二次創作小説(紙ほか)

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日常日和。5
日時: 2025/09/30 17:20
名前: 桜 (ID: ZZpzcnXb)

おかげさまで日常日和。も5という節目で新しく迎えることができました。ここに至るまで色々と混乱があり悩みもしましたが、考えた末にこの先に何があってもこれまでの続きを執筆したいという気持ちで新スレッドに至れました。色んな意味で変わる場合もあり混乱はすると思いますが、私は私で頑張りたいと思いますのでご存じの桜サイドやこれまでに出てきた新たなサーヴァント達も含めてどうぞよろしくお願いします!


「目次」


「短編」
The Reverse Night>>1-5
聖夜怪盗☆シークレット>>6-7
デンジャー☆スクランブル>>33-36
僕もまた、運命に導かれて>>37-38
うちの護衛のママ侍さん>>39-42
とある雪月花の羽根。>>43-44
アスパラ☆クライシス!>>77-83
運びを巡る機関車と謎のトレインハンター>>84-86
僕の果実のボク>>96-100
黒の感情・白き純潔>>101-105
ツイセキ☆トラブル!>>148-152
イモーターウォーズ>>153-156
◯◯透視の試用モニター>>157-161
こっちを向いて、愛してると言って!>>162-165
Halloween rabbit!>>166-169
湖の騎士は星の戦士の●●に夢を見るか?>>170-172
ランデブー☆メタモルフォーゼ>>173-176
鯖組メインでファンタパロ>>177-179
雪の記憶、冬の華>>180-183
ある冬の日のアムール>>184-187
クリスマスに追いかけっこ!>>188-191
クリスマスにネガイゴト>>192-196
小さきパンダのガレット・デ・ロワ>>197-200
宇宙の中の不思議の国>>201-205
スキ!スキ!スキー!>>206-210
ビターシュガー・チョコバーボン>>211-215
満開花見日和>>246-249
ツッコみ所が絶えませんっ!(by一ちゃん)>>250-253
ブレーメンの追跡隊>>254-258
王様ゲーム>>259-262
阿国さんの戦い>>263-267
蛇は蛙が好物らしい>>268-270
シチリアでの小話集>>286-289
パンプキンハザード>>318-321
雪の輝き、小さな夢>>345-348
王ドラなう!>>349-351
聖夜、君に贈り物を>>352-356
聖夜、白なる争奪戦>>357-360
突撃!隣の大掃除>>361-364
年明けのアムール>>365-368
バレンタインのから騒ぎ?>>393-396
I‘m not crying anymore>>397-400
バディファイターズタワー踏破の旅>>429-432
Cherry:CamelotZERO>>437-440
異世界を駆け巡る澄色の猫型ロボット達>>471-478
かの者が残してきたもの>>479-482
虹の島々での小話集>>537-540
グルメフェスを調査せよ!>>541-544


「サーヴァントvs○○○シリーズ」
第六天魔王vsカンフー猫型ロボット>>322-325
湖の円卓騎士vs仮面の剣士>>337-340
光の御子vs魔界のプリンス>>341-344
ブリテンの騎士王vsもう一人の闇の魔導師>>401-404
幕末の人斬りvs蒼炎の勇者>>405-408
日輪の姫vs野原家の主婦>>409-412
大統王vs黄色い悪魔>>413-416
五代目風魔頭目vs宇宙忍者>>417-420
太陽の騎士vs赤き吸血鬼>>499-502
島原の乱の指導者vs虚言の魔術師>>503-506
維新の英雄vsウサギの双子弟>>507-510


「桜サイドの快刀家の事情」
三兄編>>389-392
次兄編>>433-436
長兄編>>545-548


「針音ノ時計塔のアリア」
時の輝きよ>>45-47
赤の中のモアイさま>>48-50
青の上のウォーターシティ>>51-54
白の下のバトルロワイヤル>>55-57
黄の外の太陽・・・?>>58-60
その呪文の続きには>>61-66
「誰か」の世界にとってのピース>>67-71
ここに。>>72-76


「決戦前夜」
輝ける希望の星達よ>>114-117
二度の生における旅路>>118-120
「太陽」の焔を>>121-125


「キャメロット城での決着」
現在キャメロット城:正門>>126-127
現在キャメロット城:世界を約50%吸収>>128-129
現在キャメロット城:世界を約80%吸収>>130-133
我らの望む未来>>134-136
太陽のナミダ>>137-141
There are our home here>>142-147


「女性ケロン人小隊襲来」
一の儀、女性ケロン人小隊襲来!>>369-372
二の儀、ささやかな疑念>>373-376
三の儀、偽物と本物>>377-380
四の儀、ゆずれなき信念>>381-384
五の儀、星へ届けるハーモニー>>385-388


「フェアリー・レクイエム〜トリスタンの名を持つ妖精の少女〜」
「トリスタン」は突然に>>549-552
日常ブレイカー?それとも・・・?>>553-556
妖精姫のトマドイ。>>557-560(更新)


「前後編」
かけがえのない「君」>>26-28>>29-32
戦国時代からの謎の挑戦状!>>87-91>>92-95
苺の彼方をもう一度>>106-109>>110-113
シチリアでの鳥の夢>>271-275>>276-281>>282-285
月夜でのエンゲージ>>326-331>>332-336
雪月に小さな花びらを>>421-424>>425-428
時空鉄道の夜>>483-487>>488-498
カービィだらけ>>511-515>>516-519
ワドワド☆サマーアドベンチャー!>>520-525>>526-530>>531-536


「風花月夜伝〜友情よりも、忠義よりも〜」
第一の巻:逆光降臨>>8-10
第二の巻:御一行様之旅珍道中>>11-12
第三の巻:恋せよ浪漫、忍の花に>>13-15
第四の巻:変わりはしないもの>>16-18
第五の巻:生きとし、生ける者。>>19-20
第六の巻:揺るぎない、どうしても。>>21-22
最終の巻:音が導く先>>23-25


「風花月夜伝2〜花は今、光へと舞う〜」
第一幕:異変を告げられし江戸>>216-219
第二幕:渦巻く四方と空>>220-223
第三幕:咆哮の中に在る「声」>>224-227
第四幕:私の輝きの星>>228-231
第五幕:忍び寄る戦いの迫る時>>232-235
第六幕:怨恨開花>>236-240
最終幕:空へ>>241-245


「灯火の星〜第六天魔王の乱〜」
第一の段:わし、参上!>>290-293
第二の段:雷に阻まれるのならば、やることは?>>294-297
第三の段:キミと、光と>>298-301
第四の段:聖地の謎かけを解き明かせ!>>302-305
第五の段:闇夜の城で見つけたのは・・・>>306-309
第六の段:光と闇の諍い>>310-313
最終の段:そして魔王は、悪魔と共に歩き出した。>>314-317


「チェリーワールド×蒸気都市〜夢幻の歯車の光〜」
第1話:ようこそ蒸気都市>>441-444
第2話:風を便りに>>445-448
第3話:決して叶いもしないだろうけど、>>449-452
第4話:魔女の■の讃歌>>453-456
第5話:蒸気聖杯戦争の「目的」>>457-460
第6話:風よ光へと吹け>>461-465
最終話:さよなら蒸気都市>>466-470

