二次創作小説(紙ほか)

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日常日和。5
日時: 2026/02/19 19:29
名前: 桜 (ID: YKgE9blb)

おかげさまで日常日和。も5という節目で新しく迎えることができました。ここに至るまで色々と混乱があり悩みもしましたが、考えた末にこの先に何があってもこれまでの続きを執筆したいという気持ちで新スレッドに至れました。色んな意味で変わる場合もあり混乱はすると思いますが、私は私で頑張りたいと思いますのでご存じの桜サイドやこれまでに出てきた新たなサーヴァント達も含めてどうぞよろしくお願いします!


「目次」


「短編」
The Reverse Night>>1-5
聖夜怪盗☆シークレット>>6-7
デンジャー☆スクランブル>>33-36
僕もまた、運命に導かれて>>37-38
うちの護衛のママ侍さん>>39-42
とある雪月花の羽根。>>43-44
アスパラ☆クライシス!>>77-83
運びを巡る機関車と謎のトレインハンター>>84-86
僕の果実のボク>>96-100
黒の感情・白き純潔>>101-105
ツイセキ☆トラブル!>>148-152
イモーターウォーズ>>153-156
◯◯透視の試用モニター>>157-161
こっちを向いて、愛してると言って!>>162-165
Halloween rabbit!>>166-169
湖の騎士は星の戦士の●●に夢を見るか?>>170-172
ランデブー☆メタモルフォーゼ>>173-176
鯖組メインでファンタパロ>>177-179
雪の記憶、冬の華>>180-183
ある冬の日のアムール>>184-187
クリスマスに追いかけっこ!>>188-191
クリスマスにネガイゴト>>192-196
小さきパンダのガレット・デ・ロワ>>197-200
宇宙の中の不思議の国>>201-205
スキ!スキ!スキー!>>206-210
ビターシュガー・チョコバーボン>>211-215
満開花見日和>>246-249
ツッコみ所が絶えませんっ!(by一ちゃん)>>250-253
ブレーメンの追跡隊>>254-258
王様ゲーム>>259-262
阿国さんの戦い>>263-267
蛇は蛙が好物らしい>>268-270
シチリアでの小話集>>286-289
パンプキンハザード>>318-321
雪の輝き、小さな夢>>345-348
王ドラなう!>>349-351
聖夜、君に贈り物を>>352-356
聖夜、白なる争奪戦>>357-360
突撃!隣の大掃除>>361-364
年明けのアムール>>365-368
バレンタインのから騒ぎ?>>393-396
I‘m not crying anymore>>397-400
バディファイターズタワー踏破の旅>>429-432
Cherry:CamelotZERO>>437-440
異世界を駆け巡る澄色の猫型ロボット達>>471-478
かの者が残してきたもの>>479-482
虹の島々での小話集>>537-540
グルメフェスを調査せよ!>>541-544
Halloween☆Panic!>>579-582
アンジャッシュネタ>>583-584
続☆年明けのアムール>>611-614
ガチンコ節分バトル>>635-638
嗚呼、バレンタイン!>>651-654


「サーヴァントvs○○○シリーズ」
第六天魔王vsカンフー猫型ロボット>>322-325
湖の円卓騎士vs仮面の剣士>>337-340
光の御子vs魔界のプリンス>>341-344
ブリテンの騎士王vsもう一人の闇の魔導師>>401-404
幕末の人斬りvs蒼炎の勇者>>405-408
日輪の姫vs野原家の主婦>>409-412
大統王vs黄色い悪魔>>413-416
五代目風魔頭目vs宇宙忍者>>417-420
太陽の騎士vs赤き吸血鬼>>499-502
島原の乱の指導者vs虚言の魔術師>>503-506
維新の英雄vsウサギの双子弟>>507-510


「桜サイドの快刀家の事情」
三兄編>>389-392
次兄編>>433-436
長兄編>>545-548


「針音ノ時計塔のアリア」
時の輝きよ>>45-47
赤の中のモアイさま>>48-50
青の上のウォーターシティ>>51-54
白の下のバトルロワイヤル>>55-57
黄の外の太陽・・・?>>58-60
その呪文の続きには>>61-66
「誰か」の世界にとってのピース>>67-71
ここに。>>72-76


「決戦前夜」
輝ける希望の星達よ>>114-117
二度の生における旅路>>118-120
「太陽」の焔を>>121-125


「キャメロット城での決着」
現在キャメロット城:正門>>126-127
現在キャメロット城:世界を約50%吸収>>128-129
現在キャメロット城:世界を約80%吸収>>130-133
我らの望む未来>>134-136
太陽のナミダ>>137-141
There are our home here>>142-147


「女性ケロン人小隊襲来」
一の儀、女性ケロン人小隊襲来!>>369-372
二の儀、ささやかな疑念>>373-376
三の儀、偽物と本物>>377-380
四の儀、ゆずれなき信念>>381-384
五の儀、星へ届けるハーモニー>>385-388


「フェアリー・レクイエム〜トリスタンの名を持つ妖精の少女〜」
「トリスタン」は突然に>>549-552
日常ブレイカー?それとも・・・?>>553-556
妖精姫のトマドイ。>>557-560
キミが望むなら、どこまでも連れてゆこう>>561-564


「フェアリー・レクイエム〜謎の妖精の騎士一味〜」
新たな戦いの幕開けの予兆>>585-588
逢瀬とサーヴァント召喚の再認識>>589-592
冬の裏山での怪奇現象の調査>>593-596
○○○の○○は蜜の味>>597-600
偶然による○○の連鎖>>615-618
想いの交錯>>619-622
赤い猫の足跡、再び>>623-626
残された傷跡・・・そして、始動>>627-630


「フェアリー・レクイエム〜妖精の夢の中で〜」
何かが鳴り響くとき>>655-658(更新)


「前後編」
かけがえのない「君」>>26-28>>29-32
戦国時代からの謎の挑戦状!>>87-91>>92-95
苺の彼方をもう一度>>106-109>>110-113
シチリアでの鳥の夢>>271-275>>276-281>>282-285
月夜でのエンゲージ>>326-331>>332-336
雪月に小さな花びらを>>421-424>>425-428
時空鉄道の夜>>483-487>>488-498
カービィだらけ>>511-515>>516-519
ワドワド☆サマーアドベンチャー!>>520-525>>526-530>>531-536
世に放った誠を探しに>>565-568>>569-573>>574-578
クリスマスで御用改め!>>601-605>>606-610
エアライダー珍道中。>>631-634>>639-643>>644-650


「風花月夜伝〜友情よりも、忠義よりも〜」
第一の巻:逆光降臨>>8-10
第二の巻:御一行様之旅珍道中>>11-12
第三の巻:恋せよ浪漫、忍の花に>>13-15
第四の巻:変わりはしないもの>>16-18
第五の巻:生きとし、生ける者。>>19-20
第六の巻:揺るぎない、どうしても。>>21-22
最終の巻:音が導く先>>23-25


「風花月夜伝2〜花は今、光へと舞う〜」
第一幕:異変を告げられし江戸>>216-219
第二幕:渦巻く四方と空>>220-223
第三幕:咆哮の中に在る「声」>>224-227
第四幕:私の輝きの星>>228-231
第五幕:忍び寄る戦いの迫る時>>232-235
第六幕:怨恨開花>>236-240
最終幕:空へ>>241-245


「灯火の星〜第六天魔王の乱〜」
第一の段:わし、参上!>>290-293
第二の段:雷に阻まれるのならば、やることは?>>294-297
第三の段:キミと、光と>>298-301
第四の段:聖地の謎かけを解き明かせ!>>302-305
第五の段:闇夜の城で見つけたのは・・・>>306-309
第六の段:光と闇の諍い>>310-313
最終の段:そして魔王は、悪魔と共に歩き出した。>>314-317


「チェリーワールド×蒸気都市〜夢幻の歯車の光〜」
第1話:ようこそ蒸気都市>>441-444
第2話:風を便りに>>445-448
第3話:決して叶いもしないだろうけど、>>449-452
第4話:魔女の■の讃歌>>453-456
第5話:蒸気聖杯戦争の「目的」>>457-460
第6話:風よ光へと吹け>>461-465
最終話:さよなら蒸気都市>>466-470

うちの護衛のママ侍さん(その1) ( No.39 )
日時: 2023/04/05 23:51
名前: 桜 (ID: MDTVtle4)

今回は以蔵さんが中心のドタバタギャグ。
以蔵さんは幕間やイベントストーリーからしてもやさぐれてはいるし下戸で博打好きでもあるけど、子供らなどに対してはなんだかんだ面倒見のいいイメージがあるのでうちの以蔵さんもそういう感じ。


ハルトマン「ということはあいつは乱麻ちゃん達のママ・・・!?」
レガムント「こら;」






とある日の朝の乱麻達が住む洋館タイプの学生寮。その警備を担当している乱麻が契約しているアサシンのサーヴァント、岡田以蔵は何かを研いでいた。


以蔵「よし。これで思う存分やれるわ・・・」


研ぎ終えた以蔵は何かを着た。それは・・・






「MAMAN」と可愛いフォントで書かれたハート型のエプロン(ぇ)






