二次創作小説(紙ほか)
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- 日常日和。5
- 日時: 2025/09/30 17:20
- 名前: 桜 (ID: ZZpzcnXb)
おかげさまで日常日和。も5という節目で新しく迎えることができました。ここに至るまで色々と混乱があり悩みもしましたが、考えた末にこの先に何があってもこれまでの続きを執筆したいという気持ちで新スレッドに至れました。色んな意味で変わる場合もあり混乱はすると思いますが、私は私で頑張りたいと思いますのでご存じの桜サイドやこれまでに出てきた新たなサーヴァント達も含めてどうぞよろしくお願いします!
「目次」
「短編」
The Reverse Night>>1-5
聖夜怪盗☆シークレット>>6-7
デンジャー☆スクランブル>>33-36
僕もまた、運命に導かれて>>37-38
うちの護衛のママ侍さん>>39-42
とある雪月花の羽根。>>43-44
アスパラ☆クライシス!>>77-83
運びを巡る機関車と謎のトレインハンター>>84-86
僕の果実のボク>>96-100
黒の感情・白き純潔>>101-105
ツイセキ☆トラブル!>>148-152
イモーターウォーズ>>153-156
◯◯透視の試用モニター>>157-161
こっちを向いて、愛してると言って!>>162-165
Halloween rabbit!>>166-169
湖の騎士は星の戦士の●●に夢を見るか?>>170-172
ランデブー☆メタモルフォーゼ>>173-176
鯖組メインでファンタパロ>>177-179
雪の記憶、冬の華>>180-183
ある冬の日のアムール>>184-187
クリスマスに追いかけっこ!>>188-191
クリスマスにネガイゴト>>192-196
小さきパンダのガレット・デ・ロワ>>197-200
宇宙の中の不思議の国>>201-205
スキ!スキ!スキー!>>206-210
ビターシュガー・チョコバーボン>>211-215
満開花見日和>>246-249
ツッコみ所が絶えませんっ!(by一ちゃん)>>250-253
ブレーメンの追跡隊>>254-258
王様ゲーム>>259-262
阿国さんの戦い>>263-267
蛇は蛙が好物らしい>>268-270
シチリアでの小話集>>286-289
パンプキンハザード>>318-321
雪の輝き、小さな夢>>345-348
王ドラなう!>>349-351
聖夜、君に贈り物を>>352-356
聖夜、白なる争奪戦>>357-360
突撃!隣の大掃除>>361-364
年明けのアムール>>365-368
バレンタインのから騒ぎ?>>393-396
I‘m not crying anymore>>397-400
バディファイターズタワー踏破の旅>>429-432
Cherry:CamelotZERO>>437-440
異世界を駆け巡る澄色の猫型ロボット達>>471-478
かの者が残してきたもの>>479-482
虹の島々での小話集>>537-540
グルメフェスを調査せよ!>>541-544
「サーヴァントvs○○○シリーズ」
第六天魔王vsカンフー猫型ロボット>>322-325
湖の円卓騎士vs仮面の剣士>>337-340
光の御子vs魔界のプリンス>>341-344
ブリテンの騎士王vsもう一人の闇の魔導師>>401-404
幕末の人斬りvs蒼炎の勇者>>405-408
日輪の姫vs野原家の主婦>>409-412
大統王vs黄色い悪魔>>413-416
五代目風魔頭目vs宇宙忍者>>417-420
太陽の騎士vs赤き吸血鬼>>499-502
島原の乱の指導者vs虚言の魔術師>>503-506
維新の英雄vsウサギの双子弟>>507-510
「桜サイドの快刀家の事情」
三兄編>>389-392
次兄編>>433-436
長兄編>>545-548
「針音ノ時計塔のアリア」
時の輝きよ>>45-47
赤の中のモアイさま>>48-50
青の上のウォーターシティ>>51-54
白の下のバトルロワイヤル>>55-57
黄の外の太陽・・・?>>58-60
その呪文の続きには>>61-66
「誰か」の世界にとってのピース>>67-71
ここに。>>72-76
「決戦前夜」
輝ける希望の星達よ>>114-117
二度の生における旅路>>118-120
「太陽」の焔を>>121-125
「キャメロット城での決着」
現在キャメロット城:正門>>126-127
現在キャメロット城:世界を約50%吸収>>128-129
現在キャメロット城:世界を約80%吸収>>130-133
我らの望む未来>>134-136
太陽のナミダ>>137-141
There are our home here>>142-147
「女性ケロン人小隊襲来」
一の儀、女性ケロン人小隊襲来!>>369-372
二の儀、ささやかな疑念>>373-376
三の儀、偽物と本物>>377-380
四の儀、ゆずれなき信念>>381-384
五の儀、星へ届けるハーモニー>>385-388
「フェアリー・レクイエム〜トリスタンの名を持つ妖精の少女〜」
「トリスタン」は突然に>>549-552
日常ブレイカー?それとも・・・?>>553-556
妖精姫のトマドイ。>>557-560(更新)
「前後編」
かけがえのない「君」>>26-28>>29-32
戦国時代からの謎の挑戦状!>>87-91>>92-95
苺の彼方をもう一度>>106-109>>110-113
シチリアでの鳥の夢>>271-275>>276-281>>282-285
月夜でのエンゲージ>>326-331>>332-336
雪月に小さな花びらを>>421-424>>425-428
時空鉄道の夜>>483-487>>488-498
カービィだらけ>>511-515>>516-519
ワドワド☆サマーアドベンチャー!>>520-525>>526-530>>531-536
「風花月夜伝〜友情よりも、忠義よりも〜」
第一の巻:逆光降臨>>8-10
第二の巻:御一行様之旅珍道中>>11-12
第三の巻:恋せよ浪漫、忍の花に>>13-15