かの者が残してきたもの(その3) ( No.481 )
日時: 2025/06/13 21:45
名前: 桜 (ID: mxpCGH6q)

アスクレピオスは手始めに自身の上を取り出し、そこに巻きついていた蛇を使って、クルークに攻撃しようとするが、メイヴのチーズを使った蹴りによって免れた。


メイヴ「あら、勝ち方をわかってるじゃない。まあ私達に妨害されなきゃだけどね、顔だけは良いお医者様v」
アスクレピオス「貴様から賞賛されると、思わず病巣ができて嫌悪が抱く」


アスクレピオスは蛇に麻酔ガスを吐かせたが、メタナイトが後ろからディメンジョンマントから縦突きで妨害した。


アスクレピオス「あの男と同じ顔した、小さな騎士か」
メタナイト「やはり貴様からもそう見えるのだな。しかし、あの男からしても貴様は少しは柔軟になる必要がある」


そこに沖田の剣術が飛び、アスクレピオスが蛇を飛ばす形で止めた!


アスクレピオス「っ」
沖田「やりますねぇ。まああの島原の乱の外道とは違いますけど」
天草「・・・」←その島原の乱の外道との深い繋がりがある


アスクレピオスは小さく舌打ちしながら自身のスキルで自分を回復させた!


王ドラ「!あー、なるほど。そういうことなんですねー」
悶怒「どういうことなのですか?」
王ドラ「あの男は戦闘能力は人並みだと思いますが、代わりに回復などの後方支援の面ではトップクラス。回復スキルでこんなに癒してる。それは紛れもなく他の回復スキルを持つ方々を上回る。私としては攻撃力がバカ高いだけの奴らよりもそういったサポート面を持っている奴の方が厄介なのです。味方となれば頼もしいお方ですが、敵となれば手こずる奴。クルークさんも一緒に戦って感じたことはありませんか?」
クルーク「そういえば、アスクレピオスはボク達と出会ったばかりの頃に回復させてたよ。もし、あれが敵に回ったら、ボク達は蒸気都市から帰れなかったのかもしれない・・・」


アスクレピオスは小さく舌打ちをして腕を振りながらあるスキルをクー達に与えた!


クー「っ!てめぇ、何しやがった」
アスクレピオス「宝具展開を封印しただけだ。最もあの男由来のものであるスキルを使いたくなかったし、できれば忘れたかったが、患者を救うためとして使わざるを得ないだろう」
アイレーン「宝具封印!これはヤバそうである!必殺の一撃ができなさそうなのだ!」


すると、カッツが大量のちびノブ達を使ってアスクレピオスの方に突進させた!


カッツ「だが、スタンが与えられたわけじゃない!要は僕の場合はちびノブ達を使えばいいだけだ!」
メイヴ「なるほど!通常攻撃ね!」


カッツのちびノブ達をアスクレピオスが次々と蹴散らし、彼はそれで少しずつ苛立ってきた。


アスクレピオス(こういう奴は厄介だ。一刻も早く蹴りをつけなければ・・・)


その直後、下の方で爆発が起きた!


アスクレピオス「自爆か。なんとも無様な・・・!」


アスクレピオスはその下を見ると、あるものを目撃する。コピー能力・ドクターに変身したカービィだ。


アスクレピオス「貴様、その姿は・・・」
カービィ「へっへーん!ちびノブ達に紛れてかがくけんきゅうじょを使ったんだ!よく調合したから炎上させる薬品で大成功!」
アスクレピオス「・・・雑な調合だな。医者は僕一人で十分だ」


アスクレピオスがカービィを掴もうとしたら、ノッブが宝具・三千世界(さんだんうち)で阻まれた!


ノッブ「そう言っても、貴様はあれがタイプなのではないのか?」
アスクレピオス「タイプではないが・・・まあ、神々よりはマシだな」


アスクレピオスは倒れたちびノブ達をチラッと見る。


アスクレピオス「いっそのこと逆用するか。僕が生前一度だけ成功したあの薬で。模倣薬に過ぎんがな」
クルーク「キミが、生前に一度だけ成功した薬・・・?」


アスクレピオスはその薬をちびノブ達に飲ませる。すると、そのちびノブ達がぬぅっと立ち上がった!


メタナイト「回復したのか!?」
クー「いや、これは・・・」


それと並行してアスクレピオスは自分の宝具を展開させた!


アスクレピオス「貴様らはまっすぐだ。だからこそ聞け。そのまっすぐで命知らずである愚かさを治りたくはないのか?僕がここにいるのは様々な医者の治療法を本物の死者の蘇生薬完成に向けて参考にするからで共感を抱いたからではない。神々は嫌いだが、貴様らのような愚患者も嫌いだ。死ぬかもしれないとは言われながらもそれでも自分のこと命をを犠牲にしてまで仲間を守ると誓うのか・・・!」






アスクレピオス「倣薬・不要なる冥府の悲歎(リザレクション・フロートハデス)!」






アスクレピオスの宝具により彼の味方として立ち上がったちびノブ達に回復やガッツが付与された!


天草「倒れたちびノブ達を擬似蘇生みたいなことをさせたのですね・・・!」
王ドラ「蘇生薬、ですか・・・」
クルーク「・・・」






アタランテ『アスクレピオスについて知りたいと?』
クルーク『うん。彼に再び会えた時に思わず泣いちゃったんだ。あの人はどこか痛いのかと思われたけど・・・』
アタランテ『あのマッドサイエンティストでも会えて嬉しいと思うのか?』
クルーク『嬉しいかどうかなんてわからないけど、結果的に最後までボク達に協力してくれた。あのボクのためにも、知りたいなと思ってるんだ。それを同じアルゴノーツのメンバーだったキミなら知ってるんじゃないかって』
アタランテ『・・・。あの男は性格自体は医療の発展を第一に考えるゆえ偏屈な学者気質でところどころひん曲がってる奴だ。うちのバカ船長と五十歩百歩だぞ』
クルーク『大丈夫。似たようなひん曲がってる奴ならクロスオーバーにはいるから』
アタランテ『間違ってはないが、そういうことは何の隠しもせずに言うべきことか・・・話を戻すが、奴のその最終目的は死者の蘇生。神々さえも認めなかったのだが、汝ならば、それがいいと思うか?』
クルーク『・・・思わないよ。だって・・・』
アタランテ『私達と出会う前に、騎士王のマスターの魂を蘇生させようとした女がいた?それは愛ゆえにか?・・・それが本当だとしたらあの男と接触させないでよかったかもな。医療の発展として同じことをしようとしていた。「愛ゆえ」にはある部分は通じるが』
クルーク『アスクレピオスにも?』
アタランテ『ああ。奴は言うなれば、半神半人だ。だが、奴はそれにも関わらず、神々を嫌っている・・・』