以蔵はその直後に椎茸を持ち出して包丁で捌く。そう、冒頭で研いでいたあれは包丁でした(しかし、本人の普段の雰囲気からして一見ヤバいやつ)
学生寮の警備担当もとい大半の家事担当である以蔵は捌いた椎茸を含めた味噌汁を作り、直後に鮭を焼いたり冷奴を大人数分に作ったりした。ちなみにポップン学園などに通う乱麻達に渡す昼の弁当は事前に仕込み済みだ。


以蔵「よし、できたぜよ。起こしに行くぜよ」


すると、以蔵は銅鑼を取り出してそれを一振りからの大音量で大きく鳴らした!それは何かと寝坊しがちの寮生達などには良き目覚ましアラームになっているようだ。


乱麻「おはよう、以蔵」
以蔵「おはようございます。おまんら寮生達は今日は寝坊せんでよかったな」
弓弦「部活の朝練もありますけど、流石にあの音は起きますよ・・・;」
以蔵「おまんら二人、弁当忘れんようになー」


乱麻や弓弦に続いて寮生達を始めとして次々と起床して行き、その中の一人である乱麻の妹である星ノ宮学園の中等部の音楽科1年生の快刀小夢(バスクラリネット専攻)も起きた。


小夢「いぞ兄、おはよ〜・・・」
以蔵「おはよう。小夢、あのアホ寝坊助執事はどうしちょった?」
小夢「伊庭ならまだ寝てまーす」
以蔵「ったく、乱麻達は真っ先に起きてるのにお付きの奴で最後に起きるってどういう神経しとんじゃ!?わしも人のこと言えんことじゃが!」


すると、使用人の中で真っ先に起きた乱麻達に付いてきた使用人で唯一の紅一点のメイドの品野冴絵華ことサエカが朝食を食べながら怒った以蔵を宥めていた。


サエカ「あの男のことは放っておきましょう。どうせ彼の朝食は私が捨てておきますので」
以蔵「伊庭の後輩のメイドのくせに冷淡なこと言いちょる;(あれで仕事は一番そつなくこなすもんじゃ;」
サエカ「他の寮生達も起きあがってるのと寮母の理子様が副業でしているトリマーの仕事も今日は朝が早いので早く食べましょう。松平も早く食卓へ」
松平「あんた、俺が一番後輩の執事だからってなんだかんだ優しくないか?」


そして朝食後に寮生達はすぐさまに学校へ駆け出した!以蔵はようやく送り出せたような気持ちでいっぱいになった。


以蔵「ふぅ、今日もあいつらはわんぱく盛りぜよ」
サエカ「以蔵。突然ですみませんが、乱麻様と弓弦がまた弁当を忘れてしまいました」
以蔵「は!?」


二人が忘れた弁当を届けに行くために以蔵は自転車を使って二人が在学しているポップン学園まで漕ぎ出した!


以蔵「弁当忘れんなと言っちょったのにドタバタするからじゃ!!」
サエカ「いってらっしゃいませ。あと、朝の洗濯物を干すのは代わりますよ」
以蔵「おん!!」


以蔵はなんとか授業が始まる前に間に合わすために自転車に猛スピードで駆け出す!その道に通学路などで歩いている人達はもうすっかり慣れた日常茶飯事で朝が始まったと実感しながら見る中で、途中でこの近くをパトロール中の警官二人が驚いた!


パトロール中の警官「なんなんですかあれ!?笹波先輩、大丈夫ですか!?」
笹波「おい伊勢崎、見たか!?あれは間違いねーよ・・・!!あれはあの快刀金融のお抱え護衛、以蔵だぞ・・・!!」
伊勢崎「えっ、快刀金融のボスやその愛娘に一番気に入られてる奴!!?」


一方、ポップン学園では校門での遅刻の検査の取り締まりをしている風紀委員の桐生がアイドルのロケ仕事用の車で登校したミチルに注意していた。


桐生「おい、ミチル。登校にロケ仕事用の車使うな;」
ミチル「えー、だって眠いんだもん」
エース「全くお前は・・・;もう行くから」


すると、以蔵が猛スピードを出した自転車でポップン学園に来た!ギリギリのところで止まった後に桐生は聞く。


桐生「以蔵君!また乱麻君達が弁当忘れたのか?」
以蔵「おん。これ二つ、後で朝練が終わった後の乱麻達に届けろ」
桐生「任せたまえ」
ミチル「いぞぴ、ほんっとうに毎日えらいねー!」
以蔵「おまんはもうちょっと眠気覚ませんか;そんじゃあの」


以蔵はそう言って自転車で帰路に着いた後に驚いたような顔をしたエースは桐生とミチルに聞いていた。


エース「誰ださっきのあの男は!?乱麻ちゃんや弓弦君に忘れ物の弁当って聞いたけど!?」
桐生「ああ、乱麻君のところのもう一人の護衛の男だよ。あんななりして意外と面倒見いいし、うちの学校の生徒にも男女問わずに結構好かれてるんだ。乱麻君が事前にそれを消し・・・根回しで知らせてないがな」
ミチル「エースは通信制の高校の学生だから知らなかったねー」
エース「知らないよ!?桐生はなんであの男に甘いんだ!?」
桐生「彼、意外と料理は上手だから中身が美味しそうなカラフルでみんなが羨ましがるんだ。乱麻君や弓弦君はかなりの料理音痴だからな。弓弦君は何か恋したらしくて多少改善はされてるけど」
エース「購買とか学食があるだろう!?」


一方、以蔵の帰り際に寮にいる飼い犬達の朝の散歩に連れていかなければならず自転車のスピードをさらに速めていた。


以蔵「早く行かんとチャンタ達が寂しがるのう;今日の朝散歩担当はわしじゃからな」


しかし、以蔵の行く先には雅楽バンドの吟遊月華のシグレと小夢と同じく星ノ宮学園の音楽科中等部3年生でありシグレの友達でもある金城景吾、黄田まほろ、朝倉雨季、宮島清史郎、そしてこの四人の幼馴染兼まほろの双子の兄でありシグレの友達でもある黄田夏目が通ろうとしていた。夏目は留学先からどこでもドアで遊びに来たついでにシグレや金城達がたまたま近くの川原の草原で楽器の練習していたところを金城のペンケースを持ち出して金城に追いかけられていた。


金城「お前!俺のペンケース返せ!」
夏目「やだー!景吾の12歳の誕生日にまほろからプレゼント、まだ持ってるとか一途ー!」
まほろ「景ちゃん、それをいまだに持っててくれたんだ!」
シグレ「金城、必死だな・・・;」
雨季「あの二人、昔からそうなのよね;」
宮島「おい、あんまり走ったら危ねーぞ!走ってる車とかあったらどうすんだ!」


そしてたまたま自転車で走っていた以蔵がその場を走っていた金城と夏目を目の当たりにする!


以蔵「危ないわぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!」
金城&夏目「え!?」






ドンガラガッシャーン!!!ズシャー!!!!






思わぬアクシデントを生み出してしまい、シグレ達が駆け寄った。


シグレ「あーあ、だから言ったろ;」
まほろ「景ちゃん、なっちゃん、大丈夫!?」
雨季「たまたま相手が乗ってた自転車を壊しちゃったし・・・;」
宮島「ほら、言わんこっちゃない;あんた、大丈夫か?」


宮島が以蔵を起こして彼が目を覚ました後に一見コーンロウが決まっている不良のような宮島の姿に思わず怖気付いてしまう。


以蔵「おまん、二人を怪我させたことでわしに慰謝料請求すんのか・・・OTL」
宮島「いや、前を見てなくて飛び出したこの二人が悪い。壊した自転車もこっちが弁償するべきだし・・・(運転衝突で壊した自転車を見る」
以蔵「わしの自転車ぁ!!!」


すると、金城が目を覚まして宮島に起こされた以蔵を見る。


金城「すまんな。自転車はこっちで弁償する」
以蔵「おまん、そんな怪我してるくせに案外寛容じゃのう。連絡先を聞きたいんじゃが名前は?」
金城「金城景吾。祖父にも連絡して・・・」


すると、金城の名前を聞いた以蔵は顔真っ青になりながら驚愕した!


