静馬から金貸してもらっちょらん!」
ツースト「確かに金貸してもらった様子はないが、それでも寝たんだろどうせ!それを俺のあいりにも同じことするつもりじゃねーか!」
以蔵「静馬と寝たって・・・は?相手がわし!?」


一方、シンガンの侍ベーシストは男子トイレの前でシンガンの紅蓮ギターボーカルを待っていた。


ヤイバ「クロウ、まだレジェンド・オブ・時間がかかるのか?」
クロウ「もう出るぜー」


すると、クロウがドアをバンと開けた拍子にヤイバと同時にツーストがぶつかった!


ヤイバ「ゆえっ!?クロウ、いきなりドアを開けるな!」
クロウ「おめーがそこで・・・って、ツースト!?」
ツースト「イッテェ・・・;なんなんだよもう・・・;」
以蔵「追いついたき!話を聞きとうせ!」
ツースト「イヤだね!あんな状況で寝たとしか思えないだろ!」
以蔵「確かにわしは生前それみたいなことはやっちょったが、流石に人の女取るような真似するか!あと、わしはあいつとは寝ちょらん!」
ツースト「名前呼びとか言い方がもう親しいんじゃねーのか!?」


ツーストと以蔵の激しい口論を前にしたクロウとヤイバはお互いの顔を合わせてから二人に声をかけた。


クロウ「何があったんだ?とうとうあいりを以蔵に取られたのか?」
ヤイバ「いや、トリスタンと違って故にそんなことしないと思うぞ。故にそれに関しては」
ツースト「聞けお前ら!」


ツーストから話を聞いたクロウとヤイバは驚く!


クロウ「えっ、乱麻達の住む学生寮に人気俳優の静馬が風呂上がりの姿で出て来たって!?見間違いじゃねーのか?」
ツースト「撮影で何度も会ってるから間違いねーよ!あの様子は絶対何かあったんだ!」
ヤイバ「拙者らは見てないからどちらかは断定できないが・・・以蔵からも話を聞きたいのだが」
以蔵「それは・・・」


すると、あるリムジンが四人の前に来た!そこから降りたのはアルカレのメガネヴァイオリニストだ!


オリオン「やあ、お前達。いつもよりもさらに貧相になってどうしたんだ?」
クロウ「げっ、アルカレのメガネ野郎!」
ツースト「実はこいつが!(以蔵に指さす」
以蔵「わしはしちょらん!」
オリオン「金貸しで揉めているのか。ならば、特別に俺から金渡して「違うしこんな時にいらんわ!!」


以蔵の強情ぶりに何も知らないオリオンは高笑いした!


オリオン「普段はどうしようもないのにこういうところはしっかりした男だ!そういうのは嫌いではないのだが」


すると、以蔵を後ろから抱きつく人物がいた!キャップを深くかぶっているので一瞬わからなかったが・・・


静馬「あんな偉そうな成金にはついて行くな」
クロウ&ヤイバ「えええええーーーーー!!?」
以蔵「静馬!?」
ツースト「やっぱりお前らそういう関係なのかよ!?」


静馬の姿にオリオンは彼が誰なのか気付いた。


オリオン「お前はキャップを深くかぶっていたが、今話題になっているという俳優の静馬か。マウントがわかりやすいな」


すると、後ろから静馬を手刀で当たらせた!騒ぎを聞きつけたであろう乱麻だ。


オリオン「!」
静馬「いてっ」
乱麻「何やってるんだ」
ツースト「乱麻?まさかお前公認か!?」
乱麻「絶対違う」
オリオン「じゃあ、静馬はお前のなんなんだ?言ってみろ」


乱麻は気絶した静馬を連れながら言う。






乱麻「次兄。二番目の兄だ」
ツースト&クロウ&ヤイバ「えっ!!??」






乱麻が行った後、彼女が話してくれた内容を聞いたオリオンは少し驚いていた様子で頷く。


オリオン「そういえば、静馬の顔立ちの感じが乱麻嬢に少し似ていると思ったが、兄妹だったのか」
以蔵「おん・・・」


その翌日、クロウから話を聞いたことで知ったクルーク達は以蔵の元を訪ねていた。


クルーク「以蔵さん、乱麻さんの二番目のお兄さん、静馬なの!?」
以蔵「おん、本当はあまり明かしたくないんじゃが」
ラフィーナ「なんか知らないような感じはしましたが、そういうことですのね!?」
アミティ「やっぱり本当だったんだ!」
以蔵「おいちょっとは落ち着けぇ・・・」
夏美「ちょっと以蔵さん!静馬のこと、私にも話してよ!」
以蔵「・・・;」


