二次創作小説(紙ほか)

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日常日和。5
日時: 2026/02/19 19:29
名前: 桜 (ID: YKgE9blb)

おかげさまで日常日和。も5という節目で新しく迎えることができました。ここに至るまで色々と混乱があり悩みもしましたが、考えた末にこの先に何があってもこれまでの続きを執筆したいという気持ちで新スレッドに至れました。色んな意味で変わる場合もあり混乱はすると思いますが、私は私で頑張りたいと思いますのでご存じの桜サイドやこれまでに出てきた新たなサーヴァント達も含めてどうぞよろしくお願いします!


「目次」


「短編」
The Reverse Night>>1-5
聖夜怪盗☆シークレット>>6-7
デンジャー☆スクランブル>>33-36
僕もまた、運命に導かれて>>37-38
うちの護衛のママ侍さん>>39-42
とある雪月花の羽根。>>43-44
アスパラ☆クライシス!>>77-83
運びを巡る機関車と謎のトレインハンター>>84-86
僕の果実のボク>>96-100
黒の感情・白き純潔>>101-105
ツイセキ☆トラブル!>>148-152
イモーターウォーズ>>153-156
◯◯透視の試用モニター>>157-161
こっちを向いて、愛してると言って!>>162-165
Halloween rabbit!>>166-169
湖の騎士は星の戦士の●●に夢を見るか?>>170-172
ランデブー☆メタモルフォーゼ>>173-176
鯖組メインでファンタパロ>>177-179
雪の記憶、冬の華>>180-183
ある冬の日のアムール>>184-187
クリスマスに追いかけっこ!>>188-191
クリスマスにネガイゴト>>192-196
小さきパンダのガレット・デ・ロワ>>197-200
宇宙の中の不思議の国>>201-205
スキ!スキ!スキー!>>206-210
ビターシュガー・チョコバーボン>>211-215
満開花見日和>>246-249
ツッコみ所が絶えませんっ!(by一ちゃん)>>250-253
ブレーメンの追跡隊>>254-258
王様ゲーム>>259-262
阿国さんの戦い>>263-267
蛇は蛙が好物らしい>>268-270
シチリアでの小話集>>286-289
パンプキンハザード>>318-321
雪の輝き、小さな夢>>345-348
王ドラなう!>>349-351
聖夜、君に贈り物を>>352-356
聖夜、白なる争奪戦>>357-360
突撃!隣の大掃除>>361-364
年明けのアムール>>365-368
バレンタインのから騒ぎ?>>393-396
I‘m not crying anymore>>397-400
バディファイターズタワー踏破の旅>>429-432
Cherry:CamelotZERO>>437-440
異世界を駆け巡る澄色の猫型ロボット達>>471-478
かの者が残してきたもの>>479-482
虹の島々での小話集>>537-540
グルメフェスを調査せよ!>>541-544
Halloween☆Panic!>>579-582
アンジャッシュネタ>>583-584
続☆年明けのアムール>>611-614
ガチンコ節分バトル>>635-638
嗚呼、バレンタイン!>>651-654


「サーヴァントvs○○○シリーズ」
第六天魔王vsカンフー猫型ロボット>>322-325
湖の円卓騎士vs仮面の剣士>>337-340
光の御子vs魔界のプリンス>>341-344
ブリテンの騎士王vsもう一人の闇の魔導師>>401-404
幕末の人斬りvs蒼炎の勇者>>405-408
日輪の姫vs野原家の主婦>>409-412
大統王vs黄色い悪魔>>413-416
五代目風魔頭目vs宇宙忍者>>417-420
太陽の騎士vs赤き吸血鬼>>499-502
島原の乱の指導者vs虚言の魔術師>>503-506
維新の英雄vsウサギの双子弟>>507-510


「桜サイドの快刀家の事情」
三兄編>>389-392
次兄編>>433-436
長兄編>>545-548


「針音ノ時計塔のアリア」
時の輝きよ>>45-47
赤の中のモアイさま>>48-50
青の上のウォーターシティ>>51-54
白の下のバトルロワイヤル>>55-57
黄の外の太陽・・・?>>58-60
その呪文の続きには>>61-66
「誰か」の世界にとってのピース>>67-71
ここに。>>72-76


「決戦前夜」
輝ける希望の星達よ>>114-117
二度の生における旅路>>118-120
「太陽」の焔を>>121-125


「キャメロット城での決着」
現在キャメロット城:正門>>126-127
現在キャメロット城:世界を約50%吸収>>128-129
現在キャメロット城:世界を約80%吸収>>130-133
我らの望む未来>>134-136
太陽のナミダ>>137-141
There are our home here>>142-147


「女性ケロン人小隊襲来」
一の儀、女性ケロン人小隊襲来!>>369-372
二の儀、ささやかな疑念>>373-376
三の儀、偽物と本物>>377-380
四の儀、ゆずれなき信念>>381-384
五の儀、星へ届けるハーモニー>>385-388


「フェアリー・レクイエム〜トリスタンの名を持つ妖精の少女〜」
「トリスタン」は突然に>>549-552
日常ブレイカー?それとも・・・?>>553-556
妖精姫のトマドイ。>>557-560
キミが望むなら、どこまでも連れてゆこう>>561-564