以蔵「き、金城・・・!!?」
金城「え?」
以蔵「す、すまん!!自転車の弁償金はいらんぜよ!!」


以蔵が逃げるようにして自力で走って立ち去った後に思わず困惑してしまった金城を見たシグレは聞く。


シグレ「金城、あの人に何かしたか?」
金城「してない。あの男とは初対面だ」


以蔵はかなりのスピードで走りながらこれを口走った。


以蔵「あいつ、吹奏楽部に所属しちょる小夢が言ってた噂の部長の暴君・・・!!」






今回はドタバタギャグ

うちの護衛のママ侍さん(その2) ( No.40 )
日時: 2024/12/11 14:11
名前: 桜 (ID: Zp53hDuK)

翌日の出来事






その翌日の朝の登校時の星ノ宮学園の中等部の音楽科1年生達の教室がある西棟近くにある空中庭園。その1年生のD組である快刀小夢は同じ科のとある先輩に言い寄られていた。小夢と同じく吹奏楽部でありサックスパートでテナーサックスを担当する(つまり、テナーサックス専攻)2年生のオレンジ色のパーカーに灰色のニット帽を被る女子からの人気は高いイケメンと噂される先輩だ。


小夢「来ないで下さい!雅弘先輩みたいなモテる人と二人きりでいたらまた変な噂を立てられちゃう!」
雅也「噂になりゃいいじゃんvいい加減俺と付き合えって!」
小夢「い・や・で・す!!先輩は女好きだから周りには女性がたくさんいるでしょう!?」
雅也「当たり前だろ?俺は天川や辻宮達同様に美男子として校内にその名を轟かすからな。同じく1年生の中でも儚げなバスクラ美少女として有名な快刀小夢とカップルなんてロマンチックすぎる・・・!」
小夢「そんな理由で交際を申し込まないで下さい!!」


その1時間目の授業後の休み時間に、小夢と同じクラスで天使の剣の使い手天川空の従妹であるチェロ専攻の管弦楽部に所属する椿美夜ことミイはその木津雅也に関して友人の小夢におちゃらけるように言った。


ミイ「あんなイケメンな先輩が飽きないで小夢ちゃんに言い寄るなんてよく粘るなー」
小夢「先輩、女好きでいつも女子の先輩とかに囲まれてるからその人達から恨まれてるのに;」
ミイ「いいじゃん!小夢ちゃんは可愛いしね。ああ、もしかして告白を断ったのは例のあの護衛の人のこと?」
小夢「っ/////!!それを言うならミイがあの先輩と」
ミイ「私はアンサンブルデュオのパートナーのパトリ君が好きだもん」
小夢(かなり可愛いのになんでそうやって一途なんかな・・・)


すると、ミイと小夢の友人であるクラスメイトでヴァイオリン専攻としてミイと同じく管弦楽部に所属している苺谷あみか(通称苺)が小夢を呼んでいた。


苺「小夢、今日は弁当忘れてるでしょ?その護衛さんが下で待ってるよ」
小夢「えっ;」


小夢が下の中等部の西校門まで行き、そこで小夢の弁当が入った巾着を持って待っていた以蔵が気付いた。


以蔵「小夢、今日は弁当忘れたじゃろ?吹部の朝練で忙しそうやき」
小夢「あ、ありがと、いぞ兄」
以蔵「じゃあ、わしは先に乱麻達に弁当届けたからもう行くぜよ。練習頑張りとうせ。あ、姉ちゃん達みたいな弁当忘れ常習犯にはならんきー」


以蔵の姿を音楽科1年生の全クラスの大半の生徒達が窓から見ていた。以蔵本人は何も知らないが、その大半の中等部音楽科1年生達から男女問わずに不本意な人気を得ており、彼がたまに弁当を忘れる小夢にその弁当を届けようと待つのを見るのが密かな楽しみになっているのだ。


苺「きゃーv!!やっぱりあの弁当の可愛いタコさんウインナーは以蔵さんが作ったとは思えなーい!」
ミイ&小夢と同じクラスの男子生徒A「博打好きでも酒好きでもいい、俺の嫁兼専業主夫になってほしい・・・!!」
ミイ&小夢と同じクラスの男子生徒B「おまけに顔も髭はあるけど可愛いし、根はめちゃ面倒見いい!!できた借金も何年でも返済してあげたい!!」
ミイ「いや、借金は早く返さないとダメだよ;(うちのクラスの担任もこの件を黙認してるし、意外と以蔵さんのこと気に入ってるんだよね・・・」


以蔵には気付かれていないが、小夢は彼に対して恋慕の情を抱いており、雅也からの告白を度々されては断っていたのはそのため。


小夢(だって、わたしはいぞ兄が好きなんだもん・・・あんなんでもなんだかんだでわたしに優しく接してくれてる護衛の人・・・普通なら知らない人から過去のことで嫌味言われるわたしを見ても、きっと離れるはずなのに。時に博打好きでもバカでも揶揄されてもちゃんとカッコいい人だよ)


その放課後の練習の日の木管セクション練でバスクラを吹く小夢の音にミスがあることに気付いたオーボエ パートのパートリーダーである雨季が指摘する。


雨季「快刀さん、音ズレてる」
小夢「は、はいっ;」
まほろ「焦らなくていいからねー」
雨季「つか、弁当忘れてた日に音がずれてるわね?何かあるの?」
小夢「え・・・」
雨季「快刀さんは景吾が大の苦手みたいだし、弁当忘れてたぐらいで騒ぐなと怒ると思ってるのかなって。まあクラのパート練に乱入してトロンボーンでセッションした景吾が悪いけど」
まほろ「景ちゃん、たくさんの人をセッションで心を潰してるもんね;あれだけ上手かったら無理ないけど;」
小夢「あ、ああ、そうですね;(言えない、恋煩いなんて;」
雨季「小麦、あんたがパートリーダーやってるクラリネットパート内にもなんかある?」
小麦「ないね。一部の1年生の間で時に雑談してるけど大した決裂はないかな」


クラリネットのパートリーダーを務めている音楽科3年生の黒沢小麦も知らない様子だった。何せ音楽科の1年生の全クラスがある西棟は音楽科2年生や3年生の全クラスがある東棟とは離れたところにあるのだ。


雨季「堀内、今委員会に行ってる木津にはあんたから言っといて。木津が快刀さんにちょっかいを出し続けてるのが原因かもしれないから」
堀内「サックスのパートリーダーの俺に注意しろってことか;まあ、あいつはあれでテナーサックスの演奏技術は高いから金城の奴もちょっとげんなりしてるっぽいからわかった」


サックスのパートリーダーの堀内平次がそれを了承してその後に全員揃ったセクション練の後に全体練が終わった後の洋館の学生寮では買い物帰りの以蔵がたまたま同じように買い物に出てきたサンソンやクルークと一緒に大量に買った料理の材料が入った袋を持ちながら帰宅していた。


クルーク「まさか買い物中に以蔵さんと出くわすなんて思わなかったよ」
サンソン「あのスーパーは行きつけなのかい?」
以蔵「ああ。あれでも激安スーパーで品質やコスパがえいから寮での食費やわしのツケの借金げふげふにはもってこいぜよ。ここらへんの主婦も通ってるき」
サンソン(後者のは聞かなかったことにしよう;)
クルーク「今呼んだクーやメイヴやナーサリー達やアミティ達、ゼオ達やハチ達もここに来るって。あやクルも手伝うと」
以蔵「ありがとうき。あ、他の寮生には内緒な。秘密にしちょる」


すると、以蔵達が寮の食堂に入るとそこには大惨事の風景になっていた!荒れた部屋と先に帰宅した乱麻と弓弦が倒れたからだ。


以蔵「乱麻あああああー!!?」
クルーク「弓弦、何があったの!?乱麻さんまで!!」
サンソン「まさか侵入者ですか!?」
乱麻「いや、違う・・・二人でたまにはと思って以蔵にハンバーグ作ろうとしたら包丁でまな板を割るわタネを捏ねたら天井まで飛ばすわ無事だったタネを焼こうとしたらボヤ騒ぎになるわで・・・」
サンソン「料理が大の苦手なだけですか・・・;(それでも弓弦殿がバレンタインの際にクルーク殿宛に本命チョコ作れるのはもう愛故としか・・・」
弓弦「ごめんなさい・・・;片付けようとしたらこんな惨事に・・・;」
以蔵「・・・・・・・・・;」


そしてゼオ達が来てキッチンの掃除を手伝ってもらった後にサンソンや以蔵を含めた料理は☆5組がタネを大幅に補充したハンバーグやミルクスープを大量に作ってそれを全員で美味しそうに食していた。


沖田「なんで沖田さん達がダーオカのマスター達がしでかしたキッチンの掃除をしなくちゃいけないんですかー!?」
アイレーン「でも、それに関しては一番苦労してるのは以蔵なのだ;」
ルート「いいじゃないか、私が男だったら嫁にほしいぐらいだぞ。あ、サンソンも」
おぼろ(モイモイ)「一応男でなんだね;」
ゼオ「ハンバーグウマー!」
アミティ「モーさん達は?」
トリスタン「秘密警察の任務が今日は早く終わりそうだからアタランテ嬢、フラン嬢やシルク、しおん嬢と一緒に来るとLINEが来てます」


みんな楽しそうに食事する中で以蔵が一番大変だったと思った龍馬が声をかけた。


龍馬「大変だったけど懐かしいね。以蔵さん、生前の時の7歳ぐらいの頃もこんな感じで僕の世話焼いてたよねぇ」
以蔵「おまんは歳上のくせに泣き虫じゃったからな;龍馬の姉ちゃんにコキ使われたっていうのもあるし・・・;」
アイオーン「龍馬に姉がいるのか?どんな人物なのだ?」
龍馬「姉さん、めっちゃ怖い人だよ。縦にも横にもでかかったよ;」
以蔵「龍馬が一番怒られちょったし、龍馬の姉ちゃんの方がしんのすけの母ちゃんや夏美よりも怖いじゃろ;」
アイオーン「!!?Σ(・ω・;)」
エージェント「だから驚きはするけどあんまり怖がってないわけだな。俺からしてもあいつらが怖いのに;」
お竜(照れ隠しで殴った幼女に勝てない芸人のヘタレスパイがどの口で言ってるんだろうな)