その後にも数人からの質問責めにあった以蔵はその後に疲れが来たのか酒を飲みながら項垂れていた。


以蔵「バカ乱麻・・・そもそも静馬が自分の兄だと明かすなと言ったのはおまんの方やき・・・」


その直後、以蔵の目の前に追加の酒の入ったとっくりが移されるようにあった。とっくりを渡してくれたのは一連の話を知って彼に会いに来たサンソンとトリスタンとアサトだ。


サンソン「今日ぐらいはいいよ」
以蔵「おまんら・・・」
トリスタン「あと、リップが作ってくれたおつまみも持って来ました。ひとまず今夜はこの四人で飲みましょう」
アサト「いや、四人じゃないだろ。ジャガーもだよぉ」
ジャガー「オレをついで扱いすんな;以蔵、オレでも話ぐらいは聞いてやるから元気出せ」
以蔵「お、おまんら・・・!」


五人だけの宴会で以蔵は静馬のことを話してくれた。


以蔵「芸名は下の名前だけじゃ。家のことも関係するからとな」
サンソン「確かにそれなら配慮的には正しいね」
以蔵「インタビューでも明かさなかったが、静馬を俳優の道を歩ませたのはわしじゃ」
トリスタン「えっ?どうやって・・・」
以蔵「わしが気まぐれで見た芸能雑誌の一文にあるドラマのオーディションの広告があってな、それなら静馬にぴったりやないかって思って誘ったんじゃ。普通の服装で行ったし受かるとは思っちょらんが、それが審査員じゃったプロデューサーやある芸能事務所の社長の目に止まってな。そのまま俳優としてデビューしたき」
ジャガー「それが一世を風靡したって話のデビュー作だったってわけだな」
以蔵「おん」
アサト「でも、乱麻ちゃんや弓弦はそのオーディションに行ったことは知らなかったんだよね?」
以蔵「おん、最初はな。乱麻もそれから少しよそよそしくなったし・・・やっぱりまだおこっちょるかな・・・」
サンソン「そんなことないと思うよ」
トリスタン「ちなみにその社長の芸能事務所はどこのですか?その言い方だと所属しているってことですよね」
以蔵「おん。確かラウンドナイツじゃ。あのトップバンドのcranberryも所属しちょるやつ」
トリスタン(cranberryと同じ・・・!)


静馬がチャラ王の父親・トキオや空の父親・アキトがそれぞれキーボードやギターを務めるcranberryと同じ事務所に所属していることを知ったトリスタンは何か言いたそうだったがなんとか堪えて口を噤んだ。


アサト「とにかく!テレビの中の静馬を見ろ!あの姿はまさしくあいつの天職だ!」
以蔵「ハハッ。ほんにそうやき」


その数時間後・・・


ジャガー以外の全員「」←酒の飲み過ぎでダウンした
ジャガー「酒飲みすぎだお前ら」


一方、これを外から双眼鏡で見ていたベディは龍馬に聞く。


ベディ「どうやら彼は静馬とやらを俳優の道を教えたそうですが」
龍馬「以蔵さんは割と見る目があるからね。それはそれとして・・・」






龍馬「以蔵さんに手を出したらドラマにも出られないかもねぇ(にっこり」
ベディ「やめて下さいよ本当に・・・;」
お竜さん「リョーマ、そんなことしたらファン達が泣くぞ」






その数日後のエージェント達の住む屋敷、エージェントが何らかの雑誌をアリシア達に持って来ていた。






教訓:お酒はほどほどに

桜サイドの快刀家の事情〜次兄編〜(その3) ( No.435 )
日時: 2025/04/09 18:16
名前: 桜 (ID: CkpTUGPA)

撮影現場って自分の地域でやったらワクワクしない?






