二次創作小説(紙ほか)

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日常日和。5
日時: 2025/11/19 17:27
名前: 桜 (ID: Lk0URTLS)

おかげさまで日常日和。も5という節目で新しく迎えることができました。ここに至るまで色々と混乱があり悩みもしましたが、考えた末にこの先に何があってもこれまでの続きを執筆したいという気持ちで新スレッドに至れました。色んな意味で変わる場合もあり混乱はすると思いますが、私は私で頑張りたいと思いますのでご存じの桜サイドやこれまでに出てきた新たなサーヴァント達も含めてどうぞよろしくお願いします!


「目次」


「短編」
The Reverse Night>>1-5
聖夜怪盗☆シークレット>>6-7
デンジャー☆スクランブル>>33-36
僕もまた、運命に導かれて>>37-38
うちの護衛のママ侍さん>>39-42
とある雪月花の羽根。>>43-44
アスパラ☆クライシス!>>77-83
運びを巡る機関車と謎のトレインハンター>>84-86
僕の果実のボク>>96-100
黒の感情・白き純潔>>101-105
ツイセキ☆トラブル!>>148-152
イモーターウォーズ>>153-156
◯◯透視の試用モニター>>157-161
こっちを向いて、愛してると言って!>>162-165
Halloween rabbit!>>166-169
湖の騎士は星の戦士の●●に夢を見るか?>>170-172
ランデブー☆メタモルフォーゼ>>173-176
鯖組メインでファンタパロ>>177-179
雪の記憶、冬の華>>180-183
ある冬の日のアムール>>184-187
クリスマスに追いかけっこ!>>188-191
クリスマスにネガイゴト>>192-196
小さきパンダのガレット・デ・ロワ>>197-200
宇宙の中の不思議の国>>201-205
スキ!スキ!スキー!>>206-210
ビターシュガー・チョコバーボン>>211-215
満開花見日和>>246-249
ツッコみ所が絶えませんっ!(by一ちゃん)>>250-253
ブレーメンの追跡隊>>254-258
王様ゲーム>>259-262
阿国さんの戦い>>263-267
蛇は蛙が好物らしい>>268-270
シチリアでの小話集>>286-289
パンプキンハザード>>318-321
雪の輝き、小さな夢>>345-348
王ドラなう!>>349-351
聖夜、君に贈り物を>>352-356
聖夜、白なる争奪戦>>357-360
突撃!隣の大掃除>>361-364
年明けのアムール>>365-368
バレンタインのから騒ぎ?>>393-396
I‘m not crying anymore>>397-400
バディファイターズタワー踏破の旅>>429-432
Cherry:CamelotZERO>>437-440
異世界を駆け巡る澄色の猫型ロボット達>>471-478
かの者が残してきたもの>>479-482
虹の島々での小話集>>537-540
グルメフェスを調査せよ!>>541-544
Halloween☆Panic!>>579-582
アンジャッシュネタ>>583-584


「サーヴァントvs○○○シリーズ」
第六天魔王vsカンフー猫型ロボット>>322-325
湖の円卓騎士vs仮面の剣士>>337-340
光の御子vs魔界のプリンス>>341-344
ブリテンの騎士王vsもう一人の闇の魔導師>>401-404
幕末の人斬りvs蒼炎の勇者>>405-408
日輪の姫vs野原家の主婦>>409-412
大統王vs黄色い悪魔>>413-416
五代目風魔頭目vs宇宙忍者>>417-420
太陽の騎士vs赤き吸血鬼>>499-502
島原の乱の指導者vs虚言の魔術師>>503-506
維新の英雄vsウサギの双子弟>>507-510


「桜サイドの快刀家の事情」
三兄編>>389-392
次兄編>>433-436
長兄編>>545-548


「針音ノ時計塔のアリア」
時の輝きよ>>45-47
赤の中のモアイさま>>48-50
青の上のウォーターシティ>>51-54
白の下のバトルロワイヤル>>55-57
黄の外の太陽・・・?>>58-60
その呪文の続きには>>61-66
「誰か」の世界にとってのピース>>67-71
ここに。>>72-76


「決戦前夜」
輝ける希望の星達よ>>114-117
二度の生における旅路>>118-120
「太陽」の焔を>>121-125


「キャメロット城での決着」
現在キャメロット城:正門>>126-127
現在キャメロット城:世界を約50%吸収>>128-129
現在キャメロット城:世界を約80%吸収>>130-133
我らの望む未来>>134-136
太陽のナミダ>>137-141
There are our home here>>142-147