「フェアリー・レクイエム〜謎の妖精の騎士一味〜」
新たな戦いの幕開けの予兆>>585-588
逢瀬とサーヴァント召喚の再認識>>589-592
冬の裏山での怪奇現象の調査>>593-596
○○○の○○は蜜の味>>597-600
偶然による○○の連鎖>>615-618
想いの交錯>>619-622
赤い猫の足跡、再び>>623-626
残された傷跡・・・そして、始動>>627-630


「フェアリー・レクイエム〜妖精の夢の中で〜」
何かが鳴り響くとき>>655-658(更新)


「前後編」
かけがえのない「君」>>26-28>>29-32
戦国時代からの謎の挑戦状!>>87-91>>92-95
苺の彼方をもう一度>>106-109>>110-113
シチリアでの鳥の夢>>271-275>>276-281>>282-285
月夜でのエンゲージ>>326-331>>332-336
雪月に小さな花びらを>>421-424>>425-428
時空鉄道の夜>>483-487>>488-498
カービィだらけ>>511-515>>516-519
ワドワド☆サマーアドベンチャー!>>520-525>>526-530>>531-536
世に放った誠を探しに>>565-568>>569-573>>574-578
クリスマスで御用改め!>>601-605>>606-610
エアライダー珍道中。>>631-634>>639-643>>644-650


「風花月夜伝〜友情よりも、忠義よりも〜」
第一の巻:逆光降臨>>8-10
第二の巻:御一行様之旅珍道中>>11-12
第三の巻:恋せよ浪漫、忍の花に>>13-15
第四の巻:変わりはしないもの>>16-18
第五の巻:生きとし、生ける者。>>19-20
第六の巻:揺るぎない、どうしても。>>21-22
最終の巻:音が導く先>>23-25


「風花月夜伝2〜花は今、光へと舞う〜」
第一幕:異変を告げられし江戸>>216-219
第二幕:渦巻く四方と空>>220-223
第三幕:咆哮の中に在る「声」>>224-227
第四幕:私の輝きの星>>228-231
第五幕:忍び寄る戦いの迫る時>>232-235
第六幕:怨恨開花>>236-240
最終幕:空へ>>241-245


「灯火の星〜第六天魔王の乱〜」
第一の段:わし、参上!>>290-293
第二の段:雷に阻まれるのならば、やることは?>>294-297
第三の段:キミと、光と>>298-301
第四の段:聖地の謎かけを解き明かせ!>>302-305
第五の段:闇夜の城で見つけたのは・・・>>306-309
第六の段:光と闇の諍い>>310-313
最終の段:そして魔王は、悪魔と共に歩き出した。>>314-317


「チェリーワールド×蒸気都市〜夢幻の歯車の光〜」
第1話:ようこそ蒸気都市>>441-444
第2話:風を便りに>>445-448
第3話:決して叶いもしないだろうけど、>>449-452
第4話:魔女の■の讃歌>>453-456
第5話:蒸気聖杯戦争の「目的」>>457-460
第6話:風よ光へと吹け>>461-465
最終話:さよなら蒸気都市>>466-470

赤い猫の足跡、再び(その2) ( No.624 )
日時: 2026/01/21 17:33
名前: 桜 (ID: 4C1MnACG)

とある日のアムール。いつものように接客をしていたトリスタンは昨日のことでモヤモヤしていた。あの憤怒の騎士の言葉とそれによって表情を変えたタイマーと王ドラのことだ。


トリスタン(昨日のあの二人・・・ただの彼女のハッタリかと思いましたが・・・あれは・・・)
お客さんA「あれ?どうしたの、イケメン店員さん」
トリスタン「!いえ、なんでもありませんよ(おっと、いけませんね。今接客に集中しないと・・・」


しかし、トリスタンが歩こうとした時にずっこけて別のお客さんの空き皿に頭がクラッシュ!そして、その空き皿だけでなく、隣にいたお客さんの皿まで割ってしまった!


お客さんB「この皿は俺のじゃねーよ!!?」
お客さんC「500円の皿はあんたのでしょ!!(アムールのケーキの値段は大体500円です」
トリスタン「あ・・・;」


その後、リップママが割れてしまった皿を片付けてる間にリップとチャラ王がトリスタンを裏に連れ出した。


リップ「ママが割っちゃった皿を片付けてくれてるから気にしないで?手で触ったら怪我しちゃうし」
トリスタン「はい・・・申し訳ありません」
チャラ王「・・・大方、昨日のことだろ?」
トリスタン「!」


チャラ王の言葉にトリスタンはグッと言葉を詰まらせる。図星かと言わんばかりにチャラ王はため息を吐く。


チャラ王「そのことを忘れるよう咎めようとしてるわけじゃねーし。つか、あんなの聞いたら誰だって気になるよな・・・」
トリスタン「・・・」
リップ「アタシ達はあの二人・・・ううん、あの三人に何があるのかよく知らない。ただ仲間が何か抱えてるものがあるなら、話だけでもさせたらいいと思うよ。タイマーさんはミニッツちゃんのことはわからないけど、王ちゃんの場合は誰かを助けようと、また一人で突っ走っちゃうかもしれないから・・・」


その言葉を聞いたトリスタンは針音ノ時計塔(ハートビート・クロックタワー)で王ドラが身体を乗っ取られたキッドを救うためにガウェインとも対峙した出来事を思い返す。彼は誰かを助けようとしては傷つく。それは今も・・・
そうなる前にトリスタンは顔を上げた。