アタランテ『実母を殺したのも、医療の発展を許せず自身を殺したのも、その神々なのだから』






アタランテに事前に言われたことを思い出していたクルークはその様を見て複雑に感じていた。


クルーク(アズサの目的を認めなかったのは、ボク達の方だ。間違っているとはいえ、最後までラン(ルナ)のために行動しようとしてたんだから)


一方でクルークと同じく複雑に思う人物がいた。彼と同じ医者でもある王ドラだ。


王ドラ「・・・」
アスクレピオス「オレンジのからくり猫、貴様にも似たような出来事に遭遇しているな?あっちのは未遂で終わったのだが、あの月の巫女に僕の蘇生薬を飲ませたら束の間でもそいつに巡り会うことができる。それは僕からも保証しよう」


アスクレピオスの言葉に王ドラは一瞬だけ目を閉じて再び見開きながら答える。


王ドラ「・・・確かに「彼女」に会うことができれば、それはそれで幸せなものかもしれません」
メタナイト「おい!王ドラ・・・!」
王ドラ「だけれど、前世とは全く関係ない。「彼女」とランさんは別の人間です。それに「彼女」であれば、騎士王さんがマスターとすることはなかった。ドラリーニョがその歌声を忘れることはなかった。ミニッツさんに出会うことはなかった。全てランさんだからこそ掴み取ったものです。それをなくしたくないのですよ」


王ドラは自分の四次元袖から取り出した自分のヌンチャクを使ってちびノブ達を攻撃しだした!


王ドラ「付与されたガッツが消えてる!これならば・・・!天草さん!」
天草「承りましたよ!双腕・零次集束(ツインアーム・ビッグクランチ)!!」


天草の宝具によりアスクレピオス側に付いたちびノブ達がガッツを解除させられて一斉に倒された!アスクレピオスは思わず袖で口を隠す。


アスクレピオス(そこまで貫きたいのか。僕を止めるためではなく、その女と僕のかつてのマスター(クルーク)について話をさせるために・・・)


アスクレピオスはその様を見てため息を吐いた。


アスクレピオス「そろそろ疲れている頃だ。貴様らには休みが必要だ」
クー「あ゛あ゛っ!?そこまで自分のイかれた目的を貫き通し」






アスクレピオス「僕が降参すると言っている。文句はあるのか?」
クー「へっ!?」






アスクレピオスの降参宣言に悶怒は聞く。


悶怒「もしかしてちびノブ達を死なせたくないからですか?」
アスクレピオス「僕は死者の蘇生が最終目的だが、同時に誰も死なせない。このまま続けられたら気分が悪いのでな」
カッツ「姉上!これで奴と話ができます!」


ノッブはカッツ達を睨むようにして言う。


ノッブ「話をする機会は得た。貴様らは元の場所に帰れ」
カッツ「ええっ!?」
沖田「ケチですねぇ。放っておきましょう」


大半のキャラ達が去ろうとするが、それぞれの手でノッブはカービィとクルークを掴んでいた。


ノッブ「カービィ、クルーク。そなたらはここに残れ。わしの命じゃ」
カービィ「・・・わかったよ」


カービィの言葉と同時にクルークも無言で頷いた後、ノッブはアスクレピオスの方に向いた。

かの者が残してきたもの(その4) ( No.482 )
日時: 2025/06/13 21:47
名前: 桜 (ID: mxpCGH6q)

ノッブ「一度だけでもお主と話し合いたくてな」
アスクレピオス「そう思っておきながら、避けていたのはお前のはずだが?」
ノッブ「そんなこと・・・いや、そうかもしれんな。無意識じゃったと思うが」


一方、帰ったふりをして隠れていた人物はその様子をこっそりと見ていた。


メイヴ(クルークとカービィがいないから、何事かと思ったけど、やっぱりね)
王ドラ(カッツ君。あなたは行かなくていいのですか?)
カッツ(本当は今すぐにでも行きたいんだが、僕が本当に殴りたいのはあの医神じゃないんだ・・・)
沖田(・・・)


カッツが言いたいことはわかる。本当に問い詰めたい相手がもうこのチェリーワールドに来ることはないのだ・・・。
ノッブはアスクレピオスの目を見ながら、ずっと自分が聞きたかったことを問いた。


ノッブ「・・・貴様のかつてのマスターの、「クルーク」のことじゃ」
アスクレピオス「やはりそうか。すまないな、あいつは僕を信頼していたが、それ以上のことを教えなかった。あいつはそういう面に関しては薄情でな」
ノッブ「貴様は知っているのではないのか?」
アスクレピオス「僕が信頼するのは医療の発展の話だけだ。それ以外は基本的にどうでもいいと切り捨てている。あいつが考えるものはあいつのものだし、僕が考えるものは僕のものだ」
ノッブ「・・・」


なぜ教えてくれんのじゃ。わしはずっと問いたかった。なぜあいつは、二度も・・・






わしを突き放したのじゃ・・・






ノッブ「・・・うるさい」
アスクレピオス「は?」
ノッブ「うるさい・・・!」


ノッブの目には、堪えている涙があった・・・


ノッブ「どうして、クルークは、わしを二度も突き放したのじゃ・・・!わしは、それでも一緒にいられるだけで、よかったのに・・・!」
アスクレピオス「・・・」


ノッブの堪えている涙を見たクルークは思わずその視線を逸らす。ここにいる自分は「ノッブの言うクルーク」ではないからだ。カービィはそっとノッブの横に立つ。


カービィ「ノッブ・・・」


それを見たアスクレピオスはそうだとしても同じことを言うつもりだった。しかし、彼は小さく舌打ちをしながら・・・


アスクレピオス「・・・クソ。こんな時に泣き顔を見せられるとはな・・・もういい!こうなったら、言ってやろう!言ったとしても、恨むのは僕ではなく肝心な時に薄情な自分を恨めクルーク!」


アスクレピオスはノッブの顔を見ながら叫ぶ!


アスクレピオス「本能寺の変で没した信長公よ!一度だけしか言わないからよく聞け!クルークが貴様を突き放したのは貴様を巻き込みたくなかったからだ!つまり、クルークは・・・」


アスクレピオスは一瞬だけ少し顔を赤くしながら静かに呟く。






アスクレピオス「惚れてたんだ。お前に」






ノッブ「は・・・?」


ノッブはその言葉を聞いて顔を上げた・・・。


ノッブ「今、なんて・・・」
アスクレピオス「二度は言わん!二度とだ!」


その言葉を聞いたカービィはアスクレピオスの代わりにノッブに話す。


カービィ「ノッブ。つまり蒸気クルークは、キミのことが好きだったんだ!」
ノッブ「!」


それに続いて、クルークも何かを取り出しながら言う。


クルーク「つまりあのボクは、大好きなキミをあの旅に巻き込みたくなかったんじゃないかな。好きだったら大体そんなもんだよ。この絵が、キミに対するラブレターだ」


ノッブがクルークに渡された絵には・・・






屈託なく自信満々に笑うノッブの笑顔があった・・・!