第四の巻:変わりはしないもの>>16-18
第五の巻:生きとし、生ける者。>>19-20
第六の巻:揺るぎない、どうしても。>>21-22
最終の巻:音が導く先>>23-25
「風花月夜伝2〜花は今、光へと舞う〜」
第一幕:異変を告げられし江戸>>216-219
第二幕:渦巻く四方と空>>220-223
第三幕:咆哮の中に在る「声」>>224-227
第四幕:私の輝きの星>>228-231
第五幕:忍び寄る戦いの迫る時>>232-235
第六幕:怨恨開花>>236-240
最終幕:空へ>>241-245
「灯火の星〜第六天魔王の乱〜」
第一の段:わし、参上!>>290-293
第二の段:雷に阻まれるのならば、やることは?>>294-297
第三の段:キミと、光と>>298-301
第四の段:聖地の謎かけを解き明かせ!>>302-305
第五の段:闇夜の城で見つけたのは・・・>>306-309
第六の段:光と闇の諍い>>310-313
最終の段:そして魔王は、悪魔と共に歩き出した。>>314-317
「チェリーワールド×蒸気都市〜夢幻の歯車の光〜」
第1話:ようこそ蒸気都市>>441-444
第2話:風を便りに>>445-448
第3話:決して叶いもしないだろうけど、>>449-452
第4話:魔女の■の讃歌>>453-456
第5話:蒸気聖杯戦争の「目的」>>457-460
第6話:風よ光へと吹け>>461-465
最終話:さよなら蒸気都市>>466-470
- 第六の段:光と闇の諍い(その2) ( No.311 )
- 日時: 2024/10/07 16:59
- 名前: 桜 (ID: x6P.sSUj)
一行はクイズを解きながらしばらくすると、ようやく道が半分に到達することができた。本人達のそれぞれ得意不得意や知識不足もあったが。
ツースト「数学分野の問題が来るなんて聞いてねーよ;」
パーシヴァル「流行問題は私には苦手な方だ・・・;」
沖田「歴史系の世界史の問題は無理ですー!!(泣」
アイレーン「我の知らぬ問題ばかりなのだ・・・;(つまりほぼ全滅」
大半の全員が苦戦してしまうが、その全てを難なく解けた人物が一人いた!
サン「ペイペイン大明神様、本当に助かりましたネ(涙ながら神様の威光を浴びるようなポーズ」
ペイペイン「なんで私が全部解ける役なんですか;」←謎の空間におけるクイズMVP
あいり「いいじゃないですの、アイレーンさんの助けになったと思ったら」
すると、あいりは空の上から何か飛んでいることに気付いた!
あいり「!!カービィ、避けて!!」
カービィ「えっ!?」
あいりの声を聞いたカービィが咄嗟に避けた後、大半の人物が見知った人物に思わずスキル解放や武器を構えた!
マサムネ「まさか操られた仮面の騎士様が自ら向かって来るなんてな・・・!」
なんと操られたメタナイトが自ら襲撃しにやってきた!大半の全員はカービィを守ろうとするが、彼女はそれを制した。
カービィ「ううん、いいよ。ここはボクにやらせて欲しい」
ノッブ「いや、こいつはわしが・・・!」
カービィ「ノッブ、大丈夫だよ。ボクに戦わせてほしい!」
カービィの決意を聞いたノッブは彼女の手を離し、カービィはコピー能力ソードに変身した!
カービィ「メタ。何度でも戦ってるもん。助けてるもん。だから、今回も助ける。それはこれからも変わらない・・・!」
メタナイトのギャラクシアとカービィの剣が交わる中、パーシヴァルは二人の戦いを見てかなりの恐れを感じていた。
パーシヴァル「あれがランスロット卿が対抗心を抱く騎士、メタナイトか・・・!」
あおい「あの人の恐ろしさを感じたんですね。あの剣技を見たら誰だって感じるんでしょう。現に以蔵はメタナイトのそれをバカにできなかったんだから・・・!」
斎藤「他人の剣技を見下すきらいがあるあいつでもか・・・!」
メタナイトは一頭身であるが、純粋な実力がある剣技を見たらセイバーのサーヴァントでも思わず畏怖を感じるほどだった。中には円卓最強の騎士ランスロットのような対抗心や憧れを入り混じったような感情を抱く人物や沖田や斎藤、以蔵のように思わず出来ることなら戦いたくないと思う人物もいる。彼の剣技はそのサーヴァント達のお墨付きなのだろう・・・!
ハンドレッコ「あの仮面に対抗できるカービィや王ドラはすごいね。いざという時物怖じせずに戦えるんだもん・・・」
利休「・・・」
すると、メタナイトは最後の切り札の準備が完了した!
カービィ「あっ、しまった!」
茶々「カービィちゃん!!」
メタナイトの最後の切り札・ダークネスイリュージョンを浴びたカービィは大ダメージを食らうが、何とかよろけた身体を踏ん張った。
カービィ(このままじゃヤバいな・・・普通に倒せればいいけど、それじゃあ・・・!)
すると、カービィは上の方にあるものに気付いて思わずその方にチョッピングを放った!
山南「カービィちゃん、向ける方向が違います!!」
しおん「何やってるの!?」
メタナイトがギャラクシアでカービィを攻撃しようとし、それを避けたカービィはその上にチョッピングを放つのを繰り返したら何かがプツッと切れた!
メタナイト「!!」
カービィ「よし!今だ!いっけぇぇぇぇぇー!!!」
メタナイトがドリルスラッシュを放ち、カービィがかぶとづきで攻撃した瞬間に・・・
それを相殺する形で相打ちした・・・!!
ぽぽか「メタナイトさん!!カービィ!!」
このまま二人とも倒れるかと思われたが、その直後にメタナイトの仮面が割れて倒れた!カービィは少し掠った程度だが無事だった。
ジークフリート「今のはどうやったんだ!?」
カービィ「メタの頭を見て」
フラン「ウ?」
すると、メタナイトの頭には今は切れた糸のようなものが繋がれていた!
アタランテ「これは・・・!」
カービィ「タランザが使う魔術を応用する形でメタを操らせてたんだ。それに気付いたから全部切った後に仮面を割ったんだよ」
モードレッド「それがさっきのチョッピングだったか・・・!意識を失ってるうちに写メるか(ピロリーン☆」
パーシヴァル(メタナイトの素顔を見てしまった・・・;)
意識を失っているメタナイトを抱えたツーストを含めた一行は残りのクイズを解いた後、ようやくボスと親玉が待ち受ける最奥の場所にたどり着いた!