すると、用事で不在だったメイドのサエカが帰って来た。


サエカ「あら、みなさん。いらっしゃいませ、その様子だとまた乱麻様達がやらかしたのですね・・・」
アストルフォ「サエカさん。ボク達も掃除を手伝ったからお腹ぺこぺこだったよー;」
サエカ「掃除で大変でしたね。以蔵の掃除を手伝ってくれてありがとうございます」
あやクル「いや、私らが勝手にやってるだけだ」
リップ「内緒にさせてくれた上に押しかけた身ですのでっ」


すると、何らかの声が聞こえた。帰宅したのだろうか。


サエカ「あら」
アレク「帰って来たのか」
トリスタン「見つかったら、かなり怒られますねっ;」


すると、食堂のドアを開けたのは執事の伊庭タケルだった。伊庭はなんか安心してそうに言う。


伊庭「あれ?侵入者じゃないな。以蔵や乱麻様達の友達?」
以蔵「伊庭・・・;」
伊庭「電車ん中で眠っちまったんだよー。本当なら降りる駅に着いてるんだけど、寝過ごしちまってさぁ」
ジャガー(またすごいのが登場してるな;)
伊庭「んで、たまたま部活帰りだった小夢に会って助けてくれたんだよ。今持ち帰ったバスクラの楽器ケースを置いてるんだ」
小夢「伊庭?何があったの・・・」


すると、出て来た小夢の美しさに一部の人達が思わず見惚れた!


フィン「そこの可憐な少女。私達、どこかで会ったことあるかな?」
小夢「?」
クー「以蔵の知り合い?可愛い顔してるじゃねーか」
小夢「??」
トリスタン「10年後であれば一席設けたいのですが・・・」
小夢「???」
アポロン【キミ、かなり可愛いよね。パリスちゃんと仲良くしt】
乱麻「私の妹であることを知ってるよな?貴様ら(^ω^#)」
フィン&クー&トリスタン&アポロン「ひっ!!?」
以蔵「乱麻!!寮内で刃傷沙汰を起こすな!!」
メイヴ「でも、可愛いじゃない。もうちょっと自信を持ったら完璧だけど」
小夢「あ・・・」


すると、食堂の外からとある声がした!


???「以蔵ちゃーん。来てるの不法侵入者かしらー?」
以蔵「げっ、理子さん!!?」
ププル「えっ?」


すると、食堂に金髪ツインテのめちゃ似合うコスプレをしている巨乳でかなりの美女が出てきた。この女性こそが理子なのだろう。


姫子(すごい綺麗な人・・・)
理子「あら、お友達かしら?はじめまして、私はこの寮の管理人の寮母兼トリマーの御影理子です」
ほわん「ほわっ、管理人ですか!?」
ヤス「えっ;でも、この寮の管理人は・・・」
ヒメコ「えーっ!!?もっとデブ男じゃ」
ハッチン「こらっヒメコ!!(汗」
理子「ああ・・・従兄は去年腎臓病を患って亡くなったのよ。叔父の希望通り密葬で。だから叔父に頼まれて管理人を務めてるけど、伝達がきちんと届いていなかったようね・・・」
サエカ「申し訳ありません。後程サエカ様サイドの執事に確認を申請します」
理子「以蔵ちゃん達の友達のようだし、勝手に入ったことは許してあげるわ。あなた、よく見たらいつもケーキを頼んでるアムールの店長の娘のようだし」
リップ「えっ、あ・・・!(以蔵ちゃんと出会った際に持ってた配達一つのプチシューの人だ・・・!」


そして夕食を食べた後に最低でも8時ぐらいまではゆっくりしてから帰っていいということなので大半の全員が雑談し合ったりテレビを見たりなどゆっくりしている中で理子はゼオにあることを聞いていた。






寮の管理人が知らないうちに変わってるのが作者でも驚くわな;

うちの護衛のママ侍さん(その3) ( No.41 )
日時: 2023/04/06 00:00
名前: 桜 (ID: MDTVtle4)

ワイワイガヤガヤな時間






理子「あなた、私のことはもう気付いてるの?」
ゼオ「ああ、あんたがこの寮の管理人になる前の経緯な。あんたは悪い妖怪退治を生業にしていた退魔師の名門御影家の長女だろう。あんたの方は現当主である妹を凌ぐほどの技量を持つ凄腕の退魔師だったけど、何らかの理由で妹に次期当主の座を譲って野に下ってる。妹の方も実力のある退魔師だが、あんたとは歴然の差だ。しかも御影家は先祖から受け継いでるとある妖怪とのハーフの半身妖怪だと聞く。普段は隠しているが、半分が妖狐だな?」
理子「当たりよ。あなたのフルートの演奏技術同様に伊達に魔導師の実力も身につけてないようね」
ゼオ「御影家は魔導にある程度は通じる一族だからな。半分がその妖狐の魔力を有する人間ならな」


一方、アイオーンのスマホに通知が鳴った。シグレからだ。


アイオーン「シグレ?先日に提出した吟遊月華の新曲は了承を受けたはずだが」
シグレ「いや、そうじゃなくて;人を探してるんだけど、金城や夏目さんがその人の前に飛び出して自転車壊しちまって;」
アイオーン「自転車の弁償を行うためか」
シグレ「ああ、金城はもうその代わりの自転車を買ってたみたいでその人に弁償金と一緒に渡すために探してるよ」
アイオーン「早く見つからんと大変だな。そいつの名前と特徴は?」
シグレ「名前は教えてもらう前になぜか逃げ出しちまったけど、土佐弁を喋ってた髭の生えてる着流し姿のゴロツキだったよ。金城や夏目の怪我を見て心配したから根はいい人なんだろうけど」
アイオーン「名前は恥ずかしいから嫌がったのか・・・了承した、見つけたら告げる」
シグレ「ああ、よろしく!」


アイオーンはそのままピッと電話を切った。直後に彼は所持するスマホを持ちながら3歩は歩いたが・・・






アイオーン「ヴァァァァァーーーーー!!!!?」






アイオーンの絶叫に気付いて龍馬&お竜が駆けつけた!


龍馬「アイオーン君!?どうしたの!?」
アイオーン「龍馬・・・以蔵に聞きたいことがあるからお前達に案内を告げる」
お竜「わかった。あのナメクジに用があるのか?」


一方、後から遊びに来たアタランテ達と一緒にサランラップを敷いて置いてあったハンバーグとミルクスープを食しているモードレッドは話を聞いて少し驚いた。


モードレッド「この寮の管理人が代わったんだな」
以蔵「おん。理子さんの叔父の方も前管理人の息子の好色ぶりには相当辟易しちょって。と言ってもわしらが来たのが理子さんが現管理人になって間もない頃じゃ」
クルーク「仲良いんだね、キミら。乱麻さんの方も妹の小夢ちゃんを守ってくれたんだし、仲良い姉妹じゃん」
以蔵「・・・姉妹か。まあ確かに乱麻と小夢は姉妹じゃ。じゃけど、あの二人は実の姉妹じゃないぜよ」
モードレッド「!」
クルーク「ーーーえっ、本当かい?」


以蔵は小夢の身に起きたこれまでのことを話してくれた。


以蔵「小夢は本当の母親と一緒にファミリーレストランで食べていた時にその母親と一緒に仕事関係で畏怖の目で見られたわしらに唯一話しかけてくれたんじゃ。まあ、畏怖の目で見られるのはムカつくんじゃが。じゃけど、その時にはもう本当の母親が病気の末期でな、小さな呉服店を営んだが、その後に亡くなってしまって母方の実家は名家じゃが、不慮の事故で亡くした小夢のドイツ人の父親と身重の状態で駆け落ちしたから不当な扱いを受けてたんじゃ。あの家に引き取られること自体は決定したが、小夢にも不当な扱いをしちょったから拐かしてまで連れ出したんじゃ」
クルーク「・・・そうだったのか。やり方は極端だけど、逆に拐かさなきゃ小夢ちゃんが今大変なことになってたもんね・・・」
モードレッド(畏怖されるような乱麻の父親の職業って何だ?)
クルーク「乱麻さんは他に兄弟もいるのかい?」
以蔵「男ばかりぜよ。3人の兄」
クルーク「3人もお兄さんがいるの?やっぱり料理できない人達?」
以蔵「ああ、あれは父親譲りじゃ;小夢の方がある程度しっかりしちょる」
クルーク「へー。弓弦はキミと同じく乱麻さんの用心棒だけど、兄弟いないのかい?」
以蔵「兄二人と弟二人じゃな。弓弦は三男じゃ。その親は乱麻の親と仲良いんじゃけど、海外で建築関係の仕事してるぜよ」
クルーク「小夢ちゃん、今は楽しそうだけどキミらのような周りが守ってくれてるおかげだね」
以蔵「ほうじゃな。あのままじゃったらあんな笑顔を見れんかった」


すると、アイオーンが龍馬&お竜を連れて娯楽室に入って来た!