トリスタン「そうですね。たとえ、彼に拒絶されていても、せめてもの彼の慰みとなるなら話を聞きたいのです。今はそれしかできなくても、光となることはできるでしょう」
チャラ王「ああ、そうだ!今はそれが一番有力かもな!」


それを陰ながら見ていたトリ子は以前から抱いていたある思案をよぎっていた・・・


トリ子(やっぱり、あの兄妹は半分は私と同じようなものなのか・・・?それにオレンジのからくり猫、本人じゃないけど、どこかで見たような・・・)


一方、乱麻達の住む学生寮から少し離れたところの近所にある行きつけのたい焼き屋「あかし」では乱麻達四人は誰かを待っていた。


乱麻「ここでいいか?」
小夢「うん」
以蔵「好きなの頼んでえいぞ。わしが奢っちゃる」
弓弦「まず自分のことをどうにかして下さいよ;」


すると、そこに黒スーツで色黒な肌を持つ美青年が店に入ってきた。


???「おー。来てくれたんだなーお前ら」
小夢「・・・」
乱麻「・・・赤谷さん」
赤谷「やっぱり、昨日連絡してよかったなー。まあ、お嬢だから護衛も付いて「それだけやないと言ったら、どうするんじゃ?」


間に割って入ってきた以蔵の言葉に赤谷は含みのあるような笑みをしながら、ずいっと話しかける。


赤谷「以蔵サン、相変わらずの番犬ぶりだなー。いや、悪ぶってるだけの忠犬の方が正しいかも」
以蔵「誰が犬コロじゃ!」
赤谷「犬じゃないならわかるな?小夢は俺の「あれ?」


とある声により、乱麻達はその方向に向いた。自分達に声をかけにきたのはたまたま、たい焼きを食べにきていたクルークだ!


弓弦「クルーク君!?」
クルーク「やっぱり!キミ達もここのたい焼きを食べに来たんだねー」
乱麻「私達の行きつけの店だからな。以蔵がピンチヒッターとしてバイトしてる店の一つでもある」
クルーク「へー、そうなんだ!」
以蔵「それよりも、どうしてここに来たがじゃ?」
クルーク「ゼオがここのたい焼きを食べたいから一緒に来てくれって。ついてきただけのつもりだったんだけど、ここのたい焼きは美味いし、できる範囲で通おうかな」
弓弦「!ぜひ来てあげて!僕も一緒に行く!」
以蔵「おまん下心が丸見えじゃぞ;」


それを見た赤谷はふうっと一息吐きながら、肩を下ろした。


赤谷「どうやら友達が話したがっているようだから、今日は帰るわ。小夢、また来てやるから」
小夢「・・・」


赤谷はふらっと立ち去ったのを注文した大量のたい焼きを持ってきたゼオとすれ違った。


ゼオ「おう、お前らもいるのか」
乱麻「ゼオ・・・って、なんで大量に頼んでるんだ」
小牧「いいじゃないの!大量に注文してくれた方がこっちは儲かるし!」


こんな雑談を繰り広げる中、小夢はクルークの服の裾を掴みながら呟く。


小夢「あの・・・ありがとう」
クルーク「えっ?う、うん!(頼んだたい焼きを早く食べたかったのかな、この子」


クルークは小夢から突発的に感謝の言葉を言われた理由がわからなかった・・・。






初登場の新オリキャラに不穏な雰囲気が・・・

赤い猫の足跡、再び(その3) ( No.625 )
日時: 2026/01/21 17:36
名前: 桜 (ID: 4C1MnACG)

すずらん商店街の雪祭り(前日譚)






その翌日。リップ達はアムールを手伝いに来ていたアミティにある誘いを持ちかけられていた。


リップ「すずらん商店街の雪祭り!?」
アミティ「うん、その雪祭りで露店も催すらしいから、その一つとしてアムールも来てくれないかって。りんごも話を聞いて推してるし」
メルト「りんご?」
チャラ王「アミティちゃんの友達の赤いロール髪の子だ。ぷよぷよ7の主人公で7組の一人なんだよ。ほら、この子(スマホにあるりんごとアミティの写真(たまたま送られてきた)を見せる」
トリスタン「ほう。可愛らしい子ではないですか」
トリ子「この紫髪の前髪は隠れてる奴はともかく、このリスっぽいクマの奴はなんだよ?人間?」
アミティ「りすくませんぱいって言って、りんごの学校の先輩なんだ。んで、この人はまぐろって言って、りんごの幼馴染!」
ルート「あー、そっちもか。幼馴染の関係って私達以外にもいるんだな」
アミティ「そうみたいだよ!それで、話を受けてみる?」
リップ「うん。パパにも話してくるよ」
アミティ「ホント?返事を待ってるね!」


そして、リップパパの許可をもらったリップ達は保護者として白羽瀬春海が付いてる上ですずらん商店街の雪祭りでケーキの露店を催すことになり、その準備期間、同じく実家の八百屋を手伝っていたりんごと顔を合わせた。