利休「着きましたよ。行きましょう」
カービィ「うん・・・!」
一行はその場所に向かうと、そこには慇懃(いんぎん)無礼な印象を与える壮年の男性が待ち構えていた!
???「まさか私が遣わした仮面の騎士を解放させるとはな。ようこそ、我が信長公とよくも共にしてくれた一行の方」
サン「あんた、ノッブを知ってるアル!?」
???「信長公を気安くノッブと呼ぶでない!軽々しいあだ名で呼ぶとは無礼にも程がある!」
その壮年の男の怒声に思わず怯むが、ノッブが反論した!
ノッブ「良い!わしが自ら名乗ったものじゃ!無礼に値するなんてあるか!」
???「信長公、ああ、あなたはまた生前と同じような末路を辿るつもりなのですか・・・」
ツースト「それってノッブの最期か?まるであんたが・・・!」
すると、一行はようやくその壮年の男の真名に気付いた!そう、ノッブが自害した本能寺の変を引き起こした人物・・・!
寿々「貴様、明智光秀じゃったか・・・!!」
今回の出来事を引き起こした人物が明智光秀であることを知ったマサムネが問い詰める!
マサムネ「テメェの動機は何だ!!またノッブを討つつもりか!!?」
光秀「最初はキーラとダーズの復讐には全く興味はなかった。しかし、その星のカービィが信長公のマスターとなったことで目的が生まれたのだ。信長公の奪還と星のカービィの殺害を・・・!」
アタランテ「何のためにだ!!」
光秀「あのお方を私だけの信長公としていさせるためだ!」
あいり「うわー;あれは他の人(秀吉)と関わるのが嫌だったから引き起こしたのね・・・;」
光秀のノッブに対しての盲目的な崇拝を見た一部は思わず引くが、パーシヴァルはさらに問い詰めた!
パーシヴァル「じゃあ、メタナイト殿を操っていたのもその一環か!」
光秀「当初はダーズから引っ張り出した後、奴が素の状態で星のカービィの殺害のための協力を持ちかけたが、奴がそれを断固として拒絶してな、それで奇襲をかける形で操ったのだ!」
ツースト「バカだなー;あのメタナイトが愛しのカービィの殺害の協力に応じるわけないじゃねーか」
ツーストにメタナイトの判断を肯定する発言をされた光秀は逆上した!
光秀「どいつもこいつも好き放題言いおって・・・!!ならば、私がもう一人操った奴をけしかけるわ・・・!!」
ハンドレッコ「!!?あの大きさ、まさか・・・!!」
すると、大半の人物が知るボスの登場に思わず凍りついた・・・!
光秀「かつてポップスターを我がものにしようとした悪魔の道化師、マルク・・・!!」
マルクが光秀に操られた状態で登場したことで一行はスキル解放や武器を構えた!
ジークフリート「彼は・・・!?」
マサムネ「俺達の仲間の一人だよ!悪戯好きな一頭身のピエロだよ!そしてカービィを巡ってメタナイトと争ってる!」
パーシヴァル「それをさっきまで知らなかった私にも聞かされてるんだが!?」
すると、マルクが口からアイス弾を放つ!
ノッブ「口からアイスとは・・・!」
茶々「炎で溶かすし!茶々のすごい力をくらえー!」
すると、アイス弾に続いて急に目がバウンドし、その中から黒い弾を落とさせた!
ぽぽか「いやー!!目からなんか出てるー!!?」
アタランテ「下がってろ!我が矢で撃ち落とす!」
黒い弾をアタランテが全て撃ち落とした後、広げた翼から血管のようなものを出させた!
斎藤「今度は血管かー!!」
土方「どけ!新選組として斬ってやる!」
何とか応戦してマルクにもダメージを与えてきた!
カービィ「このまま行ければ・・・」
ノッブ「待て!またなんか来るぞ!」
すると、マルクの両目が肥大化かつ細胞分裂のようなもので増殖した後に無数のビームを放った!
ツースト「ぎゃあああああー!!!一番のホラー!!」
ペイペイン「アイレーン様、見てはいけません!!」
アイレーン「何があったのだー!!?(目隠しされてる」
続いてブラックホールも繰り出されていき、全員が吸い込まれそうになるのを必死に耐えた!
沖田「いやー!!!もう無理ですー!!」
光秀(そのまま吸い込まれてしまえば良い・・・信長公も捕えられるからな・・・)
すると、カービィが咄嗟にハンマーを出してマルクの口に放り込ませた!
光秀「!!?」
カービィ「前にデデデが与えてくれたハンマーで倒したことを思い出したんだよ!」
すると、マルクはそれにより窒息しかけたことでようやく沈静化させる形で倒せた!マルクは元のプリティーな姿に戻った後に気を失った。
サン「全く操られた状態の技を出してまで暴れ回って・・・;」
モードレッド「いや、素でその必殺技を出せたとマルクの口から言ってたんだぜ(本人から聞いた」
あいり「聞きたくない情報を言うんじゃありませんわぁー!!」
マルクが解放されたのを見た光秀は思わず狼狽する!
- 第六の段:光と闇の諍い(その3) ( No.312 )
- 日時: 2024/10/07 17:01
- 名前: 桜 (ID: x6P.sSUj)
光秀「なぜだ・・・!なぜこうなっている!?信長公がそ奴らに味方しているからか・・・!?」
すると、光秀はノッブを見ながら言葉で説得する!
光秀「信長公、こ奴らに幻術を使われたのですね!それは可哀想に、私の元に戻ればその幻術も解けますよ!さぁ、早くこちらへ・・・」
ノッブ「はぁ・・・ミッチーはわし関係になるとここまでポンコツになるのか。断る。わしが自らの意思で選んだ選択じゃ。そもそもわしが召喚された時が実に突発だったのじゃ。もしカービィが使えるとしても、幻術を使う隙はない」
光秀「ーーーーーっ!!!」
ノッブに直接否定された光秀はその直後に闇のオーラを放った!