アイオーン「以蔵!ここにいるのか!」
以蔵「アイオーン?ついにお竜に食われかけたか;」
アイオーン「そうではない。お前、金城という奴が」


すると、その名を聞いた以蔵が驚愕のあまり洗っていた皿を割ってしまった!彼の顔は真っ青だった。


以蔵「何!?なんじゃそれ!!誰!!?アイオーン!!!」
アイオーン「やっぱり会ったことがあるではないか!」
お竜「以蔵。人にぶつけてしまったって聞いたけど、そいつにか?」


すると、楽器ケースを落とすような音が聞こえた!何か驚愕している小夢だ。


小夢「ねえ、アイオーンさん、金城部長知ってるの!?」
アイオーン「ヴッ!?小夢?」
小夢「いや、なんでもないから!いぞ兄、皿割ったでしょ!?片付けるの手伝うから!」
以蔵「おん!じゃあ、わしらは割った皿掃除しに行くからまた後でなー!」


以蔵が割った皿を掃除するべく小夢と共に掃除用ほうきを取りに行った後にクルークは言う。


クルーク「今思い出したんだけどあの子、初めて会った際に星ノ宮学園の中等部の音楽科の制服着てたよ!」
アイオーン「誠か!金城を部長って言ったのももしや・・・」
クルーク「小夢ちゃん、吹奏楽部所属の子だ!1年生はみんな金城を恐れてるって・・・」
アイオーン「奴はトロンボーンの演奏技術に関しては圧倒的で天才的、乱入しまくってセッションで実力差で相手を打ちのめしてきた暴君だと異名がある。まさか小夢から金城の話を聞いて、それで以蔵は・・・!」
龍馬「な、何!?なんかあったの?僕らにもわかるようにちゃんと説明して!」


クルークは持ってきたこの前の優勝したコンクールの室内楽部門の決勝戦時が収録されているDVDの内容を何も知らない人達を向けて見せた。まほろ達や外部から参加したシグレと一緒にトロンボーンを演奏しているのが金城だ。


アイオーン「このトロンボーンを吹いているのが金城景吾。我がプロデュースを担当する吟遊月華の龍笛担当のシグレもいるが、そいつに最後まで食らいつくのは相当なものであろう」
リップ「ケイ君、トロンボーンを小学校の吹奏楽部から吹き始めたって聞いたけど、めちゃくちゃ上手いなー」
ハッチン「初めて来た際のスマブラ屋敷で見かけた奴だけど、あれはレベル高いどころじゃねーぜ・・・;」
ラフィーナ「やっぱりびっくりしますわね」
エレナ「どういうこと?」
リデル「金城さんがその圧倒的な演奏技術による実力差で多くの人を打ちひしがすからその一人が言った言葉から通称暴君、あるいはトロンボーンの暴君と言われています。その人達にとってまさにそうなのでしょうね」
モードレッド「は!?自分が実力ねーのに悔し紛れに暴君って言った奴の方が悪鬼だろ!?」
ラーマ「余もモードレッドと同意見だ。暴君は流石に言いすぎであろう」
アミティ「はっきりと怒ってくれるのはキミらぐらいだよー;」


すると、エージェントは言う。


エージェント「とにかく明日は放課後の時に以蔵達を連れ出して星ノ宮学園に金城達に会いに行こう。自転車を弁償してくれた後に事情を話して以蔵や小夢ちゃんに謝らせる」
お竜「そうしてくれた方があのナメクジは聞いてくれるだろう」


その翌日、これから金管セクション練を行おうとしている金城に見学に来たシグレが聞く。


シグレ「まだ見つかってないのか?」
金城「ああ。せっかく前のよりは質がいい自転車を弁償品として用意したのに」
シグレ「いや、金城が前に何かしたんじゃないか?一部からは苦手意識というか恨まれてるし」
金城「だからあいつとは前のが初対面だ;」


すると、シグレのスマホに通知がきた。アイオーンからのLINEだ。


金城「アイオーンのか?」
シグレ「ああ、昨日に見かけたらこっちに提供するように連絡入れてるんだよ。まさか見つけたりして・・・」
アイオーンからのLINE「まさかこの者であるか?」






アイオーンからのLINEと共に添付された画像:乱麻と弓弦のやらかしで汚したキッチンを時に一部の人達に手伝ってもらいながら掃除してる以蔵の写真






シグレ「あっ、見つけた!でも、なんでエプロン着てキッチンを掃除してるんだ?」
金城「そのキッチンを汚してた主人らしき奴、家事が大の苦手だから汚したんじゃないか?」←乱麻や弓弦と同じく大の料理苦手
シグレ「あんたが言うな;」


一方、大半の全員は少し引いていた。何せ今のサーヴァント達の格好は・・・


カーン「・・・お前ら、ここは外部から行くのはOKなのになぜその学園の制服を着用している?」
エジソン「いいではないか!みんな思い思いに着てるのだぞ!」
メルト「ラムダに霊基変更してまで制服を着てるのよ。似合うかしら?」←今ラムダリリスの姿(ランサーにクラスチェンジ)
レガムント「いや、制服をそれぞれらしく着こなすのはわかるが間違いなく騒動起こしかねんからやめろ!!」
エージェント「お前ら二人は既にフィア様に弁当を届けに来てるからわかると思うが・・・なぜ?」
サンソン「高等部の制服を僕にも手配されていたので」
アレク「似合うよね?」←初等部の制服を着用している
アリシア「案外似合うんじゃない?」
ベリー「みんな制服を自由に着こなしてるー!」
プロキオン「アストルフォも似合うじゃん!」
アストルフォ「へへっ、ボクは何着ても可愛いもんっ」←女子用の制服着用(しかも違和感が仕事していない)
ハンドレッコ「MIDI女の高等部制服も似合いそうだね。先生達だって不審者だと間違えないよ」
ペイペイン「ハンドレッコォォォォォー!!!(激怒」
沖田「沖田さんも可愛いんですよー!」←高等部用の女子制服着用
アイレーン「貴様も案外似合うのだな」
ディルムッド「あの、この制服は私の身では少々無理が・・・;」←高等部用の男子制服着用
ブラック「いいじゃないか用意してくれたんだから」
デオン(私は女子用の制服か・・・;)


すると、女子用の制服にミニスカを少し下げてネクタイを着用しているモードレッドは言う。


モードレッド「とにかくまずは小夢に会って、吹奏楽部の活動する第三音楽室を案内してもらうぜ」
以蔵「なぜ第三音楽室じゃ?」←男子用制服に学生帽着用


すると、とある人物が声をかけた!フランクそうな男性教師だ。


フランクそうな男性教師「あれっ?以蔵か?何その格好。つか、友達か!?」
以蔵「にゃっ、小夢のクラス担任の;」
ハルトマン「だから言ったじゃんそれだと怒られるって「やっと入るかと思ったらうちの学園の制服で!?どうやって仕入れたらそうなったんだよ!」ゑ?」
フランクそうな男性教師「まあ面白すぎるから入れよ。快刀の奴、今委員会中だけどそのあとなら会っていいから!」


その小夢のクラスのフランクな担任のおかげですんなりと入れた一同全員が廊下を歩く最中に龍馬は聞く。


龍馬「随分と顔を覚えられてるんだね」
以蔵「いや、わしは小夢にたまに忘れる弁当を届けにいっちょっただけで中に入ったことはないぜよ;」
クルーク(だけど、この学園の生徒達はみんなクー達のこと見てるな・・・一緒にいるゼオ達のことも見てるし。なんだろうこの場違いな感じは;)


一方、星ノ宮学園のミュージカル授業の外部講師である有名ミュージカル歌手のシェリーは彼女のファンの生徒達に囲まれていた。


ミュージカル授業を選択する女子生徒A「シェリー先生〜!先生の授業はめちゃわかりやすいから難しい歌曲の箇所が歌うことができましたーv」
シェリー「よかった。ちゃんと努力すればできるんだよ」
ミュージカル授業を選択する女子生徒B「シェリー先生の授業がわかりやすいからですよーっ」
シェリー「あ、そろそろ授業が終わりだね。それぞれに指定したところを来週までの宿題にするね」
ミュージカル授業を選択する生徒全員「はーいv」


授業を終えたシェリーが廊下を歩く中で彼女はふと気付いた誰かに声をかけた。自身の「義父」であり、真実はアーチャーのサーヴァントであるジェームズ・モリアーティだ。


シェリー「モリアーティ。いたの?」
モリアーティ「パパ相手に酷い言い方ダネ;私は心配で会いに来たのに。あと、サーヴァントが今日は気配が数多いらしいヨ」
シェリー「サーヴァント達が?」
モリアーティ「うん、エージェント君に付いてるあの二人の他に、大量にいてるヨ。どうやら彼らが仲間にした英霊のようだ」
シェリー「双眼鏡で確認したらゼオ君やププルちゃんもサーヴァント遠連れているというわけか。ん?あれは円卓の騎士かな?お前の言った青の吸血鬼一族らが敵対する反逆騎士」
モリアーティ「あの騎士がそうダネ。なんか糸目男も・・・は?」
シェリー「どうしたの?」
モリアーティ「あの糸目男、アーチャークラスの円卓の騎士ダヨ!しかも、青の吸血鬼一族側による召喚に唯一応じなかった彼ダヨ!!彼らに知らず知らず召喚されたのかね!?」
シェリー「どれ。・・・あー、確かに。あの円卓騎士、あいつら側が召喚された中には入ってないね;あいつらにとってはイレギュラーに当たるかも」
モリアーティ「彼がエージェント君達の味方ならばあの者達にとっては由々しき事態にはなるネ;」