りんご「アミティ!アムールの人達、連れてきてくれたんだね」
アミティ「ヤッホー!」
リップ「こんにちは!アムールです!」
トリスタン「貴女がりんご嬢ですか。話で聞いた通り、可愛らしいようで」
りんご「あなたが噂のリップちゃんの間男さん!?アミティ達が話してた通り、かなり美しい外見の持ち主のようで」
チャラ王「なんだその噂!?おいアミティちゃん!!」
アミティ「クルークも話してたんだよ〜;」
りんご「あの、アミティからも話は聞いてますが・・・せめて霊体化はやめていただきたいと・・・」
トリスタン「実体化の方を好んでいるので、構いませんが?」
アミティ「あ、ごめんね。りんごはおばけやオカルトとかの類はかなり苦手なんだ」
ルート「あー、私と同じで理系っていう感じってやつか」
トリ子「なら、不審者に拐われるなよ。そいつを殺しかねないから」
りんご「あっ、はい!(この子はあの中で一番危険な言動するけど、よく見ると言ってることは真っ当な気がする」


すると、スケボーで来る音がした!会話を聞いて、とりあえずやってきたまぐろだ。


まぐろ「りんごちゃん、どうしたの?★」
りんご「あ、まぐろ君!この人達が言ってたアムールの人達だよ」
まぐろ「ということはそのうちの三人が噂の・・・はじめまして、ささきまぐろです★近くにある魚屋の息子です★」
メルト「ホントに目が隠れてるわね、アナタ」
りんご「あ、迂闊に目を見ようとしちゃダメだよ。まぐろ君、素顔はとても美しい顔立ちで、見たら魅了されちゃうんだから」
トリスタン「本当ですか?」


すると、トリスタンがまぐろの髪を上げさせて直に素顔を見た!


まぐろ「うわっ!?★」
りんご「ごめんねしばらく目を下を向けて!!」
リップ「ちょっ、なになに!?」


トリスタンがまぐろの素顔に魅了されるかと思われたが・・・


トリスタン「おや?確かに美しい顔立ちですね」
りんご「あれ?」
まぐろ「聞きますけど、何ともないんですか★?」
トリスタン「ええ、ないですね」


予想に反して、トリスタンには全く効いていないことに気付いた二人は思わず疑問符を浮かぶ。
そこにりすくませんぱいがやってきた。


りすくま「おお、二人とも。ここにいたのかい」
おぼろ(モイモイ)(ホントにりすくまっぽい人だ!?)
りんご「あっ、りすせんぱい!今、アミティがアムールの人達を連れて来てくれたから話してて」
りすくま「そうだったのだね。活気溢れるアムールの人達、このすずらん商店街の雪祭りの一助をよろしく頼む」
チャラ王(思ったよりも紳士だった!?)


すると、そこにすずらん商店街の組合の人と話し終えたばかりの春海がひょっこりと来た!


春海「ちょっとー。今話し終わったから、そろそろ準備してー」
リップ「はーい。じゃあ、またねアミティちゃん、りんごちゃん!」
アミティ&りんご「またねー!」


アムールの人達と別れたアミティは笑顔でりんごに話しかけていた。


アミティ「どう?一癖も二癖もあるけど、根っこはいい人達だよー」
りんご「そうですね。ところで赤髪の美しい殿方、なぜまぐろ君の素顔を魅了されてないんでしょうね?」
アミティ「確かに気になるねそれ」


後から聞いたら、トリスタンが本当にまぐろの美しい素顔に魅了されてないのでした。






そして数日後。すずらん商店街の雪祭りが満を持して開催された!


本屋の店主「雪祭りだよ!雪祭りを楽しむなら、立ち読みを許す!」
パン屋の店長「雪の形したパン(クリーム味)がこの日限定で発売中だよ寄ってけー!」


他の店や露店も元気な声で雪祭りに来てくれたお客さんに声をかける中、アムールの出張露店も作っておいた商品のケーキを持ってきた後に開いた!


リップ「みなさん!小さな雪だるまケーキもこの日限定で売ってます!よかったら、来て下さい!」
男の子A「えっ、雪だるまのケーキ?」
男の子B「母ちゃん、買っていい?」
女の子A「私も欲しー!」


この日限定で作っていた小さな雪だるまケーキの相乗効果もあって、買ってくれるお客さんが増えていく中でトリスタンは面白い鶏の着ぐるみの姿でお客さんの目を惹かせていた。


トリスタン「ああ、私は鶏の着ぐるみで呼び込み・・・悲しい・・・コケコッ」
トリ子「いいじゃん、オマエの無様な姿で客がどんどん来てるんだぜ?」
ルート「トリ子、こっちも手伝えー」


用意したケーキの商品もどんどん減って行くようになり、このままだと完売御礼になる時にチャラ王は声をかける。


チャラ王「俺達の露店、今売り上げ1位か2位の間に行ったり来たりしてるって!」
リップ「マジ!?ということは争ってるのはりんごちゃんの八百屋がやってるキッシュの露店かー!」
春海「下手したら、両方1位もありえるかもね!」


すると、そこにひょいっとケーキを頼む声が聞こえた。


ゼオ「おい。小さな雪だるまのケーキとチョコレートケーキとショートケーキや他のケーキを10個ずつ」
リップ「あっ、ゼオ君!ププルちゃんも!」
ププル「やっほー」
ルート「なんだ、デートか?」
ププル「違うよ/////!クルーク達とも一緒に来てるんだよ。小さな雪だるまのケーキを買いに来てだって」
おぼろ(モイモイ)「へー、そう!あ、よかったらステージの方も見てやってよ。メルトちゃんがバレエで出演してるって」
ゼオ「そうか。クルーク達にも伝えて、一緒に見てやるか」
ププル「うん!あ、これ代金です!」
チャラ王「まいどありー!」