光秀「そうなのですね・・・それなら力ずくで連れ戻すまで・・・」
斎藤「おい!まさか・・・!」
光秀「このダーズを使って貴様らを倒してくれるわ・・・!!」
なんと光秀はダーズを自力で呼び出して一行の前に立ち塞がせた!どうしてそこまでできるのか・・・!?
山南「光秀のクラスは・・・キャスターだ!!」
パーシヴァル「魔術師のクラスでもここまでとは!・・・してやられた・・・!!」
キャスターとして現界していた光秀の魔術による指示でダーズは一行を攻撃する!
カービィ「わわわっ!?前よりもさらにパワーアップしてるー!!」
モードレッド「攻撃パターンはキーラのと変わらんが、それなら・・・!」
すると、モードレッドがダーズの弱点である目に攻撃しようとするが、黒いツルのようなものでそれを閉ざされる形で阻まれてしまう!
モードレッド「閉ざしてやがった!!」
光秀「はははははー!!!そのまま倒れてしまえー!!!」
すると、カービィがダーズにツルで絡む形で囚われてしまう!
カービィ「やあああああー!!!」
ノッブ「カービィ!!」
すると、ダーズが襲う形でカービィの身体をすりすりと触り始めた!
カービィ「・・・っ!!!」
あいり「ちょっとメタナイト、起きなさいよ!!マルクもよ!!」
ツースト「二人を早く目を覚まさせねーと・・・!!」
???「いや。今は私に任せろ・・・」
ツースト「!!?」
光秀はカービィの状態を見て高笑いを上げていた!
光秀「さぁ!貴様らの復讐相手である星のカービィを玩具のように使い潰すがいい!ボロ雑巾のようになるまで・・・!!」
すると、何らかが走るような足音があった!
光秀「足音!!?」
すると、ダーズはカービィを捕えたツルを斬られた!その剣の名は、異剣・天羽々斬・・・!!
クロス「貴様らの復讐を、今こそ断たせてもらう!」
クロスに一撃必殺で斬られた瞬間、ダーズは消えた・・・!
目を覚ましたクロスにサンが駆け寄る!
サン「クロス!目を覚ましたアルか!」
クロス「ああ、マルクのあれを見た時にな。また気絶してたが」
あおい「また気絶してたんですか!!?」
すると、光秀はクロスを見て問い詰めた!
光秀「貴様、式神か!このような隠し玉を持っていたとは・・・!!」
クロス「あのキャスターは、お前じゃない」
光秀「・・・は?」
ツースト「クロス!?こいつはキャスターだよ!?」
クロスの突然の発言に光秀はあんぐりとした。
光秀「まさか・・・顔を見ていたのか?あやつの・・・」
すると、光秀が何者かに撃たれる形で霊核を貫かれてしまう!
大半の全員「!!?」
光秀「後ろを・・・見ろ・・・信長公と・・・」
光秀が消滅した後に後ろを見たらノッブと沖田が痛みに耐えながら倒れ込んでいた!
カービィ「ノッブ!!?やっぱりずっと苦しいの!!?」
アイレーン「沖田、しっかりするのだー!!」
一行が駆けつけたら、歩くような足音が聞こえた!通信機で一行との連絡をかわしていたキャスターだ。
キャスター「大丈夫ですか!?ここまで来てくださったのに「何をシラを切った!」
すると、キャスターの腹部にクロスの天羽々斬が楯突いた!
キャスター「いったーい!心配してるのに乱暴じゃないですかー!!」
クロス「まさか顔を覚えてないと思ったのか?私達を秘密裏に操った奴の顔をな!」
クロスの発言にざわついたあいりは茶々に聞く。
あいり「それって光の世界の時?茶々様、あなたが操っていたのでは・・・」
茶々「あの二人に関してはなんでか催眠になってたところを連れて行っただけ。なんでそうなったか茶々も知らないし」
茶々の発言から気付いたモードレッドはキャスターの言葉を思い出した!
モードレッド「そういえば、監視されてるとは言ったが囚われたとは言ってない・・・!」
パーシヴァル「ということは・・・!!」
とうとう気付かれたキャスターはいつもの茶目っ気を出しながら話す!
キャスター「あーあ、気付いちゃいましたねー!気付いた褒美に質問を一つだけなら問う権利を与えますよ〜」
土方「なら、問うぜ。キーラとダーズを復活させたのはお前か?」
土方の問いにキャスターはニヤッと笑った!
キャスター「ピンポーン!大正解ー!!そうですよ、召喚された先に両者の復活方法を導き出したからそれを実行したまででーす!」
カービィ「キミは何をしたかわかってるの!?みんなを巻き込んでまでこんな・・・!!」
キャスター「あ、取り込んだのは本当ですし、両者を同時に倒せたらすぐに解放されます」
キャスター「ここは私の宝具と偶然発見した電脳システムを用いて作られた仮想空間なのですから・・・!」
ペイペイン「この世界自体が仮想空間・・・!!?」
何とこの世界は豹変したチェリーワールドではなく、チェリーワールドのキャラ達のみを取り込んだ仮想空間だったのだ・・・!これなら元の見る影がないのも無理はなかった・・・
カービィ「じゃあ、ボクが助かったのは・・・!」
キャスター「はい、あなたが勇者として選ばれたこの空間の中のプレイヤーだからですよ。あなたは前にも唯一生き残っていたスマブラファイターなのですから。まあ叛逆の騎士やそこのリオルが助かったことと、織田信長がまさかのイレギュラーとして召喚されたのは驚きだったのですが・・・」
マサムネ「じゃあ、そうなると・・・!」
利休「つまり我らはその勇者を倒すために配置された敵キャラクターのようなものだったのですね・・・!!」
つまりキーラとダーズに召喚された光秀達は自分達の目の前にいるキャスターに踊らされたに過ぎなかった・・・!光秀はあの態度から恐らくキャスターの素性を薄々見抜いた上で抹殺に動いてもいたのだろう。
アタランテ「ここまでのことをやるとは・・・!!」
キャスター「悪魔ですからね。チェリーワールドならともかくここでは私を倒すことはできませんよ?」
ぽぽか「その言動から察するに真名はマックスウェル!!?」
キャスターこと真名マックスウェルはほっと一息をつけた後に話す。
マックスウェル「ではもう時間ですね。出てきなさーい」
すると、マックスウェルの指示により消えたはずのキーラとダーズが出現した!