エージェント「お前らー。今度街のデパートで撮影やるらしいってさ」
アリシア「ふーん」
エージェント「んで、見学がOKらしいから一緒に「あっ、これ静馬主演のドラマじゃないの!」
サンソン「静馬、の・・・」


子供達を中心にウキウキになる中、サンソンはどこか苦い表情しながら以蔵に電話をかけた。


サンソン「もしもし、以蔵さん?実は・・・」
以蔵「ほんにかー!!?」
サンソン「うん、だから以蔵さんも来るなら僕が彼のファンから守っておくけどとりあえず気をつけた方がいい」
以蔵「元から行くつもりやき。まあ気をつけっちゅう」


以蔵が電話を切った後、いつものように昼食後の皿洗いしようと食堂に向かっていた。


以蔵「確か今やってるドラマが恋愛ドラマやが。そりゃあファンが来ないはずが・・・」






乱麻(・ω・###)もちろん私らも行く。いいな?
以蔵「お、おん・・・;(いつのまに・・・;」






その数日後の撮影日、撮影現場の見学席では大勢の静馬のファン(特に女性の)が賑わっていた。


姫子「わー、流石人気俳優ですわね〜」
アストルフォ「ファンって現代でも大体こんなもんだね〜」
弓弦「あなた達の時代にもあるのですか?」
アレク「僕は確かにあったような気がしなくもないけど・・・」
エージェント「つか、以蔵や小夢ちゃんはともかくなんで保護者とそのお付きも来てるんだよ;」
小夢(あ、私はいいのか)


段蔵はあまりの人の多さに思わず機能がエラーになってしまいそうになっていた。


段蔵「人があまりにも多いですね・・・こちらで視認するのでいっぱいで・・・」
ベリー「そんなの視認しなくて大丈夫だよ;」
サンソン「あっ、もうすぐ来るらしいよ。変なことになりそうになったら言って欲しい」
以蔵「おんー」


一方、撮影現場から少し離れた木の上ではアイオーンと龍馬(+お竜さん)とベディヴィエールと小太郎が座っていた。


アイオーン「ヴッ」
龍馬「以蔵さんを見たそうだよ。どうやら乱麻さん達やエージェント君達と一緒にいるって」
ベディ「ガレスちゃんはモードレッド卿らとショッピングに行っているから巻き込まれるよりも幸いかもしれませんが・・・;」
お竜さん「お前も行くなんて珍しいなー」
小太郎「いえ、僕は母上のことが心配になってしまったので・・・」
チョコ(あ、確かにエラー起こしそうになってる;)←アイオーンに抱き抱えられてる


すると、ガサっと茂みが動いていたのを見つけた。ベディはその茂みを開いてそこにいる人物を確かめた。


ベディ「あなたも誰か心配なのですか;」
王ドラ「わっ、ベディさん!?決して乱麻さんのあの無表情次兄が以蔵さんに何かしたらとかじゃないですからね!」
お竜さん「絶対そっちのじゃないのか?」


そして静馬が撮影現場に来た瞬間、見学席にいるファン達が大きい黄色い歓声を上げた!


マキノ「うるさいな・・・」←以蔵の胸元にくるまってる
以蔵「すまんな辛抱せい;」


すると、遠くから以蔵らに対して振るような手があった!


以蔵「なんじゃあ・・・って、トリスタン!?」
トリスタン「やはり来ていたのですね」
エージェント「あっ、リップやチャラ王にまで!」
リップ「こんにちはー」
チャラ王「ルートは今日は部活で行けないって。メルトちゃんは王ドラを探しに行くそうだ。トリスタンも同じことしようとして間一髪で捕らえたぜ;」
おぼろ(モイモイ)「おぼろもいるんだけどー。静馬のサインよろしくって春海さんから頼まれてるだよね・・・」
フルシュ「あの人、意外とミーハーなんですよね・・・;」


小太郎「見つからなくてよかったですね・・・;」
王ドラ「・・・;」←メルトにも猛アタックされている


撮影の準備が整った静馬に監督が話しかけて来た。


監督「静馬くーん。今日演るクライマックスシーンについてちょっと頼みたいことがあるんだけどー」
静馬「はい。ああこれですね。わかりました」


監督の話を聞いて頷く静馬の姿にプロキオンは聞く。


プロキオン「あの人、どうやって演技してるの?」
以蔵「靴じゃな」
プロキオン「靴??」


静馬がショートブーツを鳴らしてから本番の演技が始まった!