ゼオとププルが買ってきたケーキを持ちながら、待ってくれているクルーク達の方に向かったのを見た春海はニマニマしていた。


春海「いいわね、青春って。恋人同士、仲が良いのはいいけどクルミちゃんもいたら、さらに微笑ましいのに」
ルート「しょうがないぞ、クルミは天才美少女作曲家であり、cantabileの大事なピアノボーカルなんだ。神出鬼没ぐらい当たり前のようなものさ」
トリ子「クルミ?」
トリスタン「ゼオ殿やププル嬢が属するバンド「cantabile」のピアノボーカルの美しい少女です。私も会いたいのですが、なかなか機会には恵まれず・・・」


すると、上からひょっこりと顔を出す見知った人物がいた。


王ドラ「おーい、雪だるまケーキを下さーい」
チャラ王「わわっ!?なんで上から出してんだよ!!?」
王ドラ「タケコプターで来て、この露店の布の屋根の上に降りたんですよ」
リップ「乗っちゃったの!?つか、危ないからね!?下に落ちて怪我でもしたら」
王ドラ「これで怪我なんかしないから、大丈夫ですよー」


王ドラを見たトリスタンはこないだの出来事を思い出した上で彼に話しかけた!


トリスタン「王ドラ殿!これからメルトリリスがステージでバレエを発表するそうですから、一緒に行きませんか?」
リップ(あっ、聞き出すんだ!今はそれでいいからいけいけ!)
王ドラ「え?ドラリーニョやドラえもん達が待ってるし、タママさん達やしんのすけ君達もいるから二人でというのは無理ですね」
おぼろ(モイモイ)「えっ!?〝二人で〟って思ったの!?」
王ドラΣ(°д°)えっ


王ドラは自分の迂闊な言葉に思わず顔が赤くなるが、彼は目を逸らして小さな雪だるまケーキの人数分の代金を支払った。


王ドラ「ケーキの代金は支払いましたので、そろそろ待ちぼうけすると思うから行きますね」
トリスタン「王ドラ殿!」


立ち去る王ドラの背中を見たトリ子は小さい声で呟く。


トリ子「こいつらがうざいぐらいに心配してるか、わかんねーのか・・・」


一方、王ドラはパワえもんが一足先に迎えに来た!


パワえもん「おーい、そろそろドラえもん達が暴れてそうだから、このぼくが迎えに来てあげたよー」
王ドラ「だからといって、わざわざ迎えに行く必要あるんですか?」
パワえもん「あの島原の乱の英雄君に怒鳴っちゃったというのも、またあの赤髪糸目の優男の彼にちょっかいをかけられてるんだろ?」


パワえもんの言葉に王ドラの動きがぴたっと止まった。


パワえもん(おっ、やる気か?)


王ドラに殴られるかと思い身構えるパワえもんだが、彼は小さく呟いた。


王ドラ「知られぬように守ってたんですよ。こっちのことにあまり巻き込まれないように・・・敵の狙いはタイマーさんとミニッツさんの兄妹です。恐らく奴らにとって私達は邪魔な存在でしょう。それならば、その役割は私だけでいい!何度も助けられたから、これ以上巻き込みたくない!それはたとえ、親友でも仲間でも自分のサーヴァントでも同じこと・・・!」
パワえもん「王ドラ、キミ・・・」


一方、その雪祭りの風景を上から見ていたどくりんごは一緒に来た黄泉に訊ねる。


どくりんご「ここですか?」
黄泉「———ああ、ここだ。それにしても何度も会っても忌まわしい。オレンジの悪魔、四勇者の三番目、それに味方する奴ら・・・!」


それを聞いたどくりんごはニヤっと微笑う。






どくりんご「任せて下さい。ちょうど私にも愚かだと思う奴(私)を初めて見たので」

赤い猫の足跡、再び(その4) ( No.626 )
日時: 2026/01/21 17:38
名前: 桜 (ID: 4C1MnACG)

一方、王ドラはパワえもんに連れられてようやく待っていてくれた親友達や仲間達と合流した。


キッド「遅い!みさえさん達から春我部防衛隊の保護者も任されてるのに遅れてどうすんだよ!」
王ドラ「すみません」
ドロロ「まあまあ。今は買ってきてくれた小さな雪だるまケーキがあるからみんなで食べようでござる」
しんのすけ「ほっほーい!」


一方、ゼオとププルも自分のサーヴァント達や仲間達と合流を果たしていた。


エレナ「雪だるまのケーキ、買ってきてたのね!」
ディルムッド「他のケーキも大量にありますが・・・」
ププル「あ、気にしないで。ゼオのはいつものことだから」
アイオーン「ではか弱き小さな二人が捧げたこの供物をいただこう・・・」


雪だるまのケーキや他のケーキも食す中でガレスはフィーバー5人組に訊ねた。


ガレス「ここはクルークさん達の友人が住んでいる場所でもあるんですね!」
アミティ「うん!あたし達とあんまり変わらないぐらい個性的なんだ!」
リデル「私達のプリンプとも違う世界なのですが」
ラーマ「ほう。本当にいろんな場所に行っているのだな」
ベディ(この方々は本当に楽しい旅をしてきたのですね・・・私のとは違って・・・ん?)


すると、ベディは少し離れた席で自分達と同じように買ってきた小さな雪だるまケーキを食べてるドラケロ防衛隊とパワえもんを見かけた。


ベディ(あれは・・・向こうも同じケーキを食べてるのですね。ガウェイン卿は普段からつっけんどんな態度を取っていますが、こうして見たらあんまり私達と変わらないかと・・・?)