寿々「まだ生きていたのか・・・!」
マックスウェル「では連れて行きなさい」
彼に指示されたキーラが沖田を、ダーズがノッブをそれぞれの目の中に取り込んた!
カービィ「ノッブ!!沖田ちゃん!!」
マックスウェル「では最終決戦の地で待っていますよ。この二人を救いたいのであればね・・・!」
アイレーン「待つのだあああああー!!!」
キーラとダーズを使役するマックスウェルが最終決戦の地に転移した!
ジークフリート「このままではこの仮想空間に我らも完全に取り込まれる!追いかけるぞ!」
フラン「ウ!」
一行は取り込まれたノッブと沖田を救うべく、今回の黒幕であるマックスウェルと両者の化身を倒すために最終決戦の地にテレポートで向かった・・・!
- 第六の段:光と闇の諍い(その4) ( No.313 )
- 日時: 2024/10/07 17:04
- 名前: 桜 (ID: x6P.sSUj)
マサムネ「ここが最終決戦の地か・・・!?」
ツースト「随分と明るいな・・・」
最終決戦の地は空が変に明るく黒い部分は一ミリもない場所だった。こんな空間で両者の化身はどこに・・・?
ペイペイン「!見て下さい、あれ!」
ハンドレッコ「!」
一行が見たのは・・・
両者の化身が力を使った喧嘩している様子だった(ぇ)
マックスウェル「落ち着いて下さいー!!」
カービィ(°д°;)
モードレッド(°д°;)
シルクΣ(°д°;)
あいり(°д°;)
ツーストΣ(°д°´;)ナニアレ!?
クロス(°д°;)
サン(°д°´;)
あおい(・д・;)
ぽぽか(°д°;)
アタランテ(・ー・;)
アイレーン(・д・´;)
ペイペイン(・ー・´;)
ハンドレッコ(・д・ )なんかやばいね
しおん(・д・;)
フラン(・ー・ )ウ?
寿々(°д°;)
マサムネ(°д°´;)
土方(・ー・´ )大丈夫かアレ
斎藤(°ー°;)
山南(・ー・;)
パーシヴァルΣ(°д°`;)えーっ!!?
茶々(・д・ )え、なんなのあれ?
利休(・∀・ )利休(笑)
ジークフリート(°д°;)
あまりの喧嘩の風景に一行が唖然。前に灯火の星事件に巻き込まれていたカービィには見覚えがあったが・・・
カービィ「なんか前よりも激化してない・・・?」
モードレッド「まさか二人が抵抗した末にいつもやってるような喧嘩したとか?」
あいり「完全に取り込まれたわけではなかったようね・・・;」
土方「ともあれ隙は生まれる。今なら式神のお前が慌てるマックスウェルを倒せれるんじゃねーか?」
土方の問いにクロスは罰が悪そうに答えた。
クロス「・・・あいにく残念だが、この仮想空間では近代以前の数学理論が関係されているから、そのせいであいつの不死性が発揮されている以上倒せん。私がさっき天羽々斬であいつを倒せなかったのがその証拠だ・・・」
しおん「そんな・・・!」
すると、何らかのエネミーが出てきた!恐らく取り込まれたチェリーワールドの人物達の影だ!
ジークフリート「これは・・・!?」
斎藤「僕達の仲間の影だよ!取り込まれた時にデータを取って作り出しやがった!」
すると、利休がある提案を持ち出した!
利休「ではこうしましょう。幸いなことに喧嘩したことで二つの勢力が争っています。それぞれで喧嘩を止めてあげれば、少しはマシになるかと」
アタランテ「つまり二手に別れろって奴か・・・」
利休の提案に乗ることにした一行は光と闇の二手に別れてその喧嘩を止めてから合流した後に三者を倒してノッブと沖田を救出することを決めた!
寿々「では出陣じゃ!」
サン「そっちも無事にいろアル!」
光の方ではカービィ、ツースト(気絶中のメタナイトを抱えた状態で)、クロス、しおん、フランケンシュタイン、サン、月島あいり、モードレッド、シルク、月島あおい、アタランテ、丹波橋ぽぽか、パーシヴァル、茶々は光の勢力の影達と戦っていた!
カービィ「やっぱりみんなが大暴れしてる・・・!」
ツースト「メタナイトが早く目を覚ませたらな;まあ、ちょっとだけ痛いのは我慢してくれや!」
一方の闇の方ではBVL、寿々姫、土方歳三、マサムネ、斎藤一(気絶中のマルクを抱えた状態で)、山南敬助、千利休、ジークフリートは闇の勢力の影達と戦っていた!
斎藤「このピエロを抱えても剣の腕前に衰えはねーよ!」
山南「背中がまだ痛むけど、戦える程度には・・・!」
すると、何らかの斬撃が対闇の勢力班を襲ってきた!
土方「誰だ!!」
しかし、その姿に全員が驚くことになった。何しろ襲って来た人物は・・・
ジークフリート「クリームヒルト・・・」
闇の勢力の一員として襲って来たクリームヒルトの目は妖しく光る赤色の目に変わっていた。そう、彼女は取り込まれたあの空間で何者かによって倒されその隙を突かれる形でダーズに操られてしまったのだろう・・・
ハンドレッコ「あの状態はまさか操られているのかい!?」
ジークフリート「・・・っ!」
すると、ジークフリートは自分の目の前にいる愛しい妻を相手に宝具を展開しようとしていた!