監督「では本番スタッ!」


本番の演技が始まった静馬は先程までの様子とは打って変わった様子でヒロイン役の女優の元に駆け出して来た!


静馬「也哉子!何があった!?」
ヒロイン役の女優「智紀・・・実は・・・」


静馬のレベル高い演技を見た見学席は思わず釘付けになり、乱麻は聞こえないように呟く。


乱麻「靴の音を鳴らすことでその役に入り込んでるんだ・・・まるでそいつがいるぐらいにな」
トリスタン「つまり役の演じ分けってことなのですね。もちろん高い演技力も必要なのですが・・・」
チャラ王「演じ分けるのも俳優には必要だってことだな・・・確かに当たってるけど・・・」
監督「よしOK!いいじゃないか!次のシーン行こう!」


本番のシーンの一つが終わった後、ミネラルウォーターを飲む静馬はふと見学席を見渡したら以蔵達を見かけた!


静馬(あれは、以蔵・・・それに妹達や弓弦も・・・みんな来てくれたってことだな。いや、以蔵だけでもいいが)


なんか嬉しそうだねあんた;一方、静馬の一部の女性ファンは以蔵を見かけた!


静馬の女性ファンA「あのちょいワル男、静馬が出入りしてるあの館みたいな建物にいる・・・」
静馬の女性ファンB「静馬を独り占めしてるだけでなく撮影現場までも・・・!」
静馬の女性ファンC「静馬を取るなんて許さないわ!」


その直後、静馬の女性ファン達が以蔵の元に来た!


以蔵「なんじゃあ!?」
静馬の女性ファンA「ちょっと!静馬とどういう関係なのか説明してもらうわ!」
サンソン「キミ達!以蔵さんとはそういうことじゃ」


サンソンが弁明しようとした瞬間、トリスタンが静馬の女性ファン達の前に立った!


トリスタン「それよりもこんな撮影現場で騒がれたらスタッフさんにつまみ出されますよ。可愛らしいレディ達」
静馬の女性ファンB「えっ!?ち、違うし!静馬に何かあったらと・・・!(イ、イケメン!」
静馬の女性ファンC「でも、確かにそうだね!今日はやめとくわ!(こんなイケメンにも嫌われたくないー;」


静馬の女性ファン達が一旦は退散した後、サンソンはトリスタンにお礼を述べる。


サンソン「ありがとう」
トリスタン「ええ。それよりも好かれる分敵作りまくってますね」
以蔵「敵作りまくりちゅうのは否定せんが、なんがわしが好かれるんじゃ?」


一方、それを双眼鏡で見た龍馬は震えながら自分の刀を出そうとしていた。


お竜さん「落ち着けリョーマ。撮影現場で暴れたらクソザコナメクジに怒られるぞ」
王ドラ「でも、また以蔵さんが静馬さんの熱狂的なファンに絡まれたらたまったもんじゃありませんね・・・だから」


すると、王ドラが四次元袖からバズーカらしき大砲を出した!


ベディ「バズーカ!?」
王ドラ「ただのバズーカじゃありませんよ。撃たれたらポップ君になるやつです」
小太郎「な、なんか別の意味で危なそうですよそれ!」
王ドラ「また熱狂ファン達が以蔵さんに変なちょっかいをかけたらって思うと引き金を引きたくなるじゃないですか?(^言^)」
アイオーン「ヴーッ!!」


王ドラがなんとしてでもやる気なことを感じ取ったお竜さんは目を開かせながら彼の前に出た!