ノッブ「・・・!」
クルーク「あのボクは最後まで自分の口で言わなかったけどね・・・」


ノッブはその絵を見ながら涙を浮かべつつ笑顔になった・・・。


ノッブ「あの薄情者め。ちゃんと口で言えばよかったものを・・・」






ーーーーーここから過去の時間軸。蒸気クルークとアスクレピオスがチェリーワールドを旅していた頃のお話。


蒸気クルーク「チョコレート?」
アスクレピオス「素知らぬような顔をするな。珍しいと言わんばかりだな」
蒸気クルーク「だって、ボクは一度も食べたことないんだ。仕事でひかりのまちに顔を出すことはあるけど、そこまでは許されてないよ」
アスクレピオス「何?随分と狭量な町だな・・・」


アスクレピオスは自費で村の市場から何かを購入した。チョコレートだ。


アスクレピオス「この世界ではチョコレートを食べることは許されているはずだ。一度だけでも食べてみるといい」


蒸気クルークはアスクレピオスに渡されたチョコレートを食べたら、明るい表情になった!


蒸気クルーク「美味しい!チョコレートってこんなに美味しいものなんだ!」
アスクレピオス「貴重な経験を得たようだな。甘い味がするだろう?」
蒸気クルーク「うん。確かに甘い」


すると、二人の前にその村に抑止力として召喚されたノッブが来た。


ノッブ「珍しいな。医者に何の変化があるんじゃ?」
蒸気クルーク「信長・・・!」
アスクレピオス「こいつがチョコレートを食べたことがないって言っていたから、食べさせてやったんだ」
ノッブ「ほー。それ、わしにもあとで献上しろ。わしはそれならば文句は言わん」


走り去るノッブの背中をじっと見る蒸気クルークをアスクレピオスは言う。


アスクレピオス「なんだ?表情が甘そうだな」
蒸気クルーク「そ、そんなことないしっ」


アスクレピオスは蒸気クルークに微かな笑顔を見せた・・・






薄明かりになった夜の医務室。ドクターはそのデスクの上で寝ているアスクレピオスを見つけた。


ドクター「おや。こんな一面があったんだな・・・」






ドクター「少し笑顔になりながら寝てるぞお前」


おしまい






「サーヴァント組のキャラデータ・ロック!」


・「第六天魔王」織田信長
カービィ直属の「弓兵」のサーヴァントであり、戦国の風雲児と呼ばれた日本の英雄。輝く木瓜紋をあしらった軍帽と軍服を身に纏う少女。通称ノッブ
性格は自己顕示欲が強く、独善的で古風な話し方をする。嫌いな人間にはとことん冷たくて役に立たない人間ならば無関心だが、好きな人間にはとことん甘い一面があり、身内にも甘い部分がある。口癖は「是非もなし」。賑やかなものは好むが、死亡フラグになるので敦盛はなるべくしないようにしている。また無意識に「聞くに値しない」と認識したものに関しては伝わらないことが多く、この点は騎士王と同類。キーラとダーズの復活事件に巻き込まれたカービィの「諦めたくない」という願いに呼応したことで召喚。その後、さまざまな出来事を経て彼女と絆を深め、正式に彼女のサーヴァントとなった。カービィのことは恋愛以上の感情を抱いていないわけではなく、それでメタナイトからジェラシーと殺意を抱かれている。実はチェリーワールドには二度も召喚されており、一度目の召喚で抑止力として召喚された際に出会った蒸気クルークのことは二度目の召喚時に記憶が保持するほど気になっていた。一人称はわし。


・「第六天魔王の弟」織田信勝
スマブラ屋敷に常駐する「弓兵」のサーヴァントであり、織田信長の弟。通称カッツ
性格は基本的には人当たりの良い少年で仲を深めた相手に対しては多少気安く振る舞う。普段は尊大な態度であるが、予想外な事態に対してはすぐに狼狽えるほどヘタレで気弱な性格。姉のような目上の人物や取引相手にはへりくな態度を取るなど言動は小物臭い。また姉を恐れているように見えて実際にはかなりの姉想いでありヤンデレ気もあるシスコン(つまりシスコン予備軍&あおいと同類)争い事を嫌い、平穏な生活を望む一面もある。この彼は何らかの出来事でサーヴァントとして独立した状態にあるらしい。キーラとダーズの復活事件では「光の勢力」側のサーヴァントとして召喚。何やかんやで生き残ってスマブラ屋敷に常駐した後はカービィのことは「姉上のマスター」呼びをすることもある他、クルーク達にも尊大な態度を取ることはあるが、お互いに嫌い合ってはいない。一人称は僕で基本的に敬語口調


・「日輪の姫君」茶々
スマブラ屋敷に常駐する「狂戦士」のサーヴァントであり、織田信長の姪。日輪を思わせる兜と鎧を纏った童女
性格は幼くて可愛い外見とは正反対に絢爛豪華を好み、超浪費家という何かにつけて金のかかる女。天下人さえ頭を抱えるほどのわがままぶりだが、なぜか憎めない愛されお茶目系姫君。その一方で時に落ち着いていて慈悲深い口調になる母性を見せることがあり、普段の子供っぽい言動はあえて意識しながら演技している節がある。茶々は幼名で本名は淀、淀の方。自分の息子達が関わる事態になると周囲の制止を聞かずに暴走してしまう危うい一面がある。また生前の最期からして徳川を嫌っているが、ドラえもんズに対してはそれとは違うと認識しているのか敵意を抱かない。キーラとダーズの復活事件ではキーラを直接指示するサーヴァントとして召喚。当初は利休に吹き込まれたのかあいりのことを「ママ」と呼んでいたのだが、彼女が自分のママではないことは知っていた。また闇の世界に落ちかけたところをカービィに助けられて以降は真っ青に彼女達についていき、事件解決に協力した。一人称は茶々、本来の落ち着いた口調になるとわらわ、暴走寸前になると妾


・「鬼武蔵」森長可
スマブラ屋敷に常駐する「狂戦士」のサーヴァントであり、織田信長の後に羽柴秀吉にも仕えた武士
性格は病的とも言えるほど凶暴や暴力性を併せ持ち、鬼畜レベルで悪魔じみた性格。その強さや性格により一部のキャラ達から恐れられている。普段の言動は血生臭いが、仲間と認めた相手を(一応は)殺さなかったり、その器の大きさを認めたりなどそれなりの義理堅さを持つ。また書や茶を嗜む文化人の一面もあり、経営などの分野においても優秀。こちらの彼は少しは弁えている状態であることと言動も若くてフランクなことから高校生組ともそれなりに仲良くすることができている。信長からは幼名である「勝蔵」と呼ばれる。キーラとダーズの復活事件では「光の世界」側のサーヴァントとして召喚され、最初に遭遇したカービィ達に襲いかかったことがかつての主が召喚されるきっかけとなる。一人称は俺