アイレーン「何をしているのだ!?」
ジークフリート「すまない・・・彼女のことは俺が早くに迎えに行かなかったせいだ。だから、俺が責任を取って彼女を・・・」
すると、マサムネがジークフリートの胸ぐらを掴んだ!
マサムネ「誰が自分の嫁を手にかけて来いって言ったか!?んなもん望んでねぇよ!!そんなすぐに謝って欲しいわけでもねーから!!あんたの嫁さんは心底からあんたを助けたかったんだ!嫌っていようが結局愛していたんだよ!あんたもそれは同じなんじゃねーのか!!?」
ジークフリート「!」
マサムネに力技で説得されたジークフリートは一瞬沈黙を貫いた後に訊ねる。
ジークフリート「・・・君に聞きたいことがあるんだが、君は自分の許嫁をずっと放っておいたことは後悔してるか?」
マサムネ「そりゃ俺は現代に飛ばされてそのまま謳歌して馴染んだ身だがな・・・それでも唯一無二で抱き続けた後悔だ。だからあの時、過去に戻ってまで寿々に会いにきた」
寿々「・・・!」
マサムネの自分に対する本心に寿々姫は思わず涙ぐむが、それを聞いたジークフリートは考えを改め直したか自分のバルムンクを構えた!
ジークフリート「彼女を無力化させるが、消滅の一撃は与えない。最悪の可能性もあるが、それでも構わないか?」
アイレーン「ああ!いいに決まっているのだ!自分の妻を抱きしめて来い!」
ジークフリートは静かに頷いた後、今もなお攻撃する彼女と剣を交えた!
ジークフリート「クリームヒルト・・・!」
すると、クリームヒルトは宝具を展開しようとしたところを目の前の最愛の夫の顔を見た!その目を赤い色から変化させながら・・・
クリームヒルト「あ・・・な・・・た・・・?」
この時に竜殺し(ドラゴンスレイヤー)の英雄はこう言った。「今も愛しい君を、迎えに来たんだ」と・・・。
一方の対光の勢力班はようやく三者のいる近くにまで到達できていた!
ぽぽか「ようやく追いつきましたよー!」
茶々「二人を返せー!!」
マックスウェルはくすくすと笑いながら話す。
マックスウェル「タイミングが悪いのもほどがありますねー。こっちは両者の喧嘩の仲裁で大変なことになってるんですよOTL」
あおい「そんなことはいいから、あんたの目的は何ですか!」
あおいに問い詰められたマックスウェルはこう答える。
マックスウェル「決まってます。人類の幸福のためですよ」
しおん「人類の幸福・・・?」
すると、マックスウェルはカービィに優しい口調で語りかけた。
マックスウェル「星のカービィ。あなたは誰もが知るポップスターの英雄です。それを何度も救った星の戦士。そして何もかも吸い込んでしまうピンクの悪魔。同じ悪魔の私はこの熱力学第二法則の否定(マックスウェルの悪魔)でなら、あなたはようやく休むことができ幸福を得られる。あ、仲間達も同等です。どうでしょう、私の話を受け入れてみてはいかがですか?」
マックスウェルの話を聞いたカービィは首を横に振りながら答える。
カービィ「・・・マックスウェル。キミの動機はまっとうなものだよ。それは否定しないよ。だからこそ、キミを止めるよ。それが人にとっては幸福じゃなくても、ボクはいつでも食べたり寝たり時には戦ったりするプププランドやチェリーワールドが好きなんだからね」
カービィの決意を聞いて交渉決裂とみなしたマックスウェルはキーラに指示しながら言う。
マックスウェル「では交渉決裂とみなしたということで力ずくでも従わせてもらいましょうか〜」
モードレッド「!!姫!!」
モードレッドがカービィの前に立った後、キーラが攻撃を繰り出した!
あいり「!!モーさん!!」
ドッ
カービィを庇ったモードレッドは自分の消滅を覚悟したが、目を開けるとそこには黒いドラゴンが身を挺した上でまた自分達を庇ったのを見た!
しおん「あの黒いドラゴンがまた・・・!」
パーシヴァル「・・・!!」
すると、パーシヴァルは驚いた拍子で自分の聖槍ロンギヌスを落としてしまった!
クロス「どうした!?」
パーシヴァル「こんなところでそんな・・・!?」
モードレッドは自分を襲わずに見続けるその黒いドラゴンにそっと触れながら声をかける。それは自分がずっと放っておけなかった人物の名前・・・!
モードレッド「タママ・・・?」
モードレッドに呼ばれたことでそのドラゴンは優しくグルグルと鳴らした後、キーラとダーズを攻撃するために飛んだ!
しおん「ウソよ!?そんなことって・・・!!」
クロス「あの時と同じドラゴン化だったか・・・!」
攻撃してきたタママドラゴンの姿にマックスウェルは驚愕していた!
マックスウェル「嘘ですよね!?姿がないなと思ったらドラゴンに変化していたなんて!だけど、この仮想空間が滅ぼされない限り、私にはこの不死性がーーーーー」
マックスウェルがそう言いかけた時にタママドラゴンは彼に普段よりも威力が上がったタママインパクトを放ったことで彼はこの世から消し飛ばされて行った・・・
茶々「あの悪魔を一撃で・・・!」
アタランテ「そうか、今の彼は過去も今も超越した姿だからか・・・!」
今もなおキーラとダーズを攻撃し続けるタママドラゴンを見てモードレッドは彼の名を呼ぶ!
モードレッド「タママ!!「ザクッ」
しかし、その直後にタママがダーズに不意打ちを喰らう形で貫かれた・・・!
それを見た全員が唖然となるが、キーラとダーズはそれで元の姿に戻ったタママを自分達の和解の証として光と闇の石の中に閉じ込めた!
モードレッド「ああ・・・あ・・・」
パーシヴァル「やめろおおおおおー!!!」
それを実行したキーラとダーズは喧嘩をやめた後に今度は一行を自分達の敵として目をつけ始めた!
カービィ「早く三人とも助けに行かなきゃ!!」
あいり「モーさん、ショックなのはわかるけどしっかりして!!」
モードレッド(オレのせいだ・・・オレの・・・!!)