お竜さん「そうか。そうだったなお前は。だが、それでクソザコナメクジが泣いたら流石にお竜さんも怒るからな。そのバズーカはお竜さんが食ってやるから渡せ」
龍馬「お竜さん!?」


お竜さんが次第に自分の方に近づいたのを見た王ドラはふっと笑った。


王ドラ「・・・ほー。喧嘩する気は満々なんですね・・・」






王ドラ「でも、確かに以蔵さんが泣き出したらイヤですね。気が変わりました、このバズーカを「パァン!」






大半の全員「!!??」
王ドラ「え?」
お竜さん「あ」


すると、撮影現場で突然の地鳴りが鳴った!


エージェント「地鳴り?」
アリシア「地震かしら?」


すると、地面から出て来たのは・・・






王ドラのバズーカとそれをお竜さんが止めようとして間違えて撃ったことで誕生した超巨大ポップ君だ・・・!






ポップ君がこんな巨大エネミーに(ぇ)

桜サイドの快刀家の事情〜次兄編〜(その4) ( No.436 )
日時: 2025/04/09 18:18
名前: 桜 (ID: CkpTUGPA)

照明係のスタッフ「監督!あれも台本に書いてあるんですか!?」
監督「書いてないけど!?つか、みんな逃げろ!見学席にいる奴らは全員避難しろー!!」


見学席にいる人達が監督を含めたドラマ制作陣の指示に従いつつ逃げ出す中でエージェントはそのポップ君の姿に驚愕していた。


エージェント「ポップ君は俺達の世界のなんだが、なんであんな大きく・・・;」
アリシア「きっと誰か細工したのね」
サンソン「事前に聞くけど・・・以蔵さんも対処しないわけじゃないだろう?」


サンソンの言葉に以蔵は乱麻の方に叫ぶ!


以蔵「乱麻!」
乱麻「わかった。弓弦は小夢やマキノ達を避難しろ」
弓弦「わかりました!こっちだよ!」


小夢達を避難させた後、トリスタンはハープを奏でながら言う。


トリスタン「では鎮めましょうか」
リップ「よくわからないけど、そうだね。あんなヤバいのがいたらハンマーで殴らないわけないもん・・・!」


巨大ポップ君に攻撃を開始する中でふざけた見た目に反して強力な防御の硬さに流石のチャラ王も参っていた。


チャラ王「ダメだ・・・俺の空手でもかてぇぞあれ!」
アストルフォ「こっちもダメー;」


このままではヤバくなるかと思ったが、ある声が辺り一面に響いた!


静馬「こっちだ!狙いは俺だろ」
乱麻「静兄!?」
巨大ポップ君「・・・!!」


その声を聞いたポップ君は静馬の方に振り向き、そして追いかけ始めた!


アレク「逃げて!」
静馬「心配ない。舞台で殺陣をやったことがあるから大丈夫だ」
以蔵(確かに舞台で殺陣やってるだけ静馬は身体能力に優れちょる。じゃが、このままやと・・・!)


すると、あるギターの音が鳴った!全員はその方向を向いたらある四駆のベンツ。そこには・・・!


ジャガー「待たせたな!」
段蔵「ジャガー殿!」
伊庭「おい!持って来たからにはヘマするなよ!」←ジャガーを連れて行くためにベンツを運転してた(自動車免許取得済み)
ジャガー「おうよ!」


ジャガーは何かを持って来た上でそれを乱麻に投げつけた!


乱麻「これは・・・」
ジャガー「奴の錯乱にはなるだろ!その隙に以蔵が切り札を放て!」
以蔵「!おん!」


巨大ポップ君はなおも攻撃しようとするが、その直後にライトが照らした!


巨大ポップ君「!?」
エージェント「ライトの光で混乱させようってやつか!確かに攻撃ができない分この手の錯乱には効く!」
乱麻「以蔵!」


すると、以蔵は第二霊基の姿で剣を構えながら飛んだ!






以蔵「少しは大人しくしちょれぇぇぇぇぇー!!!」


ザシュ!ザシュザシュ!ザァァァァァン!