・「茶道を完成させた茶人」千利休
スマブラ屋敷に常駐する「狂戦士」のサーヴァントであり、侘茶の形で茶道を完成させた偉人。日本人形のような容姿を持つ少女
性格は茶人としての道を追求する趣味人でありながら、商売人としては身も蓋もなさも持ち合わせる所謂黒い性格。一部のキャラ達を策略に嵌らせるなど性格は総じてよくないが、生前の自身の境遇からか弱者へは深い思いやりを持って接する傾向にある。背後にはまるで心霊写真のように黒い手が見えるが、そのことを追求すると本人からはぐらかされている。当然ながら本来の姿は見上げるほどの大男だが、これは自分の霊基に駒姫の姿を取り込んでいるため。先述の駒姫の件も含めて、かつての主君だった羽柴秀吉を深く恨んでおり、彼が仲間になろうものなら殺そうと思っていた模様。キーラとダーズの復活事件では「闇の世界」の勢力側として召喚。唯一作られしボスではなかったドラキュラ伯爵とは利害の一致で組んでいたが、彼がモードレッドのリオルであるシルクを殺そうとしたことで見切りをつけた後に殺害。その詫びも兼ねて少しの間駒姫に意識を任せた上でカービィ達を闇の世界に幽閉されていた、とあるサーヴァントのところに案内させた。一人称は私、利休で敬語口調
・駒姫
サーヴァントとして呼ばれた千利休と霊基を共有している少女。煌びやかな着物を纏い、琵琶を携えた姫君
性格は穏やかで心優しい性格だが、実は結構なお転婆で図太い俗物。茶道を習うことにもほどほど程度の熱心でペットボトルの入った茶や抹茶ラテに手を出すなど現代の若者言葉を使うにも躊躇がない。自身が身体が成熟する前に処刑されたせいかボンキュボンの体型を持つ人物に憧れを抱いている一面もある。実は怒るとかなり怖く、その空間を歪ませるほどである。一人称は私または駒で敬語口調


これで桜サイドにおける織田組とその関連のサーヴァント達のデータが完了!是非もなし!






「後書き」
蒸気クルークが残してきた、サーヴァント達のお話。あの野郎は本当にずるい奴だぜ。
蒸気都市における伏線を回収したことが救いですが、アスクレピオスと他の医療組の話も書いていきたい。たとえばサンソン君とかプルルちゃんとか。後者のはどっちかっていうとアスクレピオスが押されそうな気がする(ぇ)
ちなみに作者は自他共に健康優良児ですが、腹が弱いのが難点。しかし、食中毒の危機を何回も回避してやがる。食べ過ぎで下しまくったので耐えたからか?






感想OK

時空鉄道の夜(前編)(その1) ( No.483 )
日時: 2025/06/20 17:13
名前: 桜 (ID: kMhI8rct)

今回は以蔵さんメインの前後編!そしてあいつがなんらかの形で再登場。口調とかも少しだけ変わってます。






「小ネタ」太陽


ランスロット「あ゛ーづーい゛ー!!」
ガウェイン「私はこんな程度なら塵にも響きませんが」←太陽の下なら力が倍になる
ランスロット「卿は太陽がパワーアップの源になっているからだろう!」
ベディ「そういえば、アイオーン様らが魔王サタンの仕業とか囁いてるのを見ましたが、なんでもかつて彼が太陽を大きくしたとかいう前科があるとかで・・・」
ガウェイン「なんですって!?(彼を利用して太陽を大きくさせたら、あのオレンジの悪魔を倒せる可能性が・・・!)早速(私の力の源として)捕縛しに行ってきます!」
ランスロット「ガウェイン!?」
ベディ「ああっ、おやめなさい!」


そしてガウェインは着いたDXサタン城のドアを開けた!


ガウェイン「魔王!貴方を私の太陽を大きくさせるための源として」






ガウェインが見たもの:マシンガンを持ってる王ドラとそれに向けられているサタンの肉塊
ガウェイン(°ω°`)






サタンだったもの「」
王ドラ「太陽を大きくさせたいのですね?殺られたいのですか?」
ガウェイン「すみません私が悪かったですOTL」


サタンとガウェインは普段はソリが合わないけれど太陽関連で手を組んだ上で後衛と前衛になる厄介な関係になりそう。






ーーーーーああ、なぜこんなところにいるのだろう。


こんな孤独なだけの日々をめぐるだけだというのに。俺にはそんな資格もないというのに。


ああ、だけど、だけれど・・・


これは何も残せぬ俺が、ただ一度だけ、誰かに助けを求めた物語。






その日、スマブラ屋敷でいつもの日常を過ごしていたら・・・






床から大きな異形のモノが出てきた。


ドッカーン!!!






その直後に鳴った警報を聞いて駆けつけた一同は例の非常事態を聞いて呆然!


マルス「スマブラ屋敷内で襲撃!?」
マスハン「ああ、今クレハンがその襲撃犯の解析をしている。すぐに終わると思うのだが・・・」
クレハン「お、今終わったぜ!これは人間のものではない異形というか機械人間だな。そこにある人物の魔力があったが、誰のか知らねーけど恐らく奴らの正体は・・・」






機械化人






アイク「機械化人って昔、そこらにうろついていた機械人形だったか。200年前に絶滅したと聞いたが」
マスハン「俺も聞いた時はびっくりしたんだ。まあ人ではないが良くも悪くもそれに対応できる奴として、ある人物を真っ先に向かわせた。今頃斬りまくってんだろ」
マルス「!まさか!」


一方、その人物は増殖する機械人間達を斬りまくっていた。次第に息切れしかけた人物、岡田以蔵は今なお増殖し続けるそれを見ながらキレた!


以蔵「マスハンの頼みやから仕方ないけえの、これだけ増殖し続ける機械人間は見たことないきに!」
乱麻「文句は言うな。とにかく今は私達に続いてやってくるであろう他のサーヴァント達に教えるために弱点を見抜かなくては」


すると、その機械人間の手が弓を引いた弓弦に及んで掴んだ!


弓弦「っ!!」
乱麻「弓弦!」


続いて乱麻も機械人間達に掴まれた!


以蔵「乱麻!!」
乱麻「いい!今はこいつらを斬れ」
以蔵「そうは言うても・・・!」


以蔵がふと上を目にやると、空からある光が見えた。


以蔵(これは・・・昼なのに流れ星二つかえ?)


すると、その流れ星二つが以蔵の前に降りてきた!その二人の人物は笑顔を浮かべた少女と真面目そうな小柄な少女であった。


以蔵「!サーヴァントか!?」


すると、その笑顔を浮かべた少女は機械人間を蹴り出して乱麻と弓弦を解放させた!


以蔵「キック!?」
笑顔を浮かべた少女「未来の人間さん達に手を出すなんて!あ、アサシンのあなたはあのマスター達の方に駆け寄ってあげて」
真面目そうな小柄な少女「ちょっと!開始早々やりすぎです!」


乱麻は笑顔を浮かべた少女と真面目そうな小柄な少女を見ながら訊ねる。


乱麻「お前達は・・・」
笑顔を浮かべた少女「大丈夫よ!すぐに還るから」


笑顔を浮かべた少女のキックによって機械人間達が次々と倒されていった!


弓弦「すごい・・・次々と倒されていく!」
以蔵(あの機械を殴ってるキック巫女風女とそれを制する巫女、どのクラスのサーヴァントかは知らんが、まさか・・・ルーラー!?)