モードレッドが自責の念に駆られる寸前にカービィは誰かが歩く様子を見た。
カービィ「あ・・・」
今も俯く円卓の叛逆騎士は「幻覚」として見覚えがあった少年に静かにつぶやいた。
モードレッド「何だよ・・・今度はオレを嘲笑いに・・・」
しかし、モードレッドがぱっと顔を上げた!その少年は・・・
カービィからもらったあの時のマキシムトマトを自分に差し出そうとしているからだ・・・!
モードレッド「お前は・・・幻覚じゃなかったのか・・・お前は・・・!」
ようやく姿を現した少年は微笑いながら答えた。
少年「モードレッド。まだ間に合う。俯く暇があるのなら、彼らを助けるんだ」
最終話に続く・・・!
次回で最終回!感想OK
- 最終の段:そして魔王は、悪魔と共に歩き出した。(その1) ( No.314 )
- 日時: 2024/10/11 17:03
- 名前: 桜 (ID: /4zHEnTD)
今回で最終話です!
あと、いずれ来るであろう第5部との繋がりもちょこっと!
ーーーーーみんなと一緒に戦いたかった。
たとえ性別を偽ってでも、笑顔が浮べなくなってもーーーーーそれでも最期まで共に戦いたかった。
それなのに、こんな病弱な身体を押してまででは許されなかった。暖かい陽の光を浴びる縁側の布団の上で私は嘆きながら願った。
「最期まで一緒に戦わせて下さい」と。
ーーーーーわしは聞こえなかった。
自分を嫌う生母の言葉も、自分を慕う弟の言葉も、自分を妄信する家臣の言葉も。
一部は例外だったが、家臣の謀反による本能寺の炎に包まれる中で結局憎みきれなかった。
「それ自体は是非もない事」と。
・・・我らの和解はこの人柱を以て完了した。
あとはこの仮想空間を破壊した後にチェリーワールドを滅ぼすのみ・・・
カービィ「そんなこと認めるかぁぁぁぁぁー!!!」
その直後に対光の勢力班があるドラゴンの背中に乗りながら飛んできた!
なぜ、ドラゴンがもう1体いる!?
モードレッド「そんなことよりもまずはタママを返せよ!!タママ!!お前が大嫌いなひとりぼっちでこんな奴らの人柱で死ぬようなことがあったら絶対許さねーよ!!」
すると、モードレッドの言葉を聞いたタママの石が微かに聞こえた。
・・・モー、公・・・?
ツースト「!!タママの声が!お前らタママを呼びかけろ!!」
パーシヴァル「・・・っ!!」
すると、パーシヴァルもタママを呼びかけた!
パーシヴァル「タママ!!私はキミに感謝している!傷だらけの三つ巴から逃げて西澤家の執事として働き始めた私をキミは友のように接してくれた!キミの仲間達や円卓にも再び出会わせてくれた!だから、戻って来なさいタママ!みんなで一緒に帰るんだ!!」
パーシヴァルに続いて他の人物達も声をかけた!
あおい「タママ!!」
あいり「タママー!!」
フラン「ウゥー!!」
サン「タママぁー!!」
みんながタママを必死に呼びかける姿を目にした茶々は呟く。
茶々「こんな小さい童達が・・・わらわよりもこんなにしっかりしておるのか・・・」
舐め腐りおって・・・運命はいつだって残酷だ!!
すると、これまでの造られしボス達の影の玉が一斉に出て来始めた!
クロス「余計なことを・・・!」
あいり「私達はあれを対処するわ!カービィは戦いなさい!」
モードレッド「当然お前もこっち担当だ!ジーク!」
すると、ドラゴンから元に戻った少年ーーーーーキャスター、その真名ジークは頷く。
ジーク「ああ。最後まで共に戦おう!」
彼らの決意を聞いたカービィは静かに頷く!
カービィ「みんな、無事でいてね!」
サン「それはこっちのセリフアル!」
カービィ以外の全員が四つの造られしボス達の影の待つ空間の中に入り、一人残ったカービィはコピー能力・ビームに変身しながらキーラとダーズの方に向ける!
カービィ「さぁ、来い!ボクはピンクの悪魔だぞ!」
一方、それぞれ造られしボス達と戦っていた対光の勢力班は少ない人数もあって次第に苦戦してきていた。
あいり「もー!!なんでギガクッパがパワーアップしてますのよー!!」
ツースト「一度倒されたことでパワーアップしやがったかー!!」
モードレッド「こんな最悪の強化みたいなことしやがって・・・!!」
シルク「ヤバイよー!!」
クロス「私の天羽々斬もこれ以上はもたない・・・!」
あおい「ぽぽか、ガレオムが突進する!逃げろ!」
ぽぽか「もう少しデータ解析したらわかるようになると思いますが・・・!」
アタランテ「前よりも強化していたようだな・・・!」
しおん「ジーク、リオレウスが威嚇してるわ!気をつけて!」
フラン「ウ!」
ジーク「あれは竜の力をさらに借りればいいんだが・・・!(竜の姿に変身中」
茶々「きゃあああああー!!!助けてぇぇぇぇぇー!!!」
パーシヴァル「茶々様、逃げないで!」
サン「バカ!!うろちょろするんじゃないネ!あのガノン(時オカの)に余計狙われるアル!!」
造られしボス達は前に相対した時よりも強化されており、それもあって次第に体力が削れていった。
一方のカービィは・・・
カービィ「・・・」
なんとか応戦していたが、次第に身体が限界に近づいていた。身体中が傷だらけだ。
貴様一人で何ができる。
このまま絆と共に消え去れ・・・
カービィ「ノッブ・・・沖田ちゃん・・・メタ・・・みんな・・・ごめん・・・!」
すると、ある砲弾がダーズの方に飛ばした!
誰だ!