以蔵の宝具・始末剣の峰打ちにより巨大ポップ君は消滅し、気絶している三人の女性に変わっていった・・・


アストルフォ「この女の子達は?」
トリスタン「あ。よく見たら以蔵殿に絡んでた静馬のファンのレディ達ですね」
静馬「だから俺を狙ってたってわけか・・・」


静馬はチラッと乱麻や以蔵を見ながら言う。






静馬(桂馬から話を聞いてはいたが・・・理解してくれる友達に巡り会えたのか・・・)






その10分後、今回の巨大ポップ君を生み出した張本人(だと本人がお竜さんの罪を自ら被る形で名乗りをあげた)である王ドラはみんなの睨みつけるような視線を浴びながらため息を吐く。


王ドラ「よほど怒ってますねぇ・・・私が悪かったです。すみませんでした」
ジャガー「やけに素直だな・・・」
お竜さん「おい。王ドラが悪いわけじゃないぞ。お竜さんが止めようとしたら引き金をうっかり」


すると、そこに龍馬が割って入って来た!


龍馬「ちゃんと反省してることだし、許してあげてくれないかな?」
以蔵「まあ王ドラはそこまでゲスなわけやないし・・・謝っちょったなら・・・」
エージェント(いやいやいやゲスじゃなくても過去にも結構えげつないことやってんぞこいつ!?)
リップ(ちょっと黙っててあげてね;)


すると、静馬がひょこっと以蔵達に声をかけてきた。


静馬「話し合いは済んだか?」
弓弦「はい、なんとか」
ベディ「結局撮影中止になったこと、申し訳ありませんでした・・・」
静馬「いや、別の日にしてもらったからいい。それよりもあんたら乱麻達の友達か?」
チャラ王「そうっす」


静馬はチャラ王をじっと見るような様子があったが、すぐに視線を戻しながら言う。


静馬「乱麻と弓弦は昔からちょっとそれぞれ社交性がなくてな。小夢も家族とはいえその実難しい立場だし、以蔵は敵も多いし。だから、気を許す友達や仲間が出来て嬉しい。これからも仲良くしてあげてくれないか?」
エージェント「は、はい!」
アイオーン「闇の太陽神には不可能なことなし・・・」


その数日後のアムールの住区であるリップ達の家ではその後の記事を見ながらルートは呟く。


ルート「へー。あれは野生動物の仕業ということにされたのか」
リップ「うん。なんか一般市民の人が知ったら不安になるからって」
チャラ王「内心気に食わねえが、その方がいいかもしれねーな」


そんな中でメルトはトリスタンに訊ねた。


メルト「トリ、確か静馬の音楽事務所がcranberry、トキオという人と同じところなのよね?」
トリスタン「ええ。ですが、以蔵殿は、ちー殿がトキオ殿の隠し子、しかも赤ん坊の妹までいることは知らないはずだと思いますが・・・」
以蔵「失礼やき。知っとう。ほらお裾分け」
おぼろ(モイモイ)「あっ、ダックワーズねv」


その直後、チャラ王が以蔵に詰め寄ってきた!


チャラ王「えっ!!?な、なんで・・・!どこから知ったんだ!?」
リップ「やっぱり乱麻ちゃんの実家の力!?」
以蔵「そんなもんのために使うかぁ!」
トリスタン「ではどこから知ったのです?」
以蔵「は?トリスタンが喋っとう。やっぱり酒飲みすぎで覚えてなかったんやが」


以蔵の発言にリップ達はトリスタンを見て、トリスタンの方は汗をダラダラと垂らしていた。


トリスタン「嘘ですよね・・・いつから・・・;」
以蔵「いつやったき。わしがトリスタンらと再会したばかりの頃の飲み会じゃったか?まだガウェインとも戦っている頃で。わしも酒飲んでたしあくまでも酔っ払った状態やが」
ルート「なあ。トリスタンがどれぐらい喋ったのかできるだけ教えてくれ」
以蔵「チャラ王はcranberryのトキオの隠し子でしかも世間様や一部以外の奴には今も明かしちょらん、しかも海外にいる母と一緒にいる赤ん坊の妹もおる、チャラ王は麻生夢叶名義で曲を書いてちょると」
チャラ王「全部喋ってんじゃんお前!!?」
トリスタン「まさか酔っ払った状態でも覚えていたとは・・・;」