一方、王ドラは少し暗い目をしながら小さな雪だるまケーキを食べていたところをタママが声をかける。


タママ「王ドラさん?」
王ドラ「!」
タママ「なんかボーっとしてましたけど、そんなにアムールのケーキが嫌なんですか?出張露店で来てるとはいえ、トリさんのマスターさんの実家の店だし」
王ドラ「いえ、少し考え事をしていただけです。ほら、ドルチェ。あなたにもあげます。匂いだったら、分かりますよね」
ドルチェ「うん。いただきまーす」


我に返った王ドラはいつもの様子で自分のブースターのドルチェに分けた雪だるまのケーキをあげたり、他の親友や仲間達と下らない雑談を交わしたりしているが、離れた席で目撃したベディは彼の先程の目について気にかかった。


ベディ(トリスタン卿が気に入っている彼。先程の目、何かおかしかった気が・・・)
ラフィーナ「ベディさん。今ステージでメルトさんの番が始まってるのに怒られますわよ」
ベディ「あっ、すみません」
エージェント「しっかりしとけー」


その数分後、アムールがもうすぐ完売御礼となる中で春海が嬉しそうに報告していた。


春海「ねえ!今売り上げ1位よ!もうすぐ完売するからいけるわよ!」
リップ「ホント!?やったー!」
チャラ王「お前が鶏の着ぐるみで呼び込んだおかげだな(ニマニマ」
トリスタン「嗚呼・・・」


その直後、ルートがトコトコと歩いているスライムを目撃した。


ルート「なぁ。スライムは無害だからいいのか?」
トリ子「は?いいんじゃないの?少なくとも殺す対象にはならねーよ」
メルト「ええ、全くその通りよ」


そこに先程ステージで自分の番を終えたメルトが帰って来た。


おぼろ(モイモイ)「おかえり。どうだった?」
メルト「チンケな観客ばかりだけど、なんとか踊りきったわよ。あ、でもね・・・からくりのアルブレビトが見ていてくれたわ!他の奴らも一緒だったけど」
トリスタン「王ドラ殿ですか。つまり無事に自分の親友達や他の仲間達と合流を果たして・・・」


トリスタンが横を向くと、そのスライムが自分達の方を見ていたことに気付いた。


トリスタン「なんか見てませんか?」
リップ「うちのケーキが欲しいのかな?」


しかし、そのスライムの身体が突然溶け出して・・・






鹿の角とウサギの尻尾を持つライオンのような化け物に形成した・・・!






リップ「えっ!!?」
チャラ王「こいつ、普通のスライムじゃねーぞ!?」


他の露店でも同じようなスライム達がリップ達のとは違う化け物のような姿に変貌したのを遭遇し、すずらん商店街は雪祭りに来てくれた観客や営む店主達が大パニックになって逃げ回っていた!


ドラえもん「みんな逃げてー!!」
ギロロ「出口はこっちだ!!」


一方、りんごも自分のスキルでそのスライム達に攻撃しつつ、自分達の露店を守っていた。


りんご「もうっ次から次へと!せめてこのキッシュだけは「残念ながら、それは叶いません」


りんごは自分の前に来た人物の姿を見て驚愕した!






りんご「あなたは・・・私!?」
どくりんご「・・・」






一方、王ドラもそのスライム達に次々と攻撃して倒していた。


王ドラ(今ドラえもん達やタママさん達が他のスライム達に攻撃や雪祭りに来た客と店主の避難を頑張ってくれてる。なんとしてでも、沈静化しなくては・・・!)


すると、王ドラはとある猫の足跡を見た。それは自分達が知るある猫のもの。


王ドラ(この猫の足跡・・・その猫を、私達は知っている!)


王ドラはばっと上を見上げると、その建物の上にいた人物を見た・・・!!






王ドラ「よ、みぃぃぃぃぃ—————!!!!」






黄泉「今頃気付いたのか?久しぶりに会ったから、少しは鈍ったようだな」






next!






黄泉が再登場!感想OK

残された傷跡・・・そして、始動(その1) ( No.627 )
日時: 2026/01/27 17:23
名前: 桜 (ID: 9f0x46jl)

このお話で第5部の第1章に当たるようなシリーズ群は最後となります。傷跡を残していくぜよ。






「小ネタ」女の子の証明(下ネタ注意)


サンソン「以蔵さん、これも運んでやって」
以蔵「ったく、変に頼んでくるきの医者」


サンソンがスマブラ屋敷の医務室宛に届けられた医療器具を運ぶのをたまたまその場にいた以蔵が手伝っている中、タタタッとある少女が姿を現した。


プニィ「でも、内心では嫌そうな電波はないかも・・・」
以蔵「うわっプニィ!急にわしの後ろに立ってびっくりするじゃろ!」
サンソン「以蔵さん、こちらの子供は?」
プニィ「プニィ。ププルは知らないの?」
サンソン「ああ、ププル嬢らのところの子か。それならさっき、食堂でカレーを作っていたのを見たよ」
プニィ「確かにププルのカレー電波はそっち・・・教えてくれてありがとう」


プニィがププルのところに向かうためにぴょんっと飛びながら走る。ここでお気付きですよね?プニィちゃんのいつものはいてないコスチュームの下をサンソン君と以蔵さんが偶然見てしまい・・・