シェリー&モリアーティの二人が再登場

うちの護衛のママ侍さん(その4) ( No.42 )
日時: 2023/04/06 00:05
名前: 桜 (ID: MDTVtle4)

そして騒動に・・・






一方、吹奏楽部の木管セクション練の練習場所である教室(普段は音楽科2ーFの教室として使われている)では雨季は小夢のバスクラの音色がいつもよりも音が違っていたことに気付いていた。


雨季「快刀さん?何かあった?」
小夢「いえ、なんでもないです;」
まほろ「小夢ちゃん、木津君にはちゃんと堀内君が注意しといたからね;まあ全く諦めてないと思うけど」
小夢「そんなんじゃないですっ」


すると、ミイと小夢の友人でクラスメイトでありクラリネット専攻で吹奏楽部の小夢と同じクラリネットパート所属の小早川なほが小夢に茶化しながら聞く。


なほ「恋煩いじゃないのー?ほら、たまに忘れた弁当届けに来てくれるあの護衛の人」
小夢「ち、違う!先輩達、それはこの子の言ってることで・・・!」
雨季「弁当届けに来てくれる護衛?だから、木津からの告白断ってるのね」
小麦「小夢ちゃん、それは本当?まさか1年生達が度々雑談してたのはその人の?」
まほろ「なほちゃん、その人の画像ある?めっちゃ知りたいから私達にも見せてくれない?」
なほ「いいですよー」
小夢「なほ!?」


すると、なほが見せてくれたスマホの保存されている画像を見てまほろと雨季は一瞬驚愕した。


まほろ&雨季「え;」
小麦「二人ともどうしたの?」
まほろ「この人、景ちゃんやなっちゃんがいつも同じバカ騒ぎしてぶつけて壊しちゃった自転車の人だよ!」
なほ「え;」
小夢「今なんて!?金城先輩と邂逅したの!?」
雨季「快刀さん。そういえばこの人がこないだ景吾の名字を聞いて顔真っ青で逃げちゃったんだけど、何か話してないよね?快刀さん。快刀さん?」


すると、教室のドアを開けた人物がいた!開けたのは見慣れた顔だ。


クルーク「まほろさん、雨季さん、こんにちはー。ボクらが探してる快刀小夢ちゃん、委員会が終わって今吹部の部活動中だって同じ委員会の人が言ってて・・・」
以蔵「にゃあああああーーーーー!!!?(小夢を探したらあの時に会った金城と一緒にいたまほろと雨季がいて絶叫」
教室にいた大半の木管担当の部員全員「ぎゃああああああーーーーー!!!?(当の本人である以蔵を見て絶叫」


絶叫を聞いて思わず耳を塞いだクルークはすぐさま冷静さを取り戻して言う。


クルーク「やっぱり同じ部活だったのか;小夢ちゃん、キミんとこの部長の金城は確かに一見嫌味ったらしいし暴君と呼ばれててセッションでキミを打ちひしがしたのはわかるけど・・・」
雨季「やっぱりこの人に金城が暴君って話したらしいの!」
小夢「ご、ごめんなさい・・・;」
まほろ「あれは景ちゃんやなっちゃんが悪いからね。だから景ちゃんは自転車を弁償しようと探したんだよ;」
以蔵「にゃっ、ほうだったか・・・?」


すると、何か追いかけられてるように走る音がした!


クルーク「ん?あれはエージェント達?おーい、小夢ちゃん見つけたよ!雨季さんやまほろさんも一緒にいるよ!」






エージェント「助けてくれえええええー!!!なんか大半の生徒が俺達はもちろんサクソンやモーさんやトリとかに惚れたとかで追いかけられてるー!!!」
大半の全員「」






なんと彼らに惚れた大半の生徒全員がエージェント達を追いかけていました(爆弾投下)そりゃあちゃんと知名度があるキャラもいるし・・・;
そして以蔵を見つけた一部の生徒が彼に釘付けになった!


特進科の女子生徒A「あっ、なんかあたしのめちゃ好みそうな人いる!そっちの七三のメガネ君もよく見たら可愛いし!」
特進科の女子生徒B「こうなったら二人もロックオンよ!」
以蔵「なんじゃあああああー!!?」
クルーク「うわっ、こっちもなんか狙われてる!?ちょっと離して!」


すると、事態に気付いた雨季がその女子生徒からクルークを引き離したあとに彼らを連れて教室を出ようとした!


クルーク「雨季さん!?」
雨季「クルーク、その人やエージェント達と一緒に逃げるわよ!まほろ、景吾達のところに案内できる?」
まほろ「できるよ!今金管セクションが終わったって報告受けてるから第三音楽室に向かってると思う!」
雨季「多分景吾相手なら怯むわ!快刀さんも来なさい!」
小夢「は、はい!」
小麦「あの、あたしらはこれから来る木管部員達やシバちゃん先生達に事情を話して沈静化するように言ってくる!」
雨季「頼んだわよ!」


大半の全員がまほろと雨季が守護しつつ大半の追いかけて来る大半の生徒達から逃げる中でロージアは雨季に謝る。


ロージア「ごめんね雨季さん〜;おにいちゃん達が追いかけてきて;」
雨季「いいのよ。よく見たら初めて会った人らもいるし」
ツキノ「ツキノ、逃げ切れたら甘いチョコマフィンをたくさん食べたいの。疲れたあとなら美味しいの〜」
うしお「ツキノ、それを私にも一口!」
ベンちゃん「おやめ下さいうしお様せっかくこの方々が協力してくれたのにっ;」
ホルミー「ツキノ!この状況で流石にそれはっ;」
まほろ「いいよー。購買にもあるけど、清ちゃんに即席で作ってもらうし」
アサト「俺にも作ってほしー」
ジャクリン「これ、いい運動になりそうや!」


一方、第三音楽室では一足先に金城を含めた金管セクションや打楽器パート練を終えた部員達が全体合奏の楽譜立てなどの準備をしていた。


宮島「今日の全体合奏にはシバちゃん先生が指揮で来るかな?」
金城「どうだか。そういえば、まほろや雨季達が率いる木管部員、まだ来てないか?」
シグレ「何かあったのか・・・?」


一方、第三音楽室にたどり着く直前に以蔵がその追いかけていた生徒の一人に捕まりそうになった。


情報科の男子生徒「キミ、なんで逃げんのー?」
以蔵「にゃっ;」
龍馬「以蔵さん!?」


すると、とある手が第三音楽室の扉の隙間から出てきて以蔵をその生徒から引き剥がすようにして入れさせた!
ドアを閉められて思わず邪魔するなとブーイングする中で金城が第三音楽室から出てきながら言った。


金城「何か用か?」


金城のかなりドスの効いた声で聞かれた大半の生徒達が顔真っ青になってようやく黙ったのを確認した彼は再びそのドアを閉めた。


金城「お前ら大丈夫か?」
以蔵「お、おん;」
雨季「景吾、言いたいことがあるんだけど」
金城「なんだ?」


雨季から話を聞いた金城は一瞬ため息が吐いた後に言う。


金城「俺はあの後に指摘したが、それで実力向上したのはあるから今更怒る気にはなれん。ただ言い方を考えるべきだったな」
小夢「ごめんなさい・・・」
乱麻「もう変なこと言うなよ;以蔵は相手が自転車を弁償してくれるというのに」
クルーク「以蔵さん、小夢ちゃん。金城は確かに嫌味ったらしいし口も悪いけど、伝え方がかなり不器用なだけでちゃんと部員達や後輩達のこと考えてくれてる奴だから!以蔵さんの自転車を弁償してもらおうよ」
小夢「・・・いぞ兄!」
以蔵「お、おん!」
アタランテ(クルーク、汝の言う通り人を見る目に長けているな)
モードレッド(フランも今では心を開いてるしなー)
フラン(う!)
しおん(私にもちゃんと「人」として扱ってくれてるし・・・)


日頃から大半のキャラ達が一目置いているクルークの掌握術ぶりに龍馬は少し嫉妬が混じった羨望を覚えた。


龍馬(やっぱり人として扱ってくれてるから以蔵さんも惹いてるのかな)
アイオーン(操ったというわけではないが、なんだかんだでちゃんと個性を認めているのだ。お竜にだって、「化け物」ではなく「人」として扱ってくれているであろう。それも怯えた様子もなく)
お竜「・・・」


すると、お竜は何かの出来事を思い出した。生前に初めて以蔵と会った時に彼が自分を化け物ではなく人として見てくれた数少ない人物だった。このチェリーワールドの抑止力ともされるサーヴァントとなった今でも生前と変わらず喧嘩ばかりしているが。


お竜(なんだかんだでこの人間達は、お竜さんを見ても怯えないな。初めて見る顔の奴らも)
まほろ「あの、それ浮いてる時はやっぱり身体軽い?」
お竜「何気なく怯まずにお竜さんに質問しているな」


すると、乱麻が雨季にじっと見られたことに気付いた。


乱麻「なんだ?」
雨季「いえ、何でもないわ(この子、どこかで見たような顔ね。会ったのは今が初めてだけど」


一方、木管セクションの部員全員が第三音楽室に到着した!