リップはふと何かはっとした様子で以蔵に聞く。


リップ「知っていて乱麻ちゃん達には黙ってくれたってこと?」
以蔵「そういやそうじゃな。やからて言わないつもりはなかったんやが」
リップ「ありがとう。でも、龍馬さん達にも言わないでね?」
以蔵「龍馬は知らんか・・・わかったき、龍馬に対する当てつけも兼ねて言わん」
ルート(龍馬にクソデカ感情を抱かれてるのにこいつは・・・;)


その数分後、帰路に着く以蔵のスマホに乱麻から電話がかかってきていた。


乱麻「以蔵。静兄の出るドラマ放送は今日の夜だからな」
以蔵「今日か。わかっちょる」


乱麻との電話を切った後に以蔵のスマホに今度はLINE通知が鳴った!静馬からだが、その内容は・・・






静馬からのLINE「なぁ。あのチャラそうな友達はトキオさんの息子か?」






以蔵はそれに「そんなわけないろう」と返信した・・・


以蔵(一体どこから知ったやき・・・)


その夜、エージェント達の住む屋敷では。


アリシア「ねぇ!静馬のキスシーンあるわよ!」
エージェント「はいはい;」


おわり






「後書き」
最後はどこか意味深な終わり方になりましたが、それはまた別の機会。それまでこのシリーズが続ければですが!
そういえばリアルのお話になりますが、この春からようやく親元を離れて一人暮らしを開始します。まだまだ色々なことがあると思いますが、それでも踏ん張りたい今日この頃。






感想OK

Cherry:CamelotZERO(その1) ( No.437 )
日時: 2025/04/15 17:38
名前: 桜 (ID: 98r4yblN)

今回は桜サイドにおけるベディヴィエールメインの第四部後半に至るまでの前日譚。第四部後半でその時のベディの心境を詳しく書いてないなと思い、掘り下げてみました。






「小ネタ」犬達顔合わせ


以蔵「おん、チャンタ。こいつらがスマブラ屋敷のパピヨン三兄弟じゃ」
ネス「みんな仲良くしてねー」


以蔵が自分達の寮で飼っているキャバリアの子犬チャンタと、スマブラ屋敷で飼っているパピヨンの子犬三兄弟のティクタとティクルとティクトが初の顔合わせしていた。ちなみに乱麻達の住む学生寮は寮母の理子がトリマーをしているからかペットは一世帯に1匹までならOKだそうだ。


チャンタ「??」←眠たそうにしてる
ティクタ「おーい、起きてるか?」
ティクト「あっ、向こうに行こうとしてる」
ティクル「マイペースなのね・・・って、向こうに行っちゃだめ!」


なんだかんだでちゃんとチャンタを受け入れるパピヨンの子犬三兄弟を見て以蔵は安堵していた。


以蔵「なんだかんだで受け入れられそうやが」
ネス「特にオスのティクタとティクトがよく声かけてるし」
以蔵「おー、ならチャンタにシーズンが来たらティクタとティクトが争ったりろう?」
ネス「オス犬の戦いだね!」






ネス「ティクタが先に乗るでホットケーキ!」
以蔵「ティクトがはらませたで卵焼きじゃあ!」
ウルフ「おいそこの悪戯小僧と人斬り!!子犬になんて賭けしやがんだ!!」






※犬に限らず生き物で賭けはしないでね






ある特殊な事例で座に刻まれた後の此度の召喚。我が王を今度こそ守りたかった。


たとえ本当に敵対するとしても・・・






Cherry:CamelotZERO

Cherry:CamelotZERO(その2) ( No.438 )
日時: 2025/04/15 17:40
名前: 桜 (ID: 98r4yblN)

私が召喚されたのはかつてのキャメロットに酷似していた城だった。その前にある騎士が立っていた。


ガウェイン「サー・ベディヴィエール。彼らの召喚に応じてくれて感謝します」
ベディ「サー・ガウェイン。もしや貴方もですか?」
ガウェイン「いいえ、私は最初からずっと現界しているので」


ガウェインの言っている意味がわからなかったが、彼の笑顔の雰囲気からどこか陰りがあるのはわかる。どこかの主に酷使されているのかと当初はそう思っていた。


ベディ(ガウェイン卿のことだ、きっと我儘がすぎる主に振り回されたのだろう)