サンソン「・・・あの子、女の子なんだね(顔真っ赤」
以蔵「おう(同じく顔真っ赤」


プニィの下ならトリスタン辺りとかはガッツリ見てそうだけど、ベディ辺りとかは大分恥ずかしがるようなイメージ。






黄泉が再び姿を現したのを見た王ドラはキッと睨みつけながら言う。


王ドラ「なぜあなたがここに?あのスライムもあなたの仕業ですか?」
黄泉「いや、それは私と共に来た強欲の騎士のものだ。私は宮廷魔術師の身分上、ここに調査しに来たわけだ。二度も私の赤猫のぬいぐるみを破裂させた貴様らのいる世界だがな・・・」
王ドラ「・・・宮廷魔術師・・・?」






黄泉「今の私は貴様が独自に調査し続けているフェアリーナイト王国の宮廷魔術師だ」

残された傷跡・・・そして、始動(その2) ( No.628 )
日時: 2026/01/27 17:23
名前: 桜 (ID: 9f0x46jl)

一方、リップ達は先程の化け物じみた姿に変貌したスライムを始めとするスライム達と戦い続けていた。


リップ「わぁぁぁ次から次へと出て来てるー!!」
チャラ王「まるで何らかの理由で増殖してきてるみたいじゃねーか!?」
トリスタン(これといえば、きっと・・・)


トリスタンは遠目に王ドラの姿を見つけて上を見やると、彼が見つめていた黄泉の姿を見つけた。


トリスタン(・・・あれ、は————)






み つ け た






気付けば、トリスタンは王ドラの方へ走っていた!


トリ子「おい!どこに行くんだテメェ!」


一方、王ドラは先程の黄泉の言葉に耳を疑っていた。


王ドラ「フェアリーナイト王国の、宮廷魔術師・・・?」
黄泉「ああ、あそこにツテがあったのでな。なかなか面白いものを見させてもらったぞ。何しろ、その頂点に立つのは————」


すると、そこにポロンっと音の刃が入って来た!今走って来たトリスタンだ!


王ドラ「トリさん!」
トリスタン「・・・」
黄泉「貴様は———いや、語るべきではないな」


黄泉は三日月笑いを浮かべながら、トリスタンの方を見る。


黄泉「聞けば、貴様は円卓の騎士の一人のアーチャーの英霊(サーヴァント)だと聞く。早くマスターの元に行かないと、自分まで消滅するぞ?」
トリスタン「他にもサーヴァントがいるので大丈夫だと思いますよ。なかなか厄介なレディなのですがね」
黄泉「そこまで信頼しているのか。元はこっちの世界に来た者なのに」


王ドラはその言葉を聞いて、トリスタンに訊ねる。


王ドラ「〝来た〟?あなたは元はサタンに召喚されたと聞きましたが」
トリスタン「・・・」


トリスタンは少し俯きながら、黄泉に訊ねる。


トリスタン「貴女には私からの質問に答えてくれたらよいのですが・・・」
黄泉「なんだ?」
トリスタン「ガウェイン卿をあの時に救って、傷だらけの三つ巴の元に案内したのは貴女だと聞いています。そのことについてはどう思っていたのですか?」


トリスタンの問いに黄泉はニヤッと笑いながら答えた。


黄泉「ああ、あの太陽の騎士か。あの男は全くの愚かではあった。憎むことはあっても、結局心底から憎みきれなかった忠義や愛を捨てきれぬ男よ。まあ、その分利用しやすかったから、この世界を破滅寸前に追い込めただけはあった。世界中に悪意をばらまく器になれなかったのだけは残念だったよ」
トリスタン「貴様・・・」


トリスタンがハープの弓を引こうとした瞬間、王ドラが声をかけた。


王ドラ「トリさん、怒る気持ちはわかりますが、ここは彼女を退けましょう。あの赤猫が本体でしたが、倒したとしてもまた出て来ますから。今も同じように」
トリスタン「・・・」


一方、りんごは自分にそっくりな見た目を持つどくりんごの姿を前にして驚き、どくりんごは話を続けた。


どくりんご「驚くでしょうねぇ。そりゃあどくりんご(私)が私(あなた)ですもの」
りんご「そりゃあ誰だって驚きますよ!?つか、あなたはいわばドッペルゲンガーなんですか!?あまりにも私にそっくりです!」
どくりんご「ドッペルゲンガー・・・」


どくりんごはクスクスと笑った。


どくりんご「この世界ではそういう感性を持ってるんですねぇ。まあ、誰でもそう思うのでしょう」
りんご「誰でも・・・?(まさかドッペルゲンガー以上のやつ?」


すると、そこにまぐろやりすくまが走って来た!


まぐろ「りんごちゃーん★!だいじょ・・・ええっ!?」
りすくま「りんご君が二人?これは一体・・・」


その直後にクルーク達も走って来た!


クルーク「おーい!大丈夫かー!?」
アミティ「って、ええっ!?りんごちゃんが二人!?」


それを見たラフィーナがまぐろに耳打ちする。


ラフィーナ(正直美味しいシチュが来たと思いますが、どう思っていますか?)
まぐろ(えっ★(顔真っ赤)うーん、正直両手の花を取りたいところだけど・・・)


それを見たアストルフォはまぐろを見ながら、アミティに訊ねた。


アストルフォ「あの紫髪のメカクレ男、もしやあの赤髪ロールの子が好きなの?」
アミティ「そうだよー」
シグ「うーん、そうかな」


それを見たエージェントはため息を吐きながら話す。


エージェント「おい。そうこうしてる間に来てるぞ」


気付けば、周り全体が化け物に変貌したスライム達に囲まれていた!