以蔵が彼女達のクラスを割り出した直後、その機械人形の魔の手が彼に及んできだ!


以蔵「っ!!」
乱麻「以蔵!!」


以蔵はその機械人形の手の中の空間に吸い込まれてしまった・・・

時空鉄道の夜(前編)(その2) ( No.484 )
日時: 2025/06/20 17:16
名前: 桜 (ID: kMhI8rct)

以蔵「う・・・」


以蔵が目を覚ましたら、そこは何らかの駅跡だった。よく見たら周りの景色も夜だ。


以蔵「ここは・・・」


以蔵が周りを見渡したら、至近距離で自分を見る相手を見た!


???「じーっ」
以蔵「・・・は?」


以蔵はその人物の姿を覚えていた。ドラ・ザ・キッドの擬人化の時と同じ顔だが、雰囲気や服装が違う。擬人化すれば彼と似た顔を持つパワえもんとも違う。何より前にクルークの居場所を吐き出させるために自分を殺そうとした男。そう、この男は・・・






以蔵「ブラッディクス・・・!?」






あの時と同じ姿で現れた男を前にした以蔵は思わず後ずさる!攻撃されるかと思ったが・・・


ブラッディクス「後ずさりできるほどには元気が残っているようだな」
以蔵「はぁっ!?」
ブラッディクス「安心しろ。俺はお前を殺す気はない。それに俺が手をかけなくとも勝手に殺されるだろうな」
以蔵「どういう意味じゃ・・・」


その直後、何らかの叫びが聞こえた!


以蔵「!?」
ブラッディクス「始まったか・・・」


二人が向こうを見たら、以蔵が知る人物の影達だった!その影の一人のドラえもんが宣誓する!


ドラえもんの影「みんな!ぼく達が、この地球を守るんだ!」
以蔵「ドラえもん!?おまんらも、聞こえちょるかー!?」


以蔵が呼びかけるが、ブラッディクスが静かに制した。


ブラッディクス「無駄だ。奴らにはお前の声を認識していない。もちろん俺のもだが。奴らはそれぞれで最大の敵を認識しているのだろう。つまり奴らにとってお前は世界を滅ぼす奴(俺)の側近か相棒かと思われてるんだろう」
以蔵「・・・!!」


その言葉を聞いた以蔵は影とはいえ仲間を斬らなければいけない思いに駆られる。
その直後、ギロロの影が以蔵の方に撃ってきた!


以蔵「!!」


しかし、銃声と共に自分は倒れ込んだ。武器のライフルガンを構えたブラッディクスが以蔵を突き飛ばしたからだ。


ブラッディクス「っ、死にたいのか?生前の最期のように」
以蔵「・・・(こいつ・・・今、わしを庇って・・・?」


ブラッディクスはライフルガンで影達を撃ちまくるが、それでも次々と増殖されていった。


ブラッディクス「やはり、一人じゃ限界があるな・・・おい」


ブラッディクスは以蔵を見ながら言う。


ブラッディクス「お前、一時だけでも俺と契約する気あるか?」
以蔵「は!?」
ブラッディクス「お前に力を貸せと言ったんだ。それにお前は本来のマスターとはぐれたままでは力を思うように発揮できん。お互いのメリットはあるだろう?」


以蔵はその言葉に戸惑うが、ブラッディクスはあの時にギロロの射出から自分を庇ったため、彼に対する態度に変化が生まれていた。それにブラッディクスの表情が・・・
彼に思うところがある以蔵は首を縦に振る。


以蔵「元の世界に帰るまではわしの命はおまんに預ける。それが条件やき」


以蔵と仮契約を果たしたブラッディクスの令呪が光った!


ブラッディクス「では契約成立だ。令呪を以て命じる。アサシン、俺に助力しろ」


ブラッディクスの命を受けた以蔵は仲間達の影を斬りかかる!しかし、それでも増殖を止めることができず、ついに囲い込まれてしまった!


ブラッディクス「囲まれたな」
以蔵「どうするんじゃあああああー!」


このまま倒される直前、列車が飛んできてそこから誰かが飛んできた!


???「Montjoie!」


その人物が片手槍で二人を囲い込んでいた影達を一斉に消滅させた!その人物は軽やかにくるっと回る。


???「マスター!助けに来ました!さぁ、こっちへ!」
ブラッディクス「ブラダマンテか・・・」
以蔵「は!?サーヴァントか!?」


ブラダマンテは彼の隣にいる以蔵の姿を発見する!


ブラダマンテ「彼は・・・」
ブラッディクス「俺と仮契約果たしたサーヴァント。どうやら迷い込んだらしい」
ブラダマンテ「ええっ!?」


驚くブラダマンテをよそにブラッディクスは以蔵の方を向けながら言う。


ブラッディクス「あの列車に乗り込むぞ」
以蔵「!おん、死ぬよりはマシやろうし」


三人が列車に向かい、ようやく着く直前にレムレスとサタンの影に阻まれた!


以蔵「先回りしちょったんか!?」
ブラダマンテ「ああ、ようやく着いた頃なのに・・・」


すると、急に止まった赤い車から現れた人物の槍術で二人を攻撃してくれた!


???「戦いですね!お任せ下さい!」
以蔵「おまんは、長尾景虎・・・!」


王ドラが禍いの種に倒れた際の夢の世界で最初に会った人物で黒幕により英霊剣豪となったことで最初に倒した人物、ランサー・長尾景虎。あの世界に呼ばれた彼女とは別人だが、急に会ったことには戸惑ってしまう。


景虎「おや、見つけましたよ晴信!彼です!」
晴信「本当のようだな。これで帰れそうだが」


晴信と呼ばれた赤い配色の服を纏う男も現れたタイミングで空間が出現し、そこから先ほどの二人のルーラーと坂本龍馬(+お竜さん)が出てきた!


笑顔を浮かべた少女「坂本君、ようやく助けれるわ!」
龍馬「以蔵さん!急に攫われたと聞いてそれで彼女達に協力したり、なぜか現界していた二人に依頼したり・・・!」
以蔵「龍馬・・・!ええい、泣くなうっとうしい!」
お竜さん「クソナメクジ、リョーマの思いを無駄にするな」


真面目そうな小柄な少女はブラッディクスを睨みつけながら訊ねる。


真面目そうな小柄な少女「チェリーワールドの岡田以蔵を攫ったのはあなたですね?」
ブラッディクス「・・・」
ブラダマンテ「どこのサーヴァントか知りませんが、マスターに手を出さないでくれますか!?」


すると、仲間の影達が追いつきそうになっているのを見た!全員走っている。


ブラッディクス「追いつかれたようだな。行くぞ、ブラダマンテ、以蔵。列車の旅だ」
真面目そうな小柄な少女「岡田以蔵。あなたは彼にいいように使われているだけです。行かなくて・・・」


すると、以蔵もその背を向けてまで走って列車に乗り込んだ!


龍馬「以蔵さん!?」
景虎&晴信「・・・」


景虎と晴信も以蔵の後を追うように列車に乗り込んでしまった!