「女性ケロン人小隊襲来」
一の儀、女性ケロン人小隊襲来!>>369-372
二の儀、ささやかな疑念>>373-376
三の儀、偽物と本物>>377-380
四の儀、ゆずれなき信念>>381-384
五の儀、星へ届けるハーモニー>>385-388


「フェアリー・レクイエム〜トリスタンの名を持つ妖精の少女〜」
「トリスタン」は突然に>>549-552
日常ブレイカー?それとも・・・?>>553-556
妖精姫のトマドイ。>>557-560
キミが望むなら、どこまでも連れてゆこう>>561-564


「フェアリー・レクイエム〜謎の妖精の騎士一味〜」
新たな戦いの幕開けの予兆>>585-588
逢瀬とサーヴァント召喚の再認識>>589-592(更新)


「前後編」
かけがえのない「君」>>26-28>>29-32
戦国時代からの謎の挑戦状!>>87-91>>92-95
苺の彼方をもう一度>>106-109>>110-113
シチリアでの鳥の夢>>271-275>>276-281>>282-285
月夜でのエンゲージ>>326-331>>332-336
雪月に小さな花びらを>>421-424>>425-428
時空鉄道の夜>>483-487>>488-498
カービィだらけ>>511-515>>516-519
ワドワド☆サマーアドベンチャー!>>520-525>>526-530>>531-536
世に放った誠を探しに>>565-568>>569-573>>574-578


「風花月夜伝〜友情よりも、忠義よりも〜」
第一の巻:逆光降臨>>8-10
第二の巻:御一行様之旅珍道中>>11-12
第三の巻:恋せよ浪漫、忍の花に>>13-15
第四の巻:変わりはしないもの>>16-18
第五の巻:生きとし、生ける者。>>19-20
第六の巻:揺るぎない、どうしても。>>21-22
最終の巻:音が導く先>>23-25


「風花月夜伝2〜花は今、光へと舞う〜」
第一幕:異変を告げられし江戸>>216-219
第二幕:渦巻く四方と空>>220-223
第三幕:咆哮の中に在る「声」>>224-227
第四幕:私の輝きの星>>228-231
第五幕:忍び寄る戦いの迫る時>>232-235
第六幕:怨恨開花>>236-240
最終幕:空へ>>241-245


「灯火の星〜第六天魔王の乱〜」
第一の段:わし、参上!>>290-293
第二の段:雷に阻まれるのならば、やることは?>>294-297
第三の段:キミと、光と>>298-301
第四の段:聖地の謎かけを解き明かせ!>>302-305
第五の段:闇夜の城で見つけたのは・・・>>306-309
第六の段:光と闇の諍い>>310-313
最終の段:そして魔王は、悪魔と共に歩き出した。>>314-317


「チェリーワールド×蒸気都市〜夢幻の歯車の光〜」
第1話:ようこそ蒸気都市>>441-444
第2話:風を便りに>>445-448
第3話:決して叶いもしないだろうけど、>>449-452
第4話:魔女の■の讃歌>>453-456
第5話:蒸気聖杯戦争の「目的」>>457-460
第6話:風よ光へと吹け>>461-465
最終話:さよなら蒸気都市>>466-470

雪の輝き、小さな夢(その4) ( No.348 )
日時: 2024/12/11 17:19
名前: 桜 (ID: Zp53hDuK)

そして現在の時間軸、受験が合格したことで星ノ宮学園中等部の音楽科1年生となった小夢は吹奏楽部に入部し、同じ部活の子やドイツのチェロ留学から編入して来たミイを始めとした同じクラスの子の友達もできた。当初は美少女ではあったが儚げな雰囲気を放つ高嶺の花という印象だったが、それも徐々に変わってきている。同じ科であり、吹奏楽部の現部長である金城景吾のトロンボーンのハイレベルな演奏技術に心を潰されかけて一時的に彼を恐れたことや金城と同じく音楽科で部活の先輩である木津雅也に気に入られたりしていたが、クルーク達との出会いも含めた数多くの出会いや思い出は以蔵達と出会わなければなかったのだろう。
そう思えるほど、小夢は以蔵には淡い恋心を抱いているのだ。あの時に助けてくれた時からずっと。


サエカ「小夢様、乱麻様達がもうすぐお帰りになるそうです。あと、以蔵もです。土産を持ってくるそうですよ。珍しく博打に勝っただけのものでしょうけど」
小夢「はーい」


小夢は以蔵や義姉の乱麻達が帰って来るのを心待ちにしていた。そんな学生寮に窓越しからのノックである人物が訪ねてきた。理子の同級生かつ松乃いのりの漫画雑誌クローバーでの担当編集者を務める中田だ。