クー「あれは犬をバカにしてんのかよ!!?」←ゲッシュの誓いから犬を特別視してる
アレク「こんなに大量のスライムが出てくる自体がおかしいなって思うんだけど・・・」
ゼオ「・・・」


それを聞いたゼオはそのスライム達の姿から何かピンと思い浮かんだ!それで自分のモンスターボールからブラッキーのリストを出現させた。


ゼオ「リスト。この手紙をとある奴らに送って来い。できるな?」
リスト「えっ?まあ、それぐらいなら任せろ!」


リストが手紙を持ったまま、目的地に向かうのを見届けたゼオは杖を構えた。


ゼオ「さて、やるぞ」
エレナ(ゼオは一体何をしたの・・・?)


一方、王ドラ以外のドラケロ防衛隊は次から次へと出てくるスライム達と戦いまくっていた。


ギロロ「なんで大量に出てくるんだー!!」
マサオ「知らないよこんなの!!?」
ドラメッド「とにかく突破口を探さないといけないのである!!」


すると、こっちに向かって走るような音が聞こえた。手紙を持っているリストだ!


リスト「お、生きてるみたいだな」
キッド「リスト!なんでここに!?」
リスト「手紙だぜ。お前ら宛の」
ドラえもん「ぼく達に・・・?」


開いたその手紙はゼオのもの。内容こそ短いが・・・






「雪は白い空気なり。破られた同様の白いものから現し」






マタドーラ「どういう意味だ?これ」
ボー「何らかの暗号・・・」
クルル「雪に似たやつってことかぁ?」


手紙の内容に悩むドラケロ防衛隊だが、その横でドラリーニョとしんのすけがある路地裏に入っていたのをドラニコフが見た!


ドラニコフ「アウ!アウアウー!!(訳:二人とも!今は勝手に行動しちゃダメだよ!?」
ドラリーニョ「なんか向こうから煙が出てるよー!火事ー!」
しんのすけ「すぐに江戸の花しなくちゃ!」
パワえもん「その言葉の意味を知らないくせに・・・ん?煙?」


パワえもんが路地裏を確かめると、そこには破損された水パイプの穴から噴出していた白い煙がスライムに変貌する光景であった!そう、この白い煙こそが倒していてもスライムが増殖し続ける原因・・・!


パワえもん「あのスライム達の出所はこれか!二人とも、よく見つけた!お手柄じゃないか!」
ドラリーニョ「えへへ〜」
しんのすけ「いや〜それほどでも〜」
パワえもん「おいお前ら!この白い煙を防ぐのを手伝え!ゼオ君が手紙で伝えた白いものはこれだ!」
風間「確かに雪と煙は大まかに言えば、同じ空気・・・!」
キッド「いっちょ防いでやるかー!」


キッドが空気砲で撃つ形で防ごうとするが、白い煙には通用せずにあまり効果がなかった。


キッド「ダメか〜・・・;」
ケロロ「これは直接で当たらなければダメでありますな。頭を使うべきかと思うでありますが・・・」






ドラえもん以外のドラケロ防衛隊( `・ω・)ばっ(一斉にドラえもんを見る)
ドラえもんΣ(・ω・ )






その2分後・・・


ドラえもん「なにこれ(みんなにおみこしみたいに抱えられた状態」
ケロロ「頭を使うなら、これでありますよ!」


みなさんも知っての通り、ドラえもんは公式でもかなりの石頭です。しかも映画ドラえもんでもラストではこれが敵に対して勝利の一手を打ったりなど活躍してます(例:雲の王国や宝島)


マタドーラ「ドラえもんズ一の石頭に賭けたんだ!ぶっ壊せ!」
ドラメッド「お主の石頭は誰よりも強いことをみんな知ってるから大丈夫であーる!頼むのである!」
ドロロ「お主の石頭はどんなものでも砕けるから大丈夫でござる!勝利の道筋を開くでござる!」
ネネ「あんたの石頭なら絶対できるって信じてる!行くわよ!」
ドラえもん「無理無理無理無理!!こんな頭の使い方は嫌だあああああー!!!」


ドラえもんの叫びもむなしく、彼の石頭を白い煙が噴出している水パイプの穴にぶつけた!


ドッゴォォォォォーン!!!!


これが功を奏し、スライムの原因となった白い煙が消えて、残ったスライム達もそれに伴う形で消えた!


どくりんご「なっ・・・!?」
ガレス「スライム達が消えた!?」
ゼオ「おー!あいつら、見つけたか!」


トリ子「あの苛ったらしい雑魚スライム達が消えた!?」
リップ「おまけに増えてきてない・・・!きっと誰かが増殖を食い止めてくれたんだよ!」


黄泉(見つけられたか・・・)
トリスタン「向こうの方からドラえもん殿の叫びが聞こえましたが」
王ドラ「いいえ、ドラえもんなら大丈夫ですよ(石頭で増殖を食い止めたか・・・どうやって見つけたのか知りませんけど」


スライム達が増殖していた場所を見抜かれて防がれたのを感じ取ったどくりんごは杖を構え始めた!






白いスライム達撃破!


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