真面目そうな小柄な少女「ちょっとー!!?」


その列車が空に向けて発車した後、笑顔を浮かべた少女は呟く。


笑顔を浮かべた少女「ブラッディクス、どう考えたって以蔵君を傷つけるつもりはなさそうだけど・・・?」


その列車の中、以蔵はブラッディクスに訊ねる。


以蔵「わしら、どこに行くつもりじゃ?」
ブラッディクス「あの影の増殖を止める旅だ。本来は七つの「ジョバンニ」と呼ばれる機械を俺が使役するんだが、それがそれぞれの時空に分かれ、その時空を守る役割を持つ人物が連なる「ステーション・ガーディアン」が生まれたことによりあいつらを増殖させてしまった。まあ俺はその使役を押し付けられたんだが、放っておくわけにも行かん」
以蔵「つまり・・・?」






ブラッディクス「七つの時空にあるジョバンニ回収、いわゆる時空鉄道の旅めぐりだな」

時空鉄道の夜(前編)(その3) ( No.485 )
日時: 2025/06/20 17:18
名前: 桜 (ID: kMhI8rct)

時空鉄道、最初の目的地






ーーーーーああ、全てを失ってからどれほどの時を歩んだのだろう。


何もない状態で彷徨う自体も奇跡だった。よく生き続けたと思う。瀬戸際だというのに。


そんな中である人格を得た。いや、勝手に得させられたのだ。


また同じことを繰り返すのかと心底嫌悪を抱く。何もかも。






時空鉄道の列車が最初のジョバンニのところに向かう中、ブラダマンテは列車内に設備されていた食機から購入した弁当を食べていた。


ブラダマンテ「うーん、意外と美味しい!この列車内には食機があるのがいいですね!」
以蔵&景虎&晴信「・・・」
ブラダマンテ「アサシンはともかくこの二人がいなければ、ですが」
景虎「別にいいじゃないですか。そのアサシンにあなたのマスターが危害を加えさせないよう見張るだけですよ」
晴信「まさかアサシンが自分の意思で列車に乗り込んだのは予想外ではあるがな」
以蔵「わしも気付いたら足が動いたちゅうか・・・(じゃけど・・・」


ブラッディクスは紅茶を一口啜りながら口を開いた。


ブラッディクス「もうすぐ列車が到着するが、その目的地の時空を教えてやろう。まあジョバンニが作り出した仮想空間に過ぎんが・・・ルシフェニア王国」
以蔵「ルシフェニア・・・(中世ボカロかなんかの世界にある国名か!」
ブラッディクス「よかったな。アサシン、早速苛烈な仕事を与えられたな。あのルシフェニア革命が勃発されているのだから、そのステーション・ガーディアンであるリリアンヌ王女の首を斬れるぞ」
以蔵「・・・」


すると、列車が止まりドアが開いた!


ブラッディクス「さぁ、行こう。リリアンヌ王女が待つルシフェニア王国へ・・・」






最初のステーション・ガーディアンが待つルシフェニア王国に踏み入れた一行。勃発したルシフェニア革命により戦禍の風景かと思われたが・・・






ルシフェニア王国の風景:リゾート風の街並み






ブラッディクス「・・・なんだこれは。戦禍の中にある風景を想像したんだが」
景虎「でも、人々が楽しそうに街を回っていますよ?」
晴信「軽々と歩き回れる辺りが戦禍の中じゃないと思うんだが・・・」
ブラッディクス「・・・」


ブラッディクスも戸惑うほどの楽しいリゾート地。ブラダマンテはあるホテルを見つけた。


ブラダマンテ「ホテル?リリアンヌ・ホテルという名前がありますが・・・」


すると、ブラッディクスがそのホテルに乗り込んでフロントに問い詰めた!


ブラッディクス「おい、ここの支配人はいるか!?早急に話をしたいのだが!」


しかし、その警備と思われる兵士達が揃って立ちはだかってきた!


ブラッディクス「ほう、警備を使うとはよほど・・・いいだろう!殺す!」
以蔵「お、おい!」


ブラッディクスは縦横無尽に兵士達を圧倒するが、倒しても倒してもまた出てきたりして次第に体力が切れかけた!


ブラッディクス「なぜだ!なぜ減らぬ!」
???「そりゃあ妾が事前に配置換えしていたからな」


その声を聞いた兵士達が跪き始め、彼らの前に現れたのはこのルシフェニアのステーション・ガーディアンであるリリアンヌ王女その人(鏡音リンがモチーフ)だった!


景虎「リリアンヌ王女!」
ブラッディクス「貴様。どういうつもりだ?」
リリアンヌ「いや、妾は最初から自分の意思でしている。このルシフェニアをリゾート地に発展させなきゃならんからな!」
以蔵(おい。なんか性格がかわっちょる?)
リリアンヌ「妾が警備を配置させたのは貴様が来るからじゃ。あと、そこのアサシンも」
以蔵「わし!?」
リリアンヌ「そのアサシンはチェリーワールドとやらから来たのが怪しかったのじゃ!妾からジョバンニを欲するならやってみよ。じゃが、妾を満足させればの話じゃ!」


ホテルを追い出された一行はベンチで思案していた。


以蔵「追い出されちょったな」
ブラダマンテ「あの王女を満足させる方法ですか・・・どうしたらよいのです?」
晴信「知らんな。俺とてあの箱入り娘の対処はわからん・・・」


どうやったらリリアンヌを満足させるか思案していた一行の前に何らかの黒い影が現れた!


黒い影「随分と悩んでそうだね〜」
以蔵「!?煙か!」


以蔵が手で払い除けようとするが、黒い影は消えない。


黒い影「あはは、くすぐったい。やめてよ〜」
晴信「どうやら人格はあるらしい。誰だ?」


黒い影は飛びながら正体を現した!時空の旅人エコロだ。


エコロ「どうせすぐ忘れちゃうけれど、ボクはエコロ。時空の旅人だよ〜」
以蔵「クルークとかがいっちょった、厄介な黒い影か・・・」


すると、ブラッディクスがライフルをエコロに向けた!


ブラッディクス「貴様。今更何の用だ」
エコロ「酷いなー。救った相手の顔も忘れたのかな?まあ覚えてないけど」
以蔵(何やらかしたんじゃこいつ!?)