中田「よー、元気にしてるかー?」
小夢「中田君。また〆切明け?」
中田「そうなんだよ、俺が担当する漫画家がまた仕事から逃げ出したから捕まえたと同時に〆切終わるまで見張ったんだ」
小夢「また中田君の得意の操縦かー。それでまたいぞ兄が作った食事をタカリに?」
中田「よくわかったな。あ、御影には上手く言ってくれないか?」
小夢「その漫画家さんが〆切明けだったらしょうがないなー」


すると、サエカがやってきていた。


サエカ「小夢様、三人が帰って来ました。同じタイミングだったそうです。他の寮生もすぐ帰って来るそうですが・・・あら、中田様」
中田「あ、どうもー」


小夢は駆け足気味に玄関の方まで駆けつける。いつものように出迎えるために・・・






以蔵「小夢、もんてたたき!」


おしまい






「後書き」
今回は去年の乱麻ちゃん視点の以蔵さんとの出会い話の別verとなります。これらを見比べてみると面白いかも。
以蔵さんは金や女絡みになるとろくなことにはならないけど、小さい子供達にとってはヒーローになるのが良き。だからなんだかんだでみんなに認められるし、慕われるし、好かれるんだね(その一部はまた厄介なのが・・・)
小夢ちゃんメインのお話は書くのは初だったので新鮮でした。また書きたい気持ちはあるのでネタができたらやってみたいと思います。






感想OK

王ドラなう!(その1) ( No.349 )
日時: 2024/12/16 18:56
名前: 桜 (ID: bFB.etV4)

今回はリンちゃんなうを王ドラにかけたパロディ風味。彼とトリスタンメインダヨー






王ドラなう!王ドラなう!!王ドラなう!!!(繰り返し)


(^ω^≡^ω^)おっおっおっおっ


王ドラをぎゅーぎゅーしたいです。
じたじたするのを抑え込んでぎゅーぎゅーしたいです。蹴られるのもありですよ。蹴っていいですよ、王ドラ


トリスタン「私、マゾなので・・・」
王ドラ「ムキャァァァァァー!!!(大激怒」


王ドラと二人で買い物に行くことになって、
なんでもない顔で


トリスタン「デートですね」


と呟いてめちゃくちゃ慌てさせたいです。


王ドラ「違いますからね!!」


王ドラはいつも鈴を付けていますが、私がこっそりと可愛いリボンに入れ替えていつ気付くかと思いましたが、
王ドラが出かけたのに私が気付かず、
夕方やって来た王ドラが私に声をかけながら、






王ドラ(▼益▼#####)おい(両手にはメリケンサックと包丁を持って突進中)






二つの凶器を両手に突進して来たので、諦めて受け入れたい。






初っ端からクライマックス

王ドラなう!(その2) ( No.350 )
日時: 2024/12/16 18:59
名前: 桜 (ID: bFB.etV4)

(^ω^≡^ω^)おっおっおっおっ


王ドラを褒めちぎりたいです。
そこから褒めちぎり続けまくってだんだんとその顔を真っ赤に照れさせて、さらに照れさせたい。


王ドラ「バカじゃないですか・・・(顔真っ赤」


王ドラがピクシブで「円卓の騎士 Rー18」で検索をかけるのを全力で阻止したい!


王ドラ「いい仕返しの材料ないですか〜♪」
トリスタン「OTL」


王ドラが似合うようにオシャレなブーツを買ってあげたいです。
しかし足が短すぎてただの靴になってしまい、


王ドラ「も、もう履き替えます!!(半泣き」


と言って逃げ出そうとする王ドラを全力でフォローしたい。


(^ω^≡^ω^)おっおっおっおっ


朝起きると、いきなり擬人化ショタになっていた王ドラをどう接していいか分からず、
言葉が少なくなってしまい、
「食後、私が洗いますね」と言われたから、
「あっ、大人の私がやります!」と言って守ってあげたい。


王ドラ「なんで肝心な時に大人ぶるんですか??」


王ドラなう!王ドラなう!!王ドラなう!!!(繰り返し)