その数日後、私の後に召喚されたパーシヴァル卿やガレスちゃんに会った。話を聞いた私は駆け込む。


ベディ「お二人も召喚に応じたのですね」
パーシヴァル「サー・ベディヴィエール。貴方もだったのか」
ベディ「パーシヴァル卿は相変わらずで。ガレスちゃんも・・・」
ガレス「ベディヴィエール卿。なんかガウェイン兄様がおかしくなったような気がします・・・」


ガレスちゃんの言葉に私は一瞬だけ目を見開いた。ガレスちゃんはガウェイン卿が最も大切にしている妹だ。その妹から放たれた言葉で何かしらの疑問が生まれた。


ベディ(ガウェイン卿がまた復讐心に・・・?)


そのまた数日後、私はこの日に召喚されていたアグラヴェインに会った。


ベディ「アグラヴェイン卿。お久しぶりです」
アグラヴェイン「ベディヴィエール卿、貴様もか。皮肉だが我が王も此度の召喚に応じている、ひとまず挨拶しろ」


その言葉を聞いた私は足早に駆け出した。私は足を止めた瞬間跪いた。






ベディ「我が王・・・!」
騎士王「ベディヴィエール卿。貴方も呼ばれていましたか」






この時のかつての主君はまだ少女の我が王の姿だ。そう、「この時」は。






それからケイ、ガヘリス、パロミデス、ボールス、ペリノア王の順に呼び出せるだけの円卓の騎士達が召喚された。何しろ「珠黄泉族」とか「吸骨鬼一族」とか「青の吸血鬼一族」とかいう三様に連なる者達が召喚していたらしい。


ベディ(会ったことはないが、少なくともこれだけの数を召喚した者は相当な力があるはず)


しかし、私はここで気付いた。叛逆の騎士モードレッドや妖弦の騎士トリスタンが呼ばれていなかったのだ。


ベディ(モードレッドはわからなくもないが、トリスタンは呼ばれてない理由・・・やはり召喚者が難色を示したからなのだろうか)


そう思っていた瞬間、私はある叫び声が聞こえた。どこからかわからないが・・・


ベディ(王・・・?)


その数日後、元は外部召喚だという客将とされる人物がこの城にやってきた。湖の騎士ランスロット卿だ。


ベディ「ランスロット卿!貴方もきていたのですね」
ランスロット「ベディヴィエール卿、貴公もか。ガレスも呼ばれているだろう?」
ベディ「はい、明るい雰囲気のままです。ただ兄のガウェイン卿が少しおかしくなったような感じがあったと聞きましたが・・・」
ランスロット「・・・」
ベディ(ランスロット卿・・・?)


召喚に応じた私達は王の間に呼び出された。この日にようやく我らの召喚者の一人に会えるからだ。


ヘクソン「諸君。よく我らの呼びかけに応じてくれた。客将もここの戦力として加わった貴様らの働きに期待している」


ヘクソンという男の言葉に私も含めた者達は快諾の答えを出そうとするが・・・






ヘクソン「では早速だが、我らのガウェインを助けるために守るのか止めるかで分けた者で殺し合え」






その最初の命令に私達は言葉を失った。ヘクソンはそれには介さぬ様子を見せずに話を続ける。


ヘクソン「実はこの世界にはすでに叛逆の騎士モードレッドが召喚されていてな。その目的である奴の打倒に向けてガウェインを守るのに騎士王に賛同するか止めるかを貴様ら自身が選ぶといい」


一部はその言葉に反論しようとするが・・・


ヘクソン「それに騎士王はすでに聖槍の力で変質していてな」


その瞬間、私達の目の前に現れたのは騎士王ではなく、私がかつて戦った獅子王だった。


獅子王「・・・」
ベディ(王・・・!!)
獅子王「では今夜一晩ゆっくり考えるといい。あ、そこにガウェインは含まぬ」


その翌日、悩んだ末に私とランスロット卿とガレスちゃんとパーシヴァル卿とこアグラヴェイン卿はガウェインを守る側につき、残った円卓騎士達がついたガウェインを止める側と殺し合った。それは銀の腕が血にまみれるほどに。


ベディ「・・・」


結果、私達ガウェインを守る側が殺し合いに勝利し、この城にいることを許されたのだ・・・。


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