???「ここまで来たくせにふざけんな・・・」
カッツ「図太いだけが取り柄のピンクボールが姉上を救うことを諦めるなぁぁぁぁぁー!!!」
なんとカッツがカービィを助太刀しにきたのだ!すると、彼に抱えてもらったアイレーンが降り立った!
アイレーン「カービィ!私が今来たのだ!」
カービィ「アイレーン!カッツに抱えてもらったの!?」
アイレーン「ああ、ペイペインは反対したんだがな。それに他の奴らもそれぞれの空間に助太刀に行っているのだ!」
アイレーンの言葉通り、それぞれの造られしボス達のいる空間で大半の対闇の勢力班が助太刀しにきたのだ!
あいり「寿々姫ちゃん、マサムネ、土方さん!」
寿々「こんなことをさせるなんて、人の風上にもおけんわ・・・!」
マサムネ「土方、行けるか!?」
土方「ああ。この新撰組・土方歳三がいざ参る!!」
斎藤「こいつには僕の無敵の剣で十分だ!」
山南「あとは斎藤君に任せて援護をお願いします!」
ぽぽか「はい!」
利休「利休パンチ!この利休を怒らせるとただじゃ済みませんよ〜」
ジーク「その足でどうやって浮いたんだ!?」
ペイペイン「今こっちは我が主の要望であんなシスコン男に抱えられて憤慨してるところだろうがぁぁぁぁぁー!!!(ムチでガノン(時オカの)に攻撃してる」
ハンドレッコ「メイド、彼はちゃんとマスターをカービィのところに連れて行ってるよー;」
森「茶々様、無事みたいだな!」
茶々「森君!なんでこんなところに!?」
茶々の問いに森はくわっとなりながら答えた!
森「殿下がこの呪符で俺達を連れて行ってくれたんだぜ!自分の消滅と引き換えになぁ!」
茶々「!」
森「大殿とあの桜セイバーを救うための呪符も作るなんてなぁ!大殿や茶々様にはちゃんと自分から謝ればよかったのによぉ!」
森から秀吉の去就を聞いた茶々は涙ながらに笑顔を浮かべた・・・
茶々「殿下・・・!ちゃんと謝ればよかったのに、これはずるいしぃ・・・」
一方、同じように聞いていたカービィに対してカッツはその呪符について説明する。
カッツ「この2枚の呪符は姉上とあの顔色の悪い田舎侍を助ける用の鍵です。姉上の方は僕も行きますけど、何があっても連れ戻してやって下さい・・・!」
カービィ「うん!」
アイレーン「おい、カッツ!」
アイレーンはその呪符のうちの1枚を持ってカッツに背中を向けながら話す。
アイレーン「貴様の今の働きに免じて礼を言うのだ。要望があるならあとで聞くのだ」
カッツ「田舎侍のマスター・・・」
カッツはアイレーン本人からの賛辞の言葉を聞くが・・・
カッツ「いえ、それは姉上の要望になるのでいいです(きっぱり」
アイレーン「貴様は本当に地獄に落ちる奴なのだー!!!」
何をする!?
アイレーンが半泣きになりながら呪符を使ってキーラの目に飛び込んだ後、カッツはカービィに話しかけた!
カッツ「僕も必要不可欠なのですが・・・あなたが行くことは姉上を魔王にすることになる。それでも姉上を絶対助けてやれ!」
カービィ「うん!」
カービィとカッツは呪符を使ってダーズの目に飛び込んだ!
な・・・に・・・を・・・
- 最終の段:そして魔王は、悪魔と共に歩き出した。(その2) ( No.315 )
- 日時: 2024/10/11 17:05
- 名前: 桜 (ID: /4zHEnTD)
ーーーーーああ。もう何度目の死に際なのだろう。
なぜそれを繰り返すのかもうよくわからない。
私はそこまでして生きたかったのか・・・
アイレーン「違うのだ。貴様は最期まで新選組と一緒に戦いたかっただけなのだろう」
私の手を取りながらいつの間にか入ってきた小さな獅子の少女は呟く。あなたに何がわかるのですか?
アイレーン「・・・わかるのだ。貴様がたとえ笑顔をなくしてでも新撰組を大切にしていたことに。私も自分のバンドやお兄ちゃまが大事だからな。恋愛となれば別だが」
色恋を優先させる類ですかあなたは。私は小さいのに偉そうな方は苦手な方です。
アイレーン「私はこの世の闇を統べる者だからな。貴様も貴様でやるべきことがあるのだろう?」
すると、この空間に光が広がり元の霊基に戻った沖田はアイレーンに訊ねる。
沖田「・・・いいのですか?私で」
かつて弱かった沖田総司の命を繋げるのを願った者がいた。それは沖田が世界を救うことの、彼女のもう一つの可能性となった。
そうだとしても、あなたはそれでも共に戦うか?
アイレーン「良い。私が連れていくのだ。たとえ共に地獄の果てまで落とされようとも!」
ーーーーーああ、この炎が消えるのはいつだろう。
自害を果たしたというのに未だに灰となる様子がない。
わしは何を果たそうとしているのか・・・
カービィ「キミは魔王となるんじゃなかったの?」
なぜかピンクの丸い玉がわしの前にいた。なぜそんな慈愛に満ちたような目で見る?
カービィ「ボクはピンクの悪魔だよ?慈愛があるなんてそんなんじゃないよ」
じゃあ、その悪魔はなぜ小さな身体でわしの手を取ろうとするのじゃ?
カービィ「たとえ第六天魔王だとしても、キミと友達になりたかったから」
すると、炎がふっと消えていき、ノッブはカービィを見ながら呟く。
ノッブ「・・・良いのか?そなたを傷つけることになるかもしれぬぞ?」
織田信長は尾張の大うつけ。後に第六天魔王とも呼ばれる恐ろしき武将と呼ばれる怪物。
それでも、キミは彼女と共に歩くか?
カービィ「いいよ。一緒に歩こう。ピンクの悪魔としてキミを、炎をも包み込む魔王にする!」
ーーーーー令呪を以て命じる。
この仮装空間と両者の化身を、
叩っ斬れ!沖田総司!/焼き尽くせ!織田信長!
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