突っ込みたいところは色々あるが、ブラダマンテが二人の間に割って入って来た。


ブラダマンテ「あなたからは厄介そうな雰囲気がしますが、もしや私達にヒントを与えに来たのですか?」
エコロ「うん、ちょっとチラッと聞いてね。あの王女サマを満足させる方法はつまり最後まで自分の元に辿り着けるかどうか。要は踏破型のバトルマッチさ」
景虎「あー、確かにタワーらしきがありますね。催しですか?」
エコロ「そうだよー。なんかの試合だって。シンプルに勝ち続ければ王女サマは満足し、キミ達に最初のジョバンニを渡せるかもしれないねー」
以蔵「ほうか・・・よし、やっちゃろう!」
ブラッディクス「はぁっ!?なぜ思い切りが良いのだ!」
以蔵「チェリーワールドの奴らの影響を受けたかもしれんき」
ブラダマンテ「あなたの話を聞く限り、チェリーワールドの世界って、そんなにフリーダムなんですか・・・;」


それからの踏破型の試合。当然一行の前に立ちはだかる面々があった。


ジェルメイヌ「女だからって甘く見るんじゃないわよ!行くわよー!」
以蔵「上等やき。かかって来いや!」


景虎「おーい、どこにいますかー?」
マリアム「私がどこに行ったか探す時点であなたの負けね」←後ろに隠れてた
景虎「え?」


カイル「キミ、変わった武器を持っているな」
ブラッディクス「そうか、この国は(一応)中世だったな」
ブラダマンテ「ならば、私の槍術で対応します!とりゃー!」


晴信「貴様らの負けだ!大人しく認めろ!」
グーミリア「ぐ」
エコロ「女の子をいじめるなんてひっど〜い!」






エルルカ「そうね。私が何らかの魔術をかけたことに気付いてないのもね」
晴信「ゑ?」


ドッカーン!






そんなこんなで一気に制覇したが、リリアンヌが待つ最上階に登る前に休憩することにした一行。大半が寝静まった後、ブラッディクスは窓越しに外を見た。


ブラッディクス「・・・」


そんな彼のところにエコロが声をかけた。


エコロ「キミが物思いふけるなんて、相当ふぬけたよね〜」
ブラッディクス「ほっとけ。それよりもまた現れてどういうつもりだ」
エコロ「いやいや、笑いに来たわけじゃないし。ただキミの結末が気になっただけだよ」
ブラッディクス「結末・・・?」
エコロ「キミの旅の結末だ。もちろんキミがどんな結末を選んでもいい。ボクはそれでもキミの結末に、わずかでも希望を見出すのを見たいだけだよ」
ブラッディクス「・・・」


その翌日、一行はようやく最上階に足を踏み入れる!待っていたリリアンヌは玉座を模した椅子に座りながら振り返る。


リリアンヌ「やはり来たか。待ちくたびれたぞ」
景虎「じゃあ、戦ってくれますか?あなたにはただであげるつもりはないでしょうし」
リリアンヌ「よくわかっているではないか・・・アレン!」


リリアンヌに呼ばれたアレンは跪いた!


アレン「はっ」
リリアンヌ「こいつらと戦ってや」


その直前に空間が現れて、そこから誰かが出て来た!以蔵を探しに来ていた龍馬(+お竜さん)だ。


リリアンヌ「なんじゃあ!?」
以蔵「龍馬!?」
龍馬「以蔵さん!探しに来たんだ、さぁ帰ろう。キミがあのマスターに酷いことされたらと思うと不安になるんだ・・・」


龍馬に手を握られながら以蔵はブラッディクスの方に振り向く。


以蔵「早う帰りたいのはあるが、悪いきに。わしはブラッディクスを放っておけん・・・」
龍馬「以蔵さん!?長尾公と武田公、一緒に以蔵さんを説得して!」


龍馬が景虎と晴信に説得の増援を頼むが、二人の反応は・・・


景虎「すみません。ブラッディクスは今のところ岡田殿に危害を加えていないので」
晴信「それにそいつには痛がってる様子もないし・・・せっかくの依頼に悪いな」


二人が以蔵と同じ意見であるのを知った龍馬の身体が震えた!


龍馬「ひ、ひどい・・・以蔵さんは僕にはなびかないんだ・・・」
以蔵「わしを先に置き去りしたのはおまんの方じゃろ!」
龍馬「僕はただ以蔵さんを助けたいだけなのに・・・!!」


以蔵に振られた(と思い込んだ)ショックで龍馬がわっと泣き出してしまい、それを見たリリアンヌも流石に龍馬に同情した。


リリアンヌ「自分を助けようとした男を泣かすなんて・・・とんだ罪深い奴じゃ、アサシンは」
ブラダマンテ「あーあ・・・泣かせましたね。アサシンが悪いのですよ」
景虎「もう少し言い方を考えないものですかねぇ?」
以蔵「は!?なんでわしなんじゃ!?っちゅーか、景虎も一緒のこと言ったじゃろ!」


すると、以蔵の後ろから巨大な音が聞こえた。彼は顔を真っ青にしながらそれに振り向く。


お竜さん「泣くなリョーマ。おいクソザコナメクジ。お竜さんが食ってやる(激怒&本来の姿」
以蔵「」


激怒したお竜さんを前にした以蔵は思わずおじけついたが、晴信は慌てながら彼女の方に向かった!


晴信「待て!確かにそいつが泣かせたのが悪いが今は落ち着け!なんか後ろの物も破壊してる!」
お竜さん「お竜さんは最強のつよつよだからな」
晴信「つよつよであればいいのかー!!?」


すると、上から笑顔を浮かべた少女が降りて来た!


笑顔を浮かべた少女「こらー!喧嘩はやめなさい!まずはじっくり話し合うべきよ!」
エコロ「可愛い女の子だ!あ、よく見たら卑弥呼様だったか」
以蔵「卑弥呼・・・!?」


エコロの発言で彼女の真名を知った以蔵だが、卑弥呼は攻撃して来たお竜さんにキックで跳ね返していた。


お竜さん「お前!このナメクジを庇うのか!?」
卑弥呼「庇ってるんじゃないわ!彼はただブラッディクスを放っておけないだけよ!一度決めたら折らない人なんだからね!あと、ナメクジじゃなくて犬よ!」
以蔵「誰が犬コロじゃあ!!?」


卑弥呼が折らないとわかったお竜さんは黒セーラー風の姿の美女に戻り、いまだに泣く龍馬の頭を撫でながら以蔵を睨みつけた!


お竜さん「クソザコナメクジ。必ずリョーマを泣かせた罪をしっかりと味わってもらうからな!」


お竜さんが龍馬を連れて転移した後、リリアンヌは先程の出来事に多少驚きながら一行の方を見る。


リリアンヌ「もうよい。興醒めしたぞ。ジョバンニをお前達にくれてやる!」


リリアンヌが投げつけたジョバンニを以蔵がキャッチした!


以蔵「あっさりとくれたか・・・まああいつらのせいじゃが;」
ブラッディクス「それをくれ」


以蔵からジョバンニを渡されたブラッディクスはそれを自分の身体の中に吸い込ませた!


ブラッディクス「なるほどな・・・このジョバンニは陽気さはあったか」
晴信「わかるのか?」
ブラッディクス「ああ、多少はな」


すると、時空鉄道の列車が一行の前にやって来た!


ブラッディクス「来たな。行くぞ」
以蔵「エコロと卑弥呼サマは行かんのか?」
エコロ「まだ行ける気分じゃないんだよね〜」
卑弥呼「私の方もごめんね、まだ同行できないの。後からなら乗り込めるんだけどね」
景虎「そうですか。だけど、それもそうですね!」


エコロと卑弥呼を残して一行を乗せた列車は次の時空に向けて走り出した・・・!






一つ目のジョバンニ入手


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