(^ω^≡^ω^)おっおっおっおっ


王ドラが喧嘩禁止なのに、喧嘩してるところを出会して、
慌てふためく姿を納めたい。


王ドラ「ユーリさんやロムさんには絶対に言わないで下さい!!」


王ドラがいつまで経っても「トリスタンさん」呼びに変えようとするので、
その度に「そんな毎回直さなくていいですよ」「はい、トリさん。あっ、しまった!」みたいな会話を毎回やりたい。


王ドラ「ち、違いますからね!これはそのっ!」
トリスタン(可愛らしい・・・)
ベディ(別にそんなの直さなくとも・・・(トリスタンにチャラ王からの伝言を送ろうとしたら王ドラと出会して彼の「トリさん」呼びを聞いた)


魔法使いか・・・と呟く王ドラに
「王ドラが魔法使いになったら、マジック王ドラですね」と声をかけたくて、
でも、きっと引かれるような顔しか返ってこないから我慢したい。


トリスタン(引かれた方が罵倒されるよりも悲しい・・・)


(^ω^≡^ω^)おっおっおっおっ


疲れて帰って来た王ドラがソファで隣に座って、
そのまま肩に寄りかかって寝てしまい、あたたかくなりたい。


王ドラ「zzz・・・」
トリスタン(寝てる相手を襲う趣味はないですからね・・・)←しかし勝手に添い寝しに行く奴


王ドラが私が熱あるか確かめるために額を近づこうとしたので、
しばし動揺して、それを表に出さないように、ほっぺを握りたい。


王ドラ「何するんですか!?」
トリスタン「いえ、気まぐれなのですよ(そんな無防備で近づいたら・・・」


市街地で会った王ドラはなんとメガネをつけており、
声をかけると「これは伊達メガネなんですけどね!」と言い訳するけれど、「そのメガネも似合ってるではありませんか」と本心を口にしたところ、俯いて無言になられたい。


王ドラ「円卓ってみんなこのような感じなのですか・・・」
トリスタン「ははは、それは日常茶飯事でしたからね」


(^ω^≡^ω^)おっおっおっおっ


王ドラが黄色い声をあげる女子達に囲まれて、
そのまま気絶しそうになったので、手を掴む形で助け出して二人で逃げ切って、
追ってきた女子達から隠れるように路地裏にいた時に、王ドラが耳を垂れながら、


王ドラ「直さなきゃいけないのは分かってるんですけどね・・・」


と静かに話すので、






トリスタン「いいえ、むしろそのままの方が可愛いですよv」






と励ますつもりで言い出した後に殴られたい。


王ドラなう!王ドラなう!!王ドラなう!!!(繰り返し)

王ドラなう!(その3) ( No.351 )
日時: 2024/12/16 19:01
名前: 桜 (ID: bFB.etV4)

「後書きという名のおまけ」可愛いリボンのその後


パワえもん「その首元のリボンは何?って聞いたら顔にグーパン三発ぶちかましやがった・・・OTL」
ドラえもん「ふーん・・・あ、トリスタンさんだ」
パワえもん「トリスタン!?おいっ王ドラのあのリボンに関してキミは」






やってきたトリスタン:王ドラによりケチャップまみれの肉塊状態


パワえもん「何があったの!!?」
トリスタンだったもの「面目ありません・・・」






お粗末さまでした。感想OK

聖夜、君に贈り物を(その1) ( No.352 )
日時: 2024/12/24 17:20
名前: 桜 (ID: EL31vbVI)

今回はクリスマス2024の二本立て、第一弾!
今いるサーヴァントの味方陣営で公式でサンタになってるあの人がメイン!あと、ほのぼの&ちょっぴりシリアス。






いよいよクリスマス。この日は本当に欲しいものをくれた時に人々は笑顔になれます。
これはそんなささやかな贈り物を送ろうと奔走する、とある英雄のお話ーーーーー






ナーサリー「もうすぐクリスマスだわ!」


聖夜が近づき、子供組も何気にソワソワしているのを見たクルーク直属のサーヴァント、ライダー・女王メイヴはそれと反対にどんよりしていた。


メイヴ「あ〜ん!こっちはクリスマスでデートしてくれる男がいないのに〜!」
クー「そりゃ大半が可愛い彼女持ち&意中の相手がいるからな;」
ラーマ(ああ、シータ・・・)


すると、そんなメイヴにある贈り物を置いた人物の姿があった。シグレ直属のサーヴァント、ランサー・カルナだ。


カルナ「コノートの女王よ、贈り物だ。ありがたく受け取るがいい」
メイヴ「あら、珍しいわね。って・・・」


そのカルナの姿に三人は驚いた!なんと・・・






カルナの霊基がサンタサーヴァントと化したからだ・・・!(FGOのクリスマスイベ2020のもの)