小麦「よかった、逃げ切れたみたいだね!」
雨季「ええ、景吾達が察してくれて助かったわ」
雅也「!小夢ちゃん・・・」


すると、以蔵と楽しそうに話している小夢を見た。その時の彼女の表情はまるで・・・。宮島が何かの異変を感じて雅也に聞く。


宮島「木津・・・?」
雅也「堀内先輩、すいません。俺は全体休むって金城先輩に伝えて下さい」
堀内「雅也!」


雅也が立ち去るのを堀内が追いかけに行った後にシグレは聞く。


シグレ「?彼、どうした?」
宮島「ありゃー;あれはまずったかな・・・;」
ジャガー(何か小夢に言い寄ってるっぽいけどあれはガチ恋か。青春だな)
フルシュ(青春は幸せの類で言うべきですよ;)


すると、木管セクション部員の一人のフルート担当のメグル・クリスタチアが彼らを心配して聞いていた!


メグル「?クルーク君、どうしたんですかー?」
アイオーン(ヴッ;)←ゼオやププルと同様にメグルの本性や自分と同じ未来予知能力に気付いてるのか嫌そう
クルーク「いや、何でもないよ;」


一方、木の上から双眼鏡で彼らの様子を見ていたシェリーとモリアーティはクルークの優れた掌握術を垣間見て関心を寄せていた。


モリアーティ「彼、サーヴァントをも引き寄せるような掌握術に長けているネ。あの中では普通の部類だけどネ」
シェリー「普通の類だからこそ言いにくいことが言えるような長所があるんだよ。・・・確か、あいつら側のセイバーの太陽の円卓騎士が攫おうと狙ってるんだっけ?」
モリアーティ「あの目的は恐らくは何らかの庇護ダネ。協力はいつかするだろうけど・・・あの人間の子を奪った時にそいつの絶望した顔は」






モリアーティ「愉快滑稽な最高傑作だから見たくないかネ?」






シェリー「・・・なるほど」


一方、彼らの様子とはよそに以蔵や乱麻達が住む学生寮の近所の交番勤務の笹波が入手した情報を慌てて持ってきた!


笹波「おい!あの快刀金融の随一の護衛、星ノ宮学園の制服を着てた!」
伊勢崎「ま、まさか学校荒らし!?すぐに逮捕に向かいましょう!!」


彼らが誤解で以蔵の逮捕に向かったのを密かに双眼鏡で見ていた王ドラはスマホを取り出した。


王ドラ「これはキッドに事情を伝えないとヤバそうですね(やっぱり以蔵のマスターの乱麻さんの父親は、関西ではダークヒーローとも有名な快刀金融のドンの社長か」


王ドラはタケコプターを使ってその場から離れた。COMにゼオの青の吸血鬼一族に関する報告の虚偽に気付いていながら黙認しただけでなく、陰ながら時に助力していたことがCOMにバレたら自分もただじゃ済まないだろう。しかし、彼はそれでも、自分があの禍いの種で意識を失った時に以蔵やトリスタン、アサトに助けられた恩もあり、あの時に対峙したガウェインと再び相対や彼の身に起きた異変を確かめるために陰ながら支えていくのだ・・・。






弓弦「以蔵さん、新しい自転車もらってよかったですね」
以蔵「おん。一応弁償してくれちょったし」


すると、乱麻サイドの執事である松平が帰って来た。


松平「乱麻様、すみません!奥様から急な仕事を寄せられて・・・」
乱麻「松平、ようやく帰って来たな。お前はまだ見たことがないだろう。こいつらに名乗れ」
松平「お初にお目にかかります。伊庭さんと同じ執事の松平と申します」
ゼオ「ん?下の名前は?」
松平「え;」
以蔵「それが頑なに言おうとしないんじゃこいつ」
リップ「以蔵ちゃーん。うちのアムールの新作ケーキの案出すの手伝って欲しいんだけど」


すると、リップの顔を見た松平の顔は急に気まずそうになり、リップは松平に気付いて驚いた!


リップ「えっ、桃ちゃん!?」
弓弦「え;」
松平「ひ、人違いだ俺は;」
リップ「ちー君、ルートちゃん!間違いないよ桃ちゃんだよ!」
チャラ王「えっ、桃ちゃん!?」
ルート「桃介!?どこかの家の執事で働いていると聞いたが、乱麻達のところで働いてたのか!?」
松平「人違いだあああああーーーーー!!!!」


逃げる松平をリップ達が追いかけて行ったが、松平を知らないトリスタンは聞く。


トリスタン「あの、彼は乱麻嬢の執事ですよね?」
ゼオ「リップ達が知ってる様子だけど。あ、データを見たらあの執事はリップの4歳上の従兄だ。岡山出身で・・・」






ゼオ「名前は松平桃介」
大半の全員「ぶっふぅっ!!!」






大半の全員が松平の下の名前、しかもリップ達の従兄だと聞いて思わず笑ってしまい、おぼろは呆れたように言う。


おぼろ(モイモイ)「しょうがないわねー、人もサーヴァントも関係なく;」
マキノ「サーヴァントでも根っこはあまり人間と変わらんな」
サエカ「彼らだけじゃありませんよ。あなた方も今は一寸子だとしても私達とはあまり変わりませんよ」
マキノ「・・・!」
おぼろ(モイモイ)「・・・うん。今は明かすのが怖いけどそれでも確かに受け入れてくれそうね」


すると、テレビで警官二人が星ノ宮学園で学校荒らしが来てないかと騒いで騒ぎになってるニュースが流れていた。


メイヴ「あら、やだぁ〜。誤認逮捕に向かってるの?」
クー「どっちにしろ迷惑だなー」
ナーサリー「ジャック、パリス、絵本を読んで遊びましょう」
ジャック「わたしたち、親指姫」
パリス「ボクはオオカミ少年で!」
アポロン【ヒェッ】


おわりのオオカミ






「後書き」
今回は以蔵さんを中心に知らないうちに周りまで巻き込んでまで話は展開されていく内容ですが、ドタバタギャグな上でこの話で書きたいシーンもほぼ全部書けたので内容は気に入っています。ただ今回のタイトルに少々捻りが足りなかったのが唯一の未練ですね;私はタイトルを付けるのが話を作るよりかなり難しく考えてしまうので時に大苦戦します。時々パッと浮かんで秀逸に思い付いた奴もありますけど。
金城達も第四部後半の話のエピソードにどんどん絡んでいくのですが、ガウェインとの再戦が近くなって来ています。その時にはかなり長い話の中編や最終となる話も絡んだ前後編になるかまた新しい連作シリーズになるのかは吉が出るか凶が出るか。ウフフ、今から考えただけでも怖いOTL






感想OK

とある雪月花の羽根。(その1) ( No.43 )
日時: 2023/04/07 18:19
名前: 桜 (ID: p/lGLuZQ)

今回は敵側のセイバーの円卓騎士ガウェインとの再戦の時が近づいて来たということでモードレッドのチェリーワールドに召喚されてから辿る過去話も交えつつ現在の時間軸である行動も取る話。タイトルはその内容にさりげなく交えつつ。
オリジナル設定が含まれるのでそこは何卒ご容赦を(震え声)






前回に記されたモードレッドの行動。話の時間を約1週間前に遡ってみよう。あの時に何があったのかを。






アタランテ「モードレッドは、どうして任務の合間にあれを探そうとするのだ?」
モードレッド「は?」


アタランテの問いにモードレッドは思わず呆気に取られた。だが、すぐに我に帰った後に言う。


モードレッド「理由は特にねーよ」
アタランテ「じゃあ、女と言われたら斬るような汝が好まんような物をなぜ今でも探し続けているのだ?よほどの理由がないとは思えんが」
モードレッド「それは・・・ただ時に買い戻してでも、あいつに返したいだけだよ」


誰も知らない。とある雪月花の日の羽根。彼女があの日オレを引き換えとして売ってくれた、彼女がずっと大切にして来たあの羽根(リボン)を・・・






【Episode1:Died affter hell time…?】


モードレッドは約数年前に魔術に長けると言われているとある一族の令嬢の使役するサーヴァントとして召喚された。
魔術師については嫌悪はしているが、この世界の魔術師はある程度は理に適っている者が多いだけでなく、何と魔導師や魔法使いの類も数多くいることに彼女は驚いていた。令嬢の方そんな理に適っている人物の一人だった。下の兄弟ばかり優遇する親から見放され落ちこぼれと見なされたが、実はその令嬢には並外れた量の魔力が秘められていた。その多さに暴走を起こさぬようにチェリーワールドの神々がセーブをかけているだけだった。しかし、令嬢はそれとは別のことを望んでいた。


モードレッド「家を出る?」
令嬢「うん。どこか森の中で静かに暮らすの。ああ、キノコを扱う薬剤師にはなりたいかな。魔術師が薬剤師として成り立つなんて許してはくれないもの」
モードレッド「・・・そうか。その方がいいぜ」
令嬢「あ、その時はモードレッド。私のセイバー。いつでも私を守ってくれた騎士様。貴方も私と一緒について来てくれない?貴方はいつも私を気にかけてくれたんだもの」
モードレッド「!ーーーーーああ。オレのマスターの言いつけなら喜んで付いてくぜ」


令嬢はモードレッドに令呪での強制はしなかった。あくまで自分のセイバー自身の意思に委ねるように返答を待っていてくれたのだ。
令呪での強制は一度もしなかった。ーーーーーただ、その後に起きたあの日に除いては。


モードレッド「マスター!大丈夫か!?」
令嬢「う、うん!大丈夫だよ!」


二人は家を出る直前に令嬢の両親に「我が一族の恥である出来損ない役立たずの令嬢」を殺せと命じられた追手に追われていた。もちろんモードレッドが守るような形で振り切って逃げ続けた。しかし、追手がどこまで追って行き、ついに見つかってしまったのだ。


追手「そのサーヴァントを押さえろ。この出来損ない令嬢を銃で撃って殺せ。命令だ」
モードレッド「マスター!!逃げろ!!オレは構わないからは早く逃げるんだ!!」
令嬢「モードレッド・・・!!」


しかし、自分を守ってくれたサーヴァントであるモードレッドには英霊だとしても生きていて欲しいと望んだ彼女は自分の右手に刻まれた令呪を発動させた!


令嬢「モードレッド!令呪を以て命じる。生きていて。モードレッドを守るように誰も傷つけないで!」
モードレッド「マスター!?」
令嬢「モードレッド。私を守ってくれてありがとう。さよなら」


その直後に彼女はモードレッドの眼前で複数の追手が放った銃に撃たれて[[rb:斃 > たお]]れた。両親による娘の殺害任務を完了した追手がその場から立ち去った後に彼女の亡骸を見たモードレッドは時に嗚咽を上げながら悲しみに暮れた。


モードレッド「あ・・・あぁ・・・あぁぁぁぁぁぁぁ」


生前のカムランの丘での出来事はオレ自身が起こしたことだとわかってる。でも、こんな理不尽に、自分が殺されるというのにそれはーーーーー






オレに対する、冒涜じゃないか。






その1年半後、彼女は生きるためにとある国で活動する勇者パーティに女剣士として所属していた。実力のあるモードレッドは勇者パーティにとって即戦力だった。


国民A「きゃー!あれは勇者トニー様のいる勇者パーティよ!」
国民B「トニー様も他のパーティメンバーもみんな実力があるから羨ましいわ!特にあの剣士様はあのパーティの要よ!トニー様も頼もしい剣士が来てくれてよかったですわね!」
トニー「ありがとう。嬉しいよ(密かにニヤッ」


令嬢の最期に放った令呪の効果により消滅せずに生き延びているモードレッドは一見勇者トニーが率いるパーティに頼りにされているかと思えば、そのパーティは日本で言うならブラック企業に値する物だった。


トニー「おい、名無しの剣士。もうすぐ人間界の日本で主催される闇オークションの日だから有金を置いて商品として出席して出て行け。主を見つけたらせいぜいこき使ってもらうんだな」
モードレッド「・・・わかった」


元マスターの令嬢を理不尽な理由で亡くしたショックから無気力になっていたモードレッドをいいカモだと思った勇者トニーを含めたパーティは陰で名無しの剣士と呼びながら子供の玩具を扱うかのように虐げていた。
その闇オークションの日に商品として出されたモードレッドに低い値で落札しようとする権力者達やニヤニヤと嗤う虐げた勇者パーティを見ても彼女はもう何も感じなかった。
もういい。何もかも壊れていい。今の状態で父上にも相対することはないのが唯一の幸いだ。消滅できるのなら、これ以上は何もいらない。煩わしいんだ、何もかも。


キィ・・・


すると、その闇オークション会場に間違えて入ってしまったのであろう恐らくは小学1年生ぐらいの頭にリボンを付けた少女がモードレッドを見つけた。


モードレッド(え・・・?)
???「待って!待って待って!そんな値打ちなら、その子を私にちょうだい!」
トニー「ああ?この場所はガキが来るところじゃねーし、貧乏人に用はねーよ。ん?」


すると、トニーは少女が付けているリボンを見て関心を寄せた。


トニー「それ、白い鳥の羽根と木の実で作られたリボンか?いいリボンだ、どこの子供だい?」
???「私を子供と侮るんじゃないわ!月島グループの社長令嬢の月島あいりですわ!」
モードレッド(社長令嬢・・・?普通こんなところに間違ってでも来ない)
トニー「月島家グループ!?そんな大金持ちの子供が、こんなところに来るものか!」
あいり「ルドヴィカや双子の弟のあおいといたけど、ルドヴィカが早く帰ろうって言うからあおいと別々に撒いたんですのよ!(フンッと鼻で鳴らす」
トニー「確かにいいリボンだけど・・・」
闇オークションの司会「どうしますか?」
トニー「じゃあ、お支払いでお父様にお話しますよ。家はどちらに?」
あいり「ダメ・・・家族で旅行で遊びに来てるのよ」
トニー「でも、お父様も休暇中でしょう?」
あいり「お父様は明後日までお仕事なのよ・・・」
トニー「では仕方ありませんね。またご機会に」


モードレッドはあいりを一瞬で見たがすぐさまに目を逸らした。闇オークションが再び始まるかと思えばーーーーー


あいり「待って!!」
トニー「!?」
あいり「これで文句ないわよね!?このリボンあげますわ!だから、その子を自由にしてあげて!!」


モードレッドは身につけたリボンを外してまで引き換えとして差し出したあいりを見ながらどこか侮蔑した感情を抱いた。


モードレッド(自由に・・・?バカだ。オレは自由にしてるよ。勝手に救った気持ちになって、優越感か。どうせまた虐げるだけなのに。そんなことも、関係ないがな)


モードレッドはあいりに引き取られ、その後に同じく帰路に着いていたかなり上等な別荘であおいが双子の姉のあいりから事情を聞いた。


あおい「リボンと引き換えにもらった!?」
あいり「そうなんですの〜!!!(号泣」
あおい「で、なんで姉さんは泣いてるんですか;」
あいり「ルドヴィカと一緒にメイド長の季結に怒られて・・・2時間」
あおい「ああ、ルドヴィカも落ち込んだのはそのせいですか・・・;」
あいり「でも、無愛想な父様は意外にも許してくれたし、私はそれで満足ですわ!名前はなんで言うの?教えてv」


すると、あいりを見たモードレッドはガリッとその差し伸べた左手を引っ掻いた!


あいり「いたーーーーーい!!!(手からケチャップがボタボタ」
あおい「逃してやったらどうですか?」
あいり「ダメっ!!この子は一人じゃ生きていられないわ!だから、あんな闇オークションで大人しく愚劣な権力者達に値打ちされそうになったのよ!!」
モードレッド「・・・」
あいり「ねーーーーーv」


モードレッドは包帯を巻いて再び差し伸べたあいりの左手をガリッとを引っ掻いてまたあいりが怪我してしまい、その日はちょっとした騒動になっていた。
モードレッドは当初は自分を引き取っただけでなく、親しく接そうとしたあいりがかなり苦手であった・・・。






再び現在の時間軸。ここからはモードレッドの過去の話との二つの視点で話を展開する。
とある丘で悠久の魔導師エターニャは、双眼鏡でゼオ達を見ながら何らかの気配を感じ取っていた。


エターニャ「一緒にいるあいつらはサーヴァントの類であったか。だが、意外と楽しそうにしているな(よく見ると、あいつらも根っこは生きてる人間と何ら変わりない・・・」


すると、エターニャの目の前に何かが飛んでいるのを見た。モードレッドだ。


モードレッド「よっ☆はじめまして、悠久の魔導師サン?」
エターニャ「・・・!お前はセイバーの円卓の・・・」
モードレッド「今はあいつらにとっては敵側だがな。まあ約1名は除いてるけど、ちょっくら話しようぜ?エターニャのばあさん」


すると、モードレッドは彼女を異次元空間に連れ出した!外部に情報を漏らさないようにするためだ。


エターニャ「何の用だ?あのサーヴァント達ならば敵ではないことはわかっている」
モードレッド「そんなのわかってんだよ。用があるのはお前だよ」
エターニャ「は?」
モードレッド「あんた、かなり厄介な魔獣退治の依頼を任されたんだろ?オレにも同行しろ。オレに対する報酬と引き換えにな・・・!」


エターニャは彼女の態度にちんぷんかんとなった。秘密警察というCOMにとっては一部では番犬とも称される厄介な組織所属のサーヴァントであるにも関わらず、時には味方の立ち位置にもなる中立的な態度で自分に接したからだ。その裏にある真の目的に少しも気付かずに。


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