クー「カルナ!?どうしたその格好!?」
カルナ「散歩していた時にある神に会ってな。気付いたら霊基がこのような姿になっていたのだ。ちなみにセイバークラスにチェンジさせられたが、俺のマスターのシグレには話していない」
ラーマ「絶対霊基をいじられたな・・・;」
カルナ「だが、俺は同時にある役目を得た」


カルナは目を開けながら言う。






カルナ「サンタだ」
三人「ゑ?」






カルナの発言に三人は呆気に取られそうになったが、ある声があった。


???「ヒッヒッヒッ!つまりわえがこやつをサンタにしたんじゃあ」


四人が上を見やると、そこには半人半竜の身体を持つ金髪の褐色肌の女性が飛んでいた!


クー「誰だあんた!?サーヴァントか!?」
???「そうじゃ。わえはランサー・ヴリトラ。そこのセイバーならわえの名を知っておるな?」
ラーマ「余の物語の舞台と同じ、インド神話の邪竜か・・・!」


ヴリトラはラーマの物語である「ラーマーヤナ」と並ぶ、インドのあらゆる英雄達が集う古代叙事詩「マハーバーラタ」などでインドラ神の前に幾度も立ちはだかった邪竜である。そんな彼女がなぜこのチェリーワールドに召喚されたのか疑った。


メイヴ「まさか何らかの策謀で召喚されたの?」
ヴリトラ「いや?わえは偶発的に召喚されたいわゆるはぐれサーヴァントと同様じゃな」
クー「うわっ、んな気まぐれを!!」


いわゆるはぐれサーヴァントとして召喚されたヴリトラを前に思わず呆れるが、彼女はそれを気にせずに満面の笑顔で話す。


ヴリトラ「じゃが、とある面白いものを見つけてな。その人物に一番欲しい贈り物を渡すためにも、この施しの英雄にサンタになってもらおうと思ったんじゃ。まあその過程としてわえからの苦難は与えるがな」
ラーマ「つまり・・・?」






ヴリトラ「貴様らにはサンタとしてのカルナの手伝いをしてもらうのじゃ!」






一方、カルナが帰って来てないことに気付いたシグレに彼を探して欲しいと頼まれたナルカミ直属のサーヴァント、アーチャー・アルジュナはフィーバー五人組に相談していた。


クルーク「えっ、カルナが行方不明!?」
アルジュナ「そうです。カルナが散歩に行ったきり帰って来てないとシグレから相談を受けて今探しているところです。自分のマスターを心配させて、どこまでもあの者はおかしな行動をするのでしょうね・・・」


ため息を吐いたアルジュナにラフィーナはクスクスと笑いながら言う。


ラフィーナ「なんだかんだ言いつつ、あなたも心配してますわね」
アルジュナ「そんな気持ちではないです。ただシグレに相談を受けたから・・・」
アミティ「それだったら今も探し続けて、こうしてあたし達に相談するわけないじゃん。あたし達も友達に何かあったら心配するし」
シグ「とりあえず何かあったら聞く」
リデル「少なくとも、今の顔は敵対的ではないと思いますよ」


フィーバー五人組はカルナとアルジュナが種違いの兄弟であるのを知っていながら深くは聞かないが、アルジュナは彼らのそういった気遣いには感心しつつもそれがより深く突き刺さっていた。なんだかんだで彼なりにカルナを気にかけていたのを見抜かれていたのだろう。


アルジュナ「そういうところですよ、あなた達。別にそういう気遣いは今更・・・」


すると、ドアのノックが鳴った!クーだ。


クー「クルーク、ちょっといいかー?」
クルーク「何?」
クー「行方不明だったカルナなら今こっちが預かってるぜ」
クルーク「!よかった、じゃあ・・・」






クー「だから、これからちょっと出かける。リデルのサーヴァントと一緒にすぐに帰るぜ」
クルーク「え?」






クーがそう言って立ち去った後、クルークはドアを素早く開けた!


クルーク「待て、クー・フーリン!ラーマも巻き込んでるのか・・・って、いない!?」
リデル「ラーマさんもどこかに出かけたんですか!?」


それを聞いたアルジュナは理由を察した後、フィーバー五人組に告げる。


アルジュナ「今すぐカルナ達が何をしているのか尾けてください。私も同行するので」
アミティ「えっ、なんで!?」






アルジュナ「カルナは恐らく、サンタ霊基になっています」






今回はクリスマス話、